JPH1023510A - 交換システム - Google Patents

交換システム

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JPH1023510A
JPH1023510A JP8169748A JP16974896A JPH1023510A JP H1023510 A JPH1023510 A JP H1023510A JP 8169748 A JP8169748 A JP 8169748A JP 16974896 A JP16974896 A JP 16974896A JP H1023510 A JPH1023510 A JP H1023510A
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mobile terminal
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JP8169748A
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Inventor
Motohiro Nakano
元裕 中野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、いずれの呼出エリアからでも位置
登録を行なうことができる移動端末に対する各種のサー
ビスを、各呼出エリア毎に効果的に規制することができ
るようにした交換システムを提供するものである。 【解決手段】複数の移動端末46毎にそれぞれ第1の数
値情報が登録される第1の記憶手段41と、複数の呼出
エリアA〜F毎にそれぞれ第2の数値情報が登録される
第2の記憶手段42と、サービス要求された移動端末4
6に対応する第1の数値情報を第1の記憶手段41から
読み出すとともに、その移動端末46が位置登録してい
る呼出エリアA〜Fに対応する第2の数値情報を第2の
記憶手段42から読み出し、これら第1及び第2の数値
情報を照合する照合手段39と、この照合手段39の照
合結果に基づいて、サービス要求された移動端末46に
対するサービス実行の可否を決定する制御手段40とを
備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばデジタル
コードレス電話等の移動端末に対して、発着信等のサー
ビスを有効に行なう交換システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、首記の如き移
動端末を収容して、無線による通話を可能とするデジタ
ルPBX(構内交換機)が出現してきている。この種の
デジタルPBXには、移動端末との無線通信のために複
数の基地局が接続されている。そして、数10m程度の
半径毎に、1つまたは複数の基地局から構成される複数
の呼出エリアが設けられており、移動端末に対しては、
それが位置する呼出エリアを構成する基地局を介して、
呼処理が行なわれるようになっている。
【0003】このデジタルPBXでは、一般に、その配
下となっているいずれの呼出エリアからでも、移動端末
の位置登録を行なうことができるので、移動端末がどの
呼出エリア内にいても、発着信等のサービスを提供する
ことができる。ところで、実際の運用上においては、例
えばテナントサービスの関係等により、このようなデジ
タルPBXの移動端末に対するサービスを、呼出エリア
単位で制限することを要求される場合が多々ある。
【0004】このテナントサービスは、1台のデジタル
PBXを用いて、あたかも何台ものデジタルPBXを使
用しているかのように、番号計画や発着信のサービス等
をエリア毎に区分して提供することができるようにした
ものである。例えば、同一の建物内に複数のテナントが
収容されているような場合、各テナント単位で呼出エリ
アを設定することにより、テナント毎に独立したサービ
スを提供することができるようにしている。
【0005】しかしながら、上記のような従来のデジタ
ルPBXでは、テナントAの呼出エリア内において、他
のテナントに所属する移動端末の位置登録が行なわれる
と、テナントAの呼出エリア内でありながら他のテナン
トの移動端末に対して発着信が可能となる。このため、
テナントAで占有している呼出エリア内であっても、他
のテナントに所属する移動端末の発着信により、無線の
通話チャンネルを占有されることで空き通話チャンネル
数が減少し、自己のテナント内において発着信等のサー
ビスが困難になるという問題が生じている。
【0006】また、逆に、各呼出エリア内でのサービス
が、他のテナントに所属する移動端末によって邪魔され
ないように規制してしまうことにも問題がある。例え
ば、テナントAの呼出エリア内で、他のテナントに所属
する移動端末の位置登録が行なえないように規制してし
まうと、デジタルPBXでは、その移動端末の位置情報
が更新されないので、移動端末が圏外状態(電源が入っ
ていなかったり、いずれの呼出エリア内にも存在してい
ない状態)にあると判断してしまい、一定時間無駄な呼
び出しが行なわれることになる。
【0007】さらに、このようなサービス規制を行なっ
てしまうと、緊急時のように、呼出エリアに無関係に至
急に移動端末に対して呼処理を行ないたい場合でも、そ
れができないことになる。また、各テナント単位で呼出
エリアを設定すると、複数のテナント間で共通に使用し
たいエリアを構成することができなくなり、このような
観点からもサービスが規制されてしまうという不都合が
生じることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
デジタルPBXでは、移動端末に対する各種のサービス
要求を、呼出エリア毎または基地局毎に効果的に制限す
ることができないため、サービス性が低下してしまうと
いう問題を有している。
【0009】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、いずれの呼出エリアからでも位置登録を
行なうことが可能な移動端末に対する各種のサービス
を、各呼出エリア毎に効果的に規制することができるよ
うにした極めて良好な交換システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交換シス
テムは、複数の呼出エリアを配下に有し、いずれの呼出
エリアからでも位置登録可能な複数の移動端末を収容す
るものを対象としている。そして、複数の移動端末毎に
それぞれ第1の数値情報が登録される第1の記憶手段
と、複数の呼出エリア毎にそれぞれ第2の数値情報が登
録される第2の記憶手段と、サービス要求された移動端
末に対応する第1の数値情報を第1の記憶手段から読み
出すとともに、その移動端末が位置登録している呼出エ
リアに対応する第2の数値情報を第2の記憶手段から読
み出し、これら第1及び第2の数値情報を照合する照合
手段と、この照合手段の照合結果に基づいて、サービス
要求された移動端末に対するサービス提供の可否を決定
する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0011】上記のような構成によれば、サービス要求
された移動端末に対応する第1の数値情報と、その移動
端末が位置登録している呼出エリアに対応する第2の数
値情報とを照合して、移動端末に対するサービス提供の
可否を決定するようにしたので、いずれの呼出エリアか
らでも位置登録を行なうことが可能な移動端末に対する
各種のサービスを、各呼出エリア毎に効果的に規制する
ことができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明するに先立ち、ここで説明する実施の形態の前提とな
る事業用デジタルコードレス電話システムについて、簡
単に説明しておくことにする。図13において、公衆網
11に対して複数の局線(加入者線)121〜12nを
介して接続されている事業所13内のデジタルPBX1
4は、主にトランク回路151〜15n、交換部16、
ライン回路171〜17m、主制御部18、メモリ19
及びデータハイウェイ20から構成されている。
【0013】このうち、トランク回路151〜15nに
は、局線121〜12nが接続されている。そして、ト
ランク回路151〜15nは、局線121〜12nから
の着呼信号の検出等を行ない、いわゆる局線インターフ
ェースとしての機能を有するものである。
【0014】また、ライン回路171〜17mには、内
線側にある基地局CS1〜CSmが接続されている。そ
して、ライン回路171〜17mは、基地局CS1〜C
Smに対して局線121〜12nからの着呼または内線
からの着呼があった場合、着呼を意味する下り制御信号
を送ったり、基地局CS1〜CSmからの発信要求があ
った場合、その旨の上り制御信号を主制御部18に送る
ように動作する。
【0015】さらに、交換部16は、トランク回路15
1〜15nとライン回路171〜17mとを接続するこ
とにより、内線間または内線と外線との間の通話を可能
とするものである。上記主制御部18は、データハイウ
ェイ20を介してトランク回路151〜15n、交換部
16及びライン回路171〜17m等を、メモリ19に
記憶された動作プログラムに基づいて制御するようにし
ている。
【0016】また、基地局CS1〜CSmは、それぞれ
無線回線を介して移動端末PS1〜PSrに対し接続可
能となされている。これら移動端末PS1〜PSrは、
各移動端末PS1〜PSr及び交換部16を介して公衆
網11に接続されるとともに、移動端末PS1〜PSr
同士間でも直接無線回線を接続制御して通話を行なうこ
とができる。
【0017】ここで、基地局CS1〜CSmと移動端末
PS1〜PSrとの間で設定される無線回線は、1フレ
ームに送信用4スロット、受信用4スロットが時分割多
重されており、さらに、送信用スロットと受信用スロッ
トとを時間的に多重したTDMA(Time Division Mult
iple Access )−TDD(Time Division Duplex)方式
を採用し、送信用の1スロットと受信用の1スロットと
で、1つの無線チャンネルを構成している。
【0018】また、各無線チャンネルは、音声やデータ
を送受信するための通話チャンネルと、システム情報、
発呼、着呼、通話チャンネルの設定等を行なうための各
種制御信号を送受信するための制御チャンネルとから構
成されている。各基地局CS1〜CSmは、それぞれ制
御チャンネルを介してシステム制御情報を送信してい
る。
【0019】このシステム制御情報には、システム毎に
設定されているシステム呼出符号が含まれており、それ
ぞれの移動端末PS1〜PSrは、受信したシステム呼
出符号と自己が記憶しているシステム呼出符号とを比較
し、一致する場合にはそのデータを有効と見なして受信
し、一致しない場合にはこのデータを無効として破棄す
る。
【0020】移動端末PS1〜PSrでは、このシステ
ム制御情報を受信して、自己の所属する基地局CS1〜
CSmのシステム呼出符号が含まれている場合には、こ
の論理制御チャンネル(LCCH)の情報に同期をと
り、以後、このLCCHを受信して、自己に対する着呼
を待ち受けることになる。
【0021】移動端末PS1〜PSrから発呼を行なう
場合には、基地局CS1〜CSmに対して制御チャンネ
ルにてシステム呼出符号を含む発呼信号を送信すること
により、基地局CS1〜CSm側で通話チャンネルの設
定を行なって、通話を開始可能となる。
【0022】したがって、システム呼出符号が異なる基
地局CS1〜CSmと移動端末PS1〜PSrとの間で
は、移動端末PS1〜PSrからの発呼信号を受信した
としてもシステム呼出符号が一致しないと、基地局CS
1〜CSm側でそのデータを破棄してしまうため、移動
端末PS1〜PSrから発呼を行なうことができなくな
る。
【0023】また、移動端末PS1〜PSr間直接通話
の場合も同様に、発呼側の移動端末PS1〜PSrがこ
のシステム呼出符号を用いて、着呼側の移動端末PS1
〜PSに発呼信号を送信して、着呼側からの応答信号を
待ち受けることになる。
【0024】次に、図14を参照して移動端末PS1の
詳細を説明する。なお、他の移動端末PS2〜PSrに
ついては、移動端末PS1と同様な構成であるので、そ
の説明は省略する。この移動端末PS1は、アンテナ2
1、無線部22、モデム部23、チャンネルコーディッ
ク部24、通話部25、制御部26、操作部27、音声
を音声信号に変換する送話部28、音声信号を音声に変
換して出力する受話部29、メモリ部30、表示部31
及び各種信号音を発生するサウンダ32から構成されて
いる。
【0025】このうち、無線部22は、送信/受信系を
時間的に切り替えるスイッチ33と、受信部34と、送
信部35と、水晶発振子を備えたシンセサイザ36とか
ら構成されている。この受信部34は、アンテナ21に
より受信された無線周波数信号を周波数変換し、増幅し
て信号成分を抽出してモデム部23に出力するものであ
る。また、上記送信部35は、モデム部23から入力さ
れた送信出力信号を搬送波に載せ高周波信号化して、ア
ンテナ21に供給して電波として送信させるものであ
る。この場合、受信部34及び送信部35は、シンセサ
イザ36から所用の周波数信号を得ている。
【0026】また、モデム部23は、無線部22の受信
部34より出力された中間周波数信号を復調して信号成
分を得るもので、無線部22からの受信信号を取り込
み、チャンネルコーディック部24に出力するととも
に、チャンネルコーディック部24から出力された送信
信号に直交位相変調、例えばπ/4シフトQPSK(Qu
adratur Phase Shift Keying)の変調処理を行なって、
これを無線部22の送信部35に与えるものである。
【0027】さらに、チャンネルコーディック部24
は、モデム部23から出力される復調信号[TDMA
(時分割多元接続)通信方式による信号]を、予め割り
当てられたタイムスロットから取り出して出力するとと
もに、通話部25からPCM(Pulse Code Modulation
)変調されて出力された信号を、TDMA通信方式に
よる信号に予め割り当てられたタイムスロットに挿入し
てモデム部23に出力するものである。
【0028】また、通話部25は、オーディオ信号帯域
の信号の入出力インターフェースであり、AD(適応差
分)PCMトランスコーダ37及びPCMコーディック
38を有して、制御部26よる制御の元に、送話部28
からの音声信号にPCM変調を施してチャンネルコーデ
ィック部24に与えるとともに、チャンネルコーディッ
ク部24からの復調されたPCM信号を音声信号に変換
して受話部29に与えるものである。
【0029】さらに、上記メモリ部30は、データを保
持するためのものであり、その内部には、各種暗証番号
を保持するための暗証番号記憶領域部が設けられてい
る。この暗証番号記憶領域部には、初期設定として記憶
されている自己の所属基地局を示すための暗証番号であ
るシステムID、自己を示す識別のための暗証番号であ
る個別ID、基地局が移動端末に対して割り当てる内線
番号、システム呼出符号、オプション情報、電話番号及
び事業者コード等が記憶されている。
【0030】また、制御部26は、各構成要素の制御を
司るものであり、送受信に伴ない必要な各種制御のほ
か、基地局や移動端末間の接続制御のために必要な暗証
番号の照合を行なう暗証番号一致検出機能部、暗証番号
メモリ制御機能部及び暗証番号入力識別機能部等を有し
ている。このうち、暗証番号一致検出機能部は、メモリ
部30内の暗証番号記憶領域部に記憶させてある各種暗
証番号と、受信した各種暗証番号とを照合して一致を検
出するものである。
【0031】さらに、暗証番号メモリ制御機能部は、メ
モリ部30内の暗証番号記憶領域部に対して暗証番号情
報を記憶させたり読み出したりするものである。また、
暗証番号入力識別機能部は、操作部27の機能キー及び
テンキーより入力され、暗証番号メモリ制御機能部によ
りメモリ部30内の暗証番号記憶領域部に記憶する暗証
番号をバイナリーコードに変換し、種別の応じて所定の
ビット数分をメモリ部30内の暗証番号記憶領域部に記
憶させるためのものである。
【0032】なお、操作部27は、発呼や着信応答、ダ
イヤル番号入力、終話等の操作を行なうための機能キー
とテンキーとを備えており、機能キー及びテンキーの操
作によりこれらの入力が行なえる。また、機能キーにお
ける設定キーや登録キーの操作とテンキーの操作とによ
り、制御部26の制御の元にシステムID及び個別ID
の符号内容設定と登録等も行なうことができる。
【0033】以下、上述した事業用デジタルコードレス
電話システムに、この発明を適用した場合の実施の形態
について説明する。図1において、前記デジタルPBX
14の主制御部18には、上記メモリ19から必要な情
報を読み出して与えられたサービス要求と比較・照合を
行なう情報照合部39と、移動端末に対するサービス要
求を実行または拒否するサービス制御部40とを有して
いる。
【0034】また、メモリ19は、移動端末に関する情
報を格納した移動端末情報部41と、基地局に関する情
報を格納した基地局情報部42と、移動端末に対するサ
ービスに関する情報を格納したサービス情報部43とを
有している。そして、このメモリ19の移動端末情報部
41,基地局情報部42及びサービス情報部43に格納
された情報が、上記主制御部18に対してサービス要求
があった場合に、その情報照合部39での照合に供され
る。
【0035】ここで、図2は、上記デジタルPBX14
と各種端末との接続状態を示している。まず、デジタル
PBX14は、電話網44を介して外部の電話機45に
接続されている。また、デジタルPBX14は、複数
(図示の場合は8つ)の基地局a〜hを収容しており、
これら基地局a〜hによって複数(図示の場合は6つ)
の呼出エリアA〜Fが構成されている。
【0036】図2に示す例では、呼出エリアAが基地局
aによって構成され、呼出エリアBが基地局b,cによ
って構成され、呼出エリアCが基地局dによって構成さ
れ、呼出エリアDが基地局e,fによって構成され、呼
出エリアEが基地局gによって構成され、呼出エリアF
が基地局hによって構成されている。そして、各基地局
a〜hは、無線回線によって複数(図示の場合は1つ)
の移動端末46と接続可能となっている。さらに、この
デジタルPBX14には、有線電話47が接続されてい
る。
【0037】このデジタルPBX14は、例えば外部の
電話機45から電話網44を介して所定の移動端末46
に着信が行なわれると、その移動端末46が位置登録さ
れている呼出エリアA〜Fを構成する基地局a〜hを介
して、当該移動端末46の呼び出しを実行する。その
後、デジタルPBX14は、呼び出しを行なった移動端
末46からの応答を待って、その移動端末46と電話機
45との間に無線回線を介した通話路を形成し、通話を
可能にしている。
【0038】また、このデジタルPBX14は、所定の
移動端末46から発呼があった場合には、その発呼要求
を、発呼のあった移動端末46に近接した基地局a〜h
を介して受け取ることにより、相手先の呼び出しを実行
する。その後、デジタルPBX14は、呼び出しを行な
った相手先からの応答を待って、発呼のあった移動端末
46とそれに近接した基地局a〜hとの間に無線回線を
確立し、相手先との通話を可能にしている。
【0039】実際の運用上においては、各基地局a〜h
それぞれが構成する各呼出エリアA〜Fは、同一建物内
の分割した空間に対応させるように配置される。図3
は、このような配置形態の一例を示している。この例で
は、3階建ての建物48を、その1階から3階までをそ
れぞれ東西に仕切って6つのフロアに分割し、各フロア
に上記呼出エリアA〜Fを割り当てるようにしている。
つまり、1階東側フロアが呼出エリアA、1階西側フロ
アが呼出エリアB、2階東側フロアが呼出エリアC、2
階西側フロアが呼出エリアD、3階東側フロアが呼出エ
リアE、3階西側フロアが呼出エリアFに割り当てられ
ている。
【0040】そして、上述したように、呼出エリアAに
はそれを構成するための基地局aが設置され、呼出エリ
アBにはそれを構成するための基地局b,cが設置さ
れ、呼出エリアCにはそれを構成するための基地局dが
設置され、呼出エリアDにはそれを構成するための基地
局e,fが設置され、呼出エリアEにはそれを構成する
ための基地局gが設置され、呼出エリアFにはそれを構
成するための基地局hが設置されている。
【0041】なお、各呼出エリアA〜F内の移動端末4
6は、それぞれ該当する基地局a〜hを介して、自己の
所在をデジタルPBX14に通知する位置登録処理を行
なっており、デジタルPBX14によるサービスを受け
られるように待機状態となっている。
【0042】ここで、上記建物48には、複数のテナン
トが入居しており、各呼出エリアA〜F内で用いられる
移動端末46は、いずれかのテナントに属するものとす
る。この場合、各テナントは、図4に示すように、管理
者、α社,β社,γ社の4つがあり、それぞれにテナン
ト番号1〜4が割り当てられている。また、各テナント
毎にそれぞれ特定の数値情報が設定されており、これら
数値情報は、各テナントに対応させて上記メモリ19の
移動端末情報部41に登録されている。
【0043】さらに、上記建物48の各呼出エリアA〜
Fは、図5に示すように、名称と使用するテナントとが
それぞれ設定されている。また、各呼出エリアA〜F毎
にそれぞれ特定の数値情報が設定されており、これら数
値情報は、各呼出エリアA〜Fに対応させて上記メモリ
19の基地局情報部42に登録されている。
【0044】ここにおいて、例えばテナント外の移動端
末によりむやみに回線が利用されたり、逆に、テナント
に無関係な場所からの発着信が行なえなくなるといった
不都合を避けながら、サービス性の向上を図るために、
各テナント毎の移動端末46の運用条件が次のように考
えられている。
【0045】例えば、呼出エリアDの場合は、β社のフ
ロアとして使用されているので、テナントの考え方から
すると、α社やγ社の移動端末46がこの呼出エリアD
の無線チャンネルを占有することは、望ましいことでは
ないことになる。また、呼出エリアAの場合は、各社に
共通のフロアとしてテナントを意識せずに使用される必
要があり、どのテナントに属する移動端末46も使用で
きるようにすることが望ましいことになる。
【0046】そこで、図4及び図5に示した数値情報を
用いて、上記の運用条件を満足させることについて説明
する。すなわち、所定の移動端末46への着信の場合、
デジタルPBX14は、その移動端末46の属するテナ
ントに対応して設定された数値情報(図4参照)と、そ
の移動端末46が位置登録している呼出エリアA〜Fに
対応して設定された数値情報(図5参照)との論理積を
とる。そして、デジタルPBX14は、その論理積演算
の結果が0であれば、移動端末46に対してサービスを
提供しないように制御し、論理積演算の結果が0でなけ
れば、移動端末46に対してサービスを提供するように
制御している。
【0047】例えば、テナント番号2に属する移動端末
46は、図4に示すように「00000010」なる数
値情報を持っているため、呼出エリアBにおいては、そ
の図5に示す数値情報「00000011」と論理積演
算されることで、「00000001」なる演算結果が
得られるため、サービスが許可される。ところが、この
テナント番号2に属する移動端末46は、呼出エリアC
においては、その図5に示す数値情報「0000110
1」と論理積演算されることにより、演算結果が「00
000000」となるので、サービスが不許可となる。
【0048】したがって、上記した実施の形態によれ
ば、各テナントに対応して数値情報を設定するととも
に、各呼出エリアA〜Fに対応して数値情報を設定し、
テナントの数値情報と呼出エリアA〜Fの数値情報との
論理積をとった結果が、0か否かによってそのテナント
に属する移動端末46へのサービスを規制するようにし
たので、いずれの呼出エリアA〜Fからでも位置登録を
行なうことができる移動端末46に対する各種のサービ
スを、各呼出エリアA〜F毎に効果的に規制することが
できるようになる。また、テナント数や呼出エリアの割
り付け等に変更が生じた場合でも、それに合わせて設定
する数値情報を変更するだけで、容易に対処することが
できる。
【0049】図6及び図7は、各テナント及び各呼出エ
リアA〜Fに対応して設定された数値情報の他の例を示
している。このように数値情報を設定しても、テナント
の数値情報と呼出エリアA〜Fの数値情報との論理積を
とることによって、上記と同様に移動端末46に対する
サービスの可否を判断することができる。
【0050】以上の例は、各テナント単位でサービス規
制を図るための運用条件を示したものであるが、より一
層細かなサービス規制を実現する手法として、同一のテ
ナントに属する複数の移動端末46毎にサービスを提供
することができるように呼出エリアA〜Fを制限する手
段も考えられる。例えば、α社(テナント番号2)で
は、呼出エリアA,B,F内でサービス提供を受けられ
ることが基本であるが、このテナントに属する所定の移
動端末46に対しては、呼出エリアBだけでサービス提
供を行なえるようにするという規制を与えることができ
る。
【0051】また、β社(テナント番号3)では、呼出
エリアA,C,D,F内でサービス提供を受けられるこ
とが基本であるが、このテナントに属する所定の移動端
末46に対しては、呼出エリアC,Dだけでサービス提
供を行なえるようにするという規制を与えることもでき
る。
【0052】このような観点に基づいて、図8に、テナ
ントに属する移動端末46と、その移動端末46に対し
てサービス提供が可能な呼出エリアA〜Fとの関係を定
めた、サービス規制制御データの一例を示している。図
8から明らかなように、このサービス規制制御データに
おいて、デジタルPBX14及び移動端末46は、テナ
ント番号とそのテナント番号に付随した1つ以上のパタ
ーン番号とからなる属性を数値情報の形で与えられ、こ
れら数値情報は、各テナントに対応させて上記メモリ1
9の移動端末情報部41に登録されている。
【0053】そして、この図8に示される数値情報と、
先に図7に示した数値情報との論理積演算処理により、
サービスの提供の可否を判断することができる。その判
断結果により、図8では、テナントに対してサービス提
供可能な呼出エリアを○で示し、サービス提供不可の呼
出エリアを×で示している。
【0054】この図8に示した登録データの内容からも
わかるように、例えばテナント番号1(管理者)の移動
端末46は、全ての呼出エリアA〜F内で位置登録や発
着信等のサービスを受けることができる設定になってい
る。これに対し、β社(テナント番号3)に属する移動
端末46は、自局の持つパターン番号に基づいて、例え
ば呼出エリアA,C,D,F内でサービス提供されるも
の(パターン番号1)と、呼出エリアC,D内でサービ
ス提供されるもの(パターン番号2)との2種類に分別
される設定となっている。
【0055】このように、1つのテナントの移動端末4
6に対してサービス提供することができる呼出エリアA
〜Fの組み合わせを定義したサービス規制制御データを
複数パターン容易し、これらに対応する数値情報をデジ
タルPBX14に記憶させることによって、同一テナン
ト内に複数の移動端末46が収容される場合に、その中
の移動端末46毎にサービス提供することができる呼出
エリアA〜Fを細分化して定義できるようになる。
【0056】また、デジタルPBX14及び移動端末4
6に設定する数値情報を、図9及び図10に示すように
設定することもできる。この場合、移動端末46は、パ
ターン番号毎に持つ特定の数値情報が、基地局a〜hか
ら報知される数値情報以上の場合に、サービス提供でき
るという判断方法をとることができる。このようにサー
ビス提供の可否は、デジタルPBX14で記憶されてい
る基地局a〜hから報知される数値情報と、移動端末4
6の持つ数値情報との間で適切な演算処理を行なうこと
で判断するようにすればよい。
【0057】さらに、あるテナントに属する移動端末4
6に、サービス規制された呼出エリアA〜Fの元で、あ
る一定のサービスを提供するようにすることも可能であ
る。例えば、上述した実施の形態では、移動端末46か
らの位置登録に対しては、サービス規制された呼出エリ
アA〜F内においても実行させている。これに対し、例
えば位置登録を含む全てのサービスを、サービス規制さ
れた呼出エリアA〜F内で規制することも可能となる。
【0058】しかしながら、位置登録さえも規制してし
まうと、移動端末46がサービス規制された呼出エリア
A〜F内に移動しているにもかかわらず、デジタルPB
X14上での位置情報としては、前に存在していたサー
ビス提供可能な呼出エリアA〜F内にいることになる。
このような状態にある移動端末46に対する着信は、実
際に移動端末46の存在しない呼出エリアA〜Fに対し
て行なわれる。このため、デジタルPBX14は、あた
かもその移動端末46が電源の非投入状態であるとか、
呼出エリアA〜F外に存在しているといった、圏外状態
にあるように判断することになる。
【0059】このような場合、デジタルPBX14は、
移動端末46の着信に対して圏外処理を行なうことにな
るが、移動端末46の存在しない呼出エリアA〜Fに対
して呼び出しをかけているため、圏外処理が起動される
時間を要し、その移動端末46への発信者にとってもそ
の状態が本当の圏外状態なのか、あるいはサービス規制
された呼出エリアA〜F内にいるのかわからないといっ
た問題が生じる。この場合、同じ理由により、移動端末
46に対する位置管理も不可能になる。
【0060】そこで、このサービス規制された呼出エリ
アA〜Fの元でも、位置登録等の一部のサービスを許容
することにより、サービス非提供の呼出エリアA〜F内
にいる移動端末46への着信をすぐに圏外処理とするこ
とができる等、位置管理が容易になる。
【0061】このサービス規制された呼出エリアA〜F
内でも、サービス提供することができるサービス一覧
は、前記サービス情報部43において管理される。図1
1は、このサービス一覧の例を示している。発信や着信
といったサービスは、デジタルPBX14で規制される
が、位置登録や位置管理サービス、移動端末46への緊
急呼び出しといったサービスは提供することができる。
【0062】これによって、例えば緊急の場合には、サ
ービス提供外の呼出エリアA〜Fに対しても呼び出しを
かけることができるというように、サービス提供の幅を
広げることができる。なお、図11に示すデータは、シ
ステム単位、テナント単位あるいは図8に示したテナン
ト番号/パターン番号単位に管理するようにしてもよい
ものである。
【0063】以上のような手段によって登録されたサー
ビス規制データを元に、デジタルPBX14で行なわれ
る呼処理動作の一例を、図12に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、開始(ステップS1)され、
デジタルPBX14が、ステップS2で、所定の移動端
末46への呼設定要求受信によるサービス要求を受ける
と、デジタルPBX14の情報照合部39は、ステップ
S3で、その呼設定メッセージ内から移動端末46の内
線番号を読み出すように動作する。
【0064】次に、デジタルPBX14は、ステップS
4で、その内線番号を指標として移動端末情報部41を
検索し、移動端末46のテナント番号及びパターン番号
を求める。そして、デジタルPBX14の情報照合部3
9は、ステップS5で、基地局情報部42を検索して、
移動端末46が位置登録している呼出エリアA〜Fとそ
れに関する情報とを求める。
【0065】その後、デジタルPBX14の情報照合部
39は、ステップS6で、ステップS4で求めたテナン
ト番号及びパターン番号と、ステップS5で求めた呼出
エリアA〜Fとの関係を、決められた演算により決定
し、上記テナント番号及びパターン番号が、この呼出エ
リアA〜F内でサービス提供が許可されているか否かを
判別する。
【0066】この結果、サービス提供を規制する設定で
あると判断された場合(NO)、デジタルPBX14の
情報照合部39は、ステップS7で、サービス情報部4
3を検索して、そこに格納されたサービス種別から、要
求されたサービスが非許容呼出エリアA〜F内でも提供
可能か否かを判別する。そして、提供を許可するサービ
スであると判断された場合(YES)、または,上記ス
テップS6でサービス提供を許容する設定であると判断
された場合(YES)、デジタルPBX14のサービス
制御部43は、ステップS8で、移動端末46に呼設定
要求してサービスの提供を実行し、終了(ステップS
9)される。
【0067】一方、ステップS7で要求されたサービス
が提供可能でないと判断された場合(NO)、デジタル
PBX14のサービス制御部40は、ステップS10
で、発信元に切断信号を送出してサービスの提供を拒否
し、終了(ステップS9)される。このとき、拒否理由
も通知することにより、発信者に対して、トーキや各種
トーン等による音声情報、または、LCD(液晶表示
器)やLED(発光ダイオード)等による表示手段を用
いて、移動端末46がサービス提供できる呼出エリアA
〜F内にいない旨を通知する圏外サービスを行うように
してもよい。
【0068】上記した実施の形態によれば、移動端末4
6へのサービス要求を呼出エリアA〜F毎またはテナン
ト毎に規制することができるようにしたため、例えばテ
ナントサービスとの組み合わせにより、自己のテナント
に所属する基地局a〜hの通話チャンネルを他のテナン
トに所属する移動端末46が利用することを規制した
り、テナントに依存しない共通の呼出エリアA〜Fから
の発着信を全テナントの移動端末46に対して許可する
等の設定を任意に行ないながら、他のテナントの移動端
末46からの使用による回線ビジーの多発や、共用の呼
出エリアA〜Fにおける無用な発着信規制を効果的に抑
制することができる。
【0069】また、圏外処理が迅速に行なえることやサ
ービス提供エリア外でも位置管理や緊急呼び出しが行な
えるようにすることで、サービス性の向上が、各テナン
トに最も有利な形態での通信サービスとして提供するこ
とができる。さらに、サービス規制を行なったとき、そ
の旨を音声情報や表示手段を用いてサービス要求者に対
して通知することができるようにしたことにより、より
一層のサービス性の向上を期待することができるように
なる。なお、この発明は上記した実施の形態に限定され
るものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
いずれの呼出エリアからでも位置登録を行なうことがで
きる移動端末に対する各種のサービスを、各呼出エリア
毎に効果的に規制することができるようにした極めて良
好な交換システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る交換システムの実施の形態を示
すもので、デジタルPBXを示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるデジタルPBXと各種端
末との接続状態を示すブロック構成図。
【図3】同実施の形態における運用形態の一例を説明す
るために示す図。
【図4】同実施の形態におけるテナント毎に設定された
数値情報の一例を説明するために示す図。
【図5】同実施の形態における呼出エリア毎に設定され
た数値情報の一例を説明するために示す図。
【図6】同実施の形態におけるテナント毎に設定された
数値情報の他の例を説明するために示す図。
【図7】同実施の形態における呼出エリア毎に設定され
た数値情報の他の例を説明するために示す図。
【図8】同実施の形態におけるテナントに対して設定さ
れたサービス規制制御データの一例を説明するために示
す図。
【図9】同実施の形態におけるパターン番号に対して設
定された数値情報のさらに他の例を説明するために示す
図。
【図10】同実施の形態における呼出エリア毎に設定さ
れた数値情報のさらに他の例を説明するために示す図。
【図11】同実施の形態におけるサービス規制中の呼出
エリア内でも提供することができるサービスの一覧を説
明するために示す図。
【図12】同実施の形態におけるデジタルPBXの呼処
理動作の一例を説明するために示すフローチャート。
【図13】事業用デジタルコードレス電話システムの概
要を示すブロック構成図。
【図14】同システムにおける移動端末の詳細を示すブ
ロック構成図。
【符号の説明】
14…デジタルPBX、 18…主制御部、 19…メモリ、 39…情報照合部、 40…サービス制御部、 41…移動端末情報部、 42…基地局情報部、 43…サービス情報部、 44…電話網、 45…電話機、 46…移動端末、 47…有線電話、 48…建物。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の呼出エリアを配下に有し、いずれ
    の呼出エリアからでも位置登録可能な複数の移動端末を
    収容する交換システムにおいて、 前記複数の移動端末毎にそれぞれ第1の数値情報が登録
    される第1の記憶手段と、 前記複数の呼出エリア毎にそれぞれ第2の数値情報が登
    録される第2の記憶手段と、 サービス要求された前記移動端末に対応する前記第1の
    数値情報を前記第1の記憶手段から読み出すとともに、
    その移動端末が位置登録している前記呼出エリアに対応
    する前記第2の数値情報を前記第2の記憶手段から読み
    出し、これら第1及び第2の数値情報を照合する照合手
    段と、 この照合手段の照合結果に基づいて、前記サービス要求
    された移動端末に対するサービス提供の可否を決定する
    制御手段とを具備してなることを特徴とする交換システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段には、同じテナント
    に属する前記複数の移動端末に対しては、同じ値の前記
    第1の数値情報が登録されていることを特徴とする請求
    項1記載の交換システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の移動端末に対して提供する各
    種のサービスが記憶された第3の記憶手段と、前記制御
    手段によってサービス提供が拒否された前記移動端末に
    対しても、前記第3の記憶手段に記憶されたサービスを
    許可するサービス制御手段とを具備してなることを特徴
    とする請求項1または2記載の交換システム。
JP8169748A 1996-06-28 1996-06-28 交換システム Pending JPH1023510A (ja)

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