JP2002100426A - フレキシブルフラットケーブル接続用コネクタ - Google Patents

フレキシブルフラットケーブル接続用コネクタ

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JP2002100426A
JP2002100426A JP2000290972A JP2000290972A JP2002100426A JP 2002100426 A JP2002100426 A JP 2002100426A JP 2000290972 A JP2000290972 A JP 2000290972A JP 2000290972 A JP2000290972 A JP 2000290972A JP 2002100426 A JP2002100426 A JP 2002100426A
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flat plate
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flat cable
plate portion
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Eiji Yamatani
栄次 山谷
Shinji Ito
伸二 伊藤
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタを構成する構成部品点数を一部分と
なしてコネクタの製作経済性及びコネクタとフレキシブ
ルフラットケーブルとの挿着作業性を高め、さらにはコ
ネクタ形状の薄型化を可能ならしめる。 【解決手段】 フレキシブルフラットケーブルの接続端
部下面を受ける方形の平板部と、該平板部の前端縁に形
成されかつ上記平板部上に案内されたフレキシブルフラ
ットケーブル前縁を挿し込んでその位置決めを行なうケ
ーブル端挿し込み片と、上記平板部上に案内されたフレ
キシブルフラットケーブルを平板部と協同して挟持し
得、かつ上記平板部に対して可撓性ヒンジを介して一体
に連結されているケーブル挟持枠と、上記平板部上面に
形成されて、該平板部上面に案内されたフレキシブルフ
ラットケーブルを引き抜き不能に位置決めする位置決め
手段を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブルフラッ
トケーブルを接続するためのコネクタであって、特に該
コネクタを構成する構成部品点数を一部分となしてコネ
クタの製作経済性及びコネクタとフレキシブルフラット
ケーブルとの挿着作業性を高め、さらにはコネクタ形状
の薄型化を可能ならしめるフレキシブルフラットケーブ
ル接続用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車に設備される各種多数の電
気機器と、プリント回路基板との回路パターンとを接続
するために使用する従来の接続回路として、多数本の被
覆電線を束ねてなるワイヤーハーネスが広く使用されて
いるが、このワイヤーハーネスに変るものとして、平行
に隔設保持される多数本のフラット導線を、被覆層で保
護してなるテープ状のフレキシブルフラットケーブルも
広範囲で使用されている。
【0003】かかるフレキシブルフラットケーブル(以
下これをフラットケーブルと称す)の使用においても、
該フレキシブルフラットケーブルを、例えばプリント回
路基板の各回路と接続する、あるいは各種電気機器に接
続するための接続構造が必要となり、このために従来で
は、例えば特開平11−329619号公報で示される
ようなフラットケーブル接続用コネクタの開発がなされ
ている。
【0004】この従来のフラットケーブル接続用コネク
タは図17で示すように、フラットケーブル1の端部に
接続される雄型コネクタハウジング2と、この雄型コネ
クタハウジング2が嵌合されかつ不図示であるプリント
回路基板に形成されている各回路等に接続される多数本
の接続端子3を備えた雌型コネクタハウジング4とから
なっている。
【0005】さらに、上記フラットケーブル1を直接に
接続する雄型コネクタハウジング2の構成は、図18で
示すように、フラットケーブル1の先端部を受ける受け
皿形状のハウジング本体部材5と、そのハウジング本体
部材5と協同して、上記フラットケーブル1を挟持する
カバー枠部材6を有するものであって、そのハウジング
本体部材5には、フラットケーブル1に穿設されている
係止孔1A内に挿し込まれる係止ピン7を突設してい
る。また上記カバー枠部材6には、上記フラットケーブ
ル1に突設されている係止孔1Aを貫通した係止ピン7
の貫通端を挿通する挿通孔8と、ハウジング本体部材5
との係止爪9が形成されている。
【0006】そして上記構成の雄型コネクタハウジング
2にフラットケーブル1を接続するには、図18で示す
ように、フラットケーブル1に設けている係止孔1Aの
下側から上側に向けて、ハウジング本体部材5に設けら
れている係止ピン7を貫通させて、ハウジング本体部材
5とフラットケーブル1とを位置決めし、次いでそのフ
ラットケーブル1の上側に貫通突出している係止ピン7
の貫通端へ、カバー枠部材6に設けられている挿通孔を
挿通せしめながら、カバー枠部材6の両側端部に形成さ
れている係止爪9を、ハウジング本体部材5の両側部に
設けられているそれぞれの係止孔10内に挿入係止させ
ることで、上記ハウジング本体部材5とカバー枠部材6
とでフラットケーブル1を固定保持した雄型コネクタハ
ウジング2が得られるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構造
である従来のフラットケーブル接続用雄型コネクタハウ
ジング2にあっては、ハウジング本体部材5とカバー枠
部材6との2部品からなっていることから、それら2部
品を樹脂成形するための設備、及び部品管理等が必要と
なり、雄型コネクタハウジング2の製作経済性に欠ける
ものであった。
【0008】また上記従来の雄型コネクタハウジング2
にフラットケーブル1を組付けるための手順は、ハウジ
ング本体部材5のそれぞれの係止ピン7に、フラットケ
ーブル1の係止孔1Aを係止させる工程と、予め用意さ
れているカバー枠部材6を取り出して、このカバー枠部
材をフラットケーブル1の上側よりハウジング本体部材
5に係止させて、フラットケーブル1をハウジング本体
部材5とカバー枠部材6とで挟持する組付工程が必要で
あって、このために、フラットケーブル1への雄型コネ
クタハウジングの取付作業に手間がかかるものであっ
た。
【0009】本発明はかかる従来の欠点に着目してなさ
れたもので、フラットケーブルを接続するに使用するコ
ネクタハウジングを一部品で構成して、該コネクタハウ
ジングの製作経済性を高め、さらには、コネクタハウジ
ングとフラットケーブルとの接続作業性を高めることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、相手コネクタハウジング内
に挿し込まれる偏平形状のコネクタハウジングであっ
て、該コネクタハウジングは、フレキシブルフラットケ
ーブルの接続端部下面を受ける方形の平板部と、該平板
部の前端縁に形成されかつ上記平板部上に案内されたフ
レキシブルフラットケーブル前縁を挿し込んでその位置
決めを行なうケーブル端挿し込み片と、上記平板部上に
案内されたフレキシブルフラットケーブルを平板部と協
同して挟持し得、かつ上記平板部に対して可撓性ヒンジ
を介して一体に連結されているケーブル挟持枠と、上記
平板部上面に形成されて、該平板部上面に案内されたフ
レキシブルフラットケーブルを引き抜き不能に位置決め
する位置決め手段を備えてなるフレキシブルフラットケ
ーブル接続用コネクタであることを特徴としている。
【0011】また本発明の請求項2では、請求項1に加
え、ケーブル挟持枠の両側端と平板部との間を連結して
いる可撓性ヒンジが、平板部の両側辺縁から上方向へ延
びてケーブル挟持枠の両端を吊持し、該ケーブル挟持枠
を、上下方向へ変位可能に連結されているフレキシブル
フラットケーブル接続用コネクタであることを特徴とし
ている。
【0012】また本発明の請求項3では、請求項1に加
え、ケーブル挟持枠の両側端と平板部との間に設けてい
る可撓性ヒンジが、平板部の前端縁からフレキシブルフ
ラットケーブルの挿し込み方向と平行方向へ延びてケー
ブル挟持枠を、平板部上面へ折り返し可能に連結してい
るフレキシブルフラットケーブル接続用コネクタである
ことを特徴としている。
【0013】また本発明の請求項4では、請求項1に加
え、位置決め手段が、ケーブル挟持枠の平板部との対向
面に形成され、かつフレキシブルフラットケーブルに穿
設されている係止孔を貫通可能に設けている係止ピン
と、平板部に形成されており、かつ上記係止ピンのケー
ブル貫通端を嵌入する係止ピン嵌入孔とからなるフレキ
シブルフラットケーブル接続用コネクタであることを特
徴としている。
【0014】また本発明の請求項5では、請求項1に加
え、位置決め手段が、平板部の上面に突設され、かつフ
レキシブルフラットケーブルに穿設されている係止孔を
貫通可能に設けている係止ピンと、ケーブル挟持枠に穿
設されかつ上記係止ピンのケーブル貫通端を嵌入する係
止ピン嵌入孔とからなるフレキシブルフラットケーブル
接続用コネクタであることを特徴としている。
【0015】また本発明の請求項6では、請求項1に加
え、位置決め手段が、平板部の上面に突設され、かつフ
レキシブルフラットケーブルの両側辺縁に切欠されてい
る切欠きと係止される突起と、ケーブル挟持枠に形成さ
れ、かつ上記突起と嵌合される突起嵌合部とからなるフ
レキシブルフラットケーブル接続用コネクタであること
を特徴としている。
【0016】従って上記発明のフレキシブルフラットケ
ーブル接続用コネクタ構造によれば、そのコネクタが、
一部品構成となっているので、部品点数の削減に伴う製
作経済性が大幅に改善される。また上記フレキシブルフ
ラットケーブル接続用コネクタへのフラットケーブルの
接続は、ケーブル挟持枠を押圧するだけ、又は折り返え
させるだけのワンアクションで行なうことができるの
で、コネクタとフラットケーブルとの接続作業性が良
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。先ずは図1乃至図11
により本発明の第1の実施例を説明する。
【0018】11は樹脂の射出成形手段により成形され
た一体型の樹脂製フレキシブルフラットケーブル接続用
の雄型コネクタ(以下これを単にコネクタと称す)であ
って、このコネクタ11は、平面から見て方形である平
板部12と、この平板部12の左右一対の辺縁から上方
向へ逆U字形に起立される可撓性ヒンジ13と、左右そ
れぞれの可撓性ヒンジの先端と一体に連結形成され、か
つ平板部12の前端縁14と平行に位置されるケーブル
挟持枠15とで主要構成とし、その通常ケーブル挟持枠
15の下面(平板部12との対向面)は、平板部12の
上面との間で、隙間16が生じるように可撓性ヒンジ1
3で吊持されている。
【0019】またこのケーブル挟持枠15の平板部12
との対向面には、フレキシブルフラットケーブル17
(以下これを単にフラットケーブルと称す)の前縁近傍
に穿設されている係止孔8内に挿し込み得る係止ピン1
9が下向きで突設されている。
【0020】また上記平板部12には、上記ケーブル挟
持枠15に設けた係止ピン19を挿入可能とする係止ピ
ン嵌入孔20が形成されている。また平板部12の前端
縁には、平板部12上面に案内されたフラットケーブル
17の前縁を挿し込んで、その挿し込み方向の位置決め
を行なうケーブル端挿し込み片21が形成されている。
【0021】さらに上記平板部12の左右両側辺縁に
は、ケーブル挟持枠15の浮上りを防止する係止爪2
2、及びコネクタ11と相手コネクタとの係止を維持せ
しめるための係止爪23、並に該コネクタ11の相手コ
ネクタへの着脱時に用いるつまみ操作部24が一体形成
されている。
【0022】上記フラットケーブル17には、互に平行
する多数本の導体25が被覆されているが、これらの導
体25はフラットケーブル17の前端縁で露出されて、
下記相手コネクタの接続端子と電気的に接触し得るよう
になっている。また上記多数本の導体25は、係止孔1
8を避けて並設されている。
【0023】上記雄型コネクタが嵌合される雌型の相手
コネクタ26は、上記コネクタ11の前端縁14が挿し
込まれる雌型のコネクタハウジング27と、該コネクタ
ハウジング27の内部へ圧入係止されかつ上記フラット
ケーブル17の各導体25と接触し得る多数個の接続端
子28が配置されている。
【0024】29は相手コネクタ26を固定し、その相
手コネクタから突設されている接続端子を半田付け30
している回路基板を示す。
【0025】上記のように構成されているコネクタ11
に対し、フラットケーブル17を接続するには、先ず図
1、図2、図3及び図8で示すように、可撓性ヒンジ1
3の復元力で平板部12の上面とケーブル挟持枠15の
下面との間に隙間16が保たれるようにおき、この状態
で図8で示すように、その隙間16内に向けてフラット
ケーブル17を挿し込み、そのフラットケーブル17の
前縁を、平板部12に形成されているケーブル端挿し込
み片21内に押し込む。
【0026】さらに平板部12に穿設されている係止ピ
ン挿入孔20とフラットケーブル17に設けられている
係止孔18とを一致させた上からケーブル挟持枠15を
可撓性ヒンジ13の弾性に抗して押し下げ、そのケーブ
ル挟持枠15に設けられている係止ピン19をフラット
ケーブル17の係止孔18及び平板部12の係止ピン嵌
入孔20内に押し込み、さらにそのケーブル挟持枠15
の両側端を、係止爪22に係止させて、ケーブル挟持枠
15の浮上がりを防止する。
【0027】かくしてコネクタ11に対してフラットケ
ーブル17が引き抜き不能に取付けられ、かつフラット
ケーブル17の前縁は、平板部12のケーブル端挿し込
み片21内に収められてそのフラットケーブル17前縁
の捲れ上りが阻止され、コネクタ11とフラットケーブ
ル17の接続が確保される(図11参照)。以上のよう
にしてフラットケーブル17を結合したコネクタ11
は、相手コネクタ26内に挿入することで、フラットケ
ーブル17と接続端子との接続が可能となる。
【0028】以上の説明で明らかなように、コネクタ1
1へフラットケーブル17を接続させる手順は、そのフ
ラットケーブル17を、コネクタ11の平板部12とケ
ーブル挟持枠15との間に挿し込み、次いでそのケーブ
ル挟持枠15を可撓性ヒンジ13の弾性に抗して押し下
げるという極く簡単なワンタッチ操作で、コネクタ11
とフラットケーブル17とを接続させることができ、コ
ネクタとフラットケーブルとの接続作業性が良い。また
このコネクタ11は、樹脂成形された一部品構成である
ので、そのコネクタ11の製作経済性が大幅に向上され
る。
【0029】図12乃至図15は、本発明の第2の実施
例を示すがこの第2の実施例では、平板部12の上面
に、フラットケーブル17において既に穿設されている
係止孔18内に挿し込むことが可能な係止ピン19を突
設せしめると共に、その平板部12の前端縁14には、
ケーブル端挿し込み片21を形成する。
【0030】さらに平板部12前端縁の左右両側端部に
は、薄肉ヒンジ31を介して平面略コ字状に形成されて
いるケーブル挟持枠32が上記薄肉ヒンジを介して折り
返えし可能に一体形成されている。このケーブル挟持枠
32には、そのケーブル挟持枠32を、平板部12上へ
折り返えしたとき、上記係止ピン19が嵌入される係止
ピン嵌入孔20が穿設されている。またこのケーブル挟
持枠32の両側隅部には、係止爪33が形成されてい
る。
【0031】なおこの係止爪33と係止される係止孔3
4が、平板部12に設けられており、また23及び24
は前記第1の実施例で説明した係止爪23、つまみ操作
部24と同様の係止爪及びつまみ操作部である。図1
4、図15は、前記実施例の図4、図5、図6、図7で
説明した相手コネクタ26と同構造の相手コネクタであ
るので、同符号を付してその構造説明を省略する。
【0032】かかる第2の実施例におけるコネクタ35
に対し、フラットケーブル17を接続するには、図12
で示すように、平板部12とケーブル挟持枠32を展開
させた状態で、その平板部12上の係止ピン19に、フ
ラットケーブル17の係止孔18を挿通させながら、そ
のフラットケーブル17の前縁を、ケーブル端挿し込み
片21内に収める。
【0033】次いでケーブル挟持枠32を、薄肉ヒンジ
31を境にして平板部12上へ折り返えし、ケーブル挟
持枠32に設けられている係止ピン嵌入孔20内に係止
孔18の突出端を嵌入せしめると共に、そのケーブル挟
持枠32に設けられている係止爪33を、平板部12に
設けられている係止孔34と係止させて、ケーブル挟持
枠32の展開を阻止させ、コネクタ35とフラットケー
ブル17との接続を完了するものである。
【0034】従ってこの第2の実施例においてもフラッ
トケーブル17をコネクタ35の平板部12上に位置決
めした後、そのコネクタ35のケーブル挟持枠32を1
80度折り返えして、そのケーブル挟持枠32と平板部
12とでフラットケーブル17を挟持するという極く簡
単な操作でコネクタ35とフラットケーブル17とを確
実に接続させることができ、コネクタ35とフラットケ
ーブル17との接続作業性が良い。またこのコネクタに
おいても、樹脂成形された一部品構成であるので、その
コネクタの製作経済性が大幅に向上する。
【0035】図16は、本発明の第3の実施例を示すも
のであって、この第3の実施例では、フラットケーブル
17の両側辺縁に切欠き36を形成してなるフラットケ
ーブル17を接続するに適したコネクタ37の構成であ
って、このコネクタ37においては、その平板部12の
両側部に、上記フラットケーブル17の両側辺縁に設け
た切欠き36に対応位置する係止突起38を突設し、ま
たケーブル挟持枠32には、上記の係止突起38が嵌合
される嵌合凹部39を形成したものである。
【0036】即ち第3の実施例では、第2の実施例にお
ける係止ピン19にかえ、係止突起38を設けたもので
あってその他の構成は第2の実施例と略変りはない。
【0037】従ってこの第3の実施例においても、フラ
ットケーブル17の切欠き36と、コネクタ37の係止
突起38を位置合せし、かつそのフラットケーブル17
の前縁をケーブル端挿し込み片21内に収めて、フラッ
トケーブル17をコネクタ37上に位置決めした後、そ
のコネクタ37のケーブル挟持枠32を180度折り返
えして、そのケーブル挟持枠32と平板部12とでフラ
ットケーブル17を挟持するという極く簡単なコネクタ
37とフラットケーブル17とを確実に接続させること
ができ、コネクタ37とフラットケーブル17との接続
作業性が良い。またこのコネクタにおいても、樹脂成形
された一部品構成であるので、そのコネクタの製作経済
性が大幅に向上する。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明の各請求項に記
載したフレキシブルフラットケーブル接続用コネクタに
よれば、フラットケーブルを接続するに使用するコネク
タを一部品として樹脂成形することができるので、該コ
ネクタの製作経済性が大幅に向上される。
【0039】また本発明によるコネクタによれば、該コ
ネクタとフラットケーブルとの接続を、ケーブル挟持枠
を押し下げる又は折り返えすというワンタッチ作業で行
なうことができ、これによってコネクタとフラットケー
ブルとの接続作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなるフラットケーブル接続用コネク
タの第1の実施例を示す平面図。
【図2】図1におけるII−II線断面図。
【図3】図1におけるIII −III 線断面図。
【図4】本発明よりなるコネクタを接続するに使用され
る相手コネクタの平面図。
【図5】図4の正面図。
【図6】図4におけるVI−VI線断面図。
【図7】図4の斜視図。
【図8】本発明よりなるコネクタに、フラットケーブル
を結合させる直前の説明図で、(イ)はその斜視図、
(ロ)はその断面図。
【図9】本発明よりなるコネクタに、フラットケーブル
を結合させた状態の斜視図。
【図10】本発明よりなるコネクタに、フラットケーブ
ルを結合させた状態の正断面図。
【図11】本発明よりなるコネクタに、フラットケーブ
ルを結合させた状態の側断面図。
【図12】本発明よりなるフラットケーブル接続用コネ
クタの第2の実施例を示した斜視図。
【図13】第2の実施例のコネクタにフラットケーブル
を接続した状態の斜視図。
【図14】第2の実施例のコネクタが接続される相手コ
ネクタの説明図。
【図15】第2の実施例のコネクタが接続される相手コ
ネクタのハウジングのみの斜視図。
【図16】本発明よりなるフラットケーブル接続用コネ
クタの第3の実施例を示した斜視図。
【図17】従来のフラットケーブル用コネクタを示す説
明斜視図
【図18】従来のフラットケーブル用コネクタの構成を
示す分解斜視図
【符号の説明】
11 コネクタ 12 平板部 13 可撓性ヒンジ 14 前端縁 15 ケーブル挟持枠 16 隙間 17 フラットケーブル 18 係止孔 19 係止ピン 20 係止ピン嵌入孔 21 ケーブル端挿し込み片 22 係止爪 23 係止爪 24 つまみ操作部 25 導体 26 相手コネクタ 27 コネクタハウジング 28 接続端子 29 回路基板 30 半田付け 31 薄肉ヒンジ 32 ケーブル挟持枠 33 係止爪 34 係止孔 35 コネクタ 36 切欠き 37 コネクタ 38 係止突起 39 嵌合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB02 BB09 BB22 BB23 CC12 GG01 GG02 GG03 GG05 GG09 GG15 HH01 HH05 HH16 HH17 HH28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタハウジング内に挿し込まれ
    る偏平形状のコネクタハウジングであって、該コネクタ
    ハウジングは、フレキシブルフラットケーブルの接続端
    部下面を受ける方形の平板部と、該平板部の前端縁に形
    成されかつ上記平板部上に案内されたフレキシブルフラ
    ットケーブル前縁を挿し込んでその位置決めを行なうケ
    ーブル端挿し込み片と、上記平板部上に案内されたフレ
    キシブルフラットケーブルを平板部と協同して挟持し
    得、かつ上記平板部に対して可撓性ヒンジを介して一体
    に連結されているケーブル挟持枠と、上記平板部上面に
    形成されて、該平板部上面に案内されたフレキシブルフ
    ラットケーブルを引き抜き不能に位置決めする位置決め
    手段を備えてなることを特徴とするフレキシブルフラッ
    トケーブル接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 ケーブル挟持枠の両側端と平板部との間
    を連結している可撓性ヒンジが、平板部の両側辺縁から
    上方向へ延びてケーブル挟持枠の両端を吊持し、該ケー
    ブル挟持枠を、上下方向へ変位可能に連結されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルフラット
    ケーブル接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 ケーブル挟持枠の両側端と平板部との間
    に設けている可撓性ヒンジが、平板部の前端縁からフレ
    キシブルフラットケーブルの挿し込み方向と平行方向へ
    延びてケーブル挟持枠を、平板部上面へ折り返し可能に
    連結していることを特徴とする請求項1に記載のフレキ
    シブルフラットケーブル接続用コネクタ。
  4. 【請求項4】 位置決め手段が、ケーブル挟持枠の平板
    部との対向面に形成され、かつフレキシブルフラットケ
    ーブルに穿設されている係止孔を貫通可能に設けている
    係止ピンと、平板部に形成されており、かつ上記係止ピ
    ンのケーブル貫通端を嵌入する係止ピン嵌入孔とからな
    ることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルフラ
    ットケーブル接続用コネクタ。
  5. 【請求項5】 位置決め手段が、平板部の上面に突設さ
    れ、かつフレキシブルフラットケーブルに穿設されてい
    る係止孔を貫通可能に設けている係止ピンと、ケーブル
    挟持枠に穿設されかつ上記係止ピンのケーブル貫通端を
    嵌入する係止ピン嵌入孔とからなることを特徴とする請
    求項1に記載のフレキシブルフラットケーブル接続用コ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 平板部の上面に突設され、かつフレキシ
    ブルフラットケーブルの両側辺縁に切欠されている切欠
    きと係止される突起と、ケーブル挟持枠に形成され、か
    つ上記突起と嵌合される突起嵌合部とからなることを特
    徴とする請求項1に記載のフレキシブルフラットケーブ
    ル接続用コネクタ。
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