JP2015040740A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コスト上昇を抑制しながら新規な見栄えを実現することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】 所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部56と貫通部56を包囲する光透過部53とが設けられた表示パネル50と、複数個の貫通部56に対応するように設けられる複数個の凸目盛部64と、光透過部53に対応するように表示パネル50の前方側に配置される導光部100と、複数個の凸目盛部64に第1の照明光を供給するとともに光透過部53を通じて導光部100に第2の照明光を供給する光源80とを備え、貫通部56の内側となる表示パネル50の表面側には光学的拡大手段としての微細凹凸部57が設けられ、導光部100には、第2の照明光を凸目盛部64を介して微細凹凸部57へと反射させる反射部102が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に搭載された速度計のごとき表示装置に関するものである。
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、指針が指示する速度数字からなる指標部と指標部を取り巻くように設けられた光透過部とを有する表示パネルと、指標部に第1の照明光を供給するように表示パネルの背後に配置される第1の光源と、光透過部に第2の照明光を供給するように光透過部の直下に配置される第2の光源と、指標部と光透過部との双方を覆うように指針と表示パネルの間に配置される透光部材とを備え、透光部材の側壁部には前記指標部に対応するように反射面(光案内部)形成されており、第1の光源から発せられる第1の照明光によって指標部が発光表示されるとともに、第2の光源から発せられる第2の照明光が前記反射面によって指針の回転中心方向へと反射導光されることで、表示パネル上において所定の間隔を配して線状光線が放射状に発光表示されるものである。
国際公開第2010/150583号
ところで、特許文献1に記載の表示装置の場合、上述のように透光部材に設けられた反射面を利用して線状光線が放射状に発光表示されるという斬新さのある表示装置を提供するものであるが、表示パネルに備えられる指標部と放射状の線状光線との双方を発光表示させるにあたり、光源として2種類の光源が必要であるため(つまり指標部を発光表示するための第1の光源と放射状の線状光線を発光表示させるための第2の光源とが必要であるため)、部品費や組付費が嵩み、コストアップの原因となっていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、コスト上昇を抑制しながら新規な見栄えを実現することが可能な表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と、前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部と、前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段が設けられ、前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部とを有する導光部材と、前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段が設けられ、前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と、前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部と、前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段を備えた透光部材が配設され、前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部とを有する導光部材と、前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段を備えた透光部材が配設され、前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記反射部は、前記複数個の透光部に対応するように前記導光部に複数個設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記光透過部には、前記光源の発光色とは異なる色調を有する着色手段が形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記導光部は、前記光源の発光色とは異なる色調を有する透光性着色部材からなることを特徴とする。
また本発明は、前記光学的拡大手段は、同心円状のフレネルレンズ面からなることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、コスト上昇を抑制しながら新規な見栄えを実現することが可能な表示装置を提供できる。
本発明の第1実施形態による表示装置の正面図。 図1のA−A断面図。 図2の一部を拡大して示す拡大断面図。 図1のB−B断面図。 同実施形態による虚像が表示される状態を簡略的に示す図。 本発明の第2実施形態による表示装置の要部断面図。 本発明の第3実施形態による表示装置の要部断面図。 本発明の第4実施形態による表示装置の要部断面図。
以下、図1〜図4に基づいて、本発明を車両に搭載された速度計に適用した一実施形態(第1実施形態)を説明する。
図1、図2において、本実施形態による表示装置としての速度計は、回路基板10と、この回路基板10に導通装着され回転軸20が前方に延びる駆動装置30と、回転軸20にて回転駆動される指針40と、この指針40の背後に位置して回路基板10上に配置される表示パネル50と、その主要部が回路基板10と表示パネル50との間に位置している導光部材60と、指針40に照明光を供給する指針用光源70と、導光部材60に照明光を供給する光源80と、主に導光部材60を保持する機能を有するケース体90と、表示パネル50の前方側に位置している導光部100と、この導光部100を覆うように表示パネル50上に配置される装飾リング110とを備えている。
回路基板10は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、指針用光源70と、光源80と、例えば駆動装置30の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。
駆動装置30は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸20が回路基板10を貫通するように、その主要部が回路基板10の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(前記駆動手段)に電気接続される。
指針40は、透光性の合成樹脂からなり、回転軸20の先端に連結され、その回転中心部には遮光性カバーが装着されている。そして、この指針40は指針用光源70からの照明光を受けて発光する発光式指針である。
表示パネル50は、指針40の作動範囲に沿った円弧状の配列形状を有し、指針40によって指示される複数個の速度数字からなる計測値表示部51と、この計測値表示部51の背景を形成する遮光層からなる背景部52と、後述する貫通部の外側で背景部52を計測値表示部51(前記貫通部)を包囲するように略円環状(または略馬蹄形状)に抜き形成してなる光透過部53とが設けられている(図3参照)。
これら計測値表示部51、背景部52並びに光透過部53は、計測値表示部51が例えば白色の透光性インクにより、背景部52が例えば黒色の遮光性インクにより、それぞれ表示パネル50の母材となる薄板状からなる光透過性の基板54の表面に印刷形成される。
光透過部53は、背景部52を形成する遮光性インクを抜き印刷することにより、背景部52が形成されない抜き印刷部分からなり、従って、光透過部53の形成個所においては、基板54が部分的に露出し、導光部材60を通じて導かれた光源80からの照明光を導光部100側に透過できるようになっている。
また、光透過部53の前面には、例えば青色の透光性インクにより着色層(着色手段)55が印刷形成されている。この着色層55は、光源80の発光色(ここでは白色光)とは異なる色調である青色を有するものであり、光透過部53と導光部100との間に挟まれるように表示パネル50の周縁に位置している。
従って、光透過部53と着色層55とによって導光部100を光源80の発光色とは異なる色調に着色させることができ、光源80から発せられる照明光(白色光)が導光部材60を経て導光部100に供給された際には、導光部100に導光された照明光は青色(光源80の発光色とは異なる色調)に着色されるため、導光部100の着色光を導光部材60に備えられる後述する凸目盛部及び計測値表示部51の透過光に対して容易に異ならせることができる。なお、着色層55の色調は、光源80の発光色(白色)と異なる色調であれば、青色に限らず、あらゆる色調を適用することができる。
また、計測値表示部51と光透過部53との間に位置する背景部52箇所には、所定の間隔を有して略矩形状に開口形成される貫通孔からなる複数個の貫通部56が設けられている。これら複数個の貫通部56は、複数個の計測値表示部51に対応するようにそれぞれ設けられ、複数個の貫通部56からは、複数個の前記凸目盛部が視認者側に向けて突出している。
また、図3中、57は、貫通部56の内側となる表示パネル50の表面側に設けられた光学的拡大手段としての微細凹凸部である。具体的には、この場合、微細凹凸部57は、貫通部56の内側であって、導光部材60に備えられる後述する円環部の配設位置に対応するように計測値表示部51及び背景部52の表面側に形成された略同心円状のフレネルレンズ面からなるものである。なお、計測値表示部51や背景部52は基板54の背面に形成してもよく、同様に着色層55も光透過部53(基板54)の背面に形成してもよい。
導光部材60は、透光性合成樹脂からなり、表示パネル50の背面に沿うように配置される略円環状の円環部61と、光源80の発光面と対向するように光源80の真上に位置している立壁部62と、円環部61と立壁部62とを繋ぐ傾斜壁部63と、表示パネル50の各貫通部55を貫通して表示パネル50の前方側に突出している複数個の凸目盛部64とを備えている。
円環部61は、立壁部62及び傾斜壁部63を経て光源80から発せられる照明光を凸目盛部64や光透過部53へと導くためのものである。また、円環部61の前記外縁部分には、立壁部62、傾斜壁部63並びに円環部61を経て光源80から発せられる照明光を主に光透過部53側へと効率よく導くための傾斜面形状からなる反射壁部61aが形成されている。
立壁部62は、略すり鉢状の円筒体にて形成され、その下端面は光源80の発光面と対向している。光源80から発せられる照明光は、前記下端面を通じて立壁部62内に入射し、その後、傾斜壁部63を経て円環部61の前記外縁部分へと放射状に反射導光されるものである。
また、傾斜壁部63の表面側には、立壁部62内に入射した光源80からの照明光を円環部61へと反射導光させるための傾斜面形状からなる反射面63aが設けられている。
透光部である凸目盛部64は、複数個の貫通部56に対応するように設けられ、その個数は複数個の貫通部56の個数と同一となっている。また、個々の凸目盛部64は、速度数字からなる個々の計測値表示部51と対をなすものであり、計測値表示部51の一部を構成している。
指針用光源70は、例えば赤色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、指針40の前記回転中心部に対応するように回路基板10上に複数個実装され、指針40を赤色に発光させる発光体である。
光源80は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、その発光面が導光部材60における立壁部62の前記下端面と対向するように回路基板10上に複数個実装され、各凸目盛部64や各計測値表示部51に照明光(第1の照明光)を供給するとともに、光透過部53を通じて導光部100に照明光(第2の照明光)を供給する発光体である。
そして、この場合、前記第1の照明光が各凸目盛部64や各計測値表示部51に導かれることによって、計測値表示部51や凸目盛部64が白色に発光し、前記第2の照明光が導光部100に導かれることによって導光部100は青色に発光する。
ケース体90は、例えば白色系の合成樹脂からなり、表示パネル50や導光部材60を保持する保持体としての機能、光源70や発光体80を収納するハウジングとしての機能、発光体80からの照明光を前方側に反射させる反射体としての機能を有している。
またケース体90は、発光体80を収納し指針40の前記回転中心部に発光体80からの照明光(赤色光)を供給するための筒状部91と、導光部材60の円環部61を保持する保持部92とを有している。
導光部100は、例えば無色透明の透光性合成樹脂からなり、略円環リング状に形成され、光透過部53に対応するように表示パネル50の前方側に配置(載置)されている。
この導光部100には、光透過部53を透過した照明光を入射する入射面(入射部)101と、この入射面101を通じて導光部100内に導入された照明光を回転軸20側(凸目盛部64側)に向けて反射導光させるための傾斜面形状からなる反射部102と、この反射部102によって反射された照明光を凸目盛部64側に向けて出射させる出射面(出射部)103とが設けられている。
反射部102は、本例の場合、複数個の凸目盛部64に対応するように導光部100に複数個設けられている。具体的には、個々の凸目盛部64の外側において、個々の凸目盛部64と隣接した状態で、個々の凸目盛部64に対応して個々の反射部102が断面略三角形状を有するように設けられている。従って、図4に示すように凸目盛部64の形成されていない領域に対応する導光部100の表面箇所には反射部102は形成されておらず、当該表面箇所の形状は平坦面(フラットな面)となっている。また、反射部102は、出射面103から出射される前記第2の照明光を凸目盛部64を通じて(介して)微細凹凸部57へと反射させる反射面を構成している。
装飾リング110は、ここでの詳細図示は省略するが、透光性合成樹脂材料にて形成された略L字状のリング本体部の表面全体に金属色調の表面処理が施された装飾部材からなり、導光部100を覆い隠すように構成されている。
このような構成において、光源80から発せられる照明光(白色光)は、上述のように立壁部62、傾斜壁部63、円環部61を経て円環部61の前記外縁部分へと放射状に反射導光される。この円環部61の前記外縁部分へと放射状に反射導光された白色光は、各凸目盛部64や各計測値表示部51へと白色光を導入する前記第1の照明光と、光透過部53へと白色光を導入する前記第2の照明光とに大別される。
そして、前記第1の照明光は、各凸目盛部64や各計測値表示部51へと白色光が導入されることで、各凸目盛部64と各計測値表示部51とが白色で発光する。
一方、前記第2の照明光は、光透過部53へと白色光が導入された後、着色層55を透過する際に青色光となり、この青色光が入射面101を通じて導光部100の内部へと導入される。この導光部100の内部へと導入された青色光は、反射部102によって中心側(回転軸20側)に向けて反射され、凸目盛部64を通過した後、凸目盛部64の内壁面Pから表示パネル50に形成された微細凹凸部57に向けて青色出射光として出射される。
この際、凸目盛部64の非形成領域に対応した導光部100の表面箇所には、反射部102が形成されていないことから、当該導光部100の表面箇所を通過する青色光は、その真上にある装飾リング110によって遮られるため、視認者側から視認されることはない。
そして、着色層55によって青色に着色された後、導光部100と凸目盛部64とを経て微細凹凸部57へと至る前記青色出射光は、光学的拡大手段である微細凹凸部57での光反射作用によって、凸目盛部64に連なる(計測値表示部51と重なる)放射状の青色の虚像Vとなって視認者側から視認される(図1参照)。
この青色の虚像Vは、個々の凸目盛部64に連なるように凸目盛部64の内側に略線状に延びた線状光線となっており、この場合、速度計の中心点(回転軸20側)では、光線が尾を引くように延びた先細り状の線状光線となっている。また、凸目盛部64の長手方向に沿い、引き延ばされている(拡大している)かのごとく視認される線状光線である青色の虚像Vは、速度計の中心点(回転軸20側)を中心として見た場合、あたかも花火打ち上げ時の模様を模した放射状の装飾模様となっている。
ここで、凸目盛部64と微細凹凸部57との位置関係に着目すると、回転軸20側に向かうに従い、凸目盛部64の内壁面Pから微細凹凸部57までの距離差が次第に大きくなっている及び当該距離差が大きいほど微細凹凸部57にあたる光量が小さくなることに起因して、青色の虚像Vは、前記距離差が大きいほど、図5に示すように表示パネル50(基板54)の板面から奥まった位置にあるかのように視認者側から視認され、且つ、その濃淡が回転軸20側に向かうに従って(前記距離差が大きいほど)、淡くなるように視認されることから、新規(斬新)な見栄えを実現することが可能となる。
以上のように本実施形態では、所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部56と貫通部56を包囲する光透過部53とが設けられた表示パネル50と、複数個の貫通部56に対応するように設けられる複数個の凸目盛部(透光部)63と、光透過部53に対応するように表示パネル50の前方側に配置される導光部100と、複数個の凸目盛部64に前記第1の照明光を供給するとともに光透過部53を通じて導光部100に前記第2の照明光を供給する光源80とを備え、貫通部56の内側となる表示パネル50の表面側には光学的拡大手段としての微細凹凸部57が設けられ、導光部100には、前記第2の照明光を凸目盛部64を介して微細凹凸部57へと反射させる反射部102が設けられているものである。また、反射部102は、複数個の透光部63に対応するように導光部100に複数個設けられ、微細凹凸部57、同心円状のフレネルレンズ面からなるものである。
従って、従来のように2種類の光源ではなく単一(1つ)の光源80から発せられる白色光を利用して、表示パネル50の計測値表示部51と放射状に形成された青色の虚像Vとの双方を発光表示させることができ、しかも、青色の虚像Vは、前記距離差が大きいほど表示パネル50(基板54)の板面から奥まった位置にあるかのように視認者側から視認され、且つ、その濃淡が前記距離差が大きいほど淡くなるように視認されることから、コスト上昇を抑制しながら(光源の個数を必要最小限としつつ)新規な見栄えを実現することが可能な表示装置を提供することができる。
また本実施形態では、光透過部53には、光源80の発光色とは異なる色調を有する着色層55が形成されていることにより、導光部100に導光される前記第2の照明光を着色層55によって光源80の発光色(白色)とは異なる色に容易に着色することができ、計測値表示部51と導光部100とを異なる色で発光させる際に有利である。なお、着色層55は、必要に応じて廃止してもよく、この場合、放射状の虚像Vは、光源80の発光色である白色で発光表示される。
また本実施形態では、光透過部53に光源80の発光色とは異なる色調を有する青色の着色層55を設けた例について説明したが、例えば着色層55を廃止するとともに、導光部100自体が青色等に着色された透光性着色部材(つまり導光部100が光源80の発光色とは異なる色調を有する透光性着色部材からなる)場合であっても、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また本実施形態では、凸目盛部64を有する導光部材60とは別部材である導光部100を用いて放射状の虚像Vが発光表示される例について説明したが、例えば本発明の第2実施形態として図6に示すように導光部100が導光部材に一体的に形成されているような構成であってもよい。
このとき、導光部材120は、前記第1実施形態にて採用した円環部61、立壁部62、複数個の凸目盛部64、並びに前記第1実施形態にて採用した導光部100と同一形状、同一機能を有する導光部121を有する構成となっている。なお、この第2実施形態において、放射状に形成される虚像Vの発光色は、光源80の発光色とは同色(例えば白色)となる。
また本実施形態では、貫通部56の内側となる表示パネル50の表面側に微細凹凸部57が設けられている例について説明したが、例えば本発明の第3実施形態として図7に示すように、微細凹凸部57を廃止し、貫通部56の内側となる表示パネル50の表面側に無色透明な透光性合成樹脂からなる略円環板状の透光部材130を配設し、この透光部材130の背面に前記第1実施形態にて採用した微細凹凸部57と同一機能を有する光学的拡大手段としての微細凹凸部131を形成してもよい。
この場合、導光部100に備えられる反射部102は、前記第2の照明光を各凸目盛部64を介して透光部材130の微細凹凸部131へと反射させる反射面としての機能を有し、導光部100と凸目盛部64とを経て透光部材130に備えられる微細凹凸部131へと至る前記青色出射光は、前記第1実施形態と同様に光学的拡大手段である微細凹凸部131での光反射作用によって、凸目盛部64に連なる放射状の青色の虚像Vとなって視認者側から視認される。
なお、当該第3実施形態において、微細凹凸部131は透光部材130の背面ではなく視認者側となる透光部材130の前面に形成してもよい。また、当該第3実施形態において、着色層55は、必要に応じて廃止してもよく、この場合、放射状の虚像Vは、光源80の発光色である白色で発光表示される。
また前記第1、第3実施形態では、凸目盛部64を有する導光部材60とは別部材である導光部100を用いて放射状の虚像Vが発光表示される例について説明したが、例えば本発明の第4実施形態として図8に示すように導光部100が、前記第2実施形態のように導光部材120と一体的に形成されているような構成であってもよい。
このとき、導光部材120は、前記第1〜第3実施形態にて採用した円環部61、立壁部62、複数個の凸目盛部64、並びに前記第2実施形態にて採用した導光部121を有する構成となっている。なお、この第4実施形態において、放射状に形成される虚像Vの発光色は、光源80の発光色と同色(例えば白色)となる。
10 回路基板
40 指針
50 表示パネル
51 計測値表示部
52 背景部
53 光透過部
55 着色層(着色手段)
56 貫通部
57、131 微細凹凸部(光学的拡大手段)
60、120 導光部材
61 円環部
61a 反射壁部
62 立壁部
64 凸目盛部(透光部)
80 光源
90 ケース体
100、121 導光部
101 入射面(入射部)
102 反射部
103 出射面(出射部)
130 透光部材
V 虚像

Claims (8)

  1. 所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、
    前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と、
    前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部と、
    前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、
    前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段が設けられ、
    前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、
    前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部とを有する導光部材と、
    前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、
    前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段が設けられ、
    前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする表示装置。
  3. 所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、
    前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と、
    前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部と、
    前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、
    前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段を備えた透光部材が配設され、
    前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする表示装置。
  4. 所定の間隔を有して開口形成される複数個の貫通部と前記貫通部を包囲する光透過部とが設けられた表示パネルと、
    前記複数個の貫通部に対応するように設けられる複数個の透光部と前記光透過部に対応するように前記表示パネルの前方側に配置される導光部とを有する導光部材と、
    前記複数個の透光部に第1の照明光を供給するとともに前記光透過部を通じて前記導光部に第2の照明光を供給する光源とを備え、
    前記貫通部の内側となる前記表示パネルの表面側には光学的拡大手段を備えた透光部材が配設され、
    前記導光部には、前記第2の照明光を前記透光部を介して前記光学的拡大手段へと反射させる反射部が設けられていることを特徴とする表示装置。
  5. 前記反射部は、前記複数個の透光部に対応するように前記導光部に複数個設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のうち何れか1つに記載の表示装置。
  6. 前記光透過部には、前記光源の発光色とは異なる色調を有する着色手段が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3記載の表示装置。
  7. 前記導光部は、前記光源の発光色とは異なる色調を有する透光性着色部材からなることを特徴とする請求項1または請求項3記載の表示装置。
  8. 前記光学的拡大手段は、同心円状のフレネルレンズ面からなることを特徴とする請求項1から請求項4のうち何れか1つに記載の表示装置。
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