JP4757587B2 - 積層コンデンサ、及び、その製造方法 - Google Patents

積層コンデンサ、及び、その製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、積層コンデンサ、及び、その製造方法に関する。更に詳しくは、等価直列インダクタンス(以下、ESLと称する)の小さな積層コンデンサ、及び、その製造方法に関する。
CPU等においては、電源電圧が変動すると、その動作が大きな影響をうけることから、電源電圧の変動を抑え電源を安定化させる手段として、CPUの周辺に積層コンデンサが配置される。
ところが、近年、CPUの動作周波数の高周波数化に伴い、高速、かつ、大きな電流変動が発生し易くなり、積層コンデンサ自身が有しているESLの影響が大きくなり、このESLを含む総合インダクタンスが電源の電圧変動に影響を与えるおそれが生じつつある。
ESLを低減させる技術として、例えば、特許文献1は、誘電体基体の内部に埋設した多数の対向電極群とコンデンサの表面に形成した端子電極群とを多数のスルーホールで接続することによりESLを低減させた第1コンデンサ部と、誘電体基体の内部に埋設した対向電極群を少数のスルーホールで接続することにより大容量化を実現させた第2コンデンサ部とを含む積層コンデンサを開示している。
しかし、特許文献1に記載された積層コンデンサにおいて、第1コンデンサ部は、多数の対向電極群のそれぞれに多数のスルーホールが接続された複雑な構成を有するので、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを別に製造して、最後に両者を組合せるといった複雑な工程が必要になり、製造が困難になるという問題が生じる。
また、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを個別に製造して、最後に両者を組合せる方法で製造した場合、第1コンデンサ部の下面のセラミック層と、第2コンデンサ部の上面のセラミック層とが接合されることとなり、接合部分においてセラミック層の厚みが2倍になる。このように、セラミック層が厚くなると、製品の薄型化の妨げになるとともに、大容量化の妨げになるという問題が生じる。
特開2004−172602号公報
本発明の課題は、ESLを低減させた積層コンデンサを提供することである。
本発明のもう一つの課題は、製品の大容量化を実現し得る積層コンデンサを提供することである。
本発明の課題は、製品の薄型化を実現し得る、積層コンデンサを提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、本発明の積層コンデンサの製造に適した製造方法を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明は、積層コンデンサ、及び、その製造方法を開示する。
1.積層コンデンサ
本発明に係る積層コンデンサは、誘電体基体と、第1の端子電極と、第2の端子電極と、第1の内部電極と、第2の内部電極と、第1の外層スルーホール導体と、第2の外層スルーホール導体と、第1の内層スルーホール導体と、第2の内層スルーホール導体とを含む。
前記第1の端子電極は複数であり、それぞれが間隔を隔てて前記誘電体基体の表面に備えられている。前記第2の端子電極も複数であり、それぞれが、間隔を隔てて前記誘電体基体の前記表面に備えられている。
前記第1の内部電極は複数であって、それぞれが、前記誘電体基体の内部に層状に埋設されている。前記第2の内部電極も複数であって、それぞれが、前記誘電体基体の内部に、前記第1の内部電極と交互に対向するように層状に埋設されている。
前記第1の外層スルーホール導体は複数であり、それぞれが、前記第1の内部電極のうち、前記誘電体基体の前記表面に最も近い位置にある前記第1の内部電極と、前記第1の端子電極のそれぞれとを接続する。前記第2の外層スルーホール導体も複数であり、それぞれが、前記第2の内部電極のうち、前記誘電体基体の前記表面に最も近い位置にある前記第2の内部電極と、前記第2の端子電極のそれぞれとを接続する。
前記第1の内層スルーホール導体は、前記第1の内部電極のそれぞれを接続し、前記第2の内層スルーホール導体は、前記第2の内部電極のそれぞれを接続している。
上述したように、本発明に係る積層コンデンサにおいて、複数の第1の端子電極が、間隔を隔てて誘電体基体の表面に備えられており、複数備えられた第1の外層スルーホール導体のそれぞれが、第1の端子電極のそれぞれを、第1の内部電極に接続している。
第1の内部電極と対となる第2の内部電極に関しても同様で、複数の第2の端子電極が、間隔を隔てて誘電体基体の表面に備えられており、複数備えられた第2の外層スルーホール導体のそれぞれが、第2の端子電極のそれぞれを、第2の内部電極に接続している。
かかる構成によれば、第1の内部電極、第1の外層スルーホール導体、及び、第1の端子電極を通して流れる高周波電流と、第2の内部電極、第2の外層スルーホール導体、及び、第2の端子電極を通して流れる高周波電流の方向が互いに逆向きになるので、高周波電流によって発生する磁界が互いに打ち消し合うこととなり、ESLが低減する。
また、第1の端子電極のそれぞれは、誘電体基体の表面に最も近い位置にある第1の内部電極にのみ接続され、第2の端子電極のそれぞれも、誘電体基体の表面に最も近い位置にある第2の内部電極にのみ接続されているから、スルーホール数が減少し、製造が容易となる。
更に、第1の端子電極に接続された第1の内層スルーホール導体が、複数の第1の内部電極のそれぞれを接続し、第2の端子電極に接続された第2の内層スルーホール導体が、複数の第2の内部電極のそれぞれを接続しているから、第1の内部電極と第2の内部電極との間に生じる静電容量を、第1の内層スルーホール導体及び第2の内層スルーホール導体によって並列接続し、第1の端子電極及び第2の端子電極から大きな静電容量を取り出すことができる。
好ましくは、第1、第2の内層スルーホール導体の数を、第1、第2の外層スルーホール導体の数よりも少なくする。こうすることにより、第1、第2の内層スルーホール導体による第1、第2の内部電極の実質的な対向面積の減少を抑え、大きな静電容量を取得することができる。
また、第1、第2の内層スルーホール導体の数を少なくすることにより、製造が容易になり、製品の低コスト化を図ることができる。そして、製造が容易になるから、絶緑不良やショート不良が低減し、製品歩留まりが向上する。
本発明に係る積層コンデンサは、最も外層に配置された第1、第2の内部電極のみが、第1、第2の外層スルーホール導体を介して、第1、第2の端子電極に接続された簡単な構造を有するから、一連の工程で製造することができる。このため、上述した特許文献1のように、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを個別に製造して、最後に両者を組合せる製造方法と比較して、容易に製造することができる。
2.第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法
本発明の第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法では、まず、第1のグリーンシートを複数枚用意し、順次に積層する。第1のグリーンシートは、第1のスルーホール導体が備えられた第1の誘電体層の上に第1の導体層が備えられている。第1のスルーホール導体は、第1、第2の内層スルーホール導体となる部分であり、第1の誘電体層は、誘電体基体となる部分であり、第1の導体層は、第1、第2の内部電極となる部分である。
次に、第1のグリーンシートの上に、第2のグリーンシートを積層する。第2のグリーンシートは、第2のスルーホール導体が備えられた第2の誘電体層の上に第2の導体層が備えられている。第2のスルーホール導体は、第1の内層スルーホール導体及び第2の外層スルーホール導体となる部分であり、第2の誘電体層は、誘電体基体となる部分であり、第2の導体層は、第1の内部電極となる部分である。
次に、第2のグリーンシートの上に、第3のグリーンシートを積層する。第3のグリーンシートは、第3の誘電体層に第3のスルーホール導体が備えられている。第3のスルーホール導体は、第1、第2の外層スルーホール導体となる部分であり、第3の誘電体層は、誘電体基体となる部分である。
3.第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法
本発明の第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法では、まず、第1のグリーンシートを用意する。第1のグリーンシートは、第1のスルーホール導体が備えられた第1の誘電体層の上に第1の導体層が備えられている。第1のスルーホール導体は、第1、第2の外層スルーホール導体となる部分であり、第1の誘電体層は、誘電体基体となる部分であり、第1の導体層は、第1の内部電極となる部分である。
次に、第1のグリーンシートの上に、第2のグリーンシートを積層する。第2のグリーンシートは、第2のスルーホール導体が備えられた第2の誘電体層の上に第2の導体層が備えられている。第2のスルーホール導体は、第1の内層スルーホール導体及び第2の外層スルーホール導体となる部分であり、第2の誘電体層は、誘電体基体となる部分であり、第2の導体層は、第2の内部電極となる部分である。
次に、第2のグリーンシートの上に、複数の第3のグリーンシートを順次に積層する。第3のグリーンシートは、第3のスルーホール導体が備えられた第3の誘電体層の上に第3の導体層が備えられている。第3のスルーホール導体は、第1、第2の内層スルーホール導体となる部分であり、第3の誘電体層は、誘電体基体となる部分であり、第3の導体層は、第1、第2の内部電極となる部分である。
上述したように、本発明の第1、第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法によれば、一連の工程で積層コンデンサを製造することが可能となる。このため、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを個別に製造して、最後に両者を組合せる従来製造方法(特許文献)と比較して、容易に製造することができる。
また、本発明に係る積層コンデンサの製造方法は、上述した特許文献1のように、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを組合せる方法ではなく、一連の工程である。このように、一連の工程で製造することにより、特許文献1の積層コンデンサのように、第1、第2の内部電極を含む部分と、外層電極を含む部分との境界部分においてセラミック層が厚くなることがない。このため、製品の薄型化、及び、大容量化が図られる。
以上説明した本発明に係る積層コンデンサ、及び、積層コンデンサの製造方法には、次のような効果がある。
(1)ESLを低減した積層コンデンサを提供することができる。
(2)製品の大容量化を実現し得る、積層コンデンサを提供することができる。
(3)製品の薄型化を実現し得る、積層コンデンサを提供することができる。
(4)本発明の積層コンデンサの製造に適した製造方法を提供することができる。
1.積層コンデンサ
図1は本発明に係る積層コンデンサの一実施例を示す断面図、図2は図1に示した積層コンデンサの分解平面図である。ただし、図2において、端子電極の図示は省略されている。
図1、図2において、積層コンデンサは、誘電体基体12と、第1、第2の端子電極31、32と、第1、第2の内部電極群41、42と、第1、第2の外層スルーホール導体61、62と、第1、第2の内層スルーホール導体51、52とを含む。誘電体基体12は、例えば、セラミック誘電体である。誘電体基体12の寸法は、縦×横×厚みが、例えば、10mm×10mm×0.85mm程度である。
第1、第2の端子電極31、32のそれぞれは、互いに間隔を隔てて誘電体基体12の表面に分散して配置されている。
第1の内部電極群41は、第1の内部電極411〜41nを含み、誘電体基体12に埋設されている。第1の内部電極411〜41nのそれぞれは、層状に備えられている。第2の内部電極群42は、第2の内部電極421〜42nを含み、誘電体基体12に埋設されている。第2の内部電極421〜42nのそれぞれは、第1の内部電極411〜41nのそれぞれと交互に配置され、第1の内部電極411〜41nと対向するように層状に備えられている。
第1の外層スルーホール導体61は、第1の端子電極31のそれぞれを、第1、第2の端子電極31、32の形成された表面に最も近接した第1の内部電極411に接続している。第2の外層スルーホール導体62は、第2の端子電極32のそれぞれを、第1、第2の端子電極31、32の形成された表面に最も近接した第2の内部電極421に接続している。
第1の内層スルーホール導体51は、第1の内部電極411〜41nのそれぞれを接続している。第2の内層スルーホール導体52は、第2の内部電極421〜42nのそれぞれを接続している。
図において、第1、第2の内層スルーホール導体51、52は、1対であって、第1、第2の内部電極411〜41n、421〜42nの中央付近に、互いに近接して備えられている。
第1、第2の内層スルーホール導体の直径は、第1、第2の外層スルーホール導体の直径よりも大きく、例えば、4〜16倍程度とすることが好ましい。具体的には、例えば、第1、第2の内層スルーホール導体の直径は150〜200μm程度であり、第1、第2の外層スルーホール導体の直径は50〜80μm程度である。
上述したように、本発明に係る積層コンデンサにおいて、第1、第2の端子電極31、32のそれぞれは、複数であり、間隔を隔てて誘電体基体12の表面に備えられている。第1の外層スルーホール導体61は、複数であり、第1の端子電極31のそれぞれを第1の内部電極に接続している。第2の外層スルーホール導体62は、複数であり、第2の端子電極32のそれぞれを第2の内部電極に接続している。
かかる構成により、第1、第2の内部電極が第1、第2の外層スルーホール導体61、62を介して第1、第2の端子電極31、32に接続され、相互に逆向きに流れる高周波電流で磁界を互いに打ち消し合うこととなり、ESLが低減する。
また、第1の端子電極31のそれぞれは、第1、第2の端子電極31、32に最も近接した第1の内部電極411にのみ接続され、第2の端子電極32のそれぞれは、第1、第2の端子電極31、32に最も近接した第2の内部電極421にのみ接続されている。かかる構成により、スルーホール数が減少し、製造が容易となる。
本発明に係る積層コンデンサにおいて、第1の内層スルーホール導体51は、複数の第1の内部電極411〜41nのそれぞれを接続し、第2の内層スルーホール導体52は、複数の第2の内部電極421〜42nのそれぞれを接続している。
かかる構成により、第1の内層スルーホール導体51を介して互いに接続された第1の内部電極411〜41nと、第2の内層スルーホール導体52を介して互いに接続された第2の内部電極421〜42nとの間に、大きな容量を得ることができる。
図示の実施例では、第1、第2の内層スルーホール導体51、52の数を、第1、第2の外層スルーホール導体61、62の数よりも少なくすることにより、第1、第2の内部電極411〜41n、421〜42nの実質的な対向面積の減少を抑え、大きな静電容量を得ることができる。
第1、第2の内層スルーホール導体51、52の数を一対とし、スルーホール導体の数を少なくしているから、その分だけ、製造が容易になり、製品の低コスト化を図ることができる。そして、製造が容易になるから、絶緑不良やショート不良が低減し、製品歩留まりが向上する。
第1、第2の内層スルーホール導体51、52は、第1、第2の外層スルーホール導体61、62よりも断面積が大きいから、第1、第2の内層スルーホール導体51、52の数を減らしても、良好な導通が確保でき、接続不良が回避される。また、断面積を大きくすることにより、ESLの低減を図ることもできる。
最も外層に配置された第1、第2の内部電極411〜41nのみが、第1、第2の外層スルーホール導体61,62を介して、第1、第2の端子電極31,32に接続された簡単な構造を有するから、一連の工程で製造することができる。このため、上述した特許文献1のように、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを個別に製造して、最後に両者を組合せる製造方法と比較して、容易に製造することができる。
また、第1、第2の内層スルーホール導体51、52が1対であって、第1、第2の内部電極411〜41n、421〜42nの中央に配置されている。このため、電流が均一に分散されるので、ESLが低減する。更に、図示の実施例では、第1、第2の内層スルーホール導体51、52は、互いに近接しているから、いっそうESLが低減することとなる。
図3は本発明に係る積層コンデンサの別の一実施例を示す断面図、図4は図3に示した積層コンデンサの分解平面図である。ただし、図4において、端子電極の図示は省略されている。以下の図において、同一の構成部分については、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
図3、図4に示した積層コンデンサは、第1、第2の内層スルーホール導体51、52が2対設けられている点で、図1、図2に示した積層コンデンサと相違する。
図において、第1、第2の内層スルーホール導体51、52は、互いに近接しており、第1、第2の内部電極411〜41n、421〜42nの中央に配置されている。
図示の実施例の積層コンデンサは、第1、第2の内層スルーホール導体51、52が、2対以上であって、第1、第2の内部電極411〜41n、421〜42nの中央に配置されているから、絶緑不良を生じるおそれが更に低減される。
図5は本発明に係る積層コンデンサの更に別の一実施例を示す断面図、図6は図5に示した積層コンデンサの分解部分断面図である。ただし、図6において、端子電極の図示は省略されている。
図5、図6に示した積層コンデンサは、第1、第2の内層スルーホール導体51、52が4対設けられている点で、図1〜図4に示した積層コンデンサと相違する。
図において、第1の内層スルーホール導体51のそれぞれは、第2の内層スルーホール導体52に近接し、対を構成している。第1、第2の内層スルーホール導体51、52の対のそれぞれは、第1、第2の内部電極411〜41n、421〜42nの外周付近に配置されている。
図示の実施例の積層コンデンサは、4対の第1、第2の内層スルーホール導体51、52が備えられているので、その分だけ、絶緑不良を生じるおそれが低減する。
2.第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法
次に、図7〜図11を参照して、本発明の第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法を説明する。図示の製造方法においては、まず、図7に示すように、図1、図2に示した誘電体基体12となるグリーンシート90を複数枚用意し、順次に積層する。
次に、図8に示すように、第1のグリーンシート91を複数枚用意し、グリーンシート90の上に順次に積層する。第1のグリーンシート91は、第1のスルーホール導体912が備えられた第1の誘電体層911の上に第1の導体層913が備えられている。
第1のスルーホール導体912は、図1、図2に示した第1、第2の内層スルーホール導体51、52となる部分であり、第1の誘電体層911は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分であり、第1の導体層913は、図1、図2に示した第1、第2の内部電極412〜41n、421〜42nとなる部分である。
次に、図9に示すように、第1のグリーンシート91の上に、第2のグリーンシート92を積層する。第2のグリーンシート92は、第2のスルーホール導体922が備えられた第2の誘電体層921の上に第2の導体層923が備えられている。
第2のスルーホール導体922は、図1、図2に示した第1の内層スルーホール導体51及び第2の外層スルーホール導体62となる部分であり、第2の誘電体層921は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分であり、第2の導体層923は、図1、図2に示した第1の内部電極411となる部分である。
次に、図10に示すように、第2のグリーンシート92の上に、第3のグリーンシート93を積層する。第3のグリーンシート93は、第3の誘電体層931に第3のスルーホール導体932が備えられている。第3のスルーホール導体932は、図1、図2に示した第1、第2の外層スルーホール導体61、62となる部分であり、第3の誘電体層931は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分である。
次に、図11に示すように、積層された第3のグリーンシート93の上に、図1、図2に示した第1、第2の端子電極31、32となる第4の導体層94を形成する。これにより、図1、図2に示した積層コンデンサが得られる。
ここで、第4の導体層94は、第3のグリーンシート93を積層する前に、第3の誘電体層931の上に形成していても良いし、第1〜第3のグリーンシート91〜93を焼成した後で形成してもよい。
上述したように、本発明の第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法によれば、一連の工程で積層コンデンサを製造することが可能となる。このため、上述した特許文献1のように、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを個別に製造して、最後に両者を組合せる製造方法と比較して、容易に製造することができる。
また、本発明に係る積層コンデンサの製造方法は、上述した特許文献1のように、第1コンデンサ部と第2コンデンサ部とを組合せる方法ではなく、一連の工程で積層コンデンサを製造できる。このように、一連の工程で製造することにより、特許文献1の積層コンデンサのように、第1、第2の内部電極を含む部分と、外層電極を含む部分との境界部分においてセラミック層が厚くなることがない。このため、製品の薄型化、及び、大容量化を図ることができる。
3.第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法
次に、図12〜図15を参照して、本発明の第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法を説明する。
図示の製造方法においては、まず、図12に示すように、第1のグリーンシート96を用意する。第1のグリーンシート96は、第1のスルーホール導体962が備えられた第1の誘電体層961の上に第1の導体層963が備えられている。
第1のスルーホール導体962は、図1、図2に示した第1、第2の外層スルーホール導体61、62となる部分であり、第1の誘電体層961は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分であり、第1の導体層963は、図1、図2に示した第1の内部電極411となる部分である。
次に、第1のグリーンシート96の上に、第2のグリーンシート97を積層する。第2のグリーンシート97は、第2のスルーホール導体972が備えられた第2の誘電体層971の上に第2の導体層973が備えられている。
第2のスルーホール導体972は、図1、図2に示した第1の内層スルーホール導体51及び第2の外層スルーホール導体62となる部分であり、第2の誘電体層971は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分であり、第2の導体層973は、図1、図2に示した第2の内部電極421となる部分である。
次に、図13に示すように、第2のグリーンシート97の上に、複数の第3のグリーンシート98を順次に積層する。第3のグリーンシート98は、第3のスルーホール導体982が備えられた第3の誘電体層981の上に第3の導体層983が備えられている。
第3のスルーホール導体982は、図1、図2に示した第1、第2の内層スルーホール導体51、52となる部分であり、第3の誘電体層981は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分であり、第3の導体層983は、図1、図2に示した第1、第2の内部電極412〜41n、422〜42nとなる部分である。
次に、図14に示すように、第3のグリーンシート98の上に、グリーンシート90を順次に積層する。グリーンシート90は、図1、図2に示した誘電体基体12となる部分である。
次に、図15に示すように、第1のグリーンシート96の上に、図1、図2に示した第1、第2の端子電極31、32となる第4の導体層99を形成する。これにより、図1、図2に示した積層コンデンサが得られる。ここで、第4の導体層99は、第1〜第3のグリーンシート96〜98の焼成前に形成しても良いし、焼成後に形成してもよい。
上述した本発明の第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法は、第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法と同様の構成要件を有するので、同様の作用効果を奏することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明に係る積層コンデンサの一実施例を示す断面図である。 図1に示した積層コンデンサの分解平面図である。 本発明に係る積層コンデンサの別の一実施例を示す断面図である。 図3に示した積層コンデンサの分解平面図である。 本発明に係る積層コンデンサの更に別の一実施例を示す断面図である。 図5に示した積層コンデンサの分解部分断面図である。 本発明の第1の態様に係る積層コンデンサの製造方法を説明する工程図である。 図7に示した工程の後の工程を示す図である。 図8に示した工程の後の工程を示す図である。 図9に示した工程の後の工程を示す図である。 図10に示した工程の後の工程を示す図である。 本発明の第2の態様に係る積層コンデンサの製造方法を説明する工程図である。 図12に示した工程の後の工程を示す図である。 図13に示した工程の後の工程を示す図である。 図14に示した工程の後の工程を示す図である。
符号の説明
12 誘電体基体
31、32 第1、第2の端子電極
41、42 第1、第2の内部電極群
411〜41n 第1の内部電極
421〜42n 第2の内部電極
61、62 第1、第2の外層スルーホール導体
51、52 第1、第2の内層スルーホール導体

Claims (12)

  1. 誘電体基体と、第1の端子電極と、第2の端子電極と、第1の内部電極と、第2の内部電極と、第1の外層スルーホール導体と、第2の外層スルーホール導体と、第1の内層スルーホール導体と、第2の内層スルーホール導体とを含む積層コンデンサであって、
    前記第1の端子電極は複数であり、それぞれが、間隔を隔てて前記誘電体基体の表面に備えられており、
    前記第2の端子電極は複数であり、それぞれが、間隔を隔てて前記誘電体基体の前記表面に備えられており、
    前記第1の内部電極は複数であり、それぞれが、前記誘電体基体の内部に層状に埋設され、周囲を誘電体に覆われており、
    前記第2の内部電極は複数であり、それぞれが、前記誘電体基体の内部に、前記第1の内部電極と交互に対向するように層状に埋設され、周囲を誘電体に覆われており、
    前記第1の外層スルーホール導体は複数であり、それぞれが、前記第1の内部電極のうち、前記誘電体基体の前記表面に最も近い位置にある前記第1の内部電極と、前記第1の端子電極のそれぞれとを接続し、
    前記第2の外層スルーホール導体は複数であり、それぞれが、前記第2の内部電極のうち、前記誘電体基体の前記表面に最も近い位置にある前記第2の内部電極と、前記第2の端子電極のそれぞれとを接続し、
    前記第1の内層スルーホール導体は、前記第1の内部電極のそれぞれを接続し、
    前記第2の内層スルーホール導体は、前記第2の内部電極のそれぞれを接続し、
    前記第1及び第2の内層スルーホール導体の数は、前記第1及び第2の外層スルーホール導体の数よりも少なく、
    前記第1及び第2の内層スルーホール導体の断面積は、前記第1及び第2の外層スルーホール導体の断面積よりも大きい、
    積層コンデンサ。
  2. 請求項1に記載された積層コンデンサであって、
    前記第1、第2の内層スルーホール導体は、前記第1、第2の外層スルーホール導体よりも断面積が大きい、積層コンデンサ。
  3. 請求項1又は2に記載された積層コンデンサであって、前記第1、第2の内層スルーホール導体は、1対であって、前記第1、第2の内部電極の中央に配置されている、積層コンデンサ。
  4. 請求項3に記載された積層コンデンサであって、
    前記第1、第2の内層スルーホール導体は、互いに隣り合っている、積層コンデンサ。
  5. 請求項1又は2に記載された積層コンデンサであって、
    前記第1、第2の内層スルーホール導体は、2対以上であって、前記第1、第2の内部電極の中央に配置されている、積層コンデンサ。
  6. 請求項5に記載された積層コンデンサであって、
    対となる前記第1、第2の内層スルーホール導体のそれぞれは、互いに隣り合っている、
    積層コンデンサ。
  7. 請求項1又は2に記載された積層コンデンサであって、
    前記第1、第2の内層スルーホール導体は、2対以上であって、前記第1、第2の内部電極の外周付近に配置されている、積層コンデンサ。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載された積層コンデンサの製造方法であって、
    第1のグリーンシートを複数枚用意し、順次に積層し、前記第1のグリーンシートは、第1のスルーホール導体が備えられた第1の誘電体層の上に第1の導体層が備えられ、前記第1のスルーホール導体は、前記第1、第2の内層スルーホール導体となる部分であり、前記第1の誘電体層は、前記誘電体基体となる部分であり、前記第1の導体層は、前記第1、第2の内部電極となる部分であり、
    次に、前記第1のグリーンシートの上に、第2のグリーンシートを積層し、前記第2のグリーンシートは、第2のスルーホール導体が備えられた第2の誘電体層の上に第2の導体層が備えられ、前記第2のスルーホール導体は、前記第1の内層スルーホール導体及び前記第2の外層スルーホール導体となる部分であり、前記第2の誘電体層は、前記誘電体基体となる部分であり、前記第2の導体層は、前記第1の内部電極となる部分であり、
    次に、前記第2のグリーンシートの上に、第3のグリーンシートを積層し、前記第3のグリーンシートは、第3の誘電体層に第3のスルーホール導体が備えられ、前記第3のスルーホール導体は、前記第1、第2の外層スルーホール導体となる部分であり、前記第3の誘電体層は、前記誘電体基体となる部分である、
    工程を含む製造方法。
  9. 請求項8に記載された積層コンデンサの製造方法であって、
    積層された前記第3のグリーンシートの上に、前記第1、第2の端子電極となる第4の導体層を形成する、工程を含む積層コンデンサの製造方法。
  10. 請求項1乃至7の何れかに記載された積層コンデンサの製造方法であって、
    第1のグリーンシートを用意し、前記第1のグリーンシートは、第1のスルーホール導体が備えられた第1の誘電体層の上に第1の導体層が備えられ、前記第1のスルーホール導体は、前記第1、第2の外層スルーホール導体となる部分であり、前記第1の誘電体層は、前記誘電体基体となる部分であり、前記第1の導体層は、前記第1の内部電極となる部分であり、
    次に、前記第1のグリーンシートの上に、第2のグリーンシートを積層し、前記第2のグリーンシートは、第2のスルーホール導体が備えられた第2の誘電体層の上に第2の導体層が備えられ、前記第2のスルーホール導体は、前記第1の内層スルーホール導体及び前記第2の外層スルーホール導体となる部分であり、前記第2の誘電体層は、前記誘電体基体となる部分であり、前記第2の導体層は、前記第2の内部電極となる部分であり、
    次に、前記第2のグリーンシートの上に、複数の第3のグリーンシートを順次に積層し、前記第3のグリーンシートは、第3のスルーホール導体が備えられた第3の誘電体層の上に第3の導体層が備えられ、前記第3のスルーホール導体は、前記第1、第2の内層スルーホール導体となる部分であり、前記第3の誘電体層は、前記誘電体基体となる部分であり、前記第3の導体層は、前記第1、第2の内部電極となる部分である、
    工程を含む製造方法。
  11. 請求項10に記載された積層コンデンサの製造方法であって、
    積層された前記第1のグリーンシートの上に、前記第1、第2の端子電極となる第4の導体層を形成する、工程を含む積層コンデンサの製造方法。
  12. 誘電体基体と、第1、第2の端子電極と、第1、第2の内部電極と、第1、第2の外層スルーホール導体と、第1、第2の内層スルーホール導体とを含む、積層コンデンサであって、
    請求項8乃至11の何れかに記載された方法により製造された積層コンデンサ。
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