JP2009187735A - 平型導体用電気コネクタ - Google Patents

平型導体用電気コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】平型導体用電気コネクタにおいて、ハウジングの挿入口へ容易に挿入できるコネクタを提供することを課題とする。
【解決手段】先端側に接続部P1が設けられている平型導体Pが該先端側から挿入されるハウジング本体10と、挿入された平型導体の上面を圧する押え部が設けられた押え部材11とを有し、上記ハウジング本体10は一方の側に平型導体の挿入のための挿入口14がそして対向せる他方の側に相手コネクタの受入れのための嵌合部13がそれぞれ形成され、該挿入口14と嵌合部13が連通されていて、挿入された平型導体Pの接続部P1が上記嵌合部13に突入して相手コネクタと接触可能となる平型導体用電気コネクタにおいて、ハウジング本体10の上記一方の側における挿入口14の開口周縁の上縁が下縁そして側縁よりも上記他方の側に位置している。
【選択図】図8

Description

本発明は平型導体用電気コネクタに関する。
この種の電気コネクタとしては、例えば特許文献1に開示されているコネクタが知られている。このコネクタは、可撓性を有する平型導体が接続された状態で、相手コネクタへ嵌合接続されて使用される。このコネクタのハウジングは該ハウジングの一端面から対向他端面へ貫通せるケーブル挿入孔が形成されていて、平型導体は上記一端面の入口開口から挿入され、該平型導体の先端側の接続部が他端面の出口開口から突出する。上記入口開口は平坦な上記一端面にスリット状に形成され、出口開口には該出口開口の下縁から板状の嵌合部が延出形成されている。平型導体の接続部は出口開口から突出して上記嵌合部の面上に位置するようになる。このコネクタは、使用時に、上記嵌合部が相手コネクタの嵌合凹部に嵌入して、上記接続部がこの相手コネクタの端子と電気的に接続される。
実用新案登録第3135164号
しかしながら、特許文献1のコネクタにあっては、ハウジングの一端面が平坦面であり、その平坦面に形成された細いスリット状の入口開口へ平型導体を挿入するということは容易でない。平型導体は通常、きわめて薄いので、これが挿入される入口開口もきわめて細くなっていると共に、平型導体の長手方向での撓みによって、上記平型導体の先端を平坦な一端面上で滑らせながら上記入口開口の位置へもたらすことは困難であり、さらには、平型導体が幅広なときには幅方向でも撓んでしまい、幅方向の一側端で入口開口に入っても他側端が曲っていて入口開口から外れてしまうことが多い。
本発明は、このような事情に鑑み、平型導体が、たとえ可撓性を有していても、容易にハウジングの挿入口から挿入することのできる平型導体用電気コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係る平型電気コネクタは、先端側に接続部が設けられている平型導体が該先端側から挿入されるハウジング本体と、挿入された平型導体の上面を圧する押え部が設けられた押え部材とを有し、上記ハウジング本体は一方の側に平型導体の挿入のための挿入口がそして対向せる他方の側に相手コネクタの嵌合のための嵌合部がそれぞれ形成され、該挿入口と嵌合部が連通されていて、挿入された平型導体の接続部が上記嵌合部に突入して相手コネクタと接触可能となる。
かかる平型導体用電気コネクタにおいて、本発明は、ハウジング本体の上記一方の側における挿入口の開口周縁の上縁が下縁そして側縁よりも上記他方の側に位置していることを特徴としている。
このような構成の本発明にあっては、押え部材の開放時に、平型導体の先端部を挿入口の下縁側の上面の上に配置する。この挿入口の開口周縁は上縁が下縁そして側縁よりもハウジング本体の他方の側に位置しており、すなわち下縁の側で上方に開放された上面が形成されているので、上記平型導体の先端部を上方からこの上面の上に容易に配することができる。しかる後、上記開口周縁に案内されるようにして上記先端部を挿入口に導きそのまま該挿入口内へ挿入する。この平型導体は挿入口へ所定位置まで挿入されると、該平型導体の先端部に形成された接続部は挿入口を貫通して受入凹部内へ突出する。その後に、押え部材が押え位置にもたらされ、この平型導体の位置を固定し、又、平型導体の抜けを防止する。
コネクタの使用に際しては、上記嵌合部へ相手コネクタを受け入れて、該相手コネクタの接続対象部、例えば、端子が上記平型導体の接続部と電気的に接続される。
本発明において 押え部材は挿入口よりも上方位置で回動自在にハウジング本体に取り付けられており、下方への回動で平型導体を圧するようにすることができる。こうすることにより、押え部材の押え動作、あるいは開放動作は、単に該押え部材を回動するだけですむので操作がきわめて簡単に行える。
本発明において、挿入口は、平型導体の挿入方向に向けて、該平型導体の幅方向そして厚み方向の少なくとも一つの方向での寸法が先細りとなっていて、平型導体の圧入挿入を可能としているように形成できる。こうすることにより、平型導体の挿入が進行するにつれて、幅方向あるいは厚み方向での自動位置出しがなされ、挿入の終了時には圧入により位置出しのみならず平型導体の保持という機能をも得る。圧入挿入は、挿入口の奥部のみでなされるようにすることが好ましい。あまり手前位置から圧入挿入すると挿入抵抗が大きくなり、円滑な挿入が行えなくなる虞れがある。
本発明において、ハウジング本体は底壁に窓部が形成されており、該底壁の下面に取り付けられたシールド板の一部を切り起こして作られた弾性片が上記窓部を貫通して、該弾性片の先端側に形成された接触部が上記挿入口に突入した位置にあり、挿入された平型導体の下面のシールド面と接触可能となっているようにすることができる。上記シールド板の取付けにより、コネクタにシールド機能をもたせることができる。このシールド板は弾性片の接触部が平型導体の下面にてシールド面と接触し、グランドをとるようになる。
上記シールド板の弾性片に形成された接触部は、平型導体の挿入方向で、押え部材の押え部とずれて位置していることが好ましい。こうすると、平型導体の上面が押え部材により、下面が弾性片によりそれぞれ圧せられて抜け防止が図られ、又、その際、押え部と接触部の間の距離における平型導体の可撓性により弾性片に押え部材からの大きな力が直接弾性片にかからないので、弾性片の塑性変形や損傷を回避できる。
上記シールド板の弾性片は、ハウジング本体の一方の側に近い縁部が該一方の側に向うにつれて平型導体から離れるテーパ面を形成していることが好ましい。挿入口への平型導体の挿入過程において、平型導体の先端部がテーパ面の上に乗って案内されるので、挿入を円滑にすることができ、接触部での接圧を十分に得るために弾性片の接触部での弾性変位量を大きくとっても、挿入に支障をきたさない。
本発明おいて、シールド板の弾性片は、平型導体の幅方向に延びて形成されているようにすることができる。コネクタは接続される平型導体の長手方向では小寸法であることが望まれる。しかし、平型導体の幅方向では、必然的に平型導体の幅寸法以上のものとなる。したがって、平型導体の芯線の線数がきわめて多く上記幅寸法が大きいものについては、コネクタとしてはその寸法を有効に用いることができる。かかる場合、弾性片は上記幅方向に延びるように形成して、コネクタを大型化することなく、与えられた寸法内で十分長い弾性片を得る。かかる場合、弾性片は、平型導体の幅方向で、二箇所から対向して延びて形成されているようにすることができる。
本発明は、以上のように、ハウジング本体の一方の側に形成された挿入口の開口周縁のうち上縁を他の縁よりも他方の側に位置せしめたので、下縁の上面が開放されて、この上面に平型導体の先端部を載置してから挿入することができ、平型導体の挿入口への位置づけがきわめて簡単となり、平型導体のコネクタへの挿着作業の能率を向上せしめる。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態のコネクタへ平型導体が挿入される直前における、後部側から見た該コネクタと平型導体を示す斜視図であり、図2は挿入直後で未だ押え部材が開いていて平型導体に対して押え動作に入っていない状態(以下、この状態を開状態といい、その位置を開位置という)における前部側から見た斜視図である。又、図3は、図1と同じ状態でのコネクタのみを示す、下方から見た斜視図である。さらに、図5は押え部材が開位置にある図1の状態でコネクタを後方から見た図、図6は前方から見た図、さらに、図7は押え部材が閉位置にある状態でコネクタを後部側から見た図である。
平型導体Pは、上下で絶縁層により挟まれ、該平型導体Pの長手方向に延びる複数の導体が平型導体Pの幅方向に定間隔で配列されており、上記長手方向で前端側(図1では左上端側)部分の絶縁層が剥離されていて各導体の接続部P1が露呈している。長手方向で前端から該接続部P1よりも後方位置までの範囲の下面に、補強シートP2が貼着されている。この補強シートP2が設けられている範囲において、平型導体Pはその幅方向両側縁に幅方向へ没する略四角形状の切欠部P3が形成されている。かかる平型導体Pは、その長手方向で上記補強シートP2の後部域にわたるようにして、下面側にシールド層P4が設けられ、さらに、後方に向けて周囲に絶縁被覆P5が形成されている。なお、上記シールド層P4は、平型導体Pの幅方向両側端には存在していないため、図1では見えない領域にあり、図5及び図8の断面にて見ることができる。又、図5及び図8では、平型導体Pは絶縁被覆P5よりも前方域のみを示しているので、この絶縁被覆P5は示されていない。
上記平型導体Pの先端側を受けてこれを定位置に収めるハウジング本体10は電気絶縁材料から作られていて、この平型導体Pをハウジング本体10との間で保持する押え部材11が該ハウジング本体10に対して可動に取付けられている。本実施形態では押え部材11は、可撓性を有するヒンジ部12を介して、上記ハウジング本体10と同一部材で一部材として一体に作られている。このヒンジ部12は、平型導体Pの幅方向(コネクタの幅方向でもある)で、複数箇所に薄肉部として形成されていて、可撓な該ヒンジ部12を軸線として押え部材11がハウジング本体10に向け近接し又離間する方向に往復回動可能となっている。
ハウジング本体10は、前部に相手コネクタの受入れて嵌合するための嵌合部たる受入凹部13(嵌合部)が形成されていると共に、後部に平型導体Pの挿入のための挿入口14が形成されている。受入凹部13は前方に開口し、挿入口14は後方に開口している。又、受入凹部13と挿入口14はハウジング本体10内で連通していて、前後に貫通する一つの連続空間をなしている。図8に見られるように、上記挿入口14と受入凹部13は、それらの下側内面が連続した面をなし、したがって、平型導体Pの厚さに相当する高さの挿入口14に対し、相手コネクタを受け入れる受入凹部13はより上方にまで及んでいる。
上記ハウジング本体10は、前後方向にて受入凹部13が存在する前部範囲と挿入口14が存在する後部範囲の境界部をなす中間壁15を有していて、該中間壁15から前方に延びる前部底壁16、前部上壁17、そして両者を幅方向両端で結ぶ前部側壁18の内面で上記受入凹部13を形成しており、上記中間壁15から後方に延びる後部底壁19、後部上壁20、そして後部底壁19の幅方向両端から起立する後部側壁21の内面で上記挿入口14を形成している。上記後部上壁20と後部側壁21との間には隙間が形成されて
いて、上記後部上壁20は、後部側壁21とは連結されずに、単独で後方に延びる上板部の形をなしている。
上記受入凹部13は、相手コネクタを前方から受け入れるに適した形の内面をなしているが、前部底壁16の上面の前端縁には、平型導体Pの前端部における厚みに相当する高さの突起条部22が幅方向に延びて設けられていて、挿入された平型導体Pの前端が上記突起条部22に当接して挿入方向での位置の規制がなされるようになっている。
図2に見られるように、受入凹部13の開口部の幅方向両端位置には、外方に向け張り出すフランジ部13Aが設けられ、このフランジ部13Aから前方に向け突き出すテーパ状の嵌合案内部13Bが設けられている。この嵌合案内部13Bは、相手コネクタとの嵌合時に、該相手コネクタの導入案内を行う。
後方からコネクタを見た図1に見られるように、上記後部側壁21の内面側上部には鉤状の係止部23が幅方向内方に突出しており、後述する押え部材11の対応せるロック突起と係止し合うようになっている。このロック突起との係止を可能とするために、上記後部側壁21には、前後方向に貫通せる孔部24が形成されていて、上記係止部23が設けられている壁部分を薄くして弾性を与えている。その結果、係止部23はロック突起に圧せられたときに弾性変位可能となり、その弾性変位の結果、ロックがなされる。
上記後部側壁21は、係止部23よりも下方の部分では、両方の前部側壁の内面同士間距離が平型導体Pの幅寸法よりも十分に大きく設定されていて、平型導体Pの配置を容易としている。又、上記後部側壁21のさらに外側には、該後部側壁21の下部と連結されていて上方に垂立する押圧壁25が設けられている。該押圧壁25からは前方に向けロック腕25Aが延びていて、その前端側部には鉤状のロック突起25Bが設けられている。このロック突起25Bは図2そして図10に見られるようにフランジ部13Aの後方に位置している。上記ロック突起25Bは相手コネクタとのロックを行うもので、上記押圧壁25を幅方向内方に圧することで、上記ロック腕25Aを撓ませて該ロック突起25Bを変位させ、上記相手コネクタとのロックを解除する。
両側の後部側壁21の下部同士を連結している後部底壁19はその上面に配置される平型導体Pを支持する支持面19Aを有している。該支持面19Aは幅方向両端で上記後部側壁21との連結部分より若干没した段部19Dをなし、該支持面19Aの幅寸法は平型導体Pの幅寸法よりも若干大きい程度となっている。この支持面19Aよりも上方の位置、すなわち上記段部19Dよりも上方位置では、両方の後部側壁21の内面同士間の距離が上記平型導体方Pの幅よりも十分に大きいので、平型導体Pの導入が楽になされ、導入後に平型導体Pを上記支持面19Aにまで降下させると、この支持面19Aの幅が平型導体Pの幅よりも若干大きい程度なので、該平型導体Pはその幅方向で、ほぼ所定位置にもたらされる。
上記後部底壁19には、幅方向の二位置に、貫通せる略四角形の窓部26が形成されている。この窓部26は上記幅方向に並んでいて同方向で対称に位置している。さらに、上記後部底壁19には、その幅方向両端側に、貫通せる孔部19Bが形成されている。この孔部19Bは、平型導体Pが所定位置に配されたときに、平型導体Pの切欠部P3と位置そして形状が一致するように設定されている。
中間壁15から後方へ延びている後部上壁(上板部)20は、その幅方向両端が後部側壁21の内面との間に間隙を形成しつつ後方へ延びており、挿入孔14の開口縁を形成する上縁たる端縁20Aは下縁たる上記後部底壁19そして側縁たる後部側壁21の後端面よりも前方に位置している。すなわち、上記後部上壁20は、前方に没して位置していて、その没した距離の分だけ、上記後部底壁19の上面たる支持面19Aよりも上方を開放空間としている。したがって、平型導体P(の先端部)を上記支持面19上に配することが楽に行われる。上記後部上壁20の後縁下面では、平型導体Pの前方への挿入を円滑にするために、テーパ面20Cが形成されている。このテーパ面20Cと支持面19Aの間が平型導体の導入のための導入空間として機能する。なお、上記後部上壁20の上面には、その補強のためのリブ部20Bが設けられている。
次に、可撓性を有するヒンジ部12により、ハウジング本体10に対して開位置と閉位置との間で回動自在であって、該ハウジング本体10と一体に形成されている押え部材11は、図1そして図2に見られる開位置の状態で、上方に垂立し幅方向に延びた板状をなしている。この押え部材11の幅方向寸法は、上述した両方の後部側壁21の内面同士間の距離よりも若干小さい程度となっている。上記押え部材11の上端後面(図1における上方そして後方が、閉位置にあってはそれぞれ後方そして下方となるので、図1における上端後面は閉位置で後端下面となる。)は、閉位置へ回動したときに平型導体に接面する押え面11Aを押え部として形成している。押え部11Aは、上記閉位置の状態で、切欠部P3の後方位置で平型導体の幅方向の範囲にわたり押える。
図1の上記押え部材11の後面の幅方向両端には、後方に突出する突起部27が設けられている。この突起部27は、その突出方向に延びるスリット27Aによって二つの片27C,27Dに分割されており、先端部外周面がテーパ状となっている。又、この突起部27の一方の片27Cの下面(図1にて下面)は突出方向に平行な平坦面を形成し、他方の片27Dの上面はテーパ面を形成している。さらに、上記突起部27の幅方向内外面には、上記他方の片27Dの縁に沿って突起条部27Bが形成されている。上記押え部材11は閉位置へ回動されて、平型導体Pの切欠部P3を貫通し、後部底壁19の孔部19Bに軽く圧入される。その際、突起条部27Bは平型導体Pの幅方向を規制して、平型導体Pは、その幅方向で、ほぼ所定位置にもたらされる。また、上記スリット27Aは該スリット27Aにより区分された一方の片27Cが該スリット27Aの隙間を狭めるよう弾性変形を可能とする。さらに、上記押え部材11は、その幅方向両側端面に、鉤状のロック突起11Bが設けられている。
次に、コネクタを下方から見た図3に示されるように、ハウジング本体10の底面には、金属板を加工して作られたシールド板30が取り付けられている。該シールド板30自体は、上方から見た斜視図である図4に示されるごとくであるが、平板部31に略四角形の窓部31Aが並んで二つ形成されており、両方の側端からは一つずつの係止片31Bがそして後縁から三つの係止片31Cが立ち上げられている。これらの係止片31B,31Cは上記ハウジング本体10の底面に取り付けられたとき、ハウジング本体10の後部底壁19の下面に対応して形成されている係止溝19C,19Dにそれぞれ圧入されて固定される(図3参照)。上記平板部31の二つの窓部31Aのそれぞれの側端内縁から弾性片32が切り起こされている。二つの弾性片32は、対向してその先端同士が近づく方向(この方向はコネクタの幅方向でもある)に延び、先端に向けて上方に傾斜しており、その先端に接触部32Aを形成している。これらの二つの弾性片32の延びる方向は、コネクタに挿入された平型導体Pの幅方向と一致する。上記弾性片32の接触部32Aは後縁部(図4にて右下縁)が下方に向くテーパ面32Bを形成している。
平板部31からは、傾斜部33を経て、平坦部34が延びて形成されている。該平坦部34は平板部31よりも上方に位置していて、シールド板30がハウジング本体10に取り付けられた際には、上記平板部31がハウジング本体10の後部底壁19の下面に接面し、上記平坦部34が前部底壁16の下面に接面、全体としてハウジング本体10の下面を覆う。かかるシールド板30がハウジング本体10に取り付けられると、該シールド板30の窓部31Aがハウジング本体10の後部底壁19の窓部26と一致して位置するので、上記弾性片32は窓部26を貫通して、該弾性片32の接触部32Aは、挿入される平型導体Pの下面に形成されたシールド面に対して弾性接触する位置にくるようになる。
又、平型導体Pの挿入方向(前後方向)では、上記接触部32Aは、中間壁15から後方へ延びている後部上壁20に対応する位置にあり、且つ、閉位置の押え部材11の押え面11Aよりも、前方に位置している(図8(B)参照)ので、平型導体に外力が加わっても接触部32はその影響を受けず、しっかりと接触している。
上記ハウジング本体10に形成された、後部底壁19の上面たる支持面19A、挿入口14の下面、前部底壁16の内面は互いに連続した一つの平面をなし、平型導体Pの先端部を支持面19Aから挿入口14を経て前部底壁16の内面へと円滑に案内する(図8参照)。上記挿入口14は、前方に向けて平型導体の幅方向あるいは厚み方向での寸法が僅かに先細り部分14−1となっていることが好ましい。このようにすることにより、平型導体の挿入に伴い、幅方向そして厚み方向での平型導体の位置を正確に出すことができ、特に挿入の最終時に圧入されるならば、該平型導体Pの先端両側部P6の位置にて保持力をも得る。このような先細り部分14−1は、受入凹部における前部底壁の上面で形成してもよい。
このように構成される本実施形態のコネクタは、次の要領で使用される。
(1)先ず、押え部材11を開位置にもたらす。すなわち、図1そして図2に見られるように、該押え部材11を上方に垂立するように位置づける。この押え部材11が開位置にもたらされると、挿入口14の後方、すなわち手前部分で、後部底壁19の支持面19Aの上方が大きく開放される。
(2)次に、コネクタに挿着されるべき平型導体Pを用意し、接続部P1が形成されている先端部を上記支持面19A上に配し、そのまま該平型導体Pを前方に移動させる。該平型導体Pは上記支持面19Aで支持されつつ、上記接続部P1が挿入口14を経て受入凹部13の前部底壁16の上面に達する(図8(A),図9(A)参照)。平型導体Pの先端は前部底壁16の突起条部22に当接し、正規の挿入位置にもたらされる。
(3)しかる後、押え部材11を開位置から閉位置へ回動させる。閉位置にもたらされると、押え部材11の押え面11Aは平型導体Pの上面を押え、突起部27が平型導体Pの切欠部P3を通ってハウジング本体10の後部底壁19の孔部19B内へ突入し、さらには、ロック突起11Bが係止部23と係止する(図8(B),図9(B),図10参照)。上記突起部27は孔部19B内へ軽く圧入され、押え部材11の閉位置を確保する。この突起部27は上記平型導体Pの切欠部P3を、平型導体の厚み方向で貫通しているので、平型導体Pは後方に引かれても、切欠部P3の前縁にて上記突起部27と係止するので、抜けることはない。かかる状態で、平型導体Pの下面のシールド面はシールド板30の弾性片32の接触部32Aと弾性接触する。
(4)このようにして、押え部材11が閉位置へ回動するだけで、突起部27により平型導体Pの抜けを防止する。又、平型導体Pが正規位置まで挿入されていないときには、押え部材11の閉位置への回動時に、突起部27の一方の片27Cの平坦な前面(開位置では下面)が切欠部P3の前縁を前方に押し出すので、平型導体は該押え部材11によって自動的に正規位置にもたらされる。さらに平型導体Pの前端部から切欠部P3の前縁までの距離が多少長くても、係止突起27のスリット27Aの隙間を狭めるよう弾性変形を可能としているので平型導体を押し過ぎたり傷めてしまうことがない。
(5)このようにして、正規位置で保持された平型導体Pの接続部P1は、受入凹部13で前部底壁16の上面に位置する。かかる状態で、図8(C)のように、相手コネクタCの嵌合部C1を上記受入凹部13に受け入れると、相手コネクタCの端子C2の接触部C3が上記接続部P1と接触するようになる。
本発明は、既述した本実施形態に限定されず、変更が可能である。押え部材11は、閉位置において、ハウジング本体10とのロックを側端に設けられたロック突起により行っていたが、このロック突起は側端突起のみならず、これに加えて、幅方向中間部に中間突起を設けることにより、さらにロックを確実にすることができる。コネクタの幅が大きい
場合には、この中間突起は大いに有効である。図11(A)に示された例では、押え部材11は、開位置で、上端後面側に鉤状の中間突起11Cが設けられ、押え部材11が閉位置にもたらされたとき、図11(B)に示されているように、ハウジング本体の後部上壁20の後端縁と係止している。
本発明の一本実施形態で、押え部材が開位置にあるコネクタとこれに挿着される平型導体とを示す斜視図であって、平型導体の挿着前の状態で後方から見た図である。 図1のコネクタと平型導体を示す斜視図であって、平型導体の挿着後の状態で前方から見た図である。 図1のコネクタを下方から見た斜視図である。 図3のシールド板を上方から見た斜視図である。 図1のコネクタと平型導体を後方から見た背面図である。 図1のコネクタと平型導体を前方から見た正面図である。 図1のコネクタで、押え部材が閉位置にあるときの背面図である。 図1のコネクタの幅方向中央部での縦断面図で、(A)は押え部材が開位置にある状態、(B)は押え部材が閉位置で相手コネクタとの嵌合前の状態、(C)は相手コネクタとの嵌合状態をそれぞれ示す。 図1のコネクタの係止突起部での縦断面図で、(A)は押え部材が開位置にある状態、(B)は押え部材が閉位置にある状態をそれぞれ示す。 図1のコネクタの係止突起部での横断面図であり、平型導体の挿入後で押え部材が閉位置にある状態を示す。 本発明の他の実施形態としてのコネクタの縦断面図であり、(A)は押え部材が開位置にある状態、(B)は押え部材が閉位置にある状態をそれぞれ示す。
符号の説明
10 ハウジング本体 30 シールド板
11 押え部材 32 弾性片
13 嵌合部(受入凹部) 32A 接触部
14 挿入口 P 平型導体
19 底壁(後部底壁) P1 接続部
26 窓部

Claims (8)

  1. 先端側に接続部が設けられている平型導体が該先端側から挿入されるハウジング本体と、挿入された平型導体の上面を圧する押え部が設けられた押え部材とを有し、上記ハウジング本体は一方の側に平型導体の挿入のための挿入口がそして対向せる他方の側に相手コネクタの嵌合のための嵌合部がそれぞれ形成され、該挿入口と嵌合部が連通されていて、挿入された平型導体の接続部が上記嵌合部に位置して相手コネクタと接触可能となる平型導体用電気コネクタにおいて、ハウジング本体の上記一方の側における挿入口の開口周縁の上縁が下縁そして側縁よりも上記他方の側に位置していることを特徴とする平型導体用電気コネクタ。
  2. 押え部材は挿入口よりも上方位置で回動自在にハウジング本体に取付けられており、下方への回動で平型導体を圧するようになっていることとする請求項1に記載の平型導体用電気コネクタ。
  3. 挿入口は、平型導体の挿入方向に向けて、該平型導体の幅方向そして厚み方向の少なくとも一つの方向での寸法が先細りとなっていて、平型導体の圧入挿入を可能としていることとする請求項1又は請求項2に記載の平型導体用電気コネクタ。
  4. ハウジング本体は底壁に窓部が形成されており、該底壁の下面に取り付けられたシールド板の一部を切り起こして作られた弾性片が上記窓部を貫通して、該弾性片の先端側に形成された接触部が上記挿入口に突入した位置にあり、挿入された平型導体の下面のシールド面と接触可能となっていることとする請求項1に記載の平型導体用電気コネクタ。
  5. シールド板の弾性片に形成された接触部は、平型導体の挿入方向で、押え部材の押え部とずれて位置していることとする請求項4に記載の平型導体用電気コネクタ。
  6. シールド板の弾性片は、ハウジング本体の一方の側に近い縁部が該一方の側に向かうにつれて平型導体から離れるテーパ面を形成していることとする請求項4又は請求項5に記載の平型導体用電気コネクタ。
  7. シールド板の弾性片は、平型導体の幅方向に延びて形成されていることとする請求項4ないし請求項6のうちの一つに記載の平型導体用電気コネクタ。
  8. 弾性片は、平型導体の幅方向で、二箇所から対向して延びて形成されていることとする請求項7に記載の平型導体用電気コネクタ。
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