JP5207136B2 - 指針式表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指針を備えた指針式表示装置に関するものである。
自動車やオートバイなどの車両に搭載される指針式の表示装置として、例えば下記特許文献1がある。特許文献1に於ける指針表示装置は、計器ムーブメント5の前面側に配置され所定の文字4a,目盛り4b等(指標部)が施された文字板4(表示板)を略円錐状に形成し、指針7の指針本体7a(指示部)が文字4a,目盛り4b等に沿って回転するようにしたものである。この様に構成したことにより、表示装置を立体的に視認することができ、意匠上のおもしろみが生じ、かつ、高級感のある表示装置とすることができるというものである。
実開平5−23046号公報
しかしながら、特許文献1記載の指針表示装置は、文字4a,目盛り4b等(指標部)が施された文字板4(表示板)が略円錐状であるため、文字板4自体は立体的であるが、円錐面に指標部が施されているために指標部に立体感が欠け、且つ視認しにくいという欠点がある。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、表示板と指標部に立体感を与えて、意匠性が高く視認性の良い指針式表示装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、指示部を有する指針と、前記指示部の回動に対応するように前記指示部先端に対向して配置された筒状の立体表示板と、前記指針および前記立体表示板の前方に配置され指標部を有する透明な平板表示板と、前記立体表示板および前記平板表示板に光を導き入れる光源とを備え、前記立体表示板は、内面が前方側から後方側にかけて狭まるように傾斜する傾斜面であり、この傾斜面に前記光源からの光を透過する凸状指標部を設けたものである。
また、前記凸状指標部を除いた前記傾斜面に前記光源からの光を遮光する遮光部を設けたものである。
また、指示部を有する指針と、前記指示部の回動に対応するように前記指示部先端に対向して配置された筒状の立体表示板と、前記指針および前記立体表示板の前方に配置され指標部を有する透明な平板表示板と、前記立体表示板および前記平板表示板に光を導き入れる光源と、前記立体表示板および前記指針の後方に配置された装飾板とを備え、前記立体表示板は、内面が前方側から後方側にかけて狭まるように傾斜する傾斜面であり、この傾斜面に前記光源からの光を遮光する遮光部と光を透過する凸状指標部とを設けると共に、前記遮光部に前記光源からの光を前記装飾板面に漏らす開口部を設けたものである。
また、前記装飾板は表面側に微細な模様を有しているものである。
また、前記凸状指標部は前方側から後方側にかけて直線状に設けられた目盛指標部であり、前記平板表示板を貫通して前方側に突出する突出部を有するものである。
また、前記凸状指標部は前方側から後方側にかけて直線状に設けられた目盛指標部であり、前記平板表示板上に前記目盛指標部の延長線上に位置するように設けられた目盛部を有する環状部材を配置したものである。
また、前記平板表示板と前記立体表示板との間に透過性着色部を設けたものである。
また、前記平板表示板と前記環状部材との間に透過性着色部を設けたものである。
表示板と指標部に立体感を与えて、意匠性が高く視認性の良い指針式表示装置を得ることができる。
本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は回転計1と速度計2を備えた指針式表示装置の正面図である。図2および図3は回転計1部分を示す部分断面図(図1に於けるA−A断面,B−B断面)である。図4は立体表示板を示す部分斜視図であり、図5は遮光部を示す部分斜視図である。なお、速度計2に関する説明は省略する。
回転計1(指針式表示装置)は、硬質な回路基板3と、この回路基板3の裏面側に回路基板3と導通状態で装着され、回路基板3を貫通して前方に延びる回動軸4を有する回転計1用の表示器本体5と、回動軸4の先端側に固着され指示部6を有する指針7と、指示部6の回動に対応するように指示部6先端に対向して配置された筒状の立体表示板8と、立体表示板8の内周面に配置された遮光部9と、指針7および立体表示板8の前方に配置され指標部10を有する透明な平板表示板11と、この平板表示板11と立体表示板8との間に配置された透過性着色部12と、平板表示板8と回路基板3との間に配置され立体表示板8が保持されるハウジング13と、立体表示板8とハウジング13との間に配置された装飾板14を備えている。
また、回路基板3に実装され立体表示板8および平板表示板11に光を導き入れる光源としての発光ダイオード15と、指針7を照明する指針用光源としての指針用発光ダイオード16と、平板表示板11の周縁側に配置され平板表示板11の可視領域を定める開口穴17を有する例えば黒色の合成樹脂からなる見返し部材18と、見返し部材18の開口穴17周囲に配置され例えばシルバーメタリック調の合成樹脂或いはシルバーメタリック調の表面処理を施した加飾リング19と、平板表示板11や見返し部材18などの前方側を被う無色透明な合成樹脂からなる透視板20と、回路基板3の裏面側を覆う合成樹脂製のカバー21などを備えている。
指針7は、指示部6および基部22を有する無色透明な合成樹脂からなる指針本体23と、基部22が収納され後面側が開口された例えば黒色の合成樹脂からなる指針キャップ24と、指示部6とは反対側の指針キャップ24内に収納され黄銅や亜鉛などの金属系の材料からなるバランサー25を備えている。基部22には、指針軸26と指針反射面27が設けられており、指針軸26を表示器本体5の回動軸4の先端側に圧入することによって指針7が表示器本体5に固着されるようになっている。また、指示部6の裏面には例えば白色の箔(図示せず)がホットスタンプされており、昼間など周囲が明るい時は指示部6が白色で視認される。また、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する指針用発光ダイオード16が点灯した際も、基部22に入射し指針反射面27で反射して指示部6に導かれた光が白色の箔に反射して指示部6が白色で視認されるようになっている。
平板表示板11は、無色透明な合成樹脂からなる基板28の表面側に例えば車両のエンジン回転数を示す凸状の指標部10(細目盛指標部10A,数字指標部10B,文字指標部10C)を基板28と一体に形成したものであり、更に各指標部10A,10B,10Cに対応した基板28の裏面側には例えば白色の反射層29を印刷またはホットスタンプしてある(図1に於いては、各指標部を黒色で示す)。また、基板28の周縁には反射面30が形成してある。この反射面30は、裏面側から基板28内に入射した発光ダイオード15からの光を基板28の平面方向(中心方向)に反射させるものである。なお、指標部10を凸状としたが平らな基板28面に透過層を印刷またはホットスタンプして指標部10としても良い。或いは基板28の表面側に何も設けないでも良い。その場合、反射層29が指標部10となる。
立体表示板8は、無色透明な筒状の合成樹脂からなり、指針7の指示部6先端に対向して配置されている。立体表示板8の内面は、前方側(平板表示板11側)から後方側(装飾板14側)にかけて狭まるように傾斜する傾斜面31となっている。そしてこの傾斜面31に、図4に示す様に傾斜面31に沿うように前方側から後方側にかけて直線状でほぼ一定幅Wの傾斜した凸状指標部としての太目盛指標部32が設けてある(図1に於いては、太目盛指標部32を黒色の破線で示す)。
遮光部9は、遮光性を有する例えば黒色の合成樹脂からなり、立体表示板8の傾斜面31に配置される。この際、図5に示す様に、立体表示板8に設けられた太目盛指標部32に対応した箇所には太目盛指標部32の幅Wと同一幅のスリット33が設けてある。即ち、遮光部9は太目盛指標部32を除いた傾斜面31に配置される。なお、遮光部9は立体表示板8と一体成形するようにしても良い。
装飾板14は、詳細は図示しないが、円板状の合成樹脂シートの表面側に例えばシルバーメタリック調の印刷を施したものであり、立体表示板8の後端開口部を塞ぐように配置してある。
透過性着色部12は、詳細は図示しないが、無色透明なドーナツ盤状の合成樹脂シートの表面側に例えば青色の透過性着色層を印刷したものであるが、透過性を有する青色で着色された合成樹脂製のシート材であっても良い。なお、透過性着色部12は平板表示板11の裏面側あるいは立体表示板8の表面側(前面側)に印刷するようにしたものでも良い。
ハウジング13は、遮光性のある例えば白色の合成樹脂からなり、装飾板14および立体表示板8が保持される前面部34と、指針用発光ダイオード16を囲むように配置された断面が円形の筒部35と、発光ダイオード15を囲むように配置された仕切壁36や外周壁37などを有している。
この様に構成された指針式表示装置に於いて、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する発光ダイオード15が点灯すると、発光ダイオード15からの光は立体表示板8の後端面から立体表示板8内に入射し、凸状指標部である太目盛指標部32が白色で透過照明する。太目盛指標部32以外の傾斜面31には遮光部9が配置されているため、この傾斜面31からは出射されない。また、立体表示板8内に入射した光は立体表示板8の前端面から出射し、透過性着色部12を通り抜けて平板表示板11に入射する。この際、透過性着色部12には青色の透過性着色層が設けられているために、平板表示板11に入射した光は青色となる。青色光は平板表示板11の反射面30に反射して中心側に向かう。この光が反射層29に反射することによって各指標部10A,10B,10Cが青色で視認されるようになる。
この様に、指針7の指示部6先端に対向するように配置された筒状の立体表示板8と、指針7および立体表示板8の前方に配置され指標部10を有する透明な平板表示板11とを備え、立体表示板8は、内面が前方側から後方側にかけて狭まるように傾斜する傾斜面31としてあり、この傾斜面31に透光性である凸状指標部としての太目盛指標部32を設けたことにより、指標部10に対して太目盛指標部32が奥まって視認される。この際、傾斜面31に傾斜した直線状の太目盛指標部32を設けたため、真上から見た状態でも太目盛指標部32がすぼんだ状態で視認され、奥行き感が更に増す。
また、平板表示板11の表面側に凸状の指標部10が設けてあるため、指標部10自体に立体感がでる。更に、指標部10が平板表示板11の表面側であり、指標部10に対応した反射層29が平板表示板11の裏面側に設けられ、指標部10と反射層29が離れているために、より立体感のある指標部10となる。
また、立体表示板8とハウジング13との間に立体表示板8の後端開口部を塞ぐように装飾板14を配置したことにより、装飾板14が指標部10に対する地部となり、地部と指標部10が離れていることで奥行き感、つまり立体感が増す。
また、太目盛指標部32を除いた傾斜面31に遮光部9を設けることによって、発光ダイオード15が点灯した際、太目盛指標部32のみを強調して透過照明することができ、視認性および意匠性の高い指針式表示装置を得ることができる。
また、平板表示板11と立体表示板8との間に透過性着色部12を設けたことにより、発光ダイオード15が点灯した際、平板表示板11に入射する光を発光ダイオード15の発光色と異ならせることが可能であり、これにより、立体表示板8の太目盛指標部32の照明色と平板表示板11の指標部10の照明色を変化させて商品性の高い指針式表示装置を提供することができる。
なお、本実施形態に於いては、立体表示板8の傾斜面31に遮光部9を設けたが無くとも良い。その場合、例えば太目盛指標部32である凸面に微細なシボを施すことによって、発光ダイオード15からの光を乱反射させることで視認性を高め、傾斜面31と区別するようにしても良い。
本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。図6は回転計1部分を示す部分断面図(図1に於けるB−B断面に相当)である。本実施形態は前記第1実施形態とは遮光部9,装飾板14,指針7が異なる。なお、前記第1実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付して詳細説明は省略する。
遮光部9は、前記第1実施形態と同様に、遮光性を有する例えば黒色の合成樹脂からなり、立体表示板8の傾斜面31に配置される。この際、立体表示板8に設けられた太目盛指標部32に対応した箇所には図5に示す様なスリット33が設けてある。この遮光部9は太目盛指標部32を除いた傾斜面31に配置されるが、遮光部9を立体表示板8の傾斜面31に配置した際、傾斜面31の後端側が全周に渡って露出するように開口部38を設けてある。即ち、本実施形態に於ける遮光部9は、遮光部9の後端と装飾板14との間に所定の隙間ができるような寸法設定としてある。
装飾板14は、詳細は図示しないが、円板状の合成樹脂シートの表面側に例えばシルバーメタリック調の印刷を施し、この印刷層の前面側に微細な模様としてのヘアライン39を設けたものである。ヘアライン39は、例えば無色透明なインクを装飾板14の中心(指針7の中心でもある)を原点とする同心円を印刷によって無数形成したものである。なお、ヘアライン39は装飾板14の中心から放射状に延びる無数の直線であっても良い。
指針7は、前記第1実施形態と同様に、指示部6および基部22を有する指針本体23と、指針キャップ24と、バランサー25を備えている。本実施形態に於ける基部22には、指針軸26と指針反射面27と中心に円錐面からなる基部反射面40が設けてある。また、指針キャップ24の周壁41全周には一定の間隔をおいて複数の孔42または切り欠きが設けてある。
この様に構成したことにより、前記第1実施形態と同様に、立体感を与えて、意匠性が高く視認性の良い指針式表示装置を得ることができる。また、装飾板14の表面側に微細な模様としてのヘアライン39を設けたことにより、立体感に加えて高級感も得られる。
また、遮光部9に開口部38を設けたことにより、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する発光ダイオード15が点灯すると、発光ダイオード15からの光が開口部38から装飾板14面に漏れてヘアライン39が照らし出される。それによって、夜間であってもヘアライン39が設けられた装飾板14が指標部10に対する地部として視認され、意匠性が高まると共に奥行き感が更に増す。
また、指針7の基部22中心に円錐面からなる基部反射面40が設け、指針キャップ24の周壁41全周に複数の孔42を設けたことにより、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する指針用発光ダイオード16が点灯した際、基部22に入射した光の一部が基部反射面40で反射して孔42から装飾板14面に漏れてヘアライン39が照らし出される。それによって、遮光部9の開口部38からの漏光に加えて指針キャップ24の孔42からの漏光も加わり、装飾板14の周縁側および中心側からヘアライン39が照らし出され、夜間に於いても意匠性が高まると共に奥行き感が更に増すようになる。
なお、本実施形態に於いては、遮光部9の全周に一定の開口部38を設けたが、開口部38は全周一定にする必要はない。また、開口部38は全周に設ける必要もない。装飾板14を照らしたい箇所に対応して部分的に設けるなど必要に応じて設ければ良い。
本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。図7は回転計1部分を示す部分断面図(図1に於けるA−A断面に相当)である。本実施形態は前記第2実施形態とは立体表示板8と平板表示板11が異なる。なお、前記各実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付して詳細説明は省略する。
立体表示板8は、前記各実施形態と同様に、無色透明な筒状の合成樹脂からなり、指針7の指示部6先端に対向して配置されている。立体表示板8の内面は、前方側(平板表示板11側)から後方側(装飾板14側)にかけて狭まるように傾斜する傾斜面31となっている。そしてこの傾斜面31に沿うように傾斜した凸状指標部としての太目盛指標部32が前方側から後方側にかけて直線状に設けてある。また、この太目盛指標部32には平板表示板11を貫通して前方側に突出する突出部43を有している。
平板表示板11は、前記各実施形態と同様に無色透明な合成樹脂からなり、凸状の指標部10と白色の反射層29が設けてある。また、立体表示板8に設けられた突出部43が貫通するための切れ目44が設けてある。なお、突出部43が貫通するようであれば孔でも良い。
この様に構成したことにより、前記第2実施形態と同様の効果が得られる。また、立体表示板8に突出部43を有する太目盛指標部32を形成し、この突出部43を平板表示板11を貫通して前方側(視認者側)に突出するようにしたことにより、太目盛指標部32が平板表示板11の前面側にも位置することで、立体感がより増す。また、平板表示板11の表面側に各指標部10と共に太目盛指標部32が視認され指針式表示装置の視認性も良い。
本発明の第4実施形態を図8に基づいて説明する。図8は回転計1部分を示す部分断面図(図1に於けるA−A断面に相当)である。本実施形態は前記第2実施形態をベースとして、平板表示板11の前方側に透過性着色部12と環状部材45を配置したものである。なお、前記各実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付して詳細説明は省略する。
環状部材45は、無色透明な筒状の合成樹脂からなり、平板表示板11上の周縁側に配置されている。この環状部材45には、立体表示板8に設けられた凸状指標部としての太目盛指標部32の延長線上に位置するように太目盛指標部32とほぼ同一幅に設けられた目盛部47を有している。
透過性着色部12は、詳細は図示しないが前記各実施形態と同様に、無色透明なドーナツ盤状の合成樹脂シートの表面側に例えば青色の透過性着色層を印刷したものであるが、透過性を有する青色で着色された合成樹脂製のシート材であっても良い。本実施形態に於ける透過性着色部12は環状部材45と平板表示板11との間に配置してある。なお、透過性着色部12は平板表示板11の表面側あるいは環状部材45の裏面側に印刷するようにしたものでも良い。
指針7は、前記第1実施形態と同様に、指示部6および基部22を有する指針本体23と、指針キャップ24と、バランサー25を備えている。本実施形態に於ける基部22は、指針軸26と指針反射面27と指針軸26の回りに設けられた円錐状の軸反射面46とを有している。
なお、立体表示板8,遮光部9,平板表示板11および装飾板14は前記第2実施形態と同一であり、説明は省略する。
この様に、平板表示板11上の周縁側に、立体表示板8に設けられた太目盛指標部32の延長線上に位置するように設けられた目盛部47を有する環状部材を配置したことにより、太目盛指標部32と目盛部47とが一体感を生じ、立体感がより増す。また、平板表示板11の表面側に各指標部10と共に太目盛指標部32が視認され指針式表示装置の視認性も良い。
また、平板表示板11と環状部材45との間に透過性着色部12を設けたことにより、発光ダイオード15が点灯した際、環状部材45に入射する光を発光ダイオード15の発光色と異ならせることが可能であり、これにより、立体表示板8の太目盛指標部32の照明色と環状部材45の目盛部47の照明色を変化させて商品性の高い指針式表示装置を提供することができる。
また、指針7の指針軸26の回りに円錐状の軸反射面46を設けることによって、夜間など周囲が暗い時に例えば白色で発光する指針用発光ダイオード16が点灯した際、基部22に入射した光の一部が軸反射面46で反射して指針キャップ24と装飾板14との間から装飾板14面に漏れてヘアライン39が照らし出される。それによって、遮光部9の開口部38からの漏光に加えて指針キャップ24と装飾板14との間からの漏光も加わり、装飾板14の周縁側および中心側からヘアライン39が照らし出され、夜間に於いても意匠性が高まると共に奥行き感が更に増すようになる。
以上の通り、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記各実施形態に限定するものではない。例えば、立体表示板8に突出部43を設けた第3実施形態は、第2実施形態をベースとしたが、第1実施形態で示した立体表示板8に突出部を設けても良い。同様に、平板表示板11の前方側に透過性着色部12と環状部材45を配置した第4実施形態は、第2実施形態をベースとしたが、第1実施形態で示した平板表示板11の前方側に透過性着色部12と環状部材を配置しても良い。
本発明の第1実施形態を示す指針式表示装置の正面図。 同指針式表示装置である回転計の部分断面図(図1に於けるA−A断面)。 同指針式表示装置である回転計の部分断面図(図1に於けるB−B断面)。 同回転計に用いられる立体表示板の部分斜視図。 同回転計に用いられる遮光部の部分斜視図。 本発明の第2実施形態を示す回転計の部分断面図(図1に於けるB−B断面に相当)。 本発明の第3実施形態を示す回転計の部分断面図(図1に於けるA−A断面に相当)。 本発明の第4実施形態を示す回転計の部分断面図(図1に於けるA−A断面に相当)。
符号の説明
6 指示部
7 指針
8 立体表示板
9 遮光部
10 指標部
11 平板表示板
12 透過性着色部
14 装飾板
15 発光ダイオード(光源)
31 傾斜面
32 太目盛指標部(凸状指標部)
38 開口部
39 ヘアライン(微細な模様)
43 突出部
45 環状部材
47 目盛部

Claims (8)

  1. 指示部を有する指針と、前記指示部の回動に対応するように前記指示部先端に対向して配置された筒状の立体表示板と、前記指針および前記立体表示板の前方に配置され指標部を有する透明な平板表示板と、前記立体表示板および前記平板表示板に光を導き入れる光源とを備え、前記立体表示板は、内面が前方側から後方側にかけて狭まるように傾斜する傾斜面であり、この傾斜面に前記光源からの光を透過する凸状指標部を設けたことを特徴とする指針式表示装置。
  2. 前記凸状指標部を除いた前記傾斜面に前記光源からの光を遮光する遮光部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の指針式表示装置。
  3. 指示部を有する指針と、前記指示部の回動に対応するように前記指示部先端に対向して配置された筒状の立体表示板と、前記指針および前記立体表示板の前方に配置され指標部を有する透明な平板表示板と、前記立体表示板および前記平板表示板に光を導き入れる光源と、前記立体表示板および前記指針の後方に配置された装飾板とを備え、前記立体表示板は、内面が前方側から後方側にかけて狭まるように傾斜する傾斜面であり、この傾斜面に前記光源からの光を遮光する遮光部と光を透過する凸状指標部とを設けると共に、前記遮光部に前記光源からの光を前記装飾板面に漏らす開口部を設けたことを特徴とする指針式表示装置。
  4. 前記装飾板は表面側に微細な模様を有していることを特徴とする請求項3に記載の指針式表示装置。
  5. 前記凸状指標部は前方側から後方側にかけて直線状に設けられた目盛指標部であり、前記平板表示板を貫通して前方側に突出する突出部を有することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の指針式表示装置。
  6. 前記凸状指標部は前方側から後方側にかけて直線状に設けられた目盛指標部であり、前記平板表示板上に前記目盛指標部の延長線上に位置するように設けられた目盛部を有する環状部材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の指針式表示装置。
  7. 前記平板表示板と前記立体表示板との間に透過性着色部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の指針式表示装置。
  8. 前記平板表示板と前記環状部材との間に透過性着色部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の指針式表示装置。
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