JP4821026B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両に備えられる計器装置に関するものである。
車両用の計器装置に於いて、昼間時と夜間時とで計器装置の見栄えを異ならせたものとして、例えば下記特許文献1がある。特許文献1に記載の計器は、表示意匠を設けた第2の文字板の前面側に金属製のメッシュ板を配置することによって、第2の文字板の背後に配置された光源の消灯時(昼間時)には表示意匠が殆ど見えなくて金属調に視認され、光源の点灯時(夜間時)には表示意匠がメッシュ板を介して視認されるというものである。また、メッシュ板前面の周縁側に、表面が金属調に処理されたすり鉢状の第1の文字板などを配置したことにより、立体感が得られるというものである。
特開2005−77208号公報
しかしながら、特許文献1に於けるメッシュ板は金属製であり、コスト高となってしまう。また、メッシュ板は複数の細孔がメッシュ状に形成されたものであり、細孔が貫通孔からなるため、表示意匠をメッシュ板に設けたい(消灯時でも表示意匠を視認可能とさせたい)場合であっても、特に数字からなる表示意匠を貫通孔で形作ることは困難であった。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、単純な構成で金属感と奥行き感を有する計器装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置され表示板用表示部と地部とを有する表示板と、前記回路基板に実装され前記表示板を後方から照射する光源と、前記回路基板と前記表示板との間に配置され、前記回路基板側から前記表示板の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の基板の表面側にヘアラインを設け、裏面側に前記表示板用表示部となる箇所を除いて前記地部を設けたものであり、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなるものである。
また、回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置され表示板用表示部と地部とを有する表示板と、この表示板の背後に配置された導光部材と、前記回路基板に実装され前記導光部材に光を入射する光源と、前記回路基板と前記導光部材との間に配置され、前記回路基板側から前記表示板の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の基板の表面側にヘアラインを設け、裏面側に前記表示板用表示部となる箇所を除いて前記地部を設けたものであり、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなり、前記導光部材は前記表示板用表示部に対応し且つ前記表示板用表示部より僅かに幅広い導光部材用表示部を有するものである。
また、前記不透過部は金属粉が含有されたメタリック層である。
また、回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置された表示板と、前記回路基板に実装され前記表示板を後方から照射する光源と、前記回路基板と前記表示板との間に配置され、前記回路基板側から前記表示板の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の表示板用表示部と地部とを有しており、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなり、この不透過部は金属粉が含有されたメタリック層である。
また、回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置された表示板と、この表示板の背後に配置された導光部材と、前記回路基板に実装され前記導光部材に光を入射する光源と、前記回路基板と前記導光部材との間に配置され、前記回路基板側から前記導光部材の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の表示板用表示部と地部とを有しており、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなり、この不透過部は金属粉が含有されたメタリック層であり、前記導光部材は前記表示板用表示部に対応し且つ前記表示板用表示部より僅かに幅広い導光部材用表示部を有するものである。
また、前記表示板用表示部に白色の透過層を設けたものである。
単純な構成で金属感と奥行き感を有する計器装置を得ることができる。
本発明を各実施形態に基づいて説明する。図1は第1実施形態を示す計器装置の断面図である。図2は同計器装置に用いられる表示板の部分正面図であり、表示板用表示部が透視した状態を示す。図3は表示板の部分断面図(図2に於けるA−A断面)であり、図4は同計器装置に用いられる反射部材の部分正面図である。
計器装置は、例えば指針式の速度計1を備えている。速度計1は、硬質な回路基板2と、この回路基板2の裏面側に回路基板2と導通状態で装着され、回路基板2を貫通して前方に延びる回動軸3を有する計器本体4と、指示部5を備えた指針6と、この指針6の背後に配置され指示部5の指示対象となる表示板用表示部としての数字表示部7が施された表示板8と、この表示板8上の周縁側であって数字表示部7の周囲に配置されたリング部材9と、表示板8と回路基板2との間に配置されたハウジング10と、反射部材11を備えている。
また、回路基板2の裏面側を覆う合成樹脂製のカバー12と、リング部材9の周縁前方側に配置されリング部材9の可視領域を定める例えば黒色の合成樹脂からなる見返し部材13と、表示板8やリング部材9などの前方側に配置された無色透明な合成樹脂からなる透視板14と、回動軸3周囲の回路基板2上に実装され指針6の指示部5を照明する光源としての指針用発光ダイオード15と、表示板8を背後から照射する光源としての表示板用発光ダイオード16を備えている。
ハウジング10は、遮光性のある例えば白色の合成樹脂からなり、指針用発光ダイオード15を囲むように表示板8と回路基板2との間に配置された筒部17と、この筒部17の周囲に設けられ、表示板用発光ダイオード16からの光を周囲に反射する反射壁18と、回路基板2側から表示板8の周縁側にかけて傾斜して形成された傾斜壁19と、周壁20などを有している。反射部材11はハウジング10の傾斜壁19に沿って配置してある。
指針6は、無色透明な合成樹脂からなる指示部5の他に、指針軸21と、遮光性の合成樹脂からなる指針キャップ22を備えている。指示部5の裏面には例えば白色の箔(図示せず)がホットスタンプされており、昼間など周囲が明るい時は指示部5が白色で視認される。また、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する指針用発光ダイオード15が点灯した際も、指示部5に導かれた光が白色の箔に反射して指示部5が白色で視認されるようになっている。この指針6は指針軸21を計器本体4の回動軸3の先端側に圧入することによって計器本体4に固着される。
表示板8は、透過性である例えば黒色の半透明材の基板23の裏面側に車両の速度を現す目盛,数字などの表示部の内、例えば数字表示部7と地部24を設けたものである。数字表示部7は、基板23の裏面側に数字表示部7となる箇所を除いて地部24を設ける(抜き印刷する)ことによって形成される(図2に於いては、数字表示部7を黒色で、地部24を無色で示す)。地部24は、基板23の裏面に例えば黒色の遮光層25を網目状に印刷することによって形成される網目状の透過部26と、この透過部26を除いた不透過部27(遮光層25)とからなる。
透過部26の大きさは、昼間時に外光によって計器装置の内部(表示板8の背後)が殆ど視認されない程度が良く、円の場合は径が0.3〜1.0mmが望ましい。透過部26は円形に限らず、楕円形(長円方向が1.6mm以内、短円方向が0.8mm以内が望ましい)あるいは角形などでも良い。そして、数字表示部7に対応した基板23の裏面側には白色の透過層28が設けてある。なお、数字表示部7の中抜部29は、遮光層25を網目状に印刷しても良いし、べた状に印刷しても良い。
また、基板23の表面側には微細なヘアライン30が設けてある。このヘアライン30は例えば基板23の中心(指針6の中心に対応)から放射状に、或いは基板23の中心を原点とする径の異なる円を複数形成したものであって、表面側(車両の運転者側)にヘアライン30を有する透明なヘアライン層31からなるが、基板23の表面に直にけがき加工を行ってヘアラインを形成しても良い。
リング部材9は、例えば無色透明な合成樹脂からなり、外周側から中心側にかけて板厚が徐々に薄くなるような傾斜面32を有している。そして、この傾斜面32に数字表示部7に対応する例えば白色の目盛表示部33が設けてある。目盛表示部33は凸状,凹(溝)状など形状,色調は任意である。この目盛表示部33は昼間時に於いては外光によって視認され、夜間など周囲が暗い時は表示板用発光ダイオード16(或いはリング部材を照明する専用光源でも可)を点灯させることによって視認可能であれば、目盛構造や照明構造などは自由である。
反射部材11は合成樹脂製の例えば白色のシート材からなり、ハウジング10の傾斜壁19に沿わせてある。傾斜壁19に沿わせることによって反射部材11が回路基板2側から表示板8の周縁側にかけて末広がり状に形成された状態となっている。そして、反射部材11の表面には回路基板2側から表示板8側にかけて濃淡が徐々に変化する着色部34が設けてある。この着色部34は、例えば青色のドットを回路基板2側から表示板8側にかけて例えば密から徐々に粗となるように設けることによって、回路基板2側の青色が最も濃く、表示板8側にかけて徐々に淡い色に変化する。
なお、濃淡が徐々に変化するように青色を設けたが、回路基板2側が最も濃い青色を帯状(リング状)に設け、次第に表示板8側が薄くなるような帯状の青色を段階的に設けることによって濃淡が変化するようにしても良い。この場合、帯状領域は青色のドットでも良いし、べた印刷でも良い。着色部34は濃淡が変化するようになっていれば、ドット印刷でもべた印刷でも良い。また、表示板8側が濃く、回路基板2側が薄くなるようにしても良い。
この様に構成された計器装置に於いて、昼間など周囲が明るい時は、数字表示部7以外の表示板8面は金属調に視認される。これは遮光層25が黒色であることと、その遮光層25の前面側にヘアライン30が設けられているためであり、従来例の様に金属製の表示板を用いることなく金属感を表現できるものである。更に、網目状の透過部26が径小であり、この透過部26と遮光層25との色調が同系色であるために、数字表示部7を除いた表示板8の全面がほぼ同色の金属調でもって視認される。数字表示部7は、基板23の裏面側に白色の透過層28が設けてあることにより、黒色の半透明材(基板23)を透してほぼ白色で視認される。
また、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する表示板用発光ダイオード16が点灯すると、表示板用発光ダイオード16からの光はハウジング10の反射壁18に反射して反射部材11側に向かい、反射部材11で反射して表示板8の裏面を照射する。或いは表示板8の裏面を直射する光もある。そして、反射部材11で反射して表示板8の裏面を照射した光は、反射部材11に濃淡が徐々に変化する青色の着色部34が設けてあるため、数字表示部7および数字表示部7周囲の透過部26が青色のグラデーションとして視認されるとともに、計器装置に奥行き感が得られる。なお、表示板8の裏面を直射し透過部26を透過した光は白味がかった薄青色で視認される。
この様に、金属板を用いることなく、一枚の表示板8に網目状の地部24と数字表示部7とを形成し、表示板8の裏面側に濃淡が変化する着色部34を設けた反射部材11を回路基板2側から表示板8の周縁側にかけて末広がり状に傾斜させて配置したことにより、昼間時には金属質感を有し、夜間照明時には奥行き感を有する計器装置を得ることができる。
また、反射部材11を表示板8に対して傾斜させて配置することにより、車両運転者の視点が少しばかり移動しても濃淡が変化する着色部34(即ちグラデーション)が見えやすい。更に、傾斜していた方が表示板用発光ダイオード16からの光が表示板8の裏面側に反射されやすい。また、着色部34が回路基板2側が濃く、表示板8側が淡くなるように設けたことにより、表示板8の周縁側に比べて中心側をより奥深く視認させることができ、計器装置により立体感を持たせることができる。また、数字表示部7に白色の透過層28を設けることにより、昼間時に於ける数字表示部7の視認性を高めることができる。
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に於ける計器装置は、表示板8の背後に配置された導光部材35を備えているものである。図5は第2実施形態を示す計器装置の断面図である。図6は同計器装置に用いられる表示板の部分断面図であり、前記第1実施形態に於ける図2のB−B断面に対応する。図7は同計器装置に用いられる導光部材の部分断面図であり、前記第1実施形態に於ける図2のB−B断面に対応するものである。なお、表示板に設けられた表示板用表示部は前記第1実施形態の図2と同じため、記載は省略する。また、前記第1実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付し、その説明は省略する。
表示板8は、前記第1実施形態と同様に黒色の半透明材の基板23の裏面側に目盛,数字などの表示部の内、例えば数字表示部7と地部24を設け、基板23の表面側に微細なヘアライン30を設けたものである。この数字表示部7,地部24,ヘアライン30の仕様は前記第1実施形態と同様であるため、説明は省略する。なお、本実施形態に於ける表示板8には、前記第1実施形態で設けた白色の透過層が設けられていない。
導光部材35は、透過性である例えば無色透明な合成樹脂からなる。この導光部材35は、表示板用発光ダイオード16から平面部36に入射させた光で表示板8を背後から透過照明するものであり、受光部37と反射面38を有している。また、表示板8に設けられている数字表示部7に対応した導光部材35箇所には、数字表示部7より僅かに幅広い導光部材用表示部としての導光部材用数字表示部39が設けてある。この導光部材用数字表示部39は裏面側に白色の透過層28Aを印刷によって設けたものであり、図7に示す様に、その幅W1は表示板8の数字表示部7の幅W(図6参照)より片側で0.3〜0.6mm広くしてある。なお、白色の透過層28Aに代えて微細なシボを施して(シボで導光部材用数字表示部40を形成)導光部材用数字表示部39が白っぽく視認される様にしても良い。
この様に構成された計器装置に於いて、昼間など周囲が明るい時は、前記第1実施形態と同様に数字表示部7以外の表示板8面は金属調に視認される。数字表示部7は、導光部材35の裏面側に導光部材用数字表示部39が白色で設けてあることにより、表示板8の数字表示部7である黒色の半透明材(基板23)を透してほぼ白色で視認される。
また、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する表示板用発光ダイオード16が点灯すると、表示板用発光ダイオード16からの光は導光部材35の受光部37から入射し反射面38で反射して平面部36に導かれる。そして、表面側(表示板8側)に出射した光が透過部26および数字表示部7を透過して透過部26が白色で視認される。この際、導光部材35に白色の導光部材用数字表示部39が設けてあるため、平面部36内に導かれた光がこの白色の透過層28Aに反射して数字表示部7がより白っぽく視認される。
また、導光部材35の平面部36に導かれた光の中で導光部材35の裏面側に出射する光もある。この光は反射部材11で反射して導光部材35を透過した後、表示板8の透過部26および数字表示部7を透過する。この際、反射部材11に濃淡が徐々に変化する青色の着色部34が設けてあるため、特に数字表示部7および数字表示部7周囲の透過部26が青色のグラデーションとして視認されるとともに、奥行き感が得られる。また、導光部材用数字表示部39の幅が数字表示部7の幅より広くなっているため、数字表示部7にも立体感がでる。
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、前記各実施形態とは表示板が異なるのみで、他は同じため、前記各実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付し、記載および説明は省略する。図8は計器装置に用いられる表示板の部分断面図であり、前記第1実施形態に於ける図2のC−C断面に対応するが、表示板用表示部が表示板の表面側に設けられているものである。
表示板8は、透過性である例えば黒色の半透明材の基板23の表面側に車両の速度を現す目盛,数字などの表示部の内、例えば数字表示部7と地部24を設けたものである。数字表示部7は、基板23の表面側に数字表示部7となる白色の透過層28を設けた後、数字表示部7となる箇所を除いて地部24を設ける(抜き印刷する)ことによって形成される(図2に於いては、数字表示部7を黒色で、地部24を無色で示す)。地部24は、基板23の表面に金属粉(例えばアルミニウム粉)が含有された例えば黒色のメタリック層40を網目状に印刷することによって形成される網目状の透過部26と、この透過部26を除いた不透過部27(メタリック層40)とからなる。透過部26は前記第1実施形態と同じため省略する。なお、本実施形態に於ける表示板8にはヘアラインが設けられていない。
この様な表示板8を前記第1実施形態の計器装置に用いた際には、昼間など周囲が明るい時は、数字表示部7以外の表示板8面は金属粉が含まれたメタリック層40によって金属調に視認される。数字表示部7は、基板23の表面側に設けてある白色の透過層28によって白色で視認される。また、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する表示板用発光ダイオード16が点灯すると、前記第1実施形態と同様に、表示板用発光ダイオード16からの光によって表示板8の中心側の透過部26は白色で透過照明され、特に数字表示部7近辺から周縁にかけての数字表示部7および透過部26は青色のグラデーションとして視認されるとともに、計器装置に奥行き感が得られる。
また、前述した表示板8を前記第2実施形態の計器装置に用いた際には、昼間など周囲が明るい時は、数字表示部7以外の表示板8面は金属粉が含まれたメタリック層40によって金属調に視認され、数字表示部7は白色の透過層28によって白色で視認される。また、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する表示板用発光ダイオード16が点灯すると、前記第2実施形態と同様に、導光部材35の平面部36に導かれた光により透過部26および数字表示部7が白色で透過されると共に、平面部36から出射され反射部材11で反射された光によって、特に数字表示部7近辺から周縁にかけての数字表示部7および透過部26は青色のグラデーションとして視認されるとともに、計器装置に奥行き感が得られる。また、導光部材用数字表示部39の幅が数字表示部7の幅より広くなっているため、数字表示部7にも立体感がでる。
図9は、本発明の第4実施形態を示す表示板の部分断面図である。本実施形態に於ける表示板8は、前記第1実施形態に於ける表示板8の不透過部27を前記第3実施形態と同じ金属粉(例えばアルミニウム粉)が含有された例えば黒色のメタリック層40としたものである。この様に構成した表示板8は、昼間など周囲が明るい時は、数字表示部7以外の表示板8面は金属調に視認される。これは基板23の表面側にヘアライン30が設けられていることに加え、金属粉が含まれた不透過部27によって、より金属感が表現できる。
また、図示しないが、前記第2実施形態に於ける表示板8の不透過部27も前記第4実施形態と同じ金属粉(例えばアルミニウム粉)が含有された例えば黒色のメタリック層40とすることによって、前記第4実施形態と同様な効果が得られる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、例えば反射部材11をハウジング10の傾斜壁19に沿わせることによって、反射部材11が回路基板2側から表示板8(或いは導光部材35)の周縁側にかけて末広がり状に形成された状態としたが、ハウジング10に傾斜壁19を設けず、反射部材11を回路基板2側から表示板8(或いは導光部材35)の周縁側にかけて末広がり状になるように傾斜させて配置しても良い。
本発明の第1実施形態を示す計器装置の断面図。 同計器装置に用いられる表示板の部分正面図。 同計器装置に用いられる表示板の部分断面図(図2に於けるA−A断面)。 同計器装置に用いられる反射部材の部分正面図。 本発明の第2実施形態を示す計器装置の断面図。 同計器装置に用いられる表示板の部分断面図(図2のB−B断面に対応)。 同計器装置に用いられる導光部材の部分断面図(図2のB−B断面に対応)。 本発明の第3実施形態を示す表示板の部分断面図(図2のC−C断面に対応)。 本発明の第4実施形態を示す表示板の部分断面図。
符号の説明
2 回路基板
3 回動軸
4 計器本体
6 指針
7 数字表示部(表示板用表示部)
8 表示部
11 反射部材
16 表示板用発光ダイオード(光源)
24 地部
26 透過部
27 不透過部
28,28A 透過層
30 ヘアライン
34 着色部
35 導光部材
39 導光部材用数字表示部(導光部材用表示部)
40 メタリック層

Claims (6)

  1. 回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置され表示板用表示部と地部とを有する表示板と、前記回路基板に実装され前記表示板を後方から照射する光源と、前記回路基板と前記表示板との間に配置され、前記回路基板側から前記表示板の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の基板の表面側にヘアラインを設け、裏面側に前記表示板用表示部となる箇所を除いて前記地部を設けたものであり、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなることを特徴とする計器装置。
  2. 回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置され表示板用表示部と地部とを有する表示板と、この表示板の背後に配置された導光部材と、前記回路基板に実装され前記導光部材に光を入射する光源と、前記回路基板と前記導光部材との間に配置され、前記回路基板側から前記表示板の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の基板の表面側にヘアラインを設け、裏面側に前記表示板用表示部となる箇所を除いて前記地部を設けたものであり、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなり、前記導光部材は前記表示板用表示部に対応し且つ前記表示板用表示部より僅かに幅広い導光部材用表示部を有することを特徴とする計器装置。
  3. 前記不透過部は金属粉が含有されたメタリック層であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計器装置。
  4. 回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置された表示板と、前記回路基板に実装され前記表示板を後方から照射する光源と、前記回路基板と前記表示板との間に配置され、前記回路基板側から前記表示板の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の表示板用表示部と地部とを有しており、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなり、この不透過部は金属粉が含有されたメタリック層であることを特徴とする計器装置。
  5. 回路基板に装着され回動軸を有する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着された指針と、この指針の後方に配置された表示板と、この表示板の背後に配置された導光部材と、前記回路基板に実装され前記導光部材に光を入射する光源と、前記回路基板と前記導光部材との間に配置され、前記回路基板側から前記導光部材の周縁側にかけて末広がり状に形成されるとともに、前記回路基板側から前記表示板側にかけて濃淡が変化する着色部を設けた反射部材とを備え、前記表示板は透過性の表示板用表示部と地部とを有しており、前記地部は網目状の透過部とこの透過部を除いて設けられた不透過部とからなり、この不透過部は金属粉が含有されたメタリック層であり、前記導光部材は前記表示板用表示部に対応し且つ前記表示板用表示部より僅かに幅広い導光部材用表示部を有することを特徴とする計器装置。
  6. 前記表示板用表示部に白色の透過層を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の計器装置。
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