JP3422380B2 - コネクタ構造 - Google Patents

コネクタ構造

Info

Publication number
JP3422380B2
JP3422380B2 JP16533994A JP16533994A JP3422380B2 JP 3422380 B2 JP3422380 B2 JP 3422380B2 JP 16533994 A JP16533994 A JP 16533994A JP 16533994 A JP16533994 A JP 16533994A JP 3422380 B2 JP3422380 B2 JP 3422380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable connector
connector
mounting panel
opening
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16533994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0831510A (ja
Inventor
栄次 山谷
進 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP16533994A priority Critical patent/JP3422380B2/ja
Publication of JPH0831510A publication Critical patent/JPH0831510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3422380B2 publication Critical patent/JP3422380B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の計器盤等に
使用されるコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、実開昭57ー37625号公
報に記載の図14及び図15には、以下のような構造が
開示されている。すなわち、メータのケース1の裏面側
に凹部1aが形成され、この裏面側にフレキシブルプリ
ント配線板2(以下「FPC2」という)が配設される
と共に、その凹部1aに電気コネクタ3が挿入嵌合さ
れ、この電気コネクタ3に設けられた雄端子3aが図1
5に示すようにFPC2の銅箔からなる接触部2aに接
触されて導通されるようになっている。また、メータの
ケース1内には、特開平1ー96559号公報の第2図
に記載ているように、メータのムーブメント(交差コイ
ル)が、その電気接続のために剛性を有するプリント基
板に装着されて配設されている。
【0003】一方、コネクタが可動するように配設され
た構造として、図16に示すようなものがある(実開平
1−121278号公報参照)。
【0004】これは2分割された取付けパネル13を有
し、これら取付けパネル13A、13Bの間に可動コネ
クタ11が可動可能に取り付けられるようになってい
る。すなわち、各取付けパネル13A、13Bには、切
欠開口13a、13bが形成され、これら切欠開口13
a、13bの周縁部にガイド溝20が形成されている。
また、可動コネクタ11には、前記ガイド溝20に挿入
される挿入部18と、ガイド溝20の底面に圧接される
バネ17とが形成されている。
【0005】そして、取付けパネル13を分割した状態
で、一方の取付けパネル13Aのガイド溝20にコネク
タハウジング12の挿入部18とバネ17を挿入し、そ
の後、他方の取付けパネル13Bを突き合わせてコネク
タハウジング12の取り付けを完了するようにしてい
る。この状態で、バネ17によりコネクタハウジング1
2は可動可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の前者の図14及び図15に示すものにあって
は、ケース1内に剛性を有するプリント基板が配設され
ると共に、ケース1の裏面側にはFPC2が配設されて
いる。換言すれば、電気コネクタ3の雄端子3aに導通
させるためには、剛性を有するプリント基板5では、導
通させることが難しいため、FPC2を用いて導通させ
るようにしていることから、FPC2とプリント基板が
2重にケース1に配設されることとなり、製品自体が高
価になってしまう、という問題がある。
【0007】また、後者の図16に示すものにあって
は、可動コネクタ11に係止機能がないため、取付けパ
ネル13を分割して両側から挟持しなければならないと
共に、取付けパネル13にガイド溝20を形成してこの
溝20にコネクタハウジング12の挿入部18を挿入し
て外れを防止するようにしていることから、取付けパネ
ル13の構造が複雑となり、製作が難しいと同時に配設
の作業性が悪いという問題があった。
【0008】そこで、この発明は、FPCやプリント基
板の2重構造を必要とせずに、簡単なコネクタ構造を提
供することを目的としている。
【0009】また、他の目的は、取付けパネルに可動コ
ネクタを配設するための切欠開口が簡単に効率よく加工
でき、可動コネクタの配設においては前記切欠開口に可
動コネクタを遊挿するのみで配設の作業性がよい上に、
本可動コネクタの狙いである配設した可動コネクタが位
置ズレ状態にあっても嵌合相手と嵌合する際、適正な位
置に移動するコネクタ構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された発明は、取付けパネルに可
動コネクタを可動可能に取り付けるようにしたコネクタ
構造において、前記取付けパネルに前記可動コネクタが
挿入される切欠開口を形成すると共に、該切欠開口の周
縁部には、切欠開口内側に突出する係止突部を形成する
一方、前記可動コネクタは、前記切欠開口に遊挿され、
複数の端子が装着された可動コネクタ本体を有し、該可
動コネクタ本体の周囲には、可動コネクタ挿入状態で前
記取付けパネルの片面側に当接する当接部と、前記切欠
開口周縁部に当接して前記可動コネクタ本体を前記切欠
開口に対して略中央に位置させるように付勢する付勢手
段とが一体形成され、該付勢手段には、前記係止突部を
乗り越えて係止し、前記当接部との間に前記取付けパネ
ルを挟持する係止部を設け、前記係止部が設けられた前
記付勢手段と、前記当接部とは、コネクタ嵌合方向で見
て重ならないように設定したコネクタ構造としたことを
特徴としている。
【0011】請求項2に記載された発明は、前記可動コ
ネクタ本体の先端部にはテーパ面を形成したことを特徴
としている。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1に記載された発明によれば、端子が組
み込まれた可動コネクタを、取付けパネルの切欠開口
に、このパネルと直交する方向から挿入する。すると、
可動コネクタ本体の当接部が、取付けパネルの片面側に
当接すると共に、付勢手段の係止部が、取付けパネルの
係止突部を乗り越えて係止することにより、可動コネク
タの取付けが完了する。
【0015】この取付け状態では、付勢手段により、可
動コネクタ本体が切欠開口に対して略中央に位置するよ
うに付勢されている。
【0016】このような配設構造によれば、係止部と当
接部とで、取付けパネルが挟持されて、このパネルと垂
直な方向への可動コネクタの移動を阻止できるため、従
来のようにガイド溝を形成する必要がないと共に、従来
のように取付けパネルを2分割して両側から挟む必要が
ない。従って、この発明によれば、取付けパネルに切欠
開口及び係止突部の加工を行なうだけの簡単な構造にで
きる。
【0017】また、可動コネクタの配設においては前記
切欠開口に可動コネクタを挿入するだけでよく配設作業
性が良好である。更に、この可動コネクタは、当接部と
係止部が設けられた付勢手段とを、コネクタ嵌合方向で
見て重ならないように設定しているため、可動コネクタ
本体を一体成形する際、成形は一方向開閉の金型となり
金型費も成形費も安価に、成形品の品質も良好となる。
【0018】請求項2に記載された発明によれば、可動
コネクタ本体の先端部には、テーパ面を形成したことに
より、相手のコネクタとの位置ズレがある場合でも嵌合
し易く成る。
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0022】図1乃至図10は、この発明の一実施例を
示す図である。
【0023】まず構成を説明すると、図1において、可
動コネクタ31が配設される「取付けパネル」としての
インストルメントパネル32には、可動コネクタ31が
挿入される切欠開口32aが形成されている。
【0024】この切欠開口32aは、図1に示すよう
に、四角形状を呈し、各辺に係止突部32bが4箇所、
開口32a内に向けて突設されている。この係止突部3
2bの上面部には、傾斜面32cが形成されている。
【0025】一方、可動コネクタ31は、切欠開口32
aに遊挿され、複数の端子33が装着される樹脂製の可
動コネクタ本体34を有している。この端子33の接点
部33aは、弾性変形可能で外力が作用していない状態
では、可動コネクタ本体34の側面部から突出してい
る。また、この可動コネクタ本体34の周囲には、イン
ストルメントパネル32の上面側(片面側)に当接する
当接部34aが形成されると共に、前記係止突部32b
と対応した位置に「付勢手段」としてのフローティング
スプリング34bが4箇所形成されている。このフロー
ティングスプリング34bは、コ字状を呈し、「係止
部」としての下辺部34cが前記係止突部32bを乗り
越えて係止するように設定されると共に、前記切欠開口
32aの周縁部に当接して、前記可動コネクタ本体34
を切欠開口32aに対して略中央部に位置させるように
付勢している。この下辺部34cの係止状態で、前記当
接部34aとの間で、前記インストルメントパネル32
が挟持されるようになっている。また、この下辺部34
cには、図2等に示すように、前記係止突部32bの傾
斜面32cに摺動するテーパ面34dが形成されてい
る。
【0026】さらに、各フローティングスプリング34
bの両側には、変形防止突起34eが突設されている。
【0027】そして、可動コネクタ本体34の当接部3
4aには、前記フローティングスプリング34b及び変
形防止突起34eの上側に、開口34fが形成され、上
方から見て、当接部34aと、前記フローティングスプ
リング34b及び変形防止突起34eとが重ならないよ
うに設定されている。
【0028】さらにまた、可動コネクタ本体34の周囲
には、端子33を保護する環状の保護部材35が上下動
自在に配設されている。
【0029】一方、図中符号38は、その可動コネクタ
31が接続されるメータ側コネクタである。具体的に
は、図中符号39は、前記可動コネクタ31が嵌合され
る凹部39aが形成された「ケース」としての樹脂製の
自動車用のメータケースで、このメータケース39の凹
部39a内に前記可動コネクタ31の端子33と導通す
る接触片40が圧入され、更に、この接触片40が所定
の剛性を有するプリント基板41にハンダ42付けされ
ている。
【0030】詳しくは、その接触片40は、図8に示す
ように、大略クランク形状に折曲された接触片本体40
dを有し、この本体40dの途中に一対の抜止め片40
aが形成され、この抜止め片40aには、接触片40の
下端部に向かって順次細くなる三角錐状をした食込み部
40cが形成されている。
【0031】一方、接触片40が圧入されて装着される
メータケース39の凹部39aには、図6及び図7に示
すように、その側壁39bに一対の溝39cが形成され
ており、又、凹部39aの底部には、底溝39dが形成
されている。
【0032】そして、接触片40をメータケース39の
凹部39aに装着させるにあたっては、接触片40を、
その嵌入部40aに向けて図7の矢印A方向に差し込
む。その際、抜止め片40aを溝39cに挿入したうえ
で圧入すると、食込み部40cが溝39cの側壁に食い
込むと同時に、嵌入部40eが底溝39dに嵌入して接
触片40の凹部39aへの装着が完了する。
【0033】このようにしてすべての接触片40をメー
タケース39の凹部39aに装着し終えたところで、プ
リント基板41をメータケース39に配設する。その
際、図2に示すように、プリント基板41に設けられた
挿通孔41aに、接触片40の下端部に形成された挿入
部40bに挿通させることによってプリント基板41を
メータケース39に配設するものである。次いで、この
挿入部40bに設けられた挿通孔41aとプリント基板
41の電気導体をハンダ42にて接続固定する。なお、
このプリント基板41には、図示省略のメータのムーブ
メント(交差コイル)が、その電気接続のために装着さ
れて配設されているのは言うまでもない。
【0034】次に、作用について説明する。
【0035】まず、可動コネクタ31をインストルメン
トパネル32に取り付ける場合について説明する。
【0036】図1において、端子33が組み込まれた可
動コネクタ31を、インストルメントパネル32の切欠
開口32aに上方から挿入する。この場合、切欠開口3
2aと可動コネクタ31との位置がズレていると、ま
ず、変形防止突起34eがインストルメントパネル32
の上面に当接することから、フローティングスプリング
34bがインストルメントパネル32の上面部に直接当
接するようなことがない。従って、この状態から無理に
可動コネクタ31を押し下げることによって、そのフロ
ーティングスプリング34bを損傷させるようなことが
ない。切欠開口32aと可動コネクタ31との多少の位
置ズレは、この変形防止突起34eに傾斜面34hを形
成することにより、ガイドされることとなる。
【0037】そして、切欠開口32aと可動コネクタ3
1との位置があった状態では、図9の(a)に示すよう
に、フローティングスプリング34bの下辺部34cの
テーパ面34dが、インストルメントパネル32の係止
突部32bの傾斜面32cに当接する。この状態から、
更に押し下げると、フローティングスプリング34bが
内側に折れ曲がるように変形して行く(図9の(b)参
照)。
【0038】さらに押し下げると、図9の(c)を経
て、このフローティングスプリング34bの下辺部34
cが、インストルメントパネル32の係止突部32bを
乗り越えることにより、図2に示すように、この下辺部
34cが係止突部32bに係止する。これにより、この
下辺部34cと当接部34aとで、インストルメントパ
ネル32が挟持された状態となると共に、フローティン
グスプリング34bがインストルメントパネル32の切
欠開口32aの周縁部に当接することにより、この可動
コネクタ本体34は、切欠開口32aの略中央部に位置
するように付勢されることとなる。
【0039】このような配設構造によれば、下辺部34
cと当接部34aとで、インストルメントパネル32が
挟持されて、インストルメントパネル32と垂直な方向
への可動コネクタ1の移動を阻止できるため、従来のよ
うにガイド溝を形成する必要がないと共に、従来のよう
に取付けパネルを2分割して両側から挟む必要がない。
従って、この発明によれば、インストルメントパネル3
2に切欠開口32a及び係止突部32bの加工を行なう
だけの簡単な構造にできる。
【0040】また、可動コネクタ31の配設においては
前記切欠開口32aに可動コネクタ31を挿入するだけ
でよく配設作業性が良好である。
【0041】さらに、この可動コネクタ31は、当接部
34aとフローティングスプリング34b及び変形防止
突起34eとを、コネクタ嵌合方向で見て重ならないよ
うに設定しているため、可動コネクタ本体34を一体成
形する際、成形は一方向開閉の金型となり金型費も成形
費も安価に、成形品の品質も良好となる。
【0042】さらにまた、可動コネクタ31装着時にお
ける取扱い中には、変形防止突起34eは、フローティ
ングスプリング34bの両側に設けられているため、こ
のフローティングスプリング34bと可動コネクタ本体
34の側壁との間に電線等が入るのを防止してフローテ
ィングスプリング34bの損傷を防止している。すなわ
ち、電線が侵入した状態で、無理に引っ張ったような場
合には、そのフローティングスプリング34bを損傷さ
せる虞がある。
【0043】次に、その可動コネクタ31をメータ側コ
ネクタ38と嵌合させる場合について説明する。
【0044】図2においてインストルメントパネル32
は図示省略の車体に設置されており、このインストルメ
ントパネル32にそれに沿って、その切欠開口32a内
を変位可能に可動コイル31が装着されている。
【0045】図2は、インストルメントパネル32にメ
ータを装着すべくメータケース39をインストルメント
パネル32にその上方から挿入した状態を示しており、
同図において、メータケース39をインストルメントパ
ネル32に向けて押し下げるだけでメータ側コネクタ3
8が図3に示すように可動コネクタ31に嵌合し、これ
によって、可動コネクタ31の端子33の接点部33a
に接触片40が接触し、両コネクタ38,31が電気的
に接続するものである。
【0046】この際には、可動コネクタ31の上端部に
テーパ面34gが形成されていると共に、可動コネクタ
31が例えば図10の実線に示すように、フローティン
グスプリング34bの付勢力に抗して平行移動するた
め、可動コネクタ31とメータケース39の凹部39a
との間に位置ズレが発生していても、位置ズレを解消し
ながら可動コネクタ31が凹部39aに挿入されること
となる。
【0047】このようなメータ側コネクタ38は、可動
コネクタ31に導通する接触片40が、プリント基板4
1にハンダ42付けされているため、このプリント基板
41に直接、図示省略のムーブメントを取り付けること
ができると共に、可動コネクタ31との接続のために従
来のようなFPCを必要とせず、2重構造とする必要が
ないため、構造が簡単で安価となる。
【0048】図11乃至図13は、図6乃至図8に示す
実施例に変わる他の実施例を示し、この実施例において
は、その大部分の構成が図6乃至図8に示す実施例と同
様なので、その部分については、図6乃至図8と同じ符
号を付して説明を省略することとし、主として相違する
部分に付いて説明する。
【0049】すなわち、図11及び図12に示すよう
に、メータケース39の凹部39aには、接触片40´
が圧入されており、この接触片40´は、図13に示す
ように、接触片本体40dの上部の水平部40d´に一
対の抜止め片40aが形成されているものである。
【0050】一方、メータケース39の凹部39aの開
口縁部には、それに沿って複数個の有底孔39eが穿設
されており、これらの有底孔39eには、図12に示す
ように、接触片40´の水平部40d´に設けられた一
対の抜止め片40aが圧入されるようになっている。
【0051】この実施例においても、図6乃至図8に示
す実施例と同様に可動コネクタ31の端子33の接点部
33aに接触片40´が接触し、両コネクタ38,31
が電気的に接続するものである。
【0052】なお、上記実施例では、車両にこの発明を
適用したが、これに限らず、他の物にも適用できること
は勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた発明によれば、係止部と当接部とで、取付けパネル
が挟持されて、このパネルと垂直な方向への可動コネク
タの移動を阻止できるため、従来のようにガイド溝を形
成する必要がないと共に、従来のように取付けパネルを
2分割して両側から挟む必要がない。従って、この発明
によれば、取付けパネルに切欠開口及び係止突部の加工
を行なうだけの簡単な構造にできる。
【0054】また、可動コネクタの配設においては前記
切欠開口に可動コネクタを挿入するだけでよく配設作業
性が良好である。更に、この可動コネクタは、当接部と
係止部が設けられた付勢手段とを、コネクタ嵌合方向で
見て重ならないように設定しているため、可動コネクタ
本体を一体成形する際、成形は一方向開閉の金型となり
金型費も成形費も安価に、成形品の品質も良好となる。
【0055】請求項2に記載された発明によれば、可動
コネクタ本体の先端部には、テーパ面を形成したことに
より、相手のコネクタとの位置ズレがある場合でも嵌合
し易く成る。
【0056】
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す可動コネクタとイン
ストルメントパネルとを示す斜視図である。
【図2】同一実施例を示す可動コネクタとメータ側コネ
クタと接続前の断面図である。
【図3】同一実施例を示す可動コネクタとメータ側コネ
クタとを嵌合させた状態を示す断面図である。
【図4】同一実施例を示す可動コネクタの平面図であ
る。
【図5】同一実施例を示す可動コネクタをインストルメ
ントパネルに取り付けた状態を示す、一部を破断した正
面図である。
【図6】同一実施例を示すメータ側コネクタの断面図で
ある。
【図7】同一実施例を示すメータ側コネクタの底面図で
ある。
【図8】同一実施例にかかる接触片を示す図である。
【図9】同一実施例を示す可動コネクタのインストルメ
ントパネルへの取付け状態の作用を示す図である。
【図10】同一実施例を示す可動コネクタをインストル
メントパネルに対して変位させた状態の断面図である。
【図11】この発明の他の実施例を示すメータ側コネク
タの底面図である。
【図12】同他の実施例を示すメータケースの断面図で
ある。
【図13】同他の実施例にかかる接触片を示す図であ
る。
【図14】従来例を示す車両前後方向に沿う断面図であ
る。
【図15】同従来例を示す断面図である。
【図16】他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
31 可動コネクタ 32 インストルメントパネル(取付けパネル) 32a 切欠開口 32b 係止突部 33 端子 34 可動コネクタ本体 34a 当接部 34b フローティングスプリング(付勢手段) 34c 下辺部(係止部) 39 メータケース(ケース) 39a 凹部 40 接触片 41 プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/631 H01R 13/74

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付けパネルに可動コネクタを可動可能
    に取り付けるようにしたコネクタ構造において、 前記取付けパネルに前記可動コネクタが挿入される切欠
    開口を形成すると共に、該切欠開口の周縁部には、切欠
    開口内側に突出する係止突部を形成する一方、 前記可動コネクタは、前記切欠開口に遊挿され、複数の
    端子を有する可動コネクタ本体を有し、 該可動コネクタ本体の周囲には、可動コネクタ挿入状態
    で前記取付けパネルの片面側に当接する当接部と、前記
    切欠開口周縁部に当接して前記可動コネクタ本体を前記
    切欠開口に対して略中央に位置させるように付勢する付
    勢手段とが一体形成され、該付勢手段には、前記係止突
    部を乗り越えて係止し、前記当接部との間に前記取付け
    パネルを挟持する係止部を設け 前記係止部が設けられた前記付勢手段と、前記当接部と
    は、コネクタ嵌合方向で見て重ならないように設定し
    ことを特徴とするコネクタ構造。
  2. 【請求項2】 前記可動コネクタ本体の先端部にはテー
    パ面を形成したことを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ構造。
JP16533994A 1994-07-18 1994-07-18 コネクタ構造 Expired - Fee Related JP3422380B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16533994A JP3422380B2 (ja) 1994-07-18 1994-07-18 コネクタ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16533994A JP3422380B2 (ja) 1994-07-18 1994-07-18 コネクタ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0831510A JPH0831510A (ja) 1996-02-02
JP3422380B2 true JP3422380B2 (ja) 2003-06-30

Family

ID=15810466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16533994A Expired - Fee Related JP3422380B2 (ja) 1994-07-18 1994-07-18 コネクタ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3422380B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3759258B2 (ja) * 1996-10-31 2006-03-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JPH10302889A (ja) * 1997-04-28 1998-11-13 Honda Motor Co Ltd コネクタおよび結合体
US6012931A (en) * 1998-07-02 2000-01-11 Berg Technology, Inc. Connector having surface mount terminals for connecting to a printed circuit board
JP4330502B2 (ja) 2004-08-11 2009-09-16 三洋電機株式会社 フローティング構造のコネクタ
JP6525090B2 (ja) * 2018-06-06 2019-06-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP7164863B2 (ja) * 2018-08-27 2022-11-02 日本圧着端子製造株式会社 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0831510A (ja) 1996-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3287514B2 (ja) コネクタ
JPH11283710A (ja) プラグコネクタ及びソケットコネクタ
JP2012156090A (ja) フローティング型コネクタ
CA2508357C (en) Flexible cable electrical connector
KR20040103766A (ko) 전기 커넥터 및 그것의 제조 방법
JP2002100425A (ja) フレキシブルフラットケーブル用コネクタ
JP3422380B2 (ja) コネクタ構造
JP3970547B2 (ja) フレキシブルプリント回路とワイヤハーネスの接続用コネクタ
EP3809530B1 (en) Electrical connector
US20020127904A1 (en) Relay connector
JP2000012165A (ja) シールドコネクタ
JPH0955238A (ja) 端子装置
US6371789B1 (en) Connection apparatus having an improved locking mechanism for maintaining a connection state
JP3355476B2 (ja) ライトアングルコネクタ
JPH11135179A (ja) コネクタソケット
JP3067572B2 (ja) 電気接続箱の接続構造
US5827085A (en) Electrical connector and metal latch thereof
JP3312987B2 (ja) 電気コネクタ及びその金属ラッチ
JP2974098B2 (ja) 面接触型コネクタ
JP2000299151A (ja) コネクタの接続構造
JP2001237012A (ja) コネクタ
JPS61161679A (ja) レセプタクル用電気コネクタ
EP3809529B1 (en) Connector
JP2002298956A (ja) コネクタ及びその製造方法
JPH1174016A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees