JP4682484B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4682484B2
JP4682484B2 JP2001267415A JP2001267415A JP4682484B2 JP 4682484 B2 JP4682484 B2 JP 4682484B2 JP 2001267415 A JP2001267415 A JP 2001267415A JP 2001267415 A JP2001267415 A JP 2001267415A JP 4682484 B2 JP4682484 B2 JP 4682484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tactile
display unit
braille
card
transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001267415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003077032A (ja
Inventor
慎吾 冨重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001267415A priority Critical patent/JP4682484B2/ja
Publication of JP2003077032A publication Critical patent/JP2003077032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682484B2 publication Critical patent/JP4682484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関等に設置される障害者用の現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の現金自動取引装置の従来技術としては、特開平9−106319号の技術がある。
これによれば、視覚障害者が現金自動取引装置を用いて自動取引を行う場合、視覚障害者に対して点字モードへの切替えを誘導音声により知らせ、これによって視覚障害者が取引選択画面等を表示する表示部近傍に設置された触覚絵記号によって、表示部の操作位置を確認し当該ボタンを押下して点字モードへの切替えを行う。
【0003】
次いで誘導音声による操作内容の案内と、これに加えて表示部の両側に設けられた、板状に形成された操作面レイアウト触覚ガイダンス部と操作手順触覚ガイダンス部によって操作部位と操作手順を知り取引操作を行う。
つまり、各ガイダンス部に設けられている操作部位を点字表示で表すパターンに設けられた振動子と、操作手順を点字で列記した文言の文頭に設けられた振動子とを振動させて操作部位と操作手順の伝達を行い、これに従って、視覚障害者は両手の触覚を用いて自動取引を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、視覚障害者を対象としているため、点字モードへの切替え等の操作の誘導を誘導音声を主体として行っており、聴覚および視覚の両方に障害を持つ顧客(以下、聴視覚障害者と言う。)の場合は、カードを挿入する等の操作タイミングが全く解らないため、取引がうまく行えないという問題があった。
【0005】
また、表示部の両側に設けたガイダンス部の振動子を振動させることによって操作部位と操作手順を知らせるようになっているため、聴視覚障害者が操作する場合には、両手を用いて部位や手順を知る必要があり、カード挿入あるいは暗証番号入力等の場合に、一旦片方の手をガイダンス部から離さねばならず、操作が煩雑になり、取引に時間が掛かるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、聴視覚障害者であっても、現金自動取引装置を用いた自動取引が容易に行える手段を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、顧客が複数の操作を行う操作パネルと、前記操作パネルに設けられた表示部と、前記表示部の周辺に表示内容に対応した触覚絵記号とを備えた現金自動取引装置において、前記現金自動取引装置を模した触覚模型部を設けると共に、前記触覚模型部に、操作部位を表す複数の触覚子と、前記触覚子を駆動する駆動部とを設け、前記触覚子を前記触覚模型部の面から離間した位置に保持して、当該操作部位とその操作開始のタイミングを知らせ、前記触覚子を前記触覚模型部の面と面一にして、当該操作部位における取引操作の終了を知らせることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による現金自動取引装置の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の表示部周辺を示す拡大図、図2は本発明の現金自動取引装置を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【0009】
図2において、1は金融機関のセンタに設置される上位装置としてのホストコンピュータであり、金融機関等が保有する複数の現金自動取引装置2の制御や情報の収集を統括して行う。
3は上位インタフェース部であり、通信回線等を介してホストコンピュータ1と現金自動取引装置2とを接続するための入出力口である。
【0010】
4は現金自動取引装置2の主制御部であり、現金自動取引装置2の取引の進行に合わせて、以下に示すユニットを制御する。
5は顧客操作部であり、表示部6に選択画面や誘導文言等の表示を行う表示処理や顧客の暗証番号や取引金額等の入力内容を処理する入力処理を行う。
表示部6は、入力キーや誘導文言を表示するCRTやLCD等の表示画面と顧客が表示画面のどこを押下したかを検知する入力手段であるタッチパネルで構成されている。
【0011】
7はカードリーダプリンタ部であり、磁気記録媒体としてのキャッシュカード等のカードをカード挿入口8から受入れ、カードの磁気ストライプ等の磁気情報記録部に記録されたデータの読出しや書込み、および明細票への取引内容の印字等を行い、カードおよび明細票をカード挿入口8から排出する。
9は紙幣入出金機であり、紙幣入出金口10から入金紙幣を受入れ、鑑別や計数を行い保管する。また出金紙幣の指定枚数を計数し紙幣入出金口10から払出す。
【0012】
11は硬貨入出金機であり、硬貨入出金口12から入金硬貨を受入れ、鑑別や計数を行い保管する。また出金硬貨の指定枚数を計数し硬貨入出金口12から払出す。
13は通帳記帳機であり、通帳挿入口14から顧客の通帳を受入れ、通帳への取引内容の印字、および通帳の磁気記録部の読出しや書込み等を行い、通帳挿入口14から排出する。
【0013】
15は内部操作部であり、金融機関等の従業者や保守員を対象とした各種操作、例えば、現金自動取引装置2の運用状況や実行中の取引内容および障害発生時の発生状況等の情報を表示する。また現金自動取引装置2の電源のON、OFFやリセット指示および保守動作の実行指示等の動作指示を行う。
図3において、20は操作パネル部であり、顧客が現金自動取引装置2を用いて自動取引を行う際の各種の操作を行う表示部6、カード挿入口8、紙幣入出金口10、硬貨入出金口12、通帳挿入口14等の複数の操作部位が設けられている。
【0014】
21は点字表示であり、カード挿入口8等の操作パネル部20に設けられた操作部位の近傍に貼付され、視覚障害者が取引操作を行う場合の操作部位の特定を容易にしている。
22は視覚障害者のための触覚絵記号であり、図1に示すように表示部6の周辺で表示部6の入力キーと対応する位置に設けられており、表面に入力キーの内容を表す図形が刻印されている。
【0015】
23は視覚障害者用のハンドセットであり、視覚障害者が取引をする場合の操作方法等を誘導音声によって伝え、視覚障害者が現金自動取引装置2を用いて取引ができるよう誘導する。
24は、係員呼出ボタンであり、顧客が緊急時等により係員との連絡が必要になった場合、これを押下することで金融機関の係員との連絡がとれるようになっている。
【0016】
25は可動点字表示部である。後述する駆動機構を備え、表面の凸形状の位置を変化させることで点字による誘導文言を表示する。
26は触覚模型部であり、表示部6の近傍で視覚障害者用ハンドセット23とは表示部6を挟んだ反対側に配置され、現金自動取引装置2を模して立体的に作られており、現金自動取引装置2の各部位を表す触覚子が、現金自動取引装置2の各部位の配置と略相似の位置に設置されている。
【0017】
すなわち、図4に示す触覚模型部26の拡大図において、6aは現金自動取引装置2の表示部6を表す画面触覚子である。
8aは現金自動取引装置2のカード挿入口8を表すカード触覚子である。
10aは現金自動取引装置2の紙幣入出金口10を表す紙幣触覚子である。
12aは現金自動取引装置2の硬貨入出金口12を表す硬貨触覚子である。
【0018】
14aは現金自動取引装置2の通帳挿入口14を表す通帳触覚子である。
27は触覚絵表示であり、各触覚子の表面にそれぞれの部位を表す絵表示が刻印されており、各部位が触覚的に解るようになっている。
28は点字表示であり、各触覚子の近傍に貼付されておりそれぞれの部位を表す文言が点字で表示されている。
【0019】
なお、図4において、点字表示28は通常の日本語表記で示しているが、実際はこれと同等の点字で表示される。また、触覚子表面の触感を通帳やカード、表示画面といった実際の物または部位と同等にする等によって、触覚的理解を補助し、より早く正確に部位を確認できるようにしてもよい。
触覚模型部26の触覚子には、それぞれ図5に示すような駆動機構が設けられており、上下動して上下位置を変えることによってどの部位が挿入待ち、または受取り待ちになっているか知らせるようになっている。図5は触覚子駆動部を示す側面図である。
【0020】
以下に、触覚子の駆動機構の構成をカード触覚子8aを例に説明するが、他の触覚子にも同様の機構が取付けられている。
図5において、カード触覚子8aは、触覚模型部26の壁面等にガイドされ、上下動可能に支持されている。カード触覚子8aには、バー30が連結しており、バー30にはピン31が設けられている。
【0021】
ピン31は、アーム32の一端に設けられた長孔33に摺動可能に嵌合しており、図示しないワッシャ、スナップリングを用いて係止される。
アーム32の他端には長孔34が設けられ、駆動ソレノイド35のプランジャ35aに設けられたピン36と摺動可能に嵌合しており、図示しないワッシャ、スナップリングを用いて係止される。
【0022】
37は、支点ソレノイドであり、アーム32の長孔33,34の間に設けられた孔に、支点ソレノイド37のプランジャ37aに設けられたピン38が回動可能に嵌合し、図示しないスナップリングを用いて係止される。
支点ソレノイド37と駆動ソレノイド35は、それぞれブラケット37b,35bによって、触覚模型部26の図示しないケースまたは現金自動取引装置2の本体等に、ネジ等の締結手段によって固定される。
【0023】
なお、本実施の形態では、ピン36,38をプランジャ35a,37aに直接固定する例で示したが、プランジャのピン取付部付近を2体に分け、ネジ等の調整手段を介して、ロックナット等の固定手段で連結してもよい。
また、1個のステッピングモータで、それぞれの触覚子を3段階の停止位置に駆動、停止する機構を用いてもよい。
【0024】
駆動ソレノイド35と支点ソレノイド37は、同様の構成を持つソレノイドであるので、駆動ソレノイド35を用いてその構成を説明し、支点ソレノイド37の同様の部位は、同一のアルファベット符号を付してその説明を省略する。
35cは、コイルであり、通電により磁場を発生する。
35dは、ヨーク、35eは、カバーであり、プランジャ35aと共に、軟鉄等の磁性体で成形されており、これら3つの部位で磁気回路を構成する。
【0025】
35fは、コイルバネ等のバネ部材であり、プランジャ35aを非磁性体から成るストッパ35gに押付けている。
コイル35cへの通電時には、コイル35cにより磁場が発生し、磁気回路であるヨーク35d、カバー35e、プランジャ35aに磁気が流れ、磁気ギャップとなっているプランジャ35aとカバー35eの対向面間に吸引力が発生し、バネ部材35fの付勢力に打勝って、プランジャ35aをカバー35eの対向面に引付け、プランジャ35aを移動させる。
【0026】
各ソレノイドの非通電時には、アーム32とプランジャ35a,37aおよびバー30とは、略直角に組立てられ、この時、カード触覚子8aは、触覚模型部26の表面と略同一の平面と成るよう設定される。
図6は可動点字表示部25の駆動機構を示す斜視図、図7は可動点字表示部25の可動子駆動部を示す側面図である。
【0027】
図6において、41はソレノイドであり、この動作により可動子42を上方に移動させ、パネル43上に凸形状を形成し、点字による表記が自在に行えるようになっている。
図7において、可動子42はパネル43にロー付等の接合手段によって取付けられたガイド44に上下動可能に嵌合している。可動子42の一端には、ピン45が設けられており、アーム46に設けられた長孔47に摺動可能に嵌合しており、図示しないワッシャ、スナップリングを用いて係止される。
【0028】
アーム46の他端には長孔48が設けられ、ソレノイド41のプランジャ41aに設けられたピン49と摺動可能に嵌合しており、図示しないワッシャ、スナップリングを用いて係止される。
50は、可動点字表示部25の図示しないケースまたは現金自動取引装置2の本体に等に固定されたピンであり、アーム46の長孔47,48の間に設けられた孔に回動可能に嵌合し、図示しないスナップリングを用いて係止される。
【0029】
ソレノイド41は、ブラケット41bによって、可動点字表示部25の図示しないケースまたは現金自動取引装置2の本体等に、ネジ等の締結手段によって固定される。
ソレノイド41は、図5に示す駆動ソレノイド35と同様の構成を持つソレノイドであるので、駆動ソレノイド35の構成と同様の部位は、同一のアルファベット符号を付してその説明を省略する。
【0030】
可動子42のパネル側の端面は、ソレノイド41の非通電時にはパネル43の上面と略同一の平面と成るよう取付けられている。また、通電時には、プランジャ41aが、カバー41eの対向面に吸引されることによって、パネル43の上面から突出し凸形状をパネル面に形成する。
このような可動子6個を一組として、これを複数組並べ可動点字表示部25が構成されている。
【0031】
なお、本実施の形態では、ソレノイドを用いた駆動機構を示したが、可動子42の突出量が比較的少なくても点字表示機能を阻害しない場合は、圧電素子等を用いて、小型化、軽量化を図ることも可能である。
次に、上述した構成の作用について説明する。
健常者が現金自動取引装置2を用いて取引を行う場合、例えば、カードによる出金取引の場合は、顧客が現金自動取引装置2を訪れると、表示部6には図1の表示部6に示す取引選択画面が表示されている。この時、触覚模型部26の画面触覚子6aが下がって凹状となり、可動点字表示部25に点字による表示が行われているが、健常者が操作する場合はこれらを無視し、取引選択画面から「お引き出し」ボタンを押下する。
【0032】
「お引き出し」ボタンが押下されたことを検知した現金自動取引装置2の主制御部4は、カードリーダプリンタ部7をカード挿入待ち状態にし、カードリーダプリンタ部7のカード挿入口8付近に実装したフリッカランプを点滅させると共に、「カードを挿入して下さい」等の誘導音声と表示部6への同様の誘導文言の表示の少なくとも一方により顧客にカードの挿入を促す。
【0033】
顧客がカードリーダプリンタ部7のカード挿入口8にカードを挿入すると、これを検知した主制御部4は、誘導音声と誘導文言の少なくとも一方により顧客の暗証番号と取引金額の入力を促す。
顧客が、暗証番号と取引金額を表示部6の入力キーを用いて入力すると、主制御部4は、顧客のカード情報、暗証番号および取引金額を上位インタフェース部3から通信回線を介してホストコンピュータ1に送信する。
【0034】
ホストコンピュータ1は、受信したカード情報と暗証番号を参照して顧客の認証を行うと共に、顧客の口座残高を照会して取引の許否を判断し、その旨の電文を通信回線を介して、現金自動取引装置2へ送信する。
上位インタフェース部3を介して電文を受信した現金自動取引装置2の主制御部4は、取引不許可の場合は、その旨を音声と表示部6への表示の少なくとも一方により伝え、カードリーダプリンタ部7によってカード挿入口8からカードを排出して取引を終了する。
【0035】
取引許可の場合は、主制御部4は紙幣入出金機9と硬貨入出金機11によって必要額の紙幣と硬貨を繰出し、それぞれ紙幣入出金口10と硬貨入出金口12から払出すと同時に、カードリーダプリンタ部7によってカード挿入口8からカードと明細票を、通帳が挿入されている場合は通帳記帳機13によって通帳挿入口14から記帳済みの通帳を排出する。
【0036】
この時、主制御部4は、カード挿入口8、紙幣入出金口10、硬貨入出金口12、通帳挿入口14付近に実装されたフリッカランプを点滅させると共に、誘導音声と誘導文言の少なくとも一方によって、顧客にカード、明細票、紙幣、硬貨および通帳の受取りを促す。
これに従って、顧客がカード、明細票、紙幣硬貨および通帳を受取ると取引が終了し、主制御部4は表示部6を図1の取引選択画面に戻し、触覚模型部26の画面触覚子6aを下げ、可動点字表示部25に点字表示を行い、次の顧客の待機状態とする。
【0037】
聴覚障害者の場合は、誘導音声に誘導が受けられないまでも、フリッカランプや表示部6への誘導文言の表示により健常者と同様に取引を行うことができる。
聴視覚障害者が取引を行う場合は、次のようにする。
なお、以下には、聴視覚障害者がカードを用いて出金取引を行う場合を例に説明する。このため誘導音声に関する説明を省略するが、視覚障害者用の誘導音声は健常者の取引の例で説明したのと同様に、各操作手順毎に流される。
【0038】
聴視覚障害者が現金自動取引装置2を訪れると、表示部6には図1に示す取引選択画面が表示されている。
この時、触覚模型部26の画面触覚子6aは下げられ凹状となっており、可動点字表示部25には、取引内容を選択する旨の点字による誘導文言が表示されている。
【0039】
すなわち、現金自動取引装置2の主制御部4は、支点ソレノイド37の電源をON、つまり通電状態として待機している。これに伴って、プランジャ37aが引下げられ、アーム32がピン36を支点として回動し、アーム32の長孔33に嵌合するピン31が引下げられ、画面触覚子6aが引下げられている。
また、主制御部4は、可動点字表示部25のソレノイド41に信号を送り、点字による表示を作成している。つまり信号により通電状態となったソレノイド41のプランジャ41aが引下げられ、プランジャ41aに取付けられたピン49に嵌合するアーム46の長孔48が引下げられる。
【0040】
これに伴って、アーム46がピン50を支点として回動し、アーム46の他端に設けられた長孔47が上方に移動し、この長孔47に嵌合するピン45に連結している可動子42が持上げられ、パネル43の上面より突出することでパネル面に凸形状を形成する。この凸形状の組合せることによって点字の誘導文言が表示される。
【0041】
上記によって、触覚模型部26の画面触覚子6aが下がり画面触覚子6a部分が凹状となり、聴視覚障害者に対して表示部6が入力待ちであることを伝える。また、可動点字表示部25に取引内容を選択する旨の点字による誘導文言が表示されている。
聴視覚障害者は表示部6が入力待ちであることを察知し、表示部周辺に配置された触覚絵記号22を用いて希望する取引内容、この例の場合は「お引き出し」ボタンに相当する触覚絵記号「−」を確認し、隣接した表示部6の方向に指を滑らせ、表示部6の「お引き出し」ボタンを押下する。この時、操作内容が不明確な場合は、可動点字表示部25に表示された点字の誘導文言を参照して操作を行う。
【0042】
「お引き出し」ボタンが押下されたことを検知した主制御部4は、画面触覚子6aの支点ソレノイド37の電源をOFFにし非通電状態とする。このためコイル37cによる磁場が消滅しプランジャ37aの吸引力がなくなり、プランジャ37aがバネ部材37fの付勢力によってストッパ37gに当接するまで移動し、アーム32がピン36を支点として回動する。このため触覚模型部26の画面触覚子6aが触覚模型部26の面と略同一の平面となり、聴視覚障害者に取引内容の入力が終了したことを知らせる。
【0043】
これと同時に、主制御部4は、カードリーダプリンタ部7をカード挿入待ち状態にし、カード挿入口8付近に実装したフリッカランプを点滅させる。またカード触覚子8aを前述の画面触覚子6aと同様に作動させて下げ、カード挿入待ち状態であることを知らせると共に、可動点字表示部25にカードの挿入を促す旨の点字の誘導文言を表示する。
【0044】
カード挿入待ち状態であることを察知した聴視覚障害者は、障害の程度によってフリッカランプの点滅でカード挿入口8を見つけるか、または触覚模型部26のカード触覚子8aの位置によって、これと略相似の位置に存在する実際のカード挿入口8を、この近傍に貼付された点字表示21で確認する等によって見つけ、カード挿入口8にカードを挿入する。
【0045】
カードの挿入を検知した主制御部4は、カード触覚子8aを触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し、カード挿入が終了したことを知らせる。
次いで、画面触覚子6aを下げ表示部6が入力待ち状態であることを知らせると共に、可動点字表示部25に暗証番号の入力を促す旨の点字の誘導文言を表示する。
【0046】
暗証番号の入力待ち状態であることを察知した聴視覚障害者は、表示部6の下部に設けられたテンキーの触覚絵記号22の中から暗証番号に該当する数字の位置を確認し、隣接した表示部6の方向に指を滑らせ、表示部6の当該数字のボタンを押下する。この操作を繰返して暗証番号を入力する。
暗証番号の入力が終了すると、主制御部4は、画面触覚子6aを一旦触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し暗証番号入力が終了したことを知らせ、一定時間経過後に、再び画面触覚子6aを下げ表示部6が入力待ち状態であることを知らせると共に、可動点字表示部25に、取引金額の入力を促す旨の点字の誘導文言を表示する。
【0047】
取引金額の入力待ち状態であることを察知した聴視覚障害者は、表示部6の下部に設けられたテンキーから、暗証番号入力と同様にして取引金額の入力を開始する。この時、主制御部4は可動点字表示部25に入力中の金額を表示する。
可動点字表示部25で、入力金額の確認を行った聴視覚障害者は、表示部6の周辺に配置された触覚絵記号22の中から、確認ボタンの絵記号である「◎」を確認し、隣接した表示部6の「確認」ボタンを押下する。
【0048】
「確認」ボタンの押下を検知した主制御部4は、画面触覚子6aを触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し取引金額の入力が終了したことを知らせる一方、顧客のカード情報、暗証番号および取引金額を上位インタフェース部3から通信回線を介してホストコンピュータ1に送信する。
ホストコンピュータ1は、受信したカード情報と暗証番号を参照して顧客の認証を行うと共に、顧客の口座残高を照会して取引の許否を判断し、その旨の電文を通信回線を介して現金自動取引装置2へ送信する。
【0049】
上位インタフェース部3を介して電文を受信した現金自動取引装置2の主制御部4は、取引不許可の場合は、画面触覚子6aを下げ表示部6が入力待ち状態であることを知らせると共に、可動点字表示部25に、取引が不成立であり取引を終了する旨の点字の誘導文言を表示する。
このことを確認した聴視覚障害者が、確認ボタンの絵記号「◎」を確認し、隣接した表示部6の「確認」ボタンを押下すると、主制御部4は顧客操作部5によってカード挿入口8からカードを排出し、カード挿入口8付近に実装したフリッカランプを点滅させる。
【0050】
これと同時に、主制御部4は、触覚模型部26のカード触覚子8aの駆動ソレノイド35の電源をONにし駆動ソレノイド35を通電状態とする。これに伴って、プランジャ35aが引下げられ、プランジャ35aに連結する長孔34が引下げられ、アーム32がピン38を支点として回動し、アーム32の他端に設けられた長孔33に嵌合するピン31が押上げられ、カード触覚子8aが押上げられる。
【0051】
これによって、触覚模型部26のカード触覚子8aが上がり、カード触覚子8a部分が凸状となり、聴視覚障害者に対してカード挿入口8が受取り待ち状態であることを知らせると共に、可動点字表示部25にカードの受取りを促す旨の点字の誘導文言を表示する。
カード受取り待ち状態であることを察知した聴視覚障害者は、挿入時と同様にして、触覚模型部26のカード触覚子8aの位置によって、実際のカード挿入口8を見つけカード挿入口8からカードを受取る。
【0052】
カード受取りを検知した主制御部4は、カード触覚子8aを触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し取引を終了する。
取引許可の場合は、主制御部4は紙幣入出金機9と硬貨入出金機11によって必要額の紙幣と硬貨を繰出し、それぞれ紙幣入出金口10と硬貨入出金口12から払出すと同時に、カードリーダプリンタ部7によってカード挿入口8からカードと明細票を、通帳が挿入されている場合は通帳記帳機13によって通帳挿入口14から記帳済みの通帳を排出する。
【0053】
この時、主制御部4は、カード挿入口8、紙幣入出金口10、硬貨入出金口12、通帳挿入口14の付近に実装されたフリッカランプを点滅させると共に、カード触覚子8aを上げカード挿入口8が受取り待ち状態であることを知らせ、可動点字表示部25にカードの受取りを促す旨の点字の誘導文言を表示する。
カード受取り待ち状態であることを察知した聴視覚障害者は、挿入時と同様にして、触覚模型部26のカード触覚子8aの位置によって、実際のカード挿入口8を見つけカード挿入口8からカードと明細票を受取る。
【0054】
カード受取りを検知した主制御部4は、カード触覚子8aを触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し、紙幣触覚子10aを上げ、紙幣入出金口10が受取り待ち状態であることを知らせ、可動点字表示部25に紙幣の受取りを促す旨の点字の誘導文言を表示する。
紙幣受取り待ち状態であることを察知した聴視覚障害者は、カード受取り時と同様にして、触覚模型部26の紙幣触覚子10aの位置によって、実際の紙幣挿入口23を見つけ紙幣挿入口23から紙幣を受取る。
【0055】
以下同様にして、硬貨を受取り、通帳が挿入されていた場合は記帳済みの通帳を受取る。
全ての受取りの終了を検知した主制御部4は、全ての触覚子を触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し、聴視覚障害者の顧客に対して取引が終了したことを知らせる。その後一定時間経過後、または顧客が現金自動取引装置2から離れたことを検知する等により、主制御部4は表示部6を図1の取引選択画面に戻し、触覚模型部26の画面触覚子6aを下げ、可動点字表示部25に点字表示を行い、次の顧客の待機状態とする。
【0056】
なお、視覚障害者が、誘導音声に加えて、本発明の触覚模型を用いることによって各操作部位の位置等の確認をより容易に行えることは無論である。
また、触覚模型部を表示部6の側方片側に設け、片手で触れることで操作のタイミングと操作部位の位置および操作内容を知ることができるようにしたため、空いているもう一方の手で、カードの挿入や各種ボタンの押下を行うことができ、取引に要する時間が短縮できるという効果が得られる。
【0057】
更に、可動点字表示部25への点字の表示は、聴視覚障害者が操作内容が不明確と感じた場合に、操作内容の理解を深めることができるという効果が得られる他、視覚障害者や聴視覚障害者の場合に困難とされてきた残高照会時の残高の通知や、入金時の入金金額の確認表示に使用することで、健常者と同様に残高照会や入金操作を行うことができ、介助者を付ける等の特別な処置をとることなく健常者と同様の取引処理が可能になるという効果が得られる。
【0058】
また、可動点字表示部25に近接センサ等を設け、聴視覚障害者が可動点字表示部25の表示内容を確認したことを検知するようにすれば、より確実に取引操作を伝えることができるという効果が得られる。
なお、触覚子を上位置、下位置に保持することに替えて、触覚子を触覚模型部26の面と略同一の平面と上位置との間、または触覚模型部26の面と略同一の平面と下位置との間を一定の時間間隔で数回往復させることによって聴視覚障害者の注意を喚起するようにしてもよく、またこれを操作の間違いを知らせる警報手段として用いてもよい。
【0059】
上述は、待機状態においては、図1に示す取引選択画面が表示されていることで説明したが、顧客が聴視覚障害者であるか否かを判断し聴視覚障害者モードに切替えるようにしてもよい。
すなわち、現金自動取引装置2の表示部6は健常者用の取引選択画面で待機している。
【0060】
聴視覚障害者が現金自動取引装置2を訪れ、触覚模型部26に触れると、触覚模型部26に設けられた図示しない近接センサ等の検知手段が、聴視覚障害者であることを検知し、現金自動取引装置2の主制御部4は、表示部6を聴視覚障害者モードに切替える。
この時、表示部6の切替えられた画面には、視覚障害者および聴視覚障害者用の取引選択画面である旨が表示され、同様の内容を伝える音声が流される。これによって、健常者や聴覚障害者が間違えて触覚模型部26に触れた場合の注意を喚起すると共に、視覚障害者に表示部6が切替えられたことを知らせる。
【0061】
表示部6を聴視覚障害者モードに切替えると同時に、主制御部4は、触覚模型部26の画面触覚子6aを下げ画面触覚子6a部分を凹状とし、聴視覚障害者に対して表示部6が視覚障害者モードに切替わったことを伝えると共に、表示部6が入力待ちであることを伝え、また可動点字表示部25に信号を送り取引内容を選択する旨の点字による誘導文言を表示する。
【0062】
これを察知した聴視覚障害者は、表示部6の周辺に配置された触覚絵記号22を用いて希望する取引内容を選択する。以後は上述の説明と同様にして取引操作を終了する。
全ての受取りが終了したことを検知した主制御部4は、全ての触覚子を触覚模型部26の面と略同一の平面に戻し、聴視覚障害者に対して取引が終了したことを知らせる一方、表示部6を健常者用の取引選択画面に戻し、次の顧客の待機状態となる。
【0063】
このようにすることによって、触覚模型部26の触覚子を駆動する駆動ソレノイド35と支点ソレノイド37、および可動点字表示部25の可動子42を駆動するソレノイド41が、待機状態では非通電となるため、消費電力を節約でき、現金自動取引装置2内の温度上昇を抑制できると言う効果が得られる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、触覚模型部に設けた各操作部位を示す触覚子を上下動させ、その位置の状態によって操作のタイミングと操作部位および操作内容を聴視覚障害者に知らせることができるようにしたため、聴視覚障害者のみならず視覚障害者であっても、操作部位の位置と操作内容を容易に知ることができ、使用する現金自動取引装置が異なる場合でも、自動取引を正確に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表示部周辺を示す拡大図
【図2】本発明の現金自動取引装置を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態を示す斜視図
【図4】本発明の触覚模型部の拡大図
【図5】本発明の触覚子駆動部を示す側面図
【図6】本発明の可動点字表示部を示す斜視図
【図7】本発明の可動子駆動部を示す側面図
【符号の説明】
4 主制御部
5 顧客操作部
6 表示部
6a 画面触覚子
8 カード挿入口
8a カード触覚子
10 紙幣入出金口
10a 紙幣触覚子
12 硬貨入出金口
12a 硬貨触覚子
14 通帳挿入口
14a 通帳触覚子
20 操作パネル部
21,28 点字表示
22 触覚絵記号
23 ハンドセット
25 可動点字表示部
26 触覚模型
35 駆動ソレノイド
37 支点ソレノイド
41 ソレノイド
42 可動子

Claims (5)

  1. 顧客が複数の操作を行う操作パネルと、前記操作パネルに設けられた表示部と、前記表示部の周辺に表示内容に対応した触覚絵記号とを備え現金自動取引装置において、
    前記現金自動取引装置を模した触覚模型部を設けると共に、前記触覚模型部に、操作部位を表す複数の触覚子と、前記触覚子を駆動する駆動部とを設け、
    前記触覚子を前記触覚模型部の面から離間した位置に保持して、当該操作部位とその操作開始のタイミング知らせ
    前記触覚子を前記触覚模型部の面と面一にして、当該操作部位における取引操作の終了を知らせることを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 請求項1において、
    前記触覚子を前記触覚模型部の面から離間した位置に保持して、当該操作部位とその操作開始のタイミングを知らせ、に代えて、
    前記触覚子を当該操作部位の操作開始のタイミングで凹形状として、当該操作部位と、当該操作部位が受付け待ち状態であることを知らせ、
    前記触覚子を当該操作部位の操作開始のタイミングで凸形状として、当該操作部位と、当該操作部位が受取り待ち状態であることを知らせ、
    としたことを特徴とする現金自動取引装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記表示部の近傍に、可動子を変位させることで点字を可変に表示できる可動点字表示部を設け、
    前記可動点字表示部に操作内容を表す点字の誘導文言を表示することを特徴とする現金自動取引装置。
  4. 請求項において、
    前記可動点字表示部に、取引時に必要な金額を点字表記で表示することを特徴とする現金自動取引装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
    前記表示部の一側に、前記触覚模型部を配置したことを特徴とする現金自動取引装置。
JP2001267415A 2001-09-04 2001-09-04 現金自動取引装置 Expired - Fee Related JP4682484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267415A JP4682484B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 現金自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267415A JP4682484B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 現金自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003077032A JP2003077032A (ja) 2003-03-14
JP4682484B2 true JP4682484B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=19093549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001267415A Expired - Fee Related JP4682484B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 現金自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4682484B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11869318B2 (en) * 2021-03-10 2024-01-09 Glory Ltd. Medium processing apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082162A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Toshiba Corp 情報入出力装置および自動取引装置
JP2000242827A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60170877U (ja) * 1984-04-19 1985-11-12 オムロン株式会社 点字表示装置
JPH08314601A (ja) * 1995-05-23 1996-11-29 Toshiba Corp 自動取引装置
JPH09106319A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Toshiba Corp 対面式自動操作装置
JPH10255106A (ja) * 1997-03-10 1998-09-25 Toshiba Corp タッチパネル、タッチパネル入力装置および自動取引装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082162A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Toshiba Corp 情報入出力装置および自動取引装置
JP2000242827A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11869318B2 (en) * 2021-03-10 2024-01-09 Glory Ltd. Medium processing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003077032A (ja) 2003-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3872622B2 (ja) 自動取引装置
US20070138256A1 (en) Enhanced accessibility of self-service terminals
EP1008074A2 (en) Automatic bank teller machine for the blind and visually impaired
JP2003016502A (ja) 自動取引装置
JP4682484B2 (ja) 現金自動取引装置
JP3694823B2 (ja) 自動取引装置
JPH09106319A (ja) 対面式自動操作装置
JP4742684B2 (ja) 自動取引装置
JP3718270B2 (ja) セルフサービス取引端末
JP3802618B2 (ja) 自動装置の入力方法及び自動装置
JPH11288481A (ja) 自動取引装置
JPS61150065A (ja) 盲人対策用自動取引装置
KR100542020B1 (ko) 금융자동화기기에서의 효과적인 장애조치를 위한 전후면 화면 전환 방법 및 이를 구현하는 화면전환장치
JP3724935B2 (ja) 情報入力装置および自動取引装置
JP4577955B2 (ja) 現金自動取引装置
JP5083935B2 (ja) 案内システムとこれを備える自動券売機
JP3750594B2 (ja) 自動取引装置
JPH08314601A (ja) 自動取引装置
JPH0330940Y2 (ja)
JP3822295B2 (ja) 自動取引装置
JPH11110107A (ja) 情報入力装置および自動取引装置
US6581024B1 (en) Consumer transaction facility
JPH1124824A (ja) 情報入力装置および自動取引装置
JP2015230663A (ja) 自動取引装置及び自動取引装置の操作誘導方法
JPH0124675Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4682484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees