JP4725441B2 - 差動増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、差動トランジスタ対を備えた差動増幅器のオフセット電圧を補正する回路技術に関するものである。
一般に差動増幅器はオフセット電圧を有しており、2つの入力信号が同一の電圧(即ち2つの入力信号の差分がゼロ)であっても出力信号が理想値とは異なる値となる。その原因は、差動増幅器を構成する各トランジスタが、閾値のばらつき等に起因する様々な特性変動要因を有するためである。
このような差動増幅器のオフセット電圧を補正する従来技術として、差動増幅器を構成する差動対のトランジスタの片側に電流を注入する事によってオフセット電圧を補正するオフセット電圧補正回路が知られている(特許文献1参照)。
図5は、上述の従来技術に係るオフセット電圧補正回路を備えた差動増幅器の回路図である。同図において、500、501は、差動増幅器の差動対を構成するNMOSトランジスタ、502、503は、差動増幅器の負荷を構成するPMOSトランジスタ、504は、差動増幅器のバイアス電流、505は、オフセット電圧補正用の電流源、INP、INNは、差動増幅器の入力端子、OUTPは、差動増幅器の出力端子である。
NMOSトランジスタ500、501と、PMOSトランジスタ502、503と、バイアス用定電流源504とによって周知の差動増幅器が構成される。オフセット電圧補正用の電流源505は、一端がNMOSトランジスタ500のドレインに接続され、他端が電源VDDに接続されており、NMOSトランジスタ500のドレインに電流を注入する働きを持つ。
以下にオフセット電圧補正動作の原理を説明するが、本原理に基づく作用効果を理解しやすくするために、NMOSトランジスタ500、501と、PMOSトランジスタ502、503とは、オフセット電圧をもたらす特性変動を有していないと仮定する。
この様な仮定条件下で、先ず、入力端子INP、INNの両者に同一の直流バイアス電圧Viが印加され、オフセット電圧補正用の電流源505の電流値が0である定常状態を考える。この状態では、NMOSトランジスタ500、501のそれぞれに流れる電流IA、IBは、定電流源504の電流値をItとすると、IA=IB=It/2となる。
次に、オフセット電圧補正用の電流源505の電流値がiosである場合を考える。この場合、NMOSトランジスタ500の相互コンダクタンスをgmnとすると、NMOSトランジスタ500に流れる定常電流に電流iosが加算され、その電流iosにより発生する入力換算オフセット電圧vosi(=ViA−ViB)は、
vosi=ios/gmn・・・(1)
と表せる。
数式(1)から、差動対を構成するMOSトランジスタの片側に電流iosを流し込む事によって、その電流量に応じた入力換算オフセット電圧として電圧vosiが得られることが理解される。従って差動増幅器が理想的でなく予めオフセット電圧を有している場合であっても、電流iosを調整することにより、そのオフセット電圧を補正することが可能になる。
特開平8−256025号公報
しかしながら、上述の従来技術に係るオフセット電圧補正回路によれば、補正用電流は非常に小さな電流値が要求され、その様な小さな電流値を精度良く得ることは困難であるため、精度良くオフセット電圧値を調整する事ができなかった。例えば、vosi=50[μV]の入力換算オフセット電圧を得る場合、gmn=2[mS]と仮定すると、ios=0.1[μA]に設定する必要がある。NMOSトランジスタ500、501の相互コンダクタンスgmがさらに小さい場合には同じ入力換算オフセット電圧を得るためには補正用電流をさらに小さな値に設定しなければならなくなる。
また、プロセス変動などの環境変化によって相互コンダクタンスが変化した場合、入力換算オフセット電圧は相互コンダクタンスに対する感度が高いために式(1)に従って大きく変化してしまうという問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、環境変化に対するオフセット電圧補正量の変動を抑制することができ、差動増幅器のオフセット電圧を精度良く補正する事のできるオフセット電圧補正回路を提供する事である。
本発明に係るオフセット電圧補正回路は、差動トランジスタ対(例えば図1のNMOSトランジスタ100,101)と、該差動トランジスタ対の出力部と電源との間に接続された1対の負荷トランジスタ対(例えば図1のPMOSトランジスタ102,103)とを備えて構成された差動増幅器のオフセット電圧補正回路であって、前記負荷トランジスタ対の何れか一方のソースと前記電源との間に前記差動増幅器のオフセット電圧を補正するための一定電圧を発生させる電圧発生手段を備えたオフセット電圧補正回路の構成を有する。
上記オフセット電圧補正回路において、例えば、前記電圧発生手段は、前記電源と前記負荷トランジスタ対の各ソースとの間にそれぞれ接続された第1及び第2抵抗(例えば図1の抵抗RosA,RosB)と、前記第1及び第2抵抗に前記一定電圧に相当する電圧降下をもたらす一定電流を選択的に供給する電流供給手段(例えば図1のスイッチSWosA,SWosB)、電流源(120,121)とを備えたことを特徴とする。
前記差動増幅器は、例えば全差動型であることを特徴とする。
本発明によれば、差動増幅器を構成する負荷トランジスタのソース電圧を抵抗と電流により制御する事によってオフセット電圧補正用電流値を変化させる様にしたので、差動増幅器に精度良くオフセット電圧を付加する事ができる。従って、差動増幅器のオフセット電圧を精度良く補正する事の可能なオフセット電圧補正回路が提供できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
本発明に係るオフセット電圧補正回路は差動増幅器一般に適用できるが、本実施形態のオフセット電圧補正回路は差動入力−差動出力増幅器(全差動型増幅器)に適用するものである。
図1は、本発明に係るオフセット電圧補正回路を備えた差動増幅器の回路図であり、本オフセット電圧補正回路の原理を説明するための図である。
同図において、100、101は、本差動増幅器の差動トランジスタ対を構成するNMOSトランジスタ、102、103は、差動増幅器の負荷トランジスタ対を構成するPMOSトランジスタ、104、105は、差動増幅器の出力段を構成するPMOSトランジスタ、106、107は、同相帰還用抵抗、108、109は、同相帰還増幅器の差動対を構成するNMOSトランジスタ、110、111は、同相帰還増幅器の負荷を構成するPMOSトランジスタである。また、120、121は、オフセット電圧補正用電流源(ソース電圧制御機構)、122は、差動増幅器のバイアス電流源、123、124は、差動増幅器の出力段のバイアス電流源、125は、同相帰還増幅器のバイアス電流源、RosA、RosAは、オフセット電圧補正用の抵抗(ソース電圧制御機構)、SWosA、SWosBは、オフセット電圧補正用電流源のスイッチである。
ここで、オフセット電圧補正用の抵抗RosAはPMOSトランジスタ102のソースと電源VDDとの間に接続され、オフセット電圧補正用の抵抗RosBはPMOSトランジスタ103のソースと電源VDDとの間に接続される。具体的には、オフセット電圧補正用の抵抗RosAの一端が、PMOSトランジスタ102のソースに接続され、他端は電源(VDD)に接続されている。同様に、オフセット電圧補正用の抵抗RosBの一端が、PMOSトランジスタ103のソースに接続され、他端は電源(VDD)に接続されている。
また、スイッチSWosAの一端は、PMOSトランジスタ102のソースに接続され、他端は、オフセット電圧補正用電流源120の一端に接続されている。オフセット電圧補正用電流源120の他端は、グランド(VSS)に接続されている。同様に、スイッチSWosBの一端は、PMOSトランジスタ103のソースに接続され、他端は、オフセット電圧補正用電流源121の一端に接続されている。オフセット電圧補正用電流源121の他端は、グランド(VSS)に接続されている。
本発明に係るオフセット電圧補正回路は、上記オフセット電圧補正用の抵抗RosA、RosBと、スイッチSWosA、SWosBと、オフセット電圧補正用電流源120、121とによって構成され、これらは、負荷トランジスタ対であるPMOSトランジスタ102,103の何れか一方のソースと電源VDDとの間に本差動増幅器のオフセット電圧を補正するための一定電圧を発生させる電圧発生手段を構成する。
また、このうち、スイッチSWosA、SWosBと、オフセット電圧補正用電流源120、121は、抵抗RosA,RosBに上記一定電圧に相当する電圧降下をもたらす一定電流を選択的に供給する電流供給手段を構成する。なお、上記電圧発生手段と電流供給手段の構成要素を除けば、図1に示す差動増幅器は、周知の全差動型増幅器を構成している。
次に、本発明に係るオフセット電圧補正回路による差動増幅器のオフセット電圧補正動作を説明する。
まず、差動増幅器を構成する各MOSトランジスタの電気的特性が本差動増幅器のオフセット電圧をもたらすことのない理想的な状態であり、差動増幅器の入力端子INP、INNに印加される電圧ViA、ViBが等しい(ViA=ViB)定常状態を考える。また、差動増幅器のバイアス電流122の電流値はItとする。
先ず、スイッチSWosA及びSWosBがオフである時、抵抗RosAを流れる電流値はバイアス電流122の電流値Itの半分であるIt/2となる。従って、抵抗RosAによる電圧降下VRosAは、
VRosA=RosA・It/2・・・(2)
と表せる。
次に、上記の状態からスイッチSWosAのみが閉じた場合、オフセット電圧補正用電流源ipdAによる電流が上記の定電流It/2に加算されて抵抗RosAに流れる。その結果、抵抗RosAによる電圧降下VRosA´は、
VRosA´=RosA・ipdA+RosA・It/2・・・(3)
と表せる。
従って、加算された電流ipdAに起因する抵抗RosAによる電圧降下の変化分vosAは、式(2)と式(3)との差から、
vosA=RosA・ipdA・・・(4)
と表せる。
よって、この電圧降下の変化分vosAだけPMOSトランジスタ102のゲート−ソース間電圧が減少し、その結果としてPMOS102を流れる電流値が減少する。その電流値の変化分ios(=IB−IA;オフセット電流)は、PMOS102の相互コンダクタンスをgmpとして、
ios=vosA・gmp・・・(5)
と表せる。
従って、式(5)で示される電流値の変化分iosを生じるNMOSトランジスタ100の入力換算オフセット電圧vosi(=ViB−ViA)は、NMOSトランジスタ100の相互コンダクタンスをgmnとして、
vosi=ios/gmn・・・(6)
と表せる。
式(6)は、式(5)を代入すると、
vosi=vosA・gmp/gmn・・・(7)
と変形される。
従って、本回路を用いる事により、式(7)で示される入力換算オフセット電圧vosiを得る事ができる。換言すれば、上記抵抗および電流を調整することにより、オフセット電圧補正量として入力換算オフセット電圧vosiを得ることができる。
次に、入力換算オフセット電圧vosiとして50[μV]が必要な場合の各素子値と電流値を式(7)に基づいて具体的に求めた一例を示す。
式(7)におけるgmp/gmnは、増幅器の設計に依存するものであって一般的に1前後の値である。そこで、gmp/gmn=1と仮定すると、式(7)からvosA=vosi・gmn/gmp=50[μV]である。ここで、式(4)からvosA=ipdA・RosAであるから、例えばipdA=1[μA]の条件とすると、RosA=50μ/1μ=50[Ω]となる。
このことは、差動増幅器が入力換算オフセット電圧50[μV]を有した場合に、本オフセット電圧補正回路は、抵抗RosAと電流ipdAとにより、それを補正して等価的にオフセット電圧が無いものとする事ができることを意味している。さらに、抵抗RosA又は電流ipdAを変化させれば、オフセット電圧補正量(入力換算オフセット電圧の大きさ)を自由に変化させる事ができる。
上述してきた説明においては、抵抗RosA側にオフセット電圧補正用電流を発生させる例を示したが、SWosAをオフにし、SWosBをオンにして抵抗RosB側にオフセット電圧補正用電流を発生させれば、極性が逆の入力換算オフセット電圧が得られる。
本発明では、オフセット電圧補正用電流源ipdA及び抵抗RosA(ソース電圧制御機構)がPMOSトランジスタ102のソース電圧を制御する事で従来技術の式(1)におけるオフセット電流iosを得ている。そのゲート−ソース間電圧は、抵抗RosAと電流ipdAにより決定された電圧vosAにより制御され、その結果オフセット電流iosは、式(5)で示したios=vosA・gmpで決定される。
即ち、入力換算オフセット電圧vosiは、式(7)で示したvosi=vosA・gmp/gmnで決定されるため、従来技術の様にオフセット電流iosを電流源によって直接的に与えるよりも感度が低く制御できる。
つまり、これらを定量的に考えると、従来技術においては式(1)からvosi=500iosと表せる(gmn=2[mS]の場合)が、本発明においては、式(7)からvosi=50ipdである(gmp/gmn=1、RosA=50[Ω]の場合)。即ち、本発明における入力換算オフセット電圧のオフセット電圧補正用電流に対する感度は、従来技術と比較して1/10である。さらに、本発明においてRos=5[Ω]の場合には、vosi=5ipdとなるので1/100の感度である。
オフセット電圧補正用電流値の一例を求めると、本発明に係るオフセット電圧補正回路では50[μV]の入力換算オフセット電圧を得るために必要なオフセット電圧補正用電流は、前述の通り抵抗RosA=50[Ω]の場合でipdA=1[μA]であり、従来技術よりも精度良く得る事ができる。さらに、抵抗RosA=5[Ω]とすれば、必要な電流はipdA=10[μA]であり、より精度良く得られる。つまり、設計者は抵抗RosAとオフセット電圧補正用電流ipdAの組み合わせをvosA=50[μV]となる様に自由に決める事ができるので、オフセット電圧補正用電流を自由に設定できる。
即ち、本発明においては、同じ大きさの入力換算オフセット電圧を得るために従来技術よりも大きなオフセット電圧補正用電流を用いる事ができる。その様な大きな電流値は、小さな電流値と比較して高精度に得る事ができるため、オフセット電圧補正量(入力換算オフセット電圧)をより精度良く制御する事ができる。
また、本発明においては、従来技術よりも大きいオフセット電圧補正用電流を用いて小さい入力換算オフセット電圧を得る事もできるので、入力換算オフセット電圧の最少分解能を小さくする事が可能となり差動増幅器のオフセット電圧補正量を高精度に設定することができる。
これらに加えて、本発明に係るオフセット電圧補正回路では入力換算オフセット電圧のプロセス変動に対する感度が低くなるので、特性変動が抑制され、プロセス変動に対して特性が安定化される。その理由は、プロセス変動が生じた際にNMOSとPMOSの相互コンダクタンスgmが、それぞれ同じ様に変動する傾向を有するので、数式(7)から理解されるように、それらの比である「gmp/gmn」は約一定となり、変動分を互いに打ち消しあうためである。例えばゲート酸化膜容量Coxが変化した場合、PMOSもNMOSも同じ割合で同じ方向に相互コンダクタンスgmが変化すると考えられる。従って、式(7)においてgmp/gmnの値は大きく変動しないので、オフセット電圧補正量に相当する入力換算オフセット電圧vosiは大きく変化せず、その変動が抑制される。
この様に、本発明に係るオフセット電圧補正回路によれば、オフセット電圧補正量が環境変化に影響を受けにくく、差動増幅器のオフセット電圧を精度良く補正する事ができる。
次に、上述してきた原理に基づくオフセット電圧補正回路を備えた本実施形態に係る差動増幅器を説明する。
図2は、本実施形態に係る差動増幅器の回路図である。
同図において、SWCTR1、SWCTR2は、スイッチ、201〜204は、電流源切り替えスイッチ、205〜208は、電流源、209は、制御回路である。その他の差動増幅回路は、図1で説明した回路と同一であるため、説明は省略する。同図に示した構成要素によって、差動増幅器200が構成される。
スイッチSWCTR1は、一端が抵抗RosAとPMOSトランジスタ102のソースとの接続点に接続され、他端がスイッチSWCTR2の一端に接続されると共に、電流源切り替えスイッチ201〜204のそれぞれの一端に共通接続されている。スイッチSWCTR2の他端は、抵抗RosBとPMOSトランジスタ103のソースとの接続点に接続されている。
電流源切り替えスイッチ201〜204の他端は、それぞれが電流源205〜208の一端に接続されている。また、電流源205〜208の他端は接地されている。
また、制御回路209は、電流源切り替えスイッチ201〜204に接続されている。図示した回路例では、4ビットのバイナリコードによって電流源切り替えスイッチ201〜204のオン状態、オフ状態を制御する。バイナリコードのMSBは電流源切り替えスイッチ201を制御し、LSBは電流源切り替えスイッチ204を制御し、その間のビットは順番に電流源切り替えスイッチ202、203を制御する。
次に、本オフセット電圧値可変のオフセット電圧補正回路を備えた差動増幅回路の動作を説明する。
本回路は、制御回路209から出力される4ビットのバイナリコードの各ビットに応じて電流源切り替えスイッチ201〜204を切り替える事で抵抗RosA、RosBに流す電流値を変化させ、最適な入力換算オフセット電圧値を設定できる。
例えば、制御回路209から出力されるバイナリコードが0000の場合、電流源切り替えスイッチ201〜204はすべてオフであり、バイナリコードが1001の場合、電流源切り替えスイッチ201はオン、202、203はオフ、204はオンとなる。4ビットのバイナリコードを用いたのは一例であり、この例に限定されるものではない。
また、電流源205〜208は、電流値に重み付けがなされており、この例では、電流源208は、電流値ipd、電流源207は、電流値2ipd、電流源206は、電流値4ipd、電流源205は、電流値8ipdである。このような電流値とする事により、4ビットのバイナリコードを順次切り替える事で、電流値ipdを最小単位として最小0から最大15ipdの範囲で任意の電流値に設定する事が可能となる。
また、スイッチSWCTR1がオン、SWCTR2がオフの時には抵抗RosAに電流が流れるのに対して、スイッチSWCTR1がオフ、SWCTR2がオンの時には抵抗RosBに電流が流れるため、極性の異なるオフセット電圧を付加する事ができる。
制御回路209は、電流源切り替えスイッチ201〜204のオン、オフを制御する。制御方法の詳細に関しては後述する。
図3は、オフセット電圧補正が可能な負帰還増幅器の回路図である。
本オフセット電圧補正が可能な負帰還増幅器は、図2に示した差動増幅器200を用いて構成されている。
同図において、200は、差動増幅器、300は、コンパレータ、R1〜R4は、抵抗、SW1〜SW6は、スイッチ、INP、INNは、負帰還増幅器の入力端子、OUTP、OUTNは、負帰還増幅器の出力端子、Compは、コンパレータの出力端子、VREFは、基準電圧である。
差動増幅器200の一方の非反転入力端子は、スイッチSW3、SW5の一端に接続され、反転入力端子は、スイッチSW4、SW6の一端に接続されている。スイッチSW5、SW6の他端は、基準電圧VREFに接続される。スイッチSW3の他端は、スイッチSW1の一端に接続されると共に抵抗R3を介して出力端子OUTNに接続される。
また、スイッチSW1の他端は、抵抗R1を介して入力端子INPに接続される。スイッチSW4の他端は、スイッチSW2の一端に接続されると共に抵抗R4を介して出力端子OUTPに接続される。又、スイッチSW2の他端は、抵抗R2を介して入力端子INNに接続される。
差動増幅器200の一方の出力端子は、出力端子OUTP及びコンパレータ300の一方の入力端子に接続され、他方の出力端子は、出力端子OUTN及びコンパレータ300の他方の入力端子に接続される。
次に、本オフセット電圧補正が可能な負帰還増幅器の動作を説明する。
まず、負帰還増幅器として動作する通常時には、スイッチSW1〜SW4はオンし、スイッチSW5、SW6はオフして使用する。この場合には、周知の負帰還増幅器として動作する。
一方、オフセット電圧補正時には、図示しているように、スイッチSW1〜SW4はオフし、スイッチSW5、SW6はオンして使用する。この場合、差動増幅器200の2つの入力端子には同一の電圧VREFが印加されるので、差動増幅器200の2つの出力端子からは差動増幅器200が備えるオフセット電圧に応じた電圧が出力される。即ち、オフセット電圧の極性に応じて2つの出力信号の大小関係が決定される。これら2つの出力信号は、コンパレータ300によって大小関係を比較され、その結果がコンパレータの出力端子Compから出力される。
次に、上述してきたオフセット電圧補正が可能な負帰還増幅回路を用いてオフセット電圧を補正する方法を示す。
図4は、オフセット電圧補正方法を示したフローチャートである。
なお、スイッチSW1〜SW6は、図3に示した状態に設定する。
まず、制御回路209は、スイッチSWCTR1をオンし、SWCTR2をオフする(ステップS1)。
次に、制御回路209は、電流源切り替えスイッチ201〜204をすべてオンする(ステップS2)。即ち、図2に示した例では、バイナリコードが1111に設定される。
次に、制御回路209は、電流源切り替えスイッチをバイナリコードで1オフする(ステップS3)。例えば、バイナリコードが1111であった場合には1110に設定され、電流源切り替えスイッチ204のみがオフする。
次に、制御回路209は、コンパレータ出力Compが反転したか否かを判定する(ステップS4)。コンパレータ出力が反転すると、オフセット電圧の極性が反転した事を意味するので、その条件が適当なオフセット電圧補正条件となる。
コンパレータ出力が反転した場合(ステップS4;Yes)、制御回路209は、バイナリコードをレジスタに記憶して(ステップS9)、処理を終了する。コンパレータ出力が反転しなかった場合(ステップS4;No)、ステップS5へ移行する。
次に、制御回路209は、電流源切り替えスイッチがすべてオフであるか否かを判定する(ステップS5)。すべてオフであった場合(Yes)、ステップS6へ移行する。すべてオフではなかった場合(No)、ステップS3へ戻る。
次に、制御回路209は、スイッチSWCTR1をオフし、SWCTR2をオンする(ステップS6)。これにより、逆極性のオフセット電圧が付加できる。
次に、制御回路209は、電流源切り替えスイッチをバイナリコードで1オンする(ステップS7)。例えば、図2に示した4ビット構成の場合にバイナリコードが0000であった場合には0001になり、電流源切り替えスイッチ204のみがオンする。
次に、制御回路209は、コンパレータ出力が反転したか否かを判定する(ステップS8)。コンパレータ出力が反転した場合(ステップS8;Yes)、制御回路209は、バイナリコードをレジスタに記憶して(ステップS10)、処理を終了する。コンパレータ出力が反転しなかった場合(ステップS8;No)、ステップS9へ移行する。
次に、制御回路209は、電流源切り替えスイッチがすべてオンであるか否かを判定する(ステップS9)。すべてオンであった場合(Yes)、制御回路209は、バイナリコードをレジスタに記憶して(ステップS10)、処理を終了する。すべてオンではなかった場合(No)、ステップS7へ戻る。
このように、本発明に係るオフセット電圧補正回路によれば、製品毎に最適なオフセット電圧補正を行う事が可能となる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
上述してきた実施形態では、入力がNMOS、負荷がPMOSの差動入力−差動出力増幅器に本オフセット電圧補正回路を適用する一例について説明したが、入力がPMOS、負荷がNMOSの差動入力−差動出力増幅器についても本オフセット電圧補正回路を適用できる。
また、本オフセット電圧補正回路は、差動入力−シングル出力増幅器にも適用できる。
さらに、本オフセット電圧補正回路は、差動増幅器の回路形式に関わらず、例えばカスコード増幅器やフォールデッド・カスコード増幅器等の各種差動増幅器に適用できる。
また、オフセット電圧補正用の抵抗が、差動増幅器の差動対を構成するそれぞれのトランジスタのソースと差動増幅器のバイアス電流源との間にそれぞれ配置されても同じ効果が得られる。
また、オフセット電圧補正用の抵抗に電流を注入して電圧降下を発生させる事でも同じ効果が得られる。
本発明の実施形態に係るオフセット電圧補正回路を備えた差動増幅器の回路図である。 同上の電流値切り替え回路付きオフセット電圧補正回路を備えた差動増幅器の回路図である。 同上のオフセット電圧補正が可能な負帰還増幅器の回路図である。 同上のオフセット電圧補正方法を示したフローチャートである。 従来技術に係るオフセット電圧補正回路を備えた差動増幅器の回路図である。
符号の説明
100、101、108、109;NMOSトランジスタ、102〜105、110、111;PMOSトランジスタ、106、107;同相帰還用抵抗、120、121;オフセット電圧補正用電流源、122〜125;バイアス電流源、RosA、RosA;オフセット電圧補正用の抵抗、SWosA、SWosB;オフセット電圧補正用電流源のスイッチ、SWCTR1、SWCTR2;スイッチ、200;差動増幅器、201〜204;電流源切り替えスイッチ、205〜208;電流源、209;制御回路、300;コンパレータ、R1〜R4;抵抗、SW1〜SW6;スイッチ。

Claims (2)

  1. 第1の差動トランジスタ対と、該第1の差動トランジスタ対の出力部と電源との間に接続された1対の第1の負荷トランジスタ対とを備えて構成された差動増幅器であって、
    前記差動増幅器のオフセット電圧を補正するオフセット電圧補正回路と、
    前記第1の負荷トランジスタ対を制御する同相帰還増幅器と、
    前記第1の負荷トランジスタ対を構成する一方のトランジスタのドレインと前記第1の差動トランジスタ対の出力部の一方の出力との接続点にゲートが接続された第1の出力トランジスタと、
    前記第1の負荷トランジスタ対を構成する他方のトランジスタのドレインと前記第1の差動トランジスタ対の出力部の他方の出力との接続点にゲートが接続された第2の出力トランジスタと、
    前記第1の出力トランジスタの出力部に一端が接続された第1の同相帰還用抵抗と、
    前記第2の出力トランジスタの出力部に一端が接続され、他端が前記第1の同相帰還用抵抗の他端に接続された第2の同相帰還用抵抗と、
    を備え、
    前記同相帰還増幅器は、
    前記第1の同相帰還用抵抗の他端と前記第2の同相帰還用抵抗の他端の接続点にゲートが接続されたトランジスタおよび基準電圧源にゲートが接続されたトランジスタからなる第2の差動トランジスタ対と、
    前記第2の差動トランジスタ対の出力部と電源との間に接続された1対の第2の負荷トランジスタ対と、
    を備え、
    前記第2の差動トランジスタ対と前記第2の負荷トランジスタ対の一方の接続点が前記第1の負荷トランジスタ対の各ゲートに接続され、
    前記オフセット電圧補正回路は、
    前記第1の負荷トランジスタ対の何れか一方のソースと前記電源との間に前記差動増幅器のオフセット電圧を補正するための一定電圧を発生させる電圧発生手段を備え、
    前記電圧発生手段は、
    前記電源と前記第1の負荷トランジスタ対の各ソースとの間にそれぞれ接続された第1及び第2抵抗と、
    前記第1又は第2抵抗に前記一定電圧に相当する電圧降下をもたらす一定電流を選択的に供給するオフセット電圧補正用電流供給手段と、
    を備え、
    前記第1及び第2抵抗は固定抵抗であり、
    前記オフセット電圧補正用電流供給手段は、複数の電流供給手段の中から任意の組み合わせで選択された電流供給手段による加算電流を前記第1又は第2抵抗に供給する
    ことを特徴とする差動増幅器
  2. 前記固定抵抗の抵抗値をR、前記オフセット電圧補正用電流供給手段が供給する電流の電流値をI、前記第1の負荷トランジスタ対を構成するトランジスタの相互コンダクタンスをgmp、前記第1の差動トランジスタ対を構成するトランジスタの相互コンダクタンスをgmnとするとき、前記電圧発生手段が発生させる一定電圧Vは、
    V=R・I・gmp/gmn
    であることを特徴とする請求項1記載の差動増幅器
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