JP2002289285A - Ffc接続用コネクタ - Google Patents

Ffc接続用コネクタ

Info

Publication number
JP2002289285A
JP2002289285A JP2001085618A JP2001085618A JP2002289285A JP 2002289285 A JP2002289285 A JP 2002289285A JP 2001085618 A JP2001085618 A JP 2001085618A JP 2001085618 A JP2001085618 A JP 2001085618A JP 2002289285 A JP2002289285 A JP 2002289285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ffc
connector housing
male connector
retainer
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001085618A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Yamatani
栄次 山谷
Isao Yamaguchi
山口  勲
Nozomi Ito
望 伊藤
Shigeru Oyamada
茂 小山田
Shinji Ito
伸二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2001085618A priority Critical patent/JP2002289285A/ja
Priority to US10/094,505 priority patent/US6659794B2/en
Publication of JP2002289285A publication Critical patent/JP2002289285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続信頼性が高く、コネクタの組付け作業性
の良いFFC接続用コネクタを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 オスコネクタハウジング1の案内リブ
1−4の根元部にFFC 2を挿入するスリット1−3
を設け、オスコネクタハウジング1と一体に設けたリテ
ーナ1−1をオスコネクタハウジング1の後端開口部1
−8に係止させ、FFC 2をリテーナの凸状部1−1
4とオスコネクタハウジング1の凹状部との間に挟み込
み折り曲げたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の可撓性
を有するフレキシブルフラット配線板(以下「FFC」
といい、フレキシブルプリント配線板(FPC)を含
む、以下同じ。)を配線基板等に接続するためのコネク
タの技術分野に属し、特に接続信頼性の向上およびコネ
クタの組付け作業性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の電気コネクタとして
は、図15、図16に示すようなものが使用されてい
る。
【0003】図15、図16において、51はオスコネ
クタハウジングであって、FFC52の受けとなるベー
ス部材55と固定部材56から構成されている。ベース
部材55にはFFC 52を載置する支持部55−1と
支持部55−1に形成されたスリット55−3とロケー
トピン55−2が設けられている。
【0004】FFC 52のオスコネクタハウジング5
1への組付けは、ベース部材のスリット55−3にFF
C 52の先端部を挿入して、FFCの穴52−1にロ
ケートピン55−2を嵌合する。
【0005】その後に固定部材の穴56−1にベース部
材のロケートピン55−2を嵌合し、固定部材の両端の
係合爪56−2とベース部材の係合部55−5とを係合
することによって行われる。
【0006】53は樹脂を射出成形したメスコネクタハ
ウジングであり、接触端子54が組付けされている。
【0007】接触端子54は真鍮板のプレス成形品であ
り、一端にはソルダーテール54−2 が形成され、回
路基板等のスルーホールに挿入して半田付けされている
(不図示)。
【0008】また、他端はコンタクト54−1を有する
2本の棒状部54−3が形成されている。
【0009】オスコネクタハウジング51とメスコネク
タハウジング53とを係合すると、ベース部材の係止突
起55−4とメスコネクタハウジングの係合凹部53−
1とが係合して固定され、接触端子54の棒状部54−
3が弾性変形して、接触端子のコンタクト54−1がF
FCの導体回路部を挟持して電気的に所定の電気回路が
構成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオスコネクタにあっては、ベース部材55に
係止突起55−4が設けられいるため、メスコネクタハ
ウジングに嵌合時に左右方向の振れが生じ易く、またベ
ース部材55とFFC 52との結合は主としてFFC
52とベース部材のロケートピンに依存しているため、
FFCに強い引張力が加わるとFFCの穴の周辺部から
引裂かれるという問題があった。
【0011】また、これを防止するために、粘着剤でF
FC 52をベース部材55に粘着固定する方法もある
が、作業性が低下するという問題があった。
【0012】さらに、オスコネクタ51とメスコネクタ
ハウジング53とを係合した後は係合部55−5が邪魔
をして取外すことが容易でないという問題があった。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、接続信頼性が高く、コネクタの組付け作業性
の良いFFC接続用コネクタを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第1の構成は、FFCを挿入するスリットを有するオ
スコネクタハウジングと、前記FFCを前記オスコネク
タハウジングに固定するリテーナとからなるFFC接続
用コネクタにおいて、前記リテーナを前記FFCの挿入
側から押込み、前記オスコネクタハウジングに係合させ
ることによって、前記FFCを前記リテーナと前記オス
コネクタハウジングとの間に屈曲固定することを特徴と
する。
【0015】第2の構成は、第1の構成であって、前記
スリットが前記オスコネクタハウジングの案内リブの根
元部に設けられていることを特徴とする。
【0016】第3の構成は、FFCを挿入する挿通口を
有するオスコネクタハウジングと、前記FFCを前記オ
スコネクタハウジングに固定する保持部材とからなるF
FC接続用コネクタにおいて、前記保持部材はFFCを
挿入するスリットを有し、前記オスコネクタハウジング
にFFCを挿入する側と反対の側から傾斜して押込み係
合させることによって、前記FFCを前記保持部材と前
記オスコネクタハウジングとの間に屈曲固定することを
特徴とする。
【0017】第4の構成は、第3の構成であって、前記
保持部材が、前記FFCを挿通する挿通口と、前記ス
リットが同一高さとなる仮保持状態に保持可能であるこ
とを特徴とする。
【0018】第5の構成は、オスコネクタハウジングと
リテーナとでFFCを挟持するFFC接続用コネクタで
あって、前記FFCは前記オスコネクタハウジングと前
記リテーナによって180°折曲げられて上下をなし、
該上下の両表面に電気接接続部が形成されることを特徴
とする。
【0019】第6の構成は、 第5の構成であって、前
記FFCがオスコネクタハウジングの大小2段の凹状部
と前記リテーナの大小2段の突状部によって挟持され、
前記オスコネクタハウジングと前記リテーナの断面が変
化する途中に前記FFCの屈曲部が形成されていること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明の第1の実施の形態に係るオスコネクタハウジングに
FFCを組付ける前の斜視図、図2は本発明の第1の実
施の形態に係るオスコネクタハウジングにFFCを組付
けた後の斜視図であり、図3は本発明の第1の実施の形
態に係るオスコネクタハウジングにFFCを組付ける前
の断面図である。
【0021】図1〜図3において、1は樹脂を射出成形
したオスコネクタハウジングであり、2はFFCであ
る。1−1はFFC 2をオスコネクタハウジング1に
屈曲させて固定するためのリテーナであり、1−2はオ
スコネクタハウジング1と後述するメスコネクタハウジ
ング3との離脱防止用のロックである。1−4はオスコ
ネクタハウジング1とメスコネクタハウジング3とを係
合する際の案内リブであり複数個設けられている。1−
7は案内リブ1−4の外側に設けられた側壁であり、オ
スコネクタハウジング1をメスコネクタハウジング3に
挿入する際のガイドの機能も有している。
【0022】1−3は案内リブ1−4の根元部に設けら
れたスリット、1−5は側壁1−7の一部に設けられた
スリットであり、FFC 2はこのスリットに従ってオ
スコネクタハウジング1に挿入される。1−6はFFC
を係止するための突起である。
【0023】図4は本発明の第1の実施の形態に係るオ
スコネクタハウジングにFFCを組付けた後の断面図、
図5は本発明の第1実施の形態に係るリテーナをオスコ
ネクタハウジングに係止した後の断面図である。
【0024】FFC 2のオスコネクタハウジング1へ
の組付けは、図3、図4に示すように、、FFC 2が
オスコネクタハウジングの開口部1−8から挿入されス
リット1−3,1−5を通過して、スリットの先端部1
−9とFFC 2の先端部が当接した位置で突起1−6
とFFCの穴2−1が係合して完了する。
【0025】その後、図5に示すように、リテーナ1−
1をヒンジ1−10部で折り曲げてFFCの挿入方向に
オスコネクタハウジングの開口部1−8に嵌挿してリテ
ーナの両端の突起1−11とオスコネクタハウジングの
凹部1−12(図4)を係合させる。
【0026】これにより、FFC 2はオスコネクタハ
ウジングの凹状部とリテーナの凸状部1−14との間に
挟み込まれ折れ曲がっているのでFFC 2に大きな引
張力が加わってもFFCの穴2−1の周辺部から引裂か
れることはなくなる。
【0027】また、FFC 2はスリット1−3,1−
5にガイドされて挿入されるので、オスコネクタハウジ
ング1の保持面1−13から浮上がることはなく、先端
部は下方に折り曲げられているのでメスコネクタハウジ
ング3に係合する際に引掛かりが生じることがない。
【0028】さらに、オスコネクタハウジング1にはガ
イドとなる側壁1−7、案内リブ1ー4が設けられてい
ることと相舞って、オスコネクタハウジング1とメスコ
ネクタハウジング3との円滑な係合が可能である。
【0029】また、オスコネクタハウジング1は従来例
のように、ベース部材55と固定部材56の2部品に分
割されていないので、部品費が安価となり組立て作業性
が良好である。
【0030】また、リテーナ1−1とオスコネクタハウ
ジング1とにヒンジ1−10を介する樹脂の一体射出成
形品であるため部品費が安価となり作業性に優れてい
る。
【0031】図6は本発明の第1の実施の形態に係るメ
スコネクタハウジング1にメスコネクタコネクタ3を係
合したときの断面図である。
【0032】図6において、樹脂を射出成形したメスコ
ネクタハウジングの内部空間3−2に複数個の真鍮板を
プレス成形した接触端子4が組み付けされ、接触端子4
の一端は2本の棒状部4−3をなしその先端部にコンタ
クト4−1が形成されている。接触端子4の他端は回路
基板(不図示)のスルーホールに挿入され半田付けされ
るソルダーテイル4−2が設けられている。
【0033】メスコネクタハウジング3とオスコネクタ
ハウジング1とを係合するとオスコネクタハウジングの
ロック1−2とメスコネクタハウジングの突起3−1が
係合して、両コネクタの離脱が防止される。
【0034】またこの時、接触端子4の棒状部4−3が
弾性変形をしてコンタクト4−1がFFC 2の銅箔部
を挟持して電気的に導通して所定の電気回路が構成され
る。 (第2の実施の形態)図7は本発明の第2の実施の形態
に係るオスコネクタハウジングの断面図、図8は本発明
の第2の実施の形態に係るオスコネクタハウジング正面
図、図9は本発明の第2の実施の形態に係る保持部材の
係止前のオスコネクタハウジングの断面図、 図10は
本発明の第2実施の形態に係る保持部材の係止前のオス
コネクタハウジングの正面図、図11は本発明の第2の
実施の形態に係る保持部材の正面図、図12は本発明の
第2の実施の形態に係る保持部材の断面図である。
【0035】図7〜図12において、11はオスコネク
タハウジング、12はFFC,17はFFCをオスコネ
クタハウジング11に保持するための保持部材である。
【0036】オスコネクタハウジング11は、上面にロ
ック11−2、下面に保持部材17を収容するための収
容部11−1、FFCを挿入するための挿入口11−
6、挿通孔11−4、保持部材の係止突起17−8との
干渉を避けるための凹溝11−3が設けられている。
【0037】また、オスコネクタハウジング11の側壁
11−8には保持部材17を係止するためのL字状と半
円状の係止穴11−7,11−5が設けられている。
【0038】保持部材17には、FFC 12の載置部
17−1、長方形と半円形の本係止爪17−5,17−
6と長方形の仮係止爪17−7、FFCを係止する突起
17−8、メスコネクタハウジング(不図示)を係合す
る際の案内となる案内リブ17−4、FFCを挿入する
スリット17−3が設けられている。
【0039】また、保持部材17は保持部材のスリット
17−3とオスコネクタハウジングの挿通孔11−4と
が同一高さとなるように仮保持されている。
【0040】また、FFC 12のオスコネクタハウジ
ング11への組付けは、図9において、FFC 12を
オスコネクタハウジングの挿入口11−6から挿入して
挿通孔11−4を通過させ、仮係止状態にある保持部材
のスリット17−3に挿入して、先端部17−9に当接
したところで、FFCの穴12−1と保持部材の係止突
起17−8とが係合する。
【0041】オスコネクタハウジングの挿通孔11−4
と仮保持された保持部材のスリット17−3が同一高さ
にあるので、FFC 12の組付け作業は良好であり、
保持部材17を本係止方向(図10)に押し込むことに
より、本係止爪17−5,17−6がオスコネクタハウ
ジングのL字状と半円状の係止穴11−7,11−5に
係合して本係止状態となる。
【0042】また、FFC 12はオスコネクタハウジ
ングの収容部11−1の凹状部と保持部材の凸状部17
−2との間に挟み込まれ折れ曲がっているので、しかも
FFC 12が引張られるとさらに強く挟み込まれるこ
ととなるため、FFC 12に引張り力が加わっても係
止突起の周辺から引裂かれることはい。
【0043】第2の実施の形態は、第1の実施の形態の
リテーナ1−1を別個独立のものとし、図9、図10に
示す仮係止状態から図7、図8に示す本係止状態に係止
するものであるから、第1の実施の形態と同様に、側壁
11−8および案内リブ17−4に沿ってメスコネクタ
ハウジングを挿入するので係合作業性が良く、FFC1
2が強く引張られても、係止用の突起の周辺部で引裂か
れることがないという効果が得られる。
【0044】さらに、保持部材17は最初に仮係止状態
にして置くことができるので、特に量産時に組立て作業
性が良好であり効果が大きい。
【0045】なお、オスコネクタハウジング11とメス
コネクタハウジング(不図示)が係合されると、接触端
子の棒状部が弾性変形して、コンタクトがFFCの銅箔
部を挟持して電気的に導通して所定の電気回路が形成さ
れることは第1の実施の形態と同じである。 (第3の実施の形態)図13は本発明の第3の実施の形
態に係るオスコネクタハウジング等の斜視図、図14は
本発明の第3の実施の形態に係るオスコネクタハウジン
グ等の断面図である。
【0046】第1および第2の実施の形態がFFCの端
末部に接続部を設けているのに対して、本実施の形態
は、FFCの端末以外の部分に接続部を設けて電気回路
の高密度化を可能にしている点に相違がある。
【0047】図13、図14において、21はオスコネ
クタハウジングであり、上面にロック21−2、メスコ
ネクタハウジング23とオスコネクタハウジング21と
を係合する際にガイドとなる側壁21−3、案内リブ2
1−4が設けられている。
【0048】また、オスコネクタハウジング21の内部
には2段の凹所が設けられて、先端部にはリテーナの先
端突起の逃げ穴21−5が設けられている。
【0049】22は所定の回路が形成されたFFCであ
り、22−2は絶縁被膜を剥ぎ取った銅箔部分であり、
中央部にロケート用の穴22−1が設けられている。
【0050】25はFFC 22をオスコネクタハウジ
ング21に押込み、固定するためのリテーナであり、オ
スコネクタハウジング21の2段の凹状部21−6、2
1−8に対応した大小2段の凸状部25−1,25−2
が形成され、先端部にはロケート用の突起25−4が設
けられている。
【0051】23はメスコネクタハウジングであり、上
部にはオスコネクタハウジング21との離脱を防止する
ための係止部23−2が設けられ、内部空間23−1に
はコンタクト24−1を先端部に有する2本の棒状部2
4−3とソルダーテイル24−2を有する複数の接触端
子24が組付けされている。
【0052】FFC 22のオスコネクタハウジング2
1への組付けは、図14において、リテーナ25の先端
部の突起25−4をFFCの穴22−1に挿入した後、
オスコネクタハウジング21の2段の凹所に嵌め込みオ
スコネクタハウジングとリテーナの端面21−7,25
−6が一致するまで押込めばよい。
【0053】この位置で、リテーナの両側面部の係止爪
25−3とオスコネクタハウジングの係止部21−1と
が係合してリテーナ25のオスコネクタハウジング21
からの離脱が防止される。
【0054】FFC 22はリテーナの凸状部25−5
とオスコネクタハウジングの凹状部との間に挟み込み折
り曲げられているので、FFC22を強く引張ってもロ
ケート穴の周辺部から引き裂かれることがなくなる。
【0055】一方、オスコネクタハウジング21とメス
コネクタハウジング23との係合は側壁21−3と案内
リブ21−4がガイドとなって円滑に行われ、オスコネ
クタハウジングのロック21−2とメスコネクタハウジ
ングの係合部23−2とが係合される。
【0056】また、接触端子の2本の棒状部24−3が
弾性変形をして、上下の両面からFFCの銅箔部22−
2を挟持して、上下の両面に亘ってFFCの銅箔部22
−2とコンタクト24−1が電気的に導通して所定の電
気回路が形成される。
【0057】本実施の形態においては、第1および第2
の実施の形態の有する効果に加えて、FFC 22が1
80°に折り曲げられて上下をなす両表面に電気接触部
が形成され、電気回路の高密度化が可能となり部品費も
安価になるという効果を得ることができる。
【0058】また、FFC22の長手方向における数箇
所に、上記と同様の絶縁皮膜を剥ぎ取った銅箔部分22
−2およびロケート用の穴22−1を設け、それぞれの
箇所に本実施の形態のオスコネクタ21を装着すれば、
FFC上に同一のオスコネクタ21が並列的に装着され
ることになり、多重通信方式で連結される回路ユニット
間に使用して好適なワイヤリングハーネスを少数部品で
構成することができるという効果を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、FFCが
オスコネクタハウジング内に屈曲して固定されているの
で、FFCが強く引張られても係止突起の周辺部から引
裂かれることがない。
【0060】また、FFCはオスコネクタハウジングの
開口部からスリットに沿って挿入すれば良いので組付け
作業が容易である。
【0061】また、オスコネクタハウジングとリテーナ
とを一体に形成すれば部品費が安価となり、リテーナの
組付け作業もさらに容易となるという効果が得られる。
【0062】請求項2に係る発明によれば、 さらにオ
スコネクタハウジングにはメスコネクタハウジングをオ
スコネクタハウジングに係合する時のガイドとなる案内
リブが設けられているので係合作業が容易であるという
効果が得られる。
【0063】請求項3に係る発明によれば、FFCがオ
スコネクタハウジング内に屈曲して固定されているの
で、FFCが強く引張られても係止突起の周辺部から引
裂かれることがない。
【0064】また、FFCが引張られても、FFCはオ
スコネクタと保持部材との間でより強く挟み込まれるこ
ととなるため安定している。
【0065】さらに、FFCは保持部材に切られたスリ
ットに従って挿入すれば良いので作業性が良いという効
果が得られる。
【0066】請求項4に係る発明によれば、オスコネク
タハウジングと挿通孔と仮保持された保持部材のスリッ
トが同一高さにあるのでFFCの組付け作業性がさらに
良くなり、保持部材のオスコネクタハウジングに対する
挿入係止作業も良くなるという効果が得られる。
【0067】請求項5に係る発明によれば、FFCが1
80°に折り曲げられて上下をなす両表面に電気接触部
が形成されて、電気回路の高密度化が可能となり、部品
費も安価となるという効果が得られる。
【0068】また、FFC22の長手方向における複数
箇所に、本発明のFFC接続用コネクタを装着すれば、
FFC上に同一のオスコネクタ21が並列的に装着され
ることになり、多重通信方式で連結される回路ユニット
間に使用して好適なワイヤリングハーネスを少数部品で
構成することができるという効果が得られる。
【0069】請求項6に係る発明によれば、さらにFF
Cがオスコネクタハウジング内に屈曲して固定されてい
るので、FFCが強く引張られても係止突起の周辺部か
ら引裂かれることがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオスコネクタ
ハウジングにFFCを組付ける前の斜視図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るオスコネクタ
ハウジングにFFCを組付けた後の斜視図
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るオスコネクタ
ハウジングにFFCを組付ける前の断面図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るオスコネクタ
ハウジングにFFCを組付けた後の断面図
【図5】本発明の第1実施の形態に係るリテーナをオス
コネクタハウジングに係止した後の断面図
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るオスコネクタ
ハウジングにメスコネクタコネクタを係合したときの断
面図
【図7】本発明の第2の他の実施の形態に係るオスコネ
クタハウジングの断面図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るオスコネクタ
ハウジングの正面図
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る保持部材係止
前のオスコネクタハウジングの断面図
【図10】本発明の第2実施の形態に係る保持部材係止
前のオスコネクタハウジングの正面図
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る保持部材の
正面図
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る保持部材の
断面図
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るオスコネク
タハウジング等の斜視図
【図14】本発明の第3の実施の形態に係るオスコネク
タハウジング等の断面図
【図15】従来例に係るハウジングとメスコネクタハウ
ジングの斜視図
【図16】従来例に係るオスコネクタハウジングとメス
コネクタハウジングの断面図
【符号の説明】
1、11、21、51 : オスコネクタハウジング 1−1、25 : リテーナ 1−2、3−1、11−2、21−2、23−2、53
−1 : ロック 1−3,1−5、17−3 、55−3 : スリット 1−4、17−4、21−4 : 案内リブ 1−6 :
突起 1−8 :開口部 1−10 : ヒンジ 1−13 :
保持部 1−14,17−,25−5 : 凸状部 11−4 : 挿通孔 11−6 : 挿通口 11−5、11−7 : 係止穴 1−7、11−8,
21−3 : 側壁 21−6,21−8 : 2段の凹状部 25−1,2
5−2 : 2段の凸状部 2、12、22、52 : FFC 2−1,12−1,22−1,52−1 : 穴 3、23、53 : メスコネクタハウジング 4 、24、54 : 接触端子 4−1,24−1、54−1 : コンタクト 55 : ベース部材 55−1 : 支持部 55−
2:ロケートピン 55−4、17−8 : 係止突起 56 : 固定部材 17 : 保持部材 17−1 : 載置部 17−5、
17−6 : 本係止爪 17−7 :仮係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 望 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 小山田 茂 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 伊藤 伸二 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA10 BB08 BB23 CC07 DD30 EE27 FF07 GG01 GG05 GG06 GG11 HH17 HH22 HH28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FFCを挿入するスリットを有するオス
    コネクタハウジングと、 前記FFCを前記オスコネクタハウジングに固定するリ
    テーナとからなるFFC接続用コネクタにおいて、 前記リテーナを前記FFCの挿入側から押込み、前記オ
    スコネクタハウジングに係合させることによって、前記
    FFCを前記リテーナと前記オスコネクタハウジングと
    の間に屈曲固定することを特徴とするFFC接続用コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記スリットが前記オスコネクタハウジ
    ングの案内リブの根元部に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のFFC接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 FFCを挿入する挿通口を有するオスコ
    ネクタハウジングと、 前記FFCを前記オスコネクタハウジングに固定する保
    持部材とからなるFFC接続用コネクタにおいて、 前記保持部材はFFCを挿入するスリットを有し、前記
    オスコネクタハウジングにFFCを挿入する側と反対の
    側から傾斜して押込み係合させることによって、前記F
    FCを前記保持部材と前記オスコネクタハウジングとの
    間に屈曲固定することを特徴とするFFC接続用コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記保持部材が、前記FFCを挿通する
    挿通口と、前記スリットが同一高さとなる仮保持状態に
    保持可能であることを特徴とする請求項3に記載のFF
    C接続用コネクタ。
  5. 【請求項5】 オスコネクタハウジングとリテーナとで
    FFCを挟持するFFC接続用コネクタであって、 前記FFCは前記オスコネクタハウジングと前記リテー
    ナによって180°折曲げられて上下をなし、該上下の
    両表面に電気接接続部が形成されることを特徴とするF
    FC接続用コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記FFCがオスコネクタハウジングの
    大小2段の凹状部と前記リテーナの大小2段の突状部と
    によって挟持され、前記オスコネクタハウジングと前記
    リテーナの断面が変化する途中に前記FFCの屈曲部が
    形成されていることを特徴とする請求項5に記載のFF
    C接続用コネクタ。
JP2001085618A 2001-03-23 2001-03-23 Ffc接続用コネクタ Pending JP2002289285A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085618A JP2002289285A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 Ffc接続用コネクタ
US10/094,505 US6659794B2 (en) 2001-03-23 2002-03-11 Connector for connecting FFC

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085618A JP2002289285A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 Ffc接続用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002289285A true JP2002289285A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18941099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001085618A Pending JP2002289285A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 Ffc接続用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002289285A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003045558A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2009187733A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP2009187735A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP2009266749A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ
JP2012014906A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
JP2013084458A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Yazaki Corp 平板状可撓性配線コネクタ
US9190748B2 (en) 2011-02-25 2015-11-17 Yazaki Corporation Connector structure
WO2017195617A1 (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 フラット電線の接続構造
WO2021011487A1 (en) * 2019-07-16 2021-01-21 Cellink Corporation Terminal-free connectors and circuits comprising terminal-free connectors
US11108175B2 (en) 2019-07-16 2021-08-31 Cellink Corporation Terminal-free connectors and circuits comprising terminal-free connectors

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003045558A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2009187733A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP2009187735A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP4514802B2 (ja) * 2008-02-05 2010-07-28 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
JP4514803B2 (ja) * 2008-02-05 2010-07-28 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
JP2009266749A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ
JP2012014906A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
US8241069B2 (en) 2010-06-30 2012-08-14 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector
US9190748B2 (en) 2011-02-25 2015-11-17 Yazaki Corporation Connector structure
JP2013084458A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Yazaki Corp 平板状可撓性配線コネクタ
CN103858283A (zh) * 2011-10-11 2014-06-11 矢崎总业株式会社 连接器
WO2017195617A1 (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 フラット電線の接続構造
WO2021011487A1 (en) * 2019-07-16 2021-01-21 Cellink Corporation Terminal-free connectors and circuits comprising terminal-free connectors
US11108175B2 (en) 2019-07-16 2021-08-31 Cellink Corporation Terminal-free connectors and circuits comprising terminal-free connectors
US11532902B2 (en) 2019-07-16 2022-12-20 Cellink Corporation Terminal-free connectors and circuits comprising terminal-free connectors
US11545773B2 (en) 2019-07-16 2023-01-03 Cellink Corporation Terminal-free connectors and circuits comprising terminal-free connectors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5397247A (en) Connector construction
KR970000122B1 (ko) 다중 전도체 전기 접속기 및 이에 사용하기 위한 스탬프 형성 접촉부
EP0963014B1 (en) Electrical connector assembly for connecting flat flexible circuitry to discrete electrical terminals
US4255004A (en) Electrical junction box
CN111146630B (zh) 连接器和连接器组件
US6030246A (en) Electrical connector for flat circuitry
US6840798B2 (en) Shielding connector, a shielding connector system, a terminal fitting and use thereof
JP2001155806A (ja) フレキシブルな伝送線路一体型コネクタ
JP2002289285A (ja) Ffc接続用コネクタ
US6659794B2 (en) Connector for connecting FFC
KR100288727B1 (ko) 평면 회로용 전기 커넥터
US6739903B1 (en) Connector structure
JP3099108B2 (ja) 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ
US20080081491A1 (en) Circuit board type connector
JPH07335342A (ja) フレキシブル導体用コネクタ
JPH07220826A (ja) コネクタ構造
WO2014203722A1 (ja) フラットケーブルの端末接続具
US6503096B2 (en) Connector
JPH0992410A (ja) カードエッジコネクタ
US6010357A (en) System for connecting flat flexible circuitry
JP4288874B2 (ja) コネクタ
JP2004071314A (ja) 扁平導体用コネクタ
JP2575614Y2 (ja) 薄型回路体用コネクタ
JP2000231957A (ja) フレキシブルフラットケーブル用コネクタ
JP3700753B2 (ja) 端子装置