JP5578918B2 - 導光板及びそれを備えた指針計器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、指針によって指示される透光性意匠が設けられた文字板を、その背面から照らすための導光板、及び、このような導光板を備えた指針計器に関するものである。
車両、船舶などの移動体には、各種の計測ユニットが計測した複数の情報を、移動体の運転者等の乗員に対し表示する指針計器が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の指針計器として、例えば、移動体としての車両の速度を表示する速度メータや、エンジンの回転数を表示するタコメータ、燃料の残量を表示する燃料計、又は、エンジンの冷却水の温度を表示する水温計などが挙げられる。
図21に、従来の指針計器である速度メータ801を示す。この速度メータ801は、速度を示す数字や目盛などの透光性意匠を備えた略円状の文字板804と、文字板804の背面に配置されるケース805と、前面に複数の光源861が配設されるとともに背面に回動内機807が設けられて、その前面をケース805の背面側に重ねて配置される基板806と、基板806、ケース805及び文字板804を順次貫通する回動内機807の指針軸872の先端に固定され、文字板804の前面に沿って回動可能に配置された指針部材808と、ケース805に収容されるとともに文字板804の背面に間隔をあけて配置された導光板809と、文字板804と導光板809との間に配置されたプリズムシート810と、を備えている。導光板809は、平面視円弧状の平板からなる発光部891と、発光部891の内縁891eに沿って連接されるとともに、該内縁891eから略垂直方向に延びるように形成された略半円筒状の導光部892と、を備えている。プリズムシート810は、導光板809の発光部891の平面視形状と略同一に形成されている。なお、各部材の配置等については、便宜上、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を用いて説明する。
複数の光源861は、基板806の前面に円弧状に等間隔で配設され、それらの正面方向がZ軸方向と平行になるように配置される。文字板804は、XY平面と平行に配置される。導光板809の発光部891は、XY平面と略平行に配置され、導光板809の導光部892は、基板806に向かいZ軸方向に沿って延びるように配置される。
導光部892の先端には、円弧状に配設された複数の光源861と相対して配置され、これら複数の光源861の光が入光される入光面892aが設けられている。また、発光部891の一方の面(以下、前面)891aは、プリズムシート810を間に挟んで文字板804の背面と相対して配置されており、発光部891の他方の面(以下、裏面)891bには、図22に示すように、発光部891の周方向に沿う断面V字状の複数の溝897を有する反射部893が設けられている。反射部893に設けられたこれら複数の断面V字状の溝897は、発光部891の内縁891eから外縁891fに向かう方向(即ち、半径方向)に沿って互いに間隔をあけて配置されている。これら複数の断面V字状の溝897の間には、平面状の反射面896が設けられている。そして、各図に示すように、光源861から入光面892aに入光された光は、導光部892及び発光部891を光路として、導光部892をZ軸方向に沿って進むとともに、発光部891を半径方向に沿って進み、反射部893によって前面891aに向けて反射されて、この前面891aからプリズムシート810に向けて出光される。
このとき、導光板809においては、図22に示すように、発光部891を進む光が、反射面896と複数の断面V字状の溝897とによって、発光部891の前面891aに対して傾斜した方向に向けて反射されるとともに前面891aから斜め方向に出光され、そして、文字板804と導光板809との間に設けたプリズムシート810によって、この前面891aから出光された光の進行方向を文字板804に対して直交するように屈折(即ち、矯正)して、文字板804の背面に入射させる。これにより、文字板804に設けられた透光性意匠が発光するとともに、正面方向から見たときの光の強度を十分に確保することができた。
特開2003−194594号公報
しかしながら、このような速度メータ801は、透光性意匠を正面方向から見たときの光の強度を十分に確保するために、導光板891の前面891aから出光される光の進行方向を矯正するためのプリズムシート810を設ける必要があるので、部品点数が多くなり、製造コストの低減を妨げてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、光の進行方向を矯正するための部材を用いることなく、正面方向の光の強度を十分に確保できる導光板、及び、このような導光板を備える指針計器を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、透光性意匠が設けられた文字板と重ねて配置される発光部と、前記発光部に連接された、光源の光が入光される入光面を備えた、導光部と、前記導光部によって前記発光部に導かれた光を前記発光部の前記文字板と相対する一方の面に向けて反射する、前記発光部における前記一方の面と相対する他方の面に設けられた、反射部と、を備えた導光板において、前記反射部には、前記発光部を進む光の進行方向に交差して且つ幅方向に互いに接して配置された前記他方の面に凸又は凹の複数の線条部からなる反射体が、互いに間隔をあけて複数設けられ、前記複数の線条部が、入射された光を、前記一方の面寄りに向けて屈折させながら透過させたのち前記文字板に直交する方向に向けて反射するように形成されていることを特徴とする導光板である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記反射部が、前記光源から遠ざかるにしたがって、前記他方の面の単位面積当たりに占める前記反射体の平面視面積の割合が大きくなるように設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記反射体における前記発光部を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所に配置された部分には、該反射体の前記線条部に幅方向に互いに接して配置される1又は複数の補助線条部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、上記目的を達成するために、透光性意匠が設けられた文字板と、前記文字板の背面に重ねて配置された導光板と、を備える指針計器において、前記導光板として、請求項1〜3のいずれか一項に記載の導光板を備えていることを特徴とする指針計器である。
請求項1に記載された発明によれば、発光部に設けられた反射部には、前記発光部を進む光の進行方向に交差して且つ幅方向に互いに接して配置された前記他方の面に凸又は凹の複数の線条部からなる反射体が、互いに間隔をあけて複数設けられ、そして、これら複数の線条部が、入射された光を、前記一方の面寄りに向けて屈折させながら透過させたのち前記文字板に直交する方向に向けて反射するように形成されているので、発光部を進む光を反射部によって屈折及び反射して、前記一方の面から文字板に直交する方向に向けて出光させることができ、そのため、プリズムシートなどの光の進行方向を矯正するための部材を用いることなく、正面方向の光の強度を十分に確保できる。
請求項2に記載された発明によれば、反射部が、光源から遠ざかるにしたがって、前記他方の面の単位面積当たりに占める前記反射体の平面視面積の割合が大きくなるように設けられているので、反射体の平面視面積に比例して反射体で反射される光が増加して、反射部における光源から遠く離れた部分から出光される光の強度と、該部分より光源に近い部分から出光される光の強度と、の差を小さくすることができ、発光部の前記一方の面から出光される光の強度ムラを防ぐことができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記反射体における前記発光部を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所に配置された部分には、該反射体の前記線条部に幅方向に互いに接して配置される1又は複数の補助線条部が設けられている。上述したような指針計器に用いられる光源として、一般的に発光ダイオードが用いられる。発光ダイオードは、半導体からなる発光素子と、該発光素子を封止する透光性樹脂と、を備えており、この透光性樹脂には、発光ダイオードの正面方向の光の強度を高めるためのレンズなどの集光構造が設けられている。そのため、発光ダイオードからなる光源は、正面方向については高い光の強度を確保できるものの、正面方向から外れるにしたがって光の強度が低下してしまい、これにより、導光板において、発光部を進む光の強度に不均一が生じて、発光部の前記一方の面から出光される光の強度にムラが生じてしまうという問題があったが、本発明では、上述した補助線条部が設けられているので、発光部を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所において、補助線条部によってより多くの光を文字板に直交する方向に向けて反射して前記一方の面から出光でき、そのため、該箇所に対応する発光部の前記一方の面から出光される光の強度を、他の箇所と同様にすることができ、発光部の前記一方の面から出光される光の強度ムラを防ぐことができる。
請求項4に記載された発明によれば、透光性意匠が設けられた文字板と、前記文字板の背面に重ねて配置された導光板と、を備える指針計器において、前記導光板として、請求項1〜3のいずれか一項に記載の導光板を備えているので、導光板の発光部を進む光を反射部によって屈折及び反射して、前記一方の面から文字板に直交する方向に向けて出光させることができ、そのため、プリズムシートなどの光の進行方向を矯正するための部材を用いることなく、正面方向の光の強度を十分に確保でき、部品点数を削減して、製造コストを低減することができる。
本発明の第1の実施形態の速度メータの正面図である。 図1のK−K線に沿う断面図である。 図1の速度メータが備える導光板及び配線板の斜視図である。 図3の導光板に設けられる反射体の構成及びこの反射体によって光が屈折及び反射される様子を模式的に示す断面図であり、(a)は、反射体が2つの凸条で構成されている場合を示し、(b)は、反射体が3つの凸条で構成されている場合を示し、(c)は、反射体が4つの凸条で構成されている場合を示す。 (a)は、反射体が備える複数の凸条の形状の決定する方法を説明する図であり、(b)は、反射体によって反射された光が進む範囲を説明する図である。 断面形状が同一の複数の凸条で構成された反射体において、さらに断面形状が同一の凸条を追加した場合に、光が屈折及び反射される様子を模式的示す断面図であり、(a)は、2つの凸条で構成されている反射体に3つ目の凸条を追加した場合を示し、(b)は、3つの凸条で構成されている反射体に4つ目の凸条を追加した場合を示し、(c)は、4つの凸条で構成されている反射体に5つ目の凸条を追加した場合を示す。 (a)は、図3の導光板に設けられる反射部の構成(反射体間隔が異なる)を示す断面図であり、(b)は、(a)に示す反射部の第1の変形例の構成(凸条の大きさが異なる)を示す断面図であり、(c)は、(a)に示す反射部の第2の変形例の構成(凸条の数が異なる)を示す断面図である。 (a)は、図3の導光板に設けられる反射部が備える反射体の形状(連続形状)を示す斜視図であり、(b)は、(a)に示す反射体の第1の変形例の形状(離散形状)を示す斜視図である。 (a)は、図3の導光板に設けられる反射部が備える反射体の第1の変形例の配置(矩形配置)を示す斜視図であり、(b)は、(a)に示す反射体の第2の変形例の配置(六方格子状配置)を示す斜視図であり、(c)は、(a)に示す反射体の第3の変形例の配置(ランダム配置)を示す斜視図であり、(d)は、(a)に示す反射体の第4の変形例の配置(反射体の凸条の数が異なる)を示す斜視図である。 (a)は、図3の導光板に設けられる反射部の反射体を構成する凸条の第1の変形例の断面形状(四角形)を示す断面図であり、(b)は、上記凸条の第2の変形例の断面形状(先端の向きが異なる)を示す断面図であり、(c)は、上記凸条の第3の変形例の断面形状(大きさが異なる)を示す断面図である。 図3の導光板の発光部を進む光を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態の速度メータの断面図である。 図12の導光板が備える導光部品の背面図である。 図12の導光板の背面図である。 図13の導光部品の第1部分を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所を模式的に示す背面図である。 (a)は、図12の導光部品が備える反射部の反射体に設けられる補助凸条の配置を示す断面図であり、(b)は、上記補助凸条の他の配置を示す断面図である。 (a)は、図12の導光板の第1の変形例の構成を示す背面図であり、(b)は、上記導光板の第2の変形例の構成を示す背面図である。 本発明に係る導光板の他の構成の一部分を示す斜視図である。 本発明に係る導光板に設けられる反射部の他の構成を模式的に示す背面図である。 図3の導光板に設けられる反射部が備える反射体の第5の変形例(複数の凹溝)の構成及びこの反射体によって光が屈折及び反射される様子を模式的に示す断面図である。 従来の速度メータの断面図である。 図21の速度メータが備える導光板に入光された光が進む方向を模式的に示した図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明に係る第1の実施形態の導光板を備えた速度メータについて、図1〜図11を参照して説明する。なお、各部材の配置等については、便宜上、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を用いて説明する。
指針計器としての速度メータ(以下、「メータ」という、また、図中、符号1で示す)は、例えば車両のインストルメントパネルに取り付けられており、その文字板を乗員と相対する前面(正面)側に向けて配置されている。なお、本実施形態は、一例として速度メータについて記載するものであるが、これに限定されるものではなく、タコメータや燃料計など他の種類のメータに本発明を適用してもよい。
メータ1は、各図に示すように、見返し板2と、装飾リング部材3と、文字板4と、ケース5と、配線板6と、回動内機7と、指針部材8と、導光板9と、図示しない裏カバーと、図示しない表ガラスと、を備えている。
見返し板2は、遮光性を有する黒色の合成樹脂などからなり、正面形状が略矩形状に形成されている。見返し板2には、装飾リング部材3及び文字板4が内側に配置される開口25が設けられている。また、見返し板2には、所定の形状に形成された透明又は半透明の合成樹脂やガラスなどの透光部材が貫通してはめ込まれて構成された方向指示灯やウォーニング灯等の各種ランプなどが設けられていても良い。見返し板2は、XY平面と平行に配置されている。
装飾リング部材3は、例えば、表面にメッキ処理などが施された合成樹脂などからなり、その外形が見返し板2に設けられた開口25と略同一に形成された環状の部材である。装飾リング部材3の内側には、後述する文字板4に設けられた各指標が配置される。これにより、文字板4の各指標が装飾リング部材3によって囲われて、見返し板2と文字板4との境界を際だたせることにより視認性を向上させる。
文字板4は、例えば、透明又は半透明の合成樹脂などからなる、略円板状に形成された部材である。文字板4は、装飾リング部材3とともに、見返し板2に設けられた開口25の内側に配置される。文字板4には、遮光インクが印刷された遮光領域41と、文字や目盛の形状に沿って遮光インクを抜いて(遮光インクを印刷しないようにして)形成された透光性意匠としての指標42、43、44が設けられている。これにより、各指標は裏面側から光を照らされて発光する。指標42は数値を示し、指標43は目盛を示し、それぞれの指標42、43は、装飾リング部材3の内縁に沿い円弧状に配列されている。指標42、43は、後述する指針部材8の針部82によって指示されることにより針部82と協働して、乗員に速度やエンジン回転数などの測定量を示す。指標44は、測定量の単位を示し、文字板4の中央部に配置されている。文字板4の中心には、後述する回動内機7の回動軸72が挿通される文字板貫通穴45が設けられている。文字板4は、XY平面と平行に配置される。
ケース5は、例えば、合成樹脂などからなり、正面形状が見返し板2の外形と略同一の箱形に形成されている。ケース5には、文字板4の文字板貫通穴45に対応する位置に設けられた、前面側(図2上方側)と裏面側(図2下方側)とを貫通する円柱状のケース貫通孔51と、上記ケース貫通孔51を取り囲むように形成された導光板収容部52と、が設けられている。ケース貫通孔51には、後述する回動内機7の回動軸72が配置される。
導光板収容部52は、内径が同一で外径が異なる2つの円筒状の空間である第1空間521と第2空間522とで構成されている。第1空間521は、外径が文字板4と略同一で且つ内径がケース貫通孔51の外径と同一に形成されている。第2空間522は、外径が第1空間521より小さく且つ内径がケース貫通孔51の外径と同一に形成されている。第1空間521と第2空間522とは、互いに連通するようにそれぞれ軸方向に沿って同心に重ねられている。これら第1空間521及び第2空間522のうち、外径が大きい第1空間521がケース5の前面寄りに配置され、外径の小さい第2空間522がケース5の裏面寄りに配置される。導光板収容部52は、第1空間521におけるケース5の前面側の端部及び第2空間522におけるケース5の裏面側の端部がそれぞれ開口されており、ケース5を貫くように設けられている。導光板収容部52には、後述する導光板9が収容される。そして、ケース5の前面側に、上述した文字板4、装飾リング部材3、及び、見返し板2、が重ねて配置されるとともに、導光板収容部52のケース5の前面側の開口(即ち、第1空間521におけるケース5の前面寄りの端部)に対応して、文字板4、装飾リング部材3、及び、見返し板2の開口25、が配置される。
配線板6は、その前面6a及び裏面6bに各種電子部品が実装されるとともに、これら各種電子部品を互いに電気的に接続する薄膜金属の配線パターンが施された、周知の電子基板である。配線板6の前面6aには、後述する導光板9を介して文字板4の各指標を照らすための複数の光源61と、各種ランプなどを照らす図示しないランプ用光源と、が設けられている。複数の光源61は、導光板収容部52におけるケース5裏面側の開口に対応する位置に、導光板収容部52の第2空間522の周方向に沿って(即ち、円弧状に)等間隔で間隔をあけて配置されている。配線板6には、ケース貫通孔51に対応した位置に、後述する回動内機7の回動軸が挿通される配線板貫通穴62が設けられている。配線板6は、その前面6aがケース5の裏面側に密に重なるようにして、XY平面と平行に配置される。
光源61は、半導体からなる発光素子と、該発光素子を実装したリードフレームと、該発光素子を封止する透光性樹脂と、を備えた周知の表面実装型の発光ダイオードである。この光源61の透光性樹脂には、正面方向の光の強度を高めるための集光構造が設けられている。
回動内機7は、本体部71と、本体部71に回動可能に軸支された指針軸としての回動軸72と、を備えており、制御信号として入力されるパルス信号(パルス個数等)に応じて回動軸72を回動させる、周知のステッピングモータである。回動内機7は、図示しない制御部と接続されており、該制御部から送られる速度やエンジン回転数などの測定量に応じた上記パルス信号を受信して動作する。回動内機7は、回動軸72が配線板6の配線板貫通穴62に挿通された状態で、本体部71が配線板6の裏面6bに重ねて取り付けられている。つまり、回動軸72が、配線板6を裏面6b側から前面6a側に向けて貫いている。さらに、回動軸72は、ケース5のケース貫通孔51、文字板4の文字板貫通穴45を順次挿通されて、その先端を文字板4の前面側に突出している。
指針部材8は、平たい円柱状に形成された基部81と、基部81の外周面の法線方向に延びるように連接された棒状の針部82、を備えている。指針部材8は、その基部81の中心が、回動内機7の回動軸72の先端に固着されており、回動軸の回動に伴って、該回動軸を中心として針部82が回動される。針部82は、回動されることにより、文字板4上に設けられた数値及び目盛などの指標42、43を指示して、乗員に速度やエンジン回転数などの測定量を示す。
導光板9は、例えば、アクリル樹脂などの透明度の高い材料を用いて構成されており、また、その表面が滑らかな面に形成されていて、その内部に入光された光をその形状に沿って導く部材である。導光板9は、図3に示すように、平面視円弧状の平板からなる発光部91と、発光部91の内縁91eに沿って連接されるとともに、該内縁91eから略垂直方向に延びるように形成された略半円筒状の導光部92と、を備えている。導光板9は、ケース5の導光板収容部52に収容されて、その発光部91は、XY平面と略平行に配置され、その導光部92は、配線板6に向かいZ軸方向に沿って延びるように配置される。なお、本実施形態において、発光部91は平板状に形成されているが、これに限定されるものではない。発光部は、例えば、相対する一対の面(一方の面、他方の面)が、凸又は凹となる曲面状に形成された板状に形成されていたり、又は、外縁に向かうにしたがい厚みが徐々に薄くなるように断面が略くさび状に形成されていたり、するなど、本発明の目的に反しない限り、その形状は任意である。
発光部91は、導光板収容部52の第1空間521に収容され、導光部92は、導光板収容部52の第2空間522に収容される。このとき、発光部91の一方の面(以下、前面)91aは、導光板収容部52のケース5前面側の開口を通じて文字板4の背面と若干の間隔をあけて相対して配置される。勿論、発光部91の前面91aと文字板4の背面とが、密に重ねられていてもよい。また、導光部92における発光部91の内縁91eに連接された基端とは反対側の先端には、複数の光源61の光が入光される入光面92aが設けられており、この入光面92aは、配線板6の前面6aに円弧状に設けられた複数の光源61と相対して配置される。導光部92の入光面92aに入光された光は、導光部92によって、発光部91の内縁91eに向かって導かれる。
発光部91の他方の面(以下、裏面)91bには、反射部93が設けられている。この反射部93は、互いに間隔をあけて配置される複数の反射体95と、複数の反射体95の間に配置される複数の反射面96と、で構成されている。これら複数の反射体95と複数の反射面96とは、発光部91の内縁91eから外縁91fに向かう方向(即ち、半径方向)に沿って交互に配置されている。
反射体95は、発光部91の周方向に沿うようにして、発光部91の内縁91eと外縁91fとに隣接して互いに相対する一端91cと他端91dとの間に亘って連続して、設けられた、線条部としての断面くさび状の凸条94を複数備えており、これら複数の凸条94が、その幅方向(即ち、発光部91の半径方向)に互いに接して配置されて構成されている。即ち、凸条94は、裏面91bに凸に形成されるとともに、発光部91を進む光の進行方向に交差して且つ幅方向に互いに接して配置されている。凸条94は、プリズムのように機能して、その表面に入射した光を、入射角度に応じて屈折又は反射する。これら複数の凸条94は、入射された光を屈折及び反射して、発光部91の前面91aから文字板4に直交する方向に向けて出射するように、発光部91の裏面91bに凸に形成される。図4(a)〜(b)に、反射体95が備える複数の凸条94によって、入射された光が屈折及び反射されて、発光部91の前面91aから文字板4に直交する方向に向けて出射される様子を示す模式図を示す。なお、本発明において、「直交する方向」とは、厳密に直交する方向の他にも略直交する方向も含んでおり、本発明の目的に反しない限り、文字板4に直交する方向を含む所定の角度の範囲内で出光するものであればよい。
以下に、反射体95を構成する複数の凸条94の形状を決定する方法の例を、図5(a)、(b)を参照して説明する。図5(a)、(b)において、導光板9の発光部91の内縁91eが左側、外縁91fが右側に配置されている。
(形状決定方法1 : 複数の凸条94の断面形状が同一)
(工程1)発光部91の裏面91bにおける反射体95を配置する部分に入射する光の入射角θを求める。実際には、導光板9内を進む光の進行方向はその形状によって異なるとともに、上記反射体95を配置する部分には強度が異なる光が複数方向から入射するので、例えば、試作導光板での実測や、コンピュータによる光学シミュレーションなどによって、上記反射体95を配置する部分に入射する複数の光の入射角とその強度を求めて、最も高い強度となる光の入射角を上記入射角θとする。または、これら複数の光の入射角の中心となる角度を上記入射角θとしてもよい。また、導光板9を、発光部91の裏面91bの各部分における入射角θが互いに略同一になるように予め設計しておくことにより、入射角θの異なる各部分毎に反射体95の形状を設計することなく、反射体95の形状を上記各部分において同一にすることができ、導光板9の設計を簡略化できる。
(工程2)次に、上記入射角θと空気及び導光板9の材料の屈折率とに基づいて、複数の凸条94の形状及び個数を決定する。一般的に光は、屈折率の異なる2つの媒質の境界面への入射角が、該屈折率に応じて定まる所定の臨界角以上のとき、該入射した光は境界面において全反射され、臨界角未満のとき、境界面を通過するとともに入射角及び屈折率に応じた角度に屈折される、ことが知られている。例えば、空気の屈折率は1.00であり、導光板9の材料として用いられるアクリル樹脂の屈折率は1.49であり、これら屈折率から、導光板9から出光されるときの境界面における臨界角θmは、42.2度になり、また、導光板9に入光されるときの境界面における臨界角は存在しない。また、反射体95は、文字板4に厳密な意味で直交する方向を中心とする±30度の範囲(以下、反射範囲ともいい、請求項中の文字板に直交する方向に相当)に向けて光を反射するものとする。
(工程2−1)発光部91の裏面91bに対して上記入射角θとなる光L0が、第1の凸条94[1]における発光部91の外縁91f寄りの面Haに入射する。このとき、光L0における面Haに対する入射角が臨界角θm未満で且つ前面91a寄りに光L0を屈折するように、面Haと裏面91bとがなす角αを定める。また、第1の凸条94[1]における発光部91の内縁91e寄りの面Hbと裏面91bとがなす角βは、上記入射角θや反射面96の幅などを考慮して適宜定める。つまり、第1の凸条94[1]の角βを大きくすると、面Haが面Hbの陰になって入射する光L0が少なくなり、また、角βを小さくすると、反射面96の幅が小さくなり、反射面96によって反射される光が少なくなるので、これらのバランスを考慮して決定する。
(工程2−2a)そして、工程2−1で決定した第1の凸条94「1」と断面形状が同一となる凸条94を順次追加していく。具体的には、第1の凸条94[1]の面Haを通過した光L1は、空気中を進んで第2の凸条94[2]の面Hbに入射する。そして、第1の凸条94[1]と断面形状(即ち、角α、角β)が同一である第2の凸条94[2]を追加して、その面Hbに入射した光L2の進行方向を求める。この光L2が、第2の凸条94[2]の面Haで上記反射範囲に向けて光を反射される場合、第2の凸条94[2]を追加することで反射体95が完成する。または、この光L2が、第2の凸条94[2]の面Haを通過する場合、第3の凸条94[3]を追加して、上記と同様に第3の凸条94[3]の面Hbに入射した光L4の進行方向を求め、最終的に凸条94の面Haによって、上記反射範囲に向けて光が反射されるまで、第1の凸条94[1]と断面形状が同一の凸条94を順次追加していく。(工程終)
上述した形状決定方法1は、反射体95の複数の凸条94の断面形状を全て同一とする場合についてのものであるが、これら複数の凸条94の断面形状はそれぞれ異なっても良い。そのような場合についての反射体95の複数の凸条94の形状決定方法2を以下に示す。
(形状決定方法2 : 複数の凸条94の断面形状が異なる)
(工程1)〜(工程2−1)までは、上述した形状決定方法1と同一である。
(工程2−2b)第1の凸条94[1]の面Haを通過した光L1は、空気中を進んで第2の凸条94[2]の面Hbに入射する。このとき、光L1における面Hbに対する入射角が、面Hbによって前面91a寄りに光L1を屈折するように、この面Hbと裏面91bとがなす角βを決定する。第2の凸条94[2]の面Hbを通過した光L2は、第2の凸条94[2]内を進んで面Haに入射する。このとき、光L2の進行方向が前面91aに十分に向いているのであれば、光L2における面Haに対する入射角が臨界角θm以上で且つ上記反射範囲に向けて光L2を反射するように、面Haと裏面91bとがなす角αを決定し、又は、光L2が前面91aに十分に向いていないのであれば、上記第1の凸条94[1]と同様にして、光L2における面Haに対する入射角が臨界角θm未満で且つ前面91a寄りに光L2を屈折するように、この面Haと裏面91bとがなす角αを決定する。
(工程2−3)以降、必要に応じて上記工程2−2を繰り返し、最終的に、凸条94が上記反射範囲に向けて光を反射する形状となるまで、順次凸条94をその形状(即ち、角α及び角β)を決定しながら追加していく。(工程終)
上記各形状決定方法において用いる入射角θとして、反射体95を配置する部分に入射する複数の光の入射角とその強度を求めた中から最も高い強度となる光の入射角を用いているが、実際には、反射体95を配置する部分には、最も高い強度より低い強度(例えば、最も高い強度に対し70%以上の強度)の複数の光が、ある角度の範囲内に分布した入射角で入射している。そのため、これら光が反射体95に入射すると、図5(b)に示すように、反射体95において発光部の前面に向けて反射される光についても、所定の角度の範囲内に向けて反射されて進むことになる。
この所定の角度の範囲を、文字板4と厳密な意味で直交する方向(図5(b)において光Lと同方向)に対して角度γ1〜角度γ2の範囲としたとき、角度r1の絶対値と、角度r2の絶対値とが同一(略同一含む)になるように、各凸条94の形状を決定することが好ましい。これら角度の絶対値が大きく異なっていると、視認方向によっては、光の強度に差が生じてしまう場合があり、そのため、これらの角度の絶対値を同一にすることで、視認方向による光の強度の差の発生を防ぐことができる。
なお、上記は、発光部91の裏面91bに凸に設けられた複数の凸条94(即ち、凸の線条部)について説明したものであるが、発光部91の裏面91bに凹の複数の線条部が設けられた場合でも、同様にしてそれら形状を決定する。
特に、各凸条94の断面形状をそれぞれ同一(即ち、各凸条94における角α、角βが同一)にすることで、反射体95を構成する凸条94の数を増やすことにより、反射体95で反射する光を増加することができ、導光板9の設計を簡略化できる。例えば、図4(a)に示す2つの凸条94(図中、左側から順に第1の凸条94[1]、第2の凸条94[2]とする)で構成された反射体95において、各凸条94の形状が同一である場合に、図6(a)に示すように、3つ目となる第3の凸条94[3]を追加する。このようにすることで、第1の凸条94[1]に上記入射角θで入射した光Laは、第1の凸条94[1]及び第2の凸条94[2]によって屈折及び反射され、さらに、第2の凸条94[2]に上記入射角θで入射光Lbは、第2の凸条94[2]及び第3の凸条94[3]によって屈折及び反射される。そのため、第3の凸条94[3]がない場合において、第2の凸条94[2]から裏面91b側に漏れていた光Lbを、文字板4に直交するように反射して、反射体95で反射する光を増加することができる。また、上記構成において、さらに4つ目、5つ目、と凸条94を増やすことで、さらに、反射体95で反射する光を増加することができる。また、図6(b)に、互いに同形状の3つの凸条94で構成された反射体95において、4つ目となる第4の凸条94[4]を追加したときの様子を示し、図6(c)に、互いに同形状の4つの凸条94で構成された反射体95において、5つ目となる第5の凸条94[5]を追加したときの様子を示す。図6(b)、(c)においても、上記と同様に、反射体95で反射する光を増加することができる。また、発光部91の裏面91bに凹の複数の線条部が設けられた場合でも、同様である。
これら複数の反射体95(即ち、複数の凸条94)は、図7(a)に示すように、光源から遠ざかるにしたがい(即ち、発光部91の内縁91eから外縁91fに向かうにしたがい)徐々に反射体95の間隔(即ち、反射面96の幅)が狭くなるように配置されている。または、複数の反射体95は、例えば、図7(b)に示すように、光源から遠ざかるにしたがい徐々に凸条94の断面積(くさび)を大きくしたり、図7(c)に示すように、光源から遠ざかるにしたがい徐々に複数の凸条94の数を多くしたり、するなど、光源から遠ざかるにしたがい発光部91の裏面91bにおける単位面積当たりに占める反射体95の平面視面積(即ち、反射体95を裏面91bの法線方向から見たときの面積)を多くすることが好ましい。このようにすることで、反射体95の平面視面積に比例して反射体95で反射される光が増加して、反射部93における光源61から遠く離れた部分から出光される光の強度と、該部分より光源に近い部分から出光される光の強度と、の差を小さくすることができ、発光部91の前面91aから出光される光の強度ムラを防いで、発光部91の内縁91eから外縁91fにかけて、反射部93によって発光部91の前面91aに向けて反射される光の量を均一にできる。
本実施形態において、反射体95は、図8(a)に示すように、発光部91の一端91cと他端91dとの間に亘って連続して設けられた凸条94を複数備えるものであったが、これに限らず、図8(b)に示すように、反射体95Aは、複数の短い凸条94Aで構成されており、これら反射体95Aが、発光部91の周方向に沿うようにして発光部91の一端91cと他端91dとの間に亘って互いに間隔をあけて設けられていてもよい。または、図9(a)、(b)に示すように、複数の短い凸条94Aからなる反射体95Aを、発光部91の裏面91bに規則的(矩形配置、六方格子状配置など)に配置したり、図9(c)に示すように、ランダムに配置したりしてもよい。また、図9(d)に示すように、複数の短い凸条からなる反射体95Aは、発光部91の裏面91b上に配置される箇所に応じて、凸条の数や形状(長さ、断面形状)などが異なるものとしてもよい。
また、本実施形態において、反射体95が備える複数の凸条94は、断面くさび形に形成されるものであったが、これに限らず、例えば、図10(a)に示すように、反射体95Bが備える複数の凸条94Bは、その断面が四角形などの多角形に形成されていたり、図10(b)に示すように、反射体95Cが備える複数の凸条94Cは、1つの反射体95Cにおいて、それら先端を互いに異なる方向に向けて形成されていたり、図10(c)に示すように、反射体95Dが備える複数の凸条94Dは、1つの反射体95Dにおいて、それぞれの大きさ(断面積)が異なるように形成されていたり、若しくは、各凸条の表面(上記面Ha、面Hb)が曲面状に形成されていたり、または、これらの組み合わせであったり、するなど、複数の凸条94は、入射された光を、屈折及び反射して発光部91の文字板4に直交する方向に向けて出射するように形成されていれば、それらの形状は任意である。
反射面96は、発光部91の周方向に沿うようにして発光部91の一端91cから他端91dに亘って設けられた滑らかで且つ細長い平面部であり、反射面96は、複数の反射体95の間に配置されて、斜めに入射された光を鏡面反射することにより、発光部91の外縁91fに向けて光を導く。
反射部93は、上述したように、発光部91をその内縁91eから外縁91fに向かって進む光を、その反射体95によって前面91aに向かって反射することにより、前面91aから光を出光させる部位であり、反射部93の構成(即ち、反射体95及び反射面96の数、配置など)は、文字板4に設けられた指標42、43、44の配置等の速度メータ1の構成などに応じて適宜決定される。
導光板9において、光源61から入光面92aに入光された光は、導光部92及び発光部91を光路として、導光部92を先端(入光面92a)から基端に向かって進んで発光部91の内縁91eに導かれたのち、発光部91を内縁91eから外縁91fに向かって(即ち、半径方向に沿って)進み、反射部93によって文字板4に直交する方向に向けて反射されて、この前面91aから出光される。
裏カバー(図示なし)は、例えば、合成樹脂などで構成され、正面形状が上記ケース5の正面形状と略同一の底壁部と、この底壁部の周縁から立設した側壁部と、を備えた、断面略コ字状の器型に形成されている。裏カバーは、配線板6の裏面6bを覆うように配設されて、タッピングねじなどの図示しない固定手段によってケース5に取り付けられる。
表ガラスは(図示なし)、見返し板2、装飾リング部材3、及び、文字板4をそれぞれ覆うように配設されて、係止爪などの図示しない固定手段によってケース5に取り付けられる。裏カバー及び表ガラスは、メータ1内に、塵埃などが侵入することを防ぐ。
次に、上述した速度メータ1(導光板9)における本発明に係る作用について、図11を参照して説明する。
速度メータ1において、光源61から出射された光は、導光板9の導光部92の入光面92aに入光されて、導光部92によって発光部91の内縁91eまで導かれる。そして、発光部91の内縁91eまで導かれた光は、発光部91の前面91a及び反射面96によって反射されて、発光部91を内縁91eから外縁91fに向かって進む。そして、発光部91内を進む光のうち裏面91bに対して入射角θとなる光が反射体95に入射すると、該反射体95を構成する複数の凸条94が、該入射した光を前面91a寄りに向けて屈折させながら透過させたのち文字板4に直交する方向に向けて反射する。そして、反射体95によって反射された光は、前面91aから出光される。
以上より、本発明によれば、発光部91に設けられた反射部93には、発光部91の周方向に沿って(即ち、発光部91を進む光の進行方向に交差して)且つ幅方向に互いに接して配置された裏面91bに凸の複数の凸条94からなる反射体95が、互いに間隔をあけて複数設けられ、そして、これら複数の凸条94が、入射された光を、前面91a寄りに向けて屈折させながら透過させたのち文字板4に直交する方向に向けて反射するように形成されているので、発光部91を進む光を反射部93によって屈折及び反射して、前面91aから文字板4に直交する方向に向けて出光させることができ、そのため、プリズムシートなどの光の進行方向を矯正するための部材を用いることなく、正面方向の光の強度を十分に確保できる。したがって、部品点数を削減して、製造コストを低減することができる。
また、反射体95が、光源61から遠ざかるにしたがって、徐々に反射体95の間隔(即ち、反射面96の幅)が狭くなるよう配置されており、つまり、裏面91bの単位面積当たりに占める反射体95の平面視面積の割合が大きくなるように設けられているので、反射体95の平面視面積に比例して反射体95で反射される光が増加して、反射部93における光源61から遠く離れた部分から出光される光の強度と、該部分より光源に近い部分から出光される光の強度と、の差を小さくすることができ、発光部91の前面91aから出光される光の強度ムラを防ぐことができる。
また、反射体95が備える複数の凸条94が、発光部91の内縁91eと外縁91fとに隣接して互いに相対する一端91cと他端91d(即ち、両端)間に亘って連続して設けられているので、反射部93の構成を、複数の凸条94が発光部91の一端91cと他端91dとの間を結ぶ方向に沿って間隔をあけて離散して配置されたものより、簡易にすることができ、そのため、導光板9の製造に用いる金型等を安価にでき、導光板9の製造コストを低減できる。
(第2の実施形態)
以下、本発明に係る第2の実施形態の導光板を備えた速度メータについて、図12〜図16を参照して説明する。指針計器としての速度メータ(図中、符号1Aで示す)は、図12に示すように、見返し板2と、装飾リング部材3と、文字板4と、ケース5と、配線板6と、回動内機7と、指針部材8と、導光板10と、図示しない裏カバーと、図示しない表ガラスと、を備えている。なお、速度メータ1Aは、導光板10以外は上述した第1の実施形態と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して、それら説明を省略する。
導光板10は、例えば、アクリル樹脂などの透明度の高い材料を用いて構成されており、また、その表面が滑らかな面に形成されていて、その内部に入光された光をその形状に沿って導く部材である。導光板10は、複数の導光部品100を備えている。
図13は、導光部品100の背面図(即ち、後述する導光部品100の第1部分101の裏面101b側から見た図)である。導光部品100は、図13に示すように、平面視扇形の平板からなる第1部分101と、第1部分101の内縁101eに沿って連接されるとともに、該内縁101eから略垂直方向に延びるように形成された矩形状の平板からなる第2部分102と、を備えている。そして、これら複数の導光部品100における第1部分101の内縁101eと外縁101fとに隣接して互いに相対する端部101c、101dを、各導光部品100同士(つまり、一の導光部品100の一端101cと他の導光部品の他端101dと)で互いに接合することにより、図14に示すように、上述した第1の実施形態と同様の、平面視円弧状の平板からなる発光部111と、発光部111の内縁(即ち、第1部分101の内縁101e)に沿って連接されるとともに、該内縁から略垂直方向に延びるように形成された略半角筒状の導光部112と、を備える導光板10を構成する。また、導光板10は、上述した第1の実施形態と同様に、ケース5の導光板収容部52に収容される。なお、図14において、反射部103は記載を省略している。
導光部品100の第1部分101の一方の面(以下、前面)101aは、上記発光部111の前面111aを構成して、導光板収容部52のケース5前面側の開口を通じて文字板4の背面と若干の間隔をあけて相対して配置される。また、導光部品100の第2部分102における第1部分101の内縁101eに連接された基端とは反対側の先端には、光源61の光が入光される入光面102aが設けられており、この入光面102aは、配線板6の前面6aに設けられた複数の光源61のうち、この導光部品100に対応して配置された1つの光源61と相対して配置される。入光面102aに入光された光は、第2部分102によって、第1部分101の内縁101eに向かって導かれる。
第1部分101の他方の面(以下、裏面)101bは、上記発光部111の裏面111bを構成するとともに、反射部103が設けられている。この反射部103は、図13に示すように、互いに間隔をあけて配置される複数の反射体105と、複数の反射体105の間に配置される複数の反射面106と、を備えている。これら複数の反射体105と複数の反射面106とは、第1部分101の内縁101eから外縁101fに向かう方向(即ち、半径方向)に沿って交互に配置されている。
反射体105は、第1の実施形態と同様に、第1部分101の周方向に沿うようにして第1部分101の互いに相対する一端101cと他端101dとの間に亘って連続して設けられた、断面くさび状の凸条104を複数備えており、これら複数の凸条104が、その幅方向(即ち、第1部分101の半径方向)に互いに接して配置されて構成されている。これら複数の凸条104は、それぞれの断面形状が同一(即ち、角α、角βが同一)に形成されている。もちろん、断面形状が異なるように形成されていてもよい。これら複数の凸条104は、入射された光を屈折及び反射して、文字板4に直交する方向に向けて出射するように、第1部分101の裏面101bに凸に形成される。
ところで、この速度メータ1Aにおいては、光源61として、発光ダイオードが用いられる。このような発光ダイオードは、半導体からなる発光素子と、該発光素子を封止する透光性樹脂と、を備えており、この透光性樹脂には、発光ダイオードの正面方向の光の強度を高めるためのレンズなどの集光構造が設けられている。そのため、発光ダイオードからなる光源61は、正面方向については高い光の強度を確保できるものの、正面方向から外れるにしたがって光の強度が低下してしまい、これにより、導光部品100の第1部分101には、光の強度にムラが生じて、光の強度が低い箇所が生じる。光の強度が低い箇所は、光源61における光の出射量や出射角度(指向角)、配置、又は、導光部品100の透光性や形状などによって定まる。
このような光の強度ムラに対して、例えば、試作導光板での実測や、コンピュータによる光学シミュレーションなどによって、第1部分101(即ち、発光部111)を進む光の強度が所定の基準値(例えば、光源61の正面方向の光の強度に対して70%の光の強度)より低い箇所S(図15の斜線部で示す、以下、低強度箇所Sという)を予め求めて、複数の反射体105における該低強度箇所Sに配置された部分に、補助線条部としての補助凸条107を設けている。このような低強度箇所Sは、例えば、図15に示すように、第1部分101の両端部101c、101dに沿って、内縁101eから外縁101fに近づくにしたがってその幅が徐々に狭くなるように生じる。
補助凸条107は、図13に示すように、複数の反射体105における低強度箇所Sに配置された部分に、それら反射体105の端に位置する凸条104に幅方向に互いに接して配置される。本実施形態において、補助凸条107は、上記凸条104と断面形状が同一に形成されている。補助凸条107は、図16(a)に示すように、反射体105の幅方向の一端側に1つのみ設けてもよく、または、図16(b)に示すように、反射体105を幅方向に挟むように複数設けてもよく、その個数及び形状は低強度箇所Sにおける光の強度等に応じて定められる。このように補助凸条107を設けることで、補助凸条107や、複数の凸条104のうち中間に配置されている凸条104などから、文字板4に直交する方向に向けて光を出射することができる。もちろん、補助凸条107が、補助凸条107や上記中間に配置されている凸条104などから文字板4に直交する方向に向けて光を出射するように形成されているのであれば、上記凸条104と異なる断面形状でもよい。これにより、発光部91の低強度箇所Sに対応する前面91aから光を出光して、光の強度を高めることができる。
反射面106は、第1部分101の周方向に沿うようにして第1部分101の一端101cから他端101dに亘って設けられた滑らかで且つ細長い平面部であり、反射面106は、複数の反射体105の間に配置されて、斜めに入射された光を鏡面反射することにより、第1部分101の外縁101fに向けて光を導く。
反射部103は、上述したように、第1部分101をその内縁101eから外縁101fに向かって進む光を、その反射体105によって前面101aに向かって反射することにより、前面101aから光を出光させる部位であり、反射部103の構成(即ち、反射体105及び反射面106の数、配置など)は、文字板4に設けられた指標42、43、44の配置等の速度メータ1Aの構成などに応じて適宜決定される。
導光板10において、光源61から入光面102aに入光された光は、第2部分102(即ち、導光部112)及び第1部分101(即ち、発光部111)を光路として、第2部分102を先端(入光面102a)から基端に向かって進んで第1部分101の内縁101eに導かれたのち、第1部分101を内縁101eから外縁101fに向かって進み、反射部103によって文字板4に直交する方向に向けて反射されて、前面101aから出光される。
次に、上述した速度メータ1A(導光板10)における本発明に係る作用について説明する。
速度メータ1Aにおいて、光源61から出射された光は、導光板10(即ち、導光部品100)の入光面102aに入光されて、第2部分102によって第1部分101の内縁101eまで導かれる。そして、第1部分101の内縁101eまで導かれた光は、第1部分101の前面101a及び反射面106によって反射されて、第1部分101を内縁101eから外縁101fに向かって進む。このとき、光源61の特性により、第1部分101の両端部101c、101dにおいて、第1部分101を進む光の強度が低い箇所S(低強度箇所S)が生じるが、この複数の反射体105における該低強度箇所Sに配置された部分には補助凸条107が設けられているので、この補助凸条107によって、文字板4に直交する方向に向けて光がより多く反射され、そのため、該低強度箇所Sに対応する第1部分101の前面101aから出光される光の強度を、該低強度箇所S以外の他の箇所と同様にすることができる。
以上より、本発明によれば、反射体105における第1部分101(即ち、発光部111)を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所に配置された部分には、該反射体105の複数の凸条104に幅方向に互いに接して配置される1又は複数の補助凸条107が設けられているので、第1部分101を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所(低強度箇所S)において、補助凸条107によってより多くの光を文字板4に直交する方向に向けて反射して前面101aから出光でき、そのため、該箇所に対応する第1部分101の前面101aから出光される光の強度を、他の箇所と同様にすることができ、第1部分101の前面101aから出光される光の強度ムラを防ぐことができる。また、補助凸条107の数を、低強度箇所S内の場所に応じて調整することにより、場所毎に前面101aから出光される光の強度を調整することができ、低強度箇所S内での光の強度ムラも改善できる。また、上述した効果に加えて、第1の実施形態と同様の効果も奏する。
上述した第2の実施形態において、導光板10は、その導光部品100の第2部分102が矩形状の平板に形成されていたが、これに限らず、例えば、図17(a)に示すように、導光板10Aは、その導光部品100Aの第2部分102Aの断面が、第1部分101の周方向に沿って湾曲した円弧状となるように形成されていてもよく、又は、図17(b)に示すように、導光板10Bは、その導光部品100Bの第2部分102Bが、第1部分101から遠い側に位置する面が凸となる曲面状に形成されていてもよく、又は、導光板は、第1の実施形態の導光板9と同様に、それぞれ一体に形成された、平面視円弧状の平板である発光部と、発光部の内縁に連接された導光部と、を備えていてもよい。これら導光板においても、上記と同様に低強度箇所を求めて、反射体における低強度箇所の部分に上記補助凸条を設けることにより、上記と同様の効果が得られる。なお、図17においては、反射部103の記載を省略している。
また、上述した各実施形態において、導光板9(以下、導光板10でも同様)は、発光部の端部(即ち、内縁91e)に沿って連接されるとともに、該端部から略垂直に延びるようにして形成された導光部92を備えているものであったが、これに限定されるものではなく、例えば、図18にその構成の一部を示すように、平面視円弧状の平板のみからなる導光板209であってもよい。この導光板209は、その平板部分291の内縁に設けられた一端面291aに、配線板206に設けられた複数の光源261の光が入光される。そして、この入光された光が、平板部分291の裏面に設けられた、上記実施形態と同様の図示しない反射部によって前面291bに向けて反射されて、前面291bから出光される。このような構成においては、平板部分291が請求項中の発光部に相当し、平板部分291の一端面291aが入光面で且つ導光部に相当し、発光部と導光部とが広義に連接されている。
また、上述した各実施形態において、反射体95(以下、反射体105でも同様)が備える複数の凸条94は、発光部91の周方向に沿って設けられていたが、これに限らず、図19に示すように、各凸条94が、各光源61によって出射された光が発光部91上で平面方向に広がる広がり角λの収束点となる仮想光源Pから等距離となる位置(即ち、仮想光源Pを中心とした同心円上)に沿って配置されていてもよい。このように凸条94を設けることにより、仮想光源Pから放射状に進む光が各凸条94に対して平面視で直交するように入射するので、該入射した光を均一に屈折及び反射して、文字板4に向けてより直交するように(よりZ軸方向に平行になるように)反射することができる。この広がり角λは、導光板9の形状や光源61における光の出射量や出射角度(指向角)等に応じて定まる。
また、上述した各実施形態において、反射体95(以下、反射体105でも同様)が裏面91bに凸の複数の凸条94で構成されるものであったが、これに限定されるものではなく、反射体95は、例えば、複数の断面V字状の凹溝で構成されるなど、裏面91bに凹に形成された複数の線条部で構成されていてもよい。このような線条部としての複数の凹溝97で構成された反射体95を、図20に示す。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 速度メータ(指針計器)
4 文字板
42、43、44 指標(透光性意匠)
9 導光板
91 発光部
91a 発光部の前面(一方の平面)
91b 発光部の裏面(他方の平面)
92 導光部
92a 入光面
93 反射部
94、94A、94B、94C、94D 凸条(線条部)
95、95A、95B、95C、95D 反射体
96 反射面
97 凹溝(線条部)
1A 速度メータ(指針計器)
10、10A、10B 導光板
100 導光部品(導光板)
101 第1部分(発光部)
101a 第1部分の前面(一方の平面)
101b 第1部分の裏面(他方の平面)
102 第2部分(導光部)
104 凸条(線条部)
105 反射体
106 反射面
107 補助凸条(補助線条部)
111 発光部
111a 発光部の前面(一方の平面)
111b 発光部の裏面(他方の平面)
112 導光部

Claims (4)

  1. 透光性意匠が設けられた文字板と重ねて配置される発光部と、前記発光部に連接された、光源の光が入光される入光面を備えた、導光部と、前記導光部によって前記発光部に導かれた光を前記発光部の前記文字板と相対する一方の面に向けて反射する、前記発光部における前記一方の面と相対する他方の面に設けられた、反射部と、を備えた導光板において、
    前記反射部には、前記発光部を進む光の進行方向に交差して且つ幅方向に互いに接して配置された前記他方の面に凸又は凹の複数の線条部からなる反射体が、互いに間隔をあけて複数設けられ、
    前記複数の線条部が、入射された光を、前記一方の面寄りに向けて屈折させながら透過させたのち前記文字板に直交する方向に向けて反射するように形成されている
    ことを特徴とする導光板。
  2. 前記反射部が、前記光源から遠ざかるにしたがって、前記他方の面の単位面積当たりに占める前記反射体の平面視面積の割合が大きくなるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の導光板。
  3. 前記反射体における前記発光部を進む光の強度が所定の基準値より低い箇所に配置された部分には、該反射体の前記線条部に幅方向に互いに接して配置される1又は複数の補助線条部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の導光板。
  4. 透光性意匠が設けられた文字板と、前記文字板の背面に重ねて配置される導光板と、を備える指針計器において、
    前記導光板として、請求項1〜3のいずれか一項に記載の導光板を備えている
    ことを特徴とする指針計器。
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