JP4715276B2 - ラミネートチューブ容器 - Google Patents

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本発明は、ラミネートチューブ容器に関し、さらに詳しくは、高級な外観特性と優れたガスバリア性、内容物保存性を兼ね備えるラミネートチューブ容器に関するものである。
近年、チューブ状容器は練り歯磨き、ペースト状食品、化粧品等の容器として広く使用されている。このチューブ状容器には、主として外部からの酸素や水分などの侵入防止機能、あるいは内容物の水分や香気成分の揮散防止機能などが求められており、これらの機能を満たす為に、通常、塩化ビニリデン系フィルムやアルミニウム箔の両面にポリオレフィン系樹脂層を積層した積層材料からなる筒状胴部に肩部と口部からなる頭部を設けたラミネートチューブ容器が多く使用されている。しかしながら、前記積層材料を用いたものは、使用後に廃棄され、焼却される時に有害物質の発生の危険性があったり、焼却炉を傷めたりするなどの問題を抱えていた。上記問題を改善する為に、塩化ビニリデン系フィルムやアルミニウム箔の代替えとして、基材フィルムに無機酸化物の蒸着薄膜層を積層したガスバリア性フィルムを使用し、そのガスバリア性フィルムの両面にポリエチレン樹脂層を積層した積層材料を用いたラミネートチューブ容器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−87445号公報
しかし、前記提案されているラミネートチューブ容器は、内容物が接する内面にポリエチレン樹脂が使用されている為に、ポリエチレン樹脂臭があり、内面由来成分の内容物への移行があったり、逆に内容物成分が内面のポリエチレン樹脂中に吸着されてしまい、品質が劣化してしまったりする等の欠点があった。また、特殊な外観特性も保有していないので、他の商品との差別化が必要になる高級化粧品などの包装用途には不向きであった。
本発明の課題は、優れた意匠性とガスバリア性を有し、かつ、容器臭も少なく、内容物への成分移行及び内容物成分の吸着が少ないラミネートチューブ容器を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、筒状胴部の一方の開口部に肩部及び口部からなる頭部を設けてなるラミネートチューブ容器において、該筒状胴部が外側から厚み方向に順に、少なくとも、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルムからなる機械的強度補強フィルム層、光反射層、エンボスホログラム形成層、二軸延伸ポリエステルフィルム層、ガスバリア層、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層を積層した積層材料からなることを特徴とするラミネートチューブ容器である。
本発明の請求項に係る発明は、機械的強度補強フィルム層が、厚さ12μm以上であることを特徴とする請求項1記載のラミネートチューブ容器である。
本発明のラミネートチューブ容器は、筒状胴部の一方の開口部に肩部及び口部からなる頭部を設けてなるラミネートチューブ容器において、該筒状胴部が外側から厚み方向に順に、少なくとも、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルムからなる機械的強度補強フィルム層、光反射層、エンボスホログラム形成層、二軸延伸ポリエステルフィルム層、ガスバリア層、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層を積層した積層材料からなっており、前記光反射層が金属、金属酸化物又は金属硫化物の蒸着薄膜からなっており、また、透明ガスバリアフィルム層として、透明な延伸フィルム層の片面に酸化珪素、酸化アルミニウム又はそれらの混合物からなる蒸着薄膜層、ガスバリア性被膜層を積層した積層フィルムを使用することにより、優れた意匠性及びガスバリア性を有し、容器の内面樹脂由来の臭気も少なく、内容物への成分移行も少なく、さらに内容物に含有されている各種成分の内面樹脂への吸着も少ないので、例えば、高級化粧品などの容器として広く使用できる。
本発明のラミネートチューブ容器を、実施の形態に沿って以下に詳細に説明する。図2(a)は本発明のラミネートチューブ容器の筒状胴部に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、積層材料(30)は、厚み方向に順に、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(16)、接着剤層(21)、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(15)、接着剤層(22)、補強フィルム層(14)、接着剤層(23)、光反射層(13)、エンボスホログラム形成層(12)、二軸延伸ポリエステルフィルム層(11)、接着剤層(24)、ガスバリア層(19)、接着剤層(25)、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(17)、接着剤層(26)、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(18)が積層された構成になっており、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図であり、積層材料(31)は厚み方向に順に、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(16)、接着剤層(21)、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(15)、接着剤層(22)、透明ガスバリアフィルム層(20)、接着剤層(23)、光反射層(13)、エンボスホログラム形成層(12)、
二軸延伸ポリエステルフィルム層(11)、接着剤層(25)、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(17)、接着剤層(26)、テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(18)が積層された構成になっている。
前記テレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層(15、16、17、18)のフィルムは、テレフタル酸(TA)とエチレングリコール(EG)と1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)の三成分を共重合させたフィルムであり、樹脂臭が少なく、特に香料などの成分の吸着が少ない特徴を有している。以下、TA・EG・CHDM共重合フィルムと記す。
印刷層を設ける場合は、前記補強フィルム層(14)あるいは透明ガスバリアフィルム層(20)と前記接着剤層(23)の間に積層する。使用するインキは、公知のニトロセルロース樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂をバインダーとして使用したもの等が使用でき、印刷方法も公知のグラビア印刷法、シルクスクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法などが使用できる。
前記エンボスホログラム形成層(12)に使用する高分子樹脂は、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン・メタクリル酸共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、アイオノマー樹脂等の樹脂が使用可能で、ホログラム用スタンパーで熱プレスした時に凹凸状にエンボスされるものであれば良い。その厚みは加工性、経済性を考慮すると5〜200μmの範囲のものが好ましい。
さらに、前記エンボスホログラム形成層(12)の高分子樹脂の積層方法は、グラビアコート法やロールコート法などの一般的な湿式コート方法や溶融押出機を使用して、二軸延伸ポリエステルフィルム層(11)の上に前記高分子樹脂を積層させる方法などが採用できる。
前記エンボスホログラムを形成させる方法は、二軸延伸ポリエステルフィルム層(11)の上にコーティング機でエンボスホログラム形成のための高分子樹脂を積層した後に、その表面に別機でホログラム形成用スタンパーを用いて熱プレスして形成させる方法や、溶融押出機を用いて二軸延伸ポリエステルフィルム層(11)上にエンボスホログラム形成のための高分子樹脂を積層した直後に、溶融押出機のTダイ直下に配置した冷却ロール又はニップロールに事前に装着したホログラム形成用スタンパーを用いてプレスする方法などがある。
前記光反射層(13)は、光を反射させ、エンボスホログラムを明瞭化させると共に、保護する為に積層され、金属、金属酸化物又は金属硫化物の蒸着薄膜からなっている。前記金属は表面反射率の高い材料を使用するのが好ましく、アルミニウム、金、銀、銅、錫及びこれらの合金材料が使用され、金属酸化物あるいは金属硫化物としては、エンボスホログラム形成層(12)に使用した高分子樹脂の屈折率との差が大きいものが好ましく、例えば、酸化チタン、酸化珪素、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化アルミニウム、酸化マゲネシウム、硫化亜鉛、硫化カドミウムなどの屈折率が高いものが良い。
前記光反射層(13)の積層方法は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などで積層する。その厚みは5〜500nmの範囲が好ましい。
前記補強フィルム層(14)には、二軸延伸ポリエステルフィルム(PETフィルム)、二軸延伸ナイロンフィルム(ONYフィルム)やTA・EG・CHDM共重合フィルム
等を使用する。前記補強フィルム層(14)は積層材料(30)の各種機械的強度を向上させる為に設ける。
前記TA・EG・CHDM共重合フィルム層(15、16、17、18)には、厚さ30μm以上のフィルムを使用する。厚さ30μm以上のフィルムを使用する理由は、ラミネートチューブ容器の形状を良好に保持させる為である。
前記ガスバリア層(19)には、二軸延伸ポリエステルフィルム等の延伸フィルムの片面に酸化珪素、酸化アルミニウム又はそれらの混合物からなる蒸着薄膜層、ポリビニルアルコール樹脂を主成分とする乾燥被膜からなるガスバリア性被膜層を積層した積層フィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合フィルム、あるいはアルミニウム金属箔などが使用され、それらを使用すれば優れたガスバリア性が得られる。
前記透明ガスバリアフィルム層(20)には、透明な二軸延伸ポリエステルフィルム等の延伸フィルム層の片面に酸化珪素、酸化アルミニウム又はそれらの混合物からなる蒸着薄膜層、ポリビニルアルコール樹脂を主成分とする乾燥被膜からなるガスバリア性被膜層を積層した積層フィルムやエチレン・ビニルアルコール共重合フィルムが使用できるが、積層材料(31)の機械的強度を向上させる為には、前者の積層フィルムの方が好ましい。
前記接着剤層(21、22、23、24、25、26)には、一般的にポリウレタン系接着剤を使用する。通常、水酸基を持った主剤とイソシアネート基を持った硬化剤とを2液混合して使用する2液型が使用される。その積層方法は公知のグラビアコート方式で積層する。塗布量は1〜5g/m2(乾燥状態)が良い。
図1は本発明のラミネートチューブ容器の一実施形態を示す断面図であり、ラミネートチューブ容器(1)は、前記積層材料(30)からなっており、開口部(2a、2b)とシール部(2c)を有する筒状胴部(2)の開口部(2a)側に肩部(3)及び口部(4)からなる頭部(5)が取り付けられており、積層材料(30)のTA・EG・CHDM共重合フィルム層(18)が内容物に接するようになっており、エンボスホログラム形成層(12)が容器外側から明瞭に視認できるようになっており、優れた意匠性を有している。
本発明のラミネートチューブ容器の特徴とするところは、上記に記載したように、エンボスホログラム形成層を有している為に優れた外観の意匠性を有しており、ガスバリア層あるいは透明ガスバリアフィルム層を有している為に優れたガスバリア性を有しており、両側に二層以上のTA・EG・CHDM共重合フィルム層を有している為に容器の形状保持性が良く、また内容物が接する内面がTA・EG・CHDM共重合フィルム層になっているので、内面樹脂由来の臭気も少なく、内面からの内容物への成分移行も少なく、さらに、内容物成分の内面樹脂への吸着も少なく、優れた品質保存性を有している。
本発明のラミネートチューブ容器を、以下に具体的な実施例に沿って説明する。本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
二軸延伸ポリエステルフィルム層(11)として、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルム)を使用し、そのPETフィルムの一方の面にエンボスホログラム形成層(12)の樹脂として、厚み20μmのポリプロピレン樹脂(日本ポリケム(株)製、商品名:FL25RC、密度0.89g/cm3)を樹脂温度300℃で押出して積層した直後に、そのポリプロピレン樹脂の表面を、事前に冷
却ロールに装着しておいたホログラム用スタンパーで連続してエンボスして、エンボスホログラム形成層(12)を形成させ、そのエンボスホログラム形成層(12)の表面に光反射層(13)として、厚さ50nmのアルミニウム薄膜を蒸着加工してホログラムフィルムを作成し、補強フィルム層(14)として、厚さ12μmのPETフィルムを使用し、TA・EG・CHDM共重合フィルム層(15、16、17、18)のフィルムとして、タマポリ(株)製の厚さ50μmのハイトロンPGフィルム(商品名)を使用して、(外側)ハイトロンPGフィルム(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/ハイトロンPGフィルム(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/PETフィルム(12μm)/印刷層/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム蒸着薄膜層(50nm)/エンボスホログラム形成層(20μm)/PETフィルム(25μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム箔(12μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/ハイトロンPGフィルム(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/ハイトロンPGフィルム(50μm)(内側)構成の積層材料を作成し、その積層材料とTA・EG・CHDM共重合樹脂からなる頭部を用いて、内側面が内容物に接するようにして、図1に示す形状の本発明のラミネートチューブ容器を作成した。
実施例1において、(外側)ハイトロンPGフィルム(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/ハイトロンPGフィルム(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/PETフィルム(12μm)/酸化珪素蒸着薄膜層(50nm)/ポリビニルアルコール樹脂を主成分とする被膜からなるガスバリア性被膜層(0.5μm)/印刷層/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム蒸着薄膜層(50nm)/エンボスホログラム形成層(20μm)/PETフィルム(12μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/ハイトロンPGフィルム(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/ハイトロンPGフィルム(50μm)(内側)構成の積層材料を使用した以外は、同様にして本発明のラミネートチューブ容器を作成した。
以下に、本発明の比較用の実施例について説明する。
(外側)LDPEフィルム層(80μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/LDPEフィルム層(50μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/PETフィルム(12μm)/印刷層/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/アルミニウム蒸着薄膜層(50nm)/エンボスホログラム形成層(20μm)/PETフィルム(25μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/LLDPEフィルム層(150μm)(内側)構成の積層材料を使用した以外は、実施例1と同様にして比較用のラミネートチューブ容器を作成した。
〈評価〉
実施例1〜2の本発明のラミネートチューブ容器及び実施例3の比較用のラミネートチューブ容器の内面の臭気の有無及び内容物への成分移行の有無を以下の評価方法で実施すると共にガスバリア性を評価した。その結果を表1に示す。
(1)内面の臭気の評価方法
作成したそれぞれのラミネートチューブ容器の頭部の反対側の開口部をシールした検体を作成し、その検体の頭部側の開口部から内面の樹脂臭の有無を官能評価した。
(2)内容物への成分移行の評価方法
作成したそれぞれのラミネートチューブ容器の頭部の反対側の開口部をシールした検体を作成し、その検体に蒸留水を充填密封したものを室温で30日間保存し、保存後の検体中の蒸留水の味覚を評価した。
Figure 0004715276
表1の結果から、実施例1〜2の本発明のラミネートチューブ容器は、内面の樹脂臭もなく、容器に蒸留水を充填密封した後、室温、30日保存後も中の蒸留水に異味がなく、かつ、ガスバリリア性も良好であった。一方、実施例3の比較用のラミネートチューブ容器は、内面のポリエチレン樹脂臭があり、室温、30日保存後の蒸留水には異味があり、ガスバリア性も不良であった。
本発明のラミネートチューブ容器の一実施形態を示す断面図である。 (a)は本発明のラミネートチューブ容器の筒状胴部に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図である。
符号の説明
1…ラミネートチューブ容器
2…筒状胴部
2a,2b…筒状胴部の開口部
2c…シール部
3…肩部
4…口部
5…頭部
11…二軸延伸ポリエステルフィルム層
12…エンボスホログラム形成層
13…光反射層
14…補強フィルム層
15,16,17,18…TA・EG・CHDM共重合フィルム層
19…ガスバリア層
20…透明ガスバリアフィルム層
21,22,23,24,25,26…接着剤層
30,31…積層材料

Claims (2)

  1. 筒状胴部の一方の開口部に肩部及び口部からなる頭部を設けてなるラミネートチューブ容器において、該筒状胴部が外側から厚み方向に順に、少なくとも、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルムからなる機械的強度補強フィルム層、光反射層、エンボスホログラム形成層、二軸延伸ポリエステルフィルム層、ガスバリア層、二層以上のテレフタル酸・エチレングリコール・1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合フィルム層を積層した積層材料からなることを特徴とするラミネートチューブ容器。
  2. 機械的強度補強フィルム層が、厚さ12μm以上であることを特徴とする請求項1記載のラミネートチューブ容器。
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