JP4561708B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプによって燃料消費装置へ供給する燃料供給装置に関する。
車両では、燃料タンク内に燃料ポンプを配置し、この燃料ポンプによってガソリンなどの燃料をエンジンに供給するようにしている。この燃料ポンプは、制御装置によって運転制御されるが、この制御装置を燃料ポンプの開口部を覆う蓋部材に取り付けるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2005−155602号公報
特許文献1では、制御装置の主要部分である制御回路はケース内に収納されており、そのケースは、蓋部材に対して、弾性係合爪片を係合孔に挿入して結合させるスナップフィット結合により取り付けられている。このスナップフィット結合によりケースを蓋部材に取り付ける際、同時に、ケースに設けられた制御側コネクタを蓋部材に設けられたポンプ側コネクタに接続し、制御回路と燃料ポンプを直結コネクタで電気的に接続するようにしている。
燃料タンクは、車両の車体下部などに配設されていて、雨水、塵埃或いは道路に溜まった泥水などがかかり易い状況下にある。このため、上記の蓋部材のポンプ側コネクタのコネクタハウジングとケースの制御側コネクタのコネクタハウジングとの間にシール部材を介在させてコネクタ内に水や塵埃などが浸入しないようにしている。
ところが、蓋部材は、プラスチック、例えばPOM(ポリアセタール)製であるため、燃料タンク内のガソリンなどの燃料ガスを吸収して膨潤する。燃料膨潤すると、蓋部材が寸法変化を起こし、スナップフィット結合部分とコネクタとの位置関係が変化する。すると、スナップフィット結合部分がケースを動かす結果となり、ケースの制御側コネクタが蓋部材のポンプ側コネクタに対して片側へ位置ずれを起こし、シール部材によるシール効果がなくなり、水や塵埃などがコネクタ内に浸入し防水信頼性が損なわれてしまう。
一方、この防水信頼性を損なわないように蓋部材のスナップフィット部とケースのスナップフィット部を拘束されないように隙間を大きくすると車両走行時などの振動によりケースの制御側コネクタが保持できなくなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、蓋部材の燃料膨潤による寸法変化があっても、防水信頼性とコネクタ接続信頼性の両立が可能なように蓋部材のポンプ側コネクタに対して制御装置の制御側コネクタが位置ずれを生ずる恐れのない燃料供給装置を提供することにある。
請求項1の発明は、蓋部材のポンプ側コネクタおよび制御装置の制御側コネクタの接続端子を、制御装置による燃料ポンプの運転制御に必要な数を超えて設け、これら両コネクタの接続端子の接続による結合力によって制御装置を蓋部材に固定することを特徴とする。
コネクタどうしは、電気的接続を確実にするために、互いの接続端子が機械的にも結合する。このため、コネクタの接続端子の数を本来の燃料ポンプの運転制御に必要な数を超えて設けておくことにより、制御装置が車両走行時などの振動加速度に耐え得るコネクタ端子保持力を確保することができ、スナップフィットで制御装置を保持する必要がなくなる。
請求項2の発明は、請求項1の本来の燃料ポンプの運転制御に必要なコネクタの接続端子数を超える端子を本来の燃料ポンプの運転制御に使用するコネクタの接続端子と同じ部分に接続することで、冗長性を持たせることができる。
請求項3の発明は、請求項1の本来の燃料ポンプの運転制御に必要なコネクタの接続端子の数を増やさず、燃料ポンプの制御に必要な振動加速度に耐え得る端子サイズにすることで、請求項1と同様に制御装置が車両走行時などの振動加速度に耐え得るコネクタ端子保持力を確保できる。
請求項4の発明は、ポンプ側コネクタ中央に制御側コネクタの中央部を締結具によって結合することにより、制御装置を蓋部材に固定するので、蓋部材が燃料膨潤しても、拘束される締結部を中心に位置ずれするため、コネクタ内シール部材は均等に潰され燃料膨潤によるコネクタ防水信頼性を損なうことがない。
請求項5の発明は、ポンプ側コネクタのコネクタハウジングの高さが、蓋部材を燃料タンクの開口部に固定するための締付部材の蓋部材からの突出高さよりも高いので、蓋部材の上に溜まった水がコネクタ内に浸入することを防止できる。
以下、本発明を車両の燃料供給装置に適用した第1の実施形態につき、図1ないし図7 を参照しながら説明する。
図1に示す燃料タンク1は、車両の床下などに配設される。燃料タンク1の上面には、上向きに開放する円形の開口部2が設けられ、この開口部2は、プラスチック、例えばPOM(ポリアセタール)製の蓋部材3によって覆われている。
蓋部材3には、燃料タンク1内に突出するシャフト4が複数本固定されており、このシャフト4にサブタンク5が上下動可能に支持されている。サブタンク5は、シャフト4に挿入された圧縮コイルばね6により下方に付勢されて燃料タンク1の内底面に押し付けられている。このサブタンク5内には、燃料タンク1内のガソリンなどの燃料を燃料消費装置であるエンジン(図示せず)に供給するための燃料ポンプ7が設けられている。なお、サブタンク5には、燃料タンク1内の燃料をサブタンク5内に導入するための流入口8が形成されている。
前記蓋部材3は、リング状の締付部材9によって開口部2に締め付け固定されている。つまり、開口部2は、円筒状周壁10を有し、その外周部に雄ねじ11が形成されている。一方、締付部材9は、リング状で、内周部に雌ねじ12を有し、また、上端部に内方に突出する内フランジ13を有している。そして、蓋部材3を円筒状周壁10の上端面に載置し、締付部材9の雌ねじ12を円筒状周壁10の雄ねじ11に螺合して締め付けることにより、締付部材9の内フランジ13が蓋部材3の周縁部分を円筒状周壁10の上端面に締め付けて固定する。
蓋部材3の上面部には、燃料ポンプ7を制御する制御装置14が設けられている。この制御装置14の外殻は、図3に示すように、上下両面が開放されたケース15、このケース15の上下両側の開放口を閉鎖する放熱部材としての放熱板16および底面板17からなる。ケース15は、プラスチック、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)製で、2個のコネクタハウジング18,19を一体に有している。なお、両コネクタハウジング18,19のうち、一方のコネクタハウジング18は上向きに開放され、他方のコネクタハウジング19は下向きに開放されている。ケース15には、図4に示すように、複数個所にスナップフィット結合のための係合孔20が形成されている。
底面板17は、プラスチック、例えばPPS製で、上面にはその外周に沿って突条部21が形成されている。これに対し、ケース15の下面の開放口の周囲には、溝22が形成されており、この溝22には底面板17の突条部21が嵌合されている。そして、底面板17は、溝22と突条部21との嵌合部分に塗布された接着剤Aによってケース15の底面部にその下面の開口を閉鎖するようにして固定されている。
放熱板16は、金属、例えばアルミニウム製で、上面部に複数の放熱フィン16aを一体に有している。この放熱板16の下面には、その外周縁より一回り小さな嵌合部16bが突出されている。これに対し、ケース15の上面部には、放熱板16の嵌合部16bを嵌入させる突条部23が一体に突設されている。そして、放熱板16は、嵌合部16bと突条部23との嵌合部分に塗布された接着剤Bによってケース15の上面部にその開口を閉鎖するようにして固定されている。
ケース15内の上部には、配線基板24が配設されている。この配線基板24は、放熱板16の下面に接着剤Cによって固着され、その下面部分には、多数の電子部品25が搭載されている。そして、これらの電子部品25と、ケース15内に配設されたチョークコイルやコンデンサなどの電気部品26とで、前記燃料ポンプ7を制御する制御回路27が構成されている。なお、電子部品25は、ポッティング樹脂28内に埋め込まれている。
底面板17には、ケース15内に向けて上方に突出する通気筒29が一体に形成されている。この通気筒29の高さは、制御装置14のケース15を蓋部材3に組み付けたとき、上端の蓋部材3上面からの高さH1が、締付部材9の内フランジ13の蓋部材3上面からの高さhよりも高くなるように定められている。そして、通気筒29の上端には、図6にも示すように、水、泥、塵埃などの浸入防止用のフィルタ30が装着されており、このフィルタ30によって通気筒29の中空内部である通気路29aの上部開口が覆われている。また、通気筒29の下端には、通気路29aの下端開口を横断するようにして複数の桟部31が一体に形成されている。なお、桟部31は、平行桟部でも、格子状桟部であっても良い。
ところで、前記ケース15には、導電路を構成する複数本の導電部材32がインサート成形によって埋設されている。これら導電部材32の一端部は、制御回路27側に接続されている。そして、これら導電部材32のうちの複数本は、その他端部をコネクタハウジング18内に突出させている。また、別の複数本の導電部材32は、その他端部をコネクタハウジング19内に突出させている。そして、コネクタハウジング18,19内に突出する導電部材32の端部は、接続端子33,34とされ、コネクタハウジング18,19と接続端子33,34とで、夫々コネクタを構成する。ここで、上向きに開放するコネクタハウジング18側のコネクタを電源側コネクタ35と称し、下向きに開放するコネクタハウジング18側のコネクタを制御側コネクタ36と称することとする。なお、電源側コネクタ35には、電源のバッテリおよびECUに接続されたコネクタ(図示せず)が接続される。
制御側コネクタ36の詳細は、図5に示されている。この図5において、コネクタハウジング19内には、接続筒部19aが一体に形成されており、前記接続端子34は、この接続筒部19a内に下向きに突出している。接続筒部19a内には、筒状の中継接続端子37が配設されている。この中継接続端子37の上下両側には、内方に絞られた圧接部37a,37bが形成されている。そして、中継接続端子37の内側上部に接続端子34が挿入され、中継接続端子37の上側の圧接部37aが接続端子34を両側から挟みつけるようにして当該接続端子34に接続されている。また、接続筒部19aの上部外側には、ゴム製のシール部材38が嵌合されている。なお、接続筒部19aの先端部には、キャップ39が嵌着されていて、中継接続端子37およびシール部材38の抜け止めをしている。
制御側コネクタ36には、ポンプ側コネクタ41が接続される。このポンプ側コネクタ41は、前記蓋部材3と一体に形成されたコネクタハウジング42と、インサート成形により蓋部材3内に埋設され、一端側が燃料ポンプ7に接続し他端側がコネクタハウジング42内に突出した複数本の接続端子43とから構成されている。上記コネクタハウジング42の高さ(蓋部材3上面からの突出高さ)H2は、締付部材9の蓋部材3上面からの突出高さhよりも高くなっている。
この場合、ポンプ側コネクタ41の接続端子43が制御側コネクタ36の中継接続端子37内に挿入されて下側の圧接部37bに両側から挟みつけられるようになる。これにより、接続端子34および43どうしが、中継接続端子37を介して接続される。また、ポンプ側コネクタ41のコネクタハウジング42は、制御側コネクタ36のコネクタハウジング19の内側に嵌合され、シール部材38を接続筒部19aとの間に挟み付ける。これにより、シール部材38がポンプ側コネクタ41のコネクタハウジング42と制御側コネクタ36の接続筒部19aとの間をシールして水などがコネクタハウジング42内に浸入しないようにする。
ところで、本実施例の場合、燃料ポンプ7は直流モータを駆動源としており、燃料ポンプ7を運転制御するためには、プラス側に接続される導電線とマイナス側に接続される導電線の2本の道電線があれば良い構成となっている。このため、制御側コネクタ36およびポンプ側コネクタ41においても、接続端子34および43は、夫々2本ずつあれば足りる。しかしながら、本実施形態では、接続端子34および43は、2倍の4本ずつ設けられている。そして、接続端子34は、2本ずつ制御回路27の同一部分に接続され、接続端子43は、2本ずつ燃料ポンプ7の同一部分に接続されている。このようにすることにより、燃料ポンプ7を制御するための通電路が2組設けられたこととなるので、一方が断路しても、他方によって燃料ポンプ7を制御することができる。
さて、蓋部材3への制御装置14の固定は、主として制御側コネクタ36をポンプ側コネクタ41に接続することによって行われ、補助的にスナップフィット構造が採用されている。スナップフィット構造のために、制御装置14のケース15に設けられた前記係合孔20に対応して蓋部材3には、図7に示すように、各係合孔20について一対ずつの弾性係合爪片44が一体に形成されている。これら弾性係合爪片44は、先端部に係合爪44aを有している。
制御装置14を蓋部材3に固定するには、各一対の弾性係合爪片44が各係合孔20内に挿入されるようにして制御装置14の制御側コネクタ36を蓋部材3のポンプ側コネクタ41に嵌合させる。すると、ポンプ側コネクタ41の接続端子43が制御側コネクタ36の中継接続端子37に嵌合され、接続端子34および43どうしが、中継接続端子37を介して接続される。同時に、ポンプ側コネクタ41のコネクタハウジング42がシール部材38を制御側コネクタ36の接続筒部19aとの間に挟み付ける。
そして、制御側コネクタ36の接続端子34がポンプ側コネクタ41の接続端子43に対して中継接続端子37を介して接続されることにより、つまり中継接続端子37の圧接部37a,37bが夫々制御側コネクタ36の接続端子34がポンプ側コネクタ41の接続端子43に圧接することにより、接続端子34,43どうしの電気的接続がなされると同時に、機械的連結がなされる。本実施形態では、通常、接続端子34,43は2本ずつあれば良いところ、4本ずつ設けられているので、機械的連結がより強固なものとなり、この接続端子34,43どうしの機械的連結によって制御装置14のケース15が蓋部材3に対して強固に取り付けられこととなる。
このとき、各係合孔20内に挿入された弾性係合爪片44は、係合孔20に対し、前後左右に余裕(隙間)をもっている。このため、蓋部材3が燃料膨潤しても、制御側コネクタ36に対するポンプ側コネクタ41の嵌合位置は変化せず、弾性係合爪片44が係合孔20内で位置ずれを生ずることとなる。しかし、この弾性係合爪片44の位置ずれについても、弾性係合爪片44が係合孔20の内面に強く当たってケース15の位置をずらしてしまうといった事態を生ずる恐れがない。
このように、本実施形態では、蓋部材3の燃料膨潤による制御側コネクタ36の位置ずれが防止できる。仮に、制御側コネクタ36がポンプ側コネクタ41に対して位置ずれを生ずると、コネクタハウジング42と接続筒部19aとの間で全周が均一に圧縮されて良好なるシール効果を発揮していたシール部材38が、一部分で圧縮力を弱められることとなり、その結果、その部分でのシール部材38のシール効果が弱まり、そこから水や塵埃などがコネクタハウジング38内に浸入することが考えられる。しかしながら、本実施形態によれば、制御側コネクタ36の位置ずれを防止できるので、そのような事態の発生を未然に防止でき、長期に亘りシール部材38の良好なるシール効果を期待することができる。
また、本実施形態では、ケース15の上面を放熱板16で覆い、放熱板16とケース15との接着部の最外周部分が垂直面において横向きになって現れるようにしたので、その接着面の最外周部分に車両の走行時に跳ね上げられた泥水などが溜まることを極力防止でき、接着部の信頼性を向上させることができる。また、放熱板16に放熱フィン16aが形成されているので、車両走行による風を受け易く、制御回路27の放熱性が向上する。
ところで、車両走行時には、タイヤが雨水などを跳ね上げたりするので、跳ね上げられた雨水が蓋部材3上にかかると、締付部材9の内フランジ13が堤の役目をするため、そこに雨水が溜まる。本実施形態では、制御装置14のケース15を蓋部材3に組み付けたとき、ケース15内を外部に連通させるための通気筒29の蓋部材3上面からの高さH1が、締付部材9の内フランジ13の蓋部材3上面からの高さhよりも高くなるようにしたので、内フランジ13の内側に溜まった雨水が通気筒29からケース15内に溢れ出るといったことを防止できる。
また、ポンプ側コネクタ41のコネクタハウジング42の上端の高さH2を、締付部材9の内フランジ13の蓋部材3上面からの高さhよりも高くなるようにしたので、内フランジ13の内側に溜まった雨水がコネクタハウジング42内に浸入するといった事態の発生をより一層効果的に防止できる。
図8および図9は本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態との相違は、制御側コネクタ36およびポンプ側コネクタ41の接続端子34および43の数は、燃料ポンプ7の制御に必要な最低限の本数(本実施形態では夫々2本)とし、その代わりに、制御側コネクタ36のコネクタハウジング19の中央部に通し孔45を形成し、この通し孔に締結具としてのセルフタッピングねじ46を挿入して当該ねじ46をポンプ側コネクタ41のコネクタハウジング42に螺着したところにある。
このように構成した本実施形態では、ねじ46の締め付けにより、ケース15を蓋部材3に固定できるので、上記第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
第1の実施形態において、接続端子34および43の本数は、燃料ポンプ7の運転制御に必要な最小限の数を超えていれば良い。第1の実施形態では、燃料ポンプ7の運転制御に必要な最小限の本数は、2本であるから、接続端子34および43は、夫々3本以上あれば良い。
第1の実施形態において、制御側コネクタ36およびポンプ側コネクタ41の接続端子34および43は、必要最小限の数の2倍(夫々4本)としたが、3倍以上とし、全ての接続端子34および43を燃料ポンプ7側および制御回路27側に接続して冗長性を高めても良い。この場合、制御回路27および燃料ポンプ7に電気的に接続する接続端子34および43の数は夫々2本ずつとし、残りは制御装置14の固定(機械的結合)を目的としたダミー端子としても良い。
接続端子34および43の配列形態は、一列に並べる形態、複数列に並べる形態、端子が偏平導体で横断面形状が長方形の場合に長辺を揃える形態、長辺の向きを90度ずつ違える形態など種々考えられる。
締結具は、セルフタッピングねじ46に限られず、リベットなどのかしめピンのようなものあっても良い。
係合孔20と弾性係合爪片44とは、必要に応じて設ければ良い。
本発明の第1の実施形態における燃料タンクを示す縦断側面図 燃料タンクの蓋部材および蓋部材上に取り付けた制御装置の平面図 制御装置の縦断側面図 一部破断して示す制御装置の底面図 負荷側およびポンプ側のコネクタを接続状態で示す縦断面図 制御装置の通気筒部分を示し、(a)は縦断側面図、(b)は底面図 スナップフィット部分を示し、(a)は図2のA−A線に沿う断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図 本発明の第2の実施形態を示す図2相当図 図5相当図
符号の説明
図面中、1は燃料タンク、2は開口部、3は蓋部材、7は燃料ポンプ、9は締付部材、14は制御装置、15はケース、16は放熱板、20は係合孔、29は通気筒、29aは通気路、30はフィルタ、31は、33,34は接続端子、35は電源側コネクタ、36は制御側コネクタ、37は中継接続端子、38はシール部材、41はポンプ側コネクタ、43は接続端子、44は弾性係合爪片、46はねじ(締結具)を示す。

Claims (5)

  1. 燃料タンク内に設置され当該燃料タンク内の燃料を燃料消費装置へ供給する燃料ポンプと、この燃料ポンプの運転を制御する制御装置とを備え、前記燃料タンクに形成された開口部を覆うプラスチック製の蓋部材に、前記燃料ポンプに電気的に接続されたポンプ側コネクタを設け、前記制御装置に設けた制御側コネクタを前記ポンプ側コネクタに接続することにより、前記制御装置と前記燃料ポンプとを前記制御側コネクタおよび前記ポンプ側コネクタの二つの直結コネクタで電気的に接続した燃料供給装置において、
    前記ポンプ側コネクタおよび前記制御側コネクタの接続端子を、前記制御装置による前記燃料ポンプの運転制御に必要な数を超えて設け、これら両コネクタの接続端子を接続することにより、前記制御装置を前記蓋部材に固定するようにしたことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記ポンプ側コネクタおよび前記制御側コネクタの接続端子は、前記制御装置による前記燃料ポンプの制御に必要な数を超えて設けられ、前記ポンプ側コネクタおよび前記制御側コネクタの接続端子は、同じ部分に接続されていることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 燃料タンク内に設置され当該燃料タンク内の燃料を燃料消費装置へ供給する燃料ポンプと、この燃料ポンプの運転を制御する制御装置とを備え、前記燃料タンクに形成された開口部を覆うプラスチック製の蓋部材に、前記燃料ポンプに電気的に接続されたポンプ側コネクタを設け、前記制御装置に設けた制御側コネクタを前記ポンプ側コネクタに接続することにより、前記制御装置と前記燃料ポンプとを前記制御側コネクタおよび前記ポンプ側コネクタの二つの直結コネクタで電気的に接続した燃料供給装置において、
    前記ポンプ側コネクタおよび前記制御側コネクタの接続端子は、前記制御装置による前記燃料ポンプの制御に必要な振動加速度に耐え得る端子サイズとされていることを特徴とする燃料供給装置。
  4. 燃料タンク内に設置され当該燃料タンク内の燃料を燃料消費装置へ供給する燃料ポンプと、この燃料ポンプの運転を制御する制御装置とを備え、前記燃料タンクに形成された開口部を覆うプラスチック製の蓋部材に、前記燃料ポンプに電気的に接続されたポンプ側コネクタを設け前記制御装置に設けた制御側コネクタを、前記ポンプ側コネクタに接続することにより、前記制御装置と前記燃料ポンプとを前記制御側コネクタおよび前記ポンプ側コネクタの二つの直結コネクタで電気的に接続した燃料供給装置において、
    前記ポンプ側コネクタに前記制御側コネクタの中央部を締結具によって結合することにより、前記制御装置を前記蓋部材に固定するようにしたことを特徴とする燃料供給装置。
  5. 前記燃料タンクの前記開口部は、上向きに開放され、
    前記蓋部材は、前記開口部にリング状の締付部材によって締め付け固定され、
    前記ポンプ側コネクタは、前記接続端子を囲むコネクタハウジングを有し、
    前記ポンプ側コネクタの前記コネクタハウジングは、前記蓋部材の上面に、当該蓋部材の上面からの前記締付部材の突出高さよりも高くなるように設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料供給装置。
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