JP2002100425A - フレキシブルフラットケーブル用コネクタ - Google Patents
フレキシブルフラットケーブル用コネクタInfo
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/59—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラットケーブル接続用のコネクタを構成す
る構成部品点数を一部分となしてコネクタの製作経済性
及びコネクタとフレキシブルフラットケーブルとの挿着
作業性を高め、さらにはコネクタ形状の薄型化を可能な
らしめること。 【解決手段】 フレキシブルフラットケーブルの接続端
部下面を受ける方形の平板部と、該平板部の前端縁に形
成されかつ上記平板部上に案内されたフレキシブルフラ
ットケーブルの前端縁の位置決めを行なうケーブル押え
片と、上記平板部の左右両側に形成されて、該平板部上
に送り込まれたフレキシブルフラットケーブルの前端縁
を、上記ケーブル押え片方向へガイドする左右一対のケ
ーブルガイド壁と、これらのケーブルガイド壁に形成さ
れて、該ケーブルガイド壁により案内されるフレキシブ
ルフラットケーブルが、平板部上面から浮き上げられる
ことを阻止するそれぞれのケーブルガイド片と、上記平
板部上面に突設され、かつフレキシブルフラットケーブ
ルの案内方向へ高さが漸次高くなる傾斜面を有する。
る構成部品点数を一部分となしてコネクタの製作経済性
及びコネクタとフレキシブルフラットケーブルとの挿着
作業性を高め、さらにはコネクタ形状の薄型化を可能な
らしめること。 【解決手段】 フレキシブルフラットケーブルの接続端
部下面を受ける方形の平板部と、該平板部の前端縁に形
成されかつ上記平板部上に案内されたフレキシブルフラ
ットケーブルの前端縁の位置決めを行なうケーブル押え
片と、上記平板部の左右両側に形成されて、該平板部上
に送り込まれたフレキシブルフラットケーブルの前端縁
を、上記ケーブル押え片方向へガイドする左右一対のケ
ーブルガイド壁と、これらのケーブルガイド壁に形成さ
れて、該ケーブルガイド壁により案内されるフレキシブ
ルフラットケーブルが、平板部上面から浮き上げられる
ことを阻止するそれぞれのケーブルガイド片と、上記平
板部上面に突設され、かつフレキシブルフラットケーブ
ルの案内方向へ高さが漸次高くなる傾斜面を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブルフラッ
トケーブルを接続するためのコネクタであって、特に該
コネクタを構成する構成部品点数を一部分となしてコネ
クタの製作経済性及びコネクタとフレキシブルフラット
ケーブルとの挿着作業性を高め、さらにはコネクタ形状
の薄型化を可能ならしめるフレキシブルフラットケーブ
ル用コネクタに関するものである。
トケーブルを接続するためのコネクタであって、特に該
コネクタを構成する構成部品点数を一部分となしてコネ
クタの製作経済性及びコネクタとフレキシブルフラット
ケーブルとの挿着作業性を高め、さらにはコネクタ形状
の薄型化を可能ならしめるフレキシブルフラットケーブ
ル用コネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車に設備される各種多数の電
気機器と、プリント回路基板と回路パターンとを接続す
るために使用する従来の接続回路として、多数本の被覆
電線を束ねてなるワイヤーハーネスが広く使用されてい
るが、このワイヤーハーネスに変るものとして、平行に
隔設保持される多数本のフラット導線を、被覆層で保護
してなるテープ状のフレキシブルフラットケーブルも広
範囲で使用されている。
気機器と、プリント回路基板と回路パターンとを接続す
るために使用する従来の接続回路として、多数本の被覆
電線を束ねてなるワイヤーハーネスが広く使用されてい
るが、このワイヤーハーネスに変るものとして、平行に
隔設保持される多数本のフラット導線を、被覆層で保護
してなるテープ状のフレキシブルフラットケーブルも広
範囲で使用されている。
【０００３】かかるフレキシブルフラットケーブル（以
下これをフラットケーブルと称す）の使用においても、
該フレキシブルフラットケーブルを、例えばプリント回
路基板の各回路と接続する、あるいは各種電気機器に接
続するための接続構造が必要となり、このために従来で
は、例えば特開平１１−３２９６１９号公報で示される
ようなフラットケーブル接続用コネクタの開発がなされ
ている。
下これをフラットケーブルと称す）の使用においても、
該フレキシブルフラットケーブルを、例えばプリント回
路基板の各回路と接続する、あるいは各種電気機器に接
続するための接続構造が必要となり、このために従来で
は、例えば特開平１１−３２９６１９号公報で示される
ようなフラットケーブル接続用コネクタの開発がなされ
ている。
【０００４】この従来のフラットケーブル接続用コネク
タは図５で示すように、フラットケーブル１の端部に接
続される雄型コネクタハウジング２と、この雄型コネク
タハウジング２が嵌合されかつ不図示であるプリント回
路基板に形成されている各回路等に接続される多数本の
接続端子３を備えた雌型コネクタハウジング４とからな
っている。
タは図５で示すように、フラットケーブル１の端部に接
続される雄型コネクタハウジング２と、この雄型コネク
タハウジング２が嵌合されかつ不図示であるプリント回
路基板に形成されている各回路等に接続される多数本の
接続端子３を備えた雌型コネクタハウジング４とからな
っている。
【０００５】さらに、上記フラットケーブル１を直接に
接続する雄型コネクタハウジング２の構成は、図６で示
すように、フラットケーブル１の先端部を受ける受け皿
形状のハウジング本体部材５と、そのハウジング本体部
材５と協同して、上記フラットケーブル１を挟持するカ
バー枠部材６を有するものであって、そのハウジング本
体部材５には、フラットケーブル１に穿設されている係
止孔１Ａ内に挿し込まれる係止ピン７を突設している。
また上記カバー枠部材６には、上記フラットケーブル１
に穿設されている係止孔１Ａを貫通した係止ピン７の貫
通端を挿通する挿通孔８と、ハウジング本体部材５との
係止爪９が形成されている。
接続する雄型コネクタハウジング２の構成は、図６で示
すように、フラットケーブル１の先端部を受ける受け皿
形状のハウジング本体部材５と、そのハウジング本体部
材５と協同して、上記フラットケーブル１を挟持するカ
バー枠部材６を有するものであって、そのハウジング本
体部材５には、フラットケーブル１に穿設されている係
止孔１Ａ内に挿し込まれる係止ピン７を突設している。
また上記カバー枠部材６には、上記フラットケーブル１
に穿設されている係止孔１Ａを貫通した係止ピン７の貫
通端を挿通する挿通孔８と、ハウジング本体部材５との
係止爪９が形成されている。
【０００６】そして上記構成の雄型コネクタハウジング
２にフラットケーブル１を接続するには、図６で示すよ
うに、フラットケーブル１に設けている係止孔１Ａの下
側から上側に向けて、ハウジング本体部材５に設けられ
ている係止ピン７を貫通させて、ハウジング本体部材５
とフラットケーブル１とを位置決めし、次いでそのフラ
ットケーブル１の上側に貫通突出している係止ピン７の
貫通端へ、カバー枠部材６に設けられている挿通孔を挿
通せしめながら、カバー枠部材６の両側端部に形成され
ている係止爪９を、ハウジング本体部材５の両側部に設
けられているそれぞれの係止孔１０内に挿入係止させる
ことで、上記ハウジング本体部材５とカバー枠部材６と
でフラットケーブル１を固定保持した雄型コネクタハウ
ジング２が得られるものである。
２にフラットケーブル１を接続するには、図６で示すよ
うに、フラットケーブル１に設けている係止孔１Ａの下
側から上側に向けて、ハウジング本体部材５に設けられ
ている係止ピン７を貫通させて、ハウジング本体部材５
とフラットケーブル１とを位置決めし、次いでそのフラ
ットケーブル１の上側に貫通突出している係止ピン７の
貫通端へ、カバー枠部材６に設けられている挿通孔を挿
通せしめながら、カバー枠部材６の両側端部に形成され
ている係止爪９を、ハウジング本体部材５の両側部に設
けられているそれぞれの係止孔１０内に挿入係止させる
ことで、上記ハウジング本体部材５とカバー枠部材６と
でフラットケーブル１を固定保持した雄型コネクタハウ
ジング２が得られるものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構造
である従来のフラットケーブル接続用雄型コネクタハウ
ジング２にあっては、ハウジング本体部材５とカバー枠
部材６との２部品からなっていることから、それら２部
品を成型するための設備部品管理等が必要となり、雄型
コネクタハウジング２の製作経済性に欠け、さらにはハ
ウジング本体部材５上面へのカバー部材６の重ね合せに
より、雄型コネクタハウジングの高さ寸法が大となり、
このために雄型コネクタハウジングの薄型化に障害があ
った。
である従来のフラットケーブル接続用雄型コネクタハウ
ジング２にあっては、ハウジング本体部材５とカバー枠
部材６との２部品からなっていることから、それら２部
品を成型するための設備部品管理等が必要となり、雄型
コネクタハウジング２の製作経済性に欠け、さらにはハ
ウジング本体部材５上面へのカバー部材６の重ね合せに
より、雄型コネクタハウジングの高さ寸法が大となり、
このために雄型コネクタハウジングの薄型化に障害があ
った。
【０００８】また上記雄型コネクタハウジング２にフラ
ットケーブル１を組付けるための手順は、ハウジング本
体部材５のそれぞれの係止ピン７に、フラットケーブル
１の係止孔１Ａを係止させる工程と、そのフラットケー
ブル１の上側よりカバー枠部材６をハウジング本体部材
５に係止して、フラットケーブル１をハウジング本体部
材５とカバー枠部材６とで挟持させる工程とが必要であ
って、フラットケーブル１への雄型コネクタハウジング
の取付け作業に手間がかかるものであった。
ットケーブル１を組付けるための手順は、ハウジング本
体部材５のそれぞれの係止ピン７に、フラットケーブル
１の係止孔１Ａを係止させる工程と、そのフラットケー
ブル１の上側よりカバー枠部材６をハウジング本体部材
５に係止して、フラットケーブル１をハウジング本体部
材５とカバー枠部材６とで挟持させる工程とが必要であ
って、フラットケーブル１への雄型コネクタハウジング
の取付け作業に手間がかかるものであった。
【０００９】本発明はかかる従来の欠点に着目してなさ
れたもので、フラットケーブルを接続するに使用する雄
型コネクタハウジングを一部品で構成して、該雄型コネ
クタハウジングの製作経済性を高め、さらにはその薄型
化を可能ならしめることを第１の目的とする。
れたもので、フラットケーブルを接続するに使用する雄
型コネクタハウジングを一部品で構成して、該雄型コネ
クタハウジングの製作経済性を高め、さらにはその薄型
化を可能ならしめることを第１の目的とする。
【００１０】また本発明では、フラットケーブルの接続
作業をワンタッチ（ワンアクション）で行なうことがで
きるようにしてコネクタへのフラットケーブルの挿着作
業性を高めることを可能とするコネクタハウジングの提
供を第２の目的とする。
作業をワンタッチ（ワンアクション）で行なうことがで
きるようにしてコネクタへのフラットケーブルの挿着作
業性を高めることを可能とするコネクタハウジングの提
供を第２の目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記第１及び第２の目的
を達成するために、本発明の請求項１では、雌型コネク
タハウジング内に挿し込まれる偏平形状の雄型コネクタ
ハウジングであって、該雄型コネクタハウジングは、フ
レキシブルフラットケーブルの接続端部下面を受ける方
形の平板部と、該平板部の前端縁に形成されかつ上記平
板部上に案内されたフレキシブルフラットケーブルの前
端縁の位置決めを行なうケーブル押え片と、上記平板部
の左右両側に形成されて、該平板部上に送り込まれたフ
レキシブルフラットケーブルの前端縁を、上記ケーブル
押え片方向へガイドする左右一対のケーブルガイド壁
と、これらのケーブルガイド壁に形成されて、該ケーブ
ルガイド壁により案内されるフレキシブルフラットケー
ブルが、平板部上面から浮き上げられることを阻止する
それぞれのケーブルガイド片と、上記平板部上面に突設
され、かつフレキシブルフラットケーブルの案内方向へ
高さが漸次高くなる傾斜面を有して、フレキシブルフラ
ットケーブルの案内最終位置で該フレキシブルフラット
ケーブルに穿設されている係止孔と嵌合される係止突起
を有するフレキシブルフラットケーブル用コネクタであ
ることを特徴としている。
を達成するために、本発明の請求項１では、雌型コネク
タハウジング内に挿し込まれる偏平形状の雄型コネクタ
ハウジングであって、該雄型コネクタハウジングは、フ
レキシブルフラットケーブルの接続端部下面を受ける方
形の平板部と、該平板部の前端縁に形成されかつ上記平
板部上に案内されたフレキシブルフラットケーブルの前
端縁の位置決めを行なうケーブル押え片と、上記平板部
の左右両側に形成されて、該平板部上に送り込まれたフ
レキシブルフラットケーブルの前端縁を、上記ケーブル
押え片方向へガイドする左右一対のケーブルガイド壁
と、これらのケーブルガイド壁に形成されて、該ケーブ
ルガイド壁により案内されるフレキシブルフラットケー
ブルが、平板部上面から浮き上げられることを阻止する
それぞれのケーブルガイド片と、上記平板部上面に突設
され、かつフレキシブルフラットケーブルの案内方向へ
高さが漸次高くなる傾斜面を有して、フレキシブルフラ
ットケーブルの案内最終位置で該フレキシブルフラット
ケーブルに穿設されている係止孔と嵌合される係止突起
を有するフレキシブルフラットケーブル用コネクタであ
ることを特徴としている。
【００１２】従ってこの発明のフレキシブルフラットケ
ーブル用コネクタ構造は、一部品構成であるので、部品
点数の削減に伴なう製作経済性が大幅に改善されると共
に、そのコネクタの薄型化、小型化に役立つ。さらにこ
の発明によるフレキシブルフラットケーブル用コネクタ
へのフラットケーブルの接続作業は、そのコネクタに対
してフラットケーブルを挿し込むだけのワンアクション
（ワンタッチ）で行なうことができる。
ーブル用コネクタ構造は、一部品構成であるので、部品
点数の削減に伴なう製作経済性が大幅に改善されると共
に、そのコネクタの薄型化、小型化に役立つ。さらにこ
の発明によるフレキシブルフラットケーブル用コネクタ
へのフラットケーブルの接続作業は、そのコネクタに対
してフラットケーブルを挿し込むだけのワンアクション
（ワンタッチ）で行なうことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図１乃至図３に示
す実施の形態に基いて詳細に説明する。
す実施の形態に基いて詳細に説明する。
【００１４】１１は樹脂の射出成形手段により成形され
た一体型の樹脂製フレキシブルフラットケーブル用コネ
クタ（以下これを単にコネクタと称す）であって、この
コネクタ１１は、平面から見て方形である平板部１２
と、その方形平板部１２の一対の辺縁において平行して
起立形成されている左右一対のケーブルガイド壁１３
と、これら双方のケーブルガイド壁１３と直交する前端
縁１４に形成されて、上記平板部１２の上面と協同して
フレキシブルフラットケーブル１５（以下これを単にフ
ラットケーブルと称す）の前縁部１６を、その厚さ方向
に押える複数のケーブル押え片１７と、上記双方ケーブ
ルガイド壁１３の内側面で、しかもフラットケーブル１
５の挿し込み側端近傍位置で、上記平板部１２の上面と
協同して、コネクタ１１内へ挿し込まれるフラットケー
ブル１５の浮上りを阻止しながら案内するそれぞれのケ
ーブルガイド片１８と、上記平板部１２の上面で突設さ
れており、しかもフラットケーブル１５の挿し込み方向
に沿って高さが漸次高くなるように傾斜する傾斜面１９
を有する係止突起２０が設けられている。
た一体型の樹脂製フレキシブルフラットケーブル用コネ
クタ（以下これを単にコネクタと称す）であって、この
コネクタ１１は、平面から見て方形である平板部１２
と、その方形平板部１２の一対の辺縁において平行して
起立形成されている左右一対のケーブルガイド壁１３
と、これら双方のケーブルガイド壁１３と直交する前端
縁１４に形成されて、上記平板部１２の上面と協同して
フレキシブルフラットケーブル１５（以下これを単にフ
ラットケーブルと称す）の前縁部１６を、その厚さ方向
に押える複数のケーブル押え片１７と、上記双方ケーブ
ルガイド壁１３の内側面で、しかもフラットケーブル１
５の挿し込み側端近傍位置で、上記平板部１２の上面と
協同して、コネクタ１１内へ挿し込まれるフラットケー
ブル１５の浮上りを阻止しながら案内するそれぞれのケ
ーブルガイド片１８と、上記平板部１２の上面で突設さ
れており、しかもフラットケーブル１５の挿し込み方向
に沿って高さが漸次高くなるように傾斜する傾斜面１９
を有する係止突起２０が設けられている。
【００１５】また上記双方のケーブルガイド壁１３の外
側方には、空隙２１を挟んで形成される可撓弾性壁２２
が形成されており、この可撓弾性壁２２の外側面に、相
手コネクタハウジングである雌型コネクタハウジング
（図５における雌型コネクタハウジング４）との嵌合係
止を行なう係止爪２３が形成されている。なお２６はケ
ーブル押え片１７及びケーブルガイド片１８を形成する
型の引き抜き孔である。
側方には、空隙２１を挟んで形成される可撓弾性壁２２
が形成されており、この可撓弾性壁２２の外側面に、相
手コネクタハウジングである雌型コネクタハウジング
（図５における雌型コネクタハウジング４）との嵌合係
止を行なう係止爪２３が形成されている。なお２６はケ
ーブル押え片１７及びケーブルガイド片１８を形成する
型の引き抜き孔である。
【００１６】上記フラットケーブル１５には、互に平行
する多数本の導体２４が被覆されているが、これらの導
体２４は、フラットケーブル１５の前端縁で露出されて
おり、またフラットケーブル１５には、それら導体２４
を避けて、上記コネクタ１１の係止突起２０と対応位置
する突起係止孔２５を穿設している。
する多数本の導体２４が被覆されているが、これらの導
体２４は、フラットケーブル１５の前端縁で露出されて
おり、またフラットケーブル１５には、それら導体２４
を避けて、上記コネクタ１１の係止突起２０と対応位置
する突起係止孔２５を穿設している。
【００１７】上記のように形成（構成）されているコネ
クタ１１にフラットケーブル１５を接続せしめるための
手順は、図１で示すように、コネクタ１１のケーブル押
え片１７を有する前端縁と反対側の後端縁側より、フラ
ットケーブル１５の前縁を平板部１２の上面に向けて移
動し、そのフラットケーブル１５の前縁両側部を、平板
部１２の上面とケーブルガイド片１８との間隙を通しか
つ平板部１２の上面に突設されている係止突起をのり越
えさせながら挿し込み、最終的にフラットケーブル１５
の前縁を、平板部１２の上面とケーブル押え片１７との
間隙内に挿し込む（図３参照）。
クタ１１にフラットケーブル１５を接続せしめるための
手順は、図１で示すように、コネクタ１１のケーブル押
え片１７を有する前端縁と反対側の後端縁側より、フラ
ットケーブル１５の前縁を平板部１２の上面に向けて移
動し、そのフラットケーブル１５の前縁両側部を、平板
部１２の上面とケーブルガイド片１８との間隙を通しか
つ平板部１２の上面に突設されている係止突起をのり越
えさせながら挿し込み、最終的にフラットケーブル１５
の前縁を、平板部１２の上面とケーブル押え片１７との
間隙内に挿し込む（図３参照）。
【００１８】かくしてフラットケーブル１５の前縁が、
ケーブル押え片１７下面の隙間に完全挿入されること
で、そのフラットケーブル１５に設けられている突起係
止孔２５内に、平板部１２上に突設されている係止突起
２０が嵌合され、これによりフラットケーブル１５が、
引き抜き不能にコネクタ１１内へ挿着されるものであ
る。
ケーブル押え片１７下面の隙間に完全挿入されること
で、そのフラットケーブル１５に設けられている突起係
止孔２５内に、平板部１２上に突設されている係止突起
２０が嵌合され、これによりフラットケーブル１５が、
引き抜き不能にコネクタ１１内へ挿着されるものであ
る。
【００１９】このように構成されているコネクタ１１に
あっては、例えば樹脂の射出成形等により一体成形され
た一部品構成であることから、そのコネクタの製作経済
性が大幅に改善される。さらにこのコネクタ１１は、そ
の全体の外形が偏平形状であることからそのコネクタを
薄型化することが可能となる。
あっては、例えば樹脂の射出成形等により一体成形され
た一部品構成であることから、そのコネクタの製作経済
性が大幅に改善される。さらにこのコネクタ１１は、そ
の全体の外形が偏平形状であることからそのコネクタを
薄型化することが可能となる。
【００２０】また上記コネクタ１１の平板部１２上に突
設した係止突起２０の上端面は、フラットケーブル１５
の挿し込み方向手前が低くくなるように傾斜されている
ために、そのフラットケーブル１５の挿し込み動作時の
フラットケーブルを、その係止突起上に乗り越えさせる
ことが円滑となり、このためにフラットケーブル１５の
コネクタ１１への挿し込み作業をワンアクションで行な
うことができ、コネクタとフラットケーブルとの挿着作
業が容易である。
設した係止突起２０の上端面は、フラットケーブル１５
の挿し込み方向手前が低くくなるように傾斜されている
ために、そのフラットケーブル１５の挿し込み動作時の
フラットケーブルを、その係止突起上に乗り越えさせる
ことが円滑となり、このためにフラットケーブル１５の
コネクタ１１への挿し込み作業をワンアクションで行な
うことができ、コネクタとフラットケーブルとの挿着作
業が容易である。
【００２１】また上記係止突起２０の上端面は、フラッ
トケーブル１５の挿し込み先き方向に高くなるように傾
斜されているために、その係止突起２０の頂点と平板部
１２表面との間の段差が大きく設定されており、これに
より係止突起２０とフラットケーブル１５との特にフラ
ットケーブルの引き抜き方向への係止が確保される。
トケーブル１５の挿し込み先き方向に高くなるように傾
斜されているために、その係止突起２０の頂点と平板部
１２表面との間の段差が大きく設定されており、これに
より係止突起２０とフラットケーブル１５との特にフラ
ットケーブルの引き抜き方向への係止が確保される。
【００２２】なお上記実施の形態では、コネクタ１１の
両側ケーブルガイド壁１３のそれぞれに、短片形状であ
るケーブルガイド片１８を左右対称位置に設けた説明を
したが、これらのケーブルガイド片１８は左右対称の短
片形状とする必要はなく、例えば図２で示すように、ガ
イド片１８を左右両側のケーブルガイド壁１３間に跨っ
て形成される長尺のケーブルガイド片１８に形成するよ
うにしてもよい。
両側ケーブルガイド壁１３のそれぞれに、短片形状であ
るケーブルガイド片１８を左右対称位置に設けた説明を
したが、これらのケーブルガイド片１８は左右対称の短
片形状とする必要はなく、例えば図２で示すように、ガ
イド片１８を左右両側のケーブルガイド壁１３間に跨っ
て形成される長尺のケーブルガイド片１８に形成するよ
うにしてもよい。
【００２３】このような長尺のケーブルガイド片１８を
梁り状に設けて、このコネクタ１１へのフラットケーブ
ル１５の接続時において、そのフラットケーブル１５
を、長尺ケーブルガイド片１８の下側を潜らせるように
すれば、そのフラットケーブルの幅方向中央部の盛上り
変形が折止され、コネクタ１１とフラットケーブル１５
との挿着作業性が一層良好となる。
梁り状に設けて、このコネクタ１１へのフラットケーブ
ル１５の接続時において、そのフラットケーブル１５
を、長尺ケーブルガイド片１８の下側を潜らせるように
すれば、そのフラットケーブルの幅方向中央部の盛上り
変形が折止され、コネクタ１１とフラットケーブル１５
との挿着作業性が一層良好となる。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によりなされ
たフレキシブルフラットケーブル用コネクタは、一部品
構成であることから、そのコネクタの製作経済性が大幅
に改善されると共に、そのコネクタの薄型化、小型化に
有利である。
たフレキシブルフラットケーブル用コネクタは、一部品
構成であることから、そのコネクタの製作経済性が大幅
に改善されると共に、そのコネクタの薄型化、小型化に
有利である。
【００２５】さらにこのコネクタ構造によれば、フレキ
シブルフラットケーブルをそのコネクタに対してワンア
クション（ワンタッチ）で挿着（接続）することが可能
であり、コネクタとフレキシブルフラットケーブルとの
挿着作業性が著しく向上する。
シブルフラットケーブルをそのコネクタに対してワンア
クション（ワンタッチ）で挿着（接続）することが可能
であり、コネクタとフレキシブルフラットケーブルとの
挿着作業性が著しく向上する。
【図１】本発明よりなるフラットケーブル用コネクタの
実施の形態を示した斜視図
実施の形態を示した斜視図
【図２】本発明よりなるフラットケーブル用コネクタに
フラットケーブルを接続する過程を示す斜視図
フラットケーブルを接続する過程を示す斜視図
【図３】本発明よりなるフラットケーブル用コネクタの
断面図
断面図
【図４】本発明よりなるフラットケーブル用コネクタの
他の実施の形態を示す斜視図
他の実施の形態を示す斜視図
【図５】従来のフラットケーブル用コネクタを示す説明
斜視図
斜視図
【図６】従来のフラットケーブル用コネクタの構成を示
す分解斜視図
す分解斜視図
１１ コネクタ １２ 平板部 １３ ケーブルガイド壁 １４ 前端縁 １５ フラットケーブル １６ ケーブル前縁部 １７ ケーブル押え片 １８ ケーブルガイド片 １９ 傾斜面 ２０ 係止突起 ２１ 空隙 ２２ 可撓弾性壁 ２３ 係止爪 ２４ 導体 ２５ 突起係止孔 ２６ 型抜き孔
Claims (1)
- 【請求項１】 雌型コネクタハウジング内に挿し込まれ
る偏平形状の雄型コネクタハウジングであって、該雄型
コネクタハウジングは、フレキシブルフラットケーブル
の接続端部下面を受ける方形の平板部と、該平板部の前
端縁に形成されかつ上記平板部上に案内されたフレキシ
ブルフラットケーブルの前端縁の位置決めを行なうケー
ブル押え片と、上記平板部の左右両側に形成されて、該
平板部上に送り込まれたフレキシブルフラットケーブル
の前端縁を、上記ケーブル押え片方向へガイドする左右
一対のケーブルガイド壁と、これらのケーブルガイド壁
に形成されて、該ケーブルガイド壁により案内されるフ
レキシブルフラットケーブルが、平板部上面から浮き上
げられることを阻止するそれぞれのケーブルガイド片
と、上記平板部上面に突設され、かつフレキシブルフラ
ットケーブルの案内方向へ高さが漸次高くなる傾斜面を
有して、フレキシブルフラットケーブルの案内最終位置
で該フレキシブルフラットケーブルに穿設されている係
止孔と嵌合される係止突起を有することを特徴とするフ
レキシブルフラットケーブル用コネクタ。
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| JP2000290971A JP2002100425A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | フレキシブルフラットケーブル用コネクタ |
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