JP6370463B1 - ダクトレール用電源ユニット - Google Patents

ダクトレール用電源ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6370463B1
JP6370463B1 JP2017227097A JP2017227097A JP6370463B1 JP 6370463 B1 JP6370463 B1 JP 6370463B1 JP 2017227097 A JP2017227097 A JP 2017227097A JP 2017227097 A JP2017227097 A JP 2017227097A JP 6370463 B1 JP6370463 B1 JP 6370463B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct rail
contact
power supply
supply unit
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017227097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019096557A (ja
Inventor
修 仁義
修 仁義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIKAN CO.,LTD.
Original Assignee
DAIKAN CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIKAN CO.,LTD. filed Critical DAIKAN CO.,LTD.
Priority to JP2017227097A priority Critical patent/JP6370463B1/ja
Priority to PCT/JP2017/047193 priority patent/WO2019102627A1/ja
Priority to CN201780097186.9A priority patent/CN111373643A/zh
Priority to JP2018129808A priority patent/JP6936493B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6370463B1 publication Critical patent/JP6370463B1/ja
Publication of JP2019096557A publication Critical patent/JP2019096557A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R25/00Coupling parts adapted for simultaneous co-operation with two or more identical counterparts, e.g. for distributing energy to two or more circuits
    • H01R25/14Rails or bus-bars constructed so that the counterparts can be connected thereto at any point along their length
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R41/00Non-rotary current collectors for maintaining contact between moving and stationary parts of an electric circuit
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/12Resilient or clamping means for holding component to structure

Abstract

【課題】ダクトレール100への取付け取外しに際して、操作レバーの回動操作を用いないダクトレール用電源ユニット1を提供する。
【解決手段】第1部材3と、第2部材4と、前記第1部材3の露出部32に設けられたAC/DCコンバート部5を有し、前記第1部材3は、ダクトレール100の内部に挿入される挿入部31に、一方抜け止め防止突起31bと、接触子35を有し、かつ、当該挿入部31の幅をダクトレール100の開口104の幅以下に形成し、前記第2部材4は、他方抜け止め防止突起41bと、接触子45を有し、かつ、挿入部41の幅を前記開口104の幅以下に形成した。
【選択図】図3

Description

この発明は、天井等に敷設されたダクトレールに機械的に支持され、電気的に接続されるダクトレール用電源ユニットに関する。
ダクトレール(配線ダクト)は、断面が略コ字状で下方に開放された長尺状で、断面が略コ字状の部分における対向する両側壁の各開放端には、他方の開放端に向けて僅かに突出し長手方向に沿うガイドがそれぞれ延設され、両ガイドの間に開口が設けられた内部が中空のレールである。ダクトレールの両側壁のそれぞれの内側面の対向する位置には、長手方向に沿って導体ラインがそれぞれ連続的に敷設されている。そして、各導体ラインは、屋内配線に接続されている。これにより、ダクトレールのガイドに機械的に支持され、導体ラインと電気的に接続することが可能なダクトレール用プラグを用いて、照明器具等をダクトレール上の好きな場所に設置することができる。
ダクトレール用プラグには、種々の形態のものが提案されている。例えば、特許文献1には、栓刃と固定用羽根を回動自在に設け、栓刃と固定用羽根を回動させる操作レバーをプラグの側方に延出させたプラグが開示されている。
しかしながら、当該プラグは、スイッチと間違って操作レバーを回した場合にプラグを落下させてしまう恐れがあった。
このため、このようなプラグを介して、AC/DCコンバータ等の電源ユニットをダクトレールに設ける場合にも同様の恐れがあると考えられた。
実開昭49−54796号公報
この発明は、上述の問題点に鑑みて、ダクトレールへの取付け取外しに際して、操作レバーの回動操作を用いないダクトレール用電源ユニットを提供することを目的とする。
この発明は、断面が略コ字状で下方に開放された長尺状に形成され、対向する両側壁の内側に長手方向に沿う導体ラインがそれぞれ設けられ、前記両側壁の開放縁から互いに内側へ延出し長手方向に沿う2つのガイドとそれらの間の開口が設けられた中空のダクトレールに装着して用いられるダクトレール用電源ユニットであって、前記開口から前記中空へ少なくとも一部が挿入される挿入部を有する第1部材と、前記開口から前記中空へ少なくとも一部が挿入される挿入部を有して前記第1部材と当接する第2部材と、前記第1部材に接続されたAC/DCコンバート部と、を備え、前記第1部材は、前記挿入部に、一方の前記ガイドの内側面に当接して抜け止めする一方抜け止め防止突起と、一方の前記導体ラインに接触して通電する一方接触子を有し、かつ、当該挿入部の幅が前記開口の幅以下に形成され、前記第2部材は、他方の前記ガイドの内側面に当接して抜け止めする他方抜け止め防止突起と、他方の前記導体ラインに接触して通電する他方接触子を有し、かつ、当該他方抜け止め防止突起および他方接触子を有する前記挿入部の幅が前記開口の幅以下に形成され、前記第1部材の挿入部と前記第2部材の前記挿入部が前記中空に挿入されて互いが幅方向の一方と他方に位置して互いに当接した状態が前記ダクトレールに装着された状態であるダクトレール用電源ユニットであることを特徴とする。
この発明により、ダクトレールへの取付け取外しに際して、操作レバーの回動操作を用いないダクトレール用電源ユニットを提供できる。
ダクトレールに装着されたダクトレール用電源ユニットの斜視図。 ダクトレール用電源ユニットの内部構成を示す説明図。 ダクトレール用電源ユニットの各パーツの説明図。 第1部材および第2部材の縦断面の説明図。 第1部材と第2部材が合体した状態のプラグの説明図。 第1部材と第2部材をダクトレールに装着する様子を示す説明図。
以下、本願発明の一実施形態を説明する。
<ダクトレールおよびダクトレール用電源ユニットの外観>
図1は、ダクトレール用電源ユニット1が天井に敷設又は吊り下げられた通電可能なダクトレール100に装着されている様子を示す斜視図である。以下、ダクトレール100にダクトレール用電源ユニット1が装着された状態で、ダクトレール100側(天井側)をダクトレール用電源ユニット1の上側、ダクトレール100の反対側(床側)をダクトレール用電源ユニット1の下側とする。
ダクトレール100は、断面が略コ字状を90度左へ回転させた形状のダクトレール本体101と、ダクトレール本体101の両側壁の下端から内側へ突出する2つのガイド102,102と、ダクトレール本体101の内側の左右両側に長手方向に一直線に設けられた2つの導体ライン103、103とを備えている。ダクトレール本体101と2つのガイド102,102は一体に形成されており、断面が略長方形の下面中央を長手方向に一直線に開口した形状となっている。
ダクトレール本体101は、略水平の天井取付壁101cの両側端から下方へ垂直に設けられた両側壁101a、101bを有している。両側壁101a、101bの両下端には、内側へ水平で同じ高さに設けられた2つのガイド102,102が設けられ、2つのガイド102,102の間に開口104が設けられている。このダクトレール本体101、2つのガイド102,102、2つの導体ライン103,103は、長尺状に形成され、いずれも同じ長さに形成されている。
2つのガイド102は、ダクトレール本体101の両側壁101a、101bの下方の開放端から、反対側の開放端に向けて内側水平に延出する延出部が、ダクトレール本体101の長手方向に沿って設けられた長尺板状である。2つのガイド102は、対向するように配置される。
対向する2つのガイド102の間には、スリット状の開口104が設けられている。この2つのガイド102,102と開口104は、ほぼ同じ幅に形成されている。ダクトレール本体101及び2つのガイド102で囲まれた中空内部105は中空になっている。
2つの導体ライン103は、ダクトレール本体101の対向する両側壁101a、101bの内側に、ダクトレール本体101の長手方向に沿って設けられている。2つの導体ライン103は、対向するように配置される。導体ライン103には、外部電源から屋内配線を介してAC電力が供給される。
ダクトレール用電源ユニット1は、外面をユニットケース2が覆っている。ユニットケース2は、ダクトレール本体101の長手方向に沿って横長で、上面が開口する内部中空の略直方体状である。ダクトレール100に装着されたダクトレール用電源ユニット1は、ユニットケース2の短手方向の横幅W2がダクトレール本体101の横幅W101とほぼ同じで、また、ユニットケース2の両側壁2a,2bがダクトレール本体101の両側壁101a、101bと面一になるように配置されている。
このため、ダクトレール用電源ユニット1とダクトレール100は、見た目が統一されて一体感があり、美観に優れている。
ダクトレール用電源ユニット1がダクトレール100に装着された面のダクトレール100の内部には、ダクトレール用電源ユニット1の上面から伸びる2つのDCラインLa,Lbが収納されている。この2つのDCラインLa,Lbは、一方の端部がダクトレール用電源ユニット1の上面側に接続され、他方の端部がダクトレール用電源ユニット1よりも外側に位置するように長く形成されており、一方がプラス極、他方がマイナス極となっている。この2つのDCラインLa,Lbに、LEDサイン等のLED点灯器具を電気的に接続することで、ダクトレール100の導体ライン103に流れているAC電力をDC電力に変換し、このDC電力をLEDサイン等の様々なDC電力の機器に供給することができる。
<ダクトレール用電源ユニットの全体構成>
図2(A)は、ダクトレール用電源ユニット1の内部構成を示す斜視図、図2(B)は、ダクトレール用電源ユニット1の内部構成を示す縦断面図である。
ダクトレール用電源ユニット1は、外面がユニットケース2で覆われ、内部にAC/DCコンバート部5と、プラグ部10とを備えている。
<AC/DCコンバート部>
AC/DCコンバート部5は、外形が横長の略直方体で、AC電力をDC電力に変換するAC/DCコンバータである。AC/DCコンバート部5は、長手方向に延びる1つの側面5cに設けられた基台51上に載置されている。AC/DCコンバート部5は、一方の端面5aにAC入力部TI1、TI2、及びDC出力部TO1、TO2を有している。なお、AC入力部TI1、TI2、及びDC出力部TO1、TO2の位置は、この位置に限らず、AC/DCコンバート部5のダクトレール100接続側面に設ける等、目立たない適宜の位置に設けることができる。DC出力部TO1、TO2には、DCラインLa,Lb(図1参照)の一端がそれぞれ電気的に接続されている。
図3(A)は、ダクトレール100に装着する前のダクトレール用電源ユニット1を示す説明図で、ユニットケース2が外された状態を示している。
<プラグ部>
プラグ部10は、分離容易な2つの部材である第1部材3と第2部材4とが合体して構成されている。
第1部材3と第2部材4は、それぞれダクトレール100の開口104から中空内部105へ挿入する挿入部31、41と、開口104から露出する露出部32,42を有している(図2(B)参照)。この第1部材3の挿入部31がダクトレール100の幅方向(天井取付け状態の左右短手方向)の一方に位置し、第2部材4の挿入部42が幅方向の他方に位置して、両挿入部31,41が当接した状態で、プラグ部10がダクトレール100に固定される。第1部材3と第2部材4は、それぞれ、ダクトレール用電源ユニット1等の接続物による荷重がかかっても破損や変形しない強度を有し、かつ、電気を通さない絶縁性の素材により形成されており、例えばアクリル素材や樹脂素材によりそれぞれが一体形成されている。
≪露出部≫
第1部材3の露出部32は、横長の略矩形状でダクトレール100のガイド102(図1参照)と平行な板状体で、長手方向の一方端側の一部にAC端子台部34が設けられ、他の他方端側の大部分にAC/DCコンバート設置部33が設けられている(図3(A)参照)。
AC/DCコンバート設置部33には、基台51上に載置された横長(ダクトレール100の長手方向と同じ方向に長い)のAC/DCコンバート部5が基台51を介してAC/DCコンバート設置部33を覆うように設置(固定)されている。AC/DCコンバート部5は、AC入力部TI1、TI2が設けられた一方の端面5aが、AC端子台部34側に向き合うように配置されている。
第1部材3のAC端子台部34には、基部35aをネジ36でネジ止めする形で接触子35(一方接触子)が固定されている。また、接触子35の基部35aには、AC/DCコンバート部5のAC入力部TI1、TI2の一方が、ケーブルで電気的に接続されている。
第2部材4の露出部42には、AC端子台部44が設けられている。
第2部材4のAC端子台部44には、基部45aをネジ46でネジ止めする形で接触子45(他方接触子)が固定されている。また、接触子45の基部45aには、他端にメス側の配線コネクタCfが設けられたケーブルが接続されている。一方、AC/DCコンバート部5のAC入力部TI1、TI2の他方には、他端にオス側の配線コネクタCmが設けられたケーブルが接続されている。
このため、メス側の配線コネクタCfとオス側の配線コネクタCmとを連結あるいは解除することで、接触子45の基部45aと、AC/DCコンバート部5のAC入力部TI1、TI2の他方との間の電気的な接続及びその解除が容易に行えるようになっている。なお、この例ではケーブルによる接続としているが、AC入力部TI1の配線コネクタCmの代わりにダクトレール100の内部空間へ突出する導電性の金属板を設け、接触子45の基部45aに設けられた配線コネクタCfの代わりに、前記金属板と接触して通電する導電性の金属板を設けてもよい。この場合、第1部材3と第2部材4をダクトレール100へ装着すると、金属板同士が接触して通電するようにできる。
第1部材3の露出部32と第2部材4の露出部42とは、第1部材3と第2部材4とが合体した際には、第1部材3のAC端子台部34と第2部材4のAC端子台部44とが隣接するように配置される(図2(A)参照)。
<プラグ部の構成>
図3(B)は、第1部材3と第2部材4が分離している状態のプラグ部10の斜視図である。図3(C)は、プラグ部10を構成する第1部材3と第2部材4が有するそれぞれの接触子35,45の構成を示す平面図である。図4(A1)は、図3(B)のA1−A1断面における第1部材3の断面図であり、図4(B1)は、図3(B)のA2−A2断面における第1部材3の断面図であり、図4(C1)は、図3(B)のA3−A3断面における第1部材3の断面図であり、図4(A2)は、図3(B)のB2−B2断面における第2部材4の断面図であり、図4(B2)は、図3(B)のB1−B1断面における第2部材4の断面図である。図5(A)は、第1部材3と第2部材4が合体した状態のプラグ部10の斜視図である。図5(B)は、図5(A)のD−D断面におけるプラグ部10の縦断面図である。図5(C)は、図5(A)のD−D断面におけるプラグ部10の縦断面図であり、各部位の寸法規制を説明するものである。
<第1部材>
≪挿入部≫
第1部材3の挿入部31は、断面が矩形状で、ダクトレール100に装着した際に、ダクトレール100の長手方向に沿って延びる角棒状の挿入基体31aを有する。
挿入基体31aは、ダクトレール100に装着した際に、ダクトレール本体101の天井取付壁101cに殆ど当接するくらいに接近して対向する天井取付壁対向面31fと、天井取付壁対向面31fの反対側でダクトレール100の開口104から露出する露出面31jと、天井取付壁対向面31fに垂直な面で、第1部材3と第2部材4とが合体した際に、互いに背中合わせになって当接し押圧し合う背面31e(一方スライド係合面,当接面)と、背面31eの反対側でダクトレール本体101の側壁101aに対向する側壁対向面31kと、を有する(図5(C)参照)。
挿入基体31aは、露出面31jの大部分が、第1部材3の露出部32に連結され、露出部32と一体となっている。露出面31jの残りの部分は、第1部材3と第2部材4とが合体した際に、第2部材4の露出部42に被覆される(図3(B),図5(A)参照)。
挿入基体31aは、背面31eと、第1部材3と第2部材4とが合体した際に第2部材4の露出部42により被覆されることになる側の挿入基体31aの端面31gとが交差する交差部に、コーナを切り落としたコーナ切り落とし部31iが設けられている(図3(B)参照)。
このため、コーナ切り落とし部31iは、第2部材4をダクトレール100に取り付け、第2部材4から少し離した位置にてダクトレール100の内部へ挿入部31を挿入した第1部材3を第2部材4と当接する位置までスライドさせて、第1部材3と第2部材4とを合体させる際に、スライドさせやすくし、かつ、第2部材4の方の背面41e(他方スライド係合面,当接面)を誘導して第1部材3の方の背面31eに当接しやすくできる。
挿入基体31aは、側壁対向面31kの天井取付壁対向面31fに近い側に挿入案内突起31dを有する。挿入案内突起31dは、側壁対向面31kから外方に突出し、長手方向に延びる板状の突起である(図5(C)参照)。
挿入基体31aは、側壁対向面31kの露出面31jに近い側に一方抜け止め防止突起31bを有する。一方抜け止め防止突起31bは、側壁対向面31kから外方に突出し、長手方向に延びる板状の突起である。一方抜け止め防止突起31bは、ダクトレール100に装着した際に、ガイド102aの内側面と当接するようになっている。
挿入基体31aは、側壁対向面31kの挿入案内突起31dと一方抜け止め防止突起31bで挟まれた領域に、これらに平行に接触子格納溝31cが形成されている。接触子格納溝31cには、接触子35の一部が格納される。
一方抜け止め防止突起31bは、ダクトレール100のガイド102と接触する面が、ガイド102と平行な水平面に形成されている。また、一方抜け止め防止突起31bに対して、背面31eは、直角に形成されている。すなわち、背面31eは、ダクトレール100の長手方向および高さ方向に広がる平面(法線方向がダクトレール100の幅方向となる平面)に形成されている。
≪接触子≫
接触子35は、導電性の金属で形成された、基部35aと、支持部35bと、板バネ部35cと、接触端子部35dを備えている(図3(C)参照)。
基部35aは、縦断面が逆L字状に屈曲する板体で、水平面部35a1がAC端子台部34の水平面にネジ36でネジ止め固定され、垂直面部35a2の支持部35bがAC端子台部34の垂直面に固定されている(図4参照)。
支持部35bは、接触子格納溝31cに沿って埋設された長尺の板体で、接触子格納溝31cにネジ36a,36bにより2箇所ネジ止め固定されている。支持部35bは、長辺の一部に基部35aの垂直面部35a2が連結されている(図3(C)参照)。
板バネ部35cは、一端に支持部35bの一端が連結され、当該一端を基点として接触子格納溝31cから斜め外方に突き出している長尺の板バネである。板バネ部35cは、他端に接触端子部35dが連結されている。板バネ部35cは、支持部35b側が固定され、他端に連結された自由端である接触端子部35dを接触子格納溝31c側に押圧すると押し返す弾性力を有している。
接触端子部35dは、略台形状の板体で、長辺の下底辺35d1に板バネ部35cの他端が連結されている。接触端子部35dは、接触子格納溝31cに対して垂直に配置され、短辺の上底辺35d2が接触子格納溝31cから遠い側に配置され、かつ接触子格納溝31cにほぼ平行になるように向けられている。
接触端子部35dは、上底辺35d2が、挿入案内突起31d及び一方抜け止め防止突起31bの先端より外方に突出しないように配置するのが好ましい。
また、上底辺35d2は、僅かに外方に凸状に湾曲していてもよい。
これにより、接触端子部35dは、ダクトレール100に装着した際に、上底辺35d2が、ダクトレール100の一方の導体ライン103aと接触すると共に、板バネ部35cからの弾性力を受けて一方の導体ライン103aを押圧する(図5(C)参照)。
また、上底辺35d2が僅かに外方に凸状に湾曲している場合には、上底辺35d2は、ダクトレール100に装着する際に、一方の導体ライン103a上を滑るようにしながら接触点の箇所が自動的に移動する。
このため、ダクトレール100への装着に際して、接触端子部35dと導体ライン103aとの間の良好な接触を実現するためにあまり気を使わなくて済む。
<第2部材>
≪挿入部≫
第2部材4の挿入部41は、第1部材3の挿入部31と同様に、断面が矩形状で、ダクトレール100に装着した際に、ダクトレール100の長手方向に沿って延びる角棒状の挿入基体41aを有する。
挿入基体41aは、ダクトレール100に装着した際に、ダクトレール本体101の天井取付壁101cに殆ど当接するくらいに接近して対向する天井取付壁対向面41fと、天井取付壁対向面41fの反対側でダクトレール100の開口104から露出する露出面41jと、天井取付壁対向面41fに垂直な面で、第1部材3と第2部材4とが合体した際に、互いに背中合わせになって当接し押圧し合う背面41eと、背面41eの反対側でダクトレール本体101の側壁101bに対向する側壁対向面41kと、を有する(図5(C)参照)。
挿入基体41aは、露出面41jの一部が、第2部材4の露出部42に連結され、露出部42と一体となっている。露出面41jの残りの大部分は、第1部材3と第2部材4とが合体した際に、第1部材3の露出部32に被覆される(図3(B),図5(A)参照)。
挿入基体41aは、側壁対向面41kの天井取付壁対向面41fに近い側に挿入案内突起41dを有する。挿入案内突起41dは、側壁対向面41kから外方に突出し、長手方向に延びる板状の突起である(図5(C)参照)。
挿入基体41aは、側壁対向面41kの露出面41jに近い側に他方抜け止め防止突起41bを有する。他方抜け止め防止突起41bは、側壁対向面41kから外方に突出し、長手方向に延びる板状の突起である。他方抜け止め防止突起41bは、ダクトレール100に装着した際に、ガイド102bの内側面と当接するようになっている。
挿入基体41aは、側壁対向面41kの挿入案内突起41dと他方抜け止め防止突起41bで挟まれた領域に、これらに平行に接触子格納溝41cが形成されている。接触子格納溝41cには、接触子45の一部が格納される。
他方抜け止め防止突起41bは、ダクトレール100のガイド102と接触する面が、ガイド102と平行な水平面に形成されている。また、他方抜け止め防止突起41bに対して、背面41eは、直角に形成されている。すなわち、背面41eは、ダクトレール100の長手方向および高さ方向に広がる平面(法線方向がダクトレール100の幅方向となる平面)に形成されている。
≪接触子≫
第2部材4の接触子45は、第1部材3の接触子35と同様に、導電性の金属で形成された、基部45aと、支持部45bと、板バネ部45cと、接触端子部45dを備えている(図3(C)参照)。
第2部材4の接触子45は、基部45aの支持部45bへの連結位置が異なる以外は、第1部材3の接触子35と左右対照となっている。基部45aの支持部45bへの連結位置が異なるのは、基部45aがネジ止め固定されるAC端子台部44の配置が、第1部材3のAC端子台部34の配置と異なっていることに起因している。
接触子45の基部45aと、支持部45bと、板バネ部45cと、接触端子部45dの構成、及び機能は、対応する接触子35の基部35aと、支持部35bと、板バネ部35cと、接触端子部35dのそれと同じであるため、記載を省略する。
<寸法規制>
第1部材3の挿入案内突起31dの先端と背面31eとの距離W31dは、ダクトレール100の開口104の幅W104以下に形成されている(図5(C)参照)。
第1部材3の一方抜け止め防止突起31bの先端と背面31eとの距離W31b(挿入部35の幅)は、ダクトレール100の開口104の幅W104以下に形成されている。
第2部材4の挿入案内突起41dの先端と背面41eとの距離W41dは、ダクトレール100の開口104の幅W104以下に形成されている。
第2部材4の他方抜け止め防止突起41bの先端と背面41eとの距離W41b(挿入部45の幅)は、ダクトレール100の開口104の幅W104以下に形成されている。
第1部材3の露出部32は、横幅W32がダクトレール本体101の横幅W101より小さく、かつダクトレール100の開口104の幅W104より大きく、ダクトレール100に装着した際には、開口104を塞ぐように配置されている。
第1部材3の露出部32の横幅W32は、第1部材3の一方抜け止め防止突起31bの先端と背面31eとの距離W31b(挿入部35の幅)と、第2部材4の他方抜け止め防止突起41bの先端と背面41eとの距離W41b(挿入部45の幅)との和と同じか僅かに大きいのが好ましい。
第1部材3の側壁対向面31kと背面31eとの間の距離W31aと、第2部材4の側壁対向面41kと背面41eとの間の距離W41aとの和は、ダクトレール100の開口104の幅W104以下であり、距離W31aと距離W41aがほぼ同じであるのが好ましい。この実施例では、距離W31aと距離W41aの和が幅W104とほぼ同じに形成されている。これにより、第1部材3と第2部材4を当接させて一体とさせたときに、第1部材3と第2部材4で構成されるプラグ部10が、自重等で簡単にスライド方向へ動くことがなく、かつ、人が強い力でスライドさせようとするとスライドできる程度の安定度でダクトレール100へ取り付けられる。
また、第1部材3の距離W31bと距離W31aの差は、ガイド102の内面側の突出長さ(ガイド102の幅方向の長さ)に対して、同じかそれ以下に短くすることができ、かつ、ガイド102の内面側の突出長さの半分以上、好ましくは3分の2以上とすることができる。これにより、ガイド102と一方抜け止め防止突起31bが好適に面接触し、第1部材3がダクトレール100から抜け落ちることを防止できる、
また、第2部材4の距離W41bと距離W41aの差は、ガイド102の内面側の突出長さ(ガイド102の幅方向の長さ)に対して、同じかそれ以下に短くすることができ、かつ、ガイド102の内面側の突出長さの半分以上、好ましくは3分の2以上とすることができる。これにより、ガイド102と他方抜け止め防止突起41bが好適に面接触し、第2部材4がダクトレール100から抜け落ちることを防止できる、
第1部材3の一体となって形成されている一方抜け止め防止突起31bと、露出部32(32a)との間の隙間間隔G31bは、ダクトレール100のガイド102aの厚さT102より僅かに大きい程度に形成されている。これにより、隙間間隔G31bにはまり込むガイド102aががたつかず、かつ、ガイド102aに沿って第1部材3をスムーズにスライドさせることができる。
第2部材4の挿入基体41aの露出面41jと他方抜け止め防止突起41bとの間の段差GH41bは、ダクトレール100のガイド102bの厚さT102より僅かに大きいのが好ましい。
第1部材3の挿入基体31aの天井取付壁対向面31fと露出面31jとの間の距離H31aは、ダクトレール100の天井取付壁101cの内側面とガイド102aの外側面との間の距離D105より僅かに短いのが好ましい。
第2部材4の挿入基体41aの天井取付壁対向面41fと露出面41jとの間の距離H41aは、ダクトレール100の天井取付壁101cの内側面とガイド102bの外側面との間の距離D105より僅かに短いのが好ましい。
<ダクトレールへの装着>
図6(A)は、第1部材3をダクトレール100に装着する動作を断面図により説明する説明図であり、図6(B)は、第2部材4をダクトレール100に装着する動作を断面図により説明する説明図であり、図6(C)は、第1部材3と第2部材4をダクトレール100に装着した状態の断面図である。
(1)第1部材3の挿入
露出部32がダクトレール100の反対側(床側)となる状態で、天井に設けられたダクトレール100の開口104に向けて挿入部31を近づけ、中空内部105内に挿入部31を挿入し、挿入基体31aの天井取付壁対向面31fを天井取付壁101cの内側面に向けて押し当てる。 挿入基体31aの天井取付壁対向面31fを天井取付壁101cの内側面に向けて押し当てた状態で一方抜け止め防止突起31b側(図4(A1)参照)へ幅方向にスライドさせ、挿入基体31aの側壁対向面31kがダクトレール100のガイド102aの先端と当接するまで、側壁対向面31kをダクトレール100の側壁101aに近づける。このとき、ダクトレール100の導体ライン103に第1部材3の接触端子部35dが板バネ部35cの弾性力によって押し当てられつつ接触し、通電可能な状態となる。
この第1部材3の挿入は、第1部材3のAC/DCコンバート設置部33にAC/DCコンバート部5が固定された状態で行うことが好ましい。これにより、天井に向かって第1部材3にAC/DCコンバート部5をネジ止め等して固定する労力と時間を削減できる。
(2)第2部材4の挿入
第1部材3とはダクトレール100の長手方向に離れた位置で、露出部42がダクトレール100の反対側(床側)となる状態で、天井に設けられたダクトレール100の開口104に向けて挿入部41を近づけ、中空内部105内に挿入部41を挿入し、挿入基体41aの天井取付壁対向面41fを天井取付壁101cの内側面に向けて押し当てる。
挿入基体41aの天井取付壁対向面41fを天井取付壁101cの内側面に向けて押し当てた状態で他方抜け止め防止突起41b側(図4(B2)参照)へ幅方向にスライドさせ、挿入基体41aの側壁対向面41kがダクトレール100のガイド102bの先端と当接するまで、側壁対向面41kをダクトレール100の側壁101bに近づける。このとき、ダクトレール100の導体ライン103に第2部材4の接触端子部45dが板バネ部45cの弾性力によって押し当てられつつ接触し、通電可能な状態となる。
(3)第1部材3と第2部材4の当接
第1部材3と第2部材4の一方または両方を近付く方へスライドさせ、図2(B)に示したように、第1部材3の露出部32と第2部材4の露出部42が当接する位置、すなわち第1部材3の背面31eと第2部材4の背面41eが長手方向および高さ方向に十分な面で当接する位置までスライドさせる。これにより、両背面31e,41eが互いにしっかりと当接する当接面が形成される。
なお、この当接面の高さは、ダクトレール100の天井取付壁101cの内面からガイド102までの高さの7割以上とすることでき、8割以上とすることが好ましく、9割以上とすることがより好ましく、殆ど全てとすることが好適である。
また、この当接面の長さ(ダクトレール100の長手方向の長さ)は、当接している前記当接面の高さの4分の1以上とすることができ、2分の1以上とすることが好ましく、同じ長さ以上とすることがより好ましく、2倍の長さ以上とすることが好適である。
また、両背面31e,41e(当接面)は、ダクトレール100の長手方向に平行に延びる複数の線条の高さの低い凹凸(横縞模様)が形成されていてもよい。これにより、両背面31e,41eは、当接した状態で、当接面の長さ方向にはスライド容易であるが、当接面の高さ方向にはスライドしづらくなる。このため、両背面31e,41eは、吊り下げるダクトレール用電源ユニット1等の自重によって両背面31e,41e間の高さ方向に大きな剪断応力が加わっても、高さ方向には滑りにくく互いにしっかりと当接できる。
(4)電気接続
配線コネクタCfと配線コネクタCmとを連結し、接触子45の基部45aと、AC/DCコンバート部5のAC入力部TI1、TI2の他方が通電するように電気的に接続する。
(5)固定
第1部材3と第2部材4の相対位置が時間経過や振動等によって変化しないように、ネジ止め等の適宜の方法によって第1部材3と第2部材4の相対位置を固定する。
(6)仕上げ
AC/DCコンバート部5を囲むようにユニットケース2を取り付け、第1部材3、第2部材4、AC/DCコンバート部5、またはこれらの複数に対してネジ止め、あるいは適宜の引っ掛け金具により引っ掛ける等の方法によりユニットケース2を固定する。このとき、配線コネクタCfと配線コネクタCmもユニットケース2により被覆し、配線コネクタCfと配線コネクタCmが見えないようにして美観を良くする。
(7)LEDサイン等の接続
ダクトレール用電源ユニット1に設けられているDCラインLa,Lbを、LEDサイン等の機器の接続端子に接続する。このようにして、ダクトレール用電源ユニット1をAC電力を供給するダクトレール100に装着でき、ダクトレール用電源ユニット1からLEDサイン等の機器へDC電力を供給することができる。
以上の構成により、ダクトレール100への取付け取外しに際して、操作レバーの回動操作を用いないダクトレール用電源ユニット1を提供することができる。
ダクトレール用電源ユニット1のプラグ部10は、ダクトレール100の幅方向の一方に係合および通電する第1部材3とダクトレール100の幅方向の他方に係合および通電する第2部材4とで構成されている。このため、プラグ部10は、第1部材3と第2部材4をダクトレール100の長手方向の異なる位置で中空内部105に挿入部31,41をそれぞれ挿入し、一方または両方をスライドして互いに長手方向の同じ位置にて背面31e,41eを当接させることで、ダクトレール100への係合と通電を容易に実現できる。
取り付け作業は、第1部材3を開口104から挿入し、第2部材4を開口104から挿入し、これらをスライドさせて互いに幅方向に位置して当接する位置に配置するだけで、安定して配置できる。その後は、配設の接続とユニットケース2の取り付け程度で済むため、設置作業時に脚立等の上で上方を向きながら腕を上に伸ばして複雑な取り付け作業を行うということを回避でき、簡便かつ楽に装着することができる。
この発明は、上述した実施形態に限らず、様々な実施形態とすることができる。
例えば、第1部材3は、図3(C)において、図示上下方向(ダクトレール100の長手方向)中央よりも上側を図示上下方向へダクトレール100の長手方向へ長く(例えば本実施例の2倍から5倍程度長く)形成し、第2部材4の長さはそのままとし、第2部材4の図示上下方向中央よりも上側部分と同じ形状で接触子45を除いた形状の第3部材(図示省略)を用いる構成としてもよい。この場合、第1部材3と第2部材4は、露出部32,42が当接する位置で固定され、かつ、第1部材3の図示上端付近に、第3部材を当接させて固定することができる。これにより、第1部材3を長く形成して安定設置させ、かつ、第2部材4と第3部材を長手方向の両端からスライドさせて安定設置することができる。このとき、単に第1部材3と第2部材4を長く形成すると、スライドさせる距離が長く当接面も広くなって途中から摩擦力によってスライド困難になるが、このようなことを防止して簡単に安定してダクトレール100に取り付けることができる。
また、第2部材4の挿入部41(図3(B)参照)は、装着のためにスライド移動させる先頭部分(図3(B)における右上部分)に、幅方向の肉厚が先細りするように面取り部とテーパー部を設けても良い、面取り部は、背面41e(図5(C)参照)に設けるとよく、テーパー部は、側壁対向面41k(図5(C)参照)に設けると良い。テーパー部は、面取り部よりも長い距離をかけて先細りする形状とすると良い。このように構成した場合、面取り部により、第1部材3と第2部材4を相対的にスライドさせて重なりはじめのときにひっかかりを防止でき、かつ、そこからさらにスライドさせる際の動きをテーパー部によりスムーズにすることができる。
また、AC/DCコンバート部5は、天井に吊り下げられたダクトレール100の上に載置する構成としてもよい。この場合、第1部材3と第2部材4の各接触子35,45からそれぞれ通電用の線を伸ばし、ダクトレール100の開口104からダクトレール100の周囲を通って上方のAC/DCコンバート部5のAC入力部TI1、TI2にそれぞれ接続すれば良い。この場合でも、第1部材3と第2部材4がダクトレール100にしっかり固定され、かつ安定して通電し、AC電力をDC電力に変換することができる。
本願発明は、AC電力が流れるダクトレールにDC電力により駆動する機器を電気的に接続しかつ固定する産業に利用することができる。
1…ダクトレール用電源ユニット
3…第1部材
4…第2部材
5…AC/DCコンバート部
31,41…挿入部
31b…一方抜け止め防止突起
31e,41e…背面
31k,41k…側壁対向面
35,45…接触子
41b…他方抜け止め防止突起
W31a,W31b,W41a,W41b…距離
W104…幅
100…ダクトレール
101a,101b…側壁
102…ガイド
103…導体ライン
104…開口

Claims (3)

  1. 断面が略コ字状で下方に開放された長尺状に形成され、対向する両側壁の内側に長手方向に沿う導体ラインがそれぞれ設けられ、前記両側壁の開放縁から互いに内側へ延出し長手方向に沿う2つのガイドとそれらの間の開口が設けられた中空のダクトレールに装着して用いられるダクトレール用電源ユニットであって、
    前記開口から前記中空へ少なくとも一部が挿入される挿入部を有する第1部材と、
    前記開口から前記中空へ少なくとも一部が挿入される挿入部を有して前記第1部材と当接する第2部材と、
    前記第1部材に接続されたAC/DCコンバート部と、
    を備え、
    前記第1部材は、前記挿入部に、一方の前記ガイドの内側面に当接して抜け止めする一方抜け止め防止突起と、一方の前記導体ラインに接触して通電する一方接触子を有し、かつ、当該挿入部の幅が前記開口の幅以下に形成され、
    前記第2部材は、他方の前記ガイドの内側面に当接して抜け止めする他方抜け止め防止突起と、他方の前記導体ラインに接触して通電する他方接触子を有し、かつ、当該他方抜け止め防止突起および他方接触子を有する前記挿入部の幅が前記開口の幅以下に形成され、
    前記第1部材の挿入部と前記第2部材の前記挿入部が前記中空に挿入されて互いが幅方向の一方と他方に位置して互いに当接した状態が前記ダクトレールに装着された状態である
    ダクトレール用電源ユニット。
  2. 前記第1部材の挿入部は、前記一方抜け止め防止突起と反対側の面に一方スライド係合面を備え、
    前記第2部材の挿入部は、前記他方抜け止め防止突起と反対側の面に他方スライド係合面を備え、
    前記第1部材の一方スライド係合面と前記第2部材の他方スライド係合面を当接させると前記一方抜け止め防止突起と前記他方抜け止め防止突起が一方の前記ガイドと他方の前記ガイドにそれぞれ当接して抜け止めされる構成である
    請求項1記載のダクトレール用電源ユニット。
  3. 前記第1部材および前記第2部材は、相手方と当接する前記一方スライド係合面および前記他方スライド係合面の反対側で前記ダクトレールの前記側壁に対向する側壁対向面をそれぞれ備え、
    前記第1部材の側壁対向面から一方スライド係合面までの距離と、前記第2部材の側壁対向面から他方スライド係合面までの距離の和が、開口の幅以下であり、かつ、前記一方抜け止め防止突起および前記他方抜け止め防止突起は、前記側壁対向面から前記側壁へ向かって突出する構成である
    請求項2記載のダクトレール用電源ユニット。
JP2017227097A 2017-11-27 2017-11-27 ダクトレール用電源ユニット Active JP6370463B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227097A JP6370463B1 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 ダクトレール用電源ユニット
PCT/JP2017/047193 WO2019102627A1 (ja) 2017-11-27 2017-12-28 ダクトレール用電源ユニット
CN201780097186.9A CN111373643A (zh) 2017-11-27 2017-12-28 管道导轨用电源单元
JP2018129808A JP6936493B2 (ja) 2017-11-27 2018-07-09 ダクトレール用電源ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227097A JP6370463B1 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 ダクトレール用電源ユニット

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018129808A Division JP6936493B2 (ja) 2017-11-27 2018-07-09 ダクトレール用電源ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6370463B1 true JP6370463B1 (ja) 2018-08-08
JP2019096557A JP2019096557A (ja) 2019-06-20

Family

ID=63104414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017227097A Active JP6370463B1 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 ダクトレール用電源ユニット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6370463B1 (ja)
CN (1) CN111373643A (ja)
WO (1) WO2019102627A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100355A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Panasonic Electric Works Co Ltd ダクト装着型plcプラグ及びその親子設定方法
JP2009232429A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置
JP2014116174A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Panasonic Corp 配線ダクトシステム
US20160255703A1 (en) * 2013-10-28 2016-09-01 Philips Lighting Holding B.V. Dc track lighting systems control

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4123821B2 (ja) * 2002-05-16 2008-07-23 松下電工株式会社 配線ダクトシステム
JP4352762B2 (ja) * 2003-05-27 2009-10-28 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP4750395B2 (ja) * 2004-09-15 2011-08-17 モレックス インコーポレイテド Ffc用挿入ガイド
DE202006007510U1 (de) * 2006-05-11 2007-09-13 Weidmüller Interface GmbH & Co. KG Anschlussvorrichtung für Mehrleiterkabel
CN202633563U (zh) * 2011-08-12 2012-12-26 蔡周贤 电连接插头
JP5747950B2 (ja) * 2013-06-20 2015-07-15 Smk株式会社 コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100355A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Panasonic Electric Works Co Ltd ダクト装着型plcプラグ及びその親子設定方法
JP2009232429A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置
JP2014116174A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Panasonic Corp 配線ダクトシステム
US20160255703A1 (en) * 2013-10-28 2016-09-01 Philips Lighting Holding B.V. Dc track lighting systems control

Also Published As

Publication number Publication date
CN111373643A (zh) 2020-07-03
WO2019102627A1 (ja) 2019-05-31
JP2019096557A (ja) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9660401B2 (en) Suspended ceiling grid adapter
US8986021B2 (en) Connector having a push-in termination for an electrically active grid
US20150201762A1 (en) Suspension Device For Presenting Goods, Having A Current-Carrying Profiled Rail And Primary Support Which Can Be Hung Therein
US10215381B2 (en) Switchgear cabinet luminaire comprising illuminants on the basis of light emitting diodes and connection element for connecting said switch gear cabinet luminaires
JP2013538595A (ja) 成形レールとその中に掛止め可能な一次支持体を備えた、品物を提示するための懸架装置
JP4562545B2 (ja) プラグインアダプタ
EP2077416A2 (en) Lighting system with flexible self-supporting structure
CA2974291A1 (en) Arrangement of multiple latching feet for an assembly, and assembly
JP6370463B1 (ja) ダクトレール用電源ユニット
JP2016077128A (ja) バスダクトの分岐装置及びバスダクトの分岐構造
JP6389313B1 (ja) ダクトレール用dc発光装置
JP2011008918A (ja) 照明装置及びダクトレール
JP6936493B2 (ja) ダクトレール用電源ユニット
JP6961235B2 (ja) ダクトレール用dc発光装置
US5622347A (en) Suspension member for electrical trunking
TW399352B (en) Power Outlet
JP3376446B2 (ja) 極間絶縁治具
JP2020042198A (ja) ダクトレール用dc発光装置
JP4767153B2 (ja) プラグ取り外し工具
CN206076335U (zh) 电池箱
CA3111900A1 (en) Luminaire connector and luminaire strip
JP6477322B2 (ja) トロリ線把持具及び電力供給設備
KR20130112396A (ko) 커넥터
JP6091906B2 (ja) 端子台及びこの端子台を接続した電気機器システム
KR200472837Y1 (ko) 전차선 연결장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180509

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180525

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6370463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250