JP5192417B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、吸入した燃料を加圧して吐出する燃料ポンプを有するポンプモジュールを燃料タンク内に収容した燃料供給装置に関するもので、特に燃料ポンプに供給する電力を制御するフューエルポンプコントローラ(燃料ポンプ制御回路)を燃料タンクの上壁開口を塞ぐフランジに搭載した燃料供給装置に係わる。
[従来の技術]
従来より、燃料タンク内にポンプモジュールを収容したインタンク式の燃料供給装置が公知である。このような燃料供給装置は、燃料タンクの上壁部に形成された開口部を塞ぐ蓋部材(フランジ)と、燃料タンク内に設置されたサブタンクと、このサブタンク内に収容されたポンプモジュールとを備えている。
ポンプモジュールは、吸入した燃料を加圧して吐出する電動フューエルポンプ(燃料ポンプ)、およびこの燃料ポンプの周囲を外周方向に取り囲むように配置された燃料フィルタを有している。
フランジには、フランジの重力方向の下面からサブタンク側に突出するように電気コネクタが設けられている。
ここで、近年、燃費規制動向の関係から自動車で消費される電力の低減化のため、消費電力の大きい電動式の燃料ポンプの低電力化が進められている。そのアイテムの1つとして、フューエルポンプコントローラ(FPC)がある。このFPCは、エンジン要求流量に合わせて、燃料ポンプに印加する供給電圧を制御することで消費電力を低減する。
このFPCを燃料供給装置のフランジ(燃料タンクの上壁開口を塞ぐ蓋部材)への搭載に関する従来の技術として例えば特許文献1に記載された燃料供給装置がある。
この燃料供給装置は、フランジの上面に、FPCを搭載した回路基板を収容するFPCユニットのケースおよび蓋を設置している。そして、FPCユニットのケースおよび蓋は、スクリューによりフランジの上面に固定されている。
また、フランジの上面から上方側に向けて電気コネクタが延設されている。この電気コネクタは、バッテリ等の電源やエンジン制御ユニット(ECU)に複数のワイヤリード線を束ねたワイヤハーネスを経由して接続する複数のコネクタ端子部(雄ターミナル)がコネクタハウジング内に突出して設けられている。
また、フランジには、一端側が複数のコネクタ端子部とされた複数の導電部材(バスバー)が埋設されている。これらの導電部材の他端側は、FPCユニットのケース内に突出した複数のバスバー端子部(フランジ端子部)として利用される。
ここで、特許文献1に記載されたFPCユニットは、回路基板上に搭載されたFPCから複数の回路(基板)端子部が延設されて、複数の導電部材の各フランジ端子部とそれぞれ溶接により接続されている。
[従来の技術の不具合]
ところが、特許文献1に記載の燃料供給装置においては、燃料タンクの上壁開口を塞ぐフランジとFPCユニットのケースとがそれぞれ必要になるという問題点がある。また、FPCの各回路端子部と複数の導電部材の各フランジ端子部とを接続する端子接続工程中に溶接工程が必要になる。
したがって、FPCをフランジに組み付ける際の組付工数が多く、製造コストを上昇させるという問題点がある。
特開2001−214826号公報
本発明の目的は、燃料タンクの開口部を塞ぐ蓋部材の外面から筐体を延設することで、蓋部材と筐体とを一体化させることのできる燃料供給装置を提供することにある。また、筐体内に収容された複数の導電体端子部に、ポンプ制御回路から延設された複数の回路端子部を接続する端子接続工程から溶接工程を省くことのできる燃料供給装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、燃料タンクの開口部を塞ぐ蓋部材の外面から筐体をポンプ側に対して逆側に延設することで、蓋部材と筐体とを一体化させることができる。つまり蓋部材に複数の導電体を埋設し、且つポンプ制御回路を筐体に設置した制御ユニットを蓋部材に一体的に搭載(設置)している。
また、蓋部材の外面から延設された筐体にポンプ制御回路を組み付ける過程で、複数の導電体毎に設けられる各導電体端子部とポンプ制御回路の複数の回路端子部とが連結する構造をとることで、ポンプ制御回路から延設された複数の回路端子部を接続する端子接続工程から溶接工程を省くことができる。
これにより、蓋部材に筐体を組み付ける作業(例えば従来の技術で実施されていたスクリューによる締結作業)を廃止することができると共に、複数の回路端子部と複数の導電体端子部とを溶接により接続する端子接続工程(例えば従来の技術で実施されていた溶接工程)を省くことができるので、蓋部材に制御ユニットを搭載した燃料供給装置の製造コストを低減することができる。
また、熱膨張係数の差による、複数の導電体端子部と複数の回路端子部との間の接触荷重の低下を防止するという目的で、制御ユニットは、蓋部材の外面から延設された筐体とこの筐体の開口部を塞ぐ蓋体との間に断熱材を配置することにより、制御ユニットのポンプ制御回路で発生する熱が、蓋部材の外面から延設された筐体を通じて、複数の導電体の各導電体端子部に伝わる(回り込む)等の不具合の発生を抑制することができる。これにより、熱膨張係数の差により複数の導電体端子部と複数の回路端子部との間の接触荷重の低下を防止することができるので、複数の導電体端子部と複数の回路端子部との間の最適な導通状態を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ポンプ制御回路(FPC回路)は、ポンプ制御回路から複数の導電体端子部側に延設された複数の回路端子部を有している。
請求項3に記載の発明によれば、複数の導電体は、蓋部材の外面からポンプ側に対して逆側に延設された複数の導電体端子部を有している。
ここで、例えば複数の導電体端子部の延長(延設)方向と複数の回路端子部の延長(延設)方向とを対向し、且つ複数の回路端子部の延長(延設)方向と蓋部材に設けられた筐体に対するポンプ制御回路の組み付け方向を同一方向とした場合、蓋部材に設けられた筐体にポンプ制御回路を組み付ける過程で、筐体内に突出した複数の導電体端子部と複数の回路端子部とがそれぞれ容易に連結する。
請求項4に記載の発明によれば、蓋部材の外面からポンプ側に対して逆側に延設されたハウジングを有する電気コネクタを備えている。そして、複数の導電体は、電気コネクタのハウジング内に突出した複数のコネクタ端子部を有している。
請求項5に記載の発明によれば、蓋部材の下面からポンプ側に延設されたハウジングを有する電気コネクタを備えている。そして、複数の導電体は、電気コネクタのハウジング内に突出した複数のコネクタ端子部を有している。
請求項6に記載の発明によれば、複数の導電体は、蓋部材に埋設された複数の導電プレートである。
請求項7に記載の発明によれば、複数の導電体端子部は、複数の導電体とは別体部品で構成された複数のターミナル(中継ターミナル)である。
請求項8に記載の発明によれば、複数の導電体端子部は、複数の導電体とは一体部品で構成された複数のターミナルである。
請求項9に記載の発明によれば、熱膨張係数の差による、複数の導電体端子部と複数の回路端子部との間の接触荷重の低下を防止するという目的で、制御ユニットは、筐体の結合端面と蓋体のフランジとの接触部に断熱体を配置することにより、制御ユニットのポンプ制御回路で発生する熱が、蓋部材の外面から延設された筐体を通じて、複数の導電体の各導電体端子部に伝わる(回り込む)等の不具合の発生を抑制することができる。これにより、熱膨張係数の差により複数の導電体端子部と複数の回路端子部との間の接触荷重の低下を防止することができるので、複数の導電体端子部と複数の回路端子部との間の最適な導通状態を確保することができる。
燃料供給装置を示した概略図である(実施例1)。 燃料供給装置のフランジを示した平面図である(実施例1)。 図2のA−A断面図である(比較例1)。 図2のB−B断面図である(比較例1)。 (a)、(b)はFPCケースへのFPCカバーの組み付け作業を示した断面図である(比較例1)。 制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した断面図である(実施例1)。 制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した断面図である(実施例1)。 (a)、(b)はFPCケースへの発泡樹脂シートおよびFPCカバーの組み付け作業を示した断面図である(実施例1)。 制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した断面図である(実施例2)。 制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した断面図である(実施例2)。 制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した断面図である(実施例3)。 制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した断面図である(実施例3)。 燃料供給装置を示した斜視図である(実施例4)。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
本発明は、蓋部材と筐体とを一体化させるという目的を、燃料タンクの開口部を塞ぐ蓋部材の外面から筐体を延設することで実現した。
また、ポンプ制御回路を筐体に組み付ける際に、複数の導電体端子部に複数の回路端子部を溶接する溶接工程を省くという目的を、蓋部材の外面から延設された筐体にポンプ制御回路を組み付ける過程で、複数の導電体毎に設けられる各導電体端子部とポンプ制御回路の複数の回路端子部とが連結する構造をとることで実現した。
[実施例1及び比較例1の構成]
図1、図2、図6ないし図は本発明の実施例1を示したもので、図1は燃料供給装置を示した図で、図2は燃料供給装置のフランジを示した図である。また、図3および図4は本発明の実施例1に対する比較例1を示したもので、FPCを制御回路基板に実装したFPCユニットを示した図である。
本実施例の燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料を内燃機関(ガソリンエンジン)の燃料噴射弁(インジェクタ)まで所定の圧力で圧送供給する装置である。
燃料タンクの内部には、燃料を貯留する燃料貯留室が形成されている。また、燃料タンクの上壁部(自動車等の車両上下方向、重力方向の上方側に設けられるタンク上壁部)には、円形状の開口部が形成されている。
燃料供給装置は、燃料タンクの開口部を覆うように燃料タンクの上壁に取り付けられた蓋部材としてのフランジ(閉鎖部材)1と、このフランジ1に支持されて燃料タンクの燃料貯留室の内部に収容されるサブタンク2とを備えている。
サブタンク2の内部には、ポンプモジュール等が収容されている。ポンプモジュールは、吸入した燃料を吐出する電動フューエルポンプ(燃料ポンプ)3、およびこの燃料ポンプ3の周囲に配置される円筒状の燃料フィルタ(図示せず)を有している。また、サブタンク2の側壁部の外側面には、燃料タンクの燃料貯留室内に貯留されている燃料の液面レベル、つまり燃料の残量を検出するセンダゲージ(液面検出装置)4が取り付けられている。
フランジ1には、燃料ポンプ3に供給する供給電力を制御して消費電力を低減するための燃料ポンプコントローラユニット(燃料ポンプ制御ユニット:以下FPCユニットと言う)が設置されている。
本実施例のFPCユニットは、燃料タンクの開口部を塞ぐフランジ1に一体的に設置されている。このFPCユニットは、燃料ポンプ3への供給電圧を可変制御して燃料ポンプ3の回転速度を制御する燃料ポンプ制御回路(フューエルポンプコントローラ:以下FPCと言う)5と、このFPC5を実装する制御回路基板6と、FPC5および制御回路基板6等の電子部品を受け入れ保持する有底筒状のFPCケース(筐体、FPCユニットのケース)7と、このFPCケース7の図示上端側の開口部を塞ぐ金属製のFPCカバー8と、フランジ1の内部にインサート成形等により埋設された第1〜第6導電プレート(導電体、バスバー、導電部材)11〜13と、これらの第1〜第6導電プレート11〜13とは別体部品で構成された第1〜第6中継ターミナル14〜16とを備えている。また、フランジ1には、第1〜第3電気コネクタ17〜19が設置されている。
ここで、第1、第2導電プレート11の一端側には、複数の雄ターミナル(第1、第2コネクタ端子部)21が形成されている。また、第1、第2導電プレート11の他端側には、複数の雄ターミナル(第1、第2フランジ端子部)22が形成されている。これらの第1、第2フランジ端子部22は、FPCケース7内に収容された複数の導電体端子部である第1、第2中継ターミナル14に接続している。
また、第3、第4導電プレート12の一端側には、複数の雄ターミナル(第3、第4コネクタ端子部)23が形成されている。また、第3、第4導電プレート12の他端側には、複数の雄ターミナル(第3、第4フランジ端子部)24が形成されている。これらの第3、第4フランジ端子部24は、FPCケース7内に収容された複数の導電体端子部である第3、第4中継ターミナル15に接続している。
また、第5、第6導電プレート13の一端側には、複数の雄ターミナル(第5、第6フランジ端子部)25が形成されている。これらの第5、第6フランジ端子部25は、FPCケース7内に収容された複数の導電体端子部である第5、第6中継ターミナル16に接続している。また、第5、第6導電プレート13の他端側には、複数の雄ターミナル(第5、第6コネクタ端子部)が形成されている。
なお、FPCユニットの詳細は後述する。
3つの第1〜第3電気コネクタ17〜19のうちの第3電気コネクタ19は、フランジ1をその板厚方向に貫くように上下両面に設けられて、センダゲージ4のコネクタ部に、相手側の電気コネクタおよび2つのワイヤリード線26を経由して接続されるセンダゲージ接続用電気コネクタである。この第3電気コネクタ19は、フランジ1の外面(上面)からサブタンク側(ポンプモジュール側)に対して反対側(重力方向の上方側:以下図示上方側と言う)に延設(突出するように設置)され、且つフランジ1の下面からサブタンク側(ポンプモジュール側、重力方向の下方側:以下図示下方側と言う)に延設(突出するように設置)されている。
また、第3電気コネクタ19は、フランジ1の上面および下面に一体的に形成された角筒状のコネクタハウジング(2つの第3ハウジング)を有している。これらの第3ハウジング内には、第7、第8導電プレートの第7、第8コネクタ端子部27が突出している。 なお、2つの第1、第2電気コネクタ17、18の詳細は後述する。
また、フランジ1の上面には、ポンプモジュールの燃料ポンプ3から吐出された燃料がパイプ(燃料供給管)30を通って流入する燃料吐出管(燃料コネクタ)31が組み付けられている。この燃料吐出管31は、燃料ポンプ3の吐出口から吐出された燃料を燃料ポンプ3の外部(エンジン側部品であるデリバリパイプまたはインジェクタ)に供給するパイプ(燃料供給管)である。また、フランジ1とサブタンク2とは、図示上下方向(重力方向、軸方向)に延びるシャフト32によって接続されている。
シャフト32は、その軸方向の一端(重力方向の上端)がフランジ1に圧入され、軸方向の他端(重力方向の下端)がサブタンク2に形成されている挿入部33(図13参照)に緩く挿入されている。
また、シャフト32の外周側には、フランジ1とサブタンク2とを互いに引き離す方向(車両上下方向、図示上下方向)に付勢するコイルスプリング34(図13参照)が設置されている。これにより、フランジ1とポンプモジュールが収容されているサブタンク2とは、フランジ1の板厚方向、つまりシャフト32の軸方向(図1及び図13において図示上下方向)へ相対的に往復移動可能である。
したがって、燃料タンクが温度変化による内圧の変化や燃料量の変化で膨張または収縮することで、燃料タンクの上壁部の壁面と下壁部(底部)の底面との距離が変動した場合であっても、コイルスプリング34の付勢力(スプリング荷重)によりサブタンク2の底部は燃料タンクの底部内壁(底面)に常に押し付けられるため、サブタンク2を燃料タンクの底部内壁(底面)の位置変動に追従させることができる。
サブタンク2の内部には、サクションフィルタ35およびポンプモジュールが収容されている。サクションフィルタ35は、燃料ポンプ3の吸入口に接続されている。このサクションフィルタ35は、サブタンク2の底部内壁(底面)と接触している。また、サクションフィルタ35は、外周を不織布で覆われており、燃料ポンプ3がサブタンク2の燃料貯留室内から吸入する燃料中に含まれる比較的大きな異物を除去する。
ポンプモジュールは、燃料フィルタ、燃料ポンプ3およびプレッシャレギュレータ等により構成されている。燃料フィルタは、内部に円筒状のフィルタエレメントを収容するフィルタケース36を有し、燃料ポンプ3の径方向の外側を円周方向に覆っている。フィルタケース36の流入口は、燃料ポンプ3の吐出口と嵌合している。フィルタケース36の流入口内には、燃料ポンプ3に燃料が逆流することを防止する逆止弁が収容されている。フィルタエレメントは、燃料ポンプ3の吐出口より吐出される燃料中に含まれる異物を除去する。
燃料ポンプ3は、燃料タンク内に設置されるインタンク方式の電動フューエルポンプ(電動ポンプ)であって、ポンプ部(タービンポンプ)をモータ部(ブラシレスモータ)の駆動力によって回転させることで、サブタンク2の燃料貯留室内に貯留されている燃料を吸い上げ(吸入し)高圧で吐出する。この燃料ポンプ3は、燃料吐出側を重力方向の上方に、燃料吸入側を重力方向の下方にしてサブタンク2内に縦置きに収容されている。
また、燃料ポンプ3は、軸方向の両端が開口した金属製のハウジングの一端側にポンプ部が配置され、ハウジングの中間部にモータ部が配置され、ハウジングの他端面(ポンプモジュールの図示上端側)に合成樹脂製のエンドカバーが配置されている。このエンドカバーには、フランジ1の下面から図示下方側に延設された第2電気コネクタ18のコネクタ端子部に複数のワイヤリード線29を経由して接続されるコネクタ部が設けられている。
プレッシャレギュレータは、燃料ポンプ3が吐出し、燃料フィルタのフィルタエレメントで異物が除去された燃料の圧力を調整する。プレッシャレギュレータで圧力が調整された燃料は、パイプ30、燃料吐出管31、タンク外燃料供給管、デリバリパイプを介して複数個のインジェクタに導かれ、各インジェクタからエンジンの各気筒毎の燃焼室または吸気ポート内に噴射される。
サブタンク2の燃料貯留室内に燃料を供給するジェットポンプは、燃料ポンプ3による昇圧部の途中から取り出された高圧燃料が供給され、この高圧燃料をノズルからサブタンク2の吸入口へ向けて噴出する。なお、プレッシャレギュレータから排出される余剰燃料をノズルから吸入口へ向けて噴出するようにしても良い。また、ジェットポンプは、燃料を噴出することにより発生する吸引圧によって燃料タンクの燃料貯留室内に貯留されている燃料をサブタンク2の燃料貯留室内に供給する。これにより、燃料タンクの燃料貯留室内の燃料量が減少した場合であっても、サブタンク2の燃料貯留室内は燃料で充満される。
サブタンク2は、フランジ側(図示上方側)が開口した容器形状に形成されている。このサブタンク2の外側には、燃料タンク内に貯留されている燃料の残量を検出するセンダゲージ4が設置されている。
センダゲージ4は、センサ部37、このセンサ部37側の端部を中心として回動するフロートアーム38、およびこのフロートアーム38の先端に取り付けられたフロート39等により構成されている。このフロート39は、燃料タンクの燃料貯留室内の燃料に浮遊する。
センサ部37には、電気抵抗値の異なる複数の導電パターンが形成されている。フロートアーム38の反フロート側の端部は、センサ部37の導電パターンと接触可能となっている。燃料タンクの燃料貯留室内の燃料に浮遊するフロート39が燃料の液面位置に応じて移動すると、フロート39の移動に伴ってフロートアーム38が回動する。これにより、フロートアーム38とセンサ部37の導電パターンとの接触状態が変化し、燃料タンクの燃料貯留室内の燃料の液面位置、つまり燃料タンクの燃料貯留室内の燃料の残量が検出される。
そして、センダゲージ4で検出された燃料の残量は、電気信号として複数のワイヤリード線26を経由して、第3電気コネクタ19の一端側、つまり第7、第8コネクタ端子部27からECUへ出力される。
次に、本実施例のFPCユニットの詳細を図1ないし図5に基づいて説明する。
FPCユニットは、FPC5、制御回路基板6、FPCケース7、FPCカバー8、第1〜第6導電プレート11〜13、第1〜第6中継ターミナル14〜16および2つの第1、第2電気コネクタ17、18を有している。
FPC5は、FPCケース7の中に設置されて、少なくともCPU、ROM等の機能を具備したマイクロコンピュータを実装している。CPUは、ROM等のメモリに格納された制御プログラムを実行することにより、燃料ポンプ3に供給する供給電力を可変制御する。マイクロコンピュータは、ICチップに、スイッチング素子と共に設けられている。
FPC5は、同じく燃料ポンプ制御回路を構成する制御回路基板6の上面に実装されている。また、制御回路基板6には、第1〜第6導電部材(バスバー)が埋設されている。第1〜第6バスバーの一端側は、制御回路基板6の側面から図示左側に突出して屈曲部で直角に折り曲げられている。
第1〜第6バスバーのうちの第1、第2バスバーの各屈曲部よりも一端側は、雌ターミナルである第1、第2中継ターミナル14に接続する雄ターミナルである第1、第2回路基板端子部41となっている。これらの第1、第2回路基板端子部41は、第1、第2バスバーの各屈曲部から第1、第2中継ターミナル側にそれぞれ延設されている。また、第1、第2バスバーの他端側(図示右側)は、第1、第2リード端子42を経由してFPC5に接続している。
また、第3、第4バスバーの各屈曲部よりも先端側は、雌ターミナルである第3、第4中継ターミナル15に接続する雄ターミナルである第3、第4回路基板端子部43となっている。これらの第3、第4回路基板端子部43は、第3、第4バスバーの各屈曲部から第3、第4中継ターミナル側にそれぞれ延設されている。また、第3、第4バスバーの他端側(図示右側)は、第3、第4リード端子44を経由してFPC5に接続している。
また、第5、第6バスバーの各屈曲部よりも先端側は、雌ターミナルである第5、第6中継ターミナル16に接続する雄ターミナルである第5、第6回路基板端子部45となっている。これらの第5、第6回路基板端子部45は、第5、第6バスバーの各屈曲部から第5、第6中継ターミナル側にそれぞれ延設されている。また、第5、第6バスバーの他端側(図示右側)は、第5、第6リード端子46を経由してFPC5に接続している。
なお、第1〜第6回路基板端子部41、43、45は、FPCケース7に設けられるターミナル収納凹部47の底面から突出する第1〜第6フランジ端子部22、24、25に対応した位置に設置されている。
また、FPC5は、ECUから出力される制御信号を基に第5、第6回路基板端子部45を通じて、燃料圧力センサに検出された燃料圧力およびエンジンの運転状態(負荷状態、エンジン要求流量)に対応して設定された目標圧力の燃料をエンジンに圧送するために適切な供給電圧(最適値)を燃料ポンプ3に与えて、燃料ポンプ3の吐出口より吐出される燃料の吐出圧力を制御する。なお、燃料圧力センサは、燃料ポンプ3からインジェクタまでの燃料供給経路、例えばデリバリパイプに設置されている。
具体的には、ECUからの制御信号に基づいてICチップに設けられたスイッチング素子を動作させる。そして、スイッチング素子の動作により、燃料ポンプ3のモータ部に印加される供給電圧がオン、オフしてパルス状に変化する。したがって、ECUからの制御信号に基づいてパルス幅等を調節することにより、燃料ポンプ3のモータ部に印加される平均電圧が変化し、モータ部の出力(ポンプ回転速度等)が制御される。これによって、燃料ポンプ3の吐出圧力が調整されて、インジェクタを備えるデリバリバルブ内の燃料圧力が最適値に保持される。
ここで、FPC5は、スイッチング素子を動作させてパルス電圧を発生させる構成(燃料ポンプ3に印加する供給電圧のデューティ比制御)のため、スイッチング素子の動作によりノイズが発生する。このため、FPC5を実装する制御回路基板6には、FPC5のICチップで発生したノイズを吸収して、ECU側への流出を抑制するためのフィルタ回路(RC回路またはLC回路)が設けられている。フィルタ回路は、コンデンサ51、52とチョークコイル53とから構成されている。
FPCケース7は、合成樹脂により形成されるフランジ1の上面に一体的に形成されている。このFPCケース7は、角筒状の外筒壁54を有する有底筒状の筐体であって、内部にFPC5を実装した制御回路基板6を収容する。また、FPCケース7は、第1電気コネクタ側の外筒壁54と仕切り壁55との間に、図示上方側に向けて開口したターミナル収納凹部47を有している。このターミナル収納凹部47内には、第1〜第6中継ターミナル14〜16が収容保持されている。また、FPCケース7とFPCカバー8との間には、内部にFPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路(コンデンサ51、52、チョークコイル53)を収容するコントローラ収納部56が形成されている。
FPCケース7の外筒壁54の上面には、開口部が形成されている。この開口部の周囲には、FPCカバー8を結合するための角環状の結合端面57が形成されている。このFPCケース7の結合端面57には、円柱状の嵌合ピン(嵌合凸部)58が複数形成されている。これらの嵌合ピン58は、FPCケース7の外筒壁54の結合端面57またはフランジ1の上面(FPCケース7の外筒壁54の側面近傍)から図示上方側に延設(突出するように設置)されている。
FPCカバー8は、FPCケース7の上面の開口部を塞ぐ蓋体であって、FPCケース7の外筒壁54に対応した角筒状の外筒壁61を有している。この外筒壁61には、FPCケース7の上面の結合端面57上に設置される角環状のフランジ(鍔状部)62が外筒壁61の下端部から水平方向(フランジ1の形成方向)の外側に向けて突出するように設置(延設)されている。
フランジ62には、図5に示したように、FPCケース7の結合端面57から延設された複数の嵌合ピン58が貫通する複数の嵌合孔63が形成されている。これらの嵌合孔63は、FPCカバー8のフランジ62をその板厚方向(図示上下方向)に貫通する円形状の貫通孔である。ここで、嵌合ピン58の軸線方向の先端側は、嵌合孔63を貫通してフランジ62の外面(上面)から突き出した後に熱かしめ等により潰される。これにより、FPCケース7の結合端面57にFPCカバー8が固定される。
なお、FPCケース7とFPCカバー8との結合(固定)方法として、スナップフィット結合を採用しても良い。
FPCカバー8は、熱伝導性の良い材質(例えばアルミニウム等の金属材料)で形成された放熱部材である。そして、FPCカバー8の外面(上面)には、複数の放熱フィン64が形成されている。これらの放熱フィン64は、FPCカバー8の外面(上面)に放熱可能に露出している。
FPCカバー8には、熱伝導性に優れた電子部品用接着剤シート(以下接着剤シートと略す)9を介してFPC5および制御回路基板6が固定されている。この接着剤シート9の両端面には、FPC5の上面とFPCカバー8の天井面(FPC5の上面およびFPCケース7の底面に対向する対向面)との接着性に優れた接着剤が形成されている。なお、FPCカバー8の天井面に、FPC5および制御回路基板6を接着剤等により固定しても良い。この場合には、接着剤シート9が不要となる。
ここで、フランジ1に埋設される第1〜第6導電プレート11〜13のうちの第1、第2導電プレート11は、ワイヤハーネスおよび第1電気コネクタ17を経由して、バッテリ等の電源に接続する電源線を構成している。これにより、第1導電プレート11の第1コネクタ端子部21および第1フランジ端子部22は、正極側ターミナル(雄ターミナル)となる。また、第2導電プレート11の第2コネクタ端子部21および第2フランジ端子部22は、負極側ターミナル(雄ターミナル)となる。
また、第3導電プレート12は、ワイヤハーネスおよび第1電気コネクタ17を経由してECUの出力端子に接続されて、ECUからの制御信号を入力するための制御信号線を構成している。これにより、第3導電プレート12の第3コネクタ端子部23および第3フランジ端子部24は、入力側ターミナル(雄ターミナル)となる。
また、第4導電プレート12は、ワイヤハーネスおよび第1電気コネクタ17を経由してECUの入力端子に接続されて、ポンプ回転信号等をECUに出力するためのダイアグ線を構成している。これにより、第4導電プレート12の第4コネクタ端子部23および第4フランジ端子部24は、出力側ターミナル(雄ターミナル)となる。
また、第5、第6導電プレート13は、ワイヤリード線29および第2電気コネクタ18を経由して、燃料ポンプ3のモータ部に設けられるコネクタ部に接続する電源線を構成している。これにより、第5導電プレート13の第5フランジ端子部25および第5コネクタ端子部は、正極側ターミナル(雄ターミナル)となる。また、第6導電プレート13の第6フランジ端子部25および第6コネクタ端子部は、負極側ターミナル(雄ターミナル)となる。
第1、第2導電プレート11の第1、第2コネクタ端子部21は、第1電気コネクタ17のコネクタハウジングの底面からコネクタハウジング内に突出している。また、第3、第4導電プレート12の第3、第4コネクタ端子部23は、第1電気コネクタ17のコネクタハウジングの底面からコネクタハウジング内に突出している。
一方、第1〜第4導電プレート11、12の第1〜第4フランジ端子部22、24は、FPCケース7のターミナル収納凹部47の底面から仕切り壁55の平面(外筒壁54の内周面に対向する対向面)に沿うようにターミナル収納凹部47内に突出している。これらの第1〜第4フランジ端子部22、24は、第1〜第4中継ターミナル14、15にそれぞれ接続している。
第1〜第4中継ターミナル14、15は、FPCケース7のターミナル収納凹部47に収容保持されている。また、第1〜第4中継ターミナル14、15は、図示上方側に向けて開口している。
また、第1〜第4中継ターミナル14、15には、内方に折り返された圧接部71がそれぞれ形成されている。そして、第1〜第4中継ターミナル14、15の各圧接部71と各対向片72との間に、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第4回路基板端子部41、43が挿入されると、圧接部71の圧接片がその接触荷重により第1〜第4回路基板端子部41、43を対向片72に押し付ける。
なお、第1〜第4中継ターミナル14、15の対向片72の背面に、第1〜第4フランジ端子部22、24が予め溶接等により結合されていても良い。また、第1〜第4導電プレート11、12に、第1〜第4フランジ端子部22、24および第1〜第4中継ターミナル14、15が一体的に形成されていても良い。
そして、第5、第6導電プレート13の第5、第6フランジ端子部25は、FPCケース7のターミナル収納凹部47の底面から仕切り壁55の平面に沿うようにターミナル収納凹部47内に突出している。これらの第5、第6フランジ端子部25は、第5、第6中継ターミナル16に接続している。
一方、第5、第6導電プレート13の第5、第6コネクタ端子部は、第2電気コネクタ18のコネクタハウジングの底面からコネクタハウジング内に突出している。
第5、第6中継ターミナル16は、FPCケース7のターミナル収納凹部47に収容保持されている。また、第5、第6中継ターミナル16は、図示上方側に向けて開口している。
また、第5、第6中継ターミナル16には、内方に折り返された圧接部73が形成されている。そして、第5、第6中継ターミナル16の各圧接部73と各対向片74との間に、FPC5および制御回路基板6から延設された第5、第6回路基板端子部45が挿入されると、圧接部73の圧接片がその接触荷重により第5、第6回路基板端子部45を対向片74に押し付ける。
なお、第5、第6中継ターミナル16の対向片74の背面に、第5、第6フランジ端子部25が予め溶接等により結合されていても良い。また、第5、第6導電プレート13に、第5、第6中継ターミナル16および第5、第6フランジ端子部25が一体的に形成されていても良い。
第1電気コネクタ17は、フランジ1の上面に設けられて、バッテリ等の電源およびエンジン制御ユニット(ECU)に、相手側の電気コネクタおよび複数のワイヤリード線を束にしたワイヤハーネスを経由して接続される外部接続用電気コネクタである。この第1電気コネクタ17は、フランジ1の上面から図示上方側に延設(突出するように設置)されている。
また、第1電気コネクタ17は、フランジ1の上面に一体的に形成された角筒状のコネクタハウジング(第1ハウジング)を有している。この第1ハウジング内には、第1〜第4導電プレート11、12の一端側、つまり第1〜第4コネクタ端子部21、23が突出している。また、第1電気コネクタ17は、第1ハウジング内を各第1〜第4コネクタ端子部21、23毎に独立した空間を形成するように区画する隔壁(仕切り壁)69を有している。この仕切り壁69は、第1電気コネクタ17の第1ハウジングの底面から図示上方側に延設(突出するように設置)されている。
第2電気コネクタ18は、フランジ1の下面に設けられて、燃料ポンプ3のコネクタ部に、相手側の電気コネクタおよび2つのワイヤリード線29を経由して接続される燃料ポンプ接続用電気コネクタである。この第2電気コネクタ18は、フランジ1の下面から図示下方側に延設(突出するように設置)されている。また、第2電気コネクタ18は、フランジ1の下面に一体的に形成された角筒状のコネクタハウジング(第2ハウジング)を有している。この第2ハウジング内には、第5、第6導電プレート13の他端側、つまり第3コネクタ端子部が突出している。
[実施例1及び比較例1の組付方法]
次に、本実施例のFPC5および制御回路基板6をフランジ1の外面に組み付ける組付方法を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
ここで、本実施例のFPC5および制御回路基板6は、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品を、フランジ1の外面に一体的に形成されたFPCケース7に組み付ける過程で、第1〜第4中継ターミナル14、15にそれぞれ連結する第1〜第4回路基板端子部41、43を有している。また、FPC5および制御回路基板6は、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品をFPCケース7に組み付ける過程で、第5、第6中継ターミナル16にそれぞれ連結する第5、第6回路基板端子部45を有している。
また、第1〜第6中継ターミナル14〜16は、フランジ1の上面、つまりFPCケース7のターミナル収納凹部47の底面から図示上方側に向けて開口している。
また、第1〜第4回路基板端子部41、43および第5、第6回路基板端子部45は、FPC5および制御回路基板6から屈曲部に至るまでフランジ1の形成方向(水平方向)に真っ直ぐに延設され、その後に屈曲部から図示下方側に向けて真っ直ぐに延設されている。
そして、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品を固定したFPCカバー8を、フランジ1の外面に一体的に形成されたFPCケース7に組み付ける場合の組付方向は、第1〜第6回路基板端子部41、43、45を第1〜第6中継ターミナル14〜16に挿入する挿入方向(嵌合方向)と同一方向となっている。
また、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品を固定したFPCカバー8を、フランジ1の外面に一体的に形成されたFPCケース7に組み付ける際に、FPCカバー8に形成された複数の嵌合孔63をFPCケース7の結合端面57から延設された複数の嵌合ピン58に嵌合させる。そして、FPCカバー8のフランジ62をFPCケース7の結合端面57に合わせることにより、複数の嵌合ピン58の先端側がFPCカバー8のフランジ62の外面(上面)より突出する。そして、FPCカバー8のフランジ62の外面(上面)より突出している複数の嵌合ピン58の先端側を熱かしめ等により潰すことにより、FPCケース7の結合端面57にFPCカバー8が固定される。このとき、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品がFPCケース7に固定される。これにより、FPCカバー8がFPCケース7の結合端面57に組み付けられる。 ここで、FPCカバー8の天井面には、接着剤シート9を介して、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品が固定されている。これにより、FPCカバー8をFPCケース7の結合端面57に組み付けると同時に、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第4回路基板端子部41、43が第1〜第4中継ターミナル14、15に挿入される。
そして、第1〜第4回路基板端子部41、43を、第1〜第4中継ターミナル14、15内に挿入すると、第1〜第4中継ターミナル14、15の圧接部71等により両側から挟み付けられる。これによって、第1〜第4回路基板端子部41、43が第1〜第4中継ターミナル14、15に対して接続されることにより、つまり第1〜第4中継ターミナル14、15の圧接部71が第1〜第4回路基板端子部41、43を圧接することにより、第1〜第4中継ターミナル14、15と第1〜第4回路基板端子部41、43との機械的な連結がなされる。
同時に、第1〜第4フランジ端子部22、24と第1〜第4回路基板端子部41、43とを中継連結する第1〜第4中継ターミナル14、15の接触荷重により、第1〜第4導電プレート11、12の他端側に形成される第1〜第4フランジ端子部22、24と、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第4回路基板端子部41、43との導通を確保することができる。
したがって、FPC5および制御回路基板6と第1〜第4導電プレート11、12との電気的な接続がなされると同時に、機械的な連結がなされる。
また、FPCカバー8をFPCケース7の結合端面57に組み付けると同時に、FPC5および制御回路基板6から延設された第5、第6回路基板端子部45が第5、第6中継ターミナル16に挿入される。
そして、第5、第6回路基板端子部45を、第5、第6中継ターミナル16内に挿入すると、第5、第6中継ターミナル16の圧接部73等により両側から挟み付けられる。これによって、第5、第6回路基板端子部45が第5、第6中継ターミナル16に対して接続されることにより、つまり第5、第6中継ターミナル16の圧接部73が第5、第6回路基板端子部45を圧接することにより、第5、第6中継ターミナル16と第5、第6回路基板端子部45との機械的な連結がなされる。
同時に、第5、第6回路基板端子部45と第5、第6フランジ端子部25とを中継連結する第5、第6中継ターミナル16の接触荷重により、FPC5および制御回路基板6から延設された第5、第6回路基板端子部45と、第5、第6導電プレート13の一端側に形成される第5、第6フランジ端子部25との導通を確保することができる。
したがって、FPC5および制御回路基板6と第5、第6導電プレート13との電気的な接続がなされると同時に、機械的な連結がなされる。
以上のように、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品をFPCケース7に組み付ける過程で、第1〜第6中継ターミナル14〜16を介して、第1〜第6導電プレート11〜13の他端側に形成される第1〜第6フランジ端子部22、24、25と、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45とがそれぞれ機械的に連結する。
[実施例1及び比較例1の効果]
以上のように、本実施例の燃料供給装置においては、フランジ1の外面からFPCケース7を図示上方側に延設することで、フランジ1とFPCユニットのFPCケース7とを一体化(共通化)させることができる。つまり、フランジ1に複数の第1〜第6導電プレート11〜13を埋設し、且つFPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品をFPCケース7とFPCカバー8との間に形成されるコントローラ収納部56に設置したFPCユニットを燃料タンクの開口部を塞ぐフランジ1に一体的に搭載(設置)している。
また、フランジ1の外面から延設されたFPCケース7に、FPC5、制御回路基板6、フィルタ回路等の電子部品、FPCカバー8および接着剤シート9からなるアッセンブリを受け入れ保持しているので、従来の技術では必要であったスクリューによる締結作業を廃止することができる。これにより、フランジ1にFPCユニットを搭載した燃料供給装置の製造コストを低減することができる。
また、FPC5は、ECUから出力される制御信号に基づいて燃料ポンプ3に最適な供給電圧に与えて、燃料ポンプ3の吐出口より吐出される燃料の吐出圧力を制御している。 ここで、通常のFPCを設けない燃料供給装置では、バッテリからの電圧がそのまま燃料ポンプ3に印加されるため、消費電力が大きくなる。しかし、本実施例の燃料供給装置では、フランジ1の外面にFPCユニットを設置しているので、自動車等の車両の燃料タンク内に設置される燃料ポンプ3で消費される電力を低減することができる。
また、FPCカバー8の天井面には、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品が接着剤シート9を介して固定されている。そして、FPCユニットは、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品を接着剤シート9を介して固定したFPCカバー8をFPCケース7に組み付ける過程で、第1〜第6導電プレート11〜13の他端側に形成される第1〜第6フランジ端子部22、24、25と、FPCケース7のターミナル収納凹部47に収容保持された第1〜第6中継ターミナル14〜16とがそれぞれ機械的に連結する。
すなわち、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品をFPCケース7に組み付ける過程で、第1〜第6中継ターミナル14〜16を介して、第1〜第6導電プレート11〜13の他端側に形成される第1〜第6フランジ端子部22、24、25と、FPC5および制御回路基板6の第1〜第6回路基板端子部41、43、45とがそれぞれ機械的に連結する構造をとることで、第1〜第6フランジ端子部22、24、25および第1〜第6中継ターミナル14〜16に、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45を接続する端子接続工程(組付工程)から溶接工程を省くことができる。
これにより、フランジ1にFPCケース7およびFPCカバー8を組み付ける作業、つまり従来の技術で実施されていたスクリューによる締結作業を廃止することができると共に、従来の技術で実施されていた複数の回路端子部と複数のフランジ端子部とを溶接により接続する溶接工程を省くことができるので、フランジ1にFPCユニットを搭載した燃料供給装置の製造コストを更に低減することができる。
また、本実施例のFPC5および制御回路基板6は、熱伝導性に優れる接着剤シート9を介してFPCカバー8の天井面に固定されている。また、複数の放熱フィン64は、燃料タンクの周囲の空気中(フランジ1に沿って流れる空気中)に放熱することができるように、FPCカバー8の外面(上面)から図示上方側に向けて突出している。これにより、FPC5および制御回路基板6、特にICチップに設けられたスイッチング素子等が発生した熱を、接着剤シート9、FPCカバー8および複数の放熱フィン64を介して、燃料タンクの周囲の空気中(フランジ1に沿って流れる空気中)に効率良く放熱することができるので、FPC5および制御回路基板6の十分な放熱性を確実に確保することができる
6ないし図8は本発明の実施例1を示したもので、図6および図7は制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した図で、図8はFPCケースへの発泡樹脂シートおよびFPCカバーの組み付け作業を示した図である。
ここで、比較例1で説明したように、FPC5および制御回路基板6、特にICチップに設けられたスイッチング素子等が発生した熱を、燃料タンクの周囲の空気中に放熱するため、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品を接着剤シート9を介して固定するFPCカバー8は、熱伝導性に優れた金属材料(例えばアルミニウム等)でできている。そのため、FPCケース7の結合端面57とFPCカバー8のフランジ62の結合端面との接触部も高温になり、その熱がFPCケース7の外筒壁54を通じてターミナル収納凹部47を形成する第1電気コネクタ側の外筒壁54および仕切り壁55に伝わり(回り込み)、ターミナル収納凹部47の開口断面積が拡がる可能性がある。この場合、ターミナル収納凹部47に収容保持される第1〜第6中継ターミナル14〜16の圧接部71、73の圧接片の接触荷重が低下し、第1〜第6導電プレート11〜13の第1〜第6フランジ端子部22、24、25と、FPC5および制御回路基板6の第1〜第6回路基板端子部41、43、45との導通の確保ができなくなる可能性がある。
そのため、図6および図7に示したように、断熱性のある発泡樹脂(ウレタン等)により形成された角環状の発泡樹脂シート(断熱体)10を、FPCケース7の結合端面57とFPCカバー8のフランジ62の結合端面との接触部に配置している。この発泡樹脂シート10には、図8に示したように、FPCケース7の結合端面57から延設された複数の嵌合ピン58が貫通する複数の嵌合孔77が形成されている。これらの嵌合孔77は、発泡樹脂シート10をその板厚方向(図示上下方向)に貫通する円形状の貫通孔である。 ここで、嵌合ピン58の軸線方向の先端側は、発泡樹脂シート10に形成された嵌合孔77、およびFPCカバー8のフランジ62に形成された嵌合孔63を貫通してFPCカバー8のフランジ62の外面(上面)から突き出した後に熱かしめ等により潰される。これにより、FPCケース7の結合端面57にFPCカバー8および発泡樹脂シート10が固定される。
以上のように、本実施例の燃料供給装置においては、FPC5、制御回路基板6およびフィルタ回路等の電子部品を、フランジ1の外面に一体的に形成されたFPCケース7に組み付ける過程で、第1〜第6中継ターミナル14〜16を介して、第1〜第6導電プレート11〜13の他端側に形成される第1〜第6フランジ端子部22、24、25と、FPC5および制御回路基板6の第1〜第6回路基板端子部41、43、45とがそれぞれ機械的に連結するように構成されている。このため、合成樹脂製のフランジ1と金属製のFPCカバー8との間の熱膨張係数の差により第1〜第6中継ターミナル14〜16の接触荷重を確保することができないという問題が生じる。
それに対して、FPCケース7の結合端面57とFPCカバー8のフランジ62の結合端面との接触部に断熱性に優れた発泡樹脂シート10を配置することで、この問題を解決するようにしている。
すなわち、FPCケース7の結合端面57とFPCカバー8のフランジ62の結合端面との接触部に発泡樹脂シート10を介在させることによって、FPCカバー8からFPCケース7への熱の伝わりを防ぎ、第1〜第6中継ターミナル14〜16の圧接部71、73の圧接片の接触荷重の低下を防ぐことができる
9および図10は本発明の実施例2を示したもので、図9および図10は制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した図である。
本実施例のFPCユニットは、実施例1と同様にして、燃料タンクの開口部を塞ぐフランジ1に一体的に設置されている。
また、FPCユニットは、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45を雌ターミナル化している。この場合には、第1〜第6導電プレート11〜13の他端側に形成される第1〜第6フランジ端子部22、24、25が、第1〜第6回路基板端子部41、43、45に直接連結する複数の導電体の各導電体端子部となり、第1〜第6中継ターミナル14〜16を廃止することができる。これにより、FPCユニットの端子部を構成する部品点数や組付工数を削減できるので、フランジ1にFPCユニットを搭載した燃料供給装置の製造コストを更に低減することができる。
第1〜第6回路基板端子部41、43、45には、内方に折り返された圧接部81、82が形成されている。そして、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45がFPCケース7のターミナル収納凹部47内に挿入されると、第1〜第6回路基板端子部41、43、45の各圧接部81、82の圧接片がその接触荷重により第1〜第6フランジ端子部22、24、25を仕切り壁55に押し付ける。これにより、第1〜第6フランジ端子部22、24、25と第1〜第6回路基板端子部41、43、45との導通が確保される。
また、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45が雌ターミナルの場合でも、FPCケース7の結合端面57とFPCカバー8のフランジ62の結合端面との接触部に断熱性に優れた発泡樹脂シート10を配置することで、実施例2と同様に、第1〜第6回路基板端子部41、43、45の接触荷重の低下を防ぐことができる
11および図12は本発明の実施例3を示したもので、図11および図12は制御回路基板にFPCを実装したFPCユニットを示した図である。
本実施例のFPCユニットは、実施例1及び2と同様にして、燃料タンクの開口部を塞ぐフランジ1に一体的に設置されている。
また、FPCユニットは、第1〜第6導電プレート11〜13の他端側に形成される第1〜第6フランジ端子部22、24、25を雌ターミナル化している。この場合には、FPCケース7のターミナル収納凹部47の底面からFPCカバー側(FPC側または制御回路基板側)に突出する第1〜第6フランジ端子部22、24、25が、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45に直接連結する複数の導電体の各導電体端子部となり、第1〜第6中継ターミナル14〜16を廃止することができる。これにより、FPCユニットの端子部を構成する部品点数や組付工数を削減できるので、フランジ1にFPCユニットを搭載した燃料供給装置の製造コストを更に低減することができる。
第1〜第6フランジ端子部22、24、25には、内方に折り返された圧接部83、84が形成されている。そして、第1〜第6フランジ端子部22、24、25の各圧接部83、84とFPCケース7の外筒壁54の内周面との間に、FPC5および制御回路基板6から延設された第1〜第6回路基板端子部41、43、45が挿入されると、圧接部83、84の圧接片がその接触荷重により第1〜第6回路基板端子部41、43、45を外筒壁54に押し付ける。これにより、第1〜第6フランジ端子部22、24、25と第1〜第6回路基板端子部41、43、45との導通が確保される。
また、第1〜第6導電プレート11〜13の第1〜第6フランジ端子部22、24、25が雌ターミナルの場合でも、FPCケース7の結合端面57とFPCカバー8のフランジ62の結合端面との接触部に断熱性に優れた発泡樹脂シート10を配置することで、実施例2と同様に、第1〜第6回路基板端子部41、43、45の接触荷重の低下を防ぐことができる
13は本発明の実施例4を示したもので、燃料供給装置を示した図である。
本実施例のFPCユニットは、実施例1〜3と同様にして、燃料タンクの開口部を塞ぐフランジ1に一体的に設置されている。
また、FPCユニットは、FPCケース7とFPCカバー8との間にコントローラ収納部56を有している。このコントローラ収納部56内には、IC(集積回路)、コンデンサ51、52、チョークコイル53を搭載した制御回路基板6が収容されている。
ICは、燃料ポンプ3に供給する電力を制御するポンプ制御回路(FPC)およびセンダゲージ(液面検出装置)4の作動を制御すると共に、センダゲージ4からの検出信号を処理するセンダゲージ制御回路を1パッケージに収容している。IC等の電子部品の上面には、複数の放熱フィン64が形成されたFPCカバー8に接着剤シート9を介して接触している。
[変形例]
本実施例では、燃料タンク内に設置されるサブタンク2の内部に、少なくとも燃料ポンプ3を有するポンプモジュールを収容しているが、燃料タンクの内部に、直接ポンプモジュールを収容しても良い。
本実施例では、フランジ1の上面に第1、第3電気コネクタ17、19を別々に設置しているが、第1、第3電気コネクタ17、19を一体化しても良い。
本実施例では、フランジ1の下面に第2、第3電気コネクタ18、19を別々に設置しているが、第2、第3電気コネクタ18、19を一体化しても良い。
1 フランジ(蓋部材)
2 サブタンク
3 ポンプモジュールの燃料ポンプ(電動フューエルポンプ)
4 センダゲージ
5 FPC(ポンプ制御回路)
6 制御回路基板
7 FPCケース(筐体、ハウジング)
8 FPCカバー(ハウジング)
9 FPCユニットの接着剤シート
10 FPCユニットの発泡樹脂シート(断熱体)
11 第1、第2導電プレート
12 第3、第4導電プレート
13 第5、第6導電プレート
14 第1、第2中継ターミナル
15 第3、第4中継ターミナル
16 第5、第6中継ターミナル
17 第1電気コネクタ
18 第2電気コネクタ
19 第3電気コネクタ
21 第1、第2導電プレートの第1、第2コネクタ端子部
22 第1、第2導電プレートの第1、第2フランジ端子部(導電体端子部)
23 第3、第4導電プレートの第3、第4コネクタ端子部
24 第3、第4導電プレートの第3、第4フランジ端子部(導電体端子部)
25 第5、第6導電プレートの第5、第6フランジ端子部(導電体端子部)
26 ワイヤリード線
29 ワイヤリード線
41 第1、第2回路基板端子部(回路端子部)
42 第1、第2リード端子
43 第3、第4回路基板端子部(回路端子部)
44 第3、第4リード端子
45 第5、第6回路基板端子部(回路端子部)
46 第5、第6リード端子
69 第1電気コネクタの仕切り壁(隔壁)

Claims (9)

  1. 燃料タンクに貯留された燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置において
    (a)前記燃料タンクの開口部を塞ぐ蓋部材と、
    (b)前記燃料タンク内に収容された燃料ポンプと、
    (c)この燃料ポンプに供給する電力を制御するポンプ制御回路を有する制御ユニットと
    を備え、
    前記制御ユニットは、前記蓋部材の外面からポンプ側に対して逆側に延設されて、開口部が形成された有底筒状の筐体、この筐体の開口部を塞ぐ蓋体、前記筐体と前記蓋体との間に配置された断熱材、および前記蓋部材に埋設された複数の導電体を有し、
    前記複数の導電体は、前記筐体内に収容された複数の導電体端子部を有し、
    前記ポンプ制御回路は、このポンプ制御回路を前記筐体に組み付ける過程で、前記複数の導電体端子部とそれぞれ連結する複数の回路端子部を有していることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置において、
    前記複数の回路端子部は、前記ポンプ制御回路から前記複数の導電体端子部側に延設されていることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置において、
    前記複数の導電体端子部は、前記蓋部材の外面からポンプ側に対して逆側に延設されていることを特徴とする燃料供給装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の燃料供給装置において、
    前記蓋部材の外面からポンプ側に対して逆側に延設されたハウジングを有する電気コネクタを備え、
    前記複数の導電体は、前記電気コネクタのハウジング内に突出した複数のコネクタ端子部を有していることを特徴とする燃料供給装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の燃料供給装置において、
    前記蓋部材の下面からポンプ側に延設されたハウジングを有する電気コネクタを備え、 前記複数の導電体は、前記電気コネクタのハウジング内に突出した複数のコネクタ端子部を有していることを特徴とする燃料供給装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の燃料供給装置において、
    前記複数の導電体は、前記蓋部材に埋設された複数の導電プレートであることを特徴とする燃料供給装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の燃料供給装置において、
    前記複数の導電体端子部は、前記複数の導電体とは別体部品で構成された複数のターミナルであることを特徴とする燃料供給装置。
  8. 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1つに記載の燃料供給装置において、
    前記複数の導電体端子部は、前記複数の導電体とは一体部品で構成された複数のターミナルであることを特徴とする燃料供給装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の燃料供給装置において、
    前記筐体は、前記開口部の周囲に環状の結合端面を有し、
    前記蓋体は、前記筐体の結合端面上に設置される環状のフランジを有し、
    記断熱体は、前記筐体の結合端面と前記蓋体のフランジとの接触部に配置されていることを特徴とする燃料供給装置。
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