JP2013142588A - 車両用計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】指標領域の輝度ムラをより抑制した車両用計器を提供する。
【解決手段】指標領域Pを有する表示パネル20と、指標領域Pの内周側領域Iの背後において並んで配置され、指標領域Pを照明する複数の光源40と、表示パネル20と各光源40との間に配置され、各光源40からの光を表示パネル20へ導く導光体50とを、備え、導光体50は、回転方向Rに沿って並ぶ複数の導光構造51を有し、各導光構造51は、対応する光源40から光が入射される入射部52と、入射部52に入射された光を指標領域Pの背後に向かって反射する第一反射部53と、第一反射部53によって反射された光を指標領域Pへ反射する第二反射部54とを有し、第二反射部54は、第一反射部53から離間するほど前方の指標領域Pに向かって傾斜する傾斜平面55と、傾斜平面55に凹凸を形成する複数のドット56とを、有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用計器に関する。
従来、指針の回転方向に沿って指標が並ぶ指標領域を有する表示パネルと、表示パネルの背後に配置される複数の光源と、表示パネルと各光源との間に配置されて、それら各光源からの光を表示パネルへ導く導光体とを、備える車両用計器が、広く知られている。
こうした車両用計器について、近年、デッドスペースとなっている指標領域の内周側領域の背後に、光源を配置する構造が、採用されるようになってきている。車両用計器において、デッドスペースに光源を配置することにより、光源のためのスペースを別に設けなくてもよくなり、意匠設計の自由度が高くなる。ここで、指標領域の内周側領域の背後に光源を配置した車両用計器としては、特許文献1に開示されるものがある。この特許文献1に開示の計器において、導光体は、指標領域の内周側領域の背後の光源からの光を入射する入射部と、入射部から入射した光を反射する第一反射部と、第一反射部からの光を指標領域に反射する第二反射部とを有している。
さて、上述の如き特許文献1に開示の構成下、導光体の第二反射部からの反射光による指針領域の照明輝度を高める方法としては、特許文献2に開示されるように光を拡散させるために凹凸を形成するドットを第二反射部に形成する方法がある。
特許第3624876号公報 特開2004−301822号公報
しかし、特許文献1に開示の車両用計器では、第二反射部が曲面となっているため、この曲面に、特許文献2に従いドットを形成しようとすると、照明輝度のムラを抑制するために必要なドット配置のシミュレーションを、三次元にて実施しなければならず、複雑となる。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、意匠設計の自由度を高めた構造において、指標領域の照明輝度のムラを抑制する車両用計器を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、指針の回転方向に沿って指標が並ぶ指標領域を有する表示パネルと、指標領域の内周側領域の背後において回転方向に沿って並んで配置され、指標領域を照明する複数の光源と、表示パネルと各光源との間に配置され、それら各光源からの光を表示パネルへ導く導光体とを、備え、導光体は、回転方向に沿って並ぶ複数の導光構造を有し、各導光構造は、対応する少なくとも一つの光源から光が入射される入射部と、入射部に入射された光を指標領域の背後に向かって反射する第一反射部と、第一反射部によって反射された光を指標領域へ反射する第二反射部とを有し、第二反射部は、第一反射部から離間するほど前方の指標領域に向かって傾斜する傾斜平面と、傾斜平面に凹凸を形成する複数のドットとを、有する。
このような請求項1に記載の発明では、複数の光源は、表示パネルのうち指針の回転方向(以下、解決手段の欄では、指針回転方向という)に沿って指標が並ぶ指標領域の内周側領域の背後において、指針回転方向に沿って並んで配置されるため、デッドスペースである内周側領域の背後を有効に活用することができる。これによれば、車両用計器において、光源のためのスペースを別に確保しなければならないという制約を減らすことができ、意匠設計の自由度を高めることができる。
さらに、請求項1に記載の発明の導光体において、指針回転方向に沿って並ぶ各導光構造では、第二反射部の有する傾斜平面が第一反射部から離間するほど指標領域に向かって傾斜するため、第一反射部により指標領域の背後に向かって反射された対応光源からの光は、傾斜平面のうち第一反射部から離間箇所にも到達可能となる。しかも、請求項1に記載の発明の各導光構造において、第二反射部には、複数のドットが設けられるので、第二反射部により前方に反射されて指標領域を照明する輝度は、高くなる。またさらに、請求項1の各導光構造では、複数のドットが第二反射部のうち傾斜平面に設けられるので、ドット配置のシミュレーションを、二次元で容易に行うことができる。その結果、複数の傾斜平面が指針回転方向に並ぶことになる導光体の全体において、照明輝度のムラを抑制するために必要なドットを最適な配置で設けることが可能となる。
以上より、請求項1に記載の発明によれば、意匠設計の自由度を高めた構造において、指標領域の輝度ムラを抑制した車両用計器を提供可能となる。
請求項2に記載の発明では、各導光構造の第二反射部同士は、稜線を形成するように回転方向に互いに隣接している。この発明において、稜線を形成するように指針回転方向に互いに隣接している各導光構造の第二反射部の間には、隙間が生じないので、それら第二反射部は、指標領域の背後において、指針回転方向に満遍なく並んで形成されることになる。このように満遍なく形成された第二反射部によれば、前方の指標領域全般に各光源からの光を行渡らせることができ、指標領域における輝度ムラを確実に抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明では、各導光構造の第一反射部は、回転方向に沿う曲面状に形成される。この発明の各導光構造において、指針回転方向に沿う曲面状の第一反射部は、当該指針回転方向に沿って指標が並ぶ指標領域に対応する第二反射部の全域に向かって、光を反射させることができる。第二反射部の全域に向かう先の反射により、指標領域における照明輝度のムラを確実に抑制することが可能となる。
請求項4に記載の発明では、各導光構造の第二反射部において複数のドットの配置される密度は、第一反射部から離間するに従って、高くなる。この発明の各導光構造において、ドットの配置密度が第一反射部から離間するに従って高くなる第二反射部によれば、第一反射部によって反射された光の減衰量が大きくなる第一反射部からの離間箇所にてドットによる反射効率が高くなる。これにより、各導光構造の第二反射部のうち第一反射部からの離間箇所の前方において光を受ける指標領域部分の照明輝度不足は、解消され得る。その結果、各導光構造における第一反射部からの離間箇所での反射に関わらず、対応する指標領域全体における輝度ムラを抑制可能となる。
請求項5に記載の発明では、樹脂成形される導光体において、各導光構造の第二反射部には、円錐凸状のドットが複数形成される。この発明の導光体において、各導光構造の第二反射部に形成される複数のドットは、円錐形状であるため、当該導光体を樹脂成形するために用いる樹脂成形の金型の製造に際して、各ドットを形成するための複数の円錐孔を、例えばパンチ加工により形成できる。こうしたパンチ加工によれば、パンチ加工の位置決めがし易く、その結果、導光体の製造が、容易なものとなる。以上、請求項5に記載の発明によれば、意匠設計の自由度を高めた構造において、製造が容易で、かつ、指標領域の輝度ムラを抑制した車両用計器を提供可能となる。
本発明の第一実施形態による車両用計器を示す正面図である。 図1のII−II線断面図である。 本発明の第一実施形態による車両用計器の導光体と光源とを示す背面図である。 図2の導光体と光源とを示す拡大断面図である。 図3のV部の拡大図である。 図2のVI部の拡大図である。 本発明の第一実施形態による車両用計器の導光体の成形において使用する金型の、図2のVI部に対応する拡大断面図である。 本発明の第二実施形態による車両用計器の導光体と光源とを示す背面図である。 図3の変形例を示す背面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
まず、車両用計器1の基本構成を説明する。図1、2に示すように、本発明の第一実施形態では、車両用計器1は、車両において車室内のインストルメントパネルに設置される。車両用計器1は、表示パネル20、指針30、光源40、導光体50及び電気回路部60等を備えている。
表示パネル20は、樹脂によって板状に形成されている。ここで、表示パネル20には、指標21としての文字21a及び目盛り21bがそれぞれ複数ずつ形成されている。指標21は、後述する電気回路部60のムーブメント61によって回転駆動される指針30の回転方向Rに沿って並ぶことにより、指標領域P(図1の二点鎖線領域)を形成している。この指標領域Pにおいて、指針30が指標21を指示することで、本実施形態では、当該指標21に関連する車速が表示される。
図2に示すように、光源40は、チップタイプの発光ダイオードからなり、表示パネル20の背後に複数設けられている各光源40は、表示パネル20のうち、指標領域Pに囲まれた内周側領域Iの背後に、指針30の回転方向Rに沿って並んで配置されている。各光源40は、後述する電気回路部60の制御回路62と電気接続されており、当該制御回路62から与えられる駆動信号に従い駆動されることで光を放射する。
図2、3に示すように、導光体50は、樹脂によりC字形の板状に形成されており、表示パネル20の指標領域Pと、各光源40との間に、配置されている。導光体50は、各光源40からの入射光を拡散して出射することにより、指標領域P全体を照明する。
以上により、各光源40は、導光体50を通じた光により表示パネル20の指標領域P全体を背後から透過照明するバックライトとして、表示パネル20の指標領域Pにおける指標21を発光させるのである。
図2に示すように、電気回路部60は、ムーブメント61、制御回路62、ガラスエポキシ基板等の回路基板63及び樹脂からなるケース64を有しており、回路基板63がケース64を介して表示パネル20に装着されることで表示パネル20の背後に配設されている。回路基板63には、マイクロコンピュータ等からなる制御回路62と、各光源40と、ムーブメント61とが、実装されている。ムーブメント61は、例えば、ステッピングモータあるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータであり、指針21を駆動する。
(特徴)
次に、車両用計器1の特徴について詳細に説明する。図2、3に示すように、車両用計器1において導光体50は、透過性材料、例えば透明なアクリル樹脂等によって形成され、指標領域Pの背後において指針30の回転方向Rに沿って並んで配置される複数の導光構造51を、有している。各導光構造51は、本実施形態ではそれぞれ一対ずつ対応する光源40からの入射光を拡散して出射し、前方の指標領域Pを照明する。
具体的に、図2〜5に示すように各導光構造51は、入射部52、第一反射部53、第二反射部54及び出射部57を、それぞれ個別に有する。以下、各導光構造51の構成は、互いに実質的に同じであるので、一導光構造51の要素52、53、54、57についてのみ代表的に説明する。
入射部52は、対応する一対の光源40の近傍前方且つ内周側領域Iの背後において導光構造51の内周部に形成され、それら光源40へと向かって後方に突出する凸状を呈している。入射部52は、対応した各光源40と対向する後端部に、平坦面状の入射面52aを有している。こうした構成により入射部52は、対応した各光源40から発せられて入射面52aへ入射した光を、前方に向かって導く。
第一反射部53は、入射部52の前方且つ且つ内周側領域Iの背後において導光構造51の内周部に形成され、当該内周部の前面に第一反射面53aを有している。平坦面状の第一反射面53aは、導光構造51の最内周縁から外周側へ離間するほど前方の内周側領域Iに向かって傾斜している。こうした構成の第一反射部53は、入射面52aから第一反射面53aへと導かれた光を、指標領域Pの背後となる導光構造51の外周側に向かって当該第一反射面53により反射させる。
第二反射部54は、第一反射部53よりも外周側且つ指標領域Pの背後において導光構造51の後部に形成され、当該後部の後面に傾斜平面55を有している。第二反射部54において平坦面状の傾斜平面55は、第一反射部53から外周側へ離間するほど前方の指標領域Pに向かって傾斜し、回転方向Rにおいて他の第二反射部54の傾斜平面55と互いに隣接している。これにより、回転方向Rに隣接する第二反射部54同士は、後方に向かって凸となる山形の稜線58を各々の傾斜平面55の境界部分に形成している。こうした構成により第二反射部54は、第一反射面53aから傾斜平面55へと反射された光を、当該傾斜平面55により前方の指標領域Pに向かって反射させる。
図5、6に示すように第二反射部54は、傾斜平面55に凹凸を形成する複数のドット56を、さらに有している。各ドット56は、傾斜平面55から後方に突出する円錐凸状に形成されている。本実施形態の傾斜平面55において各ドット56の配置される密度は、図5の如く第一反射部53から外周側へ離間するに従って高くなるように、設定されている。かかる設定により、第一反射部53からの離間距離に応じて減衰する光であっても、より多くのドット56により当該光の反射効率が高められている。
こうした構成の各ドット56は、本実施形態では図7に示すように、それら各ドット56に対応する複数箇所に円錐孔102を有した金型100を用いて、導光体50の全体をキャビティ104内にて樹脂成形することにより一挙に形成される。ここで金型100は、金型となる母材のうち傾斜平面55を形成するキャビティ104の内面に対して、一つのドット56と実質同一な円錐状の先端部を有するパンチ(図示しない)を次々に打ち込
んで各円錐孔102を穿つことにより、製造される。
図2、4に示すように出射部57は、第二反射部54の前方且つ指標領域Pの背後において導光構造51の前部に形成され、表示パネル20に対して実質平行な出射面57aを当該前部の前面に有している。こうした構成により出射部57は、傾斜平面55から出射面57aへと反射された光を、前方の指標領域Pに向かって当該出射面57aから出射させる。
以上説明したことから、第一反射部53に対して入射部52が背後に位置し且つ第二反射部54及び出射部57が外周側に位置してなる断面L字状の導光構造51により、対応した各光源40からの光が指標領域Pへと導かれることで、当該領域Pが照明される。
(作用効果)
上述した第一実施形態の車両用計器1による作用効果を、以下に詳細に説明する。
第一実施形態によると、複数の光源40は、表示パネル20のうち指針30の回転方向Rに沿って指標21が並ぶ指標領域Pの内周側領域Iの背後において、回転方向Rに沿って並んで配置されるため、デッドスペースである内周側領域Iの背後を有効に活用することができる。これによれば、車両用計器1において、各光源40のためのスペースを別に確保しなければならないという制約を減らすことができ、意匠設計の自由度を高めることができる。
さらに、第一実施形態の導光体50において、回転方向Rに沿って並ぶ各導光構造51では、第二反射部54の有する傾斜平面55が第一反射部53から離間するほど指標領域Pに向かって傾斜するため、第一反射部53により指標領域Pの背後に向かって反射された対応光源40からの光は、傾斜平面55のうち第一反射部53から離間箇所に到達可能となる。またさらに、第一実施形態の各導光構造51において、第二反射部54には、複数のドット56が設けられるので、第二反射部54により前方に反射されて指標領域Pを照明する輝度は、高くなる。またさらに、第一実施形態の各導光構造51では、複数のドット56が第二反射部54のうち傾斜平面55に設けられるので、ドット56配置のシミュレーションを、二次元で容易に行うことができる。その結果、複数の傾斜平面が指針回転方向に並ぶことになる導光体の全体において、照明輝度のムラを抑制するために必要なドット56を最適な配置で設けることが可能となる。
加えて、第一実施形態において、稜線58を形成するように回転方向Rに互いに隣接している各導光構造51の第二反射部54の間には、隙間が生じないので、それら第二反射部54は、指標領域Pの背後において、回転方向Rに満遍なく並んで形成されることになる。このように満遍なく形成された第二反射部54によれば、前方の指標領域P全般に各光源40からの光を行渡らせることができ、指標領域Pにおける輝度ムラを確実に抑制することが可能となる。
また加えて、第一実施形態の各導光構造51において、ドット56の配置密度が第一反射部53から離間するに従って高くなる第二反射部54によれば、第一反射部53によって反射された光の減衰量が大きくなる第一反射部53からの離間箇所にてドット56による反射効率が高くなる。これにより、各導光構造51の第二反射部54のうち第一反射部53からの離間箇所の前方において光を受ける指標領域P部分の照明輝度不足は、解消され得る。その結果、各導光構造51における第一反射部53からの離間箇所での反射に関わらず、指標領域P全体における輝度ムラを抑制可能となる。
さらに加えて、第一実施形態の導光体50において、各導光構造51の第二反射部54に形成される複数のドット56は、円錐凸状であるため、当該導光体50を樹脂成形するために用いる金型100の製造に際して、ドット56を形成するための複数の円錐孔102を、例えば、パンチ加工により形成できる。こうしたパンチ加工によれば、パンチ加工の位置決めがし易く、その結果、導光体50の製造が、容易なものとなる。
以上、第一実施形態によれば、意匠設計の自由度を高めた構造において、加工が容易で、かつ、指標領域Pの輝度ムラを抑制した車両用計器1を提供可能となる。
(第二実施形態)
図8に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。第二実施形態では、各導光構造51において第一反射部53の第一反射面153aは、指針30の回転方向Rに沿う曲面状に形成されている。第一反射面153aは、導光構造51の径方向では、最内周縁から外周側へ離間するほど前方の内周側領域Iに向かって傾斜していることから、入射面52aから導かれた光を、指標領域P背後の第二反射部54に向かって反射する。
第二実施形態において、各導光構造51の回転方向Rに沿う曲面状の第一反射面153aを有する第一反射部53は、当該回転方向Rに沿って指標21が並ぶ指標領域Pに対応する第二反射部54の全域に向かって、光を反射させることができる。第二反射部54の全域に向かう先の反射により、指標領域Pにおける照明輝度のムラを抑制することが可能となる。
以上、第二実施形態によれば、意匠設計の自由度を高めた構造において、指標領域Pの輝度ムラをより抑制した車両用計器1を提供可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的には、第一及び第二実施形態において各導光構造51の第二反射部54は、稜線58を形成するように互いに隣接しているが、稜線58を形成しないで互いに離間していてもよい。また、第一及び第二実施形態において各導光構造51のドット56は、円錐凸状に形成されているが、例えば断面が円形以外の形状となる錐形の凸状の他、柱形の凸状、錐形又は有底筒形又は球形の凹状等としてもよい。さらに、第一及び第二実施形態において各導光構造51の入射部52にそれぞれ対応させる光源40の数については、適宜設定可能であり、例えば図9の変形例のように、各導光構造51の入射部52にそれぞれ光源40を一つずつ対応させてもよい。またさらに、第一及び第二実施形態において各導光構造51を回転方向Rに配置する数についても、適宜設定可能である。加えて、第一及び第二実施形態において、各導光構造51の傾斜平面55におけるドット56の配置密度については、第一反射部53から離間するに従って高くなるように設定されているが、第一反射部53から離間するに従って低くなる又は高低するように設定してもよいし、第一反射部53からの離間距離に拘らず一定となるように設定してもよい。
1 車両用計器、20 表示パネル、21 指標、30 指針、40 光源、50、250 導光体、51 導光構造、52 入射部、53 第一反射部、53a、153a 第一反射面、54 第二反射部、55 傾斜平面、56 ドット、57 出射部、58 稜線、60 電気回路部、100 金型、102 円錐孔、104 キャビティ、I 内周側領域、P 指標領域

Claims (5)

  1. 指針の回転方向に沿って指標が並ぶ指標領域を有する表示パネルと、
    前記指標領域の内周側領域の背後において前記回転方向に沿って並んで配置され、前記指標領域を照明する複数の光源と、
    前記表示パネルと各前記光源との間に配置され、それら各前記光源からの光を前記表示パネルへ導く導光体とを、備え、
    前記導光体は、前記回転方向に沿って並ぶ複数の導光構造を有し、
    各前記導光構造は、
    対応する少なくとも一つの前記光源から光が入射される入射部と、
    前記入射部に入射された光を前記指標領域の背後に向かって反射する第一反射部と、
    前記第一反射部によって反射された光を前記指標領域へ反射する第二反射部とを有し、
    前記第二反射部は、前記第一反射部から離間するほど前方の前記指標領域に向かって傾斜する傾斜平面と、前記傾斜平面に凹凸を形成する複数のドットとを有することを、特徴とする車両用計器。
  2. 各前記導光構造の前記第二反射部同士は、稜線を形成するように前記回転方向に互いに隣接していることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
  3. 各導光構造の前記第一反射部は、前記回転方向に沿う曲面状に形成されることを特徴とする請求項1又は2項に記載の車両用計器。
  4. 各導光構造の第二反射部において、前記複数のドットの配置される密度は、前記第一反射部から離間するに従って、高くなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用計器。
  5. 樹脂成形される前記導光体において、各前記導光構造の前記第二反射部には、円錐凸状の前記ドットが複数形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用計器。
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