JP2013084458A - 平板状可撓性配線コネクタ - Google Patents

平板状可撓性配線コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013084458A
JP2013084458A JP2011223911A JP2011223911A JP2013084458A JP 2013084458 A JP2013084458 A JP 2013084458A JP 2011223911 A JP2011223911 A JP 2011223911A JP 2011223911 A JP2011223911 A JP 2011223911A JP 2013084458 A JP2013084458 A JP 2013084458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible wiring
flat flexible
connector
terminal
mating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011223911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5884131B2 (ja
Inventor
Keiji Jinno
圭史 神野
Koichi Oyama
幸一 大山
Kazunori Miura
一乗 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2011223911A priority Critical patent/JP5884131B2/ja
Priority to CN201280049910.8A priority patent/CN103858283A/zh
Priority to KR1020147009667A priority patent/KR20140059861A/ko
Priority to DE112012004242.5T priority patent/DE112012004242T5/de
Priority to PCT/JP2012/076868 priority patent/WO2013054942A1/en
Publication of JP2013084458A publication Critical patent/JP2013084458A/ja
Priority to US14/249,641 priority patent/US20140220814A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5884131B2 publication Critical patent/JP5884131B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/79Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】容易に組み付けることができつつ、接続信頼性が低下することを防ぐことができる平板状可撓性配線コネクタを提供すること。
【解決手段】平板状可撓性配線10とスライダ20とを有してなる平板状可撓性配線コネクタ1において、端子挿入部30は、端子挿入部30の前端部下面30bを形成し、かつ前端部下面30bと取付面21cとの段差Sが平板状可撓性配線10の厚みとほぼ等しくなるように形成されてなる段差部31と、前端部下面30bの面位置P1に上面40dの面位置P2が揃えられるようにして段差部31から後方に向けて延び、かつ取付面21c側から視て端子11に重ならないように端部10bの幅方向に沿って分散配置されてなる複数の突出片部40と、を有してなり、端部10aが、取付面21cと、上面40dと、段差Sとによって囲われてなる囲い部41内に配置される。
【選択図】図7

Description

本発明は、平板状可撓性配線を有してなる平板状可撓性配線コネクタに関する。
従来、各種電気機器の相互接続には、配線経路の自由度を向上させるため、フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable)、あるいはフレキシブル配線基板(Flexible Printed Circuit)等の平板状可撓性配線を有してなる平板状可撓性配線コネクタが用いられる。例えば、特許文献1には、平板状可撓性配線と、平板状可撓性配線が取付面に取り付けられた状態で相手コネクタ内に挿入されることによって平板状可撓性配線の端部に形成された端子と相手コネクタ内の相手端子とが接続される端子挿入部を含むスライダと、を有してなる平板状可撓性配線コネクタが提案されている。
この特許文献1に記載された平板状可撓性配線コネクタ210,220,230は、図15(a)および図15(b)に示すように、スライダ211,221がフレキシブルフラットケーブル300の端部300aを覆うように取付面211b,221b上に突出されてなる保護部211a,221aを有してなる。あるいは、図15(c)に示すように、スライダ231が、フレキシブルフラットケーブル300の端部300aが屈曲されて挿入されるように取付面231b上に形成れた凹部231aを有してなる。このため、フレキシブルフラットケーブル300の端部300aが保護部211a,221aあるいは凹部231aによって保護されるようになっている。
特開2006−85989号公報
しかしながら、特許文献1に記載された平板状可撓性配線コネクタ210,220のように、保護部211a,221aを有してなる構成の場合、不図示の各相手端子が保護部211a,221aを乗り越える際の変位量Hを加味して弾性変形されるように設定されるので、フレキシブルフラットケーブル300に付加される相手端子による付勢力が大きくなり、フレキシブルフラットケーブル300の端子と各相手端子との接触抵抗が大きくなることによって、フレキシブルフラットケーブル300の端子が損傷する恐れがあり、結果的に接続信頼性が低下してしまうというおそれがあった。
また、平板状可撓性配線コネクタ230のように、凹部231aを有してなる構成の場合、フレキシブルフラットケーブル300の端部310を屈曲させなければならないため、組み付け作業が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易に組み付けることができつつ、接続信頼性が低下することを防ぐことができる平板状可撓性配線コネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る平板状可撓性配線コネクタは、平板状可撓性配線と、該平板状可撓性配線が取付面に取り付けられた状態で相手コネクタ内に挿入されることによって前記平板状可撓性配線の端部に形成された端子と相手コネクタ内の相手端子とが接続される端子挿入部を含むスライダとを有してなる平板状可撓性配線コネクタにおいて、前記端子挿入部は、該端子挿入部の前端部下面を形成し、かつ該前端部下面と前記取付面との段差が前記平板状可撓性配線の厚みとほぼ等しくなるように形成されてなる段差部と、前記前端部下面の面位置に上面の面位置が揃えられるようにして前記段差部から後方に向けて延び、かつ前記取付面側から視て前記端子に重ならないように前記端部の幅方向に沿って分散配置されてなる複数の突出片部と、を有してなり、前記端部が、前記取付面と、前記上面と、前記段差とによって囲われてなる囲い部内に配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る平板状可撓性配線コネクタは、上記の発明において、前記平板状可撓性配線は、複数の前記端子が形成され、前記複数の突出片部の各突出片部は、前記取付面側から視て、隣り合う前記端子の間に配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る平板状可撓性配線コネクタは、上記の発明において、前記突出片部は、隣り合う前記端子の間の全てに配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る平板状可撓性配線コネクタは、上記の発明において、前記突出片部は、高さ方向の厚みが前端に向けて減少されるように傾斜されてなる傾斜面を有してなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る平板状可撓性配線コネクタは、前記端子挿入部が該端子挿入部の前端部下面を形成し、かつ前記前端部下面と前記取付面との段差が前記平板状可撓性配線の厚みとほぼ等しくなるように形成されてなる段差部と、前記前端部下面の面位置に上面の面位置が揃えられるようにして前記段差部から後方に向けて延び、かつ前記取付面側から視て前記端子に重ならないように前記端部の幅方向に沿って分散配置されてなる複数の突出片部と、を有してなり、前記端部が、前記取付面と、前記上面と、前記段差とによって囲われてなる囲い部内に配置されるので、前記端部が、前記取付面上に載置された状態で、囲い部内に容易に挿入され、しかも、各相手端子が前記突出片部を乗り越える必要なく、各相手端子と前記各端子とが接続されるので、各相手端子から前記各端子にかかる付勢力を小さく抑えることができる。このため、容易に組み付けることができつつ、接続信頼性が低下することを防ぐことができる。
本発明の請求項2に係る平板状可撓性配線コネクタは、前記平板状可撓性配線が、複数の前記端子が形成され、複数の前記突出片部の各突出片部が、前記取付面側から視て、隣り合う前記端子の間に配置されるので、前記端子が複数形成される場合であっても、前記端子に重ならないように前記突出片部を分散配置することができる。
本発明の請求項3に係る平板状可撓性配線コネクタは、前記突出片部が、隣り合う前記端子の間の全てに配置されるので、前記端子が前記端部の幅方向に沿って多数配置される場合、幅方向に沿って多くの前記突出片部を配置することができ、結果的に前記平板状可撓性配線の端部の撓み発生防止効果を高めることができる。
本発明の請求項4に係る平板状可撓性配線コネクタは、前記突出片部が前端に向けて前記突出片部の高さ方向の厚みが減少されるように傾斜されてなる傾斜面を有してなるので、相手コネクタに接触され難くなり、結果的に、前記端子挿入部が相手コネクタ内に挿入され易くなる。
図1は、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタと、平板状可撓性配線コネクタに接続される相手コネクタとを示した斜視図である。 図2は、図1に示した相手コネクタの相手端子周辺を拡大した斜視図である。 図3は、図1に示した平板状可撓性コネクタを斜め下方から視た分解斜視図である。 図4は、図1に示したFPCの上面図である。 図5は、図4に示したFPCの側面図である。 図6は、図1に示した平板状可撓性配線コネクタを斜め下方から視た斜視図である。 図7は、図6に示した突出片部周辺を拡大した図である。 図8は、図7に示した平板状可撓性配線コネクタのA−A線断面図である。 図9は、図1に示した平板状可撓性配線コネクタを斜め下方から視た斜視図である。 図10は、図9に示した突出片部周辺を拡大した図である。 図11は、平板状可撓性配線コネクタの組み付け手順を示した図である。 図12は、端子挿入部が相手コネクタ内に挿入開始されてから平板状可撓性配線コネクタと相手コネクタとが固定されるまでの流れを示した図である。 図13は、本発明に係る実施例の変形例の平板状可撓性配線コネクタを斜め下方から視た斜視図である。 図14は、図13に示した突出片部周辺を拡大した図である。 図15は、従来技術を説明するための図である。
以下、図面を参照して、この発明に係る平板状可撓性配線コネクタの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1と、平板状可撓性配線コネクタ1に接続される相手コネクタ100とを示した斜視図である。図2は、図1に示した相手コネクタ100の相手端子111周辺を拡大した斜視図である。図3は、図1に示した平板状可撓性コネクタ1を斜め下方から視た分解斜視図である。図4は、図1に示したFPC10の上面図である。図5は、図4に示したFPC10の側面図である。図6は、図1に示した平板状可撓性配線コネクタ1を斜め下方から視た斜視図である。図7は、図6に示した突出片部40周辺を拡大した図である。図8は、図7に示した平板状可撓性配線コネクタ1のA−A線断面図である。図9は、図1に示した平板状可撓性配線コネクタ1を斜め下方から視た斜視図である。図10は、図9に示した突出片部40周辺を拡大した図である。
なお、便宜上、図中に示した互いに直交する矢印の方向を前後左右上下方向とする。
本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1は、平板状可撓性配線としてのフレキシブル配線基板10(以下、FPCという。)と、FPC10が取り付けられ、かつ相手コネクタ100内に挿入されることによってFPC10の端部10aに形成された端子11と相手コネクタ100内の相手端子111とが接続される端子挿入部30を有してなるスライダ20と、FPC10がスライダ20とで挟持されるようにスライダ20に組み付けられるスライダカバー50と、を有してなる。
まず、公知の相手コネクタ100について説明する。
相手コネクタ100は、図1および図2に示すように、スライダ20の端子挿入部30が挿入される開口部110aが後端部に形成されてなる箱型形状のハウジング部110と、ハウジング部110内の収容空間に設けられ、FPC10の各端子11に接続される複数の相手端子111とを有してなる。各相手端子111は、例えば、ハウジング部110の下部で不図示の回路基板に電気的に接続されるようになっている。
ハウジング部110の上面にはスライダ20の後述するコネクタ係合部22に係合される係止突起112が設けられ、この係止突起112とコネクタ係合部22とが係合されることによって、平板状可撓性配線コネクタ1が相手コネクタ100に固定されるようになっている。
次に、FPC10について説明する。
FPC10は、図4および図5に示すように、導電性の金属膜がパターン形成されてなる回路配線12を有し、この回路配線12の両面が絶縁性薄膜フィルム13によって覆われてなる平板状可撓性の回路基板である。
このFPC10の端部10aには複数の端子11が並んで形成され、各端子11が各相手端子111との接続を可能とするため、各端子11の接続側の接続面11aを露出させるように、絶縁性薄膜フィルム13の一部が除去されている。
また、FPC10の左右方向の両側端部10bには円形状の位置決め孔14が形成されている。FPC10がスライダ20に組み付けられる際、スライダ20の後述する取付面21cから突起された後述する各位置決め突起21eが各位置決め孔14に挿通されることによって、スライダ20に対するFPC10の取り付け位置の位置決めがなされるようになっている。
次に、スライダ20について説明する。
スライダ20は、絶縁性材からなり、図1および図3に示すように、スライダ基部21と、スライダ基部21の上部21aに設けられたコネクタ係合部22と、端子挿入部30とを有してなる。
スライダ基部21は、略直方体形状に形成されてなる基部であり、下面21bにFPC10が取り付けられる取付面21cを有してなる。この取付面21cの長手方向の両端部21dには、図3に示すように、取付面21cから下方に向けて突起された位置決め突起21eが形成されている。FPC10がスライダ20に組み付けられる際、各位置決め突起21eがFPC10の各位置決め孔14に挿通されることによって、スライダ20に対するFPC10の取り付け位置の位置決めがなされるようになっている。
コネクタ係合部22は、相手コネクタ100に設けられた係止突起112に係合されることによって、平板状可撓性配線コネクタ1と相手コネクタ100とを固定させるものである。
端子挿入部30は、FPC10が取り付けられ、かつ相手コネクタ100内に挿入されることによって端子11と相手コネクタ100内の相手端子111とを接続させる部分である。この端子挿入部30は、図6−図10に示すように、取付面21cが前方に延びるようにスライダ基部21の下部前端21fから突出されて設けられ、図8に示すように、前端部30aに段差部31が形成されてなる。
段差部31は、端子挿入部30の前端部下面30bを形成し、かつ前端部下面30bと取付面21cとの段差SがFPC10の厚みとほぼ等しくなるように形成されてなる。
このような段差部31によって、端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入された際、相手端子111が段差部31に当接され、FPC10の下面10c位置と略等しい高さに相手端子111の接点が位置されるようになっている。このため、端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入される際、FPC10の端部10aの縁10dが各相手端子111に当接されることによって端部10aが変形されないようになっている。
また、端子挿入部30は、FPC10の端部10aを保持する複数の突出片部40を有してなる。
各突出片部40は、前端部下面30bの面位置P1に上面40dの面位置P2が揃えられるようにして段差部31から後方に向けて延び、かつ取付面21c側から視て端子11に重ならないように端部10aの幅方向に沿って分散配置されてなる。
なお、この実施例では、各突出片部40は、取付面21c側から視て、隣り合う端子11の間の全てに配置されている。
また、各突出片部40の前端部40bには傾斜面40aが形成されている。
傾斜面40aは、前端40cに向けて突出片部40の高さ方向の厚みが減少されるように傾斜された面である。この傾斜面40aは、端子挿入部30が相手コネクタ100に挿入される際、相手コネクタ100に接触され難くする逃げ部として機能する。
なお、この実施例では、突出片部40が傾斜面40aを有してなるものを例示したが、これに限らない。すなわち、端子挿入部30が相手コネクタ100に挿入されるようになっていれば、例えば、傾斜面40aに代わって、突出片部40の前端部40bの角を曲面形状にするようにしてもよい。
このようなスライダ20によって、取付面21cと、突出片部40の上面40dと、段差部31の段差Sによって囲われてなる囲い部41が形成される。この囲い部41内に端部10aが配置されることによって、端部10aがスライダ20に保持されるとともに保護されるようになっている。
また、各突出片部40は、取付面21c側から視て、隣り合う端子11の間の全てに配置されているので、端部10aが幅方向で両側端部10f近傍、中央部10g近傍を含めた部分を保持されるようになっている。このため、FPC10の端部10aに撓みが発生することを防止するようになっている。
しかも、端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入される際、各突出片部40が各相手端子111と干渉されないようになっている。このため各相手端子111が各突出片部40を乗り越える必要がなく、各相手端子111の弾性変形量を抑えることができる。これにより、各相手端子111が端子11に接続される際にかかる付勢力を小さく抑えることができる。
次に、スライダカバー50について説明する。
スライダカバー50は、スライダ20の長手方向を長手方向とする外形略長方形形状の板状部材であり、図3および図6に示すように、長手方向の両縁50aが上方に折り曲げられて、スライダ20の側部20aに当接されるようになっている。このスライダカバー50の長手方向の両端部50bには、スライダ20に組み付ける際に位置決め突起21eが挿通される固定用孔51が形成されている。この固定用孔51に位置決め突起21eが挿通されることによって、スライダカバー50がスライダ20に固定されるようになっている。
次に、図11を用いて平板状可撓性配線コネクタ1の組み付け手順について説明する。図11は、平板状可撓性配線コネクタ1の組み付け手順を示した図である。
まず、作業者は、各突出片部40の囲い部41内にFPC10の端部10aを挿入する。(図11(a)参照)。この際、FPC10の端部10aが取付面21c上に載置された状態で、端部10aを各囲い部41内に挿入することができる。すなわち、作業者は、端部10aを折り曲げることなく取付面21cに沿って容易に各囲い部41内に挿入することができる。
その後、作業者は、位置決め孔14に位置決め突起21eが挿通されるようにしてFPC10をスライダ20の取付面21c上の所定位置に取り付ける(図11(b)参照)。
その後、作業者は、スライダカバー50の固定用孔51に位置決め突起21eを挿通させることによってスライダカバー50をスライダ20に固定する(図11(c)参照)。これによって、FPC10はスライダ20とスライダカバー50とによって挟持される。以上で平板状可撓性配線コネクタ1の組み付け作業が完了される。
次に、図12を用いて端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入開始されてから平板状可撓性配線コネクタ1と相手コネクタ100とが固定されるまでの流れを説明する。図12は、端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入開始されてから平板状可撓性配線コネクタ1と相手コネクタ100とが固定されるまでの流れを示した図である。
まず、作業者等によって、端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入開始される(図12(a)参照)。端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入開始されると、各相手端子111が最初に段差部31に当接され、FPC10の下面10c高さに各相手端子111の接点が位置される。このため、FPC10の縁10dが相手端子111に当接されることにない。これにより、端子挿入部30が滑らかに相手コネクタ100内に挿入される。
その後、作業者等によって、端子挿入部30が相手コネクタ100内にさらに挿入されると、各突出片部40が各相手端子111の間を移動される(図12(b)参照)。このように各突出片部40が各相手端子111の間を移動されるので、各相手端子111が各突出片部40に当接されることがない。すなわち、各相手端子111が各突出片部40を乗り越えることなく移動される。
その後、作業者等によって、端子挿入部30が相手コネクタ100内の取付位置まで挿入されると、係止突起112とコネクタ係合部22とが係合される(図12(c)参照)。これにより、平板状可撓性配線コネクタ1と相手コネクタ100との接続が完了され、各端子11と各相手端子111とが所定位置で接続されることになる。
本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1は、端子挿入部30が端子挿入部30の前端部下面30bを形成し、かつ前端部下面30bと取付面21cとの段差SがFPC10の厚みとほぼ等しくなるように形成されてなる段差部31と、前端部下面30bの面位置P1に上面40dの面位置P2が揃えられるようにして段差部31から後方に向けて延び、かつ取付面21c側から視て端子11に重ならないように端部10aの幅方向に沿って分散配置されてなる複数の突出片部40と、を有してなり、端部10aが、取付面21cと、上面40dと、段差Sとによって囲われてなる囲い部41内に配置されるので、端部10aが、取付面21c上に載置された状態で、囲い部41内に容易に挿入され、しかも、各相手端子111が突出片部40を乗り越える必要なく、各相手端子111と前記各端子11とが接続されるので、各相手端子111から各端子11にかかる付勢力を小さく抑えることができる。このため、容易に組み付けることができつつ、接続信頼性が低下することを防ぐことができる。
また、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1は、FPC10が、複数の端子11が形成され、複数の突出片部40の各突出片部40が、取付面21c側から視て、隣り合う端子11の間に配置されるので、端子11が複数形成される場合であっても、端子11に重ならないように突出片部40を分散配置することができる。
また、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1は、突出片部40が、隣り合う端子11の間の全てに配置されるので、端子11が端部10aの幅方向に沿って多数配置される場合、幅方向に沿って多くの突出片部40を配置することができ、結果的にFPC10の端部10aの撓み発生防止効果を高めることができる。
また、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1は、突出片部40が前端40cに向けて突出片部40の高さ方向の厚みが減少されるように傾斜されてなる傾斜面40aを有してなるので、相手コネクタ100に接触され難くなり、結果的に、端子挿入部30が相手コネクタ100内に挿入され易くなる。
(変形例)
次に、図13および図14を用いて、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1の変形例について説明する。図13は、本発明に係る実施例の変形例の平板状可撓性配線コネクタ2を斜め下方から視た斜視図である。図14は、図13に示した突出片部40周辺を拡大した図である。
この変形例の平板状可撓性配線コネクタ2は、各突出片部40が二つの端子11毎に配置されている点で実施例の平板状可撓性配線コネクタ1と異なる。なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
平板状可撓性配線コネクタ2では、平板状可撓性配線コネクタ1に比して各突出片部40の配置間隔が大きくなるように設定され、各突出片部40が取付面21c側から視てFPC10の端部10aの幅方向に沿って分散配置されてなる。
このため、本発明の実施例に係る平板状可撓性配線コネクタ1と同様に、容易に組み付けることができつつ、接続信頼性が低下することを防ぐことができる。
なお、本発明に係る実施例では、平板状可撓性配線として、FPC10を用いるものを例示したが、平板状可撓性配線であればその他のものを用いてもよい。例えば、フレキシブルフラットケーブルを用いてもよい。
また、本発明に係る実施例では、FPC10が複数の端子11を有してなるものを例示したが、これに限らない。すなわち、FPCが1以上の端子を有してなるものであればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1、2 平板状可撓性配線コネクタ
10 FPC
10a 端部
10b 側部
10c 下面
10d 縁
10f 側端部
10g 中央部
11 端子
11a 接続面
12 回路配線
13 絶縁性薄膜フィルム
14 位置決め孔
20 スライダ
20a 側部
21 スライダ基部
21a 上面
21b 下面
21c 取付面
21d 端部
21e 位置決め突起
21f 下部前端
22 コネクタ係合部
30 端子挿入部
30a 前端部
30b 前端部下面
31 段差部
40 突出片部
40a 傾斜面
40b 前端部
40c 前端
40d 上面
41 囲い部
50 スライダカバー
50a 縁
50b 端部
51 固定用孔
100 相手コネクタ
110 ハウジング部
110a 開口部
111 相手端子
112 係止突起
S 段差
P1、P2 面位置

Claims (4)

  1. 平板状可撓性配線と、該平板状可撓性配線が取付面に取り付けられた状態で相手コネクタ内に挿入されることによって前記平板状可撓性配線の端部に形成された端子と相手コネクタ内の相手端子とが接続される端子挿入部を含むスライダとを有してなる平板状可撓性配線コネクタにおいて、
    前記端子挿入部は、
    該端子挿入部の前端部下面を形成し、かつ該前端部下面と前記取付面との段差が前記平板状可撓性配線の厚みとほぼ等しくなるように形成されてなる段差部と、
    前記前端部下面の面位置に上面の面位置が揃えられるようにして前記段差部から後方に向けて延び、かつ前記取付面側から視て前記端子に重ならないように前記端部の幅方向に沿って分散配置されてなる複数の突出片部と、
    を有してなり、
    前記端部が、
    前記取付面と、前記上面と、前記段差とによって囲われてなる囲い部内に配置されることを特徴とする平板状可撓性配線コネクタ。
  2. 前記平板状可撓性配線は、
    複数の前記端子が形成され、
    前記複数の突出片部の各突出片部は、
    前記取付面側から視て、隣り合う前記端子の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の平板状可撓性配線コネクタ。
  3. 前記突出片部は、
    隣り合う前記端子の間の全てに配置されることを特徴とする請求項2に記載の平板状可撓性コネクタ。
  4. 前記突出片部は、
    高さ方向の厚みが前端に向けて減少されるように傾斜されてなる傾斜面を有してなることを特徴とする請求項1、2または3に記載の平板状可撓性コネクタ。
JP2011223911A 2011-10-11 2011-10-11 平板状可撓性配線コネクタ Active JP5884131B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011223911A JP5884131B2 (ja) 2011-10-11 2011-10-11 平板状可撓性配線コネクタ
CN201280049910.8A CN103858283A (zh) 2011-10-11 2012-10-11 连接器
KR1020147009667A KR20140059861A (ko) 2011-10-11 2012-10-11 커넥터
DE112012004242.5T DE112012004242T5 (de) 2011-10-11 2012-10-11 Verbinder
PCT/JP2012/076868 WO2013054942A1 (en) 2011-10-11 2012-10-11 Connector
US14/249,641 US20140220814A1 (en) 2011-10-11 2014-04-10 Connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011223911A JP5884131B2 (ja) 2011-10-11 2011-10-11 平板状可撓性配線コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013084458A true JP2013084458A (ja) 2013-05-09
JP5884131B2 JP5884131B2 (ja) 2016-03-15

Family

ID=47178820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011223911A Active JP5884131B2 (ja) 2011-10-11 2011-10-11 平板状可撓性配線コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20140220814A1 (ja)
JP (1) JP5884131B2 (ja)
KR (1) KR20140059861A (ja)
CN (1) CN103858283A (ja)
DE (1) DE112012004242T5 (ja)
WO (1) WO2013054942A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0393178A (ja) * 1989-09-05 1991-04-18 Japan Aviation Electron Ind Ltd フラットケーブル及びその製造方法並びにコネクタ
JP2002100425A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Calsonic Kansei Corp フレキシブルフラットケーブル用コネクタ
JP2002289285A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Calsonic Kansei Corp Ffc接続用コネクタ
JP2006085989A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Molex Inc Ffc用挿入ガイド

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01124689U (ja) * 1988-02-18 1989-08-24
JP2000058173A (ja) * 1998-06-03 2000-02-25 Nippon Acchaku Tanshi Seizo Kk Fpc接続用コネクタ
JP4430275B2 (ja) * 2001-09-27 2010-03-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 ディスクリート線用コネクタおよび電気的接続構造
US8446556B2 (en) * 2008-07-08 2013-05-21 Sharp Kabushiki Kaisha Flexible printed circuit and electric circuit structure
JP4863317B2 (ja) * 2009-03-30 2012-01-25 ヒロセ電機株式会社 回路基板用電気コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0393178A (ja) * 1989-09-05 1991-04-18 Japan Aviation Electron Ind Ltd フラットケーブル及びその製造方法並びにコネクタ
JP2002100425A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Calsonic Kansei Corp フレキシブルフラットケーブル用コネクタ
JP2002289285A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Calsonic Kansei Corp Ffc接続用コネクタ
JP2006085989A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Molex Inc Ffc用挿入ガイド

Also Published As

Publication number Publication date
KR20140059861A (ko) 2014-05-16
JP5884131B2 (ja) 2016-03-15
US20140220814A1 (en) 2014-08-07
DE112012004242T5 (de) 2014-09-04
CN103858283A (zh) 2014-06-11
WO2013054942A1 (en) 2013-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4098290B2 (ja) Ffc用コネクタ
JP5301351B2 (ja) 電線対基板コネクタ及び電線コネクタ
JP4618745B1 (ja) 電気コネクタ
JP6325720B1 (ja) 多接点コネクタ
JP2015103518A (ja) コネクタ
JP2008091299A (ja) コネクタ
JP2017204325A (ja) 基板用コネクタ
JP4900707B2 (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP7419146B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JP2013020920A (ja) ケーブルアッセンブリ、コネクタ及び半導体試験装置
JP5315912B2 (ja) 多連装電気コネクタ
JP5217604B2 (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP6272660B2 (ja) コネクタ
TWI720706B (zh) 線纜連接器組件
JP2008147020A (ja) 電気コネクタ及びその組立体、並びに電気コネクタの組立方法
JP7353123B2 (ja) コネクタ及びコネクタ組立体
JP7044736B2 (ja) 電子部品ユニット
JP2015204227A (ja) フレキシブル基板接続用コネクタ
US9755339B2 (en) Connecting structure of connector and flat circuit body
JP5884131B2 (ja) 平板状可撓性配線コネクタ
JP2021064470A (ja) コネクタ及びコネクタ組立体
JP2020194637A (ja) コネクタ、及び、基板付きコネクタ
JP4837631B2 (ja) 電気接続部品
JP5801664B2 (ja) 平板状可撓性配線コネクタ
US11128093B2 (en) Electrical connector with a stable non-soldered grounding structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151124

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20151209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5884131

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250