JP5092687B2 - 増幅装置及びGm補償バイアス回路 - Google Patents

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Description

本発明は増幅装置及びGm補償バイアス回路に関する。
図1は増幅回路の一例を示す。増幅回路は、高電位源と低電位源の間に直列に接続された負荷抵抗Rと電界効果トランジスタFETとを有する。FETのドレインは増幅回路の出力端子に接続される。FETのソースは低電位源に接続される。FETのゲートは、キャパシタを介して信号源Sに接続される。更に、ゲートにはGm補償バイアス回路からのバイアスが与えられる。
FETに流れる電流の変化分ΔIampは、ゲート電圧Vinの変化分に比例し、比例係数Gmは相互コンダクタンスと呼ばれる:
ΔIamp=Gm×ΔVin。
従って負荷抵抗にかかる電圧変化ΔVoutは、
ΔVout=R×ΔIamp=R×Gm×ΔVin
と書ける。増幅回路の利得は、R×Gmで定義される。
この種の増幅回路は、利得R×Gmが一定値になるようにGm補償バイアス回路によりバイアスされる。Gm補償バイアス回路は、FETの相互コンダクタンスGmが負荷抵抗Rに反比例することを保証するように適切なバイアスをFETのゲートに与える。利得R×Gmが一定値をとるようにすることで、FETの製造プロセスや動作時の温度変動等に起因する増幅特性のばらつきを小さく抑制できる。一般に、集積回路LSIの中では同じ形式の抵抗Rは、製造プロセス変動等に対して同じように変化するからである。
図2は図1のGm補償バイアス回路に使用される回路例を示す。Gm補償バイアス回路は、第1及び第2のPチャネルFET並びに第1及び第2のNチャネルFETを有する。第1のPチャネルFETは、高電位源(例えば、3ボルトの定電位源Vdd)に接続されたソースと、ゲートと、そのゲートに接続されたドレインとを有する。第1のNチャネルFETは、第1のPチャネルFETのソースに接続されたドレインと、ゲートと、抵抗Rsを介して低電位源に接続されたソースとを有する。第2のPチャネルFETは、高電位源に接続されたソースと、第1のPチャネルFETのゲートに接続されたゲートと、ドレインを有する。第2のNチャネルFETは、第2のPチャネルFETのドレインに接続されたドレインと、該ドレインに接続されたゲートと、低電位源に接続されたソースとを有する。
概して、Gm補償バイアス回路は電流ミラー回路を構成し、第1のPチャネル及びNチャネルFETに流れる基準電流Irefは、第2のPチャネル及びNチャネルFETに流れるバイアス電流Ioutに反映される。図中、W及びLはFETのゲートの幅及び長さを表し、KはFETのスケール因子を表す。この場合において、基準電流Iref及びバイアス電流Ioutが等しかったならば、第2のNチャネルFETの相互コンダクタンスgmは、通常、次式のように近似できる。
Figure 0005092687
ここで、Rsは第1のNチャネルFETのソースに接続された第1抵抗を表す。上記の数式から分かるように、第2のNチャネルFETの相互コンダクタンスgmは、Iref=Ioutの場合、第1抵抗Rsに反比例する。従って、Iref(Iout)と比例関係にある電流を増幅回路(例えば図1のIamp)に流せば、増幅回路の利得の安定化を図ることができる。Iref=Ioutの場合にgmが1/Rsに比例することを利用する技術については、例えば非特許文献1に記載されている。
Design of Analog CMOS integrated Circuit, Behazad Razavi, p379
図3は図2の第1,第2のNチャネルFETに対するドレイン電流及びドレイン電圧の関係を示す。FETのソース及びドレイン間の抵抗RDSが比較的大きい場合、ドレイン電圧が多少変動してもドレイン電流はほとんど変化しない。従って第1及び第2のNチャネルFETのドレイン電圧V1,V2が多少異なっていたとしても、Iref=Ioutの関係が保たれ、上記の近似式 gm∝1/Rs は成立し、上記の所期の動作が保証される。
ところで、トランジスタの微細化が進むにつれて、ソース及びドレイン間の抵抗RDSが比較的小さくなってくると、ドレイン電圧変動に応じたドレイン電流変動も無視できなくなる。このため、第1及び第2のNチャネルFETのドレイン電圧V1,V2は共に等しいことが要求される。そうでなければ、電圧の相違に起因してIref≠Ioutとなってしまうからである。
さらに、製造プロセス変動や動作温度等に起因して、第1及び第2のNチャネルFETのドレイン電圧V1,V2の電位差が変動する場合も生じ、その場合、IrefとIoutの不一致量も変動し、gmと1/Rsの比率も変動する。その結果、上記の所期の動作も保証されなくなる。
本発明の課題は、増幅器の利得の安定化を図るため、増幅器を構成する電界効果トランジスタのバイアスの安定化を図るGm補償バイアス回路を提供することである。
開示される発明の一形態による回路は、
電界効果トランジスタの相互コンダクタンスを補償する相互コンダクタンス補償型バイアス回路であって、
基準電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極に接続されたゲートを有する第1FETと、
バイアス電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1FETの前記ゲートに接続されたゲートを有する第2FETと、
前記第1FETの第1電極の第1電位及び前記第2FETの第1電極の第2電位の比較結果に応じた信号を出力する比較器と、
を有し、前記第1FETの第2電極又は前記第2FETの第2電極は第1抵抗に接続され、
前記比較器は、
前記第1電位または第2電位のうち一方を受けるゲートを有する第3FETと、
前記第1電位または第2電位のうちもう一方を受けるゲートを有する第4FETと、
前記第4FETに接続され、前記比較結果に応じた信号を出力する電極を有する第5FETと、
前記第5FETのゲートに接続されたゲートと、前記第5FETのゲート及び前記第3FETに接続された電極とを有する第6FETと、
を有し、前記第3FET及び前記第4FETのソースは電流源を介することなく電位源に接続され、前記比較器から出力される信号により、前記第1電位と前記第2電位が等しくなるように前記基準電流および前記バイアス電流が制御され
前記基準電流、前記バイアス電流、前記第3FETのソース及びドレイン間を流れる電流及び前記第4FETのソース及びドレイン間を流れる電流の大きさが、同一である又は比例関係にある、相互コンダクタンス補償型バイアス回路である。

本発明によれば、増幅器を構成する電界効果トランジスタのバイアスの安定化を図り、増幅器の利得の安定化を図ることができる。
本発明の一形態では、基準電流が流れる第1FETの第1電極の第1電位と、バイアス電流が流れる第2FETの第1電極の第2電位との比較結果に応じた信号が、比較器から出力される。この信号により、基準電流及びバイアス電流が等しくなるように制御され、増幅器を構成するFETのバイアスの安定化を図り、ひいては増幅器の利得の安定化を図ることができる。
増幅器の利得を一定に保つため、前記第2FETの相互コンダクタンスは、前記第1FETのソースに接続された第1抵抗に反比例するように制御される。
前記比較器の入力及び出力の間に位相補償回路が設けられていてもよい。前記位相補償回路は、キャパシタで構成されていてもよい。
前記第1及び第2FETがNチャネルFETであり、前記第1及び第2FETの第1電極と高電位源との間にPチャネルFETがそれぞれ設けられ、前記第1FETは第1抵抗を介して低電位源に接続されてもよい。前記比較器の出力は、前記PチャネルFETのゲートに与えられてもよい。
前記比較器は、演算増幅器で構成されてもよい。前記比較器は、前記第1電位を受けるゲートを有する第3FETと、前記第2電位を受けるゲートを有する第4FETと、前記第4FETに接続され、前記比較結果に応じた信号を出力する電極を有する第5FETと、前記第5FETのゲートに接続されたゲートと、該ゲート及び前記第3FETに接続された電極とを有する第6FETとを有してもよい。
図4Aは本発明の一実施例によるGm補償バイアス回路を示す。Gm補償バイアス回路は、図1に示されるような増幅回路のGm補償バイアス回路に使用されてもよいし、他の回路のバイアス回路として使用されてもよい。
図4Aには、第1〜第5FETが示されている。第1FETはNチャネルFETであり、第1抵抗Rsを介して低電位源(例えば、GND)に接続されたソースと、ゲートと、該ゲートに接続されたドレインとを有する。第2FETもNチャネルFETであり、低電位源に接続されたソースと、第1FETのゲートに接続されたゲートと、ドレインとを有する。第3FETはPチャネルFETであり、第1FETのドレインに接続されたドレインと、ゲートと、高電位源に接続されたソースとを有する。第4FETもPチャネルFETであり、第2FETのドレインに接続されたドレインと、第3FETのゲートに接続されたゲートと、高電位源に接続されたソースとを有する。第5FETはPチャネルFETであり、高電位源に接続されたソースと、第3及び第4FETのゲートに接続されたゲートと、ドレインとを有する。更に、図4AのGm補償バイアス回路は比較器COMも含み、比較器COMは、第1FETのドレイン(V1)に接続された非反転入力(+)と、第2FETのドレイン(V2)に接続された反転入力(−)と、第3及び第4FETのゲートに接続された出力とを有する。その出力と反転入力との間には、キャパシタCで構成された位相調整回路も備わっている。Gm補償バイアス回路の出力は、第5FETのドレインから取り出されてもよいし、第2FETのドレインから取り出されてもよいし、第1FETのドレインから取り出されてもよい。本実施例ではそれらの電圧(電流)は等しくなるように制御されるからである。
図2の回路の場合と同様に、図4AのGm補償バイアス回路も電流ミラー回路を構成し、第3FET及び第1FETに流れる基準電流Irefは、第4FET及び第2FETに流れるバイアス電流Ioutに反映される。そして、基準電流Iref及びバイアス電流Ioutが等しかったならば、第2FETの相互コンダクタンスgmは、1/Rsに比例する。
従って、Iref(Iout)と比例関係にある電流が増幅器を構成しているトランジスタに供給されるならば、増幅回路の利得の安定化を図ることができる。
図4AのGm補償バイアス回路では、第1及び第2FETのドレイン電圧V1,V2が常に等しくなるように制御される。これを説明するため、第1及び第2FETを等価回路で置換したモデルを考察する。
図5に示されるように、ゲートとドレインの接続された第1FETは、1/(2gm)の値を有する抵抗回路と考えることができる。但し、スケール因子Kが4であることが仮定されている。この場合、第1FETのドレイン電圧変化ΔV1は、
ΔV1=(1/(2gm)+Rs)×ΔIref
と書ける。従って、
ΔIref=2gm/(1+2gm×Rs)ΔV1≦gm×ΔV1 ・・・(A)
となる。但し、gm×Rs>1/2であることが仮定されている。
一方、第2FETはΔV1で制御される電流源と考えることができる。
ΔIout=gm×ΔV1 ・・・(B)
である。(A)式及び(B)式を参照するに、電圧に対する電流の観点からは、基準電流の変化ΔIrefは、バイアス電流の変化ΔIoutよりも緩やかであることが分かる(図5下側のグラフ参照。)。
仮に、Iref<Ioutになってしまったとする。第3及び第4FETのソースドレイン間の抵抗RDSが同程度であったとすると、V1>V2 となり、この電位差が比較器COMに入力される。図示の例の場合、比較器COMの非反転入力(+)に比較的大きな電圧が印加され、反転入力(−)に比較的小さな電圧が印加される。比較器COMはこの電圧の大小関係に応じた比較出力信号(図示の例では、電位差に応じた正の信号)を出力する。比較出力信号は第3及び第4FETのゲートにそれぞれ入力される。本実施例では、第3及び第4FETはPチャネルなので、第3及び第4FET電流が減少する方向に変化する。第3及び第4FETを通じて流れる基準電流Iref及びバイアス電流Ioutは少なくなり、図5のグラフの矢印のように、Iref=Ioutに近づき、最終的にIref=IoutかつV1=V2の状態に収束する。
逆に、Iref>Ioutになってしまったとする。この場合は逆に、V1<V2 となり、この電位差が比較器COMに入力される。図示の例の場合、比較器COMの非反転入力(+)に比較的小さな電圧が印加され、反転入力(−)に比較的大きな電圧が印加される。比較器COMはこの電圧の大小関係に応じた比較出力信号(この場合、電位差に応じた負の信号)を出力する。比較出力信号は第3及び第4FETのゲートにそれぞれ入力される。第3及び第4FETはPチャネルなので、第3及び第4FETは電流が増加する方向に変化する。第3及び第4FETを通じて流れる基準電流Iref及びバイアス電流Ioutは多くなり、Iref=Ioutに近づき、最終的にIref=IoutかつV1=V2の状態に収束する。
本実施例によれば、比較器COMに入力された電位差(極性も含む)に応じた比較出力信号に応じて、基準電流Iref及びバイアス電流Ioutが増やされる又は減らされ、Iref=Ioutが実現されるように制御が行われる。したがって、Iref=Ioutが精度良く保たれるため、「数式1」が精度よく成り立つ。このようにしてGm補償バイアス回路から後段の増幅回路に安定的にバイアスを与えることができる。
比較器COMの非反転入力及び出力の間には、位相調整回路が設けられている。位相調整回路は図示の例では、キャパシタ単独で構成されているが、キャパシタ、インダクタ、抵抗器その他の適切な如何なる組み合わせ(例えば、キャパシタと抵抗器の直列接続された回路)で構成されてもよい。また、位相調整回路は、反転入力と出力の間に設けられてもよい。基準電流側及びバイアス電流側の間で相対的な位相を適切に設定し、発振してしまうことを防止できればよいからである。
図4Bは図4AのGm補償バイアス回路の変形例を示す。図4Aの回路例ではPチャネルの第5FETから出力が取り出されていたが、図4Bの回路例ではNチャネルの第5FETから出力が取り出されている。
図4Aに示される比較器COMは、入力された信号を比較し、比較結果を示す信号を出力する適切な如何なる回路で構成されてよい。例えば比較器COMは演算増幅器で構成されてもよい。
図6は、比較器COMの構成例を示す。図中、図4Aで説明済みの要素と同じ要素には同じ記号及び番号が付されている。比較器COMは、第6〜第9FETを有する。第6FETはNチャネルFETであり、低電位源に接続されたソースと、第1FETのドレイン電圧(第1電圧V1)を受けるゲートと、ドレインとを有する。第7FETはNチャネルFETであり、低電位源に接続されたソースと、第2FETのドレイン電圧(第2電圧V2)を受けるゲートと、ドレインとを有する。第8FETは、PチャネルFETであり、第7FETのドレインに接続されたドレインと、ゲートと、高電位源に接続されたソースとを有する。第8FETのドレインは、比較結果に応じた信号を出力する出力端子になる。第9FETは、PチャネルFETであり、第6FETのドレインに接続されたドレインと、該ドレイン及び第8FETのゲートに接続されたゲートと、高電位源に接続されたソースとを有する。
演算増幅器には様々な形式のものがあり、図7及び図8に示されるように、定電流源でバイアスされた差動対が設けられ、動作の安定化を図ろうとするのが一般的である。
しかしながら、本発明の実施例では、第1、第2、第6及び第7FETに流れる電流は同一になる又は少なくとも比例関係にあるので、動作の安定化を図るための電流源等は必須でない。従って図6に示されるような簡易な構成を比較器に採用することができる。
図9は、図4Aの本実施例によるGm補償バイアス回路が使用された場合に関するシミュレーション結果を示す。上述したように、利得は増幅装置内の増幅回路を構成するFETの相互コンダクタンスGmと、負荷抵抗Rとの積(Gm×R)で表現される。シミュレーションでは、多数のGm補償バイアス回路が製造された場合に、「GmxR」が最も小さかったもの(MIN)、「GmxR」が最も大きかったもの(MAX)が、標準的な典型的な利得「GmxR」(TYP)に対してどの程度逸脱しているかが算出された。シミュレーションでは、製造プロセス変動や動作温度等も考慮された。従来のGm補償バイアス回路では、「GmxR」の最小値は典型値に対して−17.3%も逸脱しており、「GmxR」の最大値は典型値に対して+39.4%も逸脱しており、ばらつきの幅は典型値の56.7%にも及んでいる。これに対して、本実施例によるGm補償バイアス回路では、「GmxR」の最小値は典型値に対して−4.1%しか逸脱しておらず、利得の最大値も典型値に対して+8.6%しか逸脱しておらず、ばらつきの幅は典型値の12.7%に過ぎない(従来の約1/5で済む)。従って本発明の実施例は従来よりも利得の安定化を図ることができる。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。各実施例の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の実施例が必要に応じて使用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
以下、本発明により教示される手段を例示的に列挙する。
(付記1)
電界効果トランジスタの相互コンダクタンスを補償するバイアス回路であって、
基準電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極に接続されたゲートを有る第1FETと、
バイアス電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1FETの前記ゲートに接続されたゲートを有する第2FETと、
前記第1FETの第2電極または、前記第2FETの第2電極は第1抵抗が接続され、
前記第1FETの第1電極の第1電位及び前記第2FETの第1電極の第2電位の比較結果に応じた信号を出力する比較器と、
を有し、前記比較器から出力される信号により、前記第1電位と前記第2電位が等しくなるように前記基準電流および前記バイアス電流が制御される相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記2)
前記比較器の入力及び出力の間に位相補償回路が設けられている付記1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記3)
前記第1及び第2FETがNチャネルFETであり、前記第1FETの第1電極と高電位源との間に前記基準電流源としてPチャネルFETが設けられ、前記第2FETの第1電極と高電位源との間に前記バイアス電流源としてPチャネルFETが設けられ、前記第1FETの第2電極または前記第2FETの一方の第2電極は、第1抵抗を介して低電位源に接続され、第1抵抗が接続されない側のもう一方のFETの第2電極は低電位源に接続される付記1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記4)
前記位相補償回路が、キャパシタで構成される付記3記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記5)
前記第1及び第2FETがPチャネルFETであり、前記第1FETの第1電極と低電位源との間に前記基準電流源としてNチャネルFETが設けられ、前記第2FETの第1電極と低電位源との間に前記バイアス電流源としてNチャネルFETが設けられ、前記第1FETの第2電極または前記第2FETの一方の第2電極は、第1抵抗を介して高電位源に接続され、第1抵抗が接続されない側のもう一方のFETの第2電極は高電位源に接続される付記1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記6)
前記比較器の出力が、前記PチャネルFETのゲートに与えられる付記5記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記7)
前記比較器が、演算増幅器で構成される付記1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記8)
前記比較器が、
前記第1電位または第2電位のうちの一方を受けるゲートを有する第3FETと、
前記第1電位または第2電位のうちのもう一方を受けるゲートを有する第4FETと、
前記第4FETに接続され、前記比較結果に応じた信号を出力する電極を有する第5FETと、
前記第5FETのゲートに接続されたゲートと、該ゲート及び前記第3FETに接続された電極とを有する第6FETと、
を有する付記1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
(付記9)
負荷抵抗に接続されたFETを有する増幅器と、
前記FETのゲートにバイアスを与える相互コンダクタンス補償型バイアス回路と、
を有する増幅装置であって、前記ゲートにバイアス電流を与える前記相互コンダクタンス補償型バイアス回路は、
基準電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極に接続されたゲートを有し、第2電極に第1抵抗が接続された第1FETと、
バイアス電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1FETの前記ゲートに接続されたゲートを有する第2FETと、
前記第1FETの第1電極の第1電位及び前記第2FETの第1電極の第2電位の比較結果に応じた信号を出力する比較器と、
を有し、前記比較器から出力される信号により、前記第1電位と前記第2電位が等しくなるように前記基準電流および前記バイアス電流が制御される増幅装置。
(付記10)
前記第2FETの相互コンダクタンスが、前記第1FETのソース抵抗に反比例するように制御される付記9記載の増幅装置。
(付記11)
前記比較器の入力及び出力の間に位相補償回路が設けられている付記9記載の増幅装置。
(付記12)
前記位相補償回路が、キャパシタで構成される付記11記載の増幅装置。
(付記13)
前記第1及び第2FETがNチャネルFETであり、前記第1及び第2FETの第1電極と高電位源との間にPチャネルFETがそれぞれ設けられ、前記第1FETはソース抵抗を介して低電位源に接続される付記9記載の増幅装置。
(付記14)
前記比較器の出力が、前記PチャネルFETのゲートに与えられる付記13記載の増幅装置。
(付記15)
前記比較器が、演算増幅器で構成される付記9記載の増幅装置。
(付記16)
前記比較器が、
前記第1電位を受けるゲートを有する第3FETと、
前記第2電位を受けるゲートを有する第4FETと、
前記第4FETに接続され、前記比較結果に応じた信号を出力する電極を有する第5FETと、
前記第5FETのゲートに接続されたゲートと、該ゲート及び前記第3FETに接続された電極とを有する第6FETと、
を有する付記9記載の増幅装置。
増幅回路例を示す図である。 図1の増幅回路に使用される従来のGm補償バイアス回路例を示す図である。 FETのドレイン電流電圧特性を模式的に示す図である。 本発明の一実施例によるGm補償バイアス回路を示す図である。 別のGm補償バイアス回路例を示す図である。 Gm補償バイアス回路の動作説明図を示す。 比較器の構成例を示す図である。 比較器の別の構成例を示す図である。 比較器の別の構成例を示す図である。 シミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
Gm,gm 相互コンダクタンス
Rs ソース抵抗
Iref 基準電流
Iout バイアス電流
COM 比較器

Claims (5)

  1. 電界効果トランジスタの相互コンダクタンスを補償する相互コンダクタンス補償型バイアス回路であって、
    基準電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極に接続されたゲートを有する第1FETと、
    バイアス電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1FETの前記ゲートに接続されたゲートを有する第2FETと、
    前記第1FETの第1電極の第1電位及び前記第2FETの第1電極の第2電位の比較結果に応じた信号を出力する比較器と、
    を有し、前記第1FETの第2電極又は前記第2FETの第2電極は第1抵抗に接続され、
    前記比較器は、
    前記第1電位または第2電位のうち一方を受けるゲートを有する第3FETと、
    前記第1電位または第2電位のうちもう一方を受けるゲートを有する第4FETと、
    前記第4FETに接続され、前記比較結果に応じた信号を出力する電極を有する第5FETと、
    前記第5FETのゲートに接続されたゲートと、前記第5FETのゲート及び前記第3FETに接続された電極とを有する第6FETと、
    を有し、前記第3FET及び前記第4FETのソースは電流源を介することなく電位源に接続され、前記比較器から出力される信号により、前記第1電位と前記第2電位が等しくなるように前記基準電流および前記バイアス電流が制御され
    前記基準電流、前記バイアス電流、前記第3FETのソース及びドレイン間を流れる電流及び前記第4FETのソース及びドレイン間を流れる電流の大きさが、同一である又は比例関係にある、相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
  2. 前記比較器の入力及び出力の間に位相補償回路が設けられている請求項1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
  3. 前記第1及び第2FETがNチャネルFETであり、前記第1FETの第1電極と高電位源との間に前記基準電流源としてPチャネルFETが設けられ、前記第2FETの第1電極と高電位源との間に前記バイアス電流源としてPチャネルFETが設けられ、前記第1FETの第2電極または前記第2FETの一方の第2電極は、第1抵抗を介して低電位源に接続され、第1抵抗が接続されない側のもう一方のFETの第2電極は低電位源に接続される請求項1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
  4. 前記第1及び第2FETがPチャネルFETであり、前記第1FETの第1電極と低電位源との間に前記基準電流源としてNチャネルFETが設けられ、前記第2FETの第1電極と低電位源との間に前記バイアス電流源としてNチャネルFETが設けられ、前記第1FETの第2電極または前記第2FETの一方の第2電極は、第1抵抗を介して高電位源に接続され、第1抵抗が接続されない側のもう一方のFETの第2電極は高電位源に接続される、請求項1記載の相互コンダクタンス補償型バイアス回路。
  5. 負荷抵抗に接続されたFETを有する増幅器と、
    前記FETのゲートにバイアスを与える相互コンダクタンス補償型バイアス回路と、
    を有する増幅装置であって、前記相互コンダクタンス補償型バイアス回路は、
    基準電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極に接続されたゲートを有する第1FETと、
    バイアス電流が流れる第1電極及び第2電極を有し、前記第1FETの前記ゲートに接続されたゲートを有する第2FETと、
    前記第1FETの第1電極の第1電位及び前記第2FETの第1電極の第2電位の比較結果に応じた信号を出力する比較器と、
    を有し、前記第1FETの第2電極又は前記第2FETの第2電極は第1抵抗に接続され、
    前記比較器は、
    前記第1電位または第2電位のうち一方を受けるゲートを有する第3FETと、
    前記第1電位または第2電位のうちもう一方を受けるゲートを有する第4FETと、
    前記第4FETに接続され、前記比較結果に応じた信号を出力する電極を有する第5FETと、
    前記第5FETのゲートに接続されたゲートと、前記第5FETのゲート及び前記第3FETに接続された電極とを有する第6FETと、
    を有し、前記第3FET及び前記第4FETのソースは電流源を介することなく電位源に接続され、前記比較器から出力される信号により、前記第1電位と前記第2電位が等しくなるように前記基準電流および前記バイアス電流が制御され
    前記基準電流、前記バイアス電流、前記第3FETのソース及びドレイン間を流れる電流及び前記第4FETのソース及びドレイン間を流れる電流の大きさが、同一である又は比例関係にある、増幅装置。
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