JP2013020774A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具の挿入作業性を低下させずに、高いシール性能を保つ。
【解決手段】電線カバー20は、複数本の電線15を屈曲させた状態で収容可能であり、電線15がゴム栓ホルダ18を貫通する方向及び電線15が電線カバー20から導出する方向の両方向と略平行な外面に開口部27が形成された電線収容部21と、電線収容部21を構成する左側面壁24(壁部)から開口部27に向かって片持ち状に突出した形態であって、電線15の屈曲部15Rにおける曲げの内側に配置される複数の係止部30とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、内部に複数の端子金具が挿入されたハウジングと、端子金具に接続されてハウジングの背面から導出される複数本の電線と、電線を貫通させる複数のシール孔が形成されていてハウジングの背面を覆うように取り付けられた一括ゴム栓と、電線を貫通させる複数の貫通孔が形成されていて一括ゴム栓を背面側から抑えるように取り付けられたゴム栓ホルダと、ゴム栓ホルダの背面を覆うように取り付けられた電線カバーとを備えたコネクタが開示されている。電線カバーの内部では、ゴム栓ホルダを貫通した複数本の電線がゴム栓ホルダの背面に沿うように屈曲されている。
特開2005−123102号公報
ゴム栓ホルダの貫通孔は、端子金具を貫通させるために電線の外径よりも大きく開口している。そのため、電線カバー外において電線が引っ張られたときには、貫通孔の内部において、電線がその長さ方向と交差する方向へ斜めに変位する。この貫通孔内における電線の変位は、一括ゴム栓のシール孔を変形させてシール性能の低下を来す原因となる。
この対策としては、ゴム栓ホルダの厚みを電線カバー側へ拡大して貫通孔の貫通方向の寸法を長くすることが考えられる。貫通孔の貫通長が長くなるほど、貫通孔内における電線の傾き角度が小さくなるので、その分、シール孔の変形量が小さくなる。
しかしながら、貫通孔の貫通長を長くすると、次のような不具合が生じる。端子金具をシール孔に挿入する過程で、端子金具の後端が貫通孔内に収容された後は、電線を指で摘むことによって端子金具に挿入力を付与するのであるが、このとき、端子金具には、一括ゴム栓の弾性復元力に起因する挿入抵抗が作用する。そのため、この挿入抵抗によって、電線が貫通孔内で座屈変形し、その結果、端子金具に対して挿入力が効果的に伝わらなくなる虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の挿入作業性を低下させることなく、高いシール性能を保つことを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内部に複数の端子金具が挿入されたハウジングと、前記端子金具に接続されて前記ハウジングの背面から導出される複数本の電線と、前記電線を貫通させる複数のシール孔が形成されていて、前記ハウジングの背面を覆うように取り付けられた一括ゴム栓と、前記電線を貫通させる複数の貫通孔が形成されていて、前記一括ゴム栓を背面側から抑えるように取り付けられたゴム栓ホルダと、前記ゴム栓ホルダの背面を覆うように取り付けられた電線カバーとを備え、前記ゴム栓ホルダを貫通した前記複数本の電線が、前記電線カバーの内部で前記ゴム栓ホルダの背面に沿うように略直角に屈曲されて、前記電線カバー外へ導出されているコネクタにおいて、前記電線カバーは、前記複数本の電線を屈曲させた状態で収容可能であり、前記電線が前記ゴム栓ホルダを貫通する方向及び前記電線が前記電線カバーから導出する方向の両方向と略平行な外面に開口部が形成された電線収容部と、前記電線収容部を構成する壁部から前記開口部に向かって片持ち状に突出した形態であって、前記電線の屈曲部における曲げの内側に配置される複数の係止部とを備えているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記電線カバーは、前記開口部を閉塞可能な閉塞部を備えており、前記閉塞部には、前記係止部の突出端部を保持する保持部が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記係止部には、前記電線の前記電線カバー外への導出方向とは逆方向へ突出した形態であって、前記電線の前記屈曲部における曲げの内側に食い込む突起部が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
電線カバーを取り付ける際には、電線カバーを係止部の突出方向と略平行にスライドさせることにより、電線を開口部から電線収容部内に収容する。電線カバーを組み付けると、ゴム栓ホルダの背面側では、各係止部が電線の屈曲部における曲げの内側に配置されるので、電線が電線カバー外への導出方向へ引っ張られても、電線は、係止部に引っ掛かることによって傾きが防止される。電線における係止部の係止位置は、ゴム栓ホルダの背面よりも外方となっているので、ゴム栓ホルダの貫通孔の貫通長を長くしなくても、電線の傾きが確実に抑えられる。また、貫通孔の貫通長は短くて済むので、端子金具の挿入作業性が低下することもない。
<請求項2の発明>
係止部は片持ち状に突出しているのであるが、係止部の突出端部が保持部によって保持されているので、係止部による電線の傾き防止機能の信頼性に優れている。
<請求項3の発明>
係止部の突起部が、電線の屈曲部における曲げの内側に対し、電線カバー外への導出方向とは逆向きに食い込むので、電線が電線カバー外への導出方向に引っ張られたときに、その引張力が端子金具に伝わり難い。
実施形態1のコネクタの側面図 コネクタの底面図 図1のX−X線断面図 図3のY−Y線断面図 電線カバーの平面図 電線カバーの正面図 電線カバーの底面図 図5のZ−Z線断面図 閉塞部が開口部を開放した状態における電線カバーの背面図 実施形態2の断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図9を参照して説明する。本実施形態1のコネクタAは、図3に示すように、ハウジング10と、複数の端子金具14と、一括ゴム栓16と、ゴム栓ホルダ18と、電線カバー20とを備えて構成されている。尚、以下の説明では、コネクタAの正面(相手側コネクタAとの嵌合面)を下に向けた状態を基準として、方向を規定する。各部材に関して「下面」は「正面」と同義であり、「上面」は「背面」と同義である。
図3に示すように、ハウジング10は、端子収容部11と、端子収容部11の上端部(背面側の端部)の外周縁から上方へ略角筒状に突出する収容凹部12とを備えている。端子収容部11内には、上下方向に貫通した形態の複数のキャビティ13が、前後方向及び左右方向に整列して形成されている。各キャビティ13内には、上方(背面側)から端子金具14が挿入されている。各端子金具14の上端部には電線15が接続されている。電線15の外径寸法は、端子金具14の最大外形寸法よりも小さい。
図3に示すように、収容凹部12内には、一括ゴム栓16がその下面を端子収容部11の上面に当接させた状態で収容されている。一括ゴム栓16の外周は、収容凹部12の内周面に対し全周に亘って液密状に密着している。一括ゴム栓16には、上下方向に貫通した形態であって、キャビティ13と対応するように整列配置された複数のシール孔17が形成されている。シール孔17の最小内径は、電線15の外形よりも小さい。
ハウジング10には、合成樹脂製のゴム栓ホルダ18が取り付けられている。図3,4に示すように、ゴム栓ホルダ18は、その下面を一括ゴム栓16の上面に接近して対向させた状態でハウジング10に取り付けられている。ゴム栓ホルダ18には、上下方向に貫通した形態であって、シール孔17と対応するように整列配置された複数の貫通孔19が形成されている。貫通孔19は、端子金具14が引っ掛かり無く挿通し得る開口面積を有する。
上記端子金具14は、ハウジング10に一括ゴム栓16とゴム栓ホルダ18を組み付けた状態で、ゴム栓ホルダ18の上方からキャビティ13内に挿入されている。キャビティ13への挿入過程では、端子金具14が、貫通孔19とシール孔17を順に通過する。端子金具14がシール孔17に到達する前は、端子金具14に対して挿入抵抗は生じないが、端子金具14がシール孔17に進入を開始すると、シール孔17が押し広げられるため、一括ゴム栓16の弾性復元力に起因する挿入抵抗が端子金具14に作用する。
そして、端子金具14がシール孔17を通過すると、一括ゴム栓16からの挿入抵抗は解消される。また、電線15は、貫通孔19を通過する間は挿入抵抗を受けないが、シール孔17内に進入すると、一括ゴム栓16の弾性復元力に起因する挿入抵抗を受ける。端子金具14がキャビティ13に挿入されると、電線15は、シール孔17内に液密状に貫通されるとともに、その上方の貫通孔19に隙間を空けて貫通される。したがって、電線15は、貫通孔19内においてシール孔17の軸線に対して斜めを向くように姿勢を傾け得る状態となっている。
電線カバー20は、合成樹脂製であり、図5,6,9に示すように、電線収容部21と閉塞部28をヒンジ29を介して相対変位可能に連結した形態である。図5,6,8,9に示すように、電線収容部21は、ゴム栓ホルダ18の上面と平行な上面壁22と、上面壁22の前端縁から斜め下前方へ延出する前面壁23と、上面壁22と前面壁23の左側縁から下方へ延出する左側面壁24(本発明の構成要件である壁部)とを有する。電線収容部21の内部は、ゴム栓ホルダ18から上方へ導出された複数本の電線15を、後方へ屈曲させた状態で配索するための配索空間25となっている。
図4,7,8に示すように、配索空間25内には、前面壁23の前端部から後方へリブ状に突出した形態であって、左右方向に延びる前側ガイド部26Fが形成されている。同じく、配索空間25内には、左側面壁24の後端部から右方へ片持ち状に突出した形態の後側ガイド部26Rが形成されている。上下方向における前側ガイド部26Fと後側ガイド部26Rの形成位置は、電線収容部21の下端縁に近い位置、即ち、電線カバー20内における電線15の屈曲部15Rよりも下方の位置である。この位置は、電線カバー20外へ導出する電線15の導出経路から下方へ退避した位置である。
図4に示すように、電線収容部21は、ゴム栓ホルダ18を貫通して上方へ導出された電線15を配索空間25内へ進入させるために下面が開放されているとともに、電線15を配索空間25外(電線カバー20外)へ導出させるために後面が開放されている。また、図3,6,7,9に示すように、電線収容部21の右側面21R(電線15がゴム栓ホルダ18を貫通する方向及び電線15が電線カバー20から導出する方向の両方向と略平行な外面)には、その全領域に亘り、配索空間25を右側方へ開口させる開口部27が形成されている。
閉塞部28は、電線収容部21の開口部27及び左側面壁24とほぼ同じ形状の略平板状をなす。ヒンジ29は、電線収容部21の上面壁22の右側縁と、閉塞部28の上端縁のうち上面壁22と平行な領域とを繋いでいる。閉塞部28は、ヒンジ29を変形させることにより、上面壁22の右側縁を支点として、開口部27を塞ぐ状態と開口部27を開放する状態とで変位するようになっている。閉塞部28が開口部27を塞いだ状態が、電線カバー20の正規の組付け形態である。正規に組み付けられた電線カバー20は、その下面と後面のみにおいて配索空間25を電線カバー20外へ開放させる。
図3,7〜9に示すように、電線収容部21には、その左側面壁24から右方へ開口部27に向かって片持ち状に突出した形態の複数の係止部30が、貫通孔19と同じピッチで前後方向に並列した配置で形成されている。係止部30の突出方向は、ゴム栓ホルダ18からの電線15の導出方向(貫通孔19における電線15の貫通方向)及び電線カバー20外への電線15の導出方向の両方向に対して略直角な方向である。各係止部30は左右方向に長い平板状をなし、係止部30の板面は、ゴム栓ホルダ18からの電線15の導出方向(上下方向)と略平行であり、且つ電線カバー20外への電線15の導出方向(前後方向)と略直角な向きである。上下方向における係止部30の形成領域は、電線カバー20(端子収容部11)の下端縁から、電線15の屈曲部15Rの少し下方位置(後側ガイド部26Rより上方の位置)に亘る範囲である。
図6〜9に示すように、閉塞部28には、係止部30の突出端部を保持する複数の保持部31が形成されている。保持部31は、上下方向に延びるリブ状に突出した形態である。図7,8に示すように、前後方向に隣り合う保持部31の間は、上下方向に延びる保持溝32となっている。閉塞部28が開口部27を閉塞して電線カバー20を正規の組付け状態にすると、係止部30の突出端部が保持溝32に嵌合し、この嵌合により、係止部30の姿勢の傾きや位置ずれ等が防止され、係止部30が正規の位置及び姿勢に確実に保持される。
次に、本実施形態の作用を説明する。電線カバー20は、ハウジング10に一括ゴム栓16とゴム栓ホルダ18を組み付け、更に全ての電線15をキャビティ13に挿入した後に、ハウジング10に組み付けられる。電線カバー20を組み付ける際には、閉塞部28を上方へ跳ね上げて、開口部27を開放させておき、この状態で、電線収容部21を、ハウジング10の左方から右方(左側面壁24から係止部30が突出する方向と同じ方向)へスライドさせる。このとき、前側ガイド部26Fと後側ガイド部26Rを、夫々、ハウジング10の前側ガイド溝34Fと後側ガイド溝34Rに嵌合することにより、電線収容部21はハウジング10に対して正しい位置と姿勢でガイドされる。
電線収容部21が組み付けられると、各係止部30は、その下端縁をゴム栓ホルダ18の上面に接近させるとともに、前後に隣り合う貫通孔19の間の隔壁と対応するように配置される。そして、電線15のうちゴム栓ホルダ18から導出した部分は、開口部27から配索空間25内に収容され、前後に隣り合う係止部30の間の空間を通過した状態となる。電線収容部21を組み付けた後は、電線15のうち係止部30よりも上方の部分を、後方へ屈曲させながら電線収容部21(配索空間25)内へ収容し、電線収容部21の後方へ導出させる。この後、閉塞部28を変位させて開口部27を塞げば、電線カバー20の組付けが完了し、電線15が、電線カバー20内でゴム栓ホルダ18の上面に沿うように屈曲された状態で配索されて電線カバー20の後方へ導出される。
電線カバー20を組み付けた状態では、ゴム栓ホルダ18の上方において、各係止部30の上端縁部が、配索空間25内における電線15の屈曲部15Rの曲げの内側に接近して対応するように配置される。したがって、電線15のうち電線カバー20外へ導出された部分が後方(電線カバー20外への導出方向と同じ方向)へ引っ張られたときには、電線15は、係止部30の上端縁部に引っ掛かることによって後方への傾きが防止される。このときの電線15における係止部30への係止位置は、ゴム栓ホルダ18の上面よりも外方(上方)となっているので、ゴム栓ホルダ18の貫通孔19を上方へ延長して貫通長を長くしなくても、電線15の傾きが確実に抑えられる。したがって、一括ゴム栓16の上方において電線15が傾くことに起因してシール孔17が不正な変形を生じる、ということが防止される。これにより、高いシール性能が保たれる。
また、貫通孔19の貫通長を長くせずに済んだことにより、次の効果が得られる。端子金具14の挿入過程において、端子金具14の上端(キャビティ13への挿入方向における後端)がゴム栓ホルダ18の上面を通過した後は、作業者が端子金具14を直接摘んだり押したりすることができないため、電線15を摘んで端子金具14を挿入することになる。このとき、電線15の傾きを防止するために貫通孔19を長くしてしまうと、端子金具14の上端から電線15を摘む位置までの距離が長くなり、電線15が、一括ゴム栓16の弾性復元力に起因する挿入抵抗によって座屈し、電線15から端子金具14に対して挿入力が有効に伝達されなくなる虞がある。しかし、本実施形態では、係止部30を形成したことにより、貫通孔19の貫通長を長くしなくても電線15の傾きの抑制を実現しているので、貫通孔19の貫通長を長くしたことに起因する電線15の座屈を防止できる。したがって、端子金具14の挿入作業性が良い。
また、電線カバー20は、開口部27を閉塞可能な閉塞部28を備えており、この閉塞部28には、係止部30の突出端部を保持する保持部31を形成した。本実施形態では、係止部30が片持ち状に突出しているのであるが、係止部30の突出端部を保持部31で保持しているので、係止部30による電線15の傾き防止機能の信頼性に優れている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図10を参照して説明する。本実施形態2のコネクタBは、係止部40を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態2の係止部40は、その上端縁部(電線15の屈曲部15Rが当接する部分)から前方(電線15の電線カバー20外への導出方向とは逆方向)へリブ状に突出した形態の突起部41を有している。電線15が後方(電線カバー20外への導出方向)へ引っ張られると、係止部40の突起部41が、電線15の屈曲部15Rにおける曲げの内側に対し、電線カバー20外への導出方向とは逆向きに食い込む。したがって、電線15が電線カバー20外への導出方向へ引っ張られても、その引張力が端子金具14に伝わり難い。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、係止部の突出端部を保持部で保持したが、係止部の突出端部は、保持しない状態であってもよい。
(2)上記実施形態では、保持部を左側面壁(壁部)からリブ状に突出する形態としたが、保持部は、左側面壁(壁部)を溝状に凹ませた形態でもよい。
(3)上記実施形態では、電線収容部と閉塞部をヒンジ部で連結したが、電線収容部と閉塞部を別体の部品としてもよい。
(4)上記実施形態では、電線収容部の開口部を閉塞部で塞ぐようにしたが、電線収容部の開口部は開放されたままであってもよい。
A…コネクタ
10…ハウジング
14…端子金具
15…電線
15R…電線の屈曲部
16…一括ゴム栓
17…シール孔
18…ゴム栓ホルダ
19…貫通孔
20…電線カバー
21…電線収容部
21R…電線収容部の右側面(電線がゴム栓ホルダを貫通する方向及び電線が電線カバーから導出する方向の両方向と略平行な外面)
24…左側面壁(壁部)
27…開口部
28…閉塞部
30…係止部
31…保持部
B…コネクタ
40…係止部
41…突起部

Claims (3)

  1. 内部に複数の端子金具が挿入されたハウジングと、
    前記端子金具に接続されて前記ハウジングの背面から導出される複数本の電線と、
    前記電線を貫通させる複数のシール孔が形成されていて、前記ハウジングの背面を覆うように取り付けられた一括ゴム栓と、
    前記電線を貫通させる複数の貫通孔が形成されていて、前記一括ゴム栓を背面側から抑えるように取り付けられたゴム栓ホルダと、
    前記ゴム栓ホルダの背面を覆うように取り付けられた電線カバーとを備え、
    前記ゴム栓ホルダを貫通した前記複数本の電線が、前記電線カバーの内部で前記ゴム栓ホルダの背面に沿うように略直角に屈曲されて、前記電線カバー外へ導出されているコネクタにおいて、
    前記電線カバーは、
    前記複数本の電線を屈曲させた状態で収容可能であり、前記電線が前記ゴム栓ホルダを貫通する方向及び前記電線が前記電線カバーから導出する方向の両方向と略平行な外面に開口部が形成された電線収容部と、
    前記電線収容部を構成する壁部から前記開口部に向かって片持ち状に突出した形態であって、前記電線の屈曲部における曲げの内側に配置される複数の係止部とを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記電線カバーは、前記開口部を閉塞可能な閉塞部を備えており、
    前記閉塞部には、前記係止部の突出端部を保持する保持部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記係止部には、前記電線の前記電線カバー外への導出方向とは逆方向へ突出した形態であって、前記電線の前記屈曲部における曲げの内側に食い込む突起部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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