JP4665691B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透過型円盤指針を備える表示装置に関するものであり、特に、車両に搭載される計器等の車両用表示装置に用いて好適なものである。
表示装置の1つとして、透過型円盤指針を備えるアナログメータがある。従来の透過型円盤指針は、例えば、回転駆動内機により回転駆動される円盤状の指針板にスリットを設け、指針板のうちスリットを除く部分を不透光性として、指針板の背後から光を照射することで、このスリットからの光を指針として見えるようにしたものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第3012090号公報
ところで、表示装置では、例えば、指針が指し示す文字や目盛り等の表示部の判読性を向上させるためには、文字板の前面側に指針板を配置して、文字板に設けられた文字や目盛り等と、指針とをオーバラップさせて表示させることが好ましい。
しかし、上記した従来の透過型円盤指針では、指針板のうちスリットを除く部分が不透光性(不透明)であることから、これらをオーバラップさせると文字や目盛り等が指針板で見えなくなってしまうため、指針板を文字板に設けられた文字や目盛り等とオーバラップさせて配置することができなかった。
本発明は、上記点に鑑み、文字板の前面側に指針板を配置して、文字板に設けられた文字や目盛り等の表示部と、指針とをオーバラップさせて表示させることができる透過型円盤指針を備える表示装置を提供することを的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、文字板(1)の前面側に配置され、表示部(1a、1b)を指す指針部を有する円盤状の指針板(2)とを備える表示装置において、
指針板(2)は、透光性材料により構成され、指針板(2)の内部を光が進行するようになっているとともに、その中心に配置された指針軸(7a)を中心に回転するものであり、
指針軸(7a)の周囲に複数配置され、指針板(2)の中心側から指針板(2)の内部に光を照射する光源(8)と、
指針板(2)の裏面(22)に設けられ、指針部(15)を表すように、指針板(2)の内部を進行する光を視認者側に反射させ、透光性材料により構成された第1の反射部(11、52、53)と、
指針板(2)の外周端(23)に設けられ、光源(8)から指針板(2)の内部に照射された光を、指針板(2)の内部に向けて反射させて第1の反射部(11、52、53)に指向させる第2の光反射部(9)とを備えることを第1の特徴としている。
これによれば、従来の表示装置と異なり、指針部だけでなく、指針板のうちの指針部以外の部分も透明にすることができ、特に、第1の反射部を透光性材料により構成しているので、指針板全体を透明にすることができる。
このため、本発明によれば、文字板に設けられた文字や目盛り等の表示部に対して、指針板をオーバラップさせて配置することができる。この結果、指針を文字板の文字や目盛り等の表示部にオーバラップさせて表示できるので、指針部が指し示す文字や目盛り等の表示部の判読性を向上させることができる。
また、本発明の第1の特徴によれば、光源からの光だけでなく、第2の反射部で反射された光も、第1の反射部で反射させることができるので、第2の光反射部を有していない場合と比較して、光効率を向上させることができる。すなわち、第2の光反射部を有していない場合と光源が同じ場合、指針部をより明るく光輝させることができる。また、第2の光反射部を有していない場合と指針の明るさを同様とするとき、必要な光源の光照射量を低減させることができる。
具体的には、第1の反射部を、指針板の裏面に設けた凹凸により構成することができる。また、第1の反射部を、指針板の裏面に設けた溝(11)により構成することができる。この場合、溝(11)を構成する面(12、13、51)に、凹凸(12a)を設けることが好ましい。
また、本発明では、第1の反射部(11、52、53)が、指針部(15)の先端側から根本側に向かう方向で、光の反射量を変化させた構造となっていることを第2の特徴としている。
これにより、指針部の明るさを根本側から先端側に向かう方向で異ならせることができる。
えば、第1の反射部を、指針板の裏面に設けた凹凸により構成する場合、この凹凸の深さを異ならせることができる。また、第1の反射部を、指針板の裏面に設けた溝(11)により構成する場合、溝を、形状が一定の状態で、かつ、大きさが異なっている構造とすることができる
また、例えば、指針板(2)の前面(21)側に、指針板(2)のうちの光源(8)から光が入射される部位(2d、23)を覆うように、光が透過しない光不透過部(14、31)を配置することができる。
これにより、光源の光のうち、指針板の内部を進行しない光が、直接、視認者の目に入るのを防ぐことができる。
また、光不透過部(14、31)の構成を、裏面側から照射された光を、文字板(1)の前面に向けて反射する構成とすることが好ましい。
これにより、光源の光のうち、指針板の内部を進行しない光を、この光不透過部で反射させ、この反射光で文字板を照らすことで、文字板に、例えば、グラデーション模様等を表すことができる。
また、本発明では、光源(8)として、第1の色で発光する第1の光源(8a)と、第1の色と異なる第2の色で発光する第2の光源(8b)とを用い、第1の光源(8a)と第2の光源(8b)の少なくとも一方を点灯させる制御を行う制御手段(81)を備えることを第3の特徴としている。
本発明によれば、制御手段(81)による点灯制御により、指針部の色を任意に変更できる。
例えば、制御手段(81)に、第1の光源(8a)と第2の光源(8b)のどちらか一方のみを点灯させた状態から、他方のみを点灯させた状態に切り替える制御を行わせることができる。
これにより、第1の光源および第2の光源を、少なくとも、指針板(2)の内部に光を照射できる位置に配置していれば、各光源の配置場所を問わずに、任意のタイミングで、指針部の色を第1の色から第2の色、もしくは、第2の色から第1の色に変更することができる。
また、制御手段(81)に、第1の光源(8a)と第2の光源(8b)の両方を点灯させた場合に、第1の光源(8a)と第2の光源(8b)のそれぞれの発光強度を変更させる制御を行わせることができる。
このように、第1の光源と第2の光源の両方を点灯させることで、指針部の色を第1の色の光と第2の色の光とを混合させた色にすることができる。さらに、第1の光源と第2の光源のそれぞれの発光強度を変更させることで、第1の色と第2の色の混合量を変更でき、指針部の色を種々の色に変更することができる。
なお、第1の光源、第2の光源の他に、第3の光源を用い、これらの光源の発光色を、それぞれ、赤、緑、青色とすることが好ましい。これにより、指針部の色を、あらゆる種類の色に変更することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態における表示装置の正面図を示す。また、図2に図1中のA−A線断面図を示し、図3(a)に図1中のB−B線断面図を示し、図3(b)に図3(a)中の破線で囲まれた領域Cの拡大図を示す。
本実施形態では、車両用表示装置の1つであるスピードメータを例として説明する。なお、本実施形態の車両用表示装置は、指針板の構成が従来と異なるものである。
図1、2に示すように、車両用表示装置は、文字板1と、指針板としての導光円盤指針2とを備えている。
文字板1は、図1、2に示すように、円形状であり、中央に開口部1cを有している。文字板1は、光が透過する透光性材料、例えば、透明なアクリル樹脂により構成されている。文字板1の外周部には、表示部としての文字1aや目盛り1bが設けられている。例えば、目盛り1bは円弧状に複数配置されており、円弧状に配置された複数の目盛り1bの内周側に、文字1aが円弧状に複数配置されている。
文字1aおよび目盛り1bは光が透過するように構成され、文字板1のうち文字1aおよび目盛り1bを除く部分には、光が透過しないように、不透光性着色層が形成されている。この不透光性着色層は、例えば、不透光性黒色インクにより構成されている。
文字板1の背面側には、基板3と、基板上の文字板用光源4と、文字板用光源4からの光を遮断する遮光板5、6とが配置されている。遮光板5は文字板1の外周側に配置されており、遮光板6は文字板1の開口部1c側に配置されている。遮光板5、6により遮光された状態で、文字板1は背面側から文字板用光源4によって透過照明される。
導光円盤指針2は、図1に示すように、全体としては略円盤形状であり、図2に示すように、円形の表面(前面)21および裏面22と、側面23とを有している。本実施形態では、側面23は、表面21および裏面22と垂直な平面である。なお、前面とは視認者側の面をいう。
また、導光円盤指針2は、図1、2に示すように、文字板1の前面側に、文字板1の文字1aおよび目盛1bとオーバラップするように配置されている。導光円盤指針2は、光が透過する透光性材料、例えば、アクリル、ポリカーボネート等の透明な樹脂により構成されており、透明である。なお、導光円盤指針2は無色であり、もしくは、黒色、灰色、赤色等の色で着色されている。
導光円盤指針2は、具体的には、図2に示すように、中央に位置する中央部2aと、その周囲であって文字板1の前面に位置する円盤形状の円盤部2bとを有している。中央部2aは、後述するボス14に覆われている領域である。中央部2aは、図2に示すように、文字板1の開口部1c内に突出した形状となっている。中央部2aは、基板3の裏面側に配置されているムーブメント7の回転軸7aと接続されている。このムーブメント7によって、導光円盤指針2は、文字板1の前面を回動するようになっている。
円盤部2bは、導光円盤指針2のうち中央部2aを除く部分である。円盤部2bは薄くなっており、円盤部2bの厚さは、例えば、1.5mmである。円盤部2bは、その外周側もしくは内周側から表面21と裏面22との間に光が照射された場合、その内部、すなわち、表面21と裏面22との間を光が進行するようになっている。なお、円盤部2bの内部を通る光には、円盤部2bの表面21および裏面22と平行に進行する光と、表面21および裏面22に反射しながら進行する光とがある。
ここで、導光円盤指針2に光を照射する導光円盤指針用の光源8は、図1、2に示すように、文字板1の開口部1c内に、複数配置されている。すなわち、導光円盤指針用光源8は、導光円盤指針2の中央部2aに対向する位置に配置されている。なお、この導光円盤指針用光源8は、基板3上であって、指針軸7aの周囲に配置されている。
また、光源8は、すべて、同じ色、例えば、白色で発光する。なお、他の色で発光する光源8を用いることもできる。
また、導光円盤指針2は、中央部2aに設けられた導光部2cおよび反射面2dを有している。導光部2cは、導光円盤指針用光源8に対向する部位に位置し、導光円盤指針用光源8の光を、円盤部2bに導くためのものである。反射面2dは、導光部2cを通る導光円盤指針用光源8からの光を円盤部2bに向けて反射させるものである。
また、導光円盤指針2は、側面23、すなわち、導光円盤指針2の外周端23に設けられた第2の反射部としての反射コート9を有している。なお、外周端23が本発明の外周部に相当する。反射コート9は、側面23のうちの導光円盤指針2の中心側の面に配置されており、円盤部2bを通って導光円盤指針2の外周端23に到達した光を反射させて、再び、円盤部2bの内部を進行させるためのものである。反射コート9としては、例えば、不透光性の白色塗料を用いることができる。
また、導光円盤指針2の円盤部2bには、図1に示すように、半径方向に直線状に伸びる溝11が設けられている。この溝11が本発明の第1の反射部に相当する。この溝11は、本実施形態では、中央部2aから外周端23まで伸びている。溝11の幅11aは小さく、例えば、0.5〜2mmである。
また、この溝11は、図3(a)に示すように、導光円盤指針2の裏面22に形成されている。すなわち、溝11は、導光円盤指針自体に設けられている。溝11は、例えば、導光円盤指針2に対して機械的な加工が施されることにより形成される。
この溝11はいわゆるV溝であり、断面形状がV字形状となっている。溝11を構成する面12、13の角度は、導光円盤指針2の内部を進行する光を、視認者側に反射する角度となっている。なお、溝11を構成する面12、13の角度は光を全反射する角度が好ましい。本実施形態では、溝11を構成する面12、13が導光円盤指針2の表面21、裏面22の垂線に対してなす角度θは、ともに、例えば、45°となっている。
また、溝11を構成する面12、13には、拡散処理が施されている。具体的には、機械的加工により溝11を構成する面12、13を荒らす処理が施されている。これにより、図3(b)に示すように、溝11を構成する面12、13には、しぼ(微小な凹凸)12aが形成されている。
これは、図3(a)中の矢印で示すような表面21および裏面22に平行な光だけでなく、表面21、裏面22を反射して、導光円盤指針2の円盤部2bの内部を進行する光も、視認者側に反射させるためである。
このように、導光円盤指針2では、導光部2c、反射面2dが設けられているので、導光円盤指針用光源8からの光は、図2中の破線で示す矢印のように、導光部2cを通り、反射面2dで反射して、円盤部2bの内部を進行するようになっている。
そして、導光円盤指針2の外周端23に反射コート9が設けられているので、導光円盤指針2の外周端に到達した光は、図1、2中の破線で示す矢印のように、反射コート9で反射し、再び、円盤部2bの内部を進行するようになっている。なお、反射コート9で反射した光は、さらに導光円盤指針2の内部を進行し、反射コート9に到達した光は、再び、反射コート9で反射する。このようにして、導光円盤指針用光源8から照射された光は、円盤部2bの内部を、種々の方向に進行するようになっている。
また、導光円盤指針2では、導光円盤指針2の裏面に溝11が設けられているので、円盤部2bの内部を種々の方向に進行する光は、図3(a)に示すように、円盤部2bの溝11で、表面21側(視認者側)に反射するようになっている。
なお、本実施形態では、図示しないが、導光円盤指針2の円盤部2bの表面21に、無反射コーティングを施している。これにより、車両用表示装置の外部から導光円盤指針2に対して入射された光が、導光円盤指針2の表面で反射して、視認者の目に入ることによって、車両用表示装置の視認性の悪化を抑制することができる。
また、本実施形態では、図1、2に示すように、導光円盤指針2の前面側にボス14が配置されている。ボス14は、裏面側に位置する導光円盤指針用光源8から照射された光を透過せず、反射させるものであり、導光円盤指針2の反射面2dを含む中央部2aを覆っている。
このボス14により、導光円盤指針2の反射面2dを覆うことで、導光円盤指針用光源8からの光であって、導光円盤指針2の反射面2dを通り抜けた光が、視認者の目に入るのを抑制している。
また、このボス14により、導光円盤指針用光源8からの光であって、導光円盤指針2の反射面2dを通り抜けた光を反射させて、この反射光で文字板1の前面を照らして、文字板1に光の模様を表すようにしている。例えば、文字板1の文字、目盛り以外の部分を黒色として、導光円盤指針用光源8の光の色を赤色とした場合、文字板1に、文字板1の中心から放射状に、赤色のグラデーション模様を表すことができる。
ボス14としては、例えば、ポリカーボネートの表面もしくは裏面に、光不透過性の白色塗料が塗布されたものを用いることができる。なお、ボス14としては、他にも、ABS樹脂等により構成され、不透光性で光を反射する明色とされたものを用いることもできる。
次に、導光円盤指針用光源8の消灯、点灯時における本実施形態の車両用表示装置での導光円盤指針2の見え方について説明する。図4に、導光円盤指針用光源8の消灯時における車両用表示装置の正面図を示し、図5に、導光円盤指針用光源8の点灯時における車両用表示装置の正面図を示す。
導光円盤指針用光源8の消灯時では、図4に示すように、視認者には指針が見えない。これは、導光円盤指針2は、溝11と、溝11を除く部分とが透明だからであり、すなわち、導光円盤指針2はボス14で覆われていない部分全体が透明だからである。
一方、導光円盤指針用光源8の点灯時では、図5に示すように、視認者には、半径方向でボス14から導光円盤指針2の外周端まで直線状に伸びる形状で、発光した指針15のみが見え、導光円盤指針2のうち指針15を除く部分16では、文字板1の文字1a、目盛り1bが透けて見える。そして、指針15は、ムーブメント7によって、導光円盤指針2が回動することにより、回動しながら表示される。
これは、導光円盤指針用光源8からの光が、図1に示すように、導光円盤指針2(円盤部2b)の内部をあらゆる方向に進行し、導光円盤指針2のうち溝11を除く部分16では、視認者側に光が反射せず、導光円盤指針2の溝11では、視認者側に光が反射するためである。
なお、このとき、視認される指針15の形状は、溝11のレイアウト形状と同様である。また、導光円盤指針用光源8の発光色が白色の場合、指針15は白色で表示される。また、指針15は、溝11の形状および大きさがどの位置においても同じであるため、根本側から先端側のどの位置においても同じ明るさで表示される。
次に、本実施形態の主な特徴を説明する。
(1)本実施形態の車両用表示装置は、文字板1と、導光円盤指針2と、導光円盤指針用光源8とを備えている。そして、上記したように、導光円盤指針用光源8は、導光円盤指針2の中央部2aに対向する位置に配置されており、中央部2aに対して光を照射するようになっている。
また、導光円盤指針2は、透光性材料により構成され、導光部2c、反射面2d、反射コート9を有している。このため、導光円盤指針用光源8から光が照射されると、導光円盤指針2では、導光円盤指針用光源8から照射された光が、導光円盤指針2の円盤部2bの内部をあらゆる方向に進行するようになっている。
また、導光円盤指針2は、円盤部2bの裏面に設けられた溝11を有している。この溝11を構成する面12、13は、導光円盤指針2の円盤部2bの内部を進行する光を視認者側に反射させることができる角度となっており、半径方向に中央部2aから外周端まで直線状に伸びるレイアウトとなっている。そして、導光円盤指針2の円盤部2bの内部を進行する光が、溝11で視認者側に反射することで、指針15が表れるようになっている。
このように、本実施形態では、導光円盤指針2を透明として、導光円盤指針2自体に溝11を設け、導光円盤指針2の内部を進行する光を溝11で反射させて、指針15を表すようにしている。すなわち、溝11で光を反射させることで指針15を表すようにしているので、導光円盤指針2の円盤部2bのうち、溝11を除く部分16も透明にすることができる。すなわち、円盤部2bの全体を透明にすることができる。
このため、本実施形態によれば、文字板1の文字1aや目盛り1bが設けられた領域に対して、導光円盤指針2をオーバラップさせて配置することができる。この結果、指針15を文字板1の文字1aや目盛り1bにオーバラップさせて表示できるので、文字1aや目盛り1bの判読性を向上させることができる。
(2)上記特許文献1のように、スリットを設けた指針板では、指針板のスリットとスリット以外の部分との差がはっきりしているため、光源が消灯した状態でも、視認者は指針の存在を認識できた。
これに対して、本実施形態では、溝11で光を反射させることで指針15を表すようにしており、この溝11は、導光円盤指針2の一部であり、導光円盤指針2のうち溝11を除く部分と同様に透明である。
このため、本実施形態によれば、導光円盤指針用光源8が消灯している場合では、図4に示すように、文字板1の前面に指針が存在しないように、視認者に見せることができる。そして、導光円盤指針用光源8を点灯した場合に、指針15が何も無いところから突然、登場したように視認者に見せることができる。
(3)本実施形態では、導光円盤指針2の溝11で光を視認者側に反射させることで、指針15を表している。このため、溝11の幅11aを変更することで、指針15の幅を任意に設定することができる。したがって、本実施形態によれば、溝11の幅11aを小さく設定することで、細い指針15を表すことができる。
(4)本実施形態では、導光円盤指針2の裏面22に溝11を設けている。また、導光円盤指針2の裏面22は、文字板1の前面に対して非常に近い位置となっている。このため、文字板1に指針15が密着しているような感じを、視認者に対して与えることができる。
(5)本実施形態では、導光円盤指針2は、外周端23に配置された反射コート9を有している。これにより、反射面2dで反射された導光円盤指針用光源8からの光を、さらに、反射コート9で反射させ、反射した光を円盤部2bの内部に進行させるようにしている。
ここで、導光円盤指針2の構成において、本実施形態と異なり、反射コート9を省略することもできる。反射コート9で反射させなくても、導光円盤指針用光源8からの光を、中央部2aの反射面2dで反射させることで、導光円盤指針2の円盤部2bの内部に光を進行させ、溝11でその光を視認者側に反射させることができるからである。
しかし、この場合、複数の導光円盤指針用光源8のうち、溝11の近くに位置する導光円盤指針用光源8からの光しか、溝11で反射させることができず、導光円盤指針用光源8から離れた位置、例えば、中央部2aを中心として、溝11と反対側に位置する導光円盤指針用光源8からの光を溝11で反射させることができない。
これに対して、本実施形態のように、導光円盤指針2の外周端23に反射コート9を設けることで、例えば、中央部2aを中心として、溝11と反対側に位置する導光円盤指針用光源8からの光も反射コート9で反射させることで、溝11で視認者側に反射させることができる。すなわち、反射コート9を設けることで、すべての導光円盤指針用光源8からの光を溝11で反射させることができる。
これにより、導光円盤指針2の外周端23に反射コート9を設けていない場合と比較して、光効率を向上させることができる。すなわち、反射コート9を有していない場合と同じ導光円盤指針用光源8を用いている場合、指針15をより明るく光輝させることができる。また、反射コート9を有していない場合と指針15の明るさを同様とするとき、必要な導光円盤指針用光源8の光照射量を低減させることができる。
(6)本実施形態では、導光円盤指針2の中央部2aに対向する位置にのみ導光円盤指針用光源8を配置し、中央部2aに対してのみ光を照射するようにしている。
従来では、上記特許文献1に記載されているように、指針板全体を、常に、照明する必要があった。これは、従来の指針板では、指針板が回動しても常にスリットに光が指針板の背後から照射されるようにするためである。このため、従来では、指針板全体を照明できる光源が必要であり、大きな光源もしくは数多くの光源を用いる必要があった。
これに対して、本実施形態では、導光円盤指針2は、円盤部2bの内部に光を進行させ、溝11で視認者側に光を反射させることで指針15を表す構成であるため、導光円盤指針2全体に対して光を照射しなくても、導光円盤指針2の中央部2a、すなわち、一部に対してのみ光を照射すれば十分である。
したがって、本実施形態によれば、上記特許文献1のような従来の車両用表示装置と比較して、導光円盤指針用光源8の小型化や、配置する導光円盤指針用光源8の数を少なくすることができる。
(第2実施形態)
図6に、本発明の第2実施形態における車両用表示装置の正面図を示す。また、図7に図6中のD−D線断面図を示す。なお、図6、7では、図1、2と同様の構成部に、同一の符号を付している。以下では、図1、2と異なる点について説明する。
第1実施形態では、導光円盤指針用光源8を導光円盤指針2の中央部2aに対向する位置に配置する場合を例として説明したが、本実施形態のように、導光円盤指針2の外周端23に対して対向する位置に、導光円盤指針用光源8を配置することもできる。この外周端23が本発明の外周部に相当する。
具体的には、図6、7に示すように、導光円盤指針2の外周に沿った位置に、複数、例えば、8個の導光円盤指針用光源8を配置することもできる。
また、本実施形態では、導光円盤指針2の側面23は、導光円盤指針用光源8から照射された光を導光円盤指針2の円盤部2bの内部に進行させるように、表面21および裏面22に対して傾斜している。すなわち、側面23が光反射面となっている。
この側面23により、導光円盤指針用光源8から導光円盤指針2の外周端に光が照射されると、照射された光は、側面23で反射して、円盤部2bの内部を進行するようになっている。なお、側面23で反射した光は、中央部2aに向かう方向だけでなく円盤部2bの内部全体に対して、進行するようになっている。
また、本実施形態では、円盤部2bのうち、中央部2a側の端部に、反射コート9が配置されている。この反射コート9により、図7に示すように、円盤部2bの内部を進行する光が反射して、再び、円盤部2bの内部を進行するようになっている。
このようにして、本実施形態においても、側面23で反射した光や、反射コート9によって反射した光が、円盤部2bの内部を種々の方向に進行するようになっている。そして、図6に示すように、側面23で反射した光や、反射コート9によって反射した光が、溝11に到達した場合に、視認者側に反射するようになっている。
また、本実施形態では、導光円盤指針2の外周端23に対向する位置に導光円盤指針用光源8を配置しているので、図6、7に示すように、側面23を覆うように、導光円盤指針2の前面に、マスク31が配置されている。このマスク31は、第1実施形態で説明したボス14と同様の役目を果たすものである。また、文字板1および導光円盤指針2の最外周に、導光円盤指針用光源8の光を外部に対して遮断する遮光板32が配置されている。
図8に、導光円盤指針用光源8の点灯時における車両用表示装置の正面図を示す。図8に示すように、本実施形態においても、円盤部2bの内部を進行する光が、導光円盤指針2の溝11で視認者側に光が反射するため、第1実施形態と同様に、視認者には、半径方向でボス14から導光円盤指針2の外周端まで直線状に伸びる形状で、発光した指針15のみが見える。
このように、導光円盤指針2の外周端23に対して光を照射するように、導光円盤指針用光源8を配置することができる。
また、本実施形態においても、反射コート9を有しているので、第1実施形態と同様に、光効率を向上させることができるという効果を奏する。なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、導光円盤指針2の構成を、反射コート9を省略した構成とすることもできる。
(第3実施形態)
図9、10に、本実施形態の第1、第2の例における導光円盤指針2の正面図を示す。図9、10は、図1に対応する図であり、図1中の導光円盤指針2のみを表示した図である。
第1、第2実施形態では、導光円盤指針2の裏面22に形成した溝11のレイアウトを、半径方向に中央部2aから外周端23まで伸びた直線形状とする場合を例として説明したが、本実施形態のように、他の形状とすることもできる。
具体的には、図9に示すように、溝11のレイアウトを、例えば、図1に示す溝11のレイアウトに対して、溝11の中央部2a側の半分を省略したレイアウトとすることもできる。
また、図10に示すように、溝11のうち、導光円盤指針2の外周端23の近傍の部分41のみ、半径方向に直線状に伸びた形状とし、その他の部分42の形状を曲線状に伸びた形状とすることもできる。
このように、指針15が指し示す文字1aや目盛り1bを視認者が判読できる形状であれば、指針15のデザイン、すなわち、溝11のレイアウトを種々のものに変更することができる。
また、図10に示すように、導光円盤指針2の裏面22に、ロゴ等の所望の装飾部43のレイアウトにて溝11を設けることで、溝11での反射光により、ロゴ等の装飾を表すこともできる。
(第4実施形態)
図11に、本実施形態における導光円盤指針2の断面図を示す。図11は、図3(a)に対応する図であり、溝11の断面形状を示している。
図3(a)に示すように、溝11がいわゆるV溝で構成されている場合であって、V溝を構成する面12、13に設けられたシボ12aが少ない(凹凸が小さい)場合では、溝11が角を有していると、導光円盤指針用光源8を点灯したときに、指針15の中心に中心線があるように見えてしまう。
そこで、図11に示すように、溝11の谷部11bに丸みを持たせることが好ましい。これにより、指針15に中心線が表れるのを抑制することができる。
(第5実施形態)
図12に、本実施形態における導光円盤指針2の断面図を示す。図12も、図3(a)に対応する図であり、溝11の断面形状を示している。上記した各実施形態では、溝11の形状を、いわゆるV溝とする場合を例として説明したが、円盤部2bの内部を進行する光が、視認者側に反射する形状であれば、他の形状とすることもできる。
例えば、図12に示すように、溝11を凹面51で構成することもできる。なお、この凹面51に対しても、拡散処理を施すことが好ましい。
(第6実施形態)
図13に、本実施形態における導光円盤指針2の部分断面図を示す。この図は、図2の断面のうち、導光円盤指針2の側面23部分を拡大した図に相当する。
第1実施形態では、側面23の形状を、表面21、裏面22に対して、垂直な面とする場合を例として説明したが、図13に示すように、側面23の形状を、表面21に対して135°をなす平面23aと、裏面22に対して135°をなす平面23bとにより組み合わせた形状とすることができる。側面23a、23bは、ともに、前面に平行に進む光に対して45°をなす面であり、互いの面がなす角度が90°である。
これにより、円盤部2bの内部を進行する光を、図中の破線で示す矢印のように、反射コート9で反射させて、再び、円盤部2bの内部を進行させることができる。
(第7実施形態)
図14に、本実施形態の第1の例における導光円盤指針2の断面図を示し、図15に、本実施形態の第2の例における導光円盤指針2の断面図を示す。図14、15では、図3(a)と同様の構成部に、図3(a)と同一の符号を付している。
上記した各実施形態では、第1の反射部としての溝11を、導光円盤指針2の裏面22に設ける場合を例として説明したが、図14に示すように、導光円盤指針2の裏面22に第1の反射部としてのしぼ52を単に設けることもできる。
また、図15に示すように、導光円盤指針2の裏面22に、第1の反射部としての透光性の(透明な)着色層53を設けることもできる。着色層53は、例えば、白色である。なお、この着色層53は、印刷、塗装、ホットスタンプ等により形成される。
このようにしても、図14、15中の破線で示す矢印のように、導光円盤指針2の円盤部2bの内部を進行する光を視認者側に反射させることができ、この反射光により指針15を表すことができる。
要するに、円盤部2bの内部を進行する光を、視認者側に光を反射させることができれば、円盤部2bの裏面に透明な反射部材を配置したり、透明な円盤部2bの裏面を直接加工したりすることで、第1の反射部を設けることができる。
なお、図示しないが、導光円盤指針2の裏面にしぼを設けることで、導光円盤指針2に対して装飾をすることもできる。これにより、第1実施形態で説明したように、ボス14で反射した光で、文字板1の前面に模様を表すことが容易となる。
また、着色層53は、透明(透光性)に限らず、不透明(不透光性)とすることもできる。この場合においても、第1実施形態と同様に、導光円盤指針2の円盤部2bのうち、反射部材を除く部分16が透明であるため、文字板1の文字1aや目盛り1bが設けられた領域に対して、導光円盤指針2をオーバラップさせて配置することができる。この結果、指針15を文字板1の文字1aや目盛り1bにオーバラップさせて表示できるので、文字1aや目盛り1bの判読性を向上させることができる。
また、第1の反射部として、溝11と着色層とを組み合わせたものを用いることもできる。すなわち、溝11を構成する面12、13、51(図3、12参照)に着色層を設けることもできる。
(第8実施形態)
図16(a)に、本実施形態の第1の例における導光円盤指針2の断面図を示し、図16(b)に、図16(a)中の領域Cの拡大図を示す。また、図17に、本実施形態の第2の例における導光円盤指針2の断面図を示す。図16、17では、図3(a)と同様の構成部に、図3(a)と同一の符号を付している。
上記した各実施形態では、導光円盤指針2の裏面22に対して、溝11等の反射部を設け、この反射部により、導光円盤指針2の内部を進行する光を視認者側に導くことで、指針15を表す場合を例として説明した。
これに対して、本実施形態のように、指針15を表すように、導光円盤指針2の内部を進行する光を視認者側に導く導光手段としての屈折部を、導光円盤指針2の表面21に対して、設けることもできる。
具体的には、図16(a)に示すように、屈折部として、溝61を、導光円盤指針2の表面21に設けることもできる。この溝61は、図3(a)中の溝11と同様の形状である。また、溝61を構成する面62、63には、拡散処理が施されており、例えば、図16(b)に示すように、しぼ(微小な凹凸)63aが形成されている。
本実施形態では、導光円盤指針2の表面に設けられた溝61によって、図16(a)中の破線で示すように、導光円盤指針2の内部を進行する光が、屈折して、視認者側に導かれるようになっている。このとき、溝61の表面にしぼ63aが形成されているので、視認者側に屈折した光は拡散する。これにより、導光円盤指針用光源8の点灯時では、第1実施形態と同様に、指針15が表される。
なお、ここでは、溝61を構成する面62、63にしぼ63aを形成する場合を例として説明したが、溝61のみ、もしくは、しぼのみを導光円盤指針2の表面21に設けることもできる。このようにしても、導光円盤指針2の内部を進行する光を、溝61もしくはしぼで、屈折させて、視認者側に視認者側に導くことができる。
また、溝やしぼの他に、図17に示すように、屈折部として、透光性(透明な)着色層64を、導光円盤指針2の表面21に設けることもできる。この着色層は、印刷、ホットスタンプ、塗装等により、形成される。
この場合も、図17中の破線で示すように、導光円盤指針2の内部を進行する光を、着色層64で、屈折させて、視認者側に視認者側に導くことができる。
なお、本実施形態の第1の例では、溝61の表面62、63に、しぼ63aを形成する場合を例として説明したが、しぼ63aの代わりに、印刷や塗装等により、着色層を形成することもできる。
(第9実施形態)
第1実施形態では、溝11の形状および大きさを一定にすることで、指針15の明るさを均一にする場合を説明したが、本実施形態のように、指針15の明るさを、長手方向で部分的に変更させることもできる。
図18に、本実施形態の第1の例における車両用表示装置の正面図を示す。また、図19(a)に、図18中のE−E断面図を示し、図19(b)に、図18中のF−F線断面図を示す。また、図20に、導光円盤指針用光源8の点灯時における車両用表示装置の正面図を示す。図18、19、20では、それぞれ、図1、3(a)、5と同様の構成部には、図1、3(a)、5と同一の符号を付している。
図18に示す導光円盤指針2は、図1に示す導光円盤指針2に対して、溝11の幅11aが、導光円盤指針2の中心から外周に向かうにつれ、徐々に、広くなるように、溝11の幅11aを変更している。
そして、この溝11は、図19(a)、(b)に示すように、どの位置においても、溝11を構成する面12、13の角度θが同じであり、導光円盤指針2の中心側と外周側では、溝11の深さおよび幅11aが異なっている。言い換えると、導光円盤指針2の中心側の溝11と、外周側の溝11とは、溝の形状が同じで、大きさが異なる相似関係となっている。
このように、本実施形態の第1の例では、溝11の断面形状を同一としたまま、溝11の大きさを、導光円盤指針用光源8の点灯時に表示される指針15の根本側から先端側に向かう方向で、徐々に、大きくしている。ここで、溝11が大きいほど、導光円盤指針2の内部を進む光の反射量が多く、より多くの光を視認者側に導くことができる。
このため、本実施形態によれば、図20に示すように、導光円盤指針用光源8の点灯時において、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、徐々に明るく見せることができる。
また、図21(a)、(b)に、本実施形態の第2の例における導光円盤指針2の断面図を示す。図21(a)は、図1中のG−G線断面図であり、図21(b)は、図1中のH−H線断面図である。なお、図21(a)、(b)では、図3(a)と同様の構成部には、図3(a)と同一の符号を付している。
図21(a)、(b)に示すように、図1に示す導光円盤指針2に対して、溝11の幅11aを同一としたまま、溝11が、導光円盤指針2の中心から外周に向かうにつれ、徐々に、深くなるように、溝11の深さを変更することもできる。
すなわち、溝11の幅11aを同一としたまま、溝11を構成する面12、13の角度θを、導光円盤指針用光源8の点灯時に表示される指針15の根本側から先端側に向かう方向で、徐々に、小さくすることもできる。
なお、この場合、図21(b)に示すように、指針15の先端側に対応する溝11において、溝11を構成する面12、13の角度θを45°とすることが好ましい。
ここで、溝11の幅11aが同一の場合、溝11が深いほど、すなわち、溝11を構成する面12、13の角度θが小さいほど、導光円盤指針2の内部を進む光の反射量が多く、より多くの光を視認者側に導くことができる。このため、この場合においても、導光円盤指針用光源8の点灯時において、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、徐々に明るく見せることができる。
また、第1、第2の例では、第1の反射部として、溝11を用いる場合について説明したが、第7実施形態で説明したように、第1の反射部として、しぼ、もしくは、着色層を用いる場合においても、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、徐々に明るく見せることができる。
図14に示すように、導光円盤指針2にしぼ52を形成する場合では、しぼの粗さを徐々に変更する。しぼが粗い場合、すなわち、凹凸の深さが大きい場合、光が当たる面積が大きくなり、光の反射量が多くなる。そこで、導光円盤指針2の中心から外周に向かうにつれ、徐々に、しぼを粗くする。
また、図15に示すように、導光円盤指針2に着色層53を形成する場合では、グラデーション印刷により、着色層53を形成する。
具体的には、すべて同じ色のインクで印刷することで、着色層53を形成するときでは、インクの部分の面積を異ならせる。例えば、白色等の光を反射する光反射色を網点印刷するとき、導光円盤指針2の外周側が密に、導光円盤指針2の中心側が疎になるように、印刷する。一方、灰色等の光を吸収する光吸収色を網点印刷するときでは、その反対とする。
もしくは、光反射色と光吸収色の異なる色のインクで印刷することで、着色層53を形成することもできる。例えば、着色層53の色を、導光円盤指針2の中心から外周に向かうにつれ、明るい色から暗い色に、徐々に、変更させる。
このように、しぼ、着色層を、導光円盤指針用光源8の点灯時に表示される指針15の根本側から先端側に向かう方向で、導光円盤指針2の内部を進行する光が視認者側に反射するときの光の反射量が、徐々に、多くなる構造とすることで、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、徐々に明るく見せることができる。
なお、本実施形態では、導光手段としての第1の反射部を、導光円盤指針2の裏面22に設ける場合を例として説明したが、第8実施形態で説明したように、導光手段としての屈折部を、導光円盤指針2の表面21に設ける場合においても、本実施形態と同様の構造とすることで、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、徐々に明るく見せることができる。
また、本実施形態では、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、徐々に、明るく見せる場合を説明したが、必ずしも、徐々に、でなくても良い。また、本実施形態では、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、明るく見せる場合を説明したが、その反対に、指針15を、根本側から先端側に向かうにつれて、暗く見せることもできる。
(第10実施形態)
図22に、本実施形態における車両用表示装置の断面図を示す。なお、図22では、図2と同様の構成部には、図2と同一の符号を付している。
上記した各実施形態では、導光円盤指針2を、文字板1の前面側に配置する場合を例として説明したが、図22に示すように、文字板1の背面側(裏面側)に配置することもできる。すなわち、導光円盤指針2の前面側に、文字板1を配置することもできる。
この場合、文字板1を、透明なアクリル樹脂等の透光性材料により構成する。そして、文字板1の裏面71に、文字や目盛りに対応したレイアウトの溝72を設ける。また、文字板用光源74を、例えば、文字板1の外周に配置する。
これにより、図22中の破線で示すように、文字板1の側面から文字板1の内部に文字板用光源74からの光を進行させ、その光を溝72で視認者側に反射させることで、文字や目盛りが表示される。
なお、上記した各実施形態と同様に、溝72の代わりに、しぼ、着色層等を文字板1の裏面71に設けることもできる。また、これらを、文字板の前面73に設けることもできる。
また、図示しないが、文字板1を透明なアクリル樹脂等の透光性材料により構成し、文字や目盛りを印刷等により形成した着色層で構成することもできる。この場合、夜間においても、文字や目盛りの視認が可能となるように、文字や目盛りを照明する光源を配置する。
(第11実施形態)
第1実施形態では、導光円盤指針用の光源8として、すべて同じ色で発光する複数の光源8を用いて、光源8を常に同じ色で発光させる場合を例として説明したが、本実施形態のように、異なる色で発光する複数の光源8を用いることもできる。
図23に、本実施形態における車両用表示装置の正面図を示す。また、図24に、本実施形態における車両用表示装置の概略構成図を示す。なお、図23では、図1と同様の緒構成部には、図1と同一の符号を付している。
例えば、図23に示すように、光源8として、赤色で発光する赤色LED(発光ダイオード)8aと、白色で発光する白色LED8bとを、交互に、4つずつ配置する。なお、赤色、白色、赤色LED8aおよび白色LED8bが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の第1の色、第2の色、第1の光源および第2の光源に相当する。
そして、本実施形態の車両用表示装置では、図24に示すように、赤色LED8aと白色LED8bは、メータECU81からの制御信号が入力されるようになっており、メータECU81により、点灯および消灯の制御がされる。メータECU81が特許請求の範囲に記載の制御手段に相当する。
また、メータECU81は、ムーブメント7に対して、制御信号を出力するようになっており、ムーブメント7を介して、導光円盤指針2を回動させる制御を行うようになっている。また、メータECU81には、例えば、オイルレベルセンサ82や、車速センサ83から信号が入力されるようになっている。
本実施形態では、例えば、メータECU81は、車速センサ83から車速が100km/h未満である旨の情報が入力されているとき、白色LED8bのみを点灯させ、車速センサ83から車速が100km/h以上である旨の情報が入力されたとき、白色LED8bのみを点灯させた状態から、赤色LED8aのみを点灯させた状態に切り替える制御を行うようになっている。
また、その反対に、メータECU81は、車速センサ83から、車速が100km/h以上である旨の情報が入力された状態から、車速が100km/h未満である旨の情報が入力されたとき、赤色LED8aのみを点灯させた状態から、白色LED8bのみを点灯させた状態に切り替える制御を行うようになっている。
このようにして、本実施形態では、指針が100km/h未満を示すとき、指針を白色で表示し、指針が100km/h以上を示すとき、指針を赤色で表示するようになっている。
ここで、円盤指針ではなく、単なる発光指針を用いた従来のアナログメータでは、指針が文字板上の特定の指示領域に位置したときに、指針の色を変更させたい場合、その特定の指示領域に対応させて、赤色等の任意の色の光源を配置する必要があった。言い換えると、単なる発光指針を用いた従来のアナログメータでは、光源の配置場所によって、指針の色が決定していた。
これに対して、本実施形態では、第1実施形態で説明したように、導光円盤用光源8から照射された光が、導光円盤指針2の円盤部2bの内部をあらゆる方向に進行する構造となっている。
このため、導光円盤指針2の円盤部2bの内部に光を照射できる位置に、赤色LED8aと白色LED8bとを、それぞれ、配置していれば、特定の指示領域に対応させて、赤色LED8aと白色LED8bとを配置しなくても、メータECU81による赤色LED8aと白色LED8bの点灯制御により、任意のタイミングで、指針15の色を白色から赤色、もしくは、赤色から白色に変更することができる。
したがって、本実施形態では、例えば、メータECU81が道路の制限速度に関する情報を有している場合、走行中の道路の制限速度に対応させて、指針の発光色を任意に変更させることもできる。
また、車速に応じて指針の発光色を変更させるだけでなく、ウォーニングランプの点灯に連動させて、指針の発光色を変更させることもできる。例えば、メータECU81が、オイルレベルセンサ82から入力された情報に基づいて、ウォーニングランプを点灯させる必要があると判断したとき、白色LED8bのみ点灯した状態から、赤色LED8aのみ点灯した状態に切り替える制御を行う。
これにより、オイル量に異常が生じたとき、指針の色を白色から赤色に変更させることができ、運転者に注意を促すことができる。
このように、オイルレベルセンサ82、車速センサ83等の車両状態検出手段からの信号に基づいて、メータECU81が赤色LED8a、白色LED8bの点灯および消灯の制御を行うことで、任意のタイミングで、指針の色を変更させることができる。
また、メータECU81に、赤色LED8a、白色LED8bの両方を点灯させ、かつ、赤色LED8aと白色LED8bのそれぞれの発光強度(輝度)を変更する制御を行わせることもできる。
このように、赤色LED8a、白色LED8bの両方を点灯させた場合では、指針15の色を、赤色LED8a、白色LED8bの両方の発光色を混合させた色とすることができる。さらに、赤色LED8aと白色LED8bのそれぞれの発光強度を調整することで、その混合色を変更することができる。
これにより、指針15の色を、複数種類の色の中から選択した任意の色に変更することができる。
また、本実施形態では、導光円盤指針用光源8として、赤色LED8a、白色LED8bを用いる場合を例として説明したが、発光色が赤色、緑色、青色である光源を用いることで、指針15をあらゆる種類の色に変更することができる。これにより、例えば、ユーザの好みで任意に指針の色を変更することが可能となる。
なお、本実施形態では、赤等の一種類の色で発光する光源を複数用いる場合を例として説明したが、1つの光源で、発光色を複数の種類の色に変更できる光源を用いることもできる。
(第12実施形態)
第1実施形態では、導光円盤指針2を、中央部2aと円盤部2bとからなる形状とする場合を例として説明したが(図2参照)、本実施形態のように、円盤部2bのみからなる形状とすることもできる。
図25に、本実施形態の第1の例における車両用表示装置の断面図を示す。また、図26に、本実施形態の第2の例における車両用表示装置の断面図を示す。なお、図25、26では、図2と同様の構成部に、図2と同一の符号を付している。
具体的には、図25に示すように、導光円盤指針2を、中央に開口部を有する円形の平板形状とすることもできる。この場合、導光円盤指針2の中央に、開口部を構成し、かつ、導光円盤指針用光源8からの光を反射させる反射面2eを設ける。
また、ボス14は、導光円盤指針2の表面21に位置する平面部14aと、平面部14aからムーブメント7側に突出した突出部17bとから構成されている。この突出部14bは、導光円盤指針2の開口部内に配置された状態で、ムーブメント7の回転軸7aに固定されている。そして、平面部14aの裏面側に、導光円盤指針2が固定されている。
なお、本実施形態の導光円盤指針2は、平らなシート材を、打ち抜き等により、円形状に加工し、導光円盤指針2の中心側に反射面2eを形成することで製造される。
このように、本実施形態では、導光円盤指針2の形状を、図2に示す導光円盤指針2と比較して、簡略化および軽量化している。このため、本実施形態によれば、図2に示す導光円盤指針2を製造する場合と比較して、導光円盤指針2の製造プロセスを簡略化できるため、製造コストを低減することができる。
また、図26に示すように、導光円盤指針2の形状を、単に、中央に開口部を有する円形の平板形状とすることもできる。この場合、ボス14の裏面側に、導光円盤指針用光源8からの光を、導光円盤指針2の内部に導くための反射面14cを設ける。このとき、反射面14cには、例えば、メッキ層を設ける。
これにより、反射面2eの形成工程を省略できるので、図25に示す導光円盤指針2を製造する場合と比較して、導光円盤指針2の製造工程を簡略化することができる。
(第13実施形態)
図27に本実施形態の第1の例における車両用表示装置の正面図を示し、図28に、図27中のI―I線断面図を示す。なお、図27、28では、図1、2と同様の構成部に、図1、2と同一の符号を付している。
図27、28に示すように、ボス14の代わりに、液晶表示画面等のマルチデバイス91を、導光円盤指針2の前面側に配置することもできる。なお、このマルチデバイス91は、保持部92に保持されており、この保持部92は、図示しない外周構造部から導光円盤指針2の中心に伸びており、導光円盤指針2を部分的に覆う形状、すなわち、いわゆる桜島構造となっている。なお、保持部92については、透光性材料、不透光性材料のどちらで構成しても良い。
また、図29に、本実施形態の第2の例における車両用表示装置の断面図を示す。図29に示すように、導光円盤指針2の前面側に、導光円盤指針2の全域を覆う形状の透明な保持部93を配置し、この保持部93の前面に、マルチデバイス91を保持させることもできる。
(第14実施形態)
図30に、本実施形態における車両用表示装置の断面図を示す。図30では、図2と同様の構成部に、図2と同一の符号を付している。
第1実施形態では、導光円盤指針2の円盤部2bが平板状であって、車両用表示装置の視認性の悪化抑制の観点より、円盤部2bの表面に対して、無反射コーティングを施す場合を例として説明した。
これに対して、図30に示すように、無反射コーティングを施す代わりに、導光円盤指針2をおわん型にすることもできる。すなわち、導光円盤指針2の表面21を凹面とすることもできる。なお、文字板1も同様におわん型とする。このようにして、導光円盤指針2の表面で反射した光が、視認者の目に入ることによる車両用表示装置の視認性の悪化を抑制することもできる。
本実施形態によれば、無反射コーティングを施す工程を省略できるので、無反射コーティングを施す場合と比較して、製造コストを低減することができる。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、外周端23に反射コート9を配置する場合を例として説明したが、反射コート9の配置場所は必ずしも外周端23でなくても良く、外周端23の近傍である外周部に配置することもできる。指針15の先端の位置に応じて、反射コート9の位置を適宜変更することができる。
また、第2実施形態では、外周端23に対向する位置に導光円盤指針用光源8を配置する場合を例として説明したが、同様に、必ずしも外周端23に限らず、外周端23の近傍を含む外周部であれば、他の位置に導光円盤指針用光源8を配置することもできる。
(2)第1実施形態では、導光部2c、反射面2dにより、導光円盤指針用光源8からの光を円盤部2bに導く場合を例として説明した。これに対して、導光円盤指針用光源8を反射面2dの位置に配置することで、導光円盤指針2において、導光部2c、反射面2dを省略し、直接、導光円盤指針用光源8から円盤部2bに光を照射させることもできる。
また、第2実施形態においても、側面23により、導光円盤指針用光源8からの光を円盤部2bに導く場合を例として説明したが、この場合も同様に、側面23の位置に導光円盤指針用光源8を配置させることで、直接、導光円盤指針用光源8から円盤部2bに光を照射させることもできる。
(3)第1、2実施形態では、ボス14やマスク31を、光を透過せず、光を反射させる構成とする場合を例として説明したが、単に不透光性とし、光を反射しない構成とすることもできる。例えば、ボス14、マスク31の裏面側を不透光性の黒色とすることもできる。
(4)上記した各実施形態では、文字板1が、表示部としての文字1a、目盛り1bを有する場合を例として説明したが、文字1a、目盛り1bに限らず、図形やイラスト等の表示部を文字板1が有する場合においても、本発明を適用することができる。
(5)上記した各実施形態では、車両表示装置としてのスピードメータに、本発明を適用した場合を例として説明したが、スピードメータに限らず、他の車両用表示装置においても本発明を適用することができる。また、車両に限らず、文字板と指針とを備える表示装置であれば、航空機や船舶に搭載される表示装置や、時計等の表示装置においても、本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態における車両用表示装置の正面図である。 図1中のA−A線断面図である。 (a)は図1中のB−B線断面図であり、(b)は(a)中の破線で囲まれた領域Cの拡大図である。 導光円盤指針用光源8の消灯時における車両用表示装置の正面図である。 導光円盤指針用光源8の点灯時における車両用表示装置の正面図である。 本発明の第2実施形態における車両用表示装置の正面図である。 図6中のD−D線断面図である。 導光円盤指針用光源8の点灯時における第2実施形態の車両用表示装置の正面図である。 本発明の第3実施形態の第1の例における導光円盤指針2の正面図である。 本発明の第3実施形態の第2の例における導光円盤指針2の正面図である。 本発明の第4実施形態における導光円盤指針2の断面図である。 本発明の第5実施形態における導光円盤指針2の断面図である。 本発明の第6実施形態における導光円盤指針2の断面図である。 本発明の第7実施形態の第1の例における導光円盤指針2の断面図である。 本発明の第7実施形態の第2の例における導光円盤指針2の断面図である。 (a)は本発明の第8実施形態の第1の例における導光円盤指針2の断面図であり、(b)は(a)中の領域Cの拡大図である。 本発明の第8実施形態の第2の例における導光円盤指針2の断面図である。 本発明の第9実施形態の第1の例における車両用表示装置の正面図である。 (a)は図18のE−E断面図であり、(b)は図18のF−F線断面図である。 第9実施形態の第1の例における導光円盤指針用光源8の点灯時での車両用表示装置の正面図である。 本発明の第9実施形態の第2の例における導光円盤指針2の断面図である。 本発明の第10実施形態における車両用表示装置の断面図である。 本発明の第11実施形態における車両用表示装置の正面図である。 本発明の第11実施形態における車両用表示装置の概略構成図である。 本発明の第12実施形態の第1の例における車両用表示装置の断面図である。 本発明の第12実施形態の第2の例における車両用表示装置の断面図である。 本発明の第13実施形態の第1の例における車両用表示装置の正面図である。 図27中のI―I線断面図である。 本発明の第13実施形態の第2の例における車両用表示装置の断面図である。 本発明の第14実施形態における車両用表示装置の断面図である。
符号の説明
1…文字板、2…導光円盤指針、3…基板、4…文字板用光源、
5、6…遮光板、7…ムーブメント、8…導光円盤指針用光源、9…反射コート、
11…溝、14…ボス、15…指針。

Claims (10)

  1. 表示部(1a、1b)を有する文字板(1)と、
    前記文字板(1)の前面側に配置され、前記表示部(1a、1b)を指す指針部を有する円盤状の指針板(2)とを備える表示装置において、
    前記指針板(2)は、透光性材料により構成され、前記指針板(2)の内部を光が進行するようになっているとともに、その中心に配置された指針軸(7a)を中心に回転するものであり、
    前記指針軸(7a)の周囲に複数配置され、前記指針板(2)の中心側から前記指針板(2)の内部に光を照射する光源(8)と、
    前記指針板(2)の裏面(22)に設けられ、前記指針部(15)を表すように、前記指針板(2)の内部を進行するを視認者側に反射させ、透光性材料により構成された第1の反射部(11、52、53)と
    前記指針板(2)の外周端(23)に設けられ、前記光源(8)から前記指針板(2)の内部に照射された光を、前記指針板(2)の内部に向けて反射させて前記第1の反射部(11、52、53)に指向させる第2の光反射部(9)とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1の反射部は溝(11)により構成されていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記溝(11)を構成する面(12、13、51)には、凹凸(12a)が設けられていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  4. 前記第1の反射部(11、52、53)は、前記指針部(15)の先端側から根本側に向かう方向で、光の反射量を変化させた構造であることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記溝(11)は、前記指針部(15)の先端側から根本側に向かう方向で、形状が一定で、かつ、大きさが異なっている構造であることを特徴とする請求項またはに記載の表示装置。
  6. 前記指針板(2)の前面(21)側に、前記指針板(2)のうちの前記光源(8)から光が入射される部位(2d、23)を覆うように配置され、光が透過しない光不透過部(14、31)を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の表示装置。
  7. 前記光不透過部(14、31)は、裏面側から照射された光を、前記文字板(1)の前面に向けて反射するようになっていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  8. 前記光源(8)として、第1の色で発光する第1の光源(8a)と、前記第1の色と異なる第2の色で発光する第2の光源(8b)とが用いられており、
    前記第1の光源(8a)と前記第2の光源(8b)の少なくとも一方を点灯させる制御を行う制御手段(81)を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の表示装置。
  9. 前記制御手段(81)は、前記第1の光源(8a)と前記第2の光源(8b)のどちらか一方のみを点灯させた状態から、他方のみを点灯させた状態に切り替える制御を行うようになっていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  10. 前記制御手段(81)は、前記第1の光源(8a)と前記第2の光源(8b)の両方を点灯させた場合に、前記第1の光源(8a)と前記第2の光源(8b)のそれぞれの発光強度を変更させる制御を行うようになっていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
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