JP4704619B2 - ナースコール装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係り、特に、看護婦によって携帯されるハンディナースから担当するフロアへの一斉放送を可能としたナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のナースコール装置として、図4のシステム構成図に示すナースコール装置が提案されている。
【0003】
同図に示すナースコール装置において、病院内の所定のエリア、ここでは、1階、2階、3階、4階のフロア毎の病室内に設置されるナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・には、アナログ接続線をなす子機幹線L51a、L52a、L53a、L54aをそれぞれ介してナースコール制御機91が接続されており、このナースコール制御機91には、アナログ接続線をなす親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bをそれぞれ介してフロア毎のナースセンター内に設置されるナースコール親機61、62、63、64が接続されているとともに、デジタル接続線をなす交換機接続線L60を介してデジタル交換機90が接続されている。
【0004】
また、デジタル交換機90には、アナログ接続線をなす基地局接続線L51c、L52c、L53c、L54cをそれぞれ介してフロア毎の無線基地局81、82、83、84が接続されており、この無線基地局81、82、83、84は、各フロアを巡回中の看護婦によって携帯されるハンディナース端末71a、71b、・・・、72a、72b、・・・、73a、73b、・・・、74a、74b、・・・をそれぞれ無線制御(信号処理等)することができる。
【0005】
また、ナースコール制御機91には、図5のブロック図に示すように、子機幹線L51a、L52a、L53a、L54aに接続された主制御部91aと、交換機接続線L60をなす制御データ伝送チャンネルL60aおよび音声データ伝送チャンネルL60b、L60c、L60d、L60eに接続されたインターフェース(以下、I/Fと称す)91bと、I/F91bに接続されたCPU91cとが備えられている。
【0006】
さらに、ナースコール制御機91のI/F91bは、交換機接続線L60をなす音声データ伝送チャンネルL60b、L60c、L60d、L60eと親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bとをフロア毎に接続して信号伝送ラインをそれぞれ形成することができるとともに、主制御部91aも同様に、子機幹線L51a、L52a、L53a、L54aと親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bとをフロア毎に接続して信号伝送ラインをそれぞれ形成することができる。
【0007】
このように構成された従来例のナースコール装置において、図4のシステム構成図に示すように、病院内の所定のエリアとされる1階、2階、3階、4階の各フロアのうち、ハンディナース端末71aを携帯しながら1階のフロアを巡回中の看護婦が、一斉放送を行なうためにハンディナース端末71aの選択ボタン(図示せず)の操作に基づいて一斉放送の起動を示すパラメータを入力すると、入力されたパラメータ(以下、一斉放送起動パラメータと称す)とハンディナース端末71aに予め割り当てられているハンディナース端末番号データとを付加した一斉放送起動信号が、無線基地局81、基地局接続線L51c、デジタル交換機90、図5のブロック図に示す交換機接続線L60をなす制御データ伝送チャンネルL60a、ナースコール制御機91のI/F91bを介してCPU91cに伝送される。
【0008】
ナースコール制御機91のCPU91cは、ハンディナース端末71aからの一斉放送起動信号に付加されている一斉放送起動パラメータおよびハンディナース端末番号データに基づいてハンディナース端末71aからの一斉放送を検出し、交換機接続線L60をなす音声データ伝送チャンネルL60b、L60c、L60d、L61eと親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bとの間の信号伝送ラインをそれぞれ形成させるためにI/F91bを制御するとともに、その旨の制御信号を、I/F91b、交換機接続線L60をなす制御データ伝送チャンネルL60aを介してデジタル交換機90に送出する。
【0009】
また、ナースコール制御機91のI/F91bは、CPU91cからの一斉放送起動信号を、親機接続線L51b、L52b、L53b、L54b、主制御部91a、全てのフロアに該当した子機幹線L51a、L52a、L53a、L54aをそれぞれ介してナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・と親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bをそれぞれ介してナースコール親機61、62、63、64とに送出する。
【0010】
さらに、ナースコール制御機91のCPU91cからの一斉放送起動信号を検出したナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・およびナースコール親機61、62、63、64のうち、ナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・では、スピーカ(図示せず)にて一斉放送の内容を鳴動させるための音声報知機能をそれぞれ能動とする、一方、ナースコール親機61、62、63、64では、上述の一斉放送起動信号が自親機宛ての信号として有効でないとそれぞれ判断(詳述せず)することにより、音声報知機能は非能動のまま保持される。
【0011】
この後、ハンディナース端末71aを携帯しながら1階のフロアを巡回中の看護婦が、一斉放送の内容をマイク(図示せず)を介して入力すると、電気信号に信号変換処理された音声信号が、無線基地局81、基地局接続線L51c、デジタル交換機90、図5のブロック図に示す交換機接続線L60をなす音声データ伝送チャンネルL60bを介してナースコール制御機91のI/F91bに伝送される。
【0012】
また、ナースコール制御機91のI/F91bは、ハンディナース端末71aからの音声信号を、親機接続線L51b、L52b、L53b、L54b、主制御部91a、子機幹線L51a、L52a、L53a、L54aをそれぞれ介してナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・と親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bをそれぞれ介してナースコール親機61、62、63、64とに送出することにより、ハンディナース端末71aを携帯しながら1階のフロアを巡回中の看護婦からの一斉放送の内容が、全てのフロアの病室内に設置されたナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・のスピーカ(図示せず)にてそれぞれ鳴動される。
【0013】
なお、ナースコール親機61、62、63、64では、音声報知機能が非能動に保持されていることにより、上述のような一斉放送の内容の鳴動は行なわれない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のナースコール装置において、ハンディナース端末71a、71b、・・・、72a、72b、・・・、73a、73b、・・・、74a、74b、・・・から担当のフロアに一斉放送を行なおうとした場合、ナースコール制御機91のCPU91cでは、どのフロアに対しての一斉放送なのか判断することができず、全てのフロア、すなわち、全てのナースコール子機51a、51b、・・・、52a、52b、・・・、53a、53b、・・・、54a、54b、・・・に対しての一斉放送となってしまう難点があった。
【0015】
また、上述の難点を解消するため、交換機接続線L60をなす音声データ伝送チャンネルL60b、L60c、L60d、L60eのうち、使用する当該音声データ伝送チャンネルと子機幹線L51a、L52a、L53a、L54aおよび親機接続線L51b、L52b、L53b、L54bの組み合わせを一意的にして、使用する当該音声データ伝送チャンネルの指定に基づいてフロアを指定する方法を行なおうとしても、デジタル交換機90からの指定は制御機単位でのみの指定とされ、使用する当該音声データ伝送チャンネルを指定できず、どのフロアに一斉放送するかの指定が困難とされる難点があった。
【0016】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、ナースコール子機に接続される子機幹線と担当のハンディナース端末とをフロア毎で割り当てることにより、ハンディナース端末から担当のフロアのみに一斉放送を行なうことができるナースコール装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明によるナースコール装置は、各フロアの病室内に設置されるナースコール子機を子機幹線を経由しナースコール制御機を介してナースセンター内に設置されるナースコール親機に接続し、ナースコール制御機をデジタル接続線を経由しデジタル交換機を介して各フロアを巡回中の看護婦によって携帯されるハンディナース端末に接続し、子機幹線毎にフロアとナースコール子機、ナースコール親機、ハンディナース端末とを割り当ててナースコール子機とナースコール親機、ハンディナース端末との間で呼び出し・通話を可能とするナースコール装置であって、ナースコール制御機には、子機幹線のそれぞれを担当するハンディナース端末の番号データを記録するためのテーブルと、ハンディナース端末からの出力信号に付加される番号データに対応してテーブルから読み出される子機幹線に割り当てられたフロアのナースコール子機に接続し、一斉放送の内容を鳴動させる音声報知機能を能動とするためのCPUとを備えたことを特徴としている。
【0018】
このようなナースコール装置によれば、各フロアの病室内に設置されたナースコール子機が接続される子機幹線のそれぞれを、各フロアを巡回中の看護婦によって携帯されたハンディナース端末からの呼び出しに応じて担当させることが可能となり、ハンディナース端末から担当のフロアのみに一斉放送を行なうことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施例によるナースコール装置のシステム構成図であり、病院内の所定のエリアとして、1階、2階、3階、4階の各フロアの病室内にそれぞれ設置され呼出・呼出報知機能、一斉放送報知機能、通話機能等を有するナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・と、各フロアのナースセンター内にそれぞれ設置され呼出・呼出報知機能、通話機能等を有するナースコール親機11、12、13、14と、各フロアを巡回中の看護婦によって携帯され呼出・呼出報知機能、一斉放送機能、通話機能等を有するハンディナース端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、24a、24b、・・・と、ハンディナース端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、24a、24b、・・・をそれぞれ無線制御(信号処理等)するための無線基地局31、32、33、34と、アナログ接続線をなす基地局接続線L1c、L2c、L3c、L4cをそれぞれ介して接続された無線基地局31、32、33、34を制御するためのデジタル交換機40と、アナログ接続線をなす子機幹線L1a、L2a、L3a、L4aをそれぞれ介してナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・、アナログ接続線をなす親機接続線L1b、L2b、L3b、L4bをそれぞれ介してナースコール親機11、12、13、14、デジタル接続線をなす交換機接続線L10を介してデジタル交換機40を接続する中継器として設置され、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・、ナースコール親機11、12、13、14、デジタル交換機40をそれぞれ制御(信号処理、通話路の選択等)するためのナースコール制御機41とで構成されている。
【0021】
また、ナースコール制御機41には、図2のブロック図に示すように、子機幹線L1a、L2a、L3a、L4aに接続された主制御部41aと、交換機接続線L10をなす制御データ伝送チャンネルL10aおよび音声データ伝送チャンネルL10b、L10c、L10d、L10eに接続され、この音声データ伝送チャンネルL10b、L10c、L10d、L10eと親機接続線L1b、L2b、L3b、L4bとをフロア毎に接続して信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのI/F41bと、I/F41bに接続され当該ナースコール制御機内の動作を制御するためのCPU41cと、CPU41cにより制御され、子機幹線L1a、L2a、L3a、L4aのそれぞれを担当するハンディナース端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、24a、24b、・・・の番号(ID)、ここでは、「01」、「02」、・・・、「11」、「12」、・・・、「21」、「22」、・・・、「31」、「32」、・・・を記録しておき当該ハンディナース端末からの呼び出しに応じて担当される当該子機幹線を介してナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・に接続してフロア毎に一斉放送するための図3のテーブル構成図に示すテーブル41dとが備えられており、主制御部41aは、子機幹線L1a、L2a、L3a、L4aと親機接続線L1b、L2b、L3b、L4bとをフロア毎に接続して信号伝送ラインをそれぞれ形成することができる。
【0022】
このように構成された本発明の一実施例によるナースコール装置において、以下、その動作を具体的に説明する。
【0023】
図1のシステム構成図に示すように、病院内の所定のエリアとされる1階、2階、3階、4階の各フロアのうち、ハンディナース端末21aを携帯しながら1階のフロアを巡回中の看護婦が、担当のフロアのみ一斉放送を行なうためにハンディナース端末21aの選択ボタン(図示せず)の操作に基づいて一斉放送の起動を示すパラメータを入力すると、入力されたパラメータ(以下、一斉放送起動パラメータと称す)とハンディナース端末21aに予め割り当てられているハンディナース端末番号データ「01」とを付加した(アナログ信号形式の)一斉放送起動信号が、無線基地局31、基地局接続線L1cを介してデジタル交換機40に伝送され、デジタル交換機40は、ハンディナース端末21aからの一斉放送起動信号をA/D変換した後、図2のブロック図に示す交換機接続線L10をなす制御データ伝送チャンネルL10a、ナースコール制御機41のI/F41bを介してCPU41cに送出する。
【0024】
ナースコール制御機41のCPU41cは、ハンディナース端末21aからの一斉放送起動信号に付加されている一斉放送起動パラメータおよびハンディナース端末番号データ「01」に基づいてハンディナース端末21aからの一斉放送を検出するとともに、図3のテーブル構成図に示すテーブル41dを参照し、ハンディナース端末番号データ「01」に該当した子機幹線、ここでは、子機幹線L1aを読み出した後、読み出された子機幹線L1aに割り当てられ接続されている交換機接続線L10をなす音声データ伝送チャンネルL10bと親機接続線L1bとの間の信号伝送ラインを形成させるためにI/F41bを制御するとともに、その旨の制御データが付加された(デジタル信号形式の)制御信号を、I/F41b、交換機接続線L10をなす制御データ伝送チャンネルL10aを介してデジタル交換機40に送出する。
【0025】
また、ナースコール制御機41のI/F41bは、CPU41cからの一斉放送起動信号をD/A変換した後、親機接続線L1b、主制御部41a、担当するフロアに該当した子機幹線L1aを介してナースコール子機1a、1b、・・・と親機接続線L1bを介してナースコール親機11とにそれぞれ送出する。
【0026】
さらに、ナースコール制御機41のCPU41cからの一斉放送起動信号を検出したナースコール子機1a、1b、・・・およびナースコール親機11のうち、ナースコール子機1a、1b、・・・では、スピーカ(図示せず)にて一斉放送の内容を鳴動させるための音声報知機能をそれぞれ能動とする、一方、ナースコール親機11では、上述の一斉放送起動信号が自親機宛ての信号として有効でないと判断(詳述せず)することにより、音声報知機能は非能動のまま保持される。
【0027】
この後、ハンディナース端末21aを携帯しながら1階のフロアを巡回中の看護婦が、一斉放送の内容をマイク(図示せず)を介して入力すると、電気信号に信号変換処理された音声信号が、無線基地局31、基地局接続線L1cを介してデジタル交換機40に伝送され、デジタル交換機40は、ハンディナース端末21aからの音声信号をA/D変換した後、図2のブロック図に示す交換機接続線L10をなす音声データ伝送チャンネルL10bを介してナースコール制御機41のI/F41bに送出する。
【0028】
また、ナースコール制御機41のI/F41bは、ハンディナース端末21aからの音声信号をD/A変換した後、親機接続線L1b、主制御部41a、担当するフロアに該当した子機幹線L1aを介してナースコール子機1a、1b、・・・と親機接続線L1bを介してナースコール親機11とにそれぞれ送出することにより、ハンディナース端末21aを携帯しながら1階のフロアを巡回中の看護婦からの一斉放送の内容を、担当のフロアとされる1階のフロアの病室内に設置されたナースコール子機1a、1b、・・・のスピーカ(図示せず)にてそれぞれ鳴動させることができる。
【0029】
なお、ナースコール親機11では、音声報知機能が非能動に保持されていることにより、上述のような一斉放送の内容の鳴動は行なわれない。
【0030】
次に、図1のシステム構成図に示すように、病院内の所定のエリアとされる1階、2階、3階、4階の各フロアのうち、ハンディナース端末23aを携帯しながら3階のフロアを巡回中の看護婦が、同フロアでナースコール子機3aが設置された病室内の患者を呼び出して通話を成立させるために、ハンディナース端末23aの呼出ボタン(図示せず)の操作に基づいて呼出先のナースコール子機3aに該当した子機番号データ(詳述せず)を入力すると、入力された子機番号データとハンディナース端末23aに予め割り当てられているハンディナース端末番号データ「21」とを付加した(アナログ信号形式の)呼出信号が、無線基地局33、基地局接続線L3cを介してデジタル交換機40に伝送され、デジタル交換機40は、ハンディナース端末23aからの呼出信号をA/D変換した後、図2のブロック図に示す交換機接続線L10をなす制御データ伝送チャンネルL10a、ナースコール制御機41のI/F41bを介してCPU41cに送出する。
【0031】
ナースコール制御機41のCPU41cは、ハンディナース端末23aからの呼出信号に付加されている子機番号データおよびハンディナース端末データ「21」に基づいてハンディナース端末23aからナースコール子機3aへの呼び出しを検出するとともに、図3のテーブル構成図を参照し、ハンディナース端末番号データ「21」に該当した子機幹線、ここでは、子機幹線L3aを読み出した後、読み出された子機幹線L3aに割り当てられ接続されている交換機接続線L10をなす音声データ伝送チャンネルL10dと親機接続線L3bとの間の信号伝送ラインを形成させるためにI/F41bを制御するとともに、その旨の制御データが付加された(デジタル信号形式の)制御信号を、I/F41b、交換機接続線L10をなす制御データ伝送チャンネルL10aを介してデジタル交換機40に送出する。
【0032】
また、ナースコール制御機41のI/F41bは、CPU41cからの呼出信号をD/A変換した後、親機接続線L3b、主制御部41a、担当するフロアに該当した子機幹線L3aを介してナースコール子機3a、3b、・・・と親機接続線L3bを介してナースコール親機13とにそれぞれ送出する。
【0033】
さらに、ナースコール制御機41のCPU41cからの呼出信号を検出したナースコール子機3a、3b、・・・およびナースコール親機13では、呼出信号に付加している子機番号データと自子機および自親機に予め割り当てられている番号データとを照合し、当該番号データが一致していればスピーカ(図示せず)にて呼出音を鳴動させるための呼出報知機能を能動とする。ここでは、ナースコール子機3aのみ当該番号データが一致し、スピーカ(図示せず)にて呼出音が鳴動されることにより、ハンディナース端末23aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦からの呼び出しを、担当のフロアとされる3階のフロアでナースコール3aが設置された病室内の患者に対して呼出報知させることができるとともに、ナースコール子機3aの通話機能をなすマイクおよびスピーカ(図示せず)と、子機幹線L3a、ナースコール制御機41の主制御部41a、親機接続線L3b、I/F41b、交換機接続線L10をなす音声データ伝送チャンネルL10d、デジタル交換機40、基地局接続線L3c、無線基地局33を介してハンディナース端末23aの通話機能をなすマイクおよびスピーカ(図示せず)との間で形成されている通話ラインを介して電気信号に信号変換処理された音声信号を送受信させることにより、ハンディナース端末23aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦と、担当のフロアとされる3階のフロアでナースコール子機3aが設置された病室内の患者との双方向通話を成立させることができる(詳述せず)。
【0034】
なお、図3のテーブル構成図に示すナースコール制御機41のテーブル41dの内容、すなわち、1階、2階、3階、4階のフロア毎、ナースコール子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・に接続される子機幹線L1a、L2a、L3a、L4aと担当のハンディナース端末21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、24a、24b、・・・との割り当ては、看護婦の勤務帯の変更時等において適宜、変更することもできる(詳述せず)。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、各フロアの病室内に設置されたナースコール子機を接続する子機幹線のそれぞれを、当該ナースコール装置の動作を制御するナースコール制御機のテーブルを参照して、各フロアを巡回中の看護婦によって携帯されたハンディナース端末からの呼び出しに応じて担当させることが可能となり、ハンディナース端末から担当のフロアのみに一斉放送を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるナースコール装置のシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール制御機の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール制御機のテーブルの構成を示すテーブル構成図である。
【図4】 従来例のナースコール装置のシステム構成図である。
【図5】 従来例のナースコール装置をなすナースコール制御機の具体的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・ ……ナースコール子機
11、12、13、14……ナースコール親機
21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、24a、24b、・・・ ……ハンディナース端末
40……デジタル交換機
41……ナースコール制御機
41c……CPU
41d……テーブル
L10……デジタル接続線
L1a、L2a、L3a、L4a……子機幹線
Claims (1)
- 各フロアの病室内に設置されるナースコール子機(1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、3a、3b、・・・、4a、4b、・・・)を子機幹線(L1a、L2a、L3a、L4a)を経由しナースコール制御機(41)を介してナースセンター内に設置されるナースコール親機(11、12、13、14)に接続し、前記ナースコール制御機をデジタル接続線(L10)を経由しデジタル交換機(40)を介して前記各フロアを巡回中の看護婦によって携帯されるハンディナース端末(21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、24a、24b、・・・)に接続し、前記子機幹線毎に前記フロアと前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、前記ハンディナース端末とを割り当てて、前記ナースコール子機と前記ナースコール親機、前記ハンディナース端末との間で呼び出し・通話を可能とするナースコール装置であって、
前記ナースコール制御機には、前記子機幹線のそれぞれを担当する前記ハンディナース端末の番号データを記録するためのテーブル(41d)と、前記ハンディナース端末からの出力信号に付加される前記番号データに対応して前記テーブルから読み出される前記子機幹線に割り当てられた前記フロアの前記ナースコール子機に接続し、一斉放送の内容を鳴動させる音声報知機能を能動とするためのCPU(41c)とを備えたことを特徴とするナースコール装置。
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