JP3074557B2 - 車輌用ヘッドランプ - Google Patents

車輌用ヘッドランプ

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JP3074557B2
JP3074557B2 JP07262042A JP26204295A JP3074557B2 JP 3074557 B2 JP3074557 B2 JP 3074557B2 JP 07262042 A JP07262042 A JP 07262042A JP 26204295 A JP26204295 A JP 26204295A JP 3074557 B2 JP3074557 B2 JP 3074557B2
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賀男 末広
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/19Attachment of light sources or lamp holders
    • F21S41/196Wire spring attachments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60Q2200/00Special features or arrangements of vehicle headlamps
    • B60Q2200/30Special arrangements for adjusting headlamps, e.g. means for transmitting the movements for adjusting the lamps
    • B60Q2200/32Ball-joints

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な車輌用ヘッド
ランプに関する。詳しくは、ランプボデイと該ランプボ
デイにその前面開口を覆うように取着されたレンズとに
よって画成された灯具空間内において光源バルブを備え
たリフレクタがランプボデイに傾動可能に支持されて成
る車輌用ヘッドランプにおいて、リフレクタの組付を容
易にした新規な車輌用ヘッドランプを提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車輌用ヘッドランプにおいてアジ
ャスティングスクリューは図15に示したように取り付
けられる。尚、これは実開平3−112809号公報に
掲載されたものである。
【0003】aはハウジングであり、該ハウジングaに
は支持孔bが形成され、該支持孔bの前側開口縁部から
前方へ向けて弾性係合部cが突設されている。弾性係合
部cは截頭円錐筒状に形成され、軸方向に数条のスリッ
トd、d、・・・が形成されている。
【0004】eはアジャスティングスクリューであり、
前端部に螺軸部fが形成され、中間部にフランジgが突
設され、後端部に頭部hが形成されており、更に、フラ
ンジgの前方に係合部iが突設されている。
【0005】しかして、かかるアジャスティングスクリ
ューeのハウジングaへの取付は以下のようにして為さ
れる。
【0006】即ち、アジャスティングスクリューeをハ
ウジングaの支持孔bに後方から螺軸部f側から挿通す
る。すると、係合部iが弾性係合部cをそれを押し広げ
ながら通過し、そして、弾性係合部cの前端と係合す
る。また、これと同時に、フランジgがハウジングaの
支持孔bの後側開口縁部に当接し、これらによって、ア
ジャスティングスクリューeがハウジングaに回転可能
に支持される。
【0007】尚、アジャスティングスクリューeの螺軸
部fは図示しない反射鏡に支持されたナットに螺合され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の車輌用ヘッドランプにおけるアジャスティングスク
リューの取付構造にあっては、アジャスティングスクリ
ューeをハウジングaの後方から支持孔bに挿入して取
り付けるため、挿入後、アジャスティングスクリューe
の螺軸部fを反射鏡に支持されたナットに回転させなが
ら螺合する必要があった。
【0009】そのため、作業性が悪く、また、アジャス
ティングスクリューeの先端とナットとの位置合わせが
難しいという問題もあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用ヘッドラン
プは、上記した課題を解決するために、ランプボデイと
該ランプボデイにその前面開口を覆うように取着された
レンズとによって画成された灯具空間内において光源バ
ルブを備えたリフレクタが1の回動支点部と2つの間隔
調整部とによってランプボデイに傾動可能に支持されて
成り、上記間隔調整部においてリフレクタとランプボデ
イとの間を連結しているアジャスティングスクリュー
は、螺軸部と、後端部に設けられランプボデイに形成さ
れた支持孔の内径より小径な頭部と、螺軸部の後方に設
けられ上記支持孔の内径より十分に大きな外径を有する
フランジ部と、上記フランジ部より後方に位置しフラン
ジ部の外径より小径でかつ上記支持孔の内径より僅かに
大きな外径を有する係合縁と、上記フランジ部と係合縁
との間に位置し上記支持孔の内径とほゞ同じ外径を有す
る被支持部とを備え、該アジャスティングスクリュー
は、そのフランジ部が上記支持孔の前側開口縁に当接
し、係合縁が支持孔の後側開口縁に係合し、これによっ
てランプボデイに回転可能に支持されるようにしたもの
である。
【0011】従って、本発明車輌用ヘッドランプにあっ
ては、アジャスティングスクリューを予めリフレクタに
取り付けておき、その状態で、アジャスティングスクリ
ューの後端部をランプボデイの支持孔に挿入し、かつ、
そのまま後方へ押し込むだけで、アジャスティングスク
リューをランプボデイに回転自在に支持させることがで
き、リフレクタの組付が著しく容易である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明車輌用ヘッドラン
プの詳細を図示した各実施例に従って説明する。
【0013】1は車輌用ヘッドランプである。
【0014】2は合成樹脂製のランプボデイであり、前
面に開口した凹部3を有している。また、ランプボデイ
2の後部壁4の中央には挿通孔5が形成されている。
【0015】6はランプボデイ2の後部壁4の一の隅角
部の内面に前方へ向けて一体に突設された受け筒体であ
り、球状の受け凹部7が形成され、該受け凹部7を前方
に臨ませる臨ませ孔8は後端で受け凹部7の内径より小
さく、前端で受け凹部7の内径より大きくなるテーパー
状に形成されている。また、該受け筒体6の前端部には
周方向に等間隔に離間して軸方向に延びるスリット9、
9、9が形成され、該スリット9、9、9により受け筒
体6の前端部に軸に直交する方向への弾性が付与されて
いる。
【0016】10、10はランプボデイ2の後部壁4の
うち上記受け筒体6から下方に隔たった位置と側方に隔
たった位置の2ヶ所に後方へ突出するように一体に形成
された支持筒であり、該支持筒10、10には支持孔1
1、11が貫設されている。
【0017】該支持孔11は前端部11aが最も大径と
され、後端部11bが最も小径とされ、前端部11aに
続く中間部11cが最も長く、該中間部11cと後端部
11bとの間の部分11dはその径が中間部11cの径
から後端部11bの径へと徐々に変化するテーパー部と
なっている。
【0018】そして、上記支持筒10の後端部には周方
向に等間隔に離間し軸方向に延びるスリット12、1
2、12が形成され、該スリット12、12、12によ
り支持筒10の後端部に軸に直交する方向への弾性が付
与されている。
【0019】13、14はランプボデイ2の内面のうち
上記支持孔11、11に隣接した位置に形成された案内
部である。
【0020】案内部13は上記受け筒体6から下方へ隔
たった位置に形成された支持孔11に隣接して形成され
たものであり、左右に平行に離間して前後方向に延びる
案内壁15、15によって形成されている。また、案内
部14は上記受け筒体6から側方に隔たった位置に形成
された支持孔11に隣接して形成されたものであり、上
下に平行に離間して前後方向に延びる案内壁16、16
によって形成されている。
【0021】17はランプボデイ2の開口縁に形成され
た据付溝であり、前方に向かって開口している。
【0022】18、18、・・・は上記据付溝17を形
成している壁のうち外側のもの19の外面から前方へ一
体に突設された係合片であり、該係合片18、18、・
・・の据付溝17側を向いた面に係合爪20、20、・
・・が形成されている。該係合爪20は、前方及び内側
を向いた傾斜面20aと該傾斜面20aの後端に連続し
前後方向に対して垂直な係止面20bとを有している。
【0023】そして、このようなランプボデイ2は車体
に固定されている。
【0024】21v、21hは上記ランプボデイ2に回
転自在に支持されるアジャスティングスクリューであ
る。尚、2つのアジャスティングスクリュー21v及び
21hは何れも同じ構造をしており、かつ、同様にして
ランプボデイ2に支持されるので、その一方について詳
細に説明する。
【0025】アジャスティングスクリュー21はその略
前半部を為す螺軸部22と、後半部の略前半部を為す被
支持領域23と、後半部の略後半部を為す突出領域24
とが一体に形成されて成る。そして、このようなアジャ
スティングスクリュー21は合成樹脂、例えば、「ナイ
ロン6」で形成される。
【0026】被支持領域23の前端には上記支持孔11
の前端部11aの内径より十分に大きな外径を有するフ
ランジ部25が一体に形成されている。該フランジ部2
5は周方向へ間隔を置いた位置から側方へ突出した当接
片26、26、・・・と、該当接片26、26、・・・
の各間の位置から側方へ突設された弾接片27、27、
・・・とから成り、該弾接片27、27、・・・は稍後
ろ向きに傾斜されており、その先端は上記当接片26、
26、・・・の後面より後側に位置している。
【0027】上記被支持領域23のうちフランジ部25
の僅かに後側の部分からは封止縁28が突設され、該封
止縁28は先端に行くに従い薄くなるように形成され、
その外径はランプボデイ2に形成された上記支持孔11
の前端部11aの内径より僅かに大きく形成されてい
る。
【0028】また、被支持領域23の後端には係合縁2
9が側方へ突設され、該係合縁29の外径はランプボデ
イ2の上記支持孔11の後端部11bの内径より僅かに
大きくされている。
【0029】そして、上記被支持領域23のうち、封止
縁28と係合縁29との間の部分が被支持部30とされ
ている。そして、この被支持部30は後側被支持部とな
る後端部30aの部分を除き横断面形状で十字状を為す
ように軸方向に延びる凹条31、31、・・・が形成さ
れている。また、凹条31、31、・・・が形成された
部分のうち後端寄りの部分30bはその外径が後端部3
0aのそれより僅かに小さくされ、その余の部分30c
(前側被支持部)はその外径が最も大きく形成されてい
る。そして、上記被支持部30のうち、後側被支持部3
0aの外径はランプボデイ2の支持孔11の後端部11
bの内径に略等しく、前側被支持部30cの外径は支持
孔11の中間部11cの内径に略等しく、細径部30b
の外径は支持孔11のテーパー部11dの内径よりかな
り小さくされている。
【0030】また、アジャスティングスクリュー21の
後端部には六角ボルト状の頭部32が形成され、そし
て、該頭部32と上記係合縁29との間の部分は横断面
形状で十字状を為すように軸方向に延びる凹条33、3
3、・・・が形成されている。
【0031】34はリフレクタであり、合成樹脂によっ
て形成されている。
【0032】該リフレクタ34は前方に向かって開口し
た凹部35を有しており、該凹部35の内面が反射面と
されている。
【0033】リフレクタ34の後面のうち一の隅角部に
後方へ向かって突出した取付部36が形成されている。
該取付部36は一の側面が開口した角筒状をしており、
その後面壁には円形の取付孔37が形成されている。
【0034】上記取付部36から下方へ隔たった位置及
び側方へ隔たった位置の2箇所に後方へ向かって突出し
た取付部38、38が形成されている。これら取付部3
8、38も一の側面が開口した角筒状をしており、その
後面壁には矩形の取付孔39、39が形成されている。
【0035】40はリフレクタ34の中央部に形成され
た電球取付孔である。
【0036】41はリフレクタ34の後面の上記電球取
付孔40を囲み該電球取付孔40から稍離間した位置に
突設された環状の支持壁であり、該支持壁41と電球取
付孔40との間に段部42が形成されている。
【0037】支持壁41の一部からは取付台43が側方
へ突出され、また、支持壁41の内周面には位置決め用
の切欠44、44、44が形成されている。
【0038】上記取付台43には3つの支持突起45、
45、46が突設され、支持突起46が中央に位置し、
支持突起45、45は支持突起46を両脇から挟むよう
に位置している。そして、支持突起45、45の方が4
6より稍電球取付孔40側に位置している。支持突起4
5、45の反電球取付孔40側を向いた面及び支持突起
46の電球取付孔40側を向いた面にそれぞれ係合爪4
7、47、48が突設されている。これら係合爪47、
47、48は取付台43側に行くに従い突出量が大きく
なるように傾斜した傾斜面47a、47a、48aとこ
れら傾斜面47a、47a、48aの取付台43側でリ
フレクタ34の軸方向に対して垂直な係止面47b、4
7b、48bとを備えている。そして、上記傾斜面47
a、47aの係止面47b、47b側端は後方から見て
上記傾斜面48aの係止面48b側端より稍反電球取付
孔40側に位置している。
【0039】上記支持壁41の取付台43が形成された
部分と反対側の部分には周方向に並んで2つの切欠4
9、49が形成され、これら切欠49、49の互いに反
対側に位置した面には係止爪50、50が形成されてい
る。
【0040】51は電球押えバネであり、線バネ材料で
形成され、後方から見てコ字状を為し、腕部51a、5
1aの略中間部には前方へ突出した押え部51b、51
bが形成されている。そして、中間の被支持部51cが
上記取付台43の支持突起45、45、46に支持され
る。即ち、被支持部51cを支持突起45、45、46
の係合爪47、47、48の傾斜面47a、47a、4
8aに沿わせて前方へ押し込めば、該被支持部51cは
自身が撓むのと支持突起45、45、46が撓むのとに
よって傾斜面47a、47a、48aを通過して、係止
面47b、47b、48bと係合し、これによって、電
球押えバネ51は取付台43の支持突起45、45、4
6に回動自在に支持される。このように、電球押えバネ
51のリフレクタ34への取付が極めて容易である。
【0041】52は電球であり、フランジ53付の口金
54を有する。そして、フランジ53の周縁には位置決
め用の突片55、55、55が突設されている。そし
て、該電球52はリフレクタ34の後方からその発光部
を有するガラス球56が電球取付孔40を通してリフレ
クタ34内に挿入され、位置決め突片55、55、55
が支持壁41の切欠44、44、44に係合されて位置
決めされた状態でフランジ53が段部42に当接し、そ
の状態で、電球押えバネ51をその腕片51a、51a
の先端部51d、51dが支持壁41の切欠49、49
に近付くように回動させ、その押え部51b、51bを
フランジ53の後面に当接させる。それから、更に、電
球押えバネ51の腕部51a、51aの先端部51d、
51dを前方へ押し込んで切欠49、49内に入れ、そ
して、係止爪50、50に係止する。これによって、電
球押えバネ51の押え部51b、51bが電球52のフ
ランジ53を弾発的にリフレクタ34の段部42に押し
付け、電球52がリフレクタ34に取着される。尚、電
球押えバネ51の腕部51a、51aの先端部51d、
51dの係止爪50、50との係止を解けば、電球52
をリフレクタ34から取り外すことができる。
【0042】57は支点部材であり、合成樹脂、例え
ば、ポリアセタールで形成されている。
【0043】該支点部材57はほぼ円筒状をした主部5
8の後端に球状部59が一体に形成され、該球状部59
の前側に近接した位置に弾接縁60が側方に向かってか
つ稍前側に傾斜して突設され、また、上記主部58の前
端寄りの部分には互いに対向した位置にコ字状のスリッ
トが前方に開口した向きで形成され、該スリットに囲ま
れた部分61、61が係合爪とされ、主部58の外側面
から突出している。該係合爪61、61の外面61a、
61aは後方に行くに従い外方へ突出するように傾斜さ
れ、後面61b、61bは軸方向に対して略垂直な係合
面とされている。
【0044】しかして、該支点部材57はその主部58
の前端部がリフレクタ34に形成された上記取付部36
の取付孔37に後方から挿通される。この時、係合爪6
1、61はその傾斜面61a、61aが取付孔37の縁
及び内面によって押圧されてその外端が主部58の外側
面と面一になるように撓み、係合爪61、61が取付孔
37を前側に抜けたところで元の状態に復帰し、その係
合面61b、61bが取付孔37の前側開口縁に係合
し、これによって、支点部材57がリフレクタ34の取
付部36に取り付けられる。
【0045】62、62は合成樹脂、例えば、「ナイロ
ン6」で形成されたナットであり、リフレクタ34の上
記取付部38、38の取付孔39、39に各別に支持さ
れる。
【0046】ナット62は一の側面が開放された角筒状
をしており、互いに平行に対向した側面壁63、63の
前端部の外面には該面に沿って、かつ、軸方向に垂直に
見て後端で厚い楔状をした係合突起64、64が突設さ
れている。そして、該係合突起64、64の前端縁を除
く3つの縁に沿ってスリット65、65が形成され、こ
れによって、係合突起64、64にその後端が上記側面
壁63、63に略垂直な方向に移動し得る撓み弾性が付
与されている。
【0047】66、66は上記側面壁63、63の外面
のうち上記係合突起64、64の後方の位置に突設され
た受け突部であり、その前面67、67は係合突起6
4、64の後端に対向した中央部で最も前に位置し、そ
こから端部に行くに従って後方へ変位する傾斜面に形成
されている。そして、該前面67、67の中央部と係合
突起64、64の後端との間の間隔は上記リフレクタ3
4の取付部38、38の取付孔39、39が形成された
部分の板厚に略等しく形成されている。
【0048】ナット62の後半部内面には螺孔68が形
成されている。そして、該螺孔68は切欠69によって
開放された側面側に開放されている。そして、切欠69
の互いに対向した面69a、69aは傾斜面とされ、互
いの間隔はその螺孔68側で上記アジャスティングスク
リュー21の螺軸部22の外径より小さく、螺孔68の
反対側で上記螺軸部22の外径より大きく形成されてい
る。
【0049】ナット62の反開口側の側面壁70の外面
からは反開口側に被案内突起71、71が幅方向に並ん
で突設されている。該被案内突起71、71の互いに反
対側に位置した面71a、71aは該被案内突起71、
71の長手方向に見て円弧状に形成され、これら円弧面
71a、71aの最も離間した部分の間隔は上記案内部
13、14の案内壁15と15との間及び16と16と
の間の間隔に略等しくされている。
【0050】しかして、上記したアジャスティングスク
リュー21は、次のようにして、ナット62と結合され
る。
【0051】即ち、アジャスティングスクリュー21の
螺軸部22をナット62の切欠69の対向面69a、6
9aにあてがう。それから、アジャスティングスクリュ
ー21の螺軸部22を切欠69の奥へと押し込むと、螺
軸部22によって切欠69の対向面69a、69aが互
いに反対方向へ押され、これら対向面69aと69aと
の間の間隔が開くように、ナット62の側面壁63、6
3が外方へ撓み、これによって、アジャスティングスク
リュー21の螺軸部22は上記切欠69を通過して螺孔
68に係合する。
【0052】上記したようにしてアジャスティングスク
リュー21と結合されたナット62は、次のようにして
リフレクタ34に取付けられる。
【0053】即ち、ナット62はリフレクタ34の取付
孔39に後側から挿通される。すると、ナット62の係
合突起64、64の傾斜面64a、64aが取付孔39
の縁によって押圧され、その後端が互いに近付くように
撓み、これによって、受け突部66、66の前面67、
67が取付孔39の後縁に当接するまで前進し、係合突
起64、64の後端が取付孔39を通り抜けたところ
で、その傾斜面64a、64aを取付孔39の縁で押圧
されなくなった係合突起64、64が元の状態に復帰
し、その後端面64b、64bが取付孔39の前縁と対
向するようになる。しかして、ナット62はその係合突
起64、64の後端面64b、64bと受け突部66、
66の前面67、67とによって取付孔39の縁を挟持
する状態でリフレクタ34の取付部38に支持される。
【0054】尚、ナット62の係合突起64、64の周
縁に形成したスリット65、65は、これがない場合で
も、係合突起64、64が形成された側面壁63、63
はその一側縁が開口側に位置しているので、該一側縁が
互いに近づくように撓むことによって係合突起64、6
4がリフレクタ34の取付孔39、39を通過すること
が出来る。
【0055】上記したアジャスティングスクリュー21
は、次のようにして、ランプボデイ2に回転可能に支持
される。
【0056】ランプボデイ2に形成された支持筒10の
支持孔11に前側からアジャスティングスクリュー21
をその頭部32、係合縁29、被支持部30、封止縁2
8の順に挿通して行く。係合縁29は支持孔11の中間
部11cの後端まではスムーズに挿通されて行く。そし
て、係合縁29がテーパー部11dを通過する時は、ス
リット12、12、12によって支持筒10の後端部が
外方に撓んでテーパー部11d及び後端部11bの内径
が一時的に拡大し、これによって係合縁29が支持孔1
1を通過することができる。そして、係合縁29が支持
孔11を後方に抜けると、支持筒10の後端部が元の状
態に復帰し、係合縁29が支持孔11の後端開口縁に係
合し、アジャスティングスクリュー21の支持孔11か
らの抜け止めが為される。そして、弾接片27、27、
・・・が支持孔11の前側開口縁部に弾接し、これらに
よって、アジャスティングスクリュー21が支持孔11
に回転可能な状態で支持される。このように、アジャス
ティングスクリュー21を支持孔11に前側からあてが
って、かつ、後方へ押し込むだけの簡単な操作によって
ランプボデイ2に回転可能に支持させることができる。
【0057】アジャスティングスクリュー21が、上記
したように、支持孔11に支持されると、被支持部30
の後側被支持部30aが支持孔11の後端部11bに略
ぴったりと支持され、前側被支持部30cが支持孔11
の中間部11cの後端を除く部分に略ぴったりと支持さ
れる。そして、細径部30bは支持孔11の内面とは非
接触の状態とされる。このように、被支持部30は細径
部30bを除く前後に離間した部分30c、30aが支
持孔11に支持されるので、極めて安定に支持される。
【0058】更に、封止縁28は支持孔11の前端部1
1a内に位置し、かつ、その外端部は支持孔前端部11
aの内面に変形した状態で弾接し、この部分での防水が
為される。
【0059】上記したリフレクタ34は以下のようにし
てランプボデイ2に支持される。
【0060】即ち、ナット62、62をそれぞれ結合さ
れた2本のアジャスティングスクリュー21v、21h
をランプボデイ2に支持させておく。また、ナット6
2、62の被案内突起71、71、・・・を案内部1
3、14の各案内壁15と15との間及び16と16と
の間に摺動自在に位置させておく。一方、リフレクタ3
4はその取付部36の取付孔37に支点部材57を支持
させておく。
【0061】それから、リフレクタ34を、その取付部
36に支持された支点部材57の球状部59をランプボ
デイ2の受け筒体6の臨ませ孔8にあてがい、取付部3
8、38の取付孔39、39に上記ナット62、62の
前端部を挿通させ、その状態から、凹部3の奥へ向かっ
て押圧する。これによって、支点部材57の球状部59
が受け筒体6の前端部を外方へ押し広げながら臨ませ孔
8を通過して受け凹部7内に回動可能に受け入れられ、
また、ナット62、62が上記したようにして取付孔3
9、39に支持される。これによって、リフレクタ34
がランプボデイ2に傾動可能に支持される。
【0062】尚、リフレクタ34は次のようにしてもラ
ンプボデイ2に支持される。
【0063】即ち、先ず、リフレクタ34にそれぞれア
ジャスティングスクリュー21v、21hと結合された
ナット62、62及び支点部材57を支持しておく。
【0064】それから、アジャスティングスクリュー2
1v、21hの後端部を支持孔11、11内に挿入し、
ナット62、62の被案内突起71、71、・・・を案
内部13、14の案内壁15と15との間及び16と1
6との間に位置させ、更に、支点部材57の球状部59
を受け筒体6の臨ませ孔8にあてがい、その状態から、
凹部3の奥へ向かって押圧する。これによって、アジャ
スティングスクリュー21v、21hが支持孔11、1
1に回転可能に支持され、支点部材57の球状部59が
受け筒体6の受け凹部7に回動可能に嵌合される。これ
によって、リフレクタ34がランプボデイ2に傾動可能
に支持される。
【0065】尚、上記したように、回動支点部を構成す
る球体をリフレクタ側に設けるようにすると、ランプボ
デイ2には一体の受け筒体6を設けるだけで良く、別体
の構成部材を設ける必要がなく、部品点数を減少させる
ことができる。
【0066】72はランプボデイ2にその前面開口を覆
うように取り付けられるレンズであり、前面部73と該
前面部73の周縁から略後方へ向けて突出された側面部
74とが透明なガラスや合成樹脂で一体に形成されて成
り、側面部74の外面には後端から稍前側の位置に突条
75が全周に亘って突設されている。
【0067】このような、レンズ72を、その側面部7
4の後端部74aがランプボデイ2の据付溝17内に嵌
合されるようにランプボデイ2の方へ移動させる。する
と、側面部74の後端部74aが据付溝17内に入って
行くとともに、突条75が係合片18、18、・・・の
係合爪20、20、・・・の傾斜面20a、20a、・
・・を外方へ向けて押圧し、これによって、係合片1
8、18、・・・が外方へ撓み、突条75が係合爪2
0、20、・・・の後側に通過し、係合爪20、20、
・・・の係止面20b、20b、・・・が突条75の前
面に係合する。これによって、レンズ72はランプボデ
イ2にその前面開口を覆うように取着される。尚、この
時、図示しないホットメルトを据付溝17内に充填して
おけば、レンズ72の取付の補強と防水が為される。こ
のように、レンズ72はこれを所定の位置に合わせて後
方へ押し込むだけでランプボデイ2に取着され、その取
付が極めて容易である。
【0068】しかして、傾動部材、即ち、リフレクタ3
4の傾動は以下のようにして為される。
【0069】アジャスティングスクリュー21hを回転
させると、リフレクタ34は支点部材57の球状部59
と受け筒体6との連結点とアジャスティングスクリュー
21vと螺合したナット62の取付部38との連結点と
を結ぶ線を回動軸として回動し、また、アジャスティン
グスクリュー21vを回転させると、リフレクタ34は
支点部材57の球状部59と受け筒体6との連結点とア
ジャスティングスクリュー21hが螺合しているナット
62と取付部38の連結点とを結ぶ線を回動軸として回
動する。
【0070】尚、かかる調整の時、アジャスティングス
クリュー21の回転により、ナット62は前後方向に移
動するが、該移動はその被案内突起71、71が案内部
13又は14によって案内されることによって定められ
た経路をスムーズに為される。そして、リフレクタ34
の上記傾動に伴ってアジャスティングスクリュー21、
21には通常せん断荷重が掛かるが、かかる荷重を生じ
させるリフレクタ34の動きはナット62、62の被案
内突起71、71が案内部13、14の案内壁15、1
5、16、16によってその前後方向以外の動きを殆ど
抑えられ、特に、アジャスティングスクリュー21vと
螺合したナット62は、その案内部13の案内壁15、
15が左右に平行に離間して位置しているため、左右へ
の動きが略完全に抑えられ、また、アジャスティングス
クリュー21hと螺合したナット62は、その案内部1
4の案内壁16、16が上下に平行に離間して位置して
いるため、上下への動きが略完全に抑えられ、従って、
アジャスティングスクリュー21、21にせん断荷重が
かかることは殆ど無い。従って、アジャスティングスク
リュー21、21を合成樹脂によって形成した場合で
も、該アジャスティングスクリューは十分に使用に耐え
ることが出来る。
【0071】図11乃至図14は本発明車輌用ヘッドラ
ンプの第2の実施例1Aを示すものである。
【0072】この第2の実施例が前記第1の実施例と比
較して相違する点は、ランプボディの支持筒の形状及び
アジャスティングスクリューのみであるので、図面には
要部のみを示し、また、その説明は上記相違点について
のみ行い、他の部分については図面の各部に前記第1の
実施例に係る車輌用ヘッドランプにおける同様の部分に
付した符号と同じ符号を付することによりその説明を省
略する。
【0073】76、76はランプボデイ2の後部壁4の
うち上記受け筒体6から下方に隔たった位置と側方に隔
たった位置の2ヶ所に後方へ突出するように一体に形成
された支持筒であり、該支持筒76、76には一様な内
径をした支持孔77、77が貫設されている。
【0074】該支持筒76の後端部には、その左側部分
と右側部分とにそれぞれ2つのスリット76a、76a
が上下に離間してかつ軸方向に平行になるように形成さ
れ、これにより、2つのスリット76a、76aの間の
部分が弾片78となっており、左右に対向して2つの弾
片78、78が形成されている。
【0075】また、弾片78、78はその後端部に後方
へ行くに従い内方に偏倚するような係止部78a、78
aが形成されており、該係止部78a、78aの後端内
側縁を結んだ円の径は、上記支持孔77の内径よりも小
さく形成されている。
【0076】79はアジャスティングスクリューであ
り、その略前半部を為す金属製の螺軸部80とその略後
半部を為す合成樹脂製の後半部81とからなり、該後半
部81の略前半分を為す被支持領域82と後半部81の
略後半分を為す突出領域83とが合成樹脂材料にて一体
に形成されて成る。
【0077】アジャスティングスクリュー79はその螺
軸部80の後端の頭部80aが後半部81の被支持領域
82に埋設されるようにインサート成形により一体的に
形成されている。
【0078】螺軸部80の頭部80aはその横断面形状
が六角形に形成されており、アジャスティングスクリュ
ー79を回転させたときにその螺軸部82が後半部81
に対して回転してしまわないようになっている。尚、螺
軸部80の頭部80aは六角形に限らず、四角形、三角
形などであっても良く、要は、非円形状であれば良い。
【0079】被支持領域82の前端には上記支持孔77
の内径より十分に大きな外径を有するフランジ部84が
一体に形成され、該フランジ部84の外周縁にはその全
周に亘って、外方に突出する弾接片85を一体に形成さ
れている。
【0080】弾接片85はその肉厚が上記フランジ部8
4よりも薄く、外方に行くに従い更に薄くなるように形
成されていると共に、全体として稍後ろ向きに傾斜され
ており、弾接片85の内周部はフランジ部84の肉厚の
略中心から突設され、その外周縁はフランジ部84より
稍後側に位置されている。
【0081】被支持領域82のその後端部86を除く部
分(被支持部)87の外径が上記支持孔77の内径より
僅かに小さく形成され、また、その後端部86の外径は
上記2つの弾片78、78の係止部78a、78aの後
端内側縁を結んだ円の径と略同じに形成されている。
【0082】被支持領域82の後端部86の後端には係
合縁88が側方へ突設され、該係合縁88の外径はラン
プボデイ2の上記支持孔77の内径と略同じに形成され
ている。
【0083】アジャスティングスクリュー79の突出領
域83はその外径が上記支持孔77の内径よりも稍小さ
くに形成され、また、その後端部には六角ボルト状の頭
部89が形成されている。
【0084】しかして、上記したアジャスティングスク
リュー79は、次のようにして、ランプボデイ2の支持
筒76に回転可能に支持される。
【0085】ランプボデイ2に形成された支持筒76の
支持孔77に前側からアジャスティングスクリュー79
をその突出領域83の頭部89、係合縁88、被支持領
域82の後端部86、被支持部87の順に挿通して行
く。係合縁88は支持孔77の弾片78、78の係止部
78a、78aが形成されている位置の直前まではスム
ーズに挿通されて行く。
【0086】そして、係合縁88が弾片78、78の係
止部78a、78aを通過する時は、弾片78、78が
外方に撓んで係止部78a、78aの後端内側縁を結ん
だ円の内径が一時的に拡大し、これによって係合縁88
が支持孔77を通過することができる。
【0087】更に、係合縁88が支持孔77を後方に抜
けると、弾片78、78が元の状態に復帰し、係合縁8
8が弾片78、78の後端縁に係止すると共に、弾片7
8、78の係止部78a、78aが被支持領域82の後
端部86に係止されてアジャスティングスクリュー79
の支持孔77からの抜け止めが為される。
【0088】また、これと同時にアジャスティングスク
リュー79のフランジ部84の弾接片85の外周縁が支
持孔77の前端開口縁より稍外側に弾接し、また、これ
に続きフランジ部85も支持孔77の前端開口縁に当接
し、これらによって、アジャスティングスクリュー79
が支持孔77に回転可能な状態で支持される。
【0089】このような第2の実施例にあっても、上記
第1の実施例と同様に、アジャスティングスクリュー7
9を支持孔77に前側からあてがって、かつ、後方へ押
し込むだけの簡単な操作によってランプボデイ2に回転
可能に支持させることができる。
【0090】また、この第2の実施例によれば、アジャ
スティングスクリュー79の螺軸部80を金属製にした
ので、当該部分剛性に高くでき、アジャスティングスク
リュー79のスムーズな回転を実現することができ、更
に、フランジ部84の全周に亘って支持孔77の前面開
口縁に弾接する弾接片85を設けたので、アジャスティ
ングスクリュー79のガタツキを防止すると共に、シー
ル性に富み、防水性を高くすることができる。
【0091】尚、この第2の実施例においては、かかる
弾接片85をフランジの全周に形成したが、本発明車輌
用ヘッドランプは、これに限らず、複数の舌片状の弾接
片をフランジ部の外周縁にその周方向へ間隔を置いた位
置に突設するように形成しても良い。この場合、例え
ば、支持筒の支持孔の前端開口縁にOリング据付溝を形
成し、アジャスティングスクリューの被支持部と上記支
持孔との間にOリングを介在させることにより防水性を
確保することができる。
【0092】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用ヘッドランプは、ランプボデイと該ラ
ンプボデイにその前面開口を覆うように取着されたレン
ズとによって画成された灯具空間内において光源バルブ
を備えたリフレクタが1の回動支点部と2つの間隔調整
部とによってランプボデイに傾動可能に支持されて成
り、上記間隔調整部においてリフレクタとランプボデイ
との間を連結しているアジャスティングスクリューは、
螺軸部と、後端部に設けられランプボデイに形成された
支持孔の内径より小径な頭部と、螺軸部の後方に設けら
れ上記支持孔の内径より十分に大きな外径を有するフラ
ンジ部と、上記フランジ部より後方に位置しフランジ部
の外径より小径でかつ上記支持孔の内径より僅かに大き
な外径を有する係合縁と、上記フランジ部と係合縁との
間に位置し上記支持孔の内径とほゞ同じ外径を有する被
支持部とを備え、該アジャスティングスクリューは、そ
のフランジ部が上記支持孔の前側開口縁に当接し、係合
縁が支持孔の後側開口縁に係合し、これによってランプ
ボデイに回転可能に支持されたことを特徴とする。
【0093】従って、本発明車輌用ヘッドランプにあっ
ては、アジャスティングスクリューを予めリフレクタに
取り付けておき、その状態で、アジャスティングスクリ
ューの後端部をランプボデイの支持孔に挿入し、かつ、
そのまま後方へ押し込むだけで、アジャスティングスク
リューをランプボデイに回転自在に支持させることがで
き、リフレクタの組付が著しく容易である。
【0094】尚、上記各実施例で示した各部の具体的形
状及び構造は何れも本発明の実施に際しての具体化のほ
んの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明
の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図10と共に本発明車輌用ヘッドラン
プの第1の実施例を示すものであり、本図は分解斜視図
である。
【図2】一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図3】正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う拡大断面図である。
【図7】アジャスティングスクリューとナットを拡大し
て示す分解斜視図である。
【図8】受け筒体と支点部材を拡大して示す分解斜視図
である。
【図9】図10と共にリフレクタの電球取付部を示すも
のであり、本図は拡大斜視図である。
【図10】拡大分解斜視図である。
【図11】図12乃至図14と共に本発明車輌用ヘッド
ランプの第2の実施例を示すものであり、本図は要部を
拡大して示す水平断面図である。
【図12】アジャスティングスクリューの支持筒に挿入
する前の状態の要部を拡大して示す水平断面図である。
【図13】支持筒を拡大して示す側面図である。
【図14】支持筒を拡大して示す背面図である。
【図15】従来の車輌用ヘッドランプにおける要部を示
す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 車輌用ヘッドランプ 2 ランプボデイ 10 支持筒 11 支持孔 12 スリット 21 アジャスティングスクリュー 22 螺軸部 25 フランジ部 27 弾接片 28 封止縁 29 係合縁 30 被支持部 30a 後側被支持部 30c 前側被支持部 32 頭部 34 リフレクタ 52 電球(光源バルブ) 72 レンズ 1A 車輌用ヘッドランプ 76 支持筒 76a スリット 77 支持孔 79 アジャスティングスクリュー 80 螺軸部 84 フランジ部 85 弾接片 88 係合縁 87 被支持部 89 頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−148004(JP,A) 特開 平8−64011(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 F21V 14/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボデイと該ランプボデイにその前
    面開口を覆うように取着されたレンズとによって画成さ
    れた灯具空間内において光源バルブを備えたリフレクタ
    が1の回動支点部と2つの間隔調整部とによってランプ
    ボデイに傾動可能に支持されて成り、上記間隔調整部に
    おいてリフレクタとランプボデイとの間を連結している
    アジャスティングスクリューは、螺軸部と、後端部に設
    けられランプボデイに形成された支持孔の内径より小径
    な頭部と、螺軸部の後方に設けられ上記支持孔の内径よ
    り十分に大きな外径を有するフランジ部と、上記フラン
    ジ部より後方に位置しフランジ部の外径より小径でかつ
    上記支持孔の内径より僅かに大きな外径を有する係合縁
    と、上記フランジ部と係合縁との間に位置し上記支持孔
    の内径とほゞ同じ外径を有する被支持部とを備え、該ア
    ジャスティングスクリューは、そのフランジ部が上記支
    持孔の前側開口縁に当接し、係合縁が支持孔の後側開口
    縁に係合し、これによってランプボデイに回転可能に支
    持されたことを特徴とする車輌用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 上記被支持部は、上記フランジ部より係
    合縁側に位置し上記支持孔の内径とほゞ同じ外径を有す
    る前側被支持部と、上記係合縁よりフランジ部側に位置
    し上記支持孔の内径とほゞ同じ外径を有する後側被支持
    部とから成ることを特徴とする請求項1に記載の車輌用
    ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 上記フランジ部には弾接片が形成され、
    該弾接片が上記支持孔の前側開口縁に弾接することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用ヘッドラ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 上記弾接片はフランジ部の全周に形成さ
    れたことを特徴とする請求項3に記載の車輌用ヘッドラ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 フランジ部の僅かに後方に支持孔の内径
    よりやや大径な円板状の封止縁が突設され、アジャステ
    ィングスクリューが支持孔に支持された状態で、上記封
    止縁の周縁部が支持孔の内周面に圧接されて、この部分
    での防水を為すようにしたことを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用ヘッド
    ランプ。
  6. 【請求項6】 ランプボデイに後方へ突出した支持筒が
    形成され、該支持筒に支持孔が形成されたことを特徴と
    する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求
    項5に記載の車輌用ヘッドランプ。
  7. 【請求項7】 上記支持筒の後端部に周方向に離間しか
    つ軸方向に延びるスリットが形成されたことを特徴とす
    る請求項6に記載の車輌用ヘッドランプ。
  8. 【請求項8】 上記アジャスティングスクリューは、金
    属製の螺軸部と合成樹脂製の頭部、フランジ部、係合縁
    及び被支持部とからなり、螺軸部とこれら頭部、フラン
    ジ部、係合縁及び被支持部とがインサート成形により形
    成されてことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7に記載
    の車輌用ヘッドランプ。
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