JP4880538B2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents

ケーブル用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4880538B2
JP4880538B2 JP2007196110A JP2007196110A JP4880538B2 JP 4880538 B2 JP4880538 B2 JP 4880538B2 JP 2007196110 A JP2007196110 A JP 2007196110A JP 2007196110 A JP2007196110 A JP 2007196110A JP 4880538 B2 JP4880538 B2 JP 4880538B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
flat cable
cable
shaft
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007196110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009032565A (ja
Inventor
幸司 村上
ツォン リ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2007196110A priority Critical patent/JP4880538B2/ja
Priority to PCT/US2008/009104 priority patent/WO2009017699A1/en
Publication of JP2009032565A publication Critical patent/JP2009032565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880538B2 publication Critical patent/JP4880538B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • H01R12/85Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
    • H01R12/88Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting manually by rotating or pivoting connector housing parts

Description

本発明は、ケーブル用コネクタに関するものである。
従来、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される可撓(とう)性を備える平板状ケーブルを接続するためにFPCコネクタ、FFCコネクタ等のケーブル用コネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図11は従来のケーブル用コネクタを示す断面図である。なお、(a)はアクチュエータが開位置にある状態を示し、(b)はアクチュエータが閉位置にある状態を示している。
図に示されるように、ケーブル用コネクタは、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング811と、金属等の導電性材料から成り、前記ハウジング811に保持される複数の端子851とを有する。そして、ハウジング811の上面には合成樹脂等の絶縁性材料から成るアクチュエータ821が配設されている。該アクチュエータ821は、ハウジング811に回動可能に取付けられ、図11(a)に示されるような開位置から矢印で示される方向に回転して、図11(b)に示されるような閉位置になる。
前記端子851は、FPC等の平板状ケーブル901が挿入される方向に延在する上腕部854及び下腕部853を備える。そして、前記上腕部854の先端には軸受部854aが形成され、該軸受部854aに前記アクチュエータ821の軸部848が回転可能に係合されている。これにより、前記アクチュエータ821は、軸部848を中心にし、ハウジング811に対して回転することができる。
さらに、前記アクチュエータ821は、軸部848の周囲に形成された押圧部846を有する。該押圧部846は、アクチュエータ821が開位置にある状態では、ハウジング811の挿入開口833内に進入しないようになっている。そのため、平板状ケーブル901を前記挿入開口833内に容易に挿入することができる。
また、アクチュエータ821が閉位置にある状態では、押圧部846は、ハウジング811の挿入開口833内に進入し、該挿入開口833内に挿入されている平板状ケーブル901を下方に押圧する。そのため、該平板状ケーブル901は、押圧部846と下腕部853とによって上下から挟まれた状態となり、ハウジング811の挿入開口833内から離脱することが防止される。また、平板状ケーブル901の下面に露出する導電線が下腕部853の先端に形成されたコンタクト部853aと接触して導通する。これにより、平板状ケーブル901は、ケーブル用コネクタに接続される。
特開2007−165060号公報
しかしながら、前記従来のケーブル用コネクタにおいては、コンタクト部853aが下腕部853の上面から上方に突出した形状を備えているので、アクチュエータ821が閉位置になる途中の過程で、押圧部846によって下方に押圧された平板状ケーブル901がコンタクト部853aの先端から下腕部853の上面にかけて形成される凹部に沿って屈曲してしまう。このように、平板状ケーブル901が屈曲することによって、押圧部846から平板状ケーブル901に付与される押圧力が吸収されるので、押圧部846が平板状ケーブル901から受ける反力のピーク値が低下する。そのため、アクチュエータ821を手指等によって回転させるオペレータは、十分なクリック感を得ることができず、平板状ケーブル901がケーブル用コネクタに確実に接続されたことを確認することができなくなってしまう。特に、ケーブル用コネクタが、比較的少数の端子851を有する、いわゆる小極品である場合、押圧部846が平板状ケーブル901から受ける反力の総和が小さいので、クリック感を得ることができず、平板状ケーブル901がケーブル用コネクタに接続されたことを確認することが極めて困難になる。
本発明は、前記従来のケーブル用コネクタの問題点を解決して、端子の第1腕部において平板状ケーブルをガイドするガイド面をフラットにすることによって、アクチュエータを操作する際に、平板状ケーブルから十分に強い反力を受けて、十分なクリック感を得ることができ、確実に平板状ケーブルを接続することができる小型で信頼性の高いケーブル用コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のケーブル用コネクタにおいては、平板状ケーブルを挿入する挿入口を備えるハウジングと、該ハウジングに装填(てん)され、前記平板状ケーブルの導電線と電気的に接続する端子と、前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルの導電線を前記端子に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能なアクチュエータとを有するケーブル用コネクタであって、前記端子は、前記平板状ケーブルを支持する第1腕部と、該第1腕部と対向して配設され、前記アクチュエータの軸部と係合する第2腕部とを備え、前記アクチュエータは、前記軸部とともに回転し、前記平板状ケーブルを前記第1腕部に押圧する押圧部を備え、前記第2腕部は、前記軸部と係合する軸係合部を備え、前記第1腕部は、前記軸係合部に対向し、前記平板状ケーブルをガイドするフラットなガイド面を含むガイド部を備える。
本発明の他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記ガイド面の先端は、前記軸係合部に係合した前記軸部の回転中心より前記挿入口の入口寄りに位置する。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記押圧部は、前記アクチュエータが第2位置にあるとき、前記軸部よりも前記第1腕部の方に突出し、前記平板状ケーブルを前記第1腕部に押圧する。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記押圧部は、前記アクチュエータが第1位置から第2位置に姿勢変化する途中の過程において、前記軸部よりも前記第1腕部の方に最も突出する。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記端子は、前記第1腕部及び第2腕部の間において、前記第1腕部と対向して配設され、前記導電線と接触する第3腕部を備える。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記第3腕部は、その基端が前記第1腕部に接続されているとともに、前記導電線と接触するコンタクト部を備え、該コンタクト部は前記第1腕部に向けて突出する。
本発明によれば、ケーブル用コネクタは、端子の第1腕部において平板状ケーブルをガイドするガイド面がフラットになっている。これにより、アクチュエータを操作する際に、平板状ケーブルから十分に強い反力を受けて、十分なクリック感を得ることができ、確実に平板状ケーブルを接続することができ、信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第1の斜視図でありアクチュエータが第1位置にあるときの斜め上前方から観た図、図2は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第2の斜視図でありアクチュエータが第2位置にあるときの斜め上前方から観た図、図3は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す上面図でありアクチュエータが第2位置にあるときの上方から観た図、図4は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す正面図でありアクチュエータが第2位置にあるときの前方から観た図、図5は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第1の側面図でありアクチュエータが第2位置にあるときの側方から観た図、図6は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第2の側面図でありアクチュエータが第1位置にあるときの側方から観た図、図7は本発明の実施の形態におけるケーブルの平面図である。
図において、1は本実施の形態におけるケーブル用コネクタとしてのコネクタであり、平板状ケーブル101を電気的に接続するためのコネクタとして使用される。前記平板状ケーブル101は、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される平板状可撓性ケーブルであるが、導電線を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよい。なお、本明細書においては、一般的にFPCと称されるフレキシブル回路基板だけでなく、FFCと称されるフレキシブルフラットケーブルをも含めた平板状可撓性ケーブル全般のことを「FPC」と言うこととする。
また、本実施の形態において、コネクタ1の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ1が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ1の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジング11と、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記ハウジング11に回転可能、すなわち、姿勢変化可能に取付けられたアクチュエータ21とを有する。つまり、該アクチュエータ21は、回転して、すなわち、姿勢変化して第1位置及び第2位置になるように前記ハウジング11に取付けられている。
そして、該ハウジング11は、下部12、上部15、並びに、前記下部12及び上部15の間に形成された前方(図1及び3における左斜め下方、図5及び6における左方)から図示されない平板状ケーブル101の先端部分(図7における下端部分)を挿入するための開口部である挿入口33を有し、該挿入口33には金属製の端子51が装填される端子受入溝14が複数形成されている。該端子受入溝14は、例えば、ピッチ約0.5〔mm〕で13本程度形成され、各端子受入溝14には端子51が1つずつ装填されるようになっている。なお、必ずしもすべての端子受入溝14に端子51が装填される必要はなく、平板状ケーブル101の導電線151の配列に対応させて、端子51を適宜省略することができる。
また、図4に示されるように、下部12の上面における端子受入溝14間の部位には、上方に突出し、かつ、端子受入溝14と平行に延在するケーブル支持突起12aが形成されている。該ケーブル支持突起12aの上面は、前記挿入口33に挿入された平板状ケーブル101の先端部分の下面をガイドし、平板状ケーブル101の先端部分を下方から支持する。
ここで、平板状ケーブル101は、図7に示されるように、細長い帯状の形状を備える絶縁性の薄板部材である基板部111、及び、該基板部111の一面に配設された複数本、例えば、13本の導電線151を有する。なお、図7においては、平板状ケーブル101におけるコネクタ1の挿入口33に挿入される先端(図7における下端)の近傍部分のみが示されており、他の部分は省略されている。また、前記導電線151は、例えば、銅等の導電性金属から成る箔(はく)状の線状体であり、所定のピッチ、例えば、0.5〔mm〕程度で並列に配設される。なお、前記導電線151の数及びピッチは、必要に応じて適宜変更することができる。そして、前記導電線151の上側は絶縁層121によって覆われている。なお、平板状ケーブル101における先端から所定の長さに亘(わた)る範囲では、前記絶縁層121が除去され、導電線151の上面が露出している。
さらに、前記ハウジング11の下部12には下方に延出する複数本の固定用脚部19が一体的に形成されている。また、前記ハウジング11の両側には側部16が一体的に形成され、該側部16と上部15の両側端との間には側方凹部16aが形成されている。該側方凹部16a内には、図2に示されるように、アクチュエータ21の姿勢が第2位置としての閉位置になったときに、アクチュエータ21の側部27が収容される。
また、前記アクチュエータ21は、アクチュエータ本体部23の前方(図2における左下方)部分に、アクチュエータ21が閉位置になったときに、前記挿入口33から挿入された平板状ケーブル101を下方、すなわち、前記端子受入溝14内に装填された端子51の後述される下腕ビーム53の方向に向けて押圧する複数の押圧部46を有する。また、該押圧部46はアクチュエータ21が第1位置としての開位置となったときには平板状ケーブル101の挿入を可能にする。なお、前記押圧部46の間には、前記端子51の後述される上腕ビーム55を収容するための収容溝47が複数形成されている。該収容溝47の数及び位置は、前記端子受入溝14と対応する。
さらに、前記アクチュエータ21は、アクチュエータ本体部23の前方部分に、各収容溝47内を横断し、押圧部46同士を連結して幅方向に延在する軸部48を有する。該軸部48の収容溝47内に位置する部分は、端子51の上腕ビーム55と係合する。なお、前記アクチュエータ本体部23の前方部分の両側面には、側方に突出する図示されない側方軸部が一体的に形成されている。該側方軸部は、ハウジング11の側方凹部16a内に収容され、該側方凹部16aの前端壁及び該前端壁に隣接する底壁を構成する部材によって、前方及び下方への変位が制限されている。すなわち、前方への移動が規制されるとともに、下方から支持されている。
また、前記アクチュエータ本体部23は、アクチュエータ21が閉位置になったときに前記平板状ケーブル101の挿入方向とほぼ平行になり、アクチュエータ21が開位置になったときに前記平板状ケーブル101の挿入方向とほぼ直角になる。
そして、前記アクチュエータ本体部23の後方(図5における右方)端部には、アクチュエータ21が閉位置になったときに前記ハウジング11の後方(図5における右方)、すなわち、前記挿入口33と反対側の端部及び端子51の後端の少なくとも一部を覆うダストカバー部26が形成されている。該ダストカバー部26は、その上端において後方に突出する指掛け部28を有する。なお、該指掛け部28は、アクチュエータ21が閉位置になったときにダストカバー部26の上縁に沿って位置するように形成されることが望ましい。これにより、オペレータが手指で操作して、閉位置にあるアクチュエータ21を第1位置としての開位置にまで姿勢変化させる際に、オペレータの手指を指掛け部28に容易に掛けることができ、前記アクチュエータ21を閉位置から開位置にまで容易に姿勢変化させることができる。
また、前記アクチュエータ本体部23には、開位置において前記平板状ケーブル101の挿入方向とほぼ平行な方向に貫通する貫通孔(こう)24が、複数個形成されている。該貫通孔24の形状、大きさ、数等は任意に設定することができるが、本実施の形態においては、5個形成されている。同様に、前記アクチュエータ本体部23には、凹部25が複数個形成されている。該凹部25の形状、大きさ、数等は任意に設定することができるが、本実施の形態においては、6個形成されている。
そして、コネクタ1は、後述されるように、コネクタ実装表面としての基板91の面上に実装される。なお、前記基板91は、例えば、プリント回路基板であるが、コネクタ1を実装可能な部材であれば、いかなる部材であってもよい。この場合、前記固定用脚部19が前記基板91を貫通するように形成された取付孔(あな)に挿入されて固定される。また、前記端子51の下端から下方に延出するテール部58が、前記基板91の面上に形成された配線に接続されているスルーホールに挿入され、はんだ付によって接続される。これにより、ハウジング11が前記基板91の面上に固定されるとともに、端子51のそれぞれが対応する配線に電気的に接続されて電気的接続部を形成する。
次に、前記コネクタ1の内部の構成について説明する。
図8は本発明の実施の形態におけるアクチュエータが第1位置にあるときのコネクタの内部を示す断面図であり図1のA−A矢視断面図、図9は本発明の実施の形態におけるアクチュエータが第1位置から第2位置に変化する途中のコネクタの内部を示す断面図、図10は本発明の実施の形態におけるアクチュエータが第2位置にあるときのコネクタの内部を示す断面図である。
本実施の形態において、端子51は金属板を打抜くことによって形成され、1種類の形状のものが使用され、ハウジング11の幅方向(図3における左右方向)に1列に並ぶように配列され、装填される。前記端子51は、その後端部分に位置し、上下方向に延在する基部56と、該基部56の上端から前方(図8〜10における左方)に向って延出する第2腕部としての上腕ビーム55と、前記基部56の下端から下方に向って延出する基板接続部としてのテール部58と、前記基部56の下端から前方に向って延出する固定部として固定用凸部57とを有する。
さらに、前記端子51は、基部56における上腕ビーム55と固定用凸部57との間の部位から前方に向って延出するケーブル保持ビーム52を有する。該ケーブル保持ビーム52は、音叉(さ)状、又は、先端が2本のフォーク状の形状を備え、その基端が1本の連結部52aによって基部56に接続され、基端より前方の部分が、第1腕部としての下腕ビーム53と第3腕部としての中間ビーム54とに分岐し、概略U字形状となっている。
ここで、前記下腕ビーム53は、平板状ケーブル101の先端部分の下面をガイドし、平板状ケーブル101の先端部分を下方から支持するケーブル支持片として機能する部材であり、前方に向って延出し、その先端(図8〜10における左端)が上腕ビーム55の先端と同等又はより前方に位置する。また、前記中間ビーム54は、平板状ケーブル101の先端部分の上面に露出する導電線151と接触するコンタクト片として機能する部材であり、上腕ビーム55と下腕ビーム53との中間において前方に向って延出し、その先端が上腕ビーム55及び下腕ビーム53の先端より後方に位置する。本実施の形態において、前記平板状ケーブル101は、導電線151が表面に露出した面が上方を向くようにしてハウジング11の挿入口33に挿入されるものとする。
なお、前記端子51は、ハウジング11の後方(図8〜10における右方)から端子受入溝14内に挿入される。そして、下部12に形成された固定用孔部12b内に固定用凸部57が嵌(かん)入されるとともに、端子受入溝14の天井面を構成する上部15の下面に基部56の上端面が当接することによって、前記端子51は、上下方向ら挟まれて固定されている。また、前記端子51は、テール部58が、基板91を貫通するように形成されたスルーホールに挿入されてはんだ付されることによって、基板91に物理的かつ電気的に接続されている。
前記中間ビーム54の先端近傍には、下方に突出するコンタクト部54aが形成されている。該コンタクト部54aの下端は、山の頂上のような尖(とが)った形状を備え、これにより、平板状ケーブル101の導電線151に喰(くい)込みやすく、該導電線151との接続を確実に維持することができる。
また、前記下腕ビーム53の先端近傍には、上面がフラットに形成されたガイド部53aが配設されている。該ガイド部53aの上面は、凸部が存在せず、フラットになっており、挿入口33に挿入された平板状ケーブル101の先端部分の下面をガイドするガイド面として機能する。なお、図に示される例において、特に、図8に示されるように、アクチュエータ21が開位置にあるときは、ガイド部53aの上面は、ハウジング11の前方から後方に向って下に下がるように傾斜しているが、この傾斜の角度は任意に設定することができ、また、全く傾斜しないようにすることもできる。
さらに、前記上腕ビーム55の先端近傍には、アクチュエータ21の軸部48の収容溝47内に位置する部分と係合する軸係合部として、上方に凹入する第1軸係合凹部55a及び第2軸係合凹部55bが形成されている。前記軸部48の収容溝47内に位置する部分は、図に示されるような断面形状を備え、2本の直線部に挟まれた鋭角的な断面形状の第1係合凸部48aと、円柱を半割にしたような半円状の断面形状の第2係合凸部48bとを有する。そして、図8に示されるように、アクチュエータ21が開位置にあるときは、軸部48の第1係合凸部48aが第1軸係合凹部55aと係合する。また、図9及び10に示されるように、アクチュエータ21の姿勢が開位置から閉位置に変化する途中の過程から閉位置になるまでの間は、軸部48の第2係合凸部48bが第2軸係合凹部55bと係合する。
該第2軸係合凹部55bは、第2係合凸部48bの外形に対応して、略円弧状の形状を備える。そして、その円弧の中心、すなわち、第2軸係合凹部55bの中心は、下腕ビーム53のガイド部53aの先端よりも後方に位置する。換言すると、第2軸係合凹部55bに対向する下腕ビーム53のガイド部53aの上面の先端は、上腕ビーム55の第2軸係合凹部55bに係合した状態の軸部48の回転中心よりも前方、すなわち、挿入口33の入口寄りに位置する。
また、押圧部46は、軸部48を中心にして回転するカムのような形状を備え、図8に示されるように、アクチュエータ21が開位置にあるとき、軸部48よりも後方に突出し、尖った先端部が後方又は斜め下後方を向いている。そして、アクチュエータ21の姿勢が開位置から閉位置に変化すると、押圧部46も軸部48とともに回転し、図9及び10に示されるように、押圧部46は、軸部48よりも下方に突出して、平板状ケーブル101を下方に押圧する。
次に、前記構成のコネクタ1の動作について説明する。
まず、図8に示されるように、アクチュエータ21が第1位置としての開位置にある状態において、平板状ケーブル101がハウジング11の挿入口33に挿入される。この場合、アクチュエータ21の軸部48の第1係合凸部48aが端子51の上腕ビーム55の第1軸係合凹部55aと係合し、押圧部46は軸部48よりも後方に突出し、下方に突出していない状態となっている。そのため、押圧部46と下腕ビーム53のガイド部53aの上面との上下方向に関する間隔が、平板状ケーブル101の厚さに対して十分に大きくなっているので、平板状ケーブル101を挿入口33から後方にスムーズに挿入することができる。また、下腕ビーム53が押圧部46からの押圧力を受けていないでの、ケーブル保持ビーム52も下方に撓(たわ)んでいない。そのため、中間ビーム54のコンタクト部54aの下端とケーブル支持突起12aの上面との上下方向に関する間隔も大きくなっているので、平板状ケーブル101を中間ビーム54とケーブル支持突起12aとの間にスムーズに挿入することができる。なお、ケーブル支持突起12aの上面の先端は、中間ビーム54のコンタクト部54aの下端と同等又はより前方に位置することが望ましい。
続いて、オペレータが、手指等によって、アクチュエータ21を図8における時計回り方向に回転させ、閉位置に向けて姿勢変化させる。これにより、押圧部46は、軸部48とともに回転し、該軸部48よりも下方に突出して、平板状ケーブル101の上面に当接して下方に向いた力を付与し、平板状ケーブル101を下腕ビーム53のガイド部53aに対して押圧する。なお、平板状ケーブル101の上面において押圧部46が当接する部位は、絶縁層121によって覆われている部分である。
そして、アクチュエータ21の姿勢が開位置から閉位置に変化する途中の過程において、図9に示されるように、軸部48の第2係合凸部48bが上腕ビーム55の第2軸係合凹部55bと係合する。第1係合凸部48aから押圧部46の先端までの距離よりも第2係合凸部48bから押圧部46の先端までの距離の方が長いので、第2係合凸部48bが第2軸係合凹部55bと係合し、第2係合凸部48bを中心とする回転となると、回転によって押圧部46の先端が描く弧の半径が大きくなり、押圧部46の先端の下方への突出量が大きくなる。したがって、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力が大きくなる。
また、押圧部46によって押圧される平板状ケーブル101の下面は、下腕ビーム53のガイド部53aの上面に当接して支持される。この場合、該ガイド部53aの上面がフラットに形成されているので、平板状ケーブル101もフラットな状態を維持し、屈曲してしまうことがない。すなわち、ガイド部53aの上面に凸部が存在すると該凸部に隣接する部位に凹部が形成されるので、平板状ケーブル101が前記凹部に沿って屈曲してしまう。しかし、前記ガイド部53aの上面は、凸部が存在することなく、フラットになっている。そのため、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力が平板状ケーブル101が屈曲することによって吸収されてしまうことがなく、反作用によって押圧部46が平板状ケーブル101から受ける反力も低下することがない。したがって、手指等によってアクチュエータ21を回転させているオペレータは、平板状ケーブル101から受ける反力を十分に感じることができる。
押圧部46の先端の下方への突出量が最大となるのは、軸部48の第2係合凸部48bの回転中心と押圧部46の先端とを結ぶ直線が上下方向に延在するようになったとき、すなわち、平板状ケーブル101の挿入方向に対して垂直になったときである。前述のように、下腕ビーム53のガイド部53aの上面の先端が、上腕ビーム55の第2軸係合凹部55bに係合した状態の軸部48の回転中心よりも、前方に位置するのであるから、押圧部46の先端の下方への突出量が最大となったときも、平板状ケーブル101は、その下面が下腕ビーム53のガイド部53aのフラットな上面に当接して支持されているので、屈曲してしまうことがない。したがって、手指等によってアクチュエータ21を回転させているオペレータは、平板状ケーブル101から受ける最大の反力を十分に感じることができる。
最後に、アクチュエータ21の姿勢が図10に示されるような閉位置になると、アクチュエータ21の回転が停止する。アクチュエータ21が閉位置にある状態となると、平板状ケーブル101は、押圧部46の先端近傍の部分によって押圧され下腕ビーム53のガイド部53aに押付けられているので、押圧部46と下腕ビーム53とによって上下から挟込まれて保持された状態となる。そのため、平板状ケーブル101は、仮に、挿入される際と反対向きに引張る力を受けても、ハウジング11の挿入口33から抜出てしまうことがない。
なお、アクチュエータ21が閉位置にある状態では、軸部48の第2係合凸部48bの回転中心と押圧部46の先端とを結ぶ直線が、平板状ケーブル101の挿入方向に対して垂直になったときを超えて、傾斜しているので、押圧部46の先端の下方への突出量がその最大値よりも小さくなっている。そのため、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力もその最大値より小さくなっている。しかし、アクチュエータ21が閉位置にある状態で押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力は、下腕ビーム53とともに平板状ケーブル101を保持し、該平板状ケーブル101がハウジング11の挿入口33から抜出ることを防止するには十分な値となるように設定されている。
ところで、手指等によってアクチュエータ21を回転させているオペレータが感じるクリック感の大きさは、平板状ケーブル101から受ける反力の最大値と、アクチュエータ21が閉位置になったときに平板状ケーブル101から受ける反力との差によって決まる。すなわち、前記反力の最大値とアクチュエータ21が閉位置になったときの反力との差が大きいほどクリック感が大きくなり、オペレータは、アクチュエータ21が閉位置になって平板状ケーブル101の接続が完了したことを確実に認識することができる。
そして、本実施の形態においては、下腕ビーム53のガイド部53aの上面がフラットに形成されているので、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力が平板状ケーブル101が屈曲することによって吸収されてしまうことがなく、押圧部46が平板状ケーブル101から受ける反力も低下することがない。したがって、該反力の最大値が大きく、アクチュエータ21が閉位置になったときの反力との差が大きいので、アクチュエータ21を操作するオペレータは、十分なクリック感を得ることができる。
さらに、下腕ビーム53のガイド部53aの上面の先端が、上腕ビーム55の第2軸係合凹部55bに係合した状態の軸部48の回転中心よりも、前方に位置するので、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力の最大値が更に大きくなる。したがって、押圧部46が平板状ケーブル101から受ける反力が更に大きく、アクチュエータ21を操作するオペレータは、更に十分なクリック感を得ることができる。
また、平板状ケーブル101から受ける反力の最大値と、アクチュエータ21が閉位置になったときに平板状ケーブル101から受ける反力との差が大きいので、閉位置にある状態のアクチュエータ21を開位置に姿勢変化させるために必要とされる力が大きくなる。すなわち、大きな力をアクチュエータ21に付与しない限り、閉位置にある状態のアクチュエータ21を開位置に姿勢変化させることができない。したがって、アクチュエータ21は、平板状ケーブル101が接続されて閉位置にあるとき、オペレータによる操作が行われない限り、振動等による不測の外力が付与されても、開位置への姿勢変化が防止されるので、平板状ケーブル101の接続が外れる恐れがない。
ところで、アクチュエータ21を図8における時計回り方向に回転させ、閉位置に向けて姿勢変化させるときに、押圧部46が平板状ケーブル101を下腕ビーム53のガイド部53aに対して押圧すると、下腕ビーム53が下方に向いた力を受けることによってケーブル保持ビーム52全体が撓むので、図9に示されるように、下腕ビーム53の先端とともに中間ビーム54の先端が下方に変位する。そのため、中間ビーム54のコンタクト部54aは、平板状ケーブル101の表面において露出している導電線151に当接して該導電線151を押圧するので、電気的接続部が形成され、導電線151と端子51とが電気的に接続される。
この場合、導電線151が露出している部分において、平板状ケーブル101の下面はケーブル支持突起12aの上面に当接している。そのため、下腕ビーム53が下方に変位しても、平板状ケーブル101は、ケーブル支持突起12aによって下方から支持されているので、下方に変位してしまうことがない。したがって、中間ビーム54のコンタクト部54aは、導電線151を十分に強く押圧することができ、その下端が導電線151に喰込むので、該導電線151との接続を確実に維持することができる。
また、コンタクト部54aの下端が導電線151に喰込むので、平板状ケーブル101は、挿入される際と反対向きに引張る力を受けても、ハウジング11の挿入口33から抜出ることが防止される。そのため、アクチュエータ21の姿勢が開位置から閉位置に変化する途中の過程においては、押圧部46が平板状ケーブル101の上面に当接しながら前方に移動するので、平板状ケーブル101は、挿入される際と反対向きに引張る力を受けることとなるが、ハウジング11の挿入口33から抜出る方向に移動することがない。
なお、アクチュエータ21が閉位置にある状態では、押圧部46の先端の下方への突出量がその最大値よりも小さくなるので、下腕ビーム53及び中間ビーム54の先端の下方への変位量もその最大値より小さくなっている。そのため、コンタクト部54aが導電線151に付与する押圧力もその最大値より小さくなっている。しかし、アクチュエータ21が閉位置にある状態でコンタクト部54aが導電線151に付与する押圧力は、コンタクト部54aの下端が導電線151に喰込んで、該導電線151との接続を維持するには十分な値となるように設定されている。
このように、本実施の形態においては、端子51の下腕ビーム53におけるガイド部53aの上面がフラットに形成されている。これにより、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力が平板状ケーブル101が屈曲することによって吸収されてしまうことがなく、押圧部46が平板状ケーブル101から受ける反力も低下することがない。したがって、該反力の最大値が大きく、アクチュエータ21が閉位置になったときの反力との差が大きいので、アクチュエータ21を操作するオペレータは、十分なクリック感を得ることができる。そのため、オペレータは、平板状ケーブル101の接続が完了したことを確実に認識することができ、平板状ケーブル101の接続が完了する前にアクチュエータ21の操作を停止してしまうことがない。その結果、アクチュエータ21の操作は常に完全に行われ、平板状ケーブル101は常に確実に接続される。
また、下腕ビーム53のガイド部53aの上面の先端が、上腕ビーム55の第2軸係合凹部55bに係合した状態の軸部48の回転中心よりも、前方に位置するので、押圧部46が平板状ケーブル101に付与する押圧力の最大値が更に大きくなる。したがって、押圧部46が平板状ケーブル101から受ける反力が更に大きく、アクチュエータ21を操作するオペレータは、更に十分なクリック感を得ることができる。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第1の斜視図でありアクチュエータが第1位置にあるときの斜め上前方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第2の斜視図でありアクチュエータが第2位置にあるときの斜め上前方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタを示す上面図でありアクチュエータが第2位置にあるときの上方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタを示す正面図でありアクチュエータが第2位置にあるときの前方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第1の側面図でありアクチュエータが第2位置にあるときの側方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタを示す第2の側面図でありアクチュエータが第1位置にあるときの側方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるケーブルの平面図である。 本発明の実施の形態におけるアクチュエータが第1位置にあるときのコネクタの内部を示す断面図であり図1のA−A矢視断面図である。 本発明の実施の形態におけるアクチュエータが第1位置から第2位置に変化する途中のコネクタの内部を示す断面図である。 本発明の実施の形態におけるアクチュエータが第2位置にあるときのコネクタの内部を示す断面図である。 従来のケーブル用コネクタを示す断面図であって、(a)はアクチュエータが開位置にある状態を示し、(b)はアクチュエータが閉位置にある状態を示す。
符号の説明
1 コネクタ
11、811 ハウジング
12 下部
12a ケーブル支持突起
12b 固定用孔部
14 端子受入溝
15 上部
16、27 側部
16a 側方凹部
19 固定用脚部
21、821 アクチュエータ
23 アクチュエータ本体部
24 貫通孔
25 凹部
26 ダストカバー部
28 指掛け部
33 挿入口
46、846 押圧部
47 収容溝
48、848 軸部
48a 第1係合凸部
48b 第2係合凸部
51、851 端子
52 ケーブル保持ビーム
52a 連結部
53 下腕ビーム
53a ガイド部
54 中間ビーム
54a、853a コンタクト部
55 上腕ビーム
55a 第1軸係合凹部
55b 第2軸係合凹部
56 基部
57 固定用凸部
58 テール部
91 基板
101、901 平板状ケーブル
111 基板部
121 絶縁層
151 導電線
833 挿入開口
853 下腕部
854 上腕部
854a 軸受部

Claims (6)

  1. (a)平板状ケーブル(101)を挿入する挿入口(33)を備えるハウジング(11)と、
    (b)該ハウジング(11)に装填され、前記平板状ケーブル(101)の導電線(151)と電気的に接続する端子(51)と、
    (c)前記平板状ケーブル(101)を挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブル(101)の導電線(151)を前記端子(51)に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能なアクチュエータ(21)とを有するケーブル用コネクタ(1)であって、
    (d)前記端子(51)は、前記平板状ケーブル(101)を支持する第1腕部(53)と、該第1腕部(53)と対向して配設され、前記アクチュエータ(21)の軸部(48)と係合する第2腕部(55)とを備え、
    (e)前記アクチュエータ(21)は、前記軸部(48)とともに回転し、前記平板状ケーブル(101)を前記第1腕部(53)に押圧する押圧部(46)を備え、
    (f)前記第2腕部(55)は、前記軸部(48)と係合する軸係合部(55b)を備え、
    (g)前記第1腕部(53)は、前記軸係合部(55b)に対向し、前記平板状ケーブル(101)をガイドするフラットなガイド面を含むガイド部(53a)を備えることを特徴とするケーブル用コネクタ(1)。
  2. 前記ガイド面の先端は、前記軸係合部(55b)に係合した前記軸部(48)の回転中心より前記挿入口(33)の入口寄りに位置する請求項1に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  3. 前記押圧部(46)は、前記アクチュエータ(21)が第2位置にあるとき、前記軸部(48)よりも前記第1腕部(53)の方に突出し、前記平板状ケーブル(101)を前記第1腕部(53)に押圧する請求項1又は2に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  4. 前記押圧部(46)は、前記アクチュエータ(21)が第1位置から第2位置に姿勢変化する途中の過程において、前記軸部(48)よりも前記第1腕部(53)の方に最も突出する請求項3に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  5. 前記端子(51)は、前記第1腕部(53)及び第2腕部(55)の間において、前記第1腕部(53)と対向して配設され、前記導電線(151)と接触する第3腕部(54)を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  6. 前記第3腕部(54)は、その基端が前記第1腕部(53)に接続されているとともに、前記導電線(151)と接触するコンタクト部(54a)を備え、該コンタクト部(54a)は前記第1腕部(53)に向けて突出する請求項5に記載のケーブル用コネクタ(1)。
JP2007196110A 2007-07-27 2007-07-27 ケーブル用コネクタ Expired - Fee Related JP4880538B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007196110A JP4880538B2 (ja) 2007-07-27 2007-07-27 ケーブル用コネクタ
PCT/US2008/009104 WO2009017699A1 (en) 2007-07-27 2008-07-28 Cable connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007196110A JP4880538B2 (ja) 2007-07-27 2007-07-27 ケーブル用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009032565A JP2009032565A (ja) 2009-02-12
JP4880538B2 true JP4880538B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=39766984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007196110A Expired - Fee Related JP4880538B2 (ja) 2007-07-27 2007-07-27 ケーブル用コネクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4880538B2 (ja)
WO (1) WO2009017699A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5869427B2 (ja) * 2012-05-22 2016-02-24 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 フラットケーブルコネクタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4938303B2 (ja) * 2005-12-16 2012-05-23 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009032565A (ja) 2009-02-12
WO2009017699A1 (en) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4192203B1 (ja) ケーブル用コネクタ
US7059893B2 (en) Electric connector
JP4707597B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP3124505U (ja) Fpc用電気コネクタ
JP4098290B2 (ja) Ffc用コネクタ
JP4542525B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4869027B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4953904B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2007323867A (ja) ケーブル用コネクタ
JP2014038768A (ja) コネクタ
JP2012199187A (ja) コネクタ装置
JP4707610B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4722756B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP4964013B2 (ja) ケーブル用コネクタ
KR20110008185A (ko) 전기커넥터
JP2006338955A (ja) フラットケーブル用コネクタ
US20140113462A1 (en) Connector
JP5482388B2 (ja) 電気コネクタ
JP4637137B2 (ja) 電気コネクタ
JP4880538B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4651501B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP2008288004A (ja) ケーブル用コネクタ
JP5185543B2 (ja) コネクタ
JP5335630B2 (ja) 電線対基板コネクタ
JP4829808B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4880538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees