JP4750395B2 - Ffc用挿入ガイド - Google Patents

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Description

本発明は、FFC用挿入ガイドに関するものである。
従来、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)等と称される平板状可撓(とう)性ケーブルを接続するためにFFC用コネクタが使用されている。なお、本明細書においては、フレキシブルフラットケーブル、フレキシブル回路基板等の平板状可撓性ケーブルを「FFC」と言うこととする。
しかし、FFCは、剛性が低いので、FFC用コネクタの挿入口に挿入する際の挿入抵抗によって、変形したり、挿入不足が生じたりしてしまう。そこで、挿入口の厚さ方向の寸法をFFCの厚さよりも十分に大きな寸法で形成して挿入抵抗をゼロにし、FFCの挿入後にアクチュエータを作動させて、FFCをコネクタの接続端子に押し付けるZIF(Zero−Insertion Force)型のFFC用コネクタがある。もっとも、ZIF型のFFC用コネクタは、構造が複雑で大型化してしまうので、FFC用コネクタと係合してロックするためのロック体をFFCの先端近傍に装着し、アクチュエータを備えていないNon(ノン)−ZIF型のFFC用コネクタにFFCを挿入する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−124321号公報
しかしながら、前記従来のFFC用コネクタにおいて、ロック体は平板状のFFCの側端縁のみを支持するようになっているので、可撓性であるFFCの大部分がロック体に支持されておらず不安定になっている。もっとも、前記従来のFFC用コネクタでは、シールドの機能を有する金属補強板をFFCに積層して補強しているが、通常のFFCに使用されるシールド用の金属層は、肉薄であるから、FFCの変形を防止することができる程の強度を備えていない。また、十分な強度を有する肉厚の金属板を前記金属補強板とした場合には、重量が著しく増加して取扱が困難になり、また、価格も高くなってしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、FFCの先端近傍においてFFCの全周面に亘(わた)って密着し、かつ、6方向に対して移動不能にFFCに取付けられることによって、FFC用コネクタに対してFFCを変形させることなく、適正な姿勢で、かつ、容易に挿入して接続させることができるとともに、FFC用コネクタとの接続状態を容易に確認することができ、FFC用コネクタとの接続状態が不用意に解除されることがなく、信頼性を向上させることができるFFC用挿入ガイドを提供することを目的とする。
そのために、本発明のFFC用挿入ガイドにおいては、FFCの先端近傍に取付けられ、FFC用コネクタと嵌(かん)合してFFCをFFC用コネクタに電気的に接続するFFC用挿入ガイドであって、前記FFCを位置決めする位置決め手段を備え、相互に結合して、前記FFCの全周面に亘って取付けられる第1及び第2ガイド部材を有し、前記第1ガイド部材は、前記FFC用コネクタのロック部材と係合して、FFC用挿入ガイドとFFC用コネクタとをロックする抜止め手段を備え、前記FFCは、本体部及び該本体部の少なくとも一方の面に固着された補強部材を備え、該補強部材は前記FFCの両側から横方向に突出する耳部を備え、前記位置決め手段は、前記第1ガイド部材若しくは第2ガイド部材に形成され、前記補強部材の耳部に形成された位置決め開口に挿入される位置決めボスと、前記第1ガイド部材の両側に先端に向けて延在するように形成され、前記FFCの両側の側端がそれぞれ挿入される堀部と、前記第1ガイド部材の先端において幅方向に延在するように形成されたガイド端部とを備え、前記第1ガイド部材は、前記FFCの一方の面における先端を含む範囲に接触し、少なくとも先端部を含む部分が前記FFC用コネクタの挿入口に挿入可能であり、前記第2ガイド部材は、前記FFCの先端から所定長の範囲を露出させるように前記FFCの他方の面に接触し、前記堀部には、前記FFCにおける前記耳部より先端までの全範囲の側端が挿入され、前記ガイド端部は、前記FFCの信号線が露出している側の面に向って突出し、前記FFCの先端面を保護する保護部を備え、前記FFCの先端は、幅方向の全範囲において、先端面の上端が前記保護部の上面の後端より低くかつ先端寄りに位置する。
本発明によれば、FFC用挿入ガイドは、FFCの先端近傍においてFFCの全周面に亘って密着し、かつ、6方向に対して移動不能にFFCに取付けられる。そのため、FFC用コネクタに対してFFCを変形させることなく、適正な姿勢で、容易にかつ適正に挿入して接続させることができるとともに、FFC用コネクタとの接続状態を容易に確認することができ、FFC用コネクタとの接続状態が不用意に解除されることがなく、信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す斜視図でありFFC用コネクタに嵌合する前の状態を示す斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す斜視図でありFFC用コネクタに嵌合した状態を示す斜視図である。
図1及び2において、20は本実施の形態におけるFFC用挿入ガイドであり、FFC40をFFC用コネクタ10に電気的に接続するために使用される。なお、本実施の形態において、FFCは、「背景技術」の項において説明したように、一般的にFFCと称されるフレキシブルフラットケーブルだけでなく、FPCと称されるフレキシブル回路基板も含めた平板状可撓性ケーブルのことを意味する。また、本実施の形態において、FFC用コネクタ10、FFC用挿入ガイド20及びFFC40の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、FFC用コネクタ10、FFC用挿入ガイド20及びFFC40が図に示される姿勢である場合に適切であるが、FFC用コネクタ10、FFC用挿入ガイド20及びFFC40の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記FFC用コネクタ10は、レセプタクルコネクタ(本実施の形態では、基板装着用コネクタ)であって、合成樹脂等の絶縁材によって一体的に形成されたコネクタ本体としてのハウジング11と、該ハウジング11の長手方向の両端に取付けられた金属製のネイル15とを有する。そして、前記ハウジング11は、上方からFFC用挿入ガイド20と一体になったFFC40の端部を挿入するための開口部である挿入口12を有し、該挿入口12には金属製の端子13が装填(てん)される端子受入溝16が複数形成されている。該端子受入溝16は、例えば、ピッチ約1.0〔mm〕で30本程度形成され、各端子受入溝16には端子13が1つずつ装填されるようになっている。なお、必ずしもすべての端子受入溝16に端子13が装填される必要はなく、FFC40の後述される信号線43の配列に対応させて、端子13を適宜省略することができる。
そして、前記FFC用コネクタ10は、アクチュエータを備えていないNon−ZIF型のコネクタであり、挿入口12は幅の狭いスロット状の形状を備え、短手方向の寸法はFFC用挿入ガイド20と一体になったFFC40の端部の厚さ寸法とほぼ同じ程度である。また、前記ハウジング11には、FFC用挿入ガイド20の後述される係合用腕部22と係合して、FFC40の端部と一体になったFFC用挿入ガイド20をロックするためのロック部材としての係合用膨出部14が一体的に形成されている。さらに、該係合用膨出部14には、前記係合用腕部22の係合用突起部22aと係合する係合用開口部14aが形成されている。
なお、前記FFC用コネクタ10は、いわゆるストレートタイプのコネクタであり、図1及び2に示されるように、後述される基板55に対して立設した状態で、すなわち、挿入口12の開口が上を向いた状態で、基板55にネイル15をはんだ付することによって実装される。
また、前記FFC用挿入ガイド20は、合成樹脂等の絶縁材によって一体的に形成された第1ガイド部材21、及び、合成樹脂等の絶縁材によって一体的に形成され、前記第1ガイド部材21に結合される第2ガイド部材31を有する。前記第1ガイド部材21には、一端が自由端になっている抜止め手段としてのカンティレバー状の係合用腕部22が一体的に形成されている。そして、該係合用腕部22には、係合用突起部22a、操作用膨出部22b及び位置規制用突起部22cが一体的に形成されている。また、前記第1ガイド部材21には、前記位置規制用突起部22cと係合して、係合用腕部22の自由端の位置を規制するための規制用部材23が、係合用腕部22の両側に形成されている。さらに、前記第1ガイド部材21の長手方向の両端には、第2ガイド部材31と結合する結合手段としての第1結合部24が形成されている。
一方、前記第2ガイド部材31の長手方向の両端には、第1ガイド部材21と結合する結合手段としての第2結合部33が形成されている。そして、前記第1結合部24と第2結合部33とを係合させ、FFC40の端部を表裏両面から挟み込んだ状態で第1ガイド部材21と第2ガイド部材31とを結合させることによって、FFC用挿入ガイド20がFFC40の端部に取付けられ、図1及び2に示されるように、FFC用挿入ガイド20とFFC40とが一体的となる。
次に、前記FFC用挿入ガイド20の構成を詳細に説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す三面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す断面図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す分解斜視図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す他の分解斜視図であり図5の反対側から見た図である。
なお、図3(a)は正面図、図3(b)は下面図、図3(c)は側面図である。また、図4はFFC40の両端に取付けられたFFC用挿入ガイド20を示している。さらに、図3〜6において、FFC40は端部のみが示されており、他の部分は図示が省略されている。
図3〜6に示されるように、第1ガイド部材21は、FFC40の幅方向に延在する帯状の形状、すなわち、概略長方形の形状を有する板状の部材である。そして、図6に明瞭に示されるように、FFC40に当接する側、すなわち、内側の面は全体的に平面であり、その長手方向の両端に前記内側の面に対して垂直に突出する位置決め用突出部材としての位置決めボス25が形成されている。また、該位置決めボス25の下方には、該位置決めボス25と同様に、内側の面に対して垂直に突出する側壁部26が形成されている。該側壁部26は、第1ガイド部材21の短手方向に延在し、前記内側の面との間にFFC40の側端が挿入される溝状の堀部26aが形成されている。また、第1結合部24の側面には結合突起24aが形成されている。さらに、第1ガイド部材21の先端(図6における下端)において、内側の面には長手方向に延在するガイド端部27が形成され、図3(c)に示されるように、外側の面の縁部21aは、アールが形成され、円周面形状を備えている。
そして、FFC40は、図6に明瞭に示されるように、内部に導電性を備える箔(はく)状の信号線43を複数本備える本体部としてのケーブル本体部41を有する。前記信号線43は、電気的絶縁性を示す図示されない複数のフィルム状の絶縁層によって両側から挟み込まれたようにして被覆されている。また、該絶縁層の外側には、ノイズ等を防止するための金属製のグランド層が少なくとも1枚配設されていることが望ましい。そして、前記ケーブル本体部41の第2ガイド部材31側の面における先端縁(図6における下端縁)から所定範囲においては、信号線43の被覆が取除かれ、信号線43が露出している。なお、該信号線43は、例えば、ピッチ約1.0〔mm〕で30本程度配設されている。
また、前記FFC40は、ケーブル本体部41の第1ガイド部材21側の面に固着された板状の補強部材としての補強フィルム42を有する。該補強フィルム42は、図5に示されるように、FFC40の幅方向に延在する帯状の形状、すなわち、概略長方形の形状を有し、FFC40の両側から横方向に突出する耳部42aを備え、該耳部42aには位置決め開口42bが形成されている。そして、FFC40における前記耳部42aより先端側の側端は、第1ガイド部材21の堀部26aに挿入され、前記耳部42aの位置決め開口42bには、第1ガイド部材21の位置決めボス25が挿入される。これにより、第1ガイド部材21に対するFFC40の位置決めがなされる。なお、前記耳部42aを省略することもできる。この場合、前記位置決め開口42bはFFC40の側縁近傍に形成される。
さらに、第2ガイド部材31は、図3〜6に示されるように、FFC40の幅方向に延在する帯状の形状、すなわち、概略長方形の形状を有する板状の部材であり、その短手方向の寸法が前記第1ガイド部材21の短手方向の寸法より短くなっている。そして、図5に明瞭に示されるように、FFC40に当接する側、すなわち、内側の面は全体的に平面であるが、前記内側の面から突出する複数の食込み突起部材32が形成されている。該食込み突起部材32がケーブル本体部41の第2ガイド部材31側の面に食込むことによって、第2ガイド部材31に対するFFC40の位置決めがなされる。また、前記内側の面の長手方向の両端には、第1ガイド部材21の位置決めボス25が進入するボス受容孔(こう)34が形成されている。さらに、第2結合部33の側面には、第1ガイド部材21における第1結合部24の結合突起24aと係合する結合開口33aが形成されている。これにより、前記第1結合部24と第2結合部33とが結合し、第1ガイド部材21と第2ガイド部材31とが一体化される。なお、前記位置決めボス25を第2ガイド部材31に形成し、ボス受容孔34を第1ガイド部材21に形成してもよい。
一体化された第1ガイド部材21及び第2ガイド部材31は、図1又は3に示されるように、FFC40の端部を表裏両面から挟み込んだ状態となり、第1ガイド部材21の内側の面はFFC40の補強フィルム42の面に接触し、第2ガイド部材31の内側の面はFFC40の補強フィルム42と反対側の面、すなわち、信号線43が露出している側の面に接触する。なお、この場合、FFC40をより強固に保持するため、第1ガイド部材21の内側の面と第2ガイド部材31の内側の面はFFC40の補強フィルム42の面、補強フィルム42と反対側の面に、それぞれ密着していることが望ましい。そして、前述したように、第2ガイド部材31の短手方向の寸法が第1ガイド部材21の短手方向の寸法より短くなっていて、かつ、一体化された第1ガイド部材21及び第2ガイド部材31の後端側(図1における上端側)の端縁がFFC用コネクタ10への挿入方向(図1における下方向)に関してほぼ同一位置にあるので、FFC40の信号線43が露出している側の面における先端縁から所定長の範囲は、第2ガイド部材31に覆われることなく、露出した状態となる。なお、前記所定長の範囲が信号線43が露出している範囲の長さよりも広くなっているので、信号線43の露出部分は第2ガイド部材31に覆われることがない。また、該第2ガイド部材31の内側の面に形成された食込み突起部材32がケーブル本体部41の被覆に食込むので、第2ガイド部材31に対するFFC40が移動することが防止される。この場合、前記食込み突起部材32は、FFC40の位置決めを行う位置決め手段として機能する。
次に、前記FFC用挿入ガイド20を組立て、FFC40と一体化する工程について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの組立て工程を示す第1の図、図8は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの組立て工程を示す第2の図、図9は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの組立て工程を示す第3の図である。
まず、図7に示されるように、FFC40を第1ガイド部材21の内側の面に対して傾斜させた状態にし、FFC40の先端を第1ガイド部材21の先端に向けて、すなわち、矢印で示される方向に移動させる。これにより、FFC40における耳部42aより先端側の側端が、第1ガイド部材21の堀部26aに挿入される。この場合、前記堀部26aは、FFC40側端の位置決めを行う位置決め手段として機能する。そして、FFC40の先端が第1ガイド部材21のガイド端部27に到達すると、図8に示されるような状態になる。この場合、前記ガイド端部27は、FFC40の先端の位置決めを行う位置決め手段として機能する。
続いて、この状態において、FFC40を第1ガイド部材21の内側の面に押し付ける方向、すなわち、図8における矢印で示される方向に移動させる。このとき、第1ガイド部材21の位置決めボス25を耳部42aの位置決め開口42bに挿入させる。これにより、図9に示されるような状態になる。この場合、前記位置決めボス25及び位置決め開口42bは、FFC40の位置決めを行う位置決め手段として機能する。
続いて、この状態において、第2ガイド部材31を第1ガイド部材21の方向、すなわち、図9における矢印で示される方向に移動させる。このとき、第1ガイド部材21の位置決めボス25を第2ガイド部材31のボス受容孔34内に進入させる。また、第1ガイド部材21における第1結合部24の結合突起24aを第2ガイド部材31における第2結合部33の結合開口33a内に進入させ、前記結合突起24aと結合開口33aとを係合させる。
これにより、第1ガイド部材21と第2ガイド部材31とが、間にFFC40を挟んで結合し、FFC用挿入ガイド20が組立てられ、図1又は3に示されるように、FFC40と一体的になる。
次に、第1ガイド部材21の先端の形状について説明する。
図10は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第1の図、図11は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第2の図、図12は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第3の図、図13は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第4の図、図14は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第5の図である。
図10に示されるように、本実施の形態において、第1ガイド部材21の先端は、FFC用コネクタ10への挿入方向(図10における右方向)に関して、FFC40の先端よりも突出した位置にあるが、FFC40の先端と同じ位置であってもよい。すなわち、FFC40の先端は、第1ガイド部材21の先端よりも突出しないようになっている。なお、第2ガイド部材31の内側の面に形成された食込み突起部材32がFFC40に食込んでおり、FFC40の移動が防止されている。また、FFC40の信号線43が露出している側の面における先端縁から所定長の範囲が第2ガイド部材31に覆われずに露出した状態となっているので、信号線43は、第2ガイド部材31に覆われておらず、FFC用コネクタ10の端子13と当接可能になっている。
そして、図10に示される例においては、ガイド端部27が省略され、第1ガイド部材21の内側の面における先端は他の部分と面一となるように形成されている。また、第1ガイド部材21の外側の面の縁部21aにはアールが形成されているので、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、引っ掛かることなく、スムーズに挿入することができる。
また、図11に示される例においては、ガイド端部27が第1ガイド部材21の内側の面より突出してFFC40の先端を保護する保護部27aを備える。この場合、該保護部27aは、その上面がFFC40の上面側(図11中、上側)に突出している。そのため、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、FFC40の先端面が端子13に当接することがないので、FFC40の先端面が損傷したり、FFC40の先端が捲(まく)れ上がったりすることがない。また、ガイド端部27の外側の面の縁部にテーパが形成されているので、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、引っ掛かることなく、スムーズに挿入することができる。なお、保護部27aは、信号線43が露出している側の面とほぼ同一の高さとなる程度に突出していることが望ましい。
さらに、図12に示される例においては、保護部27aにおけるFFC40の先端面と対向する面が後側に傾斜しており、かつ、保護部27aの上面がFFC40の上面より高くなるように突出している。そのため、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、端子13が前記間隙に進入することがないので、FFC40の先端面が端子13に当接することをより確実に防止することができる。
また、図13に示される例においては、保護部27aの下にFFC40の先端が進入する凹部27bが形成され、保護部27aがFFC40の上面における先端近傍部を覆うようになっている。そのため、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、端子13がFFC40の先端面に当接することをより確実に防止することができる。
さらに、図14に示される例においては、保護部27aの上面とFFC40の上面とがほぼ同一の高さであり、FFC40の先端が下方に向けて傾斜した状態で凹部27bに進入するようになっている。そのため、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、端子13が保護部27aによって上方に大きく変形させられることがない。したがって、端子13が損傷することがなく、また、端子13から受ける挿入抵抗を低減することができる。
次に、前記FFC用コネクタ10の構成を詳細に説明する。
図15は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す三面図、図16は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す断面図である。なお、図15(a)は正面図、図15(b)は下面図、図15(c)は側面図である。また、図16は図15(b)のA−A矢視断面図である。
本実施の形態において、端子13は、金属板を打抜き、曲げ加工を施すことによって形成され、図16に示されるように、FFC用コネクタ10のハウジング11の各端子受入溝16内に1つずつ装填されている。また、前記FFC用コネクタ10は、いわゆるストレートタイプのコネクタであり、図15及び16に示されるように、挿入口12の開口が上を向いた姿勢で、下面が後述される基板55の面に取付けられて実装される。この場合、端子13のテール部13cが基板55の面上に形成された配線にはんだ付によって接続され、ネイル15の下面も基板55の面上に形成された接続パッドにはんだ付によって接続される。
そして、前記端子13は、概略S字形状を有し、FFC40の信号線43に電気的に接続されるコンタクト片として機能する接続腕部13aが下から上に向けて延在している。該接続腕部13aの自由端である上端の近傍には膨出形状を備え、前記信号線43の表面に当接するコンタクト部13bが形成されている。そして、前記端子13は、ばね性を備え、荷重が付与されていないフリーな状態では、図16に示されるように、接続腕部13aのほぼ全体が端子受入溝16から突出して挿入口12内に位置するような形状となっている。なお、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入されると、後述されるように、FFC40によって接続腕部13aが端子受入溝16の方向に押され、端子13が弾性変形する。そして、前記FFC用挿入ガイド20は、FFC40の信号線43の露出した面が端子13の方を向くようにしてハウジング11の挿入口12に挿入されるものとする。
また、前記端子13の基部13dは、垂直方向に延在し、端子受入溝16の両側壁を構成する面によって、左右方向(図16における図面に垂直な方向)から挟まれて固定されている。さらに、前記基部13dの下端部は、ほぼ直角に曲げられ、FFC用コネクタ10の外方に向けて突出し、テール部13cを形成する。前記基部13d及びテール部13cは概略L字形状を有する。
次に、前記FFC用挿入ガイド20をFFC用コネクタ10に嵌合する工程について説明する。
図17は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合する前の状態を示す断面図、図18は本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合した状態を示す断面図である。なお、図17は図1に対応し、図18は図2に対応する。
まず、オペレータが手作業によって、図17に示されるように、FFC用挿入ガイド20を先端が真下を向くようにして、FFC用コネクタ10の真上に位置させる。この場合、FFC40の信号線43の露出した面が端子13の方を向くように、FFC用挿入ガイド20の向きが調整されている。そして、FFC用挿入ガイド20を図17における矢印で示される方向に、すなわち、真下方向に移動させ、第1ガイド部材21の先端をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する。
この場合、第1ガイド部材21の外側の面の縁部21aにはアールが形成され、ガイド端部27の外側の面の縁部にテーパが形成されているので、FFC用挿入ガイド20の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する際に、引っ掛かることなく、スムーズに挿入することができる。また、第1ガイド部材21のガイド端部27がFFC40の先端を保護する保護部27aを備え、該保護部27aの上面がFFC40の信号線43が露出している側の面とほぼ同一あるいはそれ以上の高さとなる程度に突出しているので、FFC40の先端面が端子13に当接することがないので、FFC40の先端面が損傷したり、FFC40の先端が捲れ上がったりすることがない。
そして、第1ガイド部材21の先端がFFC用コネクタ10の挿入口12に適切に挿入され、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了すると、図18に示されるようになる。この場合、第1ガイド部材21の先端面が挿入口12の底面に当接した状態となる。そして、FFC40のケーブル本体部41における露出している信号線43が端子13の接続腕部13aにおけるコンタクト部13bに当接し、前記信号線43と端子13とが電気的に接続されている。なお、前記端子13は、コンタクト部13bがFFC40の信号線43に当接して図18における右方向に押されるので、全体的に弾性変形した状態となっている。そのため、前記端子13がばねとして機能し、そのばね力によってコンタクト部13bが信号線43に押し付けられた状態となるので、信号線43と端子13との電気的な接続が確実に、かつ、安定的に維持される。
また、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了すると、第1ガイド部材21の係合用腕部22に形成された係合用突起部22aがFFC用コネクタ10の係合用膨出部14に形成された係合用開口部14aの内部に進入し、該係合用開口部14aと係合する。これにより、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合状態が確実に、かつ、安定的に維持され、FFC用挿入ガイド20がFFC用コネクタ10から抜け出ることが防止される。すなわち、FFC用挿入ガイド20とFFC用コネクタ10とが確実にロックされる。
ところで、第1ガイド部材21の先端をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入している途中であって、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了する直前の状態においては、係合用突起部22aの先端面(図18における左側の面)が係合用膨出部14の内側の面(図18における左側の面)に当接しながら下方向に移動するので、係合用腕部22が弾性的に変形させられる。そして、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了した時点で、係合用突起部22aが係合用開口部14aの内部に急激に進入するので、係合用腕部22は、それ自体のばねの作用によって元の姿勢に急激に復元して、位置規制用突起部22cが規制用部材23の内側の面に衝撃的に当接する。そのため、パッチンというような音が発生し、また、FFC用挿入ガイド20全体にわずかな衝撃が伝達される。なお、元の姿勢に急激に復元した係合用腕部22は、規制用部材23によって位置が規制されるために、係合用膨出部14に対しては衝撃的に当接しないので、FFC用コネクタ10に衝撃が伝達されることがない。
これにより、手作業によってFFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合を行っているオペレータは、前記音を聴覚によって認識し、かつ、前記衝撃を触覚によって認識することができ、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了したことを把握する。また、前記オペレータは、係合用突起部22aが係合用開口部14aの内部に進入していることを視覚によって認識することができるので、これによっても、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了したことを把握することができる。
なお、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が適切に行われない場合、例えば、第1ガイド部材21の先端面が挿入口12の底面に当接していない、FFC用挿入ガイド20がFFC用コネクタ10に対して斜めになっている等の場合には、係合用突起部22aと係合用開口部14aとが係合しない。そのため、オペレータは、係合用突起部22aと係合用開口部14aとが係合したことを、前述したように、聴覚、触覚、視覚等によって認識することによって、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が適切に行われたことを認識することができる。
また、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合を解除して、FFC用挿入ガイド20をFFC用コネクタ10から取外す場合には、オペレータが手作業によって、操作用膨出部22bを図18における右方向に押し、係合用腕部22を弾性的に変形させて係合用突起部22aと係合用開口部14aとの係合を解除させる。そして、操作用膨出部22bを図18における右方向に押した状態を維持しながら、FFC用挿入ガイド20を図17における矢印で示される方向と反対方向に、すなわち、真上方向に移動させる。これにより、FFC用挿入ガイド20をFFC用コネクタ10から取外すことができる。
このように、本実施の形態において、FFC用挿入ガイド20は、FFC40の幅方向に延在する第1ガイド部材21及び第2ガイド部材31を有し、FFC40の端部を表裏両面から挟み込んだ状態で第1ガイド部材21と第2ガイド部材31とを結合させることによって、FFC40の先端近傍においてFFC40の外周全面に接触、好ましくは密着して取付けられる。この場合、FFC40の側端が第1ガイド部材21の堀部26aに挿入され、FFC40の耳部42aの位置決め開口42bに第1ガイド部材21の位置決めボス25が挿入され、FFC40の第2ガイド部材31側の面に食込み突起部材32が食込むことによって、FFC用挿入ガイド20がFFC40に対して、前後左右上下の6方向に対して移動不能に取付けられる。
そのため、人手によってFFC用挿入ガイド20を容易に把持することができ、かつ、FFC40の先端近傍が変形することがないので、FFC用挿入ガイド20をFFC用コネクタ10へ嵌合させてFFC40をFFC用コネクタ10に接続させる際に、FFC40が変形することがない。また、FFC40の先端部をFFC用コネクタ10の挿入口12に対して適正な姿勢で、かつ、容易に挿入し、接続させることができる。
さらに、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了すると、第1ガイド部材21の係合用腕部22がFFC用コネクタ10の係合用膨出部14とが係合して、FFC用挿入ガイド20とFFC用コネクタ10とがロックされる。その際に、係合用腕部22と係合用膨出部14とが係合したことが、聴覚、触覚、視覚等によって認識することができるので、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が適切に行われ、FFC40がFFC用コネクタ10に適切に接続されたことを容易に確認することができる。また、FFC用挿入ガイド20とFFC用コネクタ10とが確実にロックされるので、FFC40とFFC用コネクタ10との接続が不用意に解除されることがなく、信頼性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図19は本発明の第2の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す三面図、図20は本発明の第2の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す断面図である。なお、図19(a)は正面図、図19(b)は下面図、図19(c)は側面図である。また、図20は図19(b)のB−B矢視断面図である。
本実施の形態において、FFC用コネクタ10は、いわゆるライトアングルタイプのコネクタであり、図19及び20に示されるように、基板55に対して横向きの状態で、すなわち、挿入口12の開口が基板55と平行な方向を向いた状態で、基板55にネイル15をはんだ付することによって実装される。なお、係合用膨出部14が上を向くように、該係合用膨出部14と反対側の面が基板55と向かい合うようにして実装される。そのため、ネイル15がハウジング11に取付けられる位置及び向きが、前記第1の実施の形態と相違する。また、端子13における基部13d及びテール部13cの形状も、前記第1の実施の形態と相違し、図20に示されるように、前記基部13dの側端部がクランク状に曲げられ、FFC用コネクタ10の外方に向けて突出し、基部13dと平行で段違いなテール部13cを形成する。
FFC用コネクタ10のその他の点の構成、並びに、FFC用挿入ガイド20及びFFC40の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態において、FFC用挿入ガイド20をFFC用コネクタ10に嵌合する工程について説明する。
図21は本発明の第2の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合する前の状態を示す断面図、図22は本発明の第2の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合した状態を示す断面図である。
まず、オペレータが手作業によって、図21に示されるように、FFC用挿入ガイド20を先端が真横を向くようにして、FFC用コネクタ10の真横に位置させる。この場合、FFC40の信号線43の露出した面が端子13の方を向くように、すなわち、横を向くようにFFC用挿入ガイド20の向きが調整されている。そして、FFC用挿入ガイド20を図21における矢印で示される方向に、すなわち、基板55に対して平行となるように横方向に移動させ、第1ガイド部材21の先端をFFC用コネクタ10の挿入口12に挿入する。
そして、第1ガイド部材21の先端がFFC用コネクタ10の挿入口12に適切に挿入され、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了すると、図22に示されるようになる。この場合、第1ガイド部材21の係合用腕部22に形成された係合用突起部22aがFFC用コネクタ10の係合用膨出部14に形成された係合用開口部14aの内部に進入し、該係合用開口部14aと係合する。本実施の形態においては、係合用膨出部14が上を向いているので、オペレータは、係合用突起部22aが係合用開口部14aの内部に進入していることを視覚によって容易に認識することができ、これにより、FFC用挿入ガイド20のFFC用コネクタ10への嵌合が完了したことを把握することができる。
その他の点の動作及び効果については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す斜視図でありFFC用コネクタに嵌合する前の状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す斜視図でありFFC用コネクタに嵌合した状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す三面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドを示す他の分解斜視図であり図5の反対側から見た図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの組立工程を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの組立工程を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの組立工程を示す第3の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第3の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第4の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドの先端の形状を示す第5の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す三面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合する前の状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す三面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるFFC用コネクタを示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合する前の状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるFFC用挿入ガイドをFFC用コネクタに嵌合した状態を示す断面図である。
符号の説明
10 FFC用コネクタ
12 挿入口
14 係合用膨出部
20 FFC用挿入ガイド
21 第1ガイド部材
22 係合用腕部
25 位置決めボス
26a 堀部
27 ガイド端部
31 第2ガイド部材
32 食込み突起部材
40 FFC
43 信号線
41 ケーブル本体部
42 補強フィルム
42b 位置決め開口
43 信号線

Claims (1)

  1. (a)FFCの先端近傍に取付けられ、FFC用コネクタと嵌合してFFCをFFC用コネクタに電気的に接続するFFC用挿入ガイドであって、
    (b)前記FFCを位置決めする位置決め手段を備え、相互に結合して、前記FFCの全周面に亘って取付けられる第1及び第2ガイド部材を有し、
    (c)前記第1ガイド部材は、前記FFC用コネクタのロック部材と係合して、FFC用挿入ガイドとFFC用コネクタとをロックする抜止め手段を備え、
    (d)前記FFCは、本体部及び該本体部の少なくとも一方の面に固着された補強部材を備え、該補強部材は前記FFCの両側から横方向に突出する耳部を備え、
    (e)前記位置決め手段は、前記第1ガイド部材若しくは第2ガイド部材に形成され、前記補強部材の耳部に形成された位置決め開口に挿入される位置決めボスと、前記第1ガイド部材の両側に先端に向けて延在するように形成され、前記FFCの両側の側端がそれぞれ挿入される堀部と、前記第1ガイド部材の先端において幅方向に延在するように形成されたガイド端部とを備え、
    (f)前記第1ガイド部材は、前記FFCの一方の面における先端を含む範囲に接触し、少なくとも先端部を含む部分が前記FFC用コネクタの挿入口に挿入可能であり、
    (g)前記第2ガイド部材は、前記FFCの先端から所定長の範囲を露出させるように前記FFCの他方の面に接触し、
    (h)前記堀部には、前記FFCにおける前記耳部より先端までの全範囲の側端が挿入され、
    (i)前記ガイド端部は、前記FFCの信号線が露出している側の面に向って突出し、前記FFCの先端面を保護する保護部を備え、前記FFCの先端は、幅方向の全範囲において、先端面の上端が前記保護部の上面の後端より低くかつ先端寄りに位置することを特徴とするFFC用挿入ガイド。
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