JPWO2017204084A1 - フレキシブルフラットケーブル接続具、フレキシブルフラットケーブル接続構造体及び回転コネクタ装置 - Google Patents

フレキシブルフラットケーブル接続具、フレキシブルフラットケーブル接続構造体及び回転コネクタ装置 Download PDF

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    • H01R35/04Turnable line connectors with limited rotation angle with frictional contact members

Abstract

フレキシブルフラットケーブルを容易に接続することができ、且つ信頼性の高い接続を行うことが可能なフレキシブルフラットケーブル接続具を提供する。
FFC接続具(40)は、断面略L字形状の部材であり、複数本の金属製のバスバー(41)と、複数のバスバー(41)の一部が露出するようにバスバーを保持する樹脂製のバスバーケース(42)とを備える。バスバーケース(42)は、FFC(14)の端部(14b)を収容する凹部(44)と、該凹部(44)に設けられた底壁(45)と、FFC(14)の幅方向に関して凹部(44)の両端に対向配置された一対の側壁(46,46)と、底壁(45)に設けられた複数の突起部(47A,47A,・・・)と、一対の側壁(46,46)から互いに向かい合って延出し、且つ底壁(45)から離間して配置された一対の凸部(48,48)とを備えている。

Description

本発明は、フレキシブルフラットケーブル接続具、フレキシブルフラットケーブル接続構造体及び該接続端子を備える回転コネクタ装置に関し、特に、回転コネクタ装置に内包されたフレキシブルフラットケーブルの端部に接続されるフレキシブルフラットケーブル接続構造体に関する。
四輪自動車などの車両において、操舵用のステアリングホイールとステアリングシャフトの連結部に、エアバッグ装置等に電力を供給するための回転コネクタ装置が装着されている。回転コネクタ装置は、ステアリングシャフトに囲繞して取り付けられており、また、この回転コネクタ装置とステアリングシャフトの端部とを内包するようにステアリングコラムカバーが装着されている。また、ステアリングホイール側には、該ステアリングホイールのボス部を内包するようにステアリングロアカバーが装着されている。
回転コネクタ装置は、ステータと、該ステータに回転自在に組み付けられたロテータと、ステータとロテータとによって形成される環状の内部空間に巻かれて収容されたフレキシブルフラットケーブル(FFC)とを備えており、FFCの端部には、当該FFCと外部とを電気的に接続する接続構造体を備えている。
上記接続構造体としては、例えば、複数本の金属製のバスバーと、該バスバーの一部が露出するようにバスバーを保持する樹脂製のバスバーケースとを備え、バスバーの一部が露出してなる複数の端子部が、FFCの導体部と電気的に接続可能に構成されるものが開示されている(特許文献1)。この接続構造体のバスバーケースには、FFCとほぼ同幅の浅い凹み部が設けられており、該凹み部の内壁面にバスバーの一部が露出することで端子部を構成している。また、上記凹み部において、FFCの幅方向に一対の内壁が対向配置されており、当該一対の内壁間に、着脱可能に嵌め込まれるモールドカバーが配置される。FFCを接続構造体に接続する際には、FFCの長手方向端部をバスバーケースの凹み部に差し込み、FFCの位置を維持しながら、モールドカバーをバスバーケースに取り付ける。これにより、FFCが凹み部の内壁とモールドカバーとの間で挟み込まれ、後の溶接工程等において位置ズレやバタツキが生じないように規制できるとされている。
特許第5566831号公報
しかしながら、上記従来技術では、一次モールド材であるバスバーケース上にFFCを載置して、その上にモールドカバーとなるモールドカバーを組み付けて、該FFCをバスバーケースとモールドカバーで挟み込むことでFFCを固定するため、FFCの固定のために2部材が必要となる。また、接続工程として、FFCをバスバーケースにセットし、更に、モールドカバーをバスバーケースに取り付けるといった2工程が必要となり、作業が煩雑である。特に近年、自動車の高性能化・高機能化が進められており、各種装置、機器の配設数が増加するとともに、これら装置等に使用される電気配線体の配線数も増加する傾向にある。また、その一方で、環境対応のために自動車等の移動体の燃費を向上させるため、各種装置等の軽量化が強く望まれている。よって、省スペース、軽量化の観点から回転コネクタ装置の更なる小型化が進められた場合でも、FFCの容易な接続を実現すると共に、信頼性の高い接続を行うことが可能な接続構造体が求められている。
本発明の目的は、フレキシブルフラットケーブルを容易に接続することができ、且つ信頼性の高い接続を行うことが可能なフレキシブルフラットケーブル接続具、フレキシブルフラットケーブル接続構造体、及び回転コネクタ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るフレキシブルフラットケーブル接続具は、フレキシブルフラットケーブルと外部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル接続構造体であって、前記フレキシブルフラットケーブルの端部を収容する凹部と、前記凹部に設けられた底壁と、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に関して前記凹部の両端に対向配置された一対の側壁と、前記底壁に設けられた複数の突起部と、前記一対の側壁から互いに向かい合って延出し、且つ前記底壁から離間して配置された一対の凸部と、を備えることを特徴とする。
また、前記フレキシブルフラットケーブル接続具は、前記底壁に設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルの面内方向に垂直な方向に関して前記一対の凸部の下方に配置された一対の切り欠き部を更に備える。
また、前記フレキシブルフラットケーブル接続具は、前記一対の側壁に設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルの角部の位置を規定する一対の段付き部を更に有する。
前記複数の突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向中心に対して非対称位置に配置される。
上記目的を達成するために、本発明に係るフレキシブルフラットケーブル接続構造体は、フレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルと外部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル接続具とを備えるフレキシブルフラットケーブル接続構造体であって、前記フレキシブルフラットケーブル接続具は、前記フレキシブルフラットケーブルの端部を収容する凹部と、前記凹部に設けられた底壁と、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に関して前記凹部の両端に対向配置された一対の側壁と、前記底壁に設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルに設けられた複数の孔にそれぞれ挿入された複数の突起部と、前記一対の側壁から互いに向かい合って延出し、且つ前記底壁から離間して配置された一対の凸部と、を備えることを特徴とする。
前記フレキシブルフラットケーブル接続構造体は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に延在し、前記フレキシブルフラットケーブルの端部と前記底壁とを接続する溶接部を更に有し、前記複数の突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの長手方向に関して前記一対の凸部よりも前記溶接部側に配置される。
前記複数の突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向中心に対して非対称位置に配置される。
また、前記複数の突起部は、前記底壁の平面視において互いに異なる形状を有していてもよい。
前記突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に膨出する扁平膨出部を有する。
また、前記フレキシブルフラットケーブル接続具又は前記フレキシブルフラットケーブル接続構造体を備えることを特徴とする回転コネクタ装置が提供される。
本発明によれば、複数の突起部が前記凹部の前記底壁に設けられ、一対の凸部が、前記一対の側壁から互いに向かい合って延出し且つ前記底壁から離間して配置されるので、前記複数の突起部が、前記フレキシブルフラットケーブルに設けられた複数の孔に挿通されると共に、前記底壁と前記一対の凸部との間にフレキシブルフラットケーブルの幅方向両端部が組み付けられる。これにより、当該フレキシブルフラットケーブルの長手方向の移動が前記複数の突起部で規制され、フレキシブルフラットケーブルの横方向の移動が主に前記複数の突起部によって規制され、フレキシブルフラットケーブルの厚み方向の移動が主に前記一対の凸部によって規制される。よって本構成では、2部材を必要とせずに部品削減を実現することができ、フレキシブルフラットケーブル接続具の一部材のみでフレキシブルフラットケーブルを固定することができる。また、2部材構成に伴う複数の工程を要せず、一連の簡単な工程にて固定を行うことができる。したがって、フレキシブルフラットケーブルを容易に接続することができ、且つ信頼性の高い接続を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係るフレキシブルフラットケーブル接続構造体を備える回転コネクタ装置を概略的に示す斜視図である。 図1におけるフレキシブルフラットケーブル接続構造体の構成を示す斜視図であり、(a)は、フレキシブルフラットケーブル接続具にフレキシブルフラットケーブルが接続された状態、(b)は、フレキシブルフラットケーブルが接続される前の状態を示す。 図2(b)のフレキシブルフラットケーブル接続具の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図2(b)のフレキシブルフラットケーブル接続具の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 図2(b)のフレキシブルフラットケーブル接続具の構成を示す図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。 (a)は、図2(a)のフレキシブルフラットケーブル接続構造体における突起部と一対の凸部との位置関係を説明する図であり、(b)は、突起部の配置を説明する図である。 図2(a)のフレキシブルフラットケーブルにおける突起部の詳細を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は突起部の変形例を示す平面図である。 (a)〜(d)は、図2(b)のフレキシブルフラットケーブル接続具にフレキシブルフラットケーブルを接続する工程を説明する図である。 (a)及び(b)は、フレキシブルフラットケーブル接続後に当該フレキシブルフラットケーブルが外力を受けた状態を示す断面図、(c)はフレキシブルフラットケーブルの屈曲部形成行程を説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るフレキシブルフラットケーブル接続構造体(以下、FFC接続構造体という)を備える回転コネクタ装置を概略的に示す斜視図である。なお、図1の回転コネクタ装置及び後述する図2のFFC接続構造体は、その一例を示すものであり、本発明に係る回転コネクタ装置及びFFC接続構造体の構成は、図1及び図2のものに限られない。
図1において、回転コネクタ装置1は、ロテータ12と、ロテータ12を軸線x周りに回動可能に保持し、ロテータ12との間に軸線x周りに環状空間S1を形成するステータ13と、環状空間S1内に収容されるフレキシブルフラットケーブル14(以下、FFCという)とを備えている。車両において、ステータ13は車両の車体に固定されており、ロテータ12はステアリングホイールに取り付けられている。
ロテータ12は、軸線x周り(図1の矢印A方向及び矢印B方向)に設けられた環状のロテータ本体21と、環状空間S1と外部とを連通し且つロテータ側コネクタ収容空間S2を画定するロテータ側コネクタ収容部22とを有している。
ロテータ本体21は、軸線xを中心とする中空円盤状又は略中空円盤状の天板部21aと、天板部21aの内周側の端部から軸線xに沿って環状空間S1側に向かって延びる円筒部21bを有している。天板部21aは、回転コネクタ装置1において、上側(図1の矢印C方向)に面する部分を画成している。円筒部21bは、ステータ13の対応する部分に軸線xについて回動可能に係合されるように形成されている。
ステータ13は、軸線xを中心とする不図示の円形の係合穴を有する、軸線xを中心とする円環状又は略円環状のステータ本体31と、ステータ側コネクタ収容空間S3を形成するステータ側コネクタ収容部32とを有している。
ステータ本体31に形成されている係合穴は、ロテータ12の円筒部21bの下側(図1の矢印D方向)の端部を収容してこの端部と係合可能に形成されている。ロテータ12は、円筒部21bの下側の端部において、ステータ13のステータ本体31の係合穴に回動可能に係合しており、これによりステータ13に回動可能に保持されている。
上述のようにロテータ12がステータ13に取り付けられることにより、ロテータ12の天板部21a及び円筒部21b並びにステータ13のステータ本体31によって、環状空間S1が画定される。
環状空間S1の内部において、FFC14は適宜の長さの弛みを有するように巻かれており、この弛みの長さは、ロテータ12がステータ13に対して回転することにより変化する。この弛み長さの変化に追従するように、複数枚のFFC14を環状空間S1内で常に整列させた状態で保持可能となっている。
ロテータ側コネクタ収容部22のロテータ側コネクタ収容空間S2には、環状空間S1から引き出されたフレキシブルフラットケーブル14の端部が挿入される。また、ロテータ側コネクタ収容部22には、ステアリングホイールが備える電気部品(例えば、ホーンスイッチ、エアバッグモジュール等)から引き出されたケーブルの端子を挿入可能な回転側端子挿入孔22aが形成されている。このケーブルの端子とFFC14の導体部とが、ロテータ側コネクタ収容部22のロテータ側コネクタ収容空間S2に配置された不図示のFFC接続構造体によって接続される。
ステータ側コネクタ収容部32のステータ側コネクタ収容空間S3には、上記のロテータ側コネクタ収容空間S2と同様、環状空間S1から引き出されたFFC14の端部が挿入される。また、このステータ側コネクタ収容部32には、車体側の電気回路を構成しているワイヤハーネスに接続された所定形状の端子を挿入可能な不図示の固定側端子挿入孔が形成されている。この端子とFFC14の導体部とが、ステータ側コネクタ収容部32のステータ側コネクタ収容空間S3に配置されたFFC接続具40によって接続されている。このFFC14及びFFC接続具40が、後述のFFC接続構造体を構成している。
上記構成により、ステアリングホイール側のエアバッグモジュール等の電気部品と、車体側の電気回路とが、FFC14を介して電気的に接続される。
図2は、図1におけるFFC接続構造体の構成を示す斜視図であり、(a)は、FFC接続具40にFFC14が接続された状態、(b)は、FFC14が接続される前の状態を示す。また、図3(a)はFFC接続具40の平面図、図3(b)は底面図、図4(a)は正面図、図4(b)は背面図、図5(a)は左側面図、図5(b)は右側面図である。
FFC接続構造体2は、図2(a)に示すように、FFC14と、該FFCと外部とを電気的に接続するFFC接続具40とを備えている。
FFC接続具40は、図中のY方向及びZ方向に延出した断面略L字形状の部材であり、複数本の金属製のバスバー41と、複数のバスバー41の一部が露出するようにバスバーを保持する樹脂製のバスバーケース42とを備え、バスバー41の一部が露出してなる端子部43が、FFC14の導体部14aと電気的に接続可能に構成されている。
バスバーケース42は、FFC14の長手方向の端部14bを収容する凹部44と、該凹部44に設けられた底壁45と、FFC14の幅方向に関して凹部44の両端に対向配置された一対の側壁46,46と、底壁45に設けられ、FFC14に設けられた複数の孔14d,14d,・・・にそれぞれ挿入された複数の突起部47,47,・・・と、一対の側壁46,46から互いに向かい合って延出し、且つ底壁45から離間して配置された一対の凸部48,48とを備えている。
FFC接続前の状態では、図2(b)に示すように、FFC接続具40は、底壁45に設けられ、且つ上記複数の突起部47,47,・・・とは形状の異なる複数の突起部47A,47A,・・・を有している。これら複数の突起部47A,47A,・・・は、例えば柱状或いは錐状、又はこれらの組合せからなる形状を有しており、FFC14をFFC接続具40に接続する際、複数の突起部47A,47A,・・・の上部を溶融、固化してFFC14に溶着することにより、複数の突起部47A,47A,・・・が変形して複数の突起部47,47,・・・が形成される。溶着後の複数の突起部47,47,・・・の形状については後述する。なお、FFC接続前の状態において、FFC接続具40の突起部以外の構成は、FFC接続構造体2におけるFFC接続具の構成と同じである。
凹部44は、バスバーケース42に設けられた浅い窪みであり、底壁45に複数のバスバー41,41,・・・の一部が露出することにより、複数の端子部43,43,・・・が形成されている。この凹部44は、平面視において略I型形状であり(図3(a))、幅狭部44aと、該幅狭部44aより幅広であってFFC14の幅寸法とほぼ等しい幅寸法である幅広部44b−1,44b−2とを有している。幅広部44b−1は、FFC14の挿入方向に関して幅狭部44aの手前側に、幅広部44b−2は、FFC14の挿入方向に関して幅狭部44aの奥側に、それぞれ形成されている。
底壁45には、FFC14の面内方向(X−Y平面方向)に垂直なZ方向に関して一対の凸部48,48の下方に配置された一対の切り欠き部49,49が設けられている(図4(a),(b))。本実施形態では、一対の切り欠き部49,49は、平面視において略矩形であり(図3(b))、FFC14の幅方向(X方向)に関して底壁45の両端に形成されると共に、FFC14の長手方向(Y方向)に関して底壁45の端面45aに形成されている。また、一対の切り欠き部49,49は、正面視において一対の凸部48,48の直下に、当該一対の凸部48,48から離間して配置されている(図4(a))。この一対の切り欠き部49,49により、FFC14を固定する際に、FFC14の端部14bを、底壁45の下方から一対の切り欠き部49,49に通して底壁45の上方まで挿入することが可能となっている。
一対の側壁46,46には、FFC14の角部14cの位置を規定する一対の段付き部50,50が設けられている(図2(b))。段付き部50は、凹部44の幅狭部44aと幅広部44b−1との境界部に形成された隅部50aを有しており、FFC14を固定する際に、この隅部50aがFFC14の端部14bにおける角部14cと当接することで、FFC14が長手方向に位置決めされる。角部14cは、FFC14の長手方向先端14eの角部とは異なり、後述する導体露出部14fの形成によって、当該導体露出部14fよりも長手方向内側に形成される部位である。
凸部48は、側壁46の内側面から内方に向かって突出した略直方体の部位であり、側面視において略正方形状である(図5(a),(b))。そして、凸部48は、Y方向に関して側壁46の端部に形成されると共に、Z方向に関して切り欠き部49の直上に形成されている。FFC14が固定された状態では、底壁45と凸部48の間にFFC14が配置され、一対の凸部48,48の一対の下面48a,48aは、FFC14のZ方向の移動を規制する規制面として機能する。
図6(a)は、図2(a)のFFC接続構造体2における突起部47と一対の凸部48,48との位置関係を説明する図であり、(b)は、突起部47の配置を説明する図である。
図6(a)に示すように、FFC接続構造体2は、FFC14の幅方向に延在し、且つFFC14の端部と底壁45とを接続する溶接部51を有している。溶接部51は、FFCの導体部14aと端子部43との重なり部に超音波、レーザ光等を照射することによって形成された部位である。
複数の突起部47,47,・・・は、FFC14の長手方向に関して一対の凸部48,48よりも溶接部51側に配置されている。すなわち、FFC接続構造体2において、FFC14の長手方向に関して溶接部51の配置位置と突起部47の配置位置との距離をL1、溶接部51の配置位置と突起部の配置位置との距離をL2としたとき、L1≦L2の関係を満たすように、溶接部51、突起部47及び凸部48が配置される。
また、複数の突起部47,47,・・・は、図6(b)に示すように、FFC14の幅方向中心線Eに対して非対称位置に配置されており、本実施形態では、幅方向中心線Eの一方の側に2つ、他方の側に1つ設けられている。なお、FFC14が幅方向中心線Eに対して対称な形状である場合には、複数の突起部47,47,・・・がFFC14の幅方向中心線Eに対して対称位置に配置されてもよい。
複数の突起部47,47,・・・は、具体的には、図7(a)に示すように、底壁45と一体で設けられた基部47aと、基部の上部に当該基部と一体で設けられ、FFC14の幅方向に膨出する扁平膨出部47bとをそれぞれ有している。本実施形態では、複数の突起部47,47,・・・は、FFC14の幅方向に沿って一列に並べて形成された3つの突起部からなり、例えば矢じり形状である。また、複数の突起部47,47,・・・における複数の扁平膨出部47b,47b,・・・は、底壁45の平面視において同一の矩形形状である。
FFC14は、銅箔、或いは銅箔とめっき層とで構成される複数の導体部14aを、接着剤層を介してPET等の樹脂から成る2枚の絶縁フィルムで挟み込んだラミネート構造を有している(図2(b参照)。このFFC14には、FFC接続前の状態において、複数の突起部47A,47A,・・・のそれぞれに対応する位置、すなわちFFC14の幅方向中心線Eに対して非対称位置に複数の孔14d,14d,・・・が設けられている。複数の孔14d,14d,・・・は、導体部14aが配置されていない積層部に形成されている。本構成により、FFC14をFFC接続具40に固定する際のFFC14の表裏が規定される。そして、FFC接続後の状態では、複数の突起部47,47,・・・は、これら複数の孔14d,14d,・・・にそれぞれ挿通された状態でFFC14に溶着されている。
複数の突起部47,47,・・・は、図7(b)に示すように、底壁45の平面視において互いに異なる形状を有していてもよい。例えば、複数の突起部47,47’,47”において、扁平膨出部47b,47b’,47b”・・・は、底壁45の平面視においてそれぞれ矩形形状、三角形状及び菱形形状を有していてもよい。この場合、複数の突起部47,47,・・・は、同図に示すようにFFC14の幅方向中心線Eに対して非対称位置に配置されてもよいし、或いは、幅方向中心線Eに対して対称位置に配置されてもよい。すなわち、複数の突起部47,47,・・・は、FFC14の幅方向中心線Eに対して非対称位置に配置されてもよいし、底壁45の平面視において互いに異なる形状を有してもよいし、非対称位置に配置され且つ互いに異なる形状を有していてもよい。
次に、上記のように構成されるFFC接続具40にFFC14を接続する方法を説明する。
先ず、FFC14の端部14bにレーザを照射し、FFC14のラミネート構造を構成する樹脂層を焼き切って、同ラミネート構造の導体部14aが露出した導体露出部14fを形成する(図2(b))。そして、図8(a)の断面図に示すように、FFC14の幅方向両端を押圧して当該FFC14を湾曲させ、FFC14の端部14bを、底壁45の端面45a側から凹部44の幅広部44b−1に挿入する。このとき、FFC14が一対の凸部48,48の下方であって且つ複数の突起部47A,47A,・・・の上方に位置するように、FFC14の端部14bを底壁45の面内方向(X−Y平面方向)に対して斜めに挿入する。この挿入時に、湾曲したFFC14の幅方向両端部を、それぞれ一対の側壁46,46の一対の切り欠き部49,49に挿通することで、FFC14を湾曲させた状態を保持したまま、FFC14の端部14bを凹部44に容易に挿入することができる。
次に、FFC14の角部14cが段付き部50の隅部50aに当接した位置にて、FFC14の面内方向が底壁45の面内方向とほぼ平行となるようにFFC14を移動し、FFC14の端部14bを凹部44に収容する。このとき、FFC14の長手方向先端14eが幅広部44b−2に収容される。また、FFC14の複数の孔14d,14d,・・・に複数の突起部47A,47A,・・・を挿通し、FFC14の端部14bと底壁45とを当接させる。この結果、底壁45と一対の凸部48,48との間にFFC14の幅方向両端部が組み付けられる。
このとき、FFC14の端部14bは、複数の突起部47A,47A,・・・及び段付き部50によってFFC14の長手方向(Y方向)への移動が規制され、また、複数の突起部47,47,・・・及び一対の側壁46,46によって幅方向(X方向)への移動が規制される。更に、FFC14の端部14bは、複数の突起部47,47及び一対の凸部48,48によって厚み方向(Z方向)への移動が規制される。これにより、FFC14の端部14bがFFC接続具40に固定され、FFC14のFFC接続具40からの脱離が防止される。また、FFC14の端部14bが底壁45に対して精度よく位置決めされ、FFC14の導体部14aと底壁45の端子部43とが精度よく位置決めされる。
次に、FFC14の複数の孔14d,14d,・・・に複数の突起部47A,47A,・・・が挿通された状態で、突起部47Aを溶着機Wにより溶融し(図8(b))、扁平膨出部47bを有する突起部47を形成すると共に、突起部47とFFC14の絶縁フィルムとを溶着する(図8(c))。
その後、図8(d)に示すように、FFC14の導体露出部14fとバスバー41の端子部43との重なり部に導体露出部14f側から工具Sを押し付け、工具Sに超音波を付与し、導体露出部14fと端子部43とを溶接して溶接部51を形成し、導体部14aと端子部43とを接続する。超音波溶接以外に、導体部14aと端子部43とを抵抗溶接、或いはレーザ溶接によって接続してもよい。これにより、FFC14がFFC接続具40に接続される。
このように構成されたFFC接続構造体2では、図9(a)或いは図9(b)に示すように、FFC14が矢印方向(主にZ方向)の外力を受けると、FFC14がZ方向、すなわち底壁45から離間する方向に移動する場合がある。このとき、複数の突起部47,47,・・・及び一対の凸部48,48によってZ方向への移動が規制され、FFC14のFFC接続具40からの脱離が防止され、FFC14とFFC接続具40との接続が維持される。
また、図9(a)或いは図9(b)において、突起部47がFFC14から応力を受けたとき、突起部47の基部47aと扁平膨出部47bとの境界部(首部)に応力集中が生じる。本実施形態では、扁平膨出部47bがFFC14の長手方向(Y方向)に膨出していないため、基部47aと扁平膨出部47bとの境界部に生じるZ方向の引張応力或いは圧縮応力を小さくすることができ、突起部47の破壊が抑制される。
また、上記接続方法において、図9(c)に示すように、FFC14とFFC接続具40との組み付け工程後或いは溶接工程後に、FFC14に屈曲部14gを形成する屈曲部形成工程を行ってもよい。屈曲部14gは、FFC14の長手方向に関して、一対の凸部48,48の突起部47とは反対側に設けられる。これにより、外力が溶接部51側に伝達され難くなり、FFC14と突起部47との溶着部の破壊を防止することができる。
屈曲部形成工程では、例えば、当該FFC14を底壁45の端面45aに圧接させながら下方に折り曲げる(図9(c))。端面45aは、好ましくは底壁45の面内方向(X−Y平面方向)に対して垂直な面であり、同形状を有する端面45aにFFC14を圧接することにより、断面略L字形状の屈曲部14gを形成することができる。このように、底壁の端面45aを、屈曲部形成行程におけるFFC14の支持面として用いることにより、FFC14に曲げ加工を施すことができる。よって、FFC14に底壁45からの剥離方向への変形が生じ得る応力が加えられた場合であっても、別途の設備を使用せずに、剥離を生じること無くFFC14を容易に折り曲げることができる。
上述したように、本実施形態によれば、FFC接続具40において(図2(b))、複数の突起部47A,47A,・・・が凹部44の底壁45に設けられ、一対の凸部48,48が、一対の側壁46,46から互いに向かい合って延出し且つ底壁45から離間して配置されるので、複数の突起部47A,47Aが、FFC14に設けられた複数の孔14d,14d,・・・に挿通されると共に、底壁45と一対の凸部48,48,・・・との間にFFC14の幅方向両端部が組み付けられる。これにより、当該FFC14の長手方向の移動が複数の突起部47A,47A,・・・で規制され、FFC14の横方向の移動が複数の突起部47A,47A,・・・及び一対の側壁46,46によって規制され、FFC14の厚み方向の移動が複数の突起部47A,47A,・・・及び一対の凸部48,48,・・・によって規制される。よってFFC接続具40の構成では、2部材を必要とせず、FFC接続具40の一部材のみでFFC14を固定することができる。また、2部材構成に伴う複数の工程を要せず、一連の簡単な工程にて固定を行うことができる。したがって、FFC14を容易に接続することができ、且つ信頼性の高い接続を行うことが可能となる。
また、一対の切り欠き部49,49が、底壁45に設けられ、且つFFC14の面内方向に垂直な方向に関して一対の凸部48,48の下方に配置されているので、FFC14を接続する際に、FFC14の幅方向端部を一対の切り欠き部49,49に通すことによって当該FFC14の端部を凹部44の幅広部44bに収容し易くなり、FFC14を幅広部44bに容易に固定することができる。
また、一対の段付き部50,50が、一対の側壁46,46に設けられ、且つFFC14の角部14cの位置を規定するので、FFC14の長手方向の位置決めを精度よく且つ確実に行うことができ、複数の突起部47A,47Aを、FFC14の複数の孔14d,14d,・・・に容易に挿通することができる。
更に、複数の突起部47A,47A,・・・は、FFC14の幅方向中心線Eに対して非対称位置に配置されるので、FFC14に、複数の突起部47A,47A,・・・の位置又はそれらの形状に一対一に対応する複数の孔14d,14d,・・・を設けることで、FFC14が表裏を誤って固定されるのを防止することができる。
また、FFC接続構造体2において(図2(a))、溶接部51は、FFC14の幅方向に延在し、且つFFC14の端部14bと底壁45とを接続し、複数の突起部47,47,・・・は、FFC14の長手方向に関して一対の凸部48,48よりも溶接部51側に配置されるので、溶接部51を形成する際にFFC14を容易に位置決めすることができる。
更に、複数の突起部47,47,・・・は、FFC14の幅方向中心線Eに対して非対称位置に配置されるか又は互いに異なる形状を有するので、FFC14に、複数の突起部47,47,・・・の位置に対応する複数の孔14d,14d,・・・を設けることで、FFC14が表裏を誤って固定されるのを防止することができる。
更に、突起部47は、FFC14の幅方向に膨出する扁平膨出部47bを有するので、FFC14がその長手方向に撓んで底壁45と離間する方向に移動したとき、FFC14が扁平膨出部47bと圧接し、扁平膨出部47bによって当該移動を規制することができる。また、扁平膨出部47bは、FFC14の長手方向に膨出していないため、FFC14から受ける応力を小さくすることができ、突起部47の破壊を防止することができ、FFC14の確実な固定を長期に亘って維持することができる。
また、回転コネクタ装置1の更なる小型化を実現する際に、一次モールド材に微小なモールドカバーを取り付ける煩雑な組み付け工程が不要となり、FFCの容易な接続を実現すると共に、信頼性の高い接続を行うことができる。
以上、上記実施形態に係るFFC接続具、FFC接続構造体及び回転コネクタ装置について述べたが、本発明は記述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、ステータ側コネクタ収容部32に収容されるFFC接続具40について述べたが、これに限らず、ロテータ側コネクタ収容部22に収容されるFFC接続具が、FFC接続具40と同様の構造を有していてもよい。
FFC接続具40は、断面略L字形状の部材であるが、これに限らず、ストレート形状の部材であってもよい。
また、バスバー41の数、端子部43の数、又はFFC14の導体部14aの数は、本実施形態に限らず、用途、仕様に応じて他の数に変更し得ることは言うまでも無い。
また、屈曲部14gは、一の山状であるが、これに限らず、断面略W形状などの複数の山部や谷部を有する形状であってもよい。これにより、FFC14に加えられる外力をより吸収することが可能となる。
複数の孔14d,14d,・・・は、導体部14aが配置されていない積層部に形成されているが、これに限らず、導体部14aが配置された積層部に形成されてもよい。また、複数の孔のうちの一部が、導体部14aが配置されていない積層部に形成され、他の一部が、導体部14aが配置された積層部に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、FFC14のラミネート構造を構成する樹脂層を焼き切るが、これに限らず、プレス等の加工によって上記樹脂層を除去してもよい。
また上記実施形態では、複数の突起47A,47A,・・・の上部を溶融、固化してFFC14に溶着することにより、複数の突起47A,47A,・・・が変形して複数の突起部47,47,・・・が形成されるが、これに限らず、複数の突起47A,47A,・・・の上部を押し潰し等の押圧によって変形させることにより複数の突起部47,47,・・・が形成されてもよい。
更に、回転コネクタ装置1のFFC接続構造体2以外の構成は、上記実施形態に限られず、他の形状、構造を有するものであってもよい。
1 回転コネクタ装置
2 FFC接続構造体
12 ロテータ
13 ステータ
14 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
14a 導体部
14b 端部
14c 角部
14d 孔
14e 長手方向先端
14f 導体露出部
14g 屈曲部
21 ロテータ本体
21a 天板部
21b 円筒部
22 ロテータ側コネクタ収容部
31 ステータ本体
32 ステータ側コネクタ収容部
40 FFC接続具
41 バスバー
42 バスバーケース
43 端子部
44 凹部
44a 幅狭部
44b 幅広部
45 底壁
45a 端面
46,46 一対の側壁
46 側壁
47 突起部
47’ 突起部
47” 突起部
47a 基部
47b 扁平膨出部
47b’ 扁平膨出部
47b” 扁平膨出部
48,48 一対の凸部
48 凸部
48a,48a 一対の下面
48a 下面
48b 側面
49,49 一対の切り欠き部
49 切り欠き部
50,50 一対の段付き部
50 段付き部
50a 隅部
51 溶接部
E 幅方向中心線
L1 距離
L2 距離
W 溶着機
S 工具
S1 環状空間
S2 ロテータ側コネクタ収容空間
S3 ステータ側コネクタ収容空間
x 軸線

Claims (10)

  1. フレキシブルフラットケーブルと外部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル接続具であって、
    前記フレキシブルフラットケーブルの端部を収容する凹部と、
    前記凹部に設けられた底壁と、
    前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に関して前記凹部の両端に対向配置された一対の側壁と、
    前記底壁に設けられた複数の突起部と、
    前記一対の側壁から互いに向かい合って延出し、且つ前記底壁から離間して配置された一対の凸部と、を備えることを特徴とする、フレキシブルフラットケーブル接続具。
  2. 前記底壁に設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルの面内方向に垂直な方向に関して前記一対の凸部の下方に配置された一対の切り欠き部を更に備えることを特徴とする、請求項1記載のフレキシブルフラットケーブル接続具。
  3. 前記一対の側壁に設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルの角部の位置を規定する一対の段付き部を更に有することを特徴とする、請求項1又は2記載のフレキシブルフラットケーブル接続具。
  4. 前記複数の突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向中心に対して非対称位置に配置されることを特徴とする、請求項1記載のフレキシブルフラットケーブル接続具。
  5. フレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルと外部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル接続具とを備えるフレキシブルフラットケーブル接続構造体であって、
    前記フレキシブルフラットケーブル接続具は、
    前記フレキシブルフラットケーブルの端部を収容する凹部と、
    前記凹部に設けられた底壁と、
    前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に関して前記凹部の両端に対向配置された一対の側壁と、
    前記底壁に設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルに設けられた複数の孔にそれぞれ挿入された複数の突起部と、
    前記一対の側壁から互いに向かい合って延出し、且つ前記底壁から離間して配置された一対の凸部と、を備えることを特徴とする、フレキシブルフラットケーブル接続構造体。
  6. 前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に延在し、前記フレキシブルフラットケーブルの端部と前記底壁とを接続する溶接部を更に有し、
    前記複数の突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの長手方向に関して前記一対の凸部よりも前記溶接部側に配置されることを特徴とする、請求項5記載のフレキシブルフラットケーブル接続構造体。
  7. 前記複数の突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向中心に対して非対称位置に配置されることを特徴とする、請求項5又は6記載のフレキシブルフラットケーブル接続構造体。
  8. 前記複数の突起部は、前記底壁の平面視において互いに異なる形状を有することを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか1項に記載のフレキシブルフラットケーブル接続構造体。
  9. 前記突起部は、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向に膨出する扁平膨出部を有することを特徴とする、請求項5乃至8のいずれか1項に記載のフレキシブルフラットケーブル接続構造体。
  10. 請求項5乃至9のいずれか1項に記載のフレキシブルフラットケーブル接続構造体を備えることを特徴とする、回転コネクタ装置。
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