JP2019087436A - コネクタ - Google Patents

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【課題】端子の中途挿入状態を防止できるコネクタを提供する。【解決手段】端子2の中途挿入状態では、端子2の第2係止凹部6の周縁に第2ランス18の突起19のテーパ面19aが載った状態となり、カバー20の閉塞位置への移動過程で、押圧突起22が第2ランス18を第2係止凹部6に入り込む方向に押圧し、突起19のテーパ面19aからの押圧力によって端子2が正規挿入位置に移動する。【選択図】図11

Description

本発明は、端子の接続方向と電線の引出方向が異なる端子を収容したコネクタに関する。
この種の従来のコネクタとしては、特許文献1に開示されたものが提案されている。このコネクタ100は、図13に示すように、電線Wが接続された端子101と、端子101を収容する端子収容室111を有するコネクタハウジング110と、コネクタハウジングに装着されるカバー120と、コネクタハウジング110に装着されるスライダ130とを備えている。
端子101は、相手端子と接続される端子接続部101aと電線Wが接続される電線接続部101bからなり、L字状の形態である。これにより、相手端子との接続方向WY1と電線Wの引出方向WY2がほぼ直交方向となっている。
コネクタハウジング110には、端子収容室111に開口する開口部113が設けられている。カバー120は、コネクタハウジング110に装着状態で、開口部113を閉塞する。
コネクタ100の組付けは、開口部113より端子101を端子収容室111に挿入する。すると、図14に示すように、コネクタハウジング110のランス114が弾性変形して端子101の挿入が許容される。そして、図15に示すように、端子101が正規挿入位置まで挿入されると、端子101の係止部102にコネクタハウジング110のランス114が係止し、端子101が端子収容室111内に位置決めされる。その後、カバー120をコネクタハウジング110に装着すれば、完了する。
このコネクタ100によれば、相手端子との接続方向WY1とほぼ直交する方向から電線Wを引出しできる。
特開2012−84252号公報
しかしながら、前記従来のコネクタ100では、端子101が中途挿入状態のままでカバー120が閉塞される恐れがある。端子101が中途挿入状態の位置で相手コネクタが嵌合されると、端子101,(図示せず)間の接続信頼性が確保されないという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、端子の中途挿入状態を防止できるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、電線が接続され、相手端子との接続方向と前記電線の引出方向が異なる端子と、前記端子を収容する端子収容室を有し、前記端子収容室に開口し、前記端子を前記端子収容室に挿入する開口部が設けられたコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに装着され、前記開口部を閉塞するカバーとを備え、前記端子には、第1係止凹部と第2係止凹部が設けられ、前記コネクタハウジングには、前記端子が正規挿入位置で前記第1係止凹部に入り込んで係止する第1ランスと、前記第1ランスより後方位置に位置し、前記端子が正規挿入位置で前記第2係止凹部に入り込んで係止する第2ランスが設けられ、前記第2ランスの前記第2係止凹部に入り込む突起の周縁はテーパ面に形成され、前記カバーには、前記コネクタハウジングの装着状態で、前記端子収容室に入り込む押圧突起が設けられ、前記端子の中途挿入状態では、前記端子の第2係止凹部の周縁に前記第2ランスの前記突起のテーパ面が載った状態となり、前記カバーの閉塞位置への移動過程で、前記押圧突起が前記第2ランスを前記第2係止凹部に入り込む方向に押圧し、前記突起の前記テーパ面からの押圧力によって前記端子が正規挿入位置に移動することを特徴とするコネクタである。
本発明によれば、端子が中途挿入状態にある場合に、コネクタハウジングの開口部をカバーで閉塞すると、カバーの押圧突起が第2ランスを第2係止凹部に入り込む方向に押圧し、この押圧力を受けるテーパ面によって端子に中途挿入位置から正規挿入位置に移動させる押圧力が作用し、端子が正規挿入位置に移動し、端子の中途挿入状態を防止できる。
本発明の一実施形態を示し、コネクタの組付け過程で、端子の挿入工程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタの組付け過程で、カバーを閉じる工程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタの組付け完了状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は端子の正面図、(b)は(a)のd矢視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングの正面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は図3のA−A線断面図、(b)は(a)のB部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、カバーを解放位置としたコネクタハウジングの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はの図7のC−C線断面図、(b)は(a)のD部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は端子を指で端子収容室に押し込む過程を示す断面図、(b)は(a)のE部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はカバーで開口部を閉塞する過程を示す断面図、(b)は(a)のF部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はカバーで開口部を閉塞する過程で押圧突起が第2ランスを押圧する状態を示す断面図、(b)は(a)のG部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はカバーを閉塞位置とした断面図、(b)は(a)はH部拡大図ある。 従来例を示し、コネクタの要部斜視図である。 従来例を示し、端子が中途挿入状態である断面図である。 従来例を示し、端子を正規挿入位置まで挿入した断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図12は、本発明の一実施形態を示す。図1〜図3に示すように、コネクタ1は、電線Wの端末が接続された端子2と、端子2が収容されるコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に装着されるカバー20とを備えている。
電線Wは、多数の素線(符号を付さず)が撚り合わされた芯線w1と、芯線w1の外周を覆う絶縁性の被覆部w2より形成されている。電線Wの端末部は、被覆部w2が剥ぎ取られ、芯線w1が露出されている。
端子2は、図4に示すように、相手端子(図示せず)に電気的に接続される端子接続部3と、端子接続部3に一体に設けられた電線加締め部4とを備えている。端子接続部3の先端側には、板バネ3bが収容された扁平枠体3aが設けられている。扁平枠体3aは、コネクタハウジング10のコネクタ嵌合口に臨む位置に配置される。電線加締め部4は、端子接続部3の後端側部よりほぼ直交方向に延びている。つまり、端子2は、L字状形態であり、相手端子との接続方向WY1と電線Wの引出方向WY2がほぼ直角の向きに形成されている。
端子接続部4には、第1係止凹部5が設けられている。第1係止凹部5は、方形状の孔である。端子接続部4の第1係止凹部5よりも挿入後方位置には、第2係止凹部6が設けられている。第2係止凹部6は、円形状の孔である。
コネクタハウジング10は、図5〜図8に詳しく示すように、ハウジング本体11と、ハウジング本体11の後端部より直角になる方向に突出するハウジング突部12とを有する。ハウジング本体11及びハウジング突部12には、端子収容室13が形成されている。ハウジング本体11側の端子収容室13とハウジング突部12側の端子収容室13は、ほぼ直角の向きに配置されている。つまり、端子収容室13は、L字状に形成されている。ハウジング本体11側の端子収容室13には、端子2の端子接続部3が収容される。ハウジング突部12側の端子収容室13には、端子2の電線加締め部4が収容される。ハウジング突部12の側端面には、電線引出口14が形成されている。端子収容室13の後面側には、開口部15が形成されている。ハウジング本体11とハウジング突部12の後面側の外面には、複数箇所にロック爪16が設けられている。
図9に示すように、ハウジング本体11には、第1ランス17と第2ランス18が設けられている。第1ランス17は、ハウジング本体11に片持ち支持されている。第1ランス17の自由端側である先端部は、端子収容室13の前方位置に突出する突起17Aを有する。第1ランス17の上方には、第1ランス17が端子収容室13より退出する方向に弾性撓み変形するための第1空間S1が形成されている。
第2ランス18は、ハウジング本体11に片持ち支持されている。第2ランス18の自由端である先端面には、先端テーパ面18aが形成されている。第2ランス18の自由端側である先端部は、端子収容室13の後方位置に突出する突起19を有する。突起19は、円形状の突起である。突起19は、端子の第2係止凹部6の寸法より大きく形成されている。突起19の全周縁は、テーパ面19aが形成されている。第2ランス18の上方には、第2ランス18が端子収容室13より退出する方向に弾性撓み変形するための第2空間S2が形成されている。
カバー20は、図7及び図8に詳しく示すように、ヒンジ部30を介してコネクタハウジング10に連結されている。カバー20には、複数の弾性係止枠21が設けられている。各弾性係止枠21をコネクタハウジング10の各ロック爪16に係止することによってカバー20がコネクタハウジング10に装着される。カバー20は、装着状態でコネクタハウジング10の開口部15を閉塞する。カバー20は、弾性係止枠21のロック爪16への係止を解除することによってコネクタハウジング10の開口部15を解放する位置にできる。
カバー20の内面には、押圧突起22とガタ詰め突起25が突設されている。押圧突起22は、根本部23と根本部23より延設された先端突部24とから設けられている。先端突部24の先端面は、先端テーパ面24aに形成されている。先端突部24は、第2空間S2に挿入できる肉厚(幅)に形成されている。先端突部24の上面は、根本部23と面一であるが、先端突部24の下面は、根本部23の下面より高く形成されている。これにより、押圧突起22の先端突部24とガタ詰め突起25との隙間寸法d1(図8(a)に示す)は、端子2の第2係止凹部6に嵌り込んだ状態の第2ランス18と端子2を圧入する寸法に設定されている。押圧突起22の根本部23とガタ詰め突起25との隙間寸法d2(図8(a)に示す)は、端子2を挿入できる寸法に設定されている。
次に、コネクタ1の組付け手順を説明する。図1に示すように、カバー20を解放位置とする。そして、コネクタハウジング10の開口部15より端子2を端子収容室13に挿入する。端子2に接続された電線Wは、電線引出口14より外部に導かれる。
次に、図2に示すように、解放位置のカバー20をコネクタハウジング10に装着して開口部15を閉塞すれば完了する(図3参照)。
コネクタ1の組付け過程中の端子2の挿入作業は、図9(a)に示すように、端子2がL字状形態であるために、作業者が例えば指で端子2の端子接続部3の後端面を押圧することによって通常では行う。すると、作業者が端子2を正規挿入位置まで挿入したと勘違いして、端子2が中途挿入状態で押圧を止めることが想定される。
ここで、中途挿入状態には、端子2が図9(b)の実線位置の場合と、端子2が図9(b)の仮想線位置の場合が考えられる。
図9(b)の実線位置の場合には、第1ランス17が端子2の第1係止凹部5に係止されない位置で、且つ、第2ランス18の突起19のテーパ面19aが端子2の第2係止凹部6の前側の周縁に載らない位置となる。
図9(b)の仮想線位置の場合には、第1ランス17が端子2の第1係止凹部5に係止されない位置で、且つ、第2ランス18の突起19のテーパ面19aが端子2の第2係止凹部6の前側の周縁に載った位置(図10(b)参照)となる。
次に、カバー20をコネクタハウジング10に装着する作業を行うのであるが、図9(b)の実線位置の中途挿入状態にあって、作業者がカバー20をコネクタハウジング10に装着しようとしても押圧突起22の先端突部24が第2ランス18の先端テーパ面18a以外の面に突き当り、カバー20をコネクタハウジング10に装着することができない。これにより、中途挿入状態を検知できる。この場合には、作業者が例えば指で端子2の端子接続部3の後端面を再度押圧し、端子2を正規挿入位置へと挿入する。
図9(b)の仮想線位置の中途挿入状態にあって、作業者がカバー20をコネクタハウジング10に装着する作業を行うと、図10に示すように、先ず、押圧突起22の先端突部24と第2ランス18の双方の先端テーパ面24a、18aが突き当たる。この位置よりカバー20の装着(閉塞位置への移動)が進むと、図11に示すように、双方の先端テーパ面24a、18aのガイド機能によって、押圧突起22の先端突部24が第2空間S2に入り込む方向に進み(図11(b)の(1)矢印参照)、第2ランス18を端子収容室13側に押圧する。ここで、第2ランス8の突起19は、そのテーパ面19aが端子2の第2係止凹部6の前方の周縁に載っているため、第2ランス18に作用する押圧力(端子収容室13側への押圧力)によって、第2ランス18が下方に変位し(図11(b)の(2)矢印参照)、端子2が正規挿入位置の方向(図11(b)の(3)矢印参照)に移動する。
カバー20が閉塞位置まで移動すると、図12に示すように、端子2が正規挿入位置まで移動する。そして、第1ランス17が端子2の第1係止凹部5に係止し、第2ランス18が端子2の第2係止凹部6に係止する。これにより、端子2は二重係止された状態で端子収容室13に収容される。
カバー20の閉塞位置では、図12(b)に詳しく示すように、押圧突起22の先端突部24とガタ詰め突起25の間に、第2ランス18と端子2が圧入される。又、第2ランス18の突起19は、そのテーパ面19aが端子2の第2係止凹部6の全周縁に当接する状態で、第2係止凹部6に嵌り込む。従って、第2ランス18の突起19と端子2の第2係止凹部6の間に寸法誤差があっても、第2ランス18の突起19は端子2の第2係止凹部6の周縁に確実に当接した状態で係止される。
詳細には、突起19の周縁がテーパ面19aではなく垂直面である場合、突起19の径が第2係止凹部6の径より小さいと、ガタつきが発生し、逆に突起19の径が第2係止凹部6の径より大きいと突起が第2係止凹部に係止されない。
以上説明したように、コネクタ1は、端子2には、第1係止凹部5と第2係止凹部6が設けられ、コネクタハウジング10には、端子2が正規挿入位置で第1係止凹部5に入り込んで係止する第1ランス17と、第1ランス17より後方位置に位置し、端子2が正規挿入位置で第2係止凹部6に入り込んで係止する第2ランス18が設けられ、第2ランス18の第2係止凹部6に入り込む突起19の周縁はテーパ面19aに形成され、カバー20には、コネクタハウジング10の装着状態で、端子収容室13に入り込む押圧突起22が設けられ、端子2の中途挿入状態では、端子2の第2係止凹部6の周縁に第2ランス18の突起19のテーパ面19aが載った状態となり、カバー20の閉塞位置への移動過程で、押圧突起22が第2ランス18を第2係止凹部6に入り込む方向に押圧し、突起19のテーパ面19aからの押圧力によって端子2が正規挿入位置に移動するよう構成されている。
従って、端子2が中途挿入状態にある場合に、コネクタハウジング10の開口部15をカバー20で閉塞すると、カバー20の押圧突起22が第2ランス18を第2係止凹部6に入り込む方向に押圧し、この押圧力を受けるテーパ面19aによって端子2に中途挿入位置から正規挿入位置に移動させる押圧力が作用し、端子2が正規挿入位置に移動する。これにより、端子2の中途挿入状態を防止でき、端子間の接続信頼性が確実に確保される。
コネクタハウジング10の装着状態で、押圧突起22と第2ランス18の互いに突き当たる双方の面が先端テーパ面24a,18aに形成されている。従って、双方の先端テーパ面24a,18aにガイドされて、押圧突起22が第2ランス18を確実に第2係止凹部6に入り込む方向に押圧する。押圧突起22と第2ランス18の互いに突き当たるいずれか一方の面を先端テーパ面に形成しても良い。
カバー20には、押圧突起22との間で、正規挿入位置の端子2及び第2係止凹部6に係止された第2ランス18を挟持するガタ詰め突起25が設けられている。従って、第2ランス18による端子2への係止が強固になると共に端子2の振動も抑制できる。
カバー20は、コネクタハウジング10にヒンジ部30を介して連結されている。従って、部品点数の削減になる。カバー20がコネクタハウジング10に連結されているため、カバー20の閉塞・解放時の作業性が良い。カバー20は、コネクタハウジング10と連結されずに、単体の部品であっても良い。
この実施形態では、第1係止凹部5は、方形状の貫通孔であるが、第1ランス17が係止できる形態であれば良く、有底の孔であっても良い。孔の形状も問わない。第2係止凹部6は、円形状の貫通孔であるが、第2ランス18の突起19が入り込んで係止可能な形態であれば良く、有底の孔であっても良い。孔の形状も問わない。
第2ランス18の先端テーパ面18a、押圧突起22の先端テーパ面24a及び突起19のテーパ面19aは、共にストレート面であるが、ガイド機能を発揮できる面形状であれば良く、円弧面であっても良い。
1 コネクタ
2 端子
5 第1係止凹部
6 第2係止凹部
10 コネクタハウジング
13 端子収容室
15 開口部
17 第1ランス
18 第2ランス
18a 先端テーパ面
19 突起
19a テーパ面
20 カバー
22 押圧突起
24a 先端テーパ面
25 ガタ詰め突起
30 ヒンジ部
W 電線

Claims (4)

  1. 電線が接続され、相手端子との接続方向と前記電線の引出方向が異なる端子と、
    前記端子を収容する端子収容室を有し、前記端子収容室に開口し、前記端子を前記端子収容室に挿入する開口部が設けられたコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに装着され、前記開口部を閉塞するカバーとを備え、
    前記端子には、第1係止凹部と第2係止凹部が設けられ、
    前記コネクタハウジングには、前記端子が正規挿入位置で前記第1係止凹部に入り込んで係止する第1ランスと、前記第1ランスより後方位置に位置し、前記端子が正規挿入位置で前記第2係止凹部に入り込んで係止する第2ランスが設けられ、前記第2ランスの前記第2係止凹部に入り込む突起の周縁はテーパ面に形成され、
    前記カバーには、前記コネクタハウジングの装着状態で、前記端子収容室に入り込む押圧突起が設けられ、
    前記端子の中途挿入状態では、前記端子の第2係止凹部の周縁に前記第2ランスの前記突起のテーパ面が載った状態となり、前記カバーの閉塞位置への移動過程で、前記押圧突起が前記第2ランスを前記第2係止凹部に入り込む方向に押圧し、前記突起の前記テーパ面からの押圧力によって前記端子が正規挿入位置に移動することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記コネクタハウジングの装着状態で、前記押圧突起と前記第2ランスの互いに突き当たる双方の面、若しくは、いずれか一方の面が先端テーパ面に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記カバーには、前記押圧突起との間で、正規挿入位置の前記端子及び前記第2係止凹部に係止された前記第2ランスを挟持するガタ詰め突起が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記カバーは、前記コネクタハウジングにヒンジ部を介して連結されていることを特徴とするコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102274912B1 (ko) * 2021-03-03 2021-07-07 형지민 바닥형 보행신호등

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