JP5556708B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、導光体内に該導光体の端面から光を照射し、導光体内部で光を反射させてから、導光体外部に光を放射するエッジライト照明を利用した車両用表示装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載の面発光装置が知られている。これは馬蹄形の平板状の導光体の両端面から平面方向と平行に、光を導光平板内に照射して、導光平板を平面状の均一な発光体として発光させるものである。
更に具体的には、特許文献1においては、拡散板を用いることなく、広範囲にわたる射出面の明暗を抑制して均一な照明を可能とするために、次の構成を有する。馬蹄形の平板状の導光体の両端面に光源が設けられている。光源からの光が両端面から導光体本体内に入射される。
導光体本体の光射出側(表側)に突出して形成され、且つ導光体本体内を導光した光を射出する複数の突条部を有する。導光体本体の裏側の、導光体本体の光射出側に対向する対向面に、導光方向と交わるように複数並んだ溝状に形成され且つ光を突条部に向けて反射する複数の反射部を有する。
表側の突条部が、導光体端面の近傍領域に形成された第1突条部と、近傍領域よりも端面から離れた遠方領域に形成された第2突条部とを有する。第2突条部に相対向する裏側の反射部の数が近傍領域の第1突条部に相対向する反射部の数よりも多くされている。これにより、遠方領域の第2突条部から射出される光量を、近傍領域の第1突条部から射出される光量よりも多くするようにしている。
特開2010−40351号公報
上記特許文献1の技術によると、均一な面発光体が得られるが、発光部は平面状にあるように見えてしまう。従って、奥行き方向にスペースをとらないで、奥行き方向に立体感のある斬新な見栄えのある車両用表示装置が望まれる。
このような、導光体の端面(エッジ面)から光を照射して、導光体を発光させるエッジライト照明を利用した車両用表示装置として本発明の開発過程で案出した構造について図14、図15を用いて説明する。
図14は、本発明の開発過程で案出された車両用表示装置の一部正面図である。また、図15は、図14の矢印Z15−Z15線に沿う方向から見た車両用表示装置4の一部断面図である。
図15の脚部8kを持つ逆U字状の導光体8内に該導光体8の両端面のそれぞれから光を照射し、導光体8内部で光を反射させて、導光体8の前面の表示板21を介して、あるいは表示板21を貫通する導光体8の前面から外部に光を放射している。光源10、13の色は図13の左側の光源10が緑色、右側の光源13が青色とされている。
これにより、図14の一部正面図では、ライン状に発光する導光体8の左端部分5が緑色に発光し、右端部分6が青色に発光する。それぞれの色の光が図15の矢印Y151、Y152のように進行して、導光体8の中央部7では、赤色と青色とが混色して弱く発光している。
このようにして、発光色の変化により、奥行き方向(図14の紙面奥方向)に立体感のある車両用表示装置4が開発過程において案出された。しかし、このように光の強弱と混色により立体感を表現するものでは、充分な立体感が得られない。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、奥行き方向に立体感のある斬新な見栄えのある車両用表示装置を提供することにある。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、車両用表示装置であって、車両情報を表示する表示板と、表示板に隣接して発光する導光体と、導光体の端部から光を導光体内に照射する光源と、を備え、導光体は、互いに分離した複数のセグメント状の光反射部を内部に有し、光反射部は導光体の長手方向に沿って互いにずれて配置されており、かつ導光体を視認する運転者の視線に沿う前後方向に対してもずれて配置され各々の光反射部は、光源からの光を運転者の方向である方に向けて反射し、かつ光源に近い位置に配置された光反射部の後方を通過した光源からの光が光源から遠い位置に配置された光反射部において、方に反射されることを特徴としている。
この発明によれば、導光体内において長手方向に沿ってずれ、かつ前後に対してずれて配置され、光源からの光を反射する光反射部を有するから、光反射部にて反射した光が、導光体の前側に放射されることにより、表示板平面のXY軸方向に対してZ軸方向に厚みを持った発光表示部分を構成できるため、省スペースで立体感があり、斬新な見栄えのある車両用表示装置を得ることができる。
請求項2に記載の発明では、光反射部は、導光体に設けられた空隙部から構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は空隙部からなるから、特別な部材を要することなく光反射部を構成することができる。
請求項3に記載の発明では、空隙部は、凹凸部を内面に有することを特徴としている。
この発明によれば、空隙部の内面に凹凸部を有するから、光源からの光が導光体内で凹凸部に乱反射して、一層見栄えがする車両用表示装置を得ることができる。
請求項4に記載の発明では、光反射部は、長手方向に対して傾斜して設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は、表示板の平面に沿って延び、かつ傾斜しているから、光源からの光が導光体内の光反射部で反射して、容易に立体感のある車両用表示装置を得ることができる。
請求項5に記載の発明では、光反射部は、光源からの光が入射する端部から離れる程、運転者から離れる後方に配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は、光源に近い導光体の端部から離れる程、光反射部が後方に配置されているから、光源から離れた導光体内部における反射が、光源に近い導光体内部における反射より後側にて行われ、明確に立体感のある車両用表示装置を得ることができる。
請求項6に記載の発明では、光源からの光が入射する導光体の両端部から離れた導光体の中央部程光反射部が運転者から離れる後方に配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は、光源に近い導光体の両端部から離れる程、光反射部が後方に配置されているから、導光体の中央部における光反射部による反射が、導光体の両端部における光反射部による反射より後方にて行われ、中央部から手前に拡がりながら接近する立体感のある車両用表示装置を得ることができる。
請求項7に記載の発明では、導光体は、導光体の前面に向けて光源からの光を反射する山形の中央傾斜面を、中央部の後方に有することを特徴としている。
この発明によれば、中央傾斜面を有するから、導光体の両端部からのそれぞれの光を中央傾斜面で前面方向に反射させることができる。
請求項8に記載の発明では、導光体は、導光体を長手方向に二分する仮想面を有し、該仮想面の両側において、一対の光反射部が前後方向ずれて配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は、仮想面に対して両側において、前後方向に対してずれて配置されているから、光反射部が反射した光を再反射させることができ、反射光を多様なものにすることができる。
請求項9に記載の発明では、導光体は、複数の導光片が積層されて形成されており、各導光片に、光反射部が配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、複数の導光片を積層することにより、導光体が形成されているから、光源からの光を導光片ごとに個別に反射させることができる。よって、導光体の厚さ、形状および光源の導光片に対する位置を変えることで、光反射部による発光を、導光片ごとに変えることができる。
請求項10に記載の発明では、光反射部は、複数の導光片相互間の境界面に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は、複数の導光片を積層した境界面に形成されているから、導光片の積層体である導光体内に光反射部を容易に設けることができる。
請求項11に記載の発明では、光源は複数設けられ、複数の前記導光片は、それぞれ異なる前記光源からの光により、前記導光片が照射されることを特徴としている。
この発明によれば、積層された各導光片は、異なる光源からの光が導光されるから、層毎に異なる発光形態を有する導光体を構成できる。
請求項12に記載の発明では、前記導光体は、前記表示板と平行な面に、導光体内の光を前方に放射する放射面を有し、該放射面の後方に底面を有し、該底面の長手方向と交差する側面を有し、底面と側面との少なくともいずれか一方に、導光体内の光を吸収する色調部を有することを特徴としている。
この発明によれば、導光体の底面と側面との少なくともいずれか一方に、導光体内の光を吸収する明度の低い色調部を形成したから、色調部によって導光体内からの光を吸収でき、光を反射して発光する光反射部の導光体内での浮遊感を向上させることができる。
請求項13に記載の発明では、導光体は、表示板の後方または前方に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、導光体が表示板の後方に設けられることにより、表示板の奥側に立体感のある車両用表示装置を得ることができ、一方、表示板の前方に設けられることにより表示板の前方に立体感のある車両用表示装置を得ることができる。
請求項14に記載の発明では、導光体は、表示板を貫通して設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、導光板の前方から後方にかけて立体感のある車両用表示装置を得ることができる。
請求項15に記載の発明では、光反射部は、前後方向に複数重ねられて、長手方向に沿って線状に並んでいることを特徴としている。
この発明によれば、光反射部は、前後方向に複数重ねて配置されているから、奥行きのある線状の車両用表示装置を得ることができる。
請求項16に記載の発明では、導光体は、円弧状に形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、導光体は、円弧状に形成されているから、奥行きのある円弧状の車両用表示装置を得ることができる。
本発明の第1実施形態を示す車両用表示装置となる、車速表示装置の正面図である。 図1の車両用表示装置内の車両用表示装置の拡大図である。 図2の矢印Z3−Z3線に沿う車両用表示装置の断面図である。 図2の矢印Z4−Z4線に沿う車両用表示装置の断面図である。 図5は、図1に示した導光体と表示板の断面部分の説明図である。 本発明の第2実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。 本発明の第5実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。 本発明の第6実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。 本発明のその他の実施形態をなす、アーチ形の指標を指し示す指針が回転する車両用表示装置となる車両用計器の正面図である。 本発明のその他の実施形態をなす、円弧形の指標を指し示す指針が回転する車両用表示装置となる車両用計器の正面図である。 更にその他の実施形態における導光体の表示板に対するレイアウトの変形例を示す模式図である。 本発明の開発過程で案出された車両用表示装置の一部正面図である。 図14の矢印Z15−Z15線に沿う方向から見た車両用表示装置の一部断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図5を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示す車両用表示装置となる、特に車速表示装置の正面図である。図2は、図1の車両用表示装置の拡大図である。
図1において、車両用表示装置1は、車速表示部2と、方向指示表示部3を有する。4は、エッジライト照明による車両用表示装置である。この車両用表示装置4は、手前から奥側にかけて青色の発光部分が段階的に立体感を伴って表示されている。左右端部5、6の明るい青色部分は、手前側に近づいて視認され、中央部7は奥側に視認される。
図2は図1の車両用表示装置4の拡大正面図である。図3は、図2の矢印Z3−Z3線に沿う車両用表示装置の断面図である。また、図4は、図2の矢印Z4−Z4線に沿う車両用表示装置の断面図である。
図3に示すように、車両用表示装置4は、左右に長い透光性のある合成樹脂(ポリカーボネイト)で射出成型された導光体8を有する。この導光体8の左右端部5、6のエッジ部5a、6aには、複数の光源(発光ダイオード:LED)10、11、12、13が設けられている。
この光源10〜13は、導光体8に対して、エッジライト照明の光源として機能する。また、光源10〜13のうち、外側の光源10、12は、この第1実施形態では緑色の発光ダイオードを使用している。また、内側の光源11、13は、青色の発光ダイオードを使用している。しかし、これら光源10〜13は、その他の発光色を採用しても良い。
光源10〜13は、プリント基板15上に実装されている。プリント基板15と導光体8の間には、光を透過しない遮光シート16が設けられている。車両用表示装置1のメータケース20内に表示板21が取り付けられ、この表示板21の裏側である図3の下側に導光体8が設けられている。
図3の導光体8は、左右に反射面となる光源用傾斜面17、18を有している。光源10〜13からの光が導光体8のエッジ部5a、5bから導光体8内に導入される。導入された光を左右方向、つまり導光体の長手方向に、光源用傾斜面17、18で反射させている。
また、表示板21が、メータケース20に、導光体8と共に取り付けられている。表示板21上には、図示しない液晶表示装置による車速表示部2(図1)を有し、車速がデジタル表示される。
表示板21の平面に対して直交する方向(図3上下方向)に、所定長さの奥行きを導光体8が持っている。この奥行きは10mm以上に設定される。また、光源10〜13からの光は、光源用傾斜面17、18で反射して、導光体8内において表示板21の平面と平行方向に光が照射される。
導光体8内において、互いに奥行き方向に離間して配置され、光源10〜13からの光を表示板21の平面と交差する前面方向(図3上方)に反射する複数の光反射部を構成する空隙部25a1、25b1、25c1、25d1、25a2、25b2、25c2、25d2(総称して空隙部25)が直線状に並んで設けられている。
この空隙部25は、導光体8の長手方向に対して傾斜して設けられている。かつ、空隙部25の内周面に空隙凹凸部27をそれぞれ有する。空隙部25は、互いに分離されたセグメント状に形成されている。
各々の空隙部25が、反射部分25h1、25h2(総称して25h)を持っている。空隙凹凸部27は、反射部分25h1、25h2における光の散乱を助長するが、省略することも可能である。
空隙部25は、表示板21の平面と平行な方向(図3紙面左右方向)が長いスリットからなり、この空隙部25は、表示板21と平行な方向(図3紙面左右方向)に対して傾斜して配置されている。この空隙部25の傾斜面に上記空隙凹凸部27をそれぞれ有する。
また、空隙部25は、矢印Y3方向(運転者の視線方向)に沿う奥行き方向に、複数重ねて配置されている。また、複数の光源10〜13は、導光体8の両端から光を導光体8内に導入するために、導光体8の異なるエッジ部5a、5b側にそれぞれ配置されている。
導光体8は射出成型品であり、空隙部25は、図3の紙面と直角方向に成形型を抜くことにより形成できる。導光体8は、中央部に山形の中央傾斜面28を有し、導光体8の左右端部(両端部)5、6からの光を中央傾斜面28で反射させている。この中央傾斜面28には、ミクロン単位の凹凸部からなるシボが形成されている。
図4は、図2の矢印Z4−Z4線に沿う方向から見た車両用表示装置の断面図である。図4において、表示板21の裏側に接するように導光体8が設けられている。空隙部25は、導光体8の側面同士を結ぶように導光体8を貫通して形成されている。LEDから成る光源11は、導光体8の端面に隣接するようにプリント基板15上に実装されている。20はメータケースであり、プリント基板15と表示板21を保持している。
図5は、図1に示した導光体8と表示板21の断面部分の説明図である。図5の(a)における領域R5の拡大図を図5の(b)部分に示している。また、図5の領域R5の変形例の拡大図を図5の(c)部分に示している。
図5のように、スリットからなる空隙部25には、光源10〜13(図3)からの光を乱反射させる0.1mmから0.5mmの範囲の深さを有する空隙凹凸部27が形成されている。この空隙凹凸部27は、図5の(c)に示すように、深さを20μ程度としたシボ27a、27bで形成されていても良い。
上記構成から成る第1実施形態の作用効果について説明する。図3のように、導光体8内において互いに矢印Y3方向(奥行き方向)に離間して配置され、光源10〜13からの光を反射する複数の光反射部を構成する空隙部25を有する。
このため、奥行き方向に離間して配置された空隙部25にて反射した光が、導光体8の外部に放射されることにより、奥行き方向に立体感のある車両用表示装置4を得ることができる。
この場合において、スリットからなる空隙部25の内面に、空隙凹凸部27(図5)を有するから、光源10〜13からの光が、導光体8内で空隙凹凸部27で乱反射して、奥行きのある見栄えの良い車両用表示装置4を得ることができる。
空隙部25は、奥行き方向に複数重ねて配置されているから、奥行きのある段階的に積みあがった発光する空隙部25を持つ車両用表示装置4を得ることができる。また、空隙部25は、左右に存在する光源10〜13の少なくともいずれかからの光を反射する。よって、空隙部25にて反射される光の状態を、空隙部25の形および配置を変えることで任意に設定することができる。
図3においては、左右対称に空隙部25を配置し、光源10〜13からの光が、両端部となる光源用反射面17、18に近いほど、導光体8の表側に位置する表示板21近くで反射するように構成されている。逆に、光源10〜13からの光が、中央部7に位置する中央傾斜面28に近いほど、表示板21から離れた位置で反射するように構成されている。
また、空隙部25は、図3の紙面に垂直な方向に延在し、導光体8の側面相互間を貫通する四角形の形状を有する。これにより運転者が車両用表示装置4を視認する方向である矢印Y3方向から見た場合に、図2に示すように、複数の空隙部25で反射された光の帯が中央に行くほど奥深い位置で発光して視認される。これにより、立体感のある車両用表示装置4が得られる。
更に、導光体8は、中央部7に山形の中央傾斜面28(図3)を有する。これにより、導光体8の左右端部(両端部)5、6からの光を中央傾斜面28で反射させることができる。この中央傾斜面28にも、図5の(b)、(c)部分に示すような凹凸部またはシボが形成されているため、中央傾斜面28は、空隙部25と同様の作用を成す。
以上のように、車両用表示装置4の照明構造において、運転者の視線方向に一定以上(10mm以上)の厚みを持った導光体8を有し、この導光体8内で、上記視線方向に段差を持ったスリットから成る空隙部25を設けている。
従って、空隙部25が、エッジライト照明構造で導光された光で発光することで、立体感(奥行き感)を向上させ、斬新な見栄えを提供することができる。なお、空隙部25の位置、空隙部25表面の表面処理、光源10〜13の発光色を変化させることで、様々な見え方を表現することが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。図6は、本発明の第2実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。
図6において、断面が直角三角形の空隙部25を有する。この空隙部25は、導光体8の両端部から中央にいたるほど、表示板21から離れた位置に形成されている。また、空隙部25内の直角三角形の傾斜面が反射部分25hを形成し、各光源10〜13からの反射光を受けるように配置されている。直角三角形の空隙部25の位置および空隙部25の傾きを調整することで、光源10〜13からの光を任意の方向に反射するように設定できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図7は、本発明の第3実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。
図7おいて、空隙部25は、二等辺三角形の断面形状を有する。これにより、空隙部25は、導光体8の異なる端面部にそれぞれ配置された複数の光源10〜13からの光を反射する相対向する傾斜面を持っている。
このように断面が二等辺三角形の空隙部25は、複数の光源10〜13からの光を反射する一対の反射部分25h1、25h2をなす傾斜面を持つから、空隙部25が反射した光を、お互いに矢印Y71、Y72、Y73、Y74のように再反射させることができる。つまり、図7の右側のみ説明すると、右側の光源12、13から導光体8内に入射した光は、右側の複数の空隙部25で反射して導光体8の外部に矢印Y75、Y76のように放射される。
また、入射された光の一部は、導光体8の左側に矢印Y71、Y72のように進み、左側の空隙部25の傾斜面で反射して、反射した光は、矢印Y77、Y78のように外部に放射されると共に、矢印Y73、Y74のように右側の空隙部25に戻る。このようにして、左右の空隙部25相互間を往復する光によって、他の実施形態とは異なる光の反射パターンが得られる。
換言すれば、導光体8は、平面方向と直交する仮想面を有し、該仮想面に対して両側において、光反射部が前後方向に対してずれて配置されている。これによれば、光反射部は、仮想面に対して両側において、前後方向に対してずれて配置された光反射部が反射した光を再反射させることができ、反射光を多様なものにすることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図8は、本発明の第4実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。図8おいて、空隙部25は、三角形の断面形状を有するものと円形の断面形状を有するものが用いられている。
また、空隙部25は、導光体8の異なる端面にそれぞれ配置された複数の光源10〜13からの光を導光体8内のランダムな反射部分25hの位置にて反射するように配置されている。
これによれば、空隙部25は、光源10〜13からの光をランダムに反射することができるから、反射光を多様なものにすることができる。なお、中央部7付近の空隙部25の数は、両端部付近の空隙部25の数よりも少なくされている。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図9は、本発明の第5実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。なお、図9においては断面を示すハッチングは、図を見易くするため、一部省略した。
図9おいて、導光体8は、複数の導光片81、82、83、84を積層して形成されている。各導光片81、82、83、84内に、スリットからなる空隙部25が配置されている。
これによれば、複数の導光片81、82、83、84を積層することにより、導光体8が形成されているから、光源10〜13からの光を、導光片81、82、83、84毎に個別に反射させることができる。
なお、複数の光源10〜13の各々の位置ずれにより、各導光片81、82、83、84に入る夫々の光源からの光の量を調整することができる。また、導光片81、82、83、84の図9上下方向の厚さによっても、各導光片81、82、83、84からなる層内に入る光の量と質(複数の色の異なる光源からの光の割合により決まる発光色)を変えることが可能である。
導光片81、82、83、84の各層相互間の境界面に接して光反射部をなす空隙部25a1、25b1、25c1、25d1、25a2、25b2、25c2、25d2(総称して空隙部25)が設けられている。
これにより、空隙部25を形成するための成形型(抜き型)は、図9の紙面に垂直方向に抜く以外に、境界面と交差する方向に抜くことも可能になる。また、各々の空隙部25は、前面側に反射部分25hを持っている。
このようにして成形された導光片81、82、83、84が、複数積層されることで、導光体8が完成される。なお、積層時に、導光片81、82、83、84相互間の密着性をよくするために、導光片81、82、83、84を加熱しながら加圧しても良いし、あえて密着性を悪くして層間を光学的に分離しても良い。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図10は、本発明の第6実施形態を示し、図2の矢印Z3−Z3線に沿う部分に相当する、車両用表示装置の断面図である。なお、図10においては断面を示すハッチングは、図を見易くするため、一部省略した。
図10おいて、導光体8は、複数の導光片81、82、83、84を積層して形成されている。また、各導光片81、82、83、84内に、空隙部25a1、25b1、25c1、25d1、25a2、25b2、25c2、25d2(総称して空隙部25)が配置されている。
これによれば、複数の導光片81、82、83、84を積層することにより、導光体8が形成されているから、光源10〜13からの光を導光片81、82、83、84毎に反射させることができる。
また、空隙部25は、複数の導光片81、82、83、84を積層した境界面に形成された凹部からなる。これによって、導光片81、82、83、84相互間の境界部は、表示板21の平面と平行でない部分を持つことになるが、境界面に凹部からなる空隙部25が露出するから、成形型で空隙部25を持った導光片8を成型し易くなる。
なお、上記第5実施形態および第6実施形態のように、積層した導光片81、82、83、84で導光体8を構成するものにおいては、複数の各導光片81、82、83、84の内部が、それぞれ異なる光源10〜13からの光により照射されるようにしても良い。
この場合、光源10〜13の色を互いに異ならせてもよい。これによれば、積層された各導光片81、82、83、84は、異なる光源10〜13からの光で発光するから、層毎に異なる発光形態を有する導光体8を構成できる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の図1の第1実施形態では、車両用表示装置1の下側にバー状の車両用表示装置4を形成したが、車両用表示装置1として、指針を持った車両用計器を採用して、本発明を適用することもできる。以下、これについて図11および図12を用いて説明する。
図11は、本発明のその他の実施形態をなす、アーチ形の指標を指し示す指針32が回転する車両用表示装置1となる車両用計器の正面図である。図11において、車両用計器は、車速表示部2と方向指示表示部3を有する。また、車速表示部2の下部に、エッジライト照明による車両用表示装置4を有する。
この車両用表示装置4は、手前から奥側にかけて青色の発光部分が段階的に立体感を伴って表示されている。左右端部(両端部)5、6の明るい青色部分は手前側に近づいて視認され、中央部7は奥側に視認される。
次に、図12は、本発明のその他の実施形態をなす、円弧形の指標を指し示す指針が回転する車両用表示装置1となる車両用計器の正面図である。図12において、車両用表示装置1となる車両用計器は、表示板21に印刷された数字30と目盛31からなる指標30、31を有する。
この指標30、31を指し示す指針32が回転する。表示板21の裏面には図示しない光源となるLEDが配設されており、このLEDの光が、指針32内に導光されて周知のように発光する。また、複数の目盛31の外周側に、円弧状の導光体8が配設されている。
この円弧状の導光体8内には、上記各実施形態で説明したように、表示板21の裏面の光源からの光を反射する空隙部(25)となるスリットが、指針32の中心軸部32aを中心として、放射状に配設されている。目盛31の一部は、レッドゾーン33で構成されている。よって、円弧状の導光体8内に空隙部(25)からなる光反射部が曲線状(円弧状)に並んで設けられている。

更に、円弧状(馬蹄形)の導光体8は、図12の紙面に垂直方向に突出して形成されている。この突出長さは少なくとも10mm以上であり、図12の例では、紙面と垂直に導光体8が円弧状ケース部34と共に筒状に突出している。この突出量は50mmである。光源10〜13をなすLEDは、導光体8の左右端部(両端部)5、6に光が導入されるように、円弧状ケース部34の端部内にそれぞれ設けられている。
導光体8内部に存在する空隙部(25)の導光体8の付け根(紙面奥底)からの高さは、左右端部5、6にいたる程、図示しない空隙部(25)が手前側に配置されるように設定されている。従って、両端部から最も遠い図12の上部の中央部7の空隙部(25)による発光が最も遠方に配置されて立体感をかもしだしている。
図13は、更にその他の実施形態における、導光体8の表示板21に対するレイアウトの変形例(M1からM8)を示す模式図である。図11において、変形例M1は、表示板21の裏側に導光体8が位置する点は第1実施形態の図4と同様であり、光源11の導光体8に対する配置も同様である。
ただ、空隙部25の形状が断面三角形であり、三角形の空隙部25における傾斜面が導光体8の奥行き方向(図13左右方向)に対向して配置されている。20はメータケースである。
変形例M2は、変形例M1に対して、空隙部25の形状が矩形であり、導光体8の一方の側面に沿う凹部として形成されている。変形例M3は、表示板21の表面を突き抜けて導光体8が配置され、導光体8の前面先端は鋭角状に尖っている。なお、空隙部(25)の詳細は省略されている。
変形例M4は、表示板21の表側に導光体8が配置されている。なお、空隙部(25)の詳細は省略されている。また、光源(11)は、プリント基板15上に配置されているが、図示を省略している。
変形例M4において、導光体8に対しては、プリント基板15上の光源(11)まで、図示しない導光体8の脚部(図15の脚部8kと同様の部位)を延長している。20はメータケースである。
変形例M5は、表示板21の表裏を導光体8が貫いている。なお、空隙部(25)の詳細は省略されている。また、光源11は、プリント基板15上に配置されており、導光体8に最奥部に隣接して配置されている。
変形例M6も、変形例M5と同様に、表示板21の表裏を導光体8が貫いている。なお、空隙部(25)の詳細は省略されている。また、光源11は、プリント基板15上に配置されており、導光体8の最奥部に隣接して配置されている。また、導光体8の表側先端面に面取りが施されている。
変形例M7も変形例M6と同様に、表示板21の表裏を導光体8が貫いている。なお、空隙部(25)の詳細は省略されている。また、光源11は、プリント基板15上に配置されており、導光体8に最奥部に隣接して配置されている。また、導光体8の表側先端面が曲面に成型されている。
変形例M8は、表示板21の表裏を導光体8が貫いている。導光体8の最奥部は、メータケース20に支持されている。空隙部(25)の詳細は省略されている。また、図示しない光源(11)は、プリント基板15上に配置されている。また、プリント基板15上の光源(11)まで、図示しない導光体8の脚部が延長されて、導光体8内に光源(11)の光を導入している。
以上の図13に示した変形例のうち、変形例M3からM8のように、導光体8の表面を表示板21より前面、つまり運転者側に導光体8を出すことで、導光体8の厚みを充分に確保することができ、より立体感を向上させることが可能である。
次に、第1実施形態を説明する図3においては、導光体8の側面の光源用反射面17、18および遮光シート16と対面する底面は、透明の側面および底面が露出するようにしているが、この側面と底面とに導光体内の光を吸収する色をつけても良い。以下、これについて説明する。
図3を援用して説明する。導光体8の表示板21と平行な面に、導光体8内の光を前面に放射する光放射面8aを有する。この光放射面8aに対向する位置に導光体の底面8bを有する。底面8bの裏面に遮光シート16を有する。また、この底面8bの両側に導光体の側面8c、8dとなる光源用反射面17、18を有する。この光源用反射面17、18からなる側面8c、8dは、互いに相対向して形成されている。
これらの底面8bと側面8c、8dの少なくともいずれか一方に、導光体8内からの光を吸収する色調部(カラー部)を形成しても良い。この色調部の一つを図3の破線部8eにて仮想的に示している。色調部8eは、できるだけ暗い色調の塗装膜を形成するとか、カラーフィルムを貼ることで構成することができる。
これによれば、導光体8の底面8bおよび導光体8の側面8c、8dの少なくともいずれか一方に、明度の低い色調部8eを形成したから、光を反射して発光する空隙部25の導光体8内での浮遊感を向上させることができる。また、明度の低い色調を持つ遮光シート16を底面8bに密着させても良い。また、光源10〜13の発光色は、単一色でも良いが、多色にして、発光色を切り替え制御しても良い。
次に、上記各実施形態では、光反射部を空隙部25で構成したが、輝く反射部分を持つ金属薄板、金属パイプ、プラスチックシート、プラスチック薄片、プラスチックのビーズ等で構成しても良い。この場合は、これらの物体が導光体を成す樹脂中にモールド成型される。また、導光片が積層されて導光体が形成される場合は、導光片の境界面に、上記物体が挟持される。
このように、空隙部やスリット以外の物体で光反射部を形成する場合は、セグメント状に導光体内にばらばらに配置された光反射部同士を導光体の側面等で連結して一体化しても良い。
例えば、図10を援用すると、図10の複数の空隙部25の代わりにプラスチック薄片からなる光反射部を複数設け、これらの光反射部相互間を、導光体8の側壁面(図10の紙面と平行な面)に配置した連結片で連結して一体成型品としても良い。これによれば、光反射部は、櫛歯状の一体成型品からなり、取り扱いや製造が容易になる。
更に、車両の運転者の視線方向と略一致するZ方向で一定以上の厚みを持った導光体に、Z方向で段差を持った光反射面部(スリット等)を設けることで、少ないスペースで立体感が得られる。
また、導光体の光反射部に、エッジライト照明構造で導光させた光が届き発光する構造とすることで、一般的に立体感の乏しかったエッジライト照明による車両用表示装置に画期的な構造が提供できるが、導光体内部でLED等の発光素子を発光させても良い。
なお、光源の光は、単色、または複数の色で発光させてもよく、複数の場合は、左右で色を変えた構造とするも可能である。そして、光反射部の角度、間隔を変えることで、左右からの光の反射量をコントロールし、さまざまな立体感(奥行き感)を向上させた構造とすることが可能である。
更に、導光体は、直線状に形成しても良いが、計器部を囲むように円弧形状としたことで計器部に外来光が直射するのを遮るバイザー(VISOR)としての円弧状立ち壁に沿った形状とすることができる。
また、走行中の異常を知らせるインジケータが作動した場合と連動して、導光体に入射する光源の光の色を切り替えることで、自動車の走行状態を運転者に報知することも可能である。
また、表示板の裏に液晶表示装置を設けた実施形態を説明したが、蛍光表示管を設けたものを使用しても良い。
1 車両用表示装置
4 車両用表示装置
5a、5b エッジ部
5、6 導光体の左右端部(両端部)
7 導光体の中央部
8 導光体
8a 導光体の光放射面
8b 導光体の底面
8c、8d 導光体の側面
8e 色調部
10〜13 光源
15 プリント板
16 遮光シート
17、18 光源用反射面
20 メータケース
21 表示板
25 空隙部(スリット)(光反射部)
25h 反射部分
27 空隙凹凸部
28 山形の中央傾斜面
81、82、83、84 複数の導光片

Claims (16)

  1. 車両用表示装置であって、車両情報を表示する表示板と、
    前記表示板に隣接して発光する導光体と、
    前記導光体の端部から光を前記導光体内に照射する光源と、を備え、
    前記導光体は、互いに分離した複数のセグメント状の光反射部を内部に有し、前記光反射部は前記導光体の長手方向に沿って互いにずれて配置されており、かつ前記導光体を視認する運転者の視線に沿う前後方向に対してずれて配置され各々の前記光反射部は、前記光源からの光を前記運転者の方向である前方に向けて反射し、かつ前記光源に近い位置に配置された前記光反射部の後方を通過した前記光源からの光が前記光源から遠い位置に配置された前記光反射部において、前記前方に反射されることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記光反射部は、前記導光体に設けられた空隙部から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記空隙部は、凹凸部を内面に有することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記光反射部は、前記長手方向に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記光反射部は、前記光源からの光が入射する前記端部から離れる程、前記運転者から離れる後方に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記光源からの光が入射する前記導光体の両端部から離れた前記導光体の中央部程、前記光反射部が前記運転者から離れる後方に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記導光体は、前記導光体の前記前方に向けて前記光源からの光を反射する山形の中央傾斜面を、前記中央部の前記後方に有することを特徴とする請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記導光体は、該導光体を前記長手方向に二分する仮想面を有し、該仮想面両側において、一対の光反射部が前記前後方向にずれて配置されていることを特徴とする請求項6または7に記載の車両用表示装置。
  9. 前記導光体は、複数の導光片が積層されて形成されており、各導光片に、前記光反射部が配置されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  10. 前記光反射部は、複数の前記導光片相互間の境界面に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の車両用表示装置。
  11. 前記光源は複数設けられ、
    複数の前記導光片は、それぞれ異なる前記光源からの光により、前記導光片の各々が照射されることを特徴とする請求項9または10に記載の車両用表示装置。
  12. 前記導光体は、前記表示板と平行な面に、前記導光体内の光を前記前方に放射する放射面を有し、
    該放射面の後方に底面を有し、該底面の長手方向と交差する側面を有し、前記底面と前記側面との少なくともいずれか一方に、前記導光体内の光を吸収する色調部を有することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  13. 前記導光体は、前記表示板の前記後方または前記前方に設けられていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  14. 前記導光体は、前記表示板を貫通して設けられていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  15. 前記光反射部は、前後方向に複数重ねられて、前記長手方向に沿って線状に並んでいることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  16. 前記導光体は、計器部を囲む円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
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