JP5181655B2 - 計器 - Google Patents

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Description

本発明は、光透過性を有する略円盤状の指針盤を備えた計器に関するものである。
従来、文字盤に形成された文字や目盛等の指標部と、指針とをオーバーラップさせて視認させることができる光透過性の指針盤を備えた計器が開示されている(特許文献1を参照)。
これは、指標部と貫通孔とが形成された文字盤と、文字盤の貫通孔内に配置された回転シャフトに固定されて文字盤の前面に沿って回転する光透過性を有する円盤状の指針盤と、指針盤の内部に光を入射させる発光ダイオード等の光源とを備える。指針盤には、指標部を指示する指針部が形成され、この指針部が、指針盤の内部に入射した光によって発光するように構成されている。また、指針盤の前面に遮光性の遮光キャップを取り付けて、上記貫通孔を通して指針盤を透過する光源の光が目視されないようにしている。
特開2006−267081号公報
しかしながら、上記従来例においては、貫通孔を通過した発光ダイオードからの光の一部が、指針盤の裏面と文字盤の前面との間で交互に複数回多重反射し、この反射光が、文字盤の前面で反射する。この反射光が指針盤を透過して、ぼやけた漏光(ハレーション)として視認されるため、見映えが低下する。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、光透過性を有する略円盤状の指針盤を備えた計器において、指針盤の裏面と文字盤の前面との間で反射して外部へ漏れる光りを抑えることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の計器は、指標部と貫通孔とが設けられた文字盤と、貫通孔内に回転中心軸を有する回転シャフトに固定されて文字盤の前面に沿って回転する光透過性を有する略円盤状の指針盤であって、貫通孔を通して指針盤内部に光を入射させる受光面と、指標部を指示する指針部と、を有する指針盤と、受光面の背後側に配置され、受光面から指針盤の内部に光を入射させて指針部を発光させる光源と、指針盤の前面に取り付けられ、貫通孔を遮蔽する遮光性の遮光キャップと、光源と受光面の間に配置されて、受光面と貫通孔との間の第1間隙を遮蔽する遮光部と、文字盤の前面において遮光キャップの外周端より内側となる範囲に設けられ、光を散乱させて反射する第1光散乱部と、を備え、指針盤の裏面は、光源が発した光のうち受光面と遮光部との間の第2間隙から第1間隙に入射し且つ当該第1間隙を通過した光を、第1光散乱部内に反射することを特徴とする。
この構成では、受光面と貫通孔との間の第1間隙を遮蔽する遮光部を、光源と受光面の間に配置するため、遮光部によって光源が発した光が第1間隙を通して貫通孔を通過し、指針盤の裏面へ到達することを抑えることができる。このため、指針盤の裏面へ到達した光が、指針盤の裏面と文字盤の前面との間で交互に複数回反射し、文字盤の前面で反射して指針盤を透過することを抑えることができる。
加えてこの構成では、光源が発した光のうち受光面と遮光部との間の第2間隙から第1間隙に入射し且つこの第1間隙を通過した光を、指針盤の裏面が第1光散乱部内に反射するため、この入射光が、第1光散乱部内に反射されて、多方向に散乱される。このため、この入射光が、指針盤の裏面と文字盤の前面との間で交互に複数回反射し、文字盤の前面で反射して指針盤を透過する確率を低下できる。また、この構成では、文字盤の前面において遮光キャップの外周端より内側に第1光散乱部を設けるため、第1光散乱部による散乱光が指針盤を透過することを抑えることができる。
請求項に記載の計器は、指針盤の裏面において、光源が発した光のうち第2間隙から裏面に入射した光を第1光散乱部内に反射する部位に、光を散乱させて反射する第2光散乱部設けられることを特徴とする。
この構成では、光源が発した光のうち第2間隙から入射した光を、第2光散乱部と第1光散乱部の両方で散乱させるため、この入射光が、指針盤の裏面と文字盤の前面との間で交互に複数回反射し、文字盤の前面で反射する確率をさらに低下できる。したがって、遮光キャップより外側での漏光をさらに抑えることができる。
請求項に記載の計器は、文字盤が固定されるケースと、文字盤に形成された開口に挿通される円筒部を有すると共に、ケースに文字盤を固定させる固定ホルダと、を備え、円筒部の内部空間、貫通孔とされ、遮光部、固定ホルダの一部として円筒部内に形成されることを特徴とする。
この構成では、ケースに文字盤を固定させる固定ホルダを利用して貫通孔と遮光部とを設けているため、新たに専用部品を追加しないで請求項1の効果を得ることができる。
請求項に記載の計器は、文字盤が固定されるケースと、ケースに文字盤を固定させる固定ホルダであって、文字盤に形成された開口に挿通される円筒部と、円筒部の一端に設けられると共に文字盤の前面のうち開口の外周側と当接する円環部とを有する固定ホルダと、を備え、円筒部の内部空間、貫通孔とされ、遮光部、固定ホルダの一部として円筒部内に形成され円環部の外周端は、遮光キャップの外周端より内側に配され、第1光散乱部は、円環部の前面に形成されることを特徴とする。
この構成では、ケースに文字盤を固定させる固定ホルダを利用して第1光散乱部と貫通孔と遮光部とを設けているため、新たに専用部品を追加しないで請求項およびの効果を得ることができる。
請求項に記載の計器は、文字盤に形成された開口、貫通孔とされることを特徴とする。
この構成では、文字盤を利用して貫通孔設けられているため、新たに専用部品を追加しないで請求項1および2の効果を得ることができる。
請求項に記載の計器は、文字盤に形成された開口、貫通孔とされ、文字盤の前面における開口の端部、貫通孔の端部とされることを特徴とする。
この構成では、文字盤を利用して貫通孔の端部設けられているため、新たに専用部品を追加しないで請求項およびの効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、図中の互いに同一若しくは均等である部分に、同一符号を付している。
(第1実施形態)
コンビネーションメータ100は、自動車の車室内の運転席前方に設けたインストルメントパネル内に配置され、自車両の各種情報を表示する。コンビネーションメータ100は、図1に示すように自車両の走行速度を表示するスピードメータ1を備える。スピードメータ1は、文字21と目盛22が設けられた文字盤2と、文字21と目盛22を指示する指針部31を有すると共に光透過性を有する円盤状の指針盤3と、文字盤2の背後に配置されると共に指針盤3の内部に光を入射させて指針部31を発光させる発光ダイオード41と、を備える。
指針盤3は、回転中心軸341A(図2)を中心として、文字盤2の前面24(図2)に沿って、自車両の走行速度に応じて所定角度回転する。指針部31は、図1に示すように、回転中心軸341Aから径方向に延びている。指針盤3の回転に伴って、発光している指針部31は、走行速度に応じて所定角度回転して、走行速度に応じた文字21と目盛22を指示することにより、自車両の走行速度を表示する。文字21の全部と目盛22の一部は、図1に示すように、光透過性を有する円盤状の指針盤3を通して視認できる。
スピードメータ1は、請求項に記載の計器に相当し、文字21と目盛22は、請求項に記載の指標部に相当し、発光ダイオード41は、請求項に記載の光源に相当する。
文字盤2は、図2〜4に示す固定ホルダ6によってケース5に固定される。固定ホルダ6は、円筒部61と遮光部62と円環部63と2個の掛止部とを備え、例えば黒色に着色されたポリアセタール樹脂等の遮光性の樹脂から、一体的に形成される。円筒部61は、文字盤2に形成された開口23に挿通され、円筒部61の内部空間611を、文字盤2に設けられた貫通孔とする。
円環部63は、円筒部61の一端(図4において上側の端部)に設けられ、文字盤2の前面24のうち開口23の外周側と当接する。光を散乱させて反射する第1光散乱部64を、例えば、微細な凹凸が形成されたシボ面を、図4に示すように、円環部63の前面631に形成する。円筒部61の他端側(図4において下側の端部側)の円筒部61内には、円環状で遮光性の遮光部62が設けられる。掛止部65は、ケース5の被掛止部に引っ掛ける爪651を備え、図2と図4に示すように、被掛止部に引っ掛けた爪651と円環部63とによって、文字盤2とケース5とを挟み込んで、ケース5に文字盤2を固定させる。
指針盤3は、COP(シクロオレフィンポリマー)から略円盤状に形成され、図2に示すように、指針盤3の中央部が円筒部61の内部空間611に延び、その中央部の先端に受光面32が形成される。受光面32は、内部空間611を通して指針盤3内部に光を入射させ、受光面32と発光ダイオード41の間に、発光ダイオード41の発した光を受光面32へ導いて受光面32から指針盤3の内部に入射させる導光プリズム43を設ける。図6に示す光路P10にしたがって受光面32から指針盤3の内部に入射した光は、図1に示す光路P1にしたがって、指針盤3の外周部332で反射し、この反射光が指針部31に到達して指針部31を発光させる。この反射光を指針部31に効率的に到達させる反射部を、外周部332に形成している。
指針盤3の中央部から外周部332に向かって延びるように形成された指針部31は、図5に示すように、裏面331に対して傾斜する2つの反射面311を備え、断面が三角形となる溝として形成される。反射面311は、視認者側(図5の左側)を向いて傾斜しているため、図5に示す光路P11にしたがって、指針盤3内部を進行する光を反射し、反射光を視認者側に出射する。これにより、視認者に指針部31が1本の光の筋として認識させることができる。
遮光キャップ35は、例えば黒色に着色されたポリアセタール樹脂等の遮光性の樹脂から形成され、図2に示すように、指針盤3の前面330に取り付けられて、円筒部61の内部空間611を遮蔽する。これにより、遮光キャップ35は、発光ダイオード41の発した光が、円筒部61の内部空間611を通過し、指針盤3を透過することを抑えることができる。遮光キャップ35は、中央部に文字盤2の方向に突出するボス部350を有し、指針盤3に形成された嵌合穴333にボス部41を嵌合させて、遮光キャップ35を指針盤3の前面330に取り付ける。
指針盤3は、内部空間611内に回転中心軸341Aを有する回転シャフト341に固定される。具体的に、遮光キャップ35のボス部350に形成された圧入穴に回転シャフト341を圧入して、指針盤3の前面330に取り付けられた遮光キャップ35を回転シャフト341に固定し、これにより、指針盤3を回転シャフト341に固定する。回転シャフト341は、ムーブメント34によって回転駆動され、これにより、指針盤3は、文字盤2の前面24に沿って回転する。ムーブメント34は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機などの電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(スピードメータ1の場合は、自動車の走行速度信号)に対応した角度だけシャフト341を回転させるものである。
発光ダイオード41、ムーブメント34、および、文字盤2の文字21と目盛22を透過照明する発光ダイオード42は、プリント基板7に実装される。
以下、本発明の特徴である、遮光キャップ35より外側での漏光を抑える構成について、図6と図7に基づいて説明する。
固定ホルダ6の一部として円筒部61内に形成された遮光部62は、図6に示すように、発光ダイオード41と受光面32の間に配置され、受光面32と内部空間611の間隙(以下、第1間隙と称する)を遮蔽する、即ち、発光ダイオード41が発した光のうち受光面32より外側から内部空間611を通過して指針盤3の裏面331へ到達する光を、つまり、光路P21の光を遮る。遮光部62を設けない場合、光路P21の光は、指針盤3の裏面331と文字盤2の前面24との間で交互に複数回反射し、この反射光が、遮光キャップ35より外側(図6において右側)において文字盤2の前面24で反射し、この反射光が指針盤3を透過する。この透過光は、遮光キャップ35より外側でぼやけた漏光(ハレーション)として視認されるため、スピードメータ1の見映えが低下するという問題が生じる。
これに対して、本実施形態では、遮光部62によって光路P21の光を遮っているため、光路P21の光によって生じる遮光キャップ35より外側での漏光を抑えることができる。また、受光面32の背後側(図6において下側)に配置された発光ダイオード41と受光面32の間に遮光部62を配置しているため、遮光部62を指針盤3と干渉させないようにできる。また、ケース5に文字盤2を固定させる固定ホルダ6を利用して遮光部62を設け、円筒部61の内部空間611を文字盤2に設けられた貫通孔としているため、新たに専用部品を追加しないで上述の効果を得ることができる。
第1光散乱部64は、図7に示すように、文字盤2の前面24側において遮光キャップ35の外周端351より内側(図7の左側)に設けられる。具体的に、文字盤2の前面24のうち開口23の外周側(図7の右側)と当接する円環部63の外周端632を、遮光キャップ35の外周端351より内側に配置し、第1光散乱部64を円環部63の前面631に形成する。
また、発光ダイオード41が発した光のうち受光面32と遮光部62の間隙(以下、第2間隙と称する)から入射し、且つ、第1間隙を通過した光を、即ち、受光面32の外周端321と遮光部62の内周端621の間隙から入射した光を、つまり、第1光路P31と第2光路P32の間の光路の光を、指針盤3の裏面331が第1光散乱部64内に反射するように構成する。
具体的に、受光面32の外周端321と円筒部61の内周端612とを結ぶ第1光路P31の光を、光路P41に示すように指針盤3の裏面331が第1光散乱部64内に反射するように、外周端321と内周端612との配置関係を設定する。また、遮光部62の内周端621と内周端612とを結ぶ第2光路P32の光を、光路P42に示すように指針盤3の裏面331が第1光散乱部64内に反射するように、内周端621、612の配置関係を設定する。このため、第1光路P31と第2光路P32の間の光路の光も、指針盤3の裏面331が第1光散乱部64内に反射させることができる。
ここで、発光ダイオード41が発した光のうち、第1間隙を通して内部空間611を通過して指針盤3の裏面331へ到達する光が、遮光部62によって遮られるが、発光ダイオード41が発した光のうち例えば周囲で反射した間接光等が、第2間隙から入射して、指針盤3の裏面331へ到達する可能性がある。この可能性のある光である、第1光路P31と第2光路P32の間の光路の光は、第1光散乱部64内に反射されて、多方向に散乱される。したがって、この散乱光が、指針盤3の裏面331と文字盤2の前面24との間で交互に複数回反射し、この反射光が、遮光キャップ35(外周端351)より外側(図7において右側))へ到達する確率が低下する。このため、この反射光が、遮光キャップ35より外側において文字盤2の前面24で反射することを抑えることができる。したがって、この反射光が指針盤3を透過して遮光キャップ35より外側での漏光となることを抑えることができるため、遮光キャップ35より外側での漏光をより抑えることができる。
また、文字盤2の前面24側において遮光キャップ35の外周端351より内側に第1光散乱部64を設けているため、第1光散乱部64による散乱光を指針盤3を通して視認させないようにできるため、遮光キャップ35より外側での漏光をより抑えることができる。
また、ケース5に文字盤2を固定させる固定ホルダ6を利用して第1光散乱部64を設け、文字盤2に設けられた貫通孔の端部を固定ホルダ6の内周端612としているため、新たに専用部品を追加しないで上述の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、図8と図9に示すように、例えば黒色に着色されたポリアセタール樹脂等の遮光性の樹脂から形成されると共に、光を散乱させて反射する第2光散乱部361が形成された裏面キャップ36を、指針盤3の裏面331に追加する。2個または3個の突出部352を遮光キャップ35に設け、指針盤3の穴部と裏面キャップ36の穴部の両方に突出部352を挿通し、突出部352の先端に熱かしめ加工して、指針盤3と遮光キャップ35と裏面キャップ36とを固定する。
図9に示すように、指針盤3の裏面331において、第2間隙(裏面キャップ36の下側外周端363と遮光部62の内周端621の間隙)から入射した光を、即ち、第1光路P51と第2光路P52の間の光路の光を、第1光散乱部64内に反射する部位に、第2光散乱部361を設ける。つまり、指針盤3の裏面331側において、裏面キャップ36の下側外周端363と円筒部61の内周端612とを結ぶ第1光路P51の光と、遮光部62の内周端621と円筒部61の内周端612とを結ぶ第2光路P52の光と、第1光路P51と第2光路P52の間の光路の光とを、光路P61、P62に示すように第1光散乱部64内に反射する部位に、第2光散乱部361を設ける。
具体的に、第2光散乱部361を、遮光キャップ35の外周端351より内側(図9において左側)に設け、第2光散乱部361の内周端を、第1光散乱部64の内周端と同じか、または、第1光散乱部64の内周端より内側に配置し、第2光散乱部361の外周端を、第1光散乱部64の外周端と同じか、または、第1光散乱部64の外周端より外側(図9において右側)に配置する。
このため、第1光路P51の光と第2光路P52の光とこれらの間の光路の光は、第2光散乱部361と第1光散乱部64の両方で散乱される。このため、この散乱光が、指針盤3の裏面331と文字盤2の前面24との間で交互に複数回反射し、この反射光が、遮光キャップ35より外側(図9において右側)へ到達する確率がより低下する。このため、この反射光が、遮光キャップ35より外側において文字盤2の前面24で反射することをより抑えることができる。したがって、この反射光が指針盤3を透過して遮光キャップ35より外側での漏光となることをより抑えることができるため、遮光キャップ35より外側での漏光をさらに抑えることができる。
上述の実施形態では、文字盤2に設けられる貫通孔(内部空間611)と遮光部62と第1光散乱部64とを、ケース5に文字盤2を固定させる固定ホルダ6を利用して設け、第2光散乱部361を、指針盤3の裏面331に固定される裏面キャップ36を利用して設けたが、これに限らない。
例えば、文字板2に形成された開口23を、文字盤2に設けられる貫通孔とし、文字盤2の前面24において遮光キャップ35の外周端351より内側に第1光散乱部64に相当する光散乱部を形成し、遮光部62に相当する遮光部をケース5に形成することも可能である。この場合、固定ホルダ6を利用しないでケース5に文字盤2を固定させる構成とする。また、第2光散乱部361に相当する光散乱部を、指針盤3の裏面331に直接形成することも可能である。この場合、図6に示す光路P10に影響を与えないようにするため、指針盤3の裏面331に直接シボ面を形成しないで、例えば、シボ面を有するシボ層を指針盤3の裏面331に形成する。これにより、構成を簡素化しつつ、上述の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態によるスピードメータの正面図である。 図1中のII−II線の断面図である。 図2中の固定ホルダの平面図である。 図3中のIV−IV線の断面図である。 図1中のV−V線の断面図である。 図2中のVI部の拡大断面図である。 図6の追加説明図である。 本発明の第2実施形態によるスピードメータの断面図である。 図8中のIX部の拡大断面図である。
符号の説明
100 コンビネーションメータ、1 スピードメータ(計器)、2 文字盤
21 文字(指標部)、22 目盛(指標部)、23 開口(貫通孔)、24 前面
3 指針盤、31 指針部、311 反射面、32 受光面、321 外周端
330 前面、331 裏面、332 外周部、333 嵌合穴、34 ムーブメント
341 回転シャフト、341A 回転中心軸、35 遮光キャップ、350 ボス部
351 外周端、352 突出部、36 裏面キャップ、361 第2光散乱部
362 裏面、363 下側外周端、364 外周端、41 発光ダイオード(光源)
42 発光ダイオード、43 導光プリズム、5 ケース、51 被掛止部
6 固定ホルダ、61 円筒部、611 内部空間(貫通孔)、612 内周端(端部)
62 遮光部、621 内周端、63 円環部、631 前面、632 外周端
64 第1光散乱部、65 掛止部、651 爪、7 プリント基板

Claims (6)

  1. 指標部と貫通孔とが設けられた文字盤と、
    前記貫通孔内に回転中心軸を有する回転シャフトに固定されて前記文字盤の前面に沿って回転する光透過性を有する略円盤状の指針盤であって、前記貫通孔を通して指針盤内部に光を入射させる受光面と、前記指標部を指示する指針部と、を有する指針盤と、
    前記受光面の背後側に配置され、前記受光面から前記指針盤の前記内部に光を入射させて前記指針部を発光させる光源と、
    前記指針盤の前面に取り付けられ、前記貫通孔を遮蔽する遮光性の遮光キャップと、
    前記光源と前記受光面の間に配置されて、前記受光面と前記貫通孔との間の第1間隙を遮蔽する遮光部と
    前記文字盤の前記前面において前記遮光キャップの外周端より内側となる範囲に設けられ、光を散乱させて反射する第1光散乱部と、を備え
    前記指針盤の裏面は、前記光源が発した光のうち、前記受光面と前記遮光部との間の第2間隙から前記第1間隙に入射し且つ当該第1間隙を通過した光を、前記第1光散乱部内に反射することを特徴とする計器。
  2. 前記指針盤の前記裏面において、前記光源が発した光のうち前記第2間隙から当該裏面に入射した光を前記第1光散乱部内に反射する部位に、光を散乱させて反射する第2光散乱部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の計器。
  3. 前記文字盤が固定されるケースと、
    前記文字盤に形成された開口に挿通される円筒部を有すると共に、前記ケースに前記文字盤を固定させる固定ホルダと、を備え、
    前記円筒部の内部空間が、前記貫通孔とされ、
    前記遮光部は、前記固定ホルダの一部として前記円筒部内に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の計器。
  4. 前記文字盤が固定されるケースと、
    前記ケースに前記文字盤を固定させる固定ホルダであって、前記文字盤に形成された開口に挿通される円筒部と、前記円筒部の一端に設けられると共に前記文字盤の前記前面のうち前記開口の外周側と当接する円環部とを有する固定ホルダと、を備え、
    前記円筒部の内部空間が、前記貫通孔とされ、
    前記遮光部は、前記固定ホルダの一部として前記円筒部内に形成され、
    前記円環部の外周端は、前記遮光キャップの外周端より内側に配置され、
    前記第1光散乱部は、前記円環部の前面に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の計器。
  5. 前記文字盤に形成された開口が、前記貫通孔とされることを特徴とする請求項またはに記載の計器。
  6. 前記文字盤に形成された開口、前記貫通孔とされ、
    前記文字盤の前記前面における前記開口の端部が、前記貫通孔の端部とされることを特徴とする請求項1または2に記載の計器
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