JP2007290526A - 大気圧センサが組み付けられた電子制御装置 - Google Patents

大気圧センサが組み付けられた電子制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】筐体に大気導入用フィルタを設けなくても、筐体に大気圧センサを組み込むことができ、かつ、大気圧センサを異物から保護できる構造の大気圧センサが組み付けられた電子制御装置を提供する。
【解決手段】大気圧センサ6の検出結果に応じて、制御用信号を出力する電子部品1が搭載された基板2と、基板2を内部に収納する筐体3と、筐体3に固定され、電子部品1と外部とを電気的に接続する筐体側コネクタ4と、筐体側コネクタ4と電気的に接続される相手側コネクタ5とを備えるECUにおいて、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態のとき、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bによって、大気圧センサ6を収容でき、かつ、外部から空気を導入しつつ外部からの異物の侵入を防止できる空間7を形成し、この空間内に大気圧センサ6が配置された構造とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、大気圧センサが組み付けられた電子制御装置に関するものである。
車両に関する各種制御を行う電子制御装置(Electronic Control Unit、以下、ECUと略す)は、制御を行うための電子部品およびこの電子部品が実装された基板と、この基板を収容する筐体と、電子部品と電気的に接続された電子部品側コネクタおよびこのコネクタと接続する相手側コネクタとを有している(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなECUとしては、例えば、車両のエンジン制御用のECUがあり、エンジン制御用のECUの実施品としては、図8に示すように、大気圧センサがECUの筐体に組み込まれた構成のものがある。図8に、従来のECUの断面図を示す。
図8に示すECUは、筐体3の内部に、電子部品1が実装された基板2が収容されており、電子部品1と電気的に接続された電子部品側コネクタ21が筐体3に固定されており、この電子部品側コネクタ21に相手側コネクタ22が接続されるようになっている。そして、このECUでは、大気圧センサ6をECUの電子部品1と同じ基板2に実装し、ECUの筐体3に収容している。また、筐体3には開口部23が設けられており、この開口部23に筐体内への大気の導入のための大気導入フィルタ24が設けられている。この大気導入フィルタ24は、筐体内部への異物の侵入を防ぎ、大気圧センサや電子部品等を水や埃から守るためのものである。
このような構造のECUは、大気圧センサ6をECUに組み込むことで、大気圧センサ6がECUと別体の場合と比較して、これらの取り扱いを容易にできるという利点がある。
特開2005−153822号公報
しかし、上記した構造のECUでは、大気導入用フィルタ24を設けていたが、この大気導入用フィルタは、ECUの構成としては、本来、必要な構成要素ではないため、大気圧センサをECUに組み込む場合、ECUの部品点数が増加するという問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、筐体に大気導入用フィルタを設けなくても、筐体に大気圧センサを組み込むことができ、かつ、大気圧センサを異物から保護できる構造の大気圧センサが組み付けられた電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、一対のコネクタ(4、5)が、電子部品(1)と電気的に接続された電子部品側の端子(4a)と、電子部品側の端子(4a)に対して電気的に接続される相手側の端子(5a)と、コネクタ(4、5)同士が互いに結合された状態のときに、内部に両方の端子(4a、5a)および大気圧センサ(6)を収容でき、外部から空気を導入しつつ外部からの異物の侵入を防止できる密閉空間(7)を形成するハウジング(4b、5b)とを有しており、大気圧センサ(6)が、そのハウジング(4b、5b)の内部に収容されていることを特徴としている。
このように、本発明では、筐体の内部ではなく、コネクタのハウジングの内部に、大気圧センサを搭載するので、筐体に大気導入用フィルタを設けなくても、大気圧センサを電子制御装置に組み込むことができる。この結果、筐体内部に大気圧センサを搭載する場合と比較して、電子制御装置の部品点数を削減できる。
また、コネクタのハウジングは、異物の侵入を防止できる密閉空間を形成しているため、ハウジング内への異物の侵入を防ぐことができ、大気圧センサを水や埃等の異物から保護することができる。
大気圧センサの固定場所に関して、例えば、電子部品が実装されている基板と同一の基板やコネクタ端子に、大気圧センサを固定することができる。
すなわち、例えば、筐体側ハウジング部(4b)は、片側に筒を塞ぐ一面(12)を有し、他方側に相手側コネクタ(5)が挿入される第1の開口部(13)を有する筒形状であって、一面(12)には大気圧センサ(6)に対応する大きさの第2の開口部(14)が設けられており、基板(2)は、その一部(2a)が筐体側ハウジング部(4b)の一面(12)に面して配置されており、大気圧センサ(6)は、第2の開口部(14)を通って、筐体側ハウジング部(4b)の内部に位置するように、基板(2)のうち、第2の開口部(14)に対応する位置に、実装されている構成とすることができる。
また、例えば、筐体側ハウジング部(4b)の内部には、電子部品側の端子(4a)と、電子部品と電気的に接続された大気圧センサ用端子(4c)とが配置されており、大気圧センサ(6)は、大気圧センサ用端子(4c)に接続されることで、筐体側ハウジング部(4b)に固定される構成とすることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本実施形態では、車両のエンジン制御用に用いられるECUを例として説明する。なお、エンジン制御用のECUは、スロットルの開閉角度(開口量)を調整して、エンジンに供給する空気の供給量を制御するものである。より具体的には、例えば、車両の位置が高地か低地かによって、気圧が異なる場合、スロットルの開口量が同じであっても、空気供給量は異なる。そこで、エンジン制御用ECUは、大気圧センサで、大気雰囲気中の気圧を検出し、大気圧センサの検出結果に応じて、所定量の空気を供給するように、スロットルの開口量を制御するようになっている。
図1、2に、本発明の第1実施形態におけるECUの断面図を示す。なお、図1は、コネクタが嵌合されていない状態を示し、図2は、コネクタが嵌合されている状態を示している。
本実施形態のECUは、図1、2に示すように、エンジン制御用の電子部品1およびこの電子部品1が実装された基板2と、この基板2を収容する筐体3と、筐体に固定されている筐体側コネクタ4およびこの筐体側コネクタ4と接続する相手側コネクタ5と、筐体側コネクタ4の内部に搭載された大気圧センサ6とを備えている。
電子部品1は、ECUを構成するものであり、大気圧センサ6から検出結果が入力され、入力された結果に基づいて、エンジン制御用の信号を出力するものである。電子部品1は、例えば、基板2の表面側(図中上側)に搭載されている。
基板2は、プリント基板であり、例えば、図1、2に示すように、筐体2の下面に接して配置されている。また、基板2は、一端側(筐体2の開口部側)が、上側に向けて略直角に屈曲しており、断面L字形状となっている。そして、基板2の屈曲している部分2aの裏面側(筐体の開口部側)に、大気圧センサ6と筐体側コネクタ4が搭載されている。
筐体3は、例えば、略直方体であり、筐体側コネクタ4が設置される側の面の一部もしくは全部に開口部3aが形成されている。この開口部3aに、筐体側コネクタ4が組み付けられており、これにより、筐体3の内部が密閉されている。なお、筐体3は、例えば、金属で構成される。
大気圧センサ6は、大気雰囲気中の圧力を検出する圧力センサであり、大気圧センサ6としては、周知構造のものを採用できる。大気圧センサ6は、例えば、パッケージングされており、パッケージ6aからリード6bがでている。このリード6bが基板2にはんだ付け等によって接続されることで、大気圧センサ6が基板2に固定されている。
ここで、図3に、図1中に示されている筐体側コネクタ4の開口部の正面図を示す。図3に示すように、筐体側コネクタ4の内部をその開口部正面側から見たとき、大気圧センサ6は、筐体側コネクタ4の内部のうち、筐体側コネクタ4のコネクタ端子4aを除く位置(コネクタ端子4aが配置されていない位置)に、配置されている。
筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5は、ECUとECU外部の他の電子機器等とを電気的に接続する一対のコネクタである。本実施形態では、この一対のコネクタ4、5により、ECUと制御対象であるエンジンとが電気的に接続されている。
筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5は、雌雄一対型である。本実施形態では、ハウジングを基準にすると、筐体側コネクタ4はメス型であり、相手側コネクタ5はオス型である。
具体的には、図1、2に示すように、筐体側コネクタ4は、基板2を介して、電子部品1と電気的に接続されたコネクタ端子4aと、コネクタ端子4aを内部に収容する筐体側ハウジング4bとを有しており、相手側コネクタ5は、筐体側コネクタ端子4aと電気的に接続される相手側コネクタ端子5aと、相手側コネクタ端子5aを内部に収容する相手側ハウジング5bとを有している。両方のコネクタ端子4a、5aは金属で構成されており、両方のハウジング4b、5bは例えば樹脂で構成されている。なお、コネクタ端子4a、筐体側ハウジング4bが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の電子部品側の端子、筐体側ハウジング部に相当し、相手側コネクタ端子5a、相手側ハウジング5bが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の相手側の端子、相手側ハウジング部に相当する。
筐体側ハウジング4bは、図1〜3に示すように、片側に筒11を塞ぐ一面12を有し、他方側に相手側コネクタ5が挿入される開口部13を有する角筒形状であり、言い換えると、直方体の一面側に開口部13が設けられた箱形状である。この開口部13の形状は、例えば、図3に示すように、長方形である。
一方、相手側ハウジング5bは、図2に示すように、筐体側ハウジング4bの開口部13に差し込まれるため、その開口部13に対応した形状、例えば、直方体形状である。
このように、筐体側コネクタ4は、ハウジング4bが凹形状であり、差し込まれる側であるため、メス型であり、相手側コネクタ5は、ハウジング5bが凸形状であり、差し込む側であるため、オス型である。ただし、端子は逆の関係である。すなわち、筐体側コネクタ端子4aは、複数のピンからなる凸形状であるため、オス型であり、相手側コネクタ端子5aは、これらのピンが差し込まれる筒形状(凹形状)であるため、メス型である。
また、図3に示すように、筐体側ハウジング4bをその開口部正面から見たとき、筐体側ハウジング4bの内部において、コネクタ端子4aは、大気圧センサ6が配置されている場所を除く位置に配置されている。
ここで、図4に、筐体側ハウジング4bの斜視図を示す。図4に示すように、筐体側ハウジング4bは、相手側コネクタ5が挿入される開口部13と反対側の一面12に、大気圧センサ6に対応する大きさの大気圧センサ用開口部14と、コネクタ端子4aに対応する大きさのコネクタ端子用開口部15とが、設けられている。なお、開口部13、大気圧センサ用開口部14がそれぞれ、特許請求の範囲に記載の第1の開口部、第2の開口部に相当する。
筐体側ハウジング4bは、大気圧センサ用開口部14と、コネクタ端子用開口部15とが設けられている一面12が、図1、2に示すように、基板2の上側に屈曲している部分2aに面している。このとき、基板2に固定されている大気圧センサ6と、筐体側ハウジング4bの大気圧センサ用開口部14との位置が一致しており、大気圧センサ6は、大気圧センサ用開口部14を通って、筐体側ハウジング4bの内部に位置している。また、コネクタ端子4aは、コネクタ端子用開口部15を通っており、一端が基板2に接続されており、他端が筐体側ハウジング4bの内部に位置している。
続いて、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態を説明する。図2に示すように、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態では、相手側コネクタ5は、その先端が筐体側コネクタ4の奥まで到達していない。すなわち、筐体側コネクタ4の内部に、大気圧センサ6を配置するスペースを設けるために、筐体側コネクタ4の奥から所定の間隔をとって、相手側コネクタ5を筐体側コネクタ4に差し込むようになっている。なお、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bには、筐体側コネクタ4に相手側コネクタ5を差し込んだとき、相手側コネクタ5が奥まで到達せず、途中で止まって固定できるように、図示しないロック機構が設けられている。
このため、本実施形態では、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態のとき、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bによって、大気圧センサ6を収納可能な空間7が構成されている。また、本実施形態の筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5は、防水構造であり、すなわち、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bによって形成される空間7は、その内部に空気を導入しつつ、水や埃等の侵入を防止できる程度の外部と遮蔽された密閉空間となっている。
また、コネクタ端子4aの長さは、図1、2に示すように、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態のとき、コネクタ端子4aと相手側コネクタ端子5aと電気的に接続されるように、大気圧センサ6の高さ分、従来よりも長くなっている。
以上説明したように、本実施形態では、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態のとき、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bによって、大気圧センサ6を収容でき、かつ、外部から空気を導入しつつ外部からの異物の侵入を防止できる空間7を形成するようにしている。そして、この空間内に大気圧センサ6を配置している。
すなわち、本実施形態のECUは、大気圧センサ6をECUの防水コネクタ4、5の内部に搭載した状態で、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とを嵌合させる構造となっている。
このように、筐体3の内部ではなく、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とを嵌合したときに形成された空間に、大気圧センサ6を搭載しているので、上記背景技術の欄に記載した大気導入用フィルタを筐体3に設けなくても、大気圧センサ6をECUに組み込むことができる。この結果、筐体3内部に大気圧センサ6を搭載する場合と比較して、ECUの部品点数を削減できる。
また、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bは、異物の侵入を防止できる密閉空間7を形成しているため、外部からこの空間7への異物の侵入を防ぐことができ、大気圧センサ6を水や埃等の異物から保護することができる。
(第2実施形態)
図5、6に、本発明の第2実施形態におけるECUの断面図を示す。なお、図5は、コネクタが嵌合されていない状態を示し、図6は、コネクタが嵌合されている状態を示している。また、図5、6では、図1、2と同一の構成部に、同一の符号を付している。以下では、第1実施形態と異なる点について説明する。
第1実施形態では、大気圧センサ6が、電子部品1と同じ基板2に搭載されている例を説明したが、本実施形態では、図5、6に示すように、大気圧センサ6は、筐体側コネクタ4のコネクタ端子4cに搭載されている。
このコネクタ端子4cは、大気圧センサ6と基板2上の電子部品1とを電気的に接続させるものであり、相手側コネクタ端子5aと接続されるコネクタ端子4aとは別のコネクタ端子である。このコネクタ端子4cと大気圧センサ6のリード部6bとが半田付けにより固定されている。言い換えると、本実施形態では、通常の筐体側コネクタ4の一部を、大気圧センサ6の固定に利用している。
なお、筐体側ハウジング4bを開口部正面から見たときのコネクタ端子4aと大気圧センサ6の配置は、第1実施形態と同様である(図3参照)。また、基板2は平板形状である。
また、図6に示すように、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合された状態では、相手側コネクタ5は、第1実施形態と同様に、その先端が筐体側コネクタ4の奥まで到達していない。このため、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られる。
ただし、本実施形態では、大気圧センサ6をコネクタ端子4cに固定しているため、第1実施形態と比較して、大気圧センサ6の位置が、筐体側ハウジング4bの奥から離れた位置となっている。したがって、筐体側コネクタ4の小型化の観点では、本実施形態よりも第1実施形態の方が好ましい。
(他の実施形態)
(1)図7に、本発明の他の施形態におけるECUの断面図を示す。なお、図7は、コネクタ同士が嵌合されている状態を示している。また、図7では、図2と同様の構成部には、図2と同一の符号を付しているため、以下では、第1実施形態と異なる点を説明する。
図7に示すように、本実施形態では、大気圧センサ6を相手側コネクタ5の先端に固定している。
大気圧センサ6のリード6bは、図示しないが相手側コネクタ5のコネクタ端子と接続されており、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが嵌合した状態のとき、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とを介して、大気圧センサ6と電子部品1と電気的に接続される。
このようにして、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とを嵌合したときに形成された空間に、大気圧センサ6を搭載することができる。
(2)上記した各実施形態では、筐体側コネクタ4がメス型であり、相手側コネクタ5がオス型である場合を例として説明したが、筐体側コネクタ4をオス型、相手側コネクタ5をメス型に変更することもできる。すなわち、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5とが 雌雄組み合わせ型の一対のコネクタであれば、どちらをオス、メスとしても良い。
また、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5の各ハウジング4b、5bの形状は、上記した形状に限定されず、両コネクタ4、5が嵌合された状態のとき、密閉空間を形成できれば、他の形状に変更しても良い。
そして、その空間内に大気圧センサが配置されていれば、筐体側コネクタ4と相手側コネクタ5のどちらに大気圧センサを固定しても良い。
(3)上記した各実施形態では、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bによって形成される1つの空間7に、コネクタ端子4a、5aと大気圧センサ6とを収容していたが、別々の空間にコネクタ端子4a、5aと大気圧センサ6とを収容させても良い。
すなわち、筐体側ハウジング4bと相手側ハウジング5bに、コネクタ端子4a、5aを収容する空間と、大気圧センサ6を収容する空間とに仕切る仕切り部を設けても良い。
(4)本発明は、車両のエンジン制御用のECUに限定されず、車両に関する制御を行うECUに適用可能である。また、本発明は、ECUの用途に限らず、大気圧センサが筐体に組み付けられ、大気圧センサの検出結果が入力されるECUに適用可能である。
本発明の第1実施形態におけるECUのコネクタが嵌合していない状態の断面図である。 本発明の第1実施形態におけるECUのコネクタが嵌合している状態の断面図である。 図1中に示されている筐体側コネクタ4をその開口部の正面側から見たときの斜視図である。 第1実施形態における筐体側コネクタ4のハウジング4bの斜視図である。 本発明の第2実施形態におけるECUのコネクタが嵌合していない状態の断面図である。 本発明の第2実施形態におけるECUのコネクタが嵌合している状態の断面図である。 本発明の他の実施形態におけるECUのコネクタが嵌合している状態の断面図である。 従来におけるECUの断面図である。
符号の説明
1…電子部品、2…基板、3…筐体、
4…筐体側コネクタ、4a…筐体側コネクタ端子、4b…筐体側ハウジング、
5…相手側コネクタ、5a…相手側コネクタ端子、5b…相手側ハウジング、
6…大気圧センサ、7…筐体側コネクタと相手側コネクタとによって形成される空間。

Claims (4)

  1. 大気圧センサの検出結果に応じて、制御用信号を出力する電子部品(1)が搭載された基板(2)と、
    前記基板(2)を内部に収納する筐体(3)と、
    前記筐体(3)に固定され、前記電子部品(1)と外部とを電気的に接続する一対のコネクタ(4、5)と、
    大気圧を検出するとともに、検出結果に基づく信号を前記電子部品(1)に向けて出力する大気圧センサ(6)とを備える大気圧センサが組み付けられた電子制御装置において、
    前記一対のコネクタ(4、5)は、前記電子部品(1)と電気的に接続された電子部品側の端子(4a)と、前記電子部品側の端子(4a)に対して電気的に接続される相手側の端子(5a)と、前記コネクタ(4、5)同士が互いに結合された状態のときに、内部に前記両方の端子(4a、5a)および前記大気圧センサ(6)を収容でき、外部から空気を導入しつつ外部からの異物の侵入を防止できる密閉空間(7)を形成するハウジング(4b、5b)とを有しており、
    前記大気圧センサ(6)は、前記ハウジング(4b、5b)の内部に収容されていることを特徴とする大気圧センサが組み付けられた電子制御装置。
  2. 前記ハウジング(4b、5b)は、前記筐体(3)に固定されるとともに前記電子部品側の端子(4a)が内部に配置される筐体側ハウジング部(4b)と、前記相手側の端子(5a)が内部に配置される相手側ハウジング部(5b)とを有しており、
    前記大気圧センサ(6)は、前記筐体側ハウジング部(4b)の内部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の大気圧センサが組み付けられた電子制御装置
  3. 前記筐体側ハウジング部(4b)は、片側に筒を塞ぐ一面(12)を有し、他方側に相手側コネクタ(5)が挿入される第1の開口部(13)を有する筒形状であって、前記一面(12)には前記大気圧センサ(6)に対応する大きさの第2の開口部(14)が設けられており、
    前記基板(2)は、その一部(2a)が前記筐体側ハウジング部(4b)の前記一面(12)に面して配置されており、
    前記大気圧センサ(6)は、前記第2の開口部(14)を通って、前記筐体側ハウジング部(4b)の内部に位置するように、前記基板(2)のうち、前記第2の開口部(14)に対応する位置に、実装されていることを特徴とする請求項2に記載の大気圧センサが組み付けられた電子制御装置。
  4. 前記筐体側ハウジング部(4b)の内部には、前記電子部品側の端子(4a)と、前記電子部品と電気的に接続された大気圧センサ用端子(4c)とが配置されており、
    前記大気圧センサ(6)は、前記大気圧センサ用端子(4c)に接続されることで、前記筐体側ハウジング部(4b)に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の大気圧センサが組み付けられた電子制御装置。
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