JPH04201333A - 積層材 - Google Patents

積層材

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JPH04201333A
JPH04201333A JP2333569A JP33356990A JPH04201333A JP H04201333 A JPH04201333 A JP H04201333A JP 2333569 A JP2333569 A JP 2333569A JP 33356990 A JP33356990 A JP 33356990A JP H04201333 A JPH04201333 A JP H04201333A
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秀春 山岸
Hitoshi Okada
仁 岡田
Masahiro Shimoyamada
下山田 正博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積層材に係り、特に流動性乃至半流動性物質
を収容するチューブ容器に用いられる積層材に関する。
〔従来の技術〕
練ハミガキ、化粧品、練食品等の流動性乃至半流動性物
質を収容するチューブ容器は、適度の腰の強さ、耐水性
、ガスバリアー性等の物性を有する積層材で成形されて
いる筒状の胴部と、肩部と首部とを有し胴部の上部開口
端に係合されている閉塞部材と、この閉塞部材の首部に
着脱可能に装着されているキャップとを備えている。そ
して、耐水性の付与と成形の容易化を図るために、近年
、構成中に紙層が存在しない積層材が開発されている。
このような積層材の一例として、外側から熱可塑性樹脂
層/2軸延伸樹脂フィルム層/印刷層/隠蔽樹脂層/バ
リアー層/熱可塑性樹脂層の積層構成を有する積層材を
挙げることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のような積層材に設けられている印
刷模様、絵柄は平面的なものであり、また、積層材の地
色は印刷層として使用されているインキの色と隠蔽樹脂
層の色とにより決まり、例えば白色、乳白色、クリーム
色等の単調な地色であり、さらに、隠蔽樹脂層を用いる
ことなくバリアー層としてのアルミニウム箔の金属光沢
を地色とした場合、製造段階でアルミニウム箔に生じた
微小凹凸、しわにより金属光沢面の平面性が悪化し、逆
に押出しチューブのイメージが低下してしまうという問
題があった。このため、見る角度により模様、象形状が
変化して、押出しチューブのイメージをより高めること
ができる装飾性豊かな積層材が要望されていた。
本発明は、上述のような事情に鑑みて創案されたもので
あり、金属光沢の地色と光の干渉模様を有する積層材を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような問題を解決するために、本発明は2軸延伸樹
脂フィルム層および該2軸延伸樹脂フィルム層の外側に
積層され微小エンボスが形成された熱可塑性樹脂層と該
熱可塑性樹脂層の微小エンボス面に形成された金属反射
層とから構成される光干渉層とからなる中間支持層と、
該中間支持層の外側に位置し熱可塑性樹脂層からなる最
外層と、前記中間支持層の内側に位置し熱可塑性樹脂層
からなる最内層と、該最内層と前記中間支持層との間に
位置するバリアー層とを有するような構成である。
〔作用〕
2軸延伸樹脂フィルム層からなる中間支持層は、その外
側と内側にそれぞれ熱可塑性樹脂層からなる最外層と最
内層とを積層され、上記中間支持層と最内層との間には
バリアー層が設けられており、かつ上記中間支持層には
光干渉層が形成されている。これにより、最外層側から
積層材を見たときに上記光干渉層の金属反射層により金
属光沢の地色が認識されるとともに、上記光干渉層によ
り反射された光の干渉による干渉模様も認識される。
〔実施例〕
以下、本発明の好適な実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の積層材の一実施例を示す概略断面図で
ある。第1図において、本発明の積層材1は中間支持層
2と、゛この中間支持層2の外側(図面上方)にアンカ
ーコート層9を介して積層されている最外層である熱可
塑性樹脂層8と、アンカーコート層10および低密度ポ
リエチレン樹脂層11を介して中間支持層2の内側(図
面下方)に積層されている腰調整フィルム層12と、こ
の腰調整フィルム層12にアンカーコート層13および
オレフィンと不飽和カルボン酸との共重合体(酸コポリ
マー)層14を介して積層されているバリアー層15と
、このバリアー層15に酸コポリマー層16を介して積
層されている最内層としての熱可塑性樹脂層17とを有
している。
中間支持層2は、内側に裏刷りされた印刷層4を有する
2軸延伸樹脂フィルム層3と、外側に光干渉層7が設け
られている2軸延伸樹脂フィルム層6とを、印刷層4と
光干渉層7とが対向するよに接着剤層5を介して積層し
た構成となっている。
中間支持層2に用いられる2軸延伸樹脂フイルムとして
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ナ
イロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の透明フィル
ムあるいは半透明フィルムを挙げることができる。この
ような2軸延伸樹脂フィルム層3の厚さは10〜50μ
m程度、2軸延伸樹脂フィルム層6の厚さは10〜80
μm程度であり、中間支持層2全体の厚さは20〜10
0μm程度が好ましい。また、接着剤層5はウレタン系
接着剤等の公知の接着剤であってよい。
印刷層4はグラビア印刷、オフセット印刷等の公知の印
刷方式により形成されたものであり、印劇場4が形成さ
れる2軸延伸樹脂フィルム層3の表面に予めコロナ処理
を施してもよい。
2軸延伸樹脂フィルム層6に設けられている光干渉層7
は、第2図に示されるように2軸延伸樹脂フィルム層6
上に積層され微小エンボス面7bが形成された熱可塑性
樹脂層7aと、上記微小エンボス面7bに形成された金
属反射層7Cとから構成されている。
微小エンボス面7bが形成された熱可塑性樹脂層7aの
2軸延伸樹脂フィルム層6上への積層は、例えば、基材
としての2軸延伸樹脂フイルムに熱可塑性樹脂を押出し
ラミネートすることにより行われる。そして、ホログラ
ムパターンあるいは格子パターン等が形成されたレリー
フ原版が周面に配設されている冷却ロールにより熱可塑
性樹脂を冷却・押圧して熱可塑性樹脂層7aを形成する
と同時に、熱可塑性樹脂層7aに上記のレリーフ原版に
対応した微小エンボス面7bが形成される。
このような熱可塑性樹脂層7aは、低密度ポリエチレン
、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、中密度ポ
リエチレン等の熱可塑性樹脂を用いて形成され、厚さは
10〜50μm程度が好ましい。また、微小エンボス面
7bのエンボスの大きさは、深さおよび幅が0,5〜2
μmの範囲であり、このような微小エンボス面7bは熱
可塑性樹脂層7aの全面に形成されてもよく、また所定
の領域にのみ形成されてもよい。
また、金属反射層7Cは真空蒸着法等の公知の方法によ
って設層されたアルミニウム等の金属薄膜でよく、必要
に応じて微小エンボス面7bに予めコロナ処理を施した
り、あるいはプライマー層を設けてもよい。
最外層である熱可塑性樹脂層8は、積層材1を筒状にし
て押出しチューブの胴部を形成する際に、最内層である
熱可塑性樹脂層17と熱融着されるものであり、低密度
ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、中密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリビニル
アルコ−2ル等の熱可塑性樹脂からなる。このような熱
可塑性樹脂層8の厚さは、50μm以上であることが好
ましい。これは、上記のように筒状に形成した場合に、
積層材1の端面からアルミニウム箔層15が露出するの
を防止するためである。また、熱可塑性樹脂層8は単層
であってもよいが、熱可塑性樹脂フィルムの片面に熱可
塑性樹脂を押出しラミネートしたような積層構造であっ
てもよい。
さらに、熱可塑性樹脂層8には、積層材1の用途に応じ
て静電防止剤、スリップ剤等を添加してもよい。
アンカーコート層9.10.13の形成は、有機チタネ
ート、ポリエチレンイミン、イソシアネート基を有する
化合物等からなるアンカーコート剤を用いて行われる。
低密度ポリエチレン樹脂層11は、アンカーコート層1
0が設けられた中間支持層2に腰調整フィルムをラミネ
ートするためのものであり、厚さは10〜50μm程度
が好ましい。そして、低密度ポリエチレン樹脂層11を
介して中間支持層2に設けられた腰調整フィルム層12
は、積層材1の腰の強さを調整するためのものであり、
積層材1の用途に応じて材料、厚さ等を適宜変更するこ
とができる。すなわち、直鎖低密度ポリエチレン樹脂フ
ィルム、低密度ポリエチレン樹脂フィルム、中密度ポリ
エチレン樹脂フィルム、未延伸ポリプロピレンフィルム
等の厚さ20〜100μm程度の樹脂フィルムを用いる
ことができる。なお、積層材1に要求される腰の強さか
ら、腰調整フィルム層12が不要な場合は、低密度ポリ
エチレン樹脂層11、腰調整フィルム層12およびアン
カーコート層13を設けることなく、アンカーコート層
10に酸コポリマー層14以下を直接積層してもよい。
酸コポリマー層14は、アンカーコート層13が設けら
れた腰調整フィルム層12にバリアー層15を積層する
ためのものである。この酸コポリマー層14は、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体等を溶融押出しすることにより形成され、厚さは2
0〜100μm程度が好ましい。
そして、酸コポリマー層14を介して積層されるバリア
ー層15としては、アルミニウム箔層、あるいはポリビ
ニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルム
を用いることができる。このバリアー層15の厚さは6
〜50μm程度が好ましい。
酸コポリマー層16は、バリアー層15に最内層として
の熱可塑性樹脂層17を積層するためのものであり、上
記の酸コポリマー層14と同様の材料を用いることがで
きる。
最内層としての熱可塑性樹脂層17は、熱可塑性樹脂層
8と同質の熱可塑性樹脂からなっていてよく、その厚さ
は50μm以上であることが好ましい。この熱可塑性樹
脂層17は単層あってもよく、また熱可塑性樹脂フィル
ムの片面に熱可塑性樹脂を押出しラミネートしたような
積層構造であっもよい。
上述のような積層材1は、中間支持層2を構成する光干
渉層7の金属反射層7cにより、最外層としての熱可塑
性樹脂層8側から金属光沢の地色が認識される。さらに
、光干渉層7が有する微小エンボスにより金属反射層7
Cで反射された光の干渉模様が認識される。そして、光
干渉層7は2軸延伸樹脂フイルムに形成されているので
、製造段階における光干渉層7へのしわの発生は、金属
箔を用いる場合に比べて大幅に少なく、このため表面性
か良好で綺麗な金属光沢地色を得ることができる。
このような積層材1は、公知の押出しラミネートによる
積層により製造することができる。
第3図は本発明の積層材の他の態様を示す概略断面図で
ある。第3図に示される積層材1′は中間支持層が上記
の積層材1と異なる他は積層材1と同様の構成を有する
。この積層材1′における中間支持層2′は、2軸延伸
樹脂フィルム層6′と、この2軸延伸樹脂フィルム層6
′の外側に設けられた光干渉層7′ と、この光干渉層
7′上に設けられた印刷層4′ とから構成されている
。光干渉層7′は上述の光干渉層7と同様の構成を有し
ている。なお、第3図のおいて第1図に示される積層材
と同一の構成部分には同一の番号を付して説明は省略す
る。
箪4図は本発明の積層材の他の態様を示す概略断面図で
ある。第4図において、本発明の積層材21は中間支持
層22と、この中間支持層22の外側(図面上方)に接
着剤層29を介して積層されている最外層である熱可塑
性樹脂フィルム層28と、接着剤層30を介して中間支
持層22の内側(図面下方)に積層されているバリアー
層31と、このバリアー層31に接着剤層32を介して
積層されている最内層としての熱可塑性樹脂フィルム層
33とを有している。
積層材21の中間支持層22は、上述の中間支持層2と
同様に内側に裏刷りされた印刷層24を有する2軸延伸
樹脂フィルム層23と、接着剤層25を介して2軸延伸
樹脂フィルム層23に積層されている光干渉層27を備
えた2軸延伸樹脂フイルム層26とから構成されている
。この中間支持層22を構成する各層の材料、厚さは上
述の中間支持層2の場合と同じであり、光干渉層27は
上述の光干渉層7と同様の構成を有している。
また、熱可塑性樹脂フィルム層28と熱可塑性樹脂フィ
ルム層33は、上述の熱可塑性樹脂層8゜17に用いる
ことのできる熱可塑性樹脂からなっている。そして、熱
可塑性樹脂フィルム層28と熱可塑性樹脂フィルム層3
3は同質の熱可塑性樹脂で構成されることが好ましい。
また、熱可塑性樹脂フィルム層28.33の厚さは、上
述の熱可塑性樹脂層8.17と同様の範囲で管理するこ
とができる。
さらに、バリアー層31の材料、厚さも第1図に示され
るバリアー層15に従うことができる。
このような積層材21は、接着剤層29,30゜32を
介したドライラミネートによる積層により製造すること
ができる。使用する接着剤はウレタン系接着剤等の公知
の接着剤であってよい。
次に、実験例を示して本発明を更に詳細に説明する。
(実験例) 押出しラミネート法により第1図に示される積層構成の
積層材を以下のようにして作成した。
まず、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ーh (PET)フィルム(東洋紡(株)製E5100
)の片面にコロナ処理を施し、このコロナ処理面にグラ
ビア印刷により印刷層を形成した。
一方、厚さ25μmの2軸延伸PETフイルム(E51
00)の片面にコロナ処理を施し、このコロナ処理面に
オレフィン系のアンカーコート剤(大日本インキ(株)
製AC300)を塗布し、このアンカーコート刺止にホ
モポリプロピレン樹脂(日本石油化学(株)製LA22
1)を30μmの厚さに押出しラミネートし、ホログラ
ムパターンが形成されたレリーフ原版が周面に配設され
ている冷却ロールによりポリプロピレン樹脂を冷却・押
圧すると同時に、上記のレリーフ原版に対応した微小エ
ンボス面を形成した。つぎに、ポリプロピレン樹脂の微
小エンボス面にコロナ処理を施してぬれ程度を46dy
ne−cmとした後、微小エンボス面にアルミニウムを
蒸着して金属反射層を形成して光干渉層とした。
次に、上述の厚さ12μmの2軸延伸PETフイルム(
E’5100)の印刷層と、上述の厚さ25μmの2軸
延伸PETフイルム(E5100)の金属反射層とが対
向するようにウレタン系接着剤(式日薬品(株)製A3
15/A12)でドライラミネートして光干渉層を有す
る中間支持層となる積層フィルムを作成した。
この中間支持層の厚さ12μmの2軸延伸PETフイル
ム(E 5100)側にポリエチレンイミン系アンカー
コート剤(日本触媒化学(株)製エポミンP−1000
)を用いてアンカーコート層を形成し、このアンカーコ
ート層上に低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学(株
)製MllP)を70μmの厚さで押出しラミネートし
た。
また、上記の中間支持層の厚さ25μmの2軸延伸PE
Tフイルム(E 5100)側に上記のポリエチレンイ
ミン系アンカーコート剤(エポミンP−1000)を用
いてアンカーコート層を形成し、このアンカーコート層
上に20μmの厚さで押出した低密度ポリエチレン樹脂
(MIIP)を介して、厚さ50μmの直鎖低密度ポリ
エチレン樹脂フィルム(大日本樹脂(株)製5R−X)
をその非コロナ処理面側が低密度ポリエチレン樹脂(M
IIP)に接触するようにサンドラミネートした。この
直鎖低密度ポリエチレン樹脂フィルム(SR−X)は腰
調整用のフィルムとして積層した。
次に、上記の直鎖低密度ポリエチレン樹脂フィルム(S
R−X)のコロナ処理面側に上記のポリエチレンイミン
系アンカーコート剤(エポミンP−1000)を用いて
アンカーコート層を形成し、このアンカーコート層上に
20μmの厚さで押出したエチレン−メタクリル酸共重
合体(三井石油化学(株)製AN4205)を介して、
バリアー履用の厚さ10μmのアルミニウム箔(日本製
箔(株)製)を、サンドラミネートした。
更に、上記のアルミニウム箔上に上記のエチレン−メタ
クリル酸共重合体(AN4205)を30μmの厚さで
押出しラミネートし、その後、低密度ポリエチレン樹脂
(MIIP)を60μmの厚さで押出しラミネートして
積層材を作成した。
次に、この積層材を70μmの低密度ポリエチレン樹脂
(最外層)を外側にして筒状の胴部を形成し、この胴部
を用いて押出しチューブを作成した。この押出しチュー
ブは、光干渉層を構成するアルミニウム蒸着層が金属光
沢地色として明瞭に認識され、かつ微小エンボス面上に
形成された上記のアルミニウム蒸着層で反射された光に
干渉が生じてホログラムパターンが明瞭に認識され、装
飾性に優れた押出しチューブであった。また、印刷層も
良好に認識された。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば最外層側から積層
材を見たときに中間支持層を構成する光干渉層の金属反
射層が金属光沢の地色として認識されるとともに、光干
渉層の微小エンボスにより金属反射層で反射された光に
干渉が生じ干渉模様も認識され、また金属薄膜層が2軸
延伸樹脂フイルムに形成されているので、製造段階にお
ける光干渉層への凹凸の発生はほとんどなく、このため
表面性が良好で装飾性畳な積層材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の積層材の一実施例を示す概略断面図、
第2図は光干渉層の構成を示す概略断面図、第3wAは
本発明の積層材の他の態様を示す概略断面図、第4図は
本発明の積層材の他の態様を示す概略断面図である。 1.21・・・積層材、2.22・・・中間支持層、3
゜23・・・2軸延伸樹脂フィルム層、4,24・・−
印刷層、5,25・・・接着剤層、6,26・・・2軸
延伸樹脂フィルム層、7.27・・・光干渉層、7a・
・・熱可塑性樹脂層、7b・・・微小エンボス面、7C
・・・金属反射層、8・・・最外層である熱可塑性樹脂
層、9゜10.13・・・アンカーコート層、11・・
・低密度ポリエチレン樹脂層、12・・・腰調整フィル
ム層、14.16・・・酸コポリマー層、15.31・
・・バリアー層、17・・・最内層である熱可塑性樹脂
層、28.33・・・熱可塑性樹脂フィルム層、29.
30.32・・・接着剤層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2軸延伸樹脂フィルム層および該2軸延伸樹脂フィ
    ルム層の外側に積層され微小エンボスが形成された熱可
    塑性樹脂層と該熱可塑性樹脂層の微小エンボス面に形成
    された金属反射層とから構成される光干渉層とからなる
    中間支持層と、該中間支持層の外側に位置し熱可塑性樹
    脂層からなる最外層と、前記中間支持層の内側に位置し
    熱可塑性樹脂層からなる最内層と、該最内層と前記中間
    支持層との間に位置するバリアー層とを有することを特
    徴とする積層材。 2、前記微小エンボスの深さおよび幅が 0.5〜2.0μmの範囲であることを特徴とする請求
    項1記載の積層材。 3、前記中間支持層が印刷層を有する2軸延伸樹脂フィ
    ルム層を外側に積層して有することを特徴とする請求項
    1または2記載の積層材。 4、最外層を構成する熱可塑性樹脂と最内層を構成する
    熱可塑性樹脂とが同質の熱可塑性樹脂であることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の積層材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004284201A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Toppan Printing Co Ltd ラミネートチューブ容器
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JP2017517410A (ja) * 2014-05-30 2017-06-29 アルベア セルヴィス 高度に装飾されたチューブ、特に高度に装飾されたラミネートチューブ

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