JP2009232429A - 電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置 - Google Patents

電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタ部を天井裏に設置する必要のない電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置を提供する。
【解決手段】ハウジング10と、電極11及び電線12と、電線12と接続されて電力と通信信号とを分離して変復調する電力線通信用モデム21と、電力線通信用モデム21と通信機器8とのインタフェースを行う通信インタフェース22と、通信機器8と通信インタフェース22とを接続する通信ケーブル80が挿抜自在に挿着されるコネクタ3と、を備えた電力線通信装置1が装着された時に、電極11と導通する導体40を備えた配線ダクト4の端部に装着される端部接続装置5である。配線ダクト4の端部に嵌入され導体40と導通する接触端子60を備えた接続部61を突出する接続部材6をケーシング50内に収納し、一端側が電力線PLに接続されると共に他端側が接触端子60と接続されるフィルタ部70をケーシング50に収納した。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフィスや住宅等の屋内に配線された電力線を利用してデータ通信を行うための電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置に関するものである。
近年、オフィスや住宅においても複数台のコンピュータをつないだローカル・エリア・ネットワーク(LAN)が急速に普及している。このようなLANにおいてコンピュータ間を接続する通信媒体として、通常、通信ケーブル(いわゆるLANケーブル)が用いられるが、既設のオフィスや住宅に新たにLANを導入する場合には配線工事の手間や費用を考慮して電波による無線方式が採用される場合もある。
ところで、従来より給電用の屋内配線(電力線)を配線ダクト内に収容し、配線ダクトに電灯等の照明器具を取り付けるものが利用されており(例えば、特許文献1参照)、この電力線を利用してデータ通信を行う電力線通信(Powre Line Communication)が提案されている。
かかる電力線通信にて使用される電力線通信装置は、ハウジングと、電力線と接続するための電源プラグと、電力線通信用モデムと、外部の通信機器と電力線通信用モデムとのインタフェースを行う通信インタフェースと、通信機器からの通信ケーブルが挿抜自在に挿着されるコネクタと、を備えている。
配線ダクト内には電力線に接続される導体が収納してあり、電力線通信装置を配線ダクトに装着して、配線ダクトの導体に電力線通信装置の電源プラグの接触端子を導通させて電力線に接続すると共に、外部の通信機器と接続される通信ケーブルをコネクタに挿し込んで、前記外部の通信機器と電力線に接続される別の通信機器との間で通信を行うものである。
特開昭53−84195号公報
ところで、外部の電力線を配線ダクトの導体に接続するには、装着時に前記導体と導通する接触端子を備えた接続部がケーシングから突出する端部接続装置の前記接続部を配線ダクトの端部に装着し、接触端子に接続される配線を電力線に接続することで行われている。そして、電力線通信を行うにあたっては、電力線通信帯域のノイズ信号を減衰させるフィルタ部を途中に設ける必要があり、従来は、フィルタ部を天井裏に設置し、フィルタ部の一端側を電力線に接続すると共に、他端側を前記接触端子に接続される配線に接続していた。
しかしながら、この場合、フィルタ部を天井裏に設置する必要があり、作業が手間となるものであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フィルタ部を天井裏に設置する必要のない電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、電極11および該電極11に接続される電線12と、ハウジング10内に収納され前記電線12と接続されて電力と通信信号とを分離して変復調する電力線通信用モデム21と、ハウジング10内に収納され電力線通信用モデム21と通信機器8とのインタフェースを行う通信インタフェース22と、通信機器8と通信インタフェース22とを接続する通信ケーブル80が挿抜自在に挿着されるコネクタ3と、を備えた電力線通信装置1が着脱自在に装着された時に、前記電極11と導通する2極または多極の導体40を備えた配線ダクト4の端部に装着される端部接続装置5であって、配線ダクト4の端部に嵌入されて導体40と導通する接触端子60を備えた接続部61を一端側に有する接続部材6の他端側をケーシング50内に収納し、一端側が電力線PLに接続されると共に他端側が接触端子60と接続されて電力線通信帯域のノイズ信号を減衰させるフィルタ部70を前記ケーシング50と同一のケーシング50内に収納して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、接続部材6とフィルタ部70とを配線ダクト4の端部に装着される端部接続装置5の同一のケーシング50内に収納することができて、フィルタ部70を天井裏に設置しなくてもよいものである。
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、ケーシング50の上部に前記接続部材6を収納する接続部材収納空間51を形成すると共に、ケーシング50の下部に前記フィルタ部70を収納するフィルタ部収納空間52を形成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、端部接続装置5の長手方向(配線ダクト4の長手方向)の収まりを良くすることができる。
また、請求項3に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、平面視においてケーシング50の配線ダクト4側の部分に前記接続部材6を収納する接続部材収納空間51を形成すると共に、ケーシング50の配線ダクト4と反対側の部分に前記フィルタ部70を収納するフィルタ部収納空間52を形成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、長手方向から見た時の端部接続装置5の収まりが良くなるものである。
また、請求項4に係る発明にあっては、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、フィルタ部70を取り付けた基板7をケーシング50内に収納すると共に、フィルタ部70と接触端子60とを接続する接続線72を基板7の面上に位置しないように配置して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、基板7と接続線72間の1次〜2次空間結合によるフィルタ性能の低下を防止することができる。
また、請求項5に係る発明にあっては、請求項2又は4に係る発明において、ケーシング50の接続部材収納空間51の部分の幅を配線ダクト4の幅と同じに形成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、天井Cに形成された配線ダクト4を収納する下方に開口44する収納溝C1へ収納可能となって、収まりが良いものである。
本発明によれば、接続部材とフィルタ部とを配線ダクトの端部に装着される端部接続装置の同一のケーシング内に収納することができて、フィルタ部を天井裏に設置しなくてもよく、フィルタ部を天井裏に設置する手間のかかる作業を省くことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づいて説明する。電力線PL通信システムは、図3に示すように天井Cに配設され電力線PLに接続される2極または多極の導体40を備えた配線ダクト4と、配線ダクト4に取り付けられる電力線通信装置1と、電力線通信装置1に通信ケーブル80を介して接続される通信機器8と、で主体が構成される。
配線ダクト4は、図4に示すように、天井Cに配設して、通信機器8や照明等の電気機器が装着されるもので、断面がリップ付きコ字状をした長尺の箱状部材で、図1(a)に示すように各部位を底壁41、側壁42、上壁43とする。リップ部となる底壁41の間が配線ダクト4の内部と外部とを連通する開口44となり、この開口44は下側を向くように配設される。側壁42の内面には、導体40を保持するための導体保持部45が設けてある。導体保持部45は、導体40を上下から挟持する導体挟持リブ45aを側壁42の内面から突設すると共に、導体挟持リブ45a間に架設リブ45bを架設して形成してあり、導体40は架設リブ45bの内側(配線ダクト4の中心側)の面と両挟持リブの先端部とによって保持されている。導体40は、断面が矩形状をした長尺のもので、配線ダクト4の長手方向に沿って配設される。
電力線通信装置1は、図5、図6に示すように、ハウジング10と、電極11および電線12と、インターフェース部2と、コネクタ3と、接続保持手段16と、で主体が構成される。
ハウジング10は、略箱形状をしたもので、内部に電線12、インターフェース部2が収納されるとともに、上面に配線ダクト4に固定するための電極11を備えた接続保持手段16が設けられ、上面以外の表面にコネクタ3が設けられる。
電線12は、図7に示すように、ハウジング10上面の接続保持手段16に設けられている電極11に接続されてハウジング10内の機器に電力や電力線PL通信用の信号(以下、通信信号という)を伝送するもので、インターフェース部2を構成する後述する各機器に電力を供給する電線12と、インターフェース部2に通信信号を伝送する電線12と、インターフェース部2の各機器を結ぶ電線12と、からなる。インターフェース部2に通信信号を伝送する一対の電線12は、直流カット用のコンデンサ13並びに絶縁トランス14を介してインターフェース部2に接続される。また、インターフェース部2の各機器に電力を供給する電線12には、途中にAC/DCコンバータからなる電源部15が接続されている。
インターフェース部2は、送受信部20と、電力線通信用モデム21と、通信インタフェース22と、制御部23と、で構成される。
送受信部20は、絶縁トランス14の二次側に接続されて電力線PLとの間で通信信号を送受信するためのもので、電力線通信用モデム21に接続される。電力線通信用モデム21は、電力線PLに重畳して伝送される所定形式の通信信号からデータ信号を復調する復調機能、並びに、パーソナルコンピュータ8b等のコンピュータやコンピュータを内蔵した通信機器8側からのデータ信号を所定形式の通信信号に変調する変調機能を有するPLCモデムで、通信インタフェース22に接続される。通信インタフェース22は、例えば100BASE−TX等のEthernet(登録商標)の規格に準拠して通信機器8との間でデータ信号を送受信するためのLANコントローラで、コネクタ3に接続される。また、これら電力線通信用モデム21、通信インタフェース22は、制御部23により制御される。制御部23は、CPUを主構成要素としてインターフェース部2全体の制御を行うもので、例えば電力線通信用モデム21と通信インタフェース22との間で伝送するデータ(パケット)のフィルタリングなどのセキュリティ機能や、データ伝送中といった通信状態を表示するため表示部24を制御している。これら送受信部20、電力線通信用モデム21、通信インタフェース22、制御部23といったインターフェース部2の機器は電源部15で作成される直流電源によって動作する。
コネクタ3は、通信機器8に接続される通信ケーブル80の先端に取り付けられるコネクタ(雄)が挿抜自在に接続される受け側(雌)のコネクタで、通信ケーブル80が例えばCAT5のLANケーブルである場合には、その先端に取り付けられるRJ−45のモジュラプラグが挿抜自在に接続されるRJ−45のモジュラジャックで構成される。通信機器8は配線ダクト4に装着した電力線通信装置1とは別のコンセント部90から給電されるようにしてある。図3中の符号Bは分電盤、SHはスイッチングハブ、ACは商用電源、8aは通信機器8としてのデジタルカメラやデジタルビデオ等の撮影・撮像装置、8bは通信機器8としてのパーソナルコンピュータ、Sは白熱灯等の照明機器、91は電源ケーブルである。
また、コンセント部17は、ハウジング10内に収納され電線12を介して電力線PLに接続される刃受け(図示せず)と、ハウジング10の表面に設けられ他の通信機器8の電源プラグの栓刃(図示せず)を挿入して刃受けに接続するための栓刃挿入口17aと、からなるものである。
これにより、例えばコネクタ3および通信ケーブル80を介して接続される外部の通信機器8の電源プラグの栓刃を栓刃挿入口17aに挿入して、この通信機器8に電力を供給することができ、別途コンセント部を要さずに外部の通信機器8(または一般の電気機器)に電力を供給することが可能となる。
接続保持手段16は、図8に示すように、ハウジング10の上面(天面壁部の上面)に設けられ、配線ダクト4の開口44内に下方より挿入されて配線ダクト4の底壁41によってハウジング10を支持させるものである。この接続保持手段16は、ハウジング10の天面壁部に形成した開口穴(図示せず)に回転自在に装着されて上方に突出する挿入部18で主体が構成される。挿入部18の開口44穴に装着される部分は、図示はしないが、天面壁部の下面側に当接する開口44穴より大径の下フランジ部と、天面壁部の上面側に当接する開口44穴より大径の上フランジ部と、からなり、これらによりハウジング10に抜け止めされた状態で装着される。挿入部18は、配線ダクト4の開口44内に挿入されるもので、側面からは係止部19を側方に突設してある。係止部19は、挿入部18の周方向の互いに反対側となる二ヶ所から側方に突出するもので、両係止部19の先端間の長さは、配線ダクト4の開口44幅よりも長く且つ配線ダクト4の両側壁42間の距離よりも短く形成してあり、また、係止部19の幅は、配線ダクト4の開口44幅よりも短く形成してある。これにより、両係止部19の先端を結ぶ方向を配線ダクト4の開口44の長手方向にした状態でこの開口44内に挿入し、挿入部18を回転させて、両係止部19の先端側の部分を配線ダクト4の底壁41の上面に載置して係止させて、ハウジング10を配線ダクト4に支持させるものである。また、本実施形態では挿入部18を回転させるレバーLが設けてある。
以下、端部接続装置5について説明する。
端部接続装置5は、配線ダクト4の端部に装着されるもので、同一のケーシング50内に接続部材6とフィルタ部70とを収納して構成される。
ケーシング50は、配線ダクト4の断面形状と同じ断面形状をした上部と、上部の下側に位置する下部からなるもので、上部と下部とは一体に形成してあって、上部と下部の内部は連通している。本実施形態では更に上部と下部の側方(配線ダクト4に取り付けられた際に配線ダクト4の反対となる側)に電力線PLを収納する電力線収納部53が一体に形成してある。ケーシング50の上部の一端面、更に説明すると、上部の配線ダクト4と同形状をした断面に垂直な方向の一端面に、接続部材6の接続部61を露出させるための開口44が形成してある。
接続部材6は、一端側に、配線ダクト4の端部の開口44に嵌入されて導体40と導通する接触端子60を備えた接続部61が形成してあり、他端側は前記ケーシング50内に収納される被収納部62が形成してある。そして、ケーシング50の上部の開口44に被収納部62を収納して、接続部61を開口44から突出させて固定するもので、ケーシング50の上部内が接続部材収納空間51となっている。接触端子60には、接触端子60とフィルタ部70とを電気的に接続するための接続線72が接続してある。接続部材6は、上部の両側方に突出する上係止片63と、下部の両側方に突出する下係止片64とを備え、上係止片63と下係止片64との間に接触端子60を設けてある。上係止片63は、配線ダクト4の上壁43と導体挟持リブ45aとの間に嵌入されて係止され、下係止片64は、配線ダクト4の導体挟持リブ45aと底壁41との間に嵌入されて係止され、嵌め込みにより配線ダクト4に固定される。
フィルタ部70は、電力線通信帯域のノイズ信号を減衰させるもので、入力側の端部が電力線PLに接続されると共に、出力側の端部が接触端子60と接続されている接続線72に接続される。このフィルタ部70は、ケーシング50の下部内に収納されるもので、該下部内がフィルタ部収納空間52となっている。本実施形態では、フィルタ部70を基板7に取り付け、この基板7をフィルタ部収納空間52内に収納している。基板7は、略矩形状をしており、上下方向を長手方向として収納される。基板7の上部に、電力線PLが接続される電力線接続部71が装着してあり、基板7の下部に、フィルタ部70が装着してあり、電力線接続部71とフィルタ部70とは基板7の配線(図示せず)により接続されている。天井裏に配設されている電力線PLの端部を接続するには、電力線PLの端部をケーシング50の電力線収納部53の上方開口(図示せず)よりケーシング50内に挿入して、電力線接続部71に接続される。これにより、電力線接続部71を介して電力線PLがフィルタ部70に接続される。なお、電力線PLと電力線接続部71との接続は速結端子によるものが挙げられるが、限定されない。
また本実施形態では、フィルタ部70と接触端子60とを接続する接続線72は、フィルタ部70側の端部が基板7の下端部に接続されているが、基板7の下端部から基板7の上方の接触端子60との間に這わせるにあたり、基板7からできるだけ離すべく、基板7の面上に位置しないように基板7の端縁に沿って配置しており、これにより、基板7と接続線72間の1次〜2次空間結合によるフィルタ性能の低下を防止することができる。
以上のような構成によれば、接続部材6とフィルタ部70とを同一のケーシング50内に収納することで、端部接続装置5を配線ダクト4に接続するだけでフィルタ部70を設置することが可能となり、フィルタ部70を天井裏に設置する必要がなくなって、フィルタ部70を天井裏に設置する手間のかかる作業を省くことが可能となるものである。
また、ケーシング50の上部に接続部材収納空間51を形成すると共に、ケーシング50の下部にフィルタ部収納空間52を形成することで、端部接続装置5の長手方向(配線ダクト4の長手方向)の長さを長くすることなく、収まりが良いものである。
またこの時、ケーシング50の接続部材収納空間51の部分の幅(長手方向から見た時の左右の長さ)を配線ダクト4の幅と同じに形成することで(本実施形態では同じである)、天井Cに配線ダクト4を収納する下方に開口44する収納溝C1を形成してある場合に、図9(a)に示すように配線ダクト4を収納溝C1に収納すると共に、図9(b)に示すようにケーシング50を収納溝C1に収納することができて、収まりが良なるものである。
次に、他の実施形態について図10に基づいて説明する。なお、図1、図2に示す上実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
上実施形態では、ケーシング50の上部に接続部材収納空間51を形成すると共に、ケーシング50の下部にフィルタ部収納空間52を形成するのに対して、本実施形態では、平面視においてケーシング50の配線ダクト4側の部分に接続部材収納空間51を形成すると共に、ケーシング50の配線ダクト4と反対側の部分にフィルタ部収納空間52を形成するものである。
これにより、長手方向から見た時の端部接続装置5の収まりが良くなるものである。
なお、本実施形態においても、ケーシング50の幅を配線ダクト4の幅と同じに形成することで、天井C内に収納可能となって収まりが更に良なるものである。
本発明の一実施形態の端部接続装置を配線ダクトに取り付けた状態(便宜上配線ダクトを省略してある)を示し、(a)は透過側面図であり、(b)は透過正面図である。 同上の端部接続装置を斜め下方より見た斜視図である。 電力線通信システムの一例の構成図である。 配線ダクトの断面図である。 同上の電力線通信システムにおける電力線通信装置を示し、(a)は平面図であり、(b)は長手方向の一側面図であり、(c)は側面図であり、(d)は長手方向の他側面図であり、(e)は下面図である。 同上の電力線通信装置を斜め上方より見た斜視図である。 同上の電力線通信装置のブロック図である。 同上の電力線通信装置を配線ダクトに取り付けた状態を示し、(a)は断面図であり、(b)は斜め下方より見た斜視図である。 同上において、(a)は配線ダクトの天井への取り付けを説明する正面断面図であり、(b)は端部接続装置の天井への取り付けを説明する正面断面図である。 他の実施形態の端部接続装置を配線ダクトに取り付けた状態(便宜上配線ダクトを省略してある)を示し、(a)は透過側面図であり、(b)は透過平面図である。
符号の説明
1 電力線通信装置
10 ハウジング
11 電極
12 電線
13 コンデンサ
14 絶縁トランス
15 電源部
16 接続保持手段
17 コンセント部
17a 栓刃挿入口
18 挿入部
19 係止部
2 インターフェース部
20 送受信部
21 電力線通信用モデム
22 通信インタフェース
23 制御部
24 表示部
3 コネクタ
4 配線ダクト
40 導体
41 底壁
42 側壁
43 上壁
44 開口
45 導体保持部
45b 架設リブ
45a 導体挟持リブ
5 端部接続装置
50 ケーシング
51 接続部材収納空間
52 フィルタ部収納空間
53 電力線収納部
6 接続部材
60 接触端子
61 接続部
62 被収納部
63 上係止片
64 下係止片
7 基板
70 フィルタ部
71 電力線接続部
72 接続線
8 通信機器
8a 撮影・撮像装置
8b パーソナルコンピュータ
80 通信ケーブル
90 コンセント部
B 分電盤
C 天井
C1 収納溝
L レバー
PL 電力線
S 照明機器

Claims (5)

  1. 電極および該電極に接続される電線と、ハウジング内に収納され前記電線と接続されて電力と通信信号とを分離して変復調する電力線通信用モデムと、ハウジング内に収納され電力線通信用モデムと通信機器とのインタフェースを行う通信インタフェースと、通信機器と通信インタフェースとを接続する通信ケーブルが挿抜自在に挿着されるコネクタと、を備えた電力線通信装置が着脱自在に装着された時に、前記電極と導通する2極または多極の導体を備えた配線ダクトの端部に装着される端部接続装置であって、配線ダクトの端部に嵌入されて導体と導通する接触端子を備えた接続部を一端側に有する接続部材の他端側をケーシング内に収納し、一端側が電力線に接続されると共に他端側が接触端子と接続されて電力線通信帯域のノイズ信号を減衰させるフィルタ部を前記ケーシングと同一のケーシング内に収納して成ることを特徴とする電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置。
  2. ケーシングの上部に前記接続部材を収納する接続部材収納空間を形成すると共に、ケーシングの下部に前記フィルタ部を収納するフィルタ部収納空間を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置。
  3. 平面視においてケーシングの配線ダクト側の部分に前記接続部材を収納する接続部材収納空間を形成すると共に、ケーシングの配線ダクトと反対側の部分に前記フィルタ部を収納するフィルタ部収納空間を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置。
  4. フィルタ部を取り付けた基板をケーシング内に収納すると共に、フィルタ部と接触端子とを接続する接続線を基板の面上に位置しないように配置して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置。
  5. ケーシングの接続部材収納空間の部分の幅を配線ダクトの幅と同じに形成して成ることを特徴とする請求項2又は4記載の電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置。
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