JP4706845B2 - 有機el素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有機発光層が高分子材料からなる有機ELディスプレイパネル等に用いられる有機EL素子の製造方法に関し、特に有機発光層を印刷法によって形成する有機EL素子で、ムラや欠陥の無い表示品位のすぐれた有機EL素子を作製する方法に関する。
有機EL素子は、二つの対向する電極の間に有機発光材料からなる有機発光層が形成され、有機発光層に電流を流すことで発光させるものであるが、効率よく発光させるには有機発光層の膜厚が重要であり、100nm程度の薄膜にする必要がある。さらに、これをディスプレイパネル化するには高精細にパターニングする必要がある。
有機発光層を形成する有機発光材料には、低分子材料と高分子材料が有り、一般に低分子材料は真空蒸着法等により薄膜形成し、このときに微細パターンのマスクを用いてパターニングするが、この方法では基板が大型化すればするほどパターニング精度が出にくいという問題がある。また、真空中で成膜するためにスループットが悪いという問題がある。
そこで、最近では高分子材料を溶剤に溶かして塗工液にし、これをウェットコーティング法で薄膜形成する方法が試みられるようになってきている。高分子材料の塗液を用いてウェットコーティング法で有機発光層を含む有機発光媒体層を形成する場合の層構成は、陽極側から正孔輸送層、有機発光層と積層する二層構成が一般的である。このとき、有機発光層はカラーパネル化するために赤(R)、緑(G)、青(B)のそれぞれの発光色をもつ有機発光材料を溶剤中に溶解または安定して分散してなる有機発光インキを用いて塗り分ける必要がある(例えば特許文献1参照)。
一方、正孔輸送層はパターニングせずに、有機ELディスプレイパネルの画像形成に関わる部分全体に全面塗布いわゆるベタ塗りする方法が一般的であり、スピンコート法やダイコート法といったコーティング法を用いて形成されてきた。これは、正孔輸送層の膜厚は一般に100nm以下の薄膜であり、層の横方向へ流れる電流よりも厚み方向へ流れる電流のほうが圧倒的に流れやすく、よって電極がパターニングされていれば、電流の画素の外へのリークは非常に少ないといわれていたためである。
特開2001−93668公報
ところで、本願発明者等は、ガラス基板上に陽極である画素電極をパターン形成し、画素電極間に絶縁層をパターン形成し、正孔輸送層を有機EL素子有効面内に全面塗布し、有機発光層をパターン形成し、陰極層をパターン形成したパッシブマトリックスタイプの有機EL素子において、パターン化された電極間に流れる電流がリークし、発光効率だけでなく、コントラストが低下していることを確認した。
したがって、正孔輸送層を画素電極上にのみにパターン形成し、絶縁層上には正孔輸送層を設けないようにする必要があった。
しかしながら、正孔輸送層を形成する正孔輸送材料は(3、4−ポリエチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)といった高分子材料からなるため、この正孔輸送材料を溶媒に溶解または安定して分散させ正孔輸送インキとするには、高分子材料の溶解性の問題と、薄膜を作る必要性の両方の問題から濃度を2%前後と低くする必要がある。
そして、濃度が2%前後の低粘度の正孔輸送インキをパターン印刷する際には、インキの広がりを防止するため隔壁が必要となる。これは、画素電極間にある絶縁層の高さを大きくし、隔壁として使用することで解決される。また、絶縁層で仕切られた画素電極内に正孔輸送インキを転写させる方法としては、インクジェット法や凸版印刷法による印刷法式が考えられる。なお、他の印刷法式としてはグラビア印刷法が考えられるが、凹凸のある被服物に対して印刷するには不向きである。
しかし、インクジェット法ではインクジェットノズルから有機発光インキを被印刷部位に複数回滴下する方式であり、ノズルと被印刷基板に距離があり、インキは自身の重力でのみ隔壁内の被印刷部位に広がる。したがって、インクジェット法では絶縁層に囲まれた被印刷部位全てにインキを転写することが難しく、特に画素電極の縁部においては印刷抜けが発生しやすいという問題がある。
また、インクジェット法において印刷抜けが発生しないようにする方法も考案されているが、そのためには十分にインクを開口部に盛る必要があるため、隔壁よりインクがあふれ出すことを防ぐために隔壁に撥水処理をする必要があり、その分、工程が増えてしまうという問題点がある。さらに、撥水性のある隔壁に滴下されたインクは山盛り状態になるが、このことは画素内の膜厚均一性が悪いことにつながるため、ディスプレイパネルの均一性や安定性の面で問題がある。
一方、凸版印刷法においては凸版の凸部を被印刷部位に押し付けるため、版による押し付けと隔壁により形成された空間を凸版が埋めることにより、インキは隔壁で囲まれた画素内を横方向に強く押し広げられる。したがって、画素電極の縁部における印刷抜けが発生しにくい。また、凸版印刷は簡便であり、インクジェット方式等と比較してスループットがよいという長所を有する。したがって、正孔輸送インキから正孔輸送層を形成するに当り、凸版印刷法は好適である。
しかし、凸版印刷法で欠陥やムラの無い均一な正孔輸送層を形成して良好な有機ELディスプレイを得るためには、インキの適切な転写条件を維持できる範囲が印刷パターン毎に変化するため、印刷パターンが変わるごとに毎回十分な条件だしが必要となるという問題があった。
そこで本発明は、有機EL素子においてパターニングされた画素電極上にのみに正孔輸送層を容易にかつ安定に形成する方法を提供し、リーク電流による発光効率の低下がなく、均一性が良くムラや欠陥の無い表示品位の優れた有機EL素子の製造方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の有機EL素子の製造方法は、少なくとも画素電極と陰極と正孔輸送層と有機発光層を含む有機発光媒体層からなり、両電極から有機発光層に電流を流すことにより有機発光層を発光させる有機EL素子の製造方法であって、基板上のパターニングされた画素電極の間に絶縁層を形成する工程と、凸版印刷法により正孔輸送材料を溶媒に溶解または分散させた正孔輸送インキを凸版の凸部から前記絶縁層の間にある画素電極に印刷して正孔輸送層を形成する工程とを有し、前記正孔輸送インキに、少なくとも3,4−ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)を含み、その溶媒組成が少なくとも1価のアルコールと2価のアルコールからなる正孔輸送インキを用いることを特徴とする
なお、一般に凸版印刷法とは広義には画線部が凸形状をしている版すなわち凸版を用いる全ての印刷法を言うが、本発明で述べる凸版印刷法とはゴム版または樹脂版からなる凸版を用いる印刷方式を示すこととする。又、印刷業界ではゴム凸版を用いるものをフレキソ印刷といい、樹脂凸版を用いるものを樹脂凸版印刷と区別して呼んでいるが、本発明では両者を特に区別せず、凸版印刷法と呼ぶこととする。凸版印刷方式で用いられるゴム版や樹脂版は、現在は感光性のゴム版や樹脂版が主に用いられているが、凸版の材質も多様化し、感光性ゴム版と感光性樹脂版の区別も不明確になってきており、本発明ではこの区別も特に設けず、両者とも感光性樹脂凸版と呼ぶことにする。
本発明の有機EL素子の製造方法によれば、凸版印刷法により正孔輸送材料を溶媒に溶解または安定に分散させた正孔輸送インキを凸版の凸部から絶縁層の間にある画素電極に転写、印刷し、有機発光層を形成することによって、絶縁層で仕切られた電極内全面に正孔輸送層が転写され、かつ絶縁層上に正孔輸送層のない正孔輸送層のパターンを得ることができ、正孔輸送層において、リーク電流による発光効率の低下がなく、均一性が良くムラや欠陥の無い表示品位の優れた有機EL素子を得ることができる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、パッシブマトリックスタイプの有機ELディスプレイパネルに適用した例について説明する。有機EL素子の駆動方法としては、パッシブマトリックスタイプとアクティブマトリックスタイプがあるが、本発明の有機EL素子はパッシブマトリックス方式の有機EL素子、アクティブマトリックス方式の有機EL素子のどちらにも適用可能である。
パッシブマトリックス方式とはストライプ状の電極を直交させるように対向させ、その交点を発光させる方式であるのに対し、アクティブマトリックス方式は画素毎にトランジスタを形成した、いわゆる薄膜トランジスタ(TFT)基板を用いることにより、画素毎に独立して発光する方式である。
図1は本発明の実施の形態による有機ELディスプレイパネルの構造を示す断面図である。
この有機ELディスプレイパネルにおける有機EL素子は基板上に形成される。この有機ELディスプレイパネルが基板側から光を取り出すポトムエミッション方式の有機EL素子とする場合には、基板として透明なものを使用する必要があるが、基板と反対側から光を取り出すトップエミッション方式の場合は、基板は透光性を有する必要はない。
また、基板1としては、ガラス基板やプラスチック製のフィルムまたはシートを用いることができる。プラスチック製のフィルムを用いれば、巻取りにより高分子EL素子の製造が可能となり、安価にディスプレイパネルを提供できる。また、その場合のプラスチックとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、シクロオレフィンポリマー、ポリアミド、ポリエーテルスルホン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート等を用いることができる。また、これらのフィルムは水蒸気バリア性、酸素バリア性を示す酸化ケイ素といった金属酸化物、窒化ケイ素といった酸化窒化物やポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物からなるバリア層が必要に応じて設けられる。
また、基板1の上には陽極としてパターニングされた画素電極2が設けられる。画素電極2の材料としては、ITO(インジウム錫複合酸化物)、IZO(インジウム亜鉛複合酸化物)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化アルミニウム複合酸化物等の透明電極材料が使用できる。なお、低抵抗であること、耐溶剤性があること、透明性があることなどからITOが好ましい。ITOはスパッタ法により基板上に形成され、フォトリソグラフィ法によりパターニングされ、ライン状の画素電極2となる。
そして、このライン状の画素電極2を形成後、隣接する画素電極の間に感光性材料を用いて、フォトリソ法により絶縁層3が形成される。
本実施の形態における絶縁層3は、厚みが0.5μmから5.0μmの範囲にあることが望ましい。絶縁層を隣接する画素電極間に設けることによって、各画素電極上に印刷された正孔輸送インキの広がりを抑え、ディスプレイ化した際に正孔輸送層が絶縁層上にあることによるリーク電流の発生を防ぐことができる。絶縁層が低すぎるとインキの広がりを防止できずに絶縁層上に正孔輸送層を形成されることとなる。
また、例えばパッシブマトリックスタイプの有機ELディスプレイパネルにおいて、画素電極の間に絶縁層を設けた場合、絶縁層に直交して陰極層を形成することになる。このように絶縁層をまたぐ形で陰極層を形成する場合、絶縁層が高すぎると陰極層の断線が起こってしまい表示不良となる。絶縁層の高さが5.0μmを超えると陰極の断線がおきやすくなってしまう。
また、絶縁層を形成する感光性材料としてはポジ型レジスト、ネガ型レジストのどちらであってもよく、市販のもので構わないが、絶縁性を有する必要がある。隔壁が十分な絶縁性を有さない場合には隔壁を通じて隣り合う画素電極に電流が流れてしまい表示不良が発生してしまう。具体的にはポリイミド系、アクリル樹脂系、ノボラック樹脂系、フルオレン系といったものが挙げられるがこれに限定するものではない。また、有機EL素子の表示品位を上げる目的で、光遮光性の材料を感光性材料に含有させても良い。
また、絶縁層3を形成する感光性樹脂はスピンコーター、バーコーター、ロールコーター、ダイコーター、グラビアコーター等の塗布方法を用いて塗布され、フォトリソ法によりパターニングされる。また感光性樹脂を用いずにグラビアオフセット印刷法、反転印刷法、フレキソ印刷法等を用いて絶縁層を形成してもよい。
以上のようにして絶縁層3を形成した後、正孔輸送層4を形成する。本実施の形態では、正孔輸送層4を形成する正孔輸送材料として、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)を用いている。この材料は溶媒に溶解または分散させ、正孔輸送材料インキとなり、本発明の凸版印刷方法を用いて形成される。なお、形成される正孔輸送層の体積低効率は発光効率の点から1x10 Ω・cm以下のものが好ましい。
また、正孔輸送材料を溶解または分散させる溶媒としては、例えば、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピル、水等から構成される混合溶媒などが上げられるが、本発明では少なくとも1価及び2価のアルコールを含む混合溶媒であることが好ましい。
ここで1価のアルコールは正孔輸送インキの表面張力を下げ、基板への濡れ性向上の効果があり適切なインキ転写のために必要不可欠である。この効果を得るためには正孔輸送インキとしての安定性が保持できることが重要であるが、特にメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールはPEDOT水溶液中に添加しもて不安定になりにくく、良好である。1価のアルコールは1種類だけを用いてもよいし、複数を混合して用いても構わない。
一方、2価のアルコールはインキの乾燥を遅くしレベリング性を向上させるために添加することが望ましく特にエチレングリコール、プロピレングリコール等が好ましい。特に、1価のアルコールを添加しただけの場合は正孔輸送インキの乾燥スピードが早くなり、印刷パターンが版上で乾燥してしまい基板に転写できなくなるといった問題があるため、2価のアルコールの添加は印刷マージンを広げるためにも必要不可欠である。2価のアルコールについても1種類だけを用いてもよいし、複数種類を混合して用いてもかまわない。
ここで1価及び2価のアルコールの少なくとも両方が必要である理由としては、1価のアルコールだけでは正孔輸送層インキの蒸発速度が速くなりすぎるため、印刷マージンが狭くなり好ましくなく、2価のアルコールだけでは正孔輸送インキの表面張力が十分に下げることができず、よって基板への濡れ性が不十分となり、ハジキやムラが発生するためであり、1価及び2価のアルコールをバランスよく配合することが好ましい。
つまり、正孔輸送インキ中の1価及び2価のアルコールの重量分率の合計は5%〜50%であることが好ましい。アルコールが50%以上ではPEDOTを含む正孔輸送インキが不安定となるためである。
このとき、1価と2価のアルコールの比率は正孔輸送インキの安定性を損なわない範囲で印刷条件に合わせて5%〜50%の間で任意に設定することができる。また、5%未満では印刷に十分な乾燥マージンを得ることができないため好ましくない。
また、正孔輸送インキの溶媒である1価及び2価アルコールの沸点は、それぞれ200°C以下であることが好ましい。200°C以上であると、正孔輸送層形成のための焼成時に溶媒が十分揮発せず、残留溶媒が多くなってしまい、正孔輸送層の安定性を損なう恐れがあるためである。なお、溶媒を完全に蒸発させるために200°C以上で焼成することは正孔輸送層の熱劣化が顕著になってくるため好ましくない。
また、正孔輸送インキには必要に応じて、界面活性剤、酸化防止剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤等が添加されても良い。
また、ムラや欠陥の無い良好なパターン形状を全面にわたって得るためには、樹脂凸版と正孔輸送インキとの相性が非常に重要である。つまり、樹脂凸版表面での正孔輸送インキの接触角が15°以上45°以下であることが好ましい。接触角が15°未満であると、版表面での塗れ性が良くなりすぎ、樹脂凸版の凸部に転写のために形成されたインキ層が凹部に流出したりするため、良好なパターン形状が得られなくなる。
また、接触角が45°より大きい場合では、アニロックスロールから樹脂凸版の凸部にインキが転写されなかったり、また転写されても十分凸版上でインキがレベリングしないため、転写後の基板にはアニロックスロールの線数に由来する形でモアレが発生したりするため、好ましくない。
上記のような正孔輸送層インキの組成としては、上述の正孔輸送インキの組成の中で調整することが可能であるが、選定する樹脂凸版の種類によっても変化するため適切な組成を選択することが重要である。
図2は正孔輸送材料からなる正孔輸送インキを、画素電極、絶縁層が形成された被印刷基板上にパターン印刷する際の凸版印刷装置の概略を示している。
図示のように、本製造装置は、インクタンク10と、インキチャンバー12と、アニロックスロール14と、凸版が設けられた版16がマウントされた版胴18を有している。インクタンク10には溶媒で希釈された正孔輸送インキが収容されており、インキチャンバー12にはインクタンク10より正孔輸送インキが送り込まれるようになっている。アニロックスロール14はインキチャンバー12のインキ供給部に対して回転可能に支持されている。
そして、アニロックスロール14の回転に伴い、アニロックスロール表面に供給された正孔輸送インキのインキ層14aは均一な膜厚に形成される。このインキ層はアニロックスロールに近接して回転駆動される版胴18にマウントされた版16の凸部に転移する。
平台20には、透明電極および絶縁層が形成された被印刷基板24が版16の凸部による印刷位置にまで図示していない搬送手段によって搬送されるようになっている。そして、版16の凸部にあるインキは被印刷基板24に対して印刷され、必要に応じて乾燥工程を経て被印刷基板上に正孔輸送層が形成される。
なお、今回凸版に使用した感光性樹脂凸版は水現像タイプのものを使用した。感光性樹脂版には、露光した樹脂版を現像する際に用いる現像液が有機溶剤である溶剤現像タイプのものと現像液が水である水現像タイプのものがある。溶剤現像タイプのものは水系のインキに耐性を示し、水現像タイプのものは有機溶剤系のインキに耐性を示す傾向があるが、この限りではなく正孔輸送インキに耐性を持ったものであればいずれの樹脂凸版も用いることができる。
以上のようにして正孔輸送層4を形成した後、有機発光層を形成する。有機発光層は電流を通すことにより発光する層であり、有機発光層を形成する有機発光材料は、例えば、クマリン系、ペリレン系、ピラン系、アンスロン系、ポルフィレン系、キナクリドン系、N,N’−ジアルキル置換キナクリドン系、ナフタルイミド系、N,N’―ジアリール置換ピロロピロール系、イリジウム錯体系等の発光性色素をポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルカルバゾール等の高分子中に分散させたものや、ポリアリーレン系、ポリアリーレンビニレン系やポリフルオレン系の高分子材料が挙げられる。
これらの有機発光材料は溶媒に溶解または安定に分散させ有機発光インキとなる。有機発光材料を溶解または分散する溶媒としては、トルエン、キシレン、アセトン、アニソール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等の単独またはこれらの混合溶媒が挙げられる。中でも、トルエン、キシレン、アニソールといった芳香族有機溶剤が有機発光材料の溶解性の面から好適である。又、有機発光インキには、必要に応じて、界面活性剤、酸化防止剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤等が添加されても良い。
また、有機発光層の形成方法としては、本実施の形態の凸版印刷法の他にインクジェット法や凹版オフセット印刷法、凸版反転オフセット印刷法等によりパターン形成することが可能である。なお、本発明の凸版印刷法を用いる場合は、有機発光インキに適した樹脂凸版を使用することができ、中でも水現像タイプの感光性樹脂凸版が好適である。
以上のようにして有機発光層5を形成した後、陰極層6を画素電極のラインパターンと直交するラインパターンで形成する。陰極層6の材料としては、有機発光層の発光特性に応じたものを使用でき、例えば、リチウム、マグネシウム、カルシウム、イッテルビウム、アルミニウムなどの金属単体やこれらと金、銀などの安定な金属との合金などが挙げられる。また、インジウム、亜鉛、錫などの導電性酸化物を用いることもできる。陰極層の形成方法としてはマスクを用いた真空蒸着法による形成方法が挙げられる。
なお、本実施の形態による有機EL素子は、陽極である画素電極と陰極層の間に陽極層側から正孔輸送層と有機発光層を積層した構成であるが、陽極層と陰極層の間において正孔輸送層、有機発光層以外に正孔ブロック層、電子輸送層、電子注入層といった層を必要に応じて選択した積層構造をとることができる。また、これらの層を形成する際にも本実施の形態による形成方法が使用できる。
最後に、これらの有機EL構成体を、外部の酸素や水分から保護するために、ガラスキャップ7と接着剤8を用いて密閉封止し、有機ELディスプレイパネルを得ることができる。また、基板が可撓性を有する場合は、封止剤と可撓性フィルムを用いて封止を行っても良い。
(実施例1)
次に、本発明の実施例について説明する。
ここでは、以下のような実施例1、2と比較例1、2、3について試作と測定を行った。
まず、体格1.8インチサイズのガラス基板の上にスパッタ法を用いてITO(インジウム−錫酸化物)薄膜を形成し、フォトリソ法と酸溶液によるエッチングでITO膜をパターニングして画素電極を形成した。画素電極のラインパターンは、線幅136μm、スペース30μmでラインが約32mm角の中に192ライン形成されるパターンとした。
次に絶縁層を以下のように形成した。画素電極を形成したガラス基板上にアクリル系のフォトレジスト材料を全面スピンコートした。スピンコートの条件を150rpmで5秒間回転させた後500rpmで20秒間回転させて1回コーティングとし、絶縁層の高さを1.5μmとした。全面に塗布したフォトレジスト材料に対し、フォトリソ法により画素電極の間にラインパターンを有する絶縁層を形成した。
次に、正孔輸送インキとしてPEDOT溶液であるバイトロン(BAYTRON(R))AI−4083 80重量部、イソプロピルアルコール 15重量部、エチレングリコール5重量部を混合、調液しインキとした。
このPEDOT水溶液を用いて粘度を測定したところ12mPa・sであった。このとき凸版表面と正孔輸送インキによる接触角は25°であった。
上記のインキ及び版を用いて凸版印刷法にて絶縁層間に正孔輸送層を形成した。印刷には180線/インチのアニロックスロールを使用し、印刷後、200°C30分大気中で乾燥を行い正孔輸送層を形成した。このときの膜厚は50nmとなった。形成された正孔輸送層に対し、パターニング状態の確認を行った。
次に、有機発光材料であるポリフェニレンビニレン誘導体を濃度1%になるようにトルエンに溶解させた有機発光インキを用い、絶縁層に挟まれた画素電極の真上にそのラインパターンにあわせて有機発光層を凸版印刷法で印刷を行った。このとき150線/インチのアニロックスロール及び水現像タイプの感光性樹脂版を使用した。印刷、乾燥後の有機発光層の膜厚は80nmとなった。
その上にCa、Alからなる陰極層を画素電極のラインパターンと直交するようなラインパターンで抵抗加熱蒸着法によりマスク蒸着して形成した。最後にこれらの有機EL構成体を、外部の酸素や水分から保護するために、ガラスキャップと接着剤を用いて密閉封止し、有機ELディスプレイパネルを作製した。
このようにして得られた有機ELディスプレイパネルの表示部の周辺部には各画素電極に接続されている陽極側の取り出し電極と、陰極側の取り出し電極があり、これらを電源に接続することにより、この有機ELディスプレイパネルの点灯表示確認を行い、発光状態のチェックを行った。
(実施例2)
次に実施例2として、正孔輸送インキとしてバイトロンAI−4083 60重量部、エタノール 10重量部、エチレングリコール30重量部を混合、調液してインキとし、それ以外は実施例1と同様に作製した。なお実施例2は参考例である。
また、比較例として以下のような条件で作製した。
(比較例1)
まず比較例1として、正孔輸送インキとしてバイトロンAI−4083 70重量部、メタノール 30重量部を混合、調液しインキとし、それ以外は実施例1と同様に作製した。
(比較例2)
次に比較例2として、正孔輸送インキとしてバイトロンAI−4083 40重量部、イソプロピルアルコール30重量部、エチレングリコール30重量部を混合、調液しインキとし、それ以外は実施例1と同様に作製した。
(比較例3)
次に比較例3として、正孔輸送インキとしてバイトロン AI−4083 70重量部、イソプロピルアルコール 20重量部、グリセリン 10重量部 を混合、調液しインキとし。それ以外は実施例1と同様に作製した。
以上のような実施例1、2及び比較例1、2、3での正孔輸送層のラインパターン形状の評価結果と、作製した有機ELディスプレイの表示状態の評価結果を図3に示している。
図示のように、比較例に比べて本発明の実施例で良好な結果が得られることが分かる。
本発明の実施の形態による有機ELパネルにおける有機EL素子の構造を示す模式図である。 本発明の実施の形態における凸版印刷装置の概略を示す模式図である。 本発明の実施例によって得られる有機ELディスプレイのパターン形状、リーク電流、発光状態の測定結果を比較例と共に対比して示した一覧表である。
符号の説明
1……基板、2……画素電極、3……絶縁層、4……正孔輸送層、5……有機発光層、6……陰極層、7……ガラスキャップ、8……接着剤、10……インクタンク、12……インキチャンバー、14……アニロックスロール、14a……インキ層、16……版、18……版胴、20……平台、24……被印刷基板。

Claims (3)

  1. 少なくとも画素電極と陰極と正孔輸送層と有機発光層を含む有機発光媒体層からなり、両電極から有機発光層に電流を流すことにより有機発光層を発光させる有機EL素子の製造方法であって、
    基板上のパターニングされた画素電極の間に絶縁層を形成する工程と、
    凸版印刷法により正孔輸送材料を溶媒に溶解または分散させた正孔輸送インキを凸版の凸部から前記絶縁層の間にある画素電極に印刷して正孔輸送層を形成する工程と
    有機発光材料を溶媒に溶解または分散させた有機発光インキを凸版の凸部から前記正孔輸送層上に印刷して有機発光層を形成する工程と、
    を有し、
    前記正孔輸送インキに、少なくとも3,4−ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)を含み、その溶媒組成が少なくとも1価のアルコールとしてイソプロピルアルコールと2価のアルコールとしてエチレングリコールからなる正孔輸送インキを用い
    前記有機発光層を形成する工程で用いる凸版が水現像タイプの感光性樹脂凸版であり、
    前記正孔輸送インキは、正孔輸送インキに占める1価および2価のアルコールの重量分率の合計が5%〜50%である
    ことを特徴とする有機EL素子の製造方法。
  2. 前記正孔輸送インキは、正孔輸送インキ中の1価及び2価のアルコールの沸点がそれぞれ200°C以下であることを特徴とする請求項記載の有機EL素子の製造方法。
  3. 前記正孔輸送インキは、凸版表面と正孔輸送インキとの接触角が15〜45°であることを特徴とする請求項1または2記載の有機EL素子の製造方法。
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