JP5163563B2 - 精密パターンの印刷方法 - Google Patents
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Description
該隔壁パターンが撥インキ性を有することを特徴とする精密パターンの印刷方法である。
インキ剥離性フィルム基材としては、基材厚約120μmのシリコーン系離形ポリエステルフィルム:K1504(東洋紡績社製)を300mm幅、500mのロール状で用意した。
ポリイミド前駆体(東レ社製「セミコファインSP−510」)10重量部、カーボンブラック7.5重量部、溶剤(N-メチルピロリドン)130重量部、分散剤(銅フタロシアニン誘導体)5重量部、光開始剤5重量部、撥インキ剤(ポリアルキルシロキサン)0.5重量部をビーズミル分散機で冷却しながら3時間分散し隔壁パターン用インキを調製した。
ポリイミド前駆体(東レ社製「セミコファインSP−510」)10重量部、カーボンブラック7.5重量部、溶剤(N-メチルピロリドン)130重量部、分散剤(銅フタロシアニン誘導体)5重量部、光開始剤5重量部をビーズミル分散機で冷却しながら3時間分散し隔壁パターン用インキを調製した。
インキ剥離性フィルム基材上に、撥インキ性を有する隔壁パターン上面部用インキを、ダイコートを用いて、200mm□に塗工し、120℃で60秒間予備乾燥させた後、隔壁パターン下部用インキを塗工し、120℃で120秒間予備乾燥させる。
まず、メタクリル酸20重量部、メチルメタクリレート10重量部、ブチルメタクリレート55重量部、ヒドロキシエチルメタクリレート15重量部を乳酸ブチル100重量部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビスイソブチルニトリル0.75重量部を加え70℃にて5時間の反応によりアクリル共重合樹脂を得た。得られたアクリル共重合樹脂を、樹脂濃度が20%になるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートにて希釈し、アクリル樹脂ワニスとした。
11・・・フィルム基材
12・・・インキ剥離性のシリコーン層
20・・・隔壁パターン
21・・・隔壁パターン上面部となるインキ液膜
22・・・隔壁パターン下部となるインキ液膜
23・・・隔壁パターンインキ液膜
24・・・隔壁パターン上面部
25・・・隔壁パターン下部
30・・・被印刷基材
40・・・インキ除去版
50・・・インキ液膜パターン
Claims (11)
- 被印刷基材上に予め設けられた隔壁パターンによって仕切られた領域に、インキを選択的に配置するために、インキ剥離性フィルム基材上に該隔壁パターンによって仕切られた領域よりも小さな面積のインキパターンを形成し、該被印刷基材上の該隔壁パターンに対して位置合わせを行った後、加圧転写することで該隔壁パターンによって仕切られた領域内に均一にインキを押し広げて設ける精密パターンの印刷方法において、
該隔壁パターンが撥インキ性を有することを特徴とする精密パターンの印刷方法。 - 前記隔壁パターンに撥インキ性を付与するための材料として、ケイ素原子を有するものを使用することを特徴とする請求項1に記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記隔壁パターンに撥インキ性を付与するための材料として、フッ素原子を有するものを使用することを特徴とする請求項1に記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記隔壁パターンが上面部と、上面部以外の下部とを有し、前記隔壁パターン上面部の撥インキ性が前記隔壁パターン下部の撥インキ性より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記隔壁パターンによって仕切られた領域よりも小さな面積のインキパターンを、インキ剥離性フィルム基材上に得る方法が、該インキ剥離性フィルム基材上にインキ液膜を塗工して設け、該インキ液膜を予備乾燥した後、必要な画像パターンを凹部とした凸版を該インキ液膜に押し当て、余分なパターンを版凸部に転移させる方法であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記被印刷基材上に予め設けられた隔壁パターンと、インキ剥離性フィルム基材上のインキパターンの位置合わせが、該被印刷基材とインキ剥離性フィルム基材を、20μmから500μmの距離を保って平行に配置し、両基材の位置合わせを光学機器を用いて観察した画像を基に行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記隔壁パターンによって仕切られた領域よりも小さな面積のインキパターンとして、隔壁パターンによって仕切られた領域の形状を少なくとも一方向に5%から10%縮小したインキパターンを用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記隔壁パターンによって仕切られた領域よりも小さな面積のインキパターンとして、一つの領域に対して複数からなるドットパターンを用い、ドットパターンの膜厚、面積および個数からなるパターン密度により、転写するインキ量を調節することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記インキ剥離性フィルム基材が、透明なフィルム基材上にシリコーン樹脂層を積層してなるものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記予備乾燥したインキ液膜を除去するための凸版として、ガラス版もしくは樹脂版を使用することを特徴とする請求項5に記載の精密パターンの印刷方法。
- 前記被印刷基材上に予め前記隔壁パターンを設ける方法が、前記インキ剥離性フィルム基材上に該隔壁パターン用のインキ液膜を塗工して設け、該インキ液膜を予備乾燥した後、必要な画像パターンを凹部とした凸版を該インキ液膜に押し当て、余分なパターンを版凸部に転移させた後、該インキ剥離性フィルム基材上に形成された該隔壁パターンをなす該インキ液膜を、該被印刷基材へ転写する方法であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の精密パターンの印刷方法。
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