JP4727001B2 - ヘッドランプ光源用点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用ヘッドランプのケースに取り付けられる光源用点灯装置に関し、特に出力コネクタの形状に関する。
車載用ヘッドランプにおいては、光源用点灯装置をヘッドランプケースの壁部の一部を構成するように、当該ヘッドランプケースの底部に設けられた開口部に取り付けることで、ヘッドランプケースと光源用点灯装置とが一体となってヘッドランプの防水性を確保する構成が知られている。
このような構成のヘッドランプに用いられる光源用点灯装置として、光源に電力を供給するための出力ハーネスが接続される出力コネクタを光源用点灯装置のケース上部のくぼみ部分内に設けるものがある(特許文献1)。
特開2002−367413号公報
しかし、特許文献1は、出力コネクタがヘッドランプケース内部の底面よりも低い位置に配置されていることから、ヘッドランプケース内部の底面上に溜まった水が流れ込んできてしまうことで、出力コネクタが被水しやすいという問題がある。
そこで本願発明は、出力コネクタが被水しにくいヘッドランプ光源用点灯装置を提案することを目的とする。
本願発明に係るヘッドランプ光源用点灯装置は、光源を収容するヘッドランプケースの底部に設けられた開口部に取り付けられており、光源に電力を供給するためのケーブルが接続される出力コネクタを備え、出力コネクタは、当該ヘッドランプ光源用点灯装置をヘッドランプケースに取り付けた場合に、当該出力コネクタのケーブルが接続される接続口の底部が、ヘッドランプケース内部の底面よりも高い位置に配置されるように形成されることを特徴とするものである。
本願発明に係るヘッドランプ光源用点灯装置は、当該ヘッドランプ光源用点灯装置をヘッドランプケースに取り付けた場合に、出力コネクタのケーブルが接続される接続口の底部がヘッドランプケース内部の底面よりも高い位置に配置されるように出力コネクタを形成しているので、ヘッドランプケース内部の底面上に溜まったから水が流れ込んで来ず、出力コネクタを被水しにくくできる。
本発明の一実施形態に係る車載ヘッドランプを示す部分断面図 本発明の一実施形態に係る点灯装置3を示す断面図 本発明の一実施形態に係る出力用オスコネクタ15を示す分解斜視図 本発明の一実施形態に係る点灯装置3を示す斜視図 本発明における出力用オスコネクタ15aを示す断面図 本発明における出力用オスコネクタ15bを示す分解斜視図 本発明における出力用オスコネクタ15bを示す断面図 本発明における出力用オスコネクタ15dの他の実施の形態を示す分解斜視図 本発明における出力用オスコネクタ15cを示す断面図 本発明における点灯装置3の他の実施の形態を示す断面図 本発明の他の実施形態に係る車載ヘッドランプを示す部分断面図
実施の形態1.
図1は、本発明の一実施形態に係る車載ヘッドランプを示す部分断面図であり、図中において、車載ヘッドランプは、ヘッドランプケース1、放電灯2、点灯装置3、反射鏡4、出力ハーネス5、イグナイタ6、防水部材7、電源ハーネス10によって構成されている。
ヘッドランプケース1は、放電灯2、反射鏡4、イグナイタ6、及び出力ハーネス5を内包しており、ヘッドランプケース1の下部には、点灯装置3を取り付けるための円形の開口部8が形成されている。
点灯装置3は、ヘッドランプケース1の開口部8に防水部材7を介して取付けられており、点灯装置3の上部に設けられた出力用オスコネクタ15が、開口部8からヘッドランプケース1の内部に突出している。コネクタ15には、出力ハーネス5の点灯装置3側の端部に形成された出力用メスコネクタ14が接続されている。出力ハーネス5の他端にはイグナイタ6が接続されており、これにより点灯装置3はイグナイタ6と電気的に接続される。出力ハーネス5のケーブル部13はイグナイタ6から下方に向かって延びた後、コネクタ15の方向に湾曲して向きを変え、コネクタ14に接続されている。ケーブル部13とコネクタ14との接続点はヘッドランプケース1の開口部8の内側に位置している。
イグナイタ6は、例えば1次側と2次側での巻線比が大きなトランスにより構成されており、点灯装置3から印加される電圧に基づいて概ね2万Vの高圧パルスを放電灯2に印加し放電灯2の放電を開始させる。また、放電灯2は、イグナイタ6を介して点灯装置3とも電気的に接続されており、点灯装置3は、出力ハーネス5を介して放電灯2に電力を供給することで放電灯2を点灯制御する。例えば、点灯装置3の内部に電灯2の光出力を一定に保つための電圧−電流曲線を記憶しておき、当該曲線に基づいて放電灯2の光出力が一定になるよう点灯制御する。
反射鏡4は、図示しない取り付け部材により、放電灯2の周囲を囲むようにヘッドランプケース1に固定されており、放電灯2からの光を前方(すなわち、図1中左方)に向けて反射する。ヘッドランプケース1の前面は光を透過するよう構成されており、反射鏡4で反射された光はヘッドランプケース4の前面を透過し前方に出射される。
防水部材7は、例えばゴム素材などからなる防水性を有した弾性部材であり、ヘッドランプケース1の下面および点灯装置3の上面により上下方向に押圧され、ヘッドランプケース1および点灯装置3に密着することにより、ヘッドランプケース1内へのヘッドランプケース1の下面又は点灯装置3の上面を伝う水の浸入を防いでいる。
電源ハーネス10は、点灯装置3に図示しないバッテリからの電力を供給するためのケーブルである。点灯装置3側の端部には電源入力用オスコネクタ56が形成されており、当該入力用オスコネクタ56は点灯装置3に設けられた電源入力用オスコネクタ12と接続されている。電源ハーネス10の他端は図示しないバッテリに接続されており、点灯装置3は電源ハーネス10を介して接地されている。
次に点灯装置3の詳細な構造、及び点灯装置3とヘッドランプケース1との位置関係について図2〜図4を用いて説明する。図2は、点灯装置3を示す部分断面図であり、出力ハーネス5及び電源ハーネス10が点灯装置3に接続される前の状態を表している。また、ヘッドランプケース1は一部のみ記載している。図3はコネクタ15を示す斜視図である。図4は点灯装置3を示す斜視図である。図2〜図4において図1と同一又は対応する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
ケース9はアルミダイキャストにより形成されており、ケース9の内部には放電灯2を点灯制御するための点灯回路が実装された基板11が固定されている。ケース9の上部には上面に開口部50を有する円筒部57が形成されており、ケース9の上面にはコネクタ15が突出部52を開口部50に挿入した状態で取り付けられている。コネクタ15とケース9との間には防水部材58が介在しており、コネクタ15とケース9との間を通るヘッドランプケース1内からケース9内への水の侵入を防いでいる。
コネクタ15は、ケース9がヘッドランプケース1に固定される面に略平行な方向に開口した挿入部18(接続口)を有しており、当該挿入部18の内部には出力線31の端子部19が配置されている。挿入部18に出力ハーネス5のコネクタ14が挿入されると、コネクタ15に形成されたコネクタ固定穴16にコネクタ14に形成されたコネクタ固定爪17が係合し、コネクタ14がコネクタ15に固定される。これにより、出力線31と出力ハーネス5に含まれる出力線(電力出力線)とが電気的に接続され、放電灯2及びイグナイタ6への電力供給が可能になる。
出力線31は、コネクタ15内で基板11方向に湾曲し開口部50を通って突出部52からケース9内の基板11に到達しており、到達部である接合部20において基板11に半田付けされている。
ケース9の側部には、一部が当該側部に形成された開口部51に挿入された状態で電源入力用オスコネクタ12が取り付けられている。コネクタ12と基板11は入力線60により接続されており、これにより基板11上の点灯回路に電力が供給される。コネクタ12とケース9との間には防水部材59が介在しており、コネクタ12とケース9との間を通るケース9内への水の浸入を防いでいる。なお、コネクタ12はコネクタ15と略同じ方向に開口している。
ケース9の円筒部57の径はヘッドランプケース1の開口部8よりも小さく形成されており、ケース9をヘッドランプケース1に取り付けた状態では、円筒部57は開口部8の内側に入り込んでいる。そのため、円筒部57の上面に設けられたコネクタ15は、ヘッドランプケース1内部の底面の位置よりも高い位置に配置される。特にコネクタ15の挿入部18の底面はヘッドランプケース1の内部の底面よりも高い位置に配置されており、コネクタ15が被水してもコネクタ15からヘッドランプケース1内に水が流れ落ち、被水による接続不良を減少させることができる。
図4に示すように、ケース9にはネジ25が螺合するように形成されたネジ穴(図示せず)が形成されており、コネクタ15はネジ25によりケース9に固定される。また、点灯装置3の側面にはネジ穴26が設けられた突出部24が設けられており、図示しないネジにより点灯装置3はヘッドランプケース1に固定される。
図3に示すように、コネクタ15は3つの端子を含む端子部19を有する3端子コネクタであり、端子部19の各々の端子は基板11上の点灯回路に電気的に接続されている。
出力ハーネス5は端子部19の3端子に各々対応する3本の出力線を含んでおり、コネクタ15にコネクタ14が接続されると、出力ハーネス5に含まれる出力線のそれぞれに基板11上の点灯回路から電力が供給される。例えば、出力線のうち2本には放電灯を点灯させるためのAC85[V]、400[Hz]の交流電力が供給され、残りの1本にはイグナイタ6による高電圧パルス発生のための電力が供給される。
排水用溝21は、円板状に形成された円板部22の上面に挿入部18の内部から外周部に向かって凹形状の溝として形成されており、挿入部18内の水をヘッドランプケース1内に排水する。排水用溝21を形成することで、挿入部18内の水が抜けやすくなり、被水による出力端子間の抵抗低下による異常事態を早々に解消することができる。なお、排水用溝21の形状は凹形状に限られるものではなく、外周部に向かって窪みが形成されていればよい。また、排水性を高めるために外周部に向かってスロープをもつように形成してもよい。ネジ穴23は、コネクタ15をケース9に固定するための貫通穴である。
車載用ヘッドランプは、図1に示すように、点灯装置3をヘッドランプケース1に取り付け、当該ヘッドランプケース1の壁の一部となって両者一体で車載用ヘッドランプの防水性を確保するような構造であるため、通常の使用においてはヘッドランプケース1内に水が浸入することはない。しかし、事故による車両の歪でヘッドランプケース1の防水性が不完全になった場合や、ヘッドランプケース1の後部に取り付けられるメンテナンスカバーを付け忘れたなどの場合には、ヘッドランプケース1内に水が浸入してしまう。
ケース1内に浸入した水によりコネクタ15が被水し端子部19が浸水すると、点灯装置3に固定抵抗を接続した時に点灯装置3から定電力が供給されるのと同様に、点灯装置3からそのときの水の抵抗に見合った出力電力(定電力)が供給される。
コネクタ15の中の狭い空間に水が溜まった状態で、端子部19間に電圧が印加されると、当初は比較的大きな電流が流れることにより、当通電による水の電気分解が生じる。
水が電気分解されると泡(ガス)が発生し水が押し出されると共に、発熱によって水が蒸発するため、通電電流は早々に減少する。また、当電気分解による泡が脱出しコネクタ15内に水が浸入すれば、再度抵抗値が減少する。このように、水を介在する抵抗は、通電によってふらつき、抵抗値が不安定で一定ではないため、当不安定さを検出すれば、端子部19間に水が介在していることを判別できる。
具体的には、接続された抵抗(端子部19間に介在する水の抵抗)の値を検出するために、放電灯2の印加電圧と通電電流を計測し、その抵抗値を時間(例えば0.1秒間隔)をおいてサンプリングする。各サンプリングによる抵抗値が変動するようであれば、固定抵抗ではなく異常動作(端子部19が浸水している)と判断する。
なお、点灯装置3に放電灯2を接続している場合、放電灯2の抵抗は当該放電灯2の状態が安定するまでは上昇していくが下降はしない。一方、浸水した場合、抵抗値は上昇と下降を繰り返すことになる。従って、放電灯2を接続した場合も端子部19が浸水した場合も抵抗値は変動することになるが、抵抗値が減少したことを検出することで、端子部19が浸水したと判断することができる。
点灯装置3は、端子部19が水没している時は、点灯装置3の電源が再投入されるまで停止動作になり、以降水が乾燥するまでの間、電源ONによる点灯トライと停止動作を繰り返す。また、コネクタ15の被水が少なく、通電による電気分解と、発熱によって水が乾燥してしまえば、点灯動作を続行する。
以上のように、ケース1内に浸入した水によりコネクタ15が被水し端子部19が浸水したきは、水を介する漏電によってコネクタ15の端子部19の抵抗値が低下する。端子部19が浸水したままでは点灯動作停止の状態が継続してしまうことになるので、端子部19の周囲から水を排水する必要がある。そこで、本実施の形態に係るヘッドランプ光源用点灯装置では、コネクタ15の挿入部18の底部をヘッドランプケース1の底部より高い位置に配置したので、挿入部18内からヘッドランプケース1内に水が流れ落ち、挿入部18内に水を溜まりにくくすることができる。また、挿入部18内に水を浸入しにくくする効果もある。
また、出力線31の端子部19をヘッドランプケース1の底部より高い位置に配置したので、挿入部18内に水が浸入しても端子部19を被水しにくくできる。
なお、コネクタ15の構造では、一時的ではあるものの端子部19が浸水することで、上記のフェイルセーフ機能により点灯装置3の点灯動作は停止してしまうが、コネクタ15の被水は一過性の異常事態であり点灯動作の異常も一過性の異常である。そのため、点灯装置3に中に水が侵入して点灯装置3が破壊に至らなければ大事には至らない。
また、挿入部18を横向きに開口させたので、出力ハーネス5をコネクタ15に接続したときに出力ハーネス5と反射鏡4の間隔を広く離すことができ、出力ハーネス5をヘッドランプケース1の内壁に沿うように配策することが可能になるので、高温になる反射鏡4と出力ハーネス5のクリアランス確保が容易になる。
また、挿入部18が上向きに開口していた従来のものでは、出力ハーネス5と反射鏡4との干渉を防ぐためコネクタ15をヘッドランプケース1内に突出するような形で設けることは困難であったが、挿入部18の開口を横向きにすることで出力ハーネス5と反射鏡4とが干渉しにくくなり、コネクタ15をヘッドランプケース1の内部の底面に対して高い位置に配置することが容易になる。さらに、挿入部18の凹部の最も低い部位をヘッドランプケース1の内部の底面より高い位置に持ち上げることができることで、ヘッドランプケース1の底部に水が溜まっても挿入部18内の端子部19が被水する可能性が低くなる。
また、コネクタ15に排水用溝21を設けたので、コネクタ15の挿入部18内に水が残りにくくなり、異常事態を短時間で解消することができる。
また、コネクタ15の被水は一過性であることから、コネクタ15にカバーを設けずに非防水とすることで、コネクタを安価で小型なものにすることができる。
点灯装置3はヘッドランプケース1の概ね中央に取り付けられることが多く、電源ハーネス10は車体側すなわちヘッドランプの後方からヘッドランプの中央に向かって配策されることが多い。また、放電灯2は概ねヘッドランプケース1の中央に配置されることから、放電灯2を取り付けるイグナイタ6は放電灯2に対し車体側すなわちヘッドランプの後方側に取り付けられるので、出力ハーネス5はヘッドランプ後方からヘッドランプの中央に向かって配策される。そのため、コネクタ15の開口する方向とコネクタ12の開口する方向を略同方向とすることで、電源ハーネス10及び出力ハーネス5を自然な屈曲で配策することが可能になる。このような形状にすることで、多数の車種に適合できるため点灯装置のバリエーションを少なくすることができ、量産効果が高まる。
また、点灯装置3は内部の発熱を放熱する必要があるが、放熱性が良好であるアルミを用いてケース9を作製し、絶縁性が良好で微細な形状を作製し易い樹脂を用いてコネクタ15を作製することにより、アルミ及び樹脂双方の有利な特性を生かした点灯装置3を実現できる。すなわち、ケース9とコネクタ15とを別部品で作製することで、それぞれの機能に適した部品を組み合わせることができ、良好な特性の点灯装置を得ることができる。
また、コネクタ14の外周部が、ヘッドランプケース1の開口部8の内側に配置するようにすれば、ヘッドランプケース1に対する点灯装置3の着脱が容易になる。
なお、上述では、コネクタ固定穴16をコネクタ15に設け、コネクタ固定爪17をコネクタ14に設けるようにしたが、逆に設けても構わない。また、コネクタ固定穴16はコネクタ15の上部に設けるようにしたが、側部に設けてもよい。
なお、上述では点灯装置3で放電灯2を点灯させる場合について説明したが、LEDを点灯さてもよい。この場合のフェイルセーフ機能は、点灯装置3がLEDに流れる電流と、水の抵抗に流れる電流の合計電流が本来の出力電流になるように(定電流)制御するため、出力電圧が低下したことを検出することにより、抵抗値が降下したと判断することができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る出力用オスコネクタ15aを示す断面図である。図5において、コネクタ15aには通気口30が設けられており、出力線31aにはクランク曲げ部53が設けられている。
通気口30は、挿入部18からケース9内部に通じる貫通穴である。通気口30の開口部の1つは挿入部18内部の端子部19が設けられた壁面と同じ壁面であって当該端子部19よりも高い位置に設けられており、もう1つはケース9の開口部50に挿入される突出部52の下面に設けられている。
出力線31aにはクランク曲げ部53が形成されている。出力線31aはコネクタ15aにインサートモールド成形されると共に基板11に半田付けされているため、基板11の半田付け部(接合部20)、出力線31a、コネクタ15、ケース9、基板11、半田付け部の順で機械的な接続経路が形成される。温度変化による収縮量または膨張量は各部材ごとに異なっているため、半田付け部から出力線31aを介してコネクタ15に至る経路と、半田付け部から基板11及びケース9を介してコネクタ15に至る経路とで収縮または膨張量に差が生じ、半田付け部には応力が生じる。この応力は半田付け部の耐力に対し問題がないほど小さいとは言い難く、温度変化の繰り返しにより応力が繰り返し印加されると、当該半田付け部に亀裂が発生してしまう場合がある。
そこで、実施の形態2では出力線31aにクランク曲げ部53を形成している。クランク曲げ部53は経路の差により生じる収縮量または膨張量の差を、しなやかに歪むことで吸収し、半田付け部に生じる応力を緩和し歪量を軽減するので、半田付け部の亀裂発生を防ぐことができる。
以上のように、コネクタ15aに点灯装置3の内部に通じる通気口を設けることで、点灯装置3に生じる急激な温度変化に対し装置内部の気圧変化を少なくし(呼吸)、防水性を高めることができる。また、簡易な防水部材(防水シール)を使用しても十分な水の浸入抑制ができるので、防水部材の耐水性を低く設定することができ、点灯装置3の防水構造を簡易な仕様にできるので、構造が簡素になり、コスト低減できる。
また、コネクタ15aの挿入部18の内壁に通気口30を設けたので、コネクタ14がコネクタ15aに取り付けられた状態では通気口がコネクタ14の陰に隠れることとなり、通気口から水が浸入しにくくなる。
なお、通気口30を設けたコネクタ15aに防水部材を付加して防水仕様にすれば、出力ハーネス5の被覆と出力線との隙間を使って通気(呼吸)することで、コネクタ15aにおける防水性をさらに高めることができる。
また、出力線31aに、コネクタ15aから基板11へ向う途中にクランクに曲げたクランク曲げ部53を設けたので、出力線31aと基板11との半田付け部(接合部20)における亀裂発生を抑制することができる。
なお、図5では、通気口30の開口部は端子部19と同じ面に設けられるものとしたが、例えば別の内壁面に設けることもできる。
なお、図5では、出力線31aにクランク曲げ部53を設けているが、コの字状、クランクを変形したS字状、またはコの字状を変形したΩ字状のように、経路の差による収縮または膨張量を吸収できるような他の構成をとることもできる。
実施の形態3.
実施の形態2のコネクタ15aは、当該コネクタ15aを点灯装置3に取り付ける際の取り付け面に対して垂直な方向に成形される突出部52と、水平な方向に形成される挿入部18とを有しているため、成形用金型の抜き方向が2方向になる。そのため、形状が複雑になり、設計自由度が阻害されるという問題がある。そこで、実施の形態3では、設計自由度が高くなるような形状のコネクタを形成する。
図6は実施の形態3に係る出力用オスコネクタ15bを示す斜視図であり、図7はその断面図である。図6において、コネクタ15bは、カバー部材27、端子保持部材28、端子部19を含む出力線31、及び透湿性フィルタ29から構成され、これら各構成は各々別部品として形成される。
端子保持部材28の円板状部34の上面には、突出部32,33、35、及び36が形成されている。突出部36は他の突出部32,33,35に隣接しており、当該他の突出部32,33,35により3方向を囲まれている。突出部32,33,35は略同一の高さで形成されているが、突出部36は他の突出部よりも低く形成されている。突出部36を囲んで配置された突出部32,33,35は、突出部32及び33が両壁面を形成するようにして、後述のカバー部材27とともにコネクタ14が挿入される挿入部44を構成する。
突出部36には、出力線31を挿入するための挿入口が形成されており、当該挿入口には出力線31が圧入される。出力線31の端部は出力線31の圧入方向に対し直角に湾曲しており、出力線31が挿入口に圧入されることで当該端部が端子部19を構成することになる。
突出部35には通気口30aが設けられる。通気口30aの開口部の1つは突出部35の上面に形成されており、もう1つはケース9の開口部90に挿入される突出部52の下面に形成されている。突出部35の上面部に設けられた通気口30aの開口部の周囲は他の場所よりも低く形成されており、これは透湿性フィルタ29を配置するための配置スペースとして用いられる。透湿性フィルタ29は、水蒸気のような気体を通過させ液体の水を通過させないという性質をもっており、通気性を確保しながらも水の浸入を抑制できる。
また、円板状部34にはカバー部材27、端子保持部材28、及びケース9を固定するためのネジ穴40が形成されている。
突出部32,33、35、及び36、出力線31を圧入するための挿入口、通気口30a、及びネジ穴40は、それぞれ点灯装置3の取り付け面に対し垂直な方向に形成されるため、端子保持部材28の成形用金型の抜き方向は1方向となる。
カバー部材27は、上面部37により通気口30a及び端子部19を上部から覆うように端子保持部材28に取り付けられる。
上面部37の両側部には側面部38が形成されている。両側面部38間の距離は、端子保持部材28の突出部32,33間の距離よりも大きく形成されており、カバー部材27を端子保持部材28に取り付けると、両側面部38は突出部32,33の外側に配置され、突出部32,33の上面はカバー部材27の上面部37により覆われる。これにより、上述のようにコネクタ14の挿入部44が形成される。
側面部38の下端には、上面部37に略平行な固定部39が外側に向かって延在しており、当該固定部39には端子保持部材28のネジ穴40に対応するネジ穴41が形成されている。カバー部材27はネジ穴41により、端子保持部材28とともにケース9に固定される。
また、カバー部材27の上面部37の後方部には、上面部37及び両側面部38と隣接する背面部42が形成される。更に上面部37には、背面部42から端子保持部材28の突出部35の奥行き幅だけ離れた位置に、背面部42に略平行で端子保持部材28の突出部32,33間の距離よりも横幅の狭い突出部43が形成される。突出部43の高さは、カバー部材27を端子保持部材28に取り付けた場合の端子部19から上面部37までの距離よりも低く形成されている。また、上面部37にはコネクタ固定穴16が形成されている。
両側面部38間の距離は端子保持部材28の突出部32,33間の距離よりも大きく形成されており、背面部42から端子保持部材28の突出部35の奥行き幅だけ離れた位置に突出部43が形成されていることから、カバー部材27を端子保持部材28に取り付けると、両側面部38と突出部32,33が係合し、背面部42,突出部43と突出部35とが係合することにより、端子支持部材28に対しカバー部材27が位置決めされる。
コネクタ固定穴16及びネジ穴41はそれぞれ点灯装置3の取り付け面に対し垂直な方向に形成されるため、カバー部材27の成形用金型の抜き方向は1方向となる。
端子保持部材28及びカバー部材27を図示しないネジにより固定すると、上面部37及び突出部32,33、35により端子部19が向く方向に開口した挿入部44が形成され、コネクタ14を取り付けることが可能となる。このようにして、簡易な形状の金型によってコネクタ15bの部品一式を成形することができる。
以上のように、コネクタ15bを構成する部材を端子支持部材28とカバー部材27とに分割したので、設計を制限する制約事項が減り任意な形状のコネクタを形成できる。また、コネクタ15bを製造する金型を簡素化でき、成形速度を高速化できるので、製造コストを低減できる。
また、透湿性フィルタを通気口30aのコネクタ15b側開口の上部に配置したことにより、通気性を確保しながらも水の浸入を抑制できる。
また、突出部35の上面部に配置された透湿性フィルタ29はカバー部材27の上面部37により表面が覆われるため、落下物が当たるなどの不慮の事故により透湿性フィルタ29が破損しないよう保護することができる。また、透過性フィルタ29をカバーするための部品を別途用意する必要がないため、コスト低減を図ることができる。
また、カバー部材27をネジにより端子保持部材28に固定したので、簡単な構成で確実に装着できる。
なお、上述では端子保持部材28とカバー部材27とはネジにより固定するものとしたが、図8に示すように、端子保持部材28aの突出部32a,33aの外側側面にそれぞれ凸部45を設け、カバー部材27aの両側面部38aに凹部46を設け、端子保持部材28aの凸部45にカバー部材27aの凹部46を係合(スナップフィット)するようにして、端子保持部材28aとカバー部材27aとを固定することもできる。
このように、カバー部材27aと端子保持部材28aとをスナップフィットにより固定すれば、ネジなどの固定用部材を用意する必要がなくコストを低減することができる。なお、カバー部材27aの両側面部38aの内側に凸部45を設け、端子保持部材28aの突出部32a,33aに凹部46を設けてもよい。
なお、実施の形態3では、出力線31は突出部36に形成した挿入穴に圧入するものとしたが、実施の形態1及び2と同様に一体成形するようにすることもできる。
なお、上述では、カバー部材をネジまたはスナップフィットにより端子保持部に固定するようにしたが、接着剤などをもちいて接着により固定するようにしてもよい。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る出力用オスコネクタ15cを示す断面図である。図6及び図7と同一または対応する構成については同一符号を付し、説明を省略する。
端子保持部材28cの突出部35cは、突出部32,33よりも高く形成されている。
また、端子保持部材28cの円板状部34の下部には固定爪47が形成されており、点灯装置3のケース9の上面部に当該固定爪47と係合する固定穴を設けておくことで、コネクタ15cをケース9に固定することができる。また、突出部35cの内部には通気口30cが形成されており上面部には通気口30cの開口部が形成されている。また、出力線31cはコの字状に曲げられていたコの字曲げ部54を有している。
カバー部材27cの背面部42c側の上面部49は、前面側の上面部37cよりも高い位置に、カバー部材27cを端子保持部材28cに取り付ける際に上面部49,背面部42c,壁面部48と突出部35cとが係合するように形成されている。
以上のように、突出部35cを高く形成し、当該突出部35cの上面に通気口30cの開口部を設けたので、ヘッドランプケース1の底部に溜まった水の水位が上昇するほどヘッドランプケース1に水が侵入した場合でも、通気口30cから水が浸入しにくくできる。
また、出力線31cの一部をコの字に曲げているので、温度変化によって出力線31cと基板11との接合部20に応力がかかることを防ぐことができる。
実施の形態5.
出力ハーネス5が3本の出力線を含んでいることは上述の通りであるが、点灯装置3が放電灯2を点灯制御する際にはこれらの出力線からいくらかの電磁波が放出される場合がある。この電磁波は他の車載用機器を誤作動させる原因にもなりうるため、この場合は3本の出力線の周囲を取り囲むように導電性のシールド部材が設けられる。
図10は、シールド部材の接地用端子であるアース端子55を設けた点灯装置3の断面図である。図10において、コネクタ15bはアース端子55と共に点灯装置3のケース9にネジ25により取り付けられている。ケース9は接地されているため、ケース9に電気的に接続されたアース端子55も接地される。このようにコネクタ15を固定するネジ25を使用してアース端子55を固定するようにすれば、容易にアース端子55を設けることができ、シールド部材を接地することができる。
なお、図10では、コネクタ15bをアース端子55と共にケース9にネジ25で取り付ける構成としたが、コネクタ15や15aをケース9に取り付ける構成についても適用することができる。
実施の形態6.
上述の実施の形態では、コネクタ15とケース9とをネジ25により固定するようにしたが、コネクタ15をケース9の一部としてケース9と一体に樹脂で構成することもできる。
このような構成にすれば、水の浸入経路が少なくなることで点灯装置3の信頼性を向上させることができる。また、コネクタ15をケース9に組み付ける工程をなくすことができ組み付けコストを低減できる。さらに、防水構造にするための部品や、接合に要する部品などの数を減らすことができるので、コネクタ15の製造コストを低減することができる。
また、コネクタ15b,15cと点灯装置3のケース9とを別々に構成しネジまたは固定爪47などにより固定するようにしたが、端子保持部材28〜28cとケース9とを一体に樹脂で構成することもできる。端子保持部材28をケース9と一体に形成した場合は、カバー部材27を取り付けるためのネジ穴を一体形成された端子保持部材28側に設けておけばよい。
実施の形態7.
上述の実施の形態では、コネクタ15の挿入部18はケース9のケース1に固定する面に対し水平な方向に開口するようにしたが、図11に示すように垂直方向に開口するようにもできる。この場合でも、挿入部の底部がヘッドランプケース1の内部の底面よりも高くなるようにコネクタを形成しておくことで、ヘッドランプケース1内からの水の流れ込みを防ぐことができる。さらに、挿入部の底部にケース1につながる開口穴を設けておけば、挿入部内に水が浸入しても開口穴からケース1内部に水を排水できる。また、上記のような排水は開口穴を設ける以外にも、挿入部を囲む壁面に当該挿入部の底部まで達する切り欠きを設けることによっても実現できる。なお、このような場合の挿入部の開口方向は垂直方向に限られるものではなく、所定角度傾斜していてもよい。
なお、上述では、ヘッドランプケース1は、イグナイタ6、及び出力ハーネス5を内包した形態について説明したが、イグナイタ6及び出力ハーネス5の一部または全体をヘッドランプケース1の外部に配置するようにしてもよい。
なお、上述ではヘッドランプ用の光源として放電灯2を用いた場合について説明したが、ハロゲンランプやLED(Light Emiting Diode)等を光源として用いることもできる。
1 ヘッドランプケース
2 放電灯
3 点灯装置
5 出力ハーネス
6 イグナイタ
7 防水部材
8 開口部
9 ケース
10 電源ハーネス
11 基板
12 電源入力用オスコネクタ
13 ケーブル部
14 出力用メスコネクタ
15 出力用オスコネクタ
21 排水用溝
27 カバー部材
28 端子保持部材
29 透湿性フィルタ
30 通気口
31 出力線
53 クランク曲げ部
54 コの字曲げ部
55 アース端子

Claims (18)

  1. 光源を収容するヘッドランプケースの底部に設けられた開口部に取り付けられるヘッドランプ光源用点灯装置であって、
    前記光源に電力を供給するための出力ハーネスが接続される出力コネクタを備え、
    前記出力コネクタは、当該ヘッドランプ光源用点灯装置を前記ヘッドランプケースに取り付けた場合に、当該出力コネクタの前記出力ハーネスが接続される接続口の底部が、前記ヘッドランプケース内部の底面よりも高い位置に配置されるように形成されることを特徴とするヘッドランプ光源用点灯装置。
  2. 前記接続口は、横向きに開口することを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  3. 前記出力コネクタは、前記接続口の内部から当該出力コネクタの外縁に向かって延びる排水溝を有することを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  4. 前記出力線の一端は、前記出力コネクタの接続口内に端子部として配置され、
    前記端子部は、前記ヘッドランプケース内部に露出していることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  5. 当該光源用点灯装置に電力を供給するための入力ハーネスが接続される入力コネクタをさらに備え、
    前記入力コネクタの接続口は、上記出力コネクタの接続口の開口する方向と略同方向に開口することを特徴とする請求項2記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  6. 前記出力コネクタは当該点灯装置の内部から外部に貫通する通気口を有することを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  7. 前記通気口の開口部は、前記出力コネクタの接続口の内部に設けられていることを特徴とする請求項6項記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  8. 前記出力コネクタは、当該出力コネクタの接続口よりも高い位置に突出した突出部を有し、前記通気口の開口部は前記突出部の上部に設けられることを特徴とする請求項6記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  9. 前記通気口の開口部には、透湿性のフィルタが設けられていることを特徴とする請求項6記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  10. 前記出力コネクタは、前記光源へ供給するための電力を出力する基板と出力線を介して接続されており、
    前記出力線は、前記基板から前記出力コネクタに至るまでの途中に曲げ部を有することを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  11. 前記出力コネクタは、当該光源用点灯装置のケースと一体に形成されることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  12. 前記出力コネクタは、当該光源用点灯装置のケースに防水部材を介して取り付けられることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  13. 前記出力コネクタは、当該出力コネクタの端子を保持する端子保持部と、当該端子保持部に取り付けられるカバー部とからなることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  14. 前記出力コネクタは、当該コネクタの端子を保持する端子保持部と、当該端子保持部に取り付けられるカバー部とからなり、
    前記カバー部は、前記透湿性フィルタの表面を覆うように前記端子保持部に取り付けられることを特徴とする請求項9に記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  15. 前記光源に電力を供給するための出力ハーネスは、電力出力線及び当該電力出力線からの電磁放出を遮断するためのシールド部材とから構成されるものであって、
    前記出力コネクタは、前記シールド部材が接続される接続端子と共に、当該光源用点灯装置の接地されたケースにネジにより取り付けられることを特徴とする請求項12記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  16. 前記出力ハーネスは、前記出力コネクタの接続口内に挿入されるコネクタを有するものであって、
    当該ヘッドランプ光源用点灯装置を前記ヘッドランプケースに取り付けたときに、前記出力コネクタおよび出力ハーネスに付属するコネクタの外周部が、前記ヘッドランプケースの底部に設けられた開口部の内側に配置されるように、出力コネクタの位置を設定することを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  17. 光源を収容するヘッドランプケースの底部に設けられた開口部に取り付けられるヘッドランプ光源用点灯装置であって、
    前記光源に供給するための電力を出力する基板と、
    前記基板を収容するケースと、
    前記ケースの上部に設けられ、前記基板と出力線を介して接続され、前記光源に電力を供給するための出力ハーネスが接続される出力コネクタと
    を備え、
    前記出力コネクタは前記ケースと一体に構成されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
  18. 前記出力コネクタと前記光源へ供給するための電力を出力する基板とを接続し、一端部が前記出力コネクタの端子部を形成する複数の出力線と、
    前記端子部間の抵抗値を検出する検出手段と、
    当該ヘッドランプ光源用点灯装置の動作を停止するフェールセーフ手段とを備え、
    前記フェールセーフ手段は、前記端子部間の抵抗が低下した場合に、当該ヘッドランプ光源用点灯装置の動作を停止することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載のヘッドランプ光源用点灯装置。
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