JP5012337B2 - 指針計器 - Google Patents

指針計器 Download PDF

Info

Publication number
JP5012337B2
JP5012337B2 JP2007228164A JP2007228164A JP5012337B2 JP 5012337 B2 JP5012337 B2 JP 5012337B2 JP 2007228164 A JP2007228164 A JP 2007228164A JP 2007228164 A JP2007228164 A JP 2007228164A JP 5012337 B2 JP5012337 B2 JP 5012337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointer
reflective
interface
board
region side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007228164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009058475A (ja
Inventor
敏揮 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007228164A priority Critical patent/JP5012337B2/ja
Publication of JP2009058475A publication Critical patent/JP2009058475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5012337B2 publication Critical patent/JP5012337B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • B60K2360/6992

Description

本発明は、指針計器に関する。
従来、透明な導光部材よりなり、略円盤状に形成され、軸方向端面に文字盤に形成された表示部を指し示す指針部を有する指針盤であって、指針部が指針盤内部を進行する光を視認者側に反射する反射面からなっている指針盤と、指針盤の中央部から指針盤の外周部に向けて光を照射する光源とを有する指針計器が知られている(特許文献1参照)。この指針計器では、光源から出射される光を指針盤の外周部で反射させ、その反射光を反射面に入射させることで、視認者に指針部を1本の光の筋として認識させている。指針盤は、文字盤の背後に設けられるモータなどからなるムーブメントによって回転駆動される。
特開2006−267081号公報
上述した指針計器では、指針部が略円盤状に形成された指針盤に形成されているので、針状の指針部よりも慣性モーメントが大きく、ムーブメントの負担が増加する。このため、指針盤の慣性モーメントを小さくすべく、指針盤を薄く形成する必要がある。ところが、指針盤を薄くすると、光源から指針盤に供給する光の量が減少する。
上述した指針計器では、指針盤の外周部は、ほとんど段差のない滑らかな形状となっている。このため、指針盤の中央部から外周部に向けて照射される光の大半は、外周部にて反射し再び中央部に戻ってしまう。指針部の反射面へは外周部にて乱反射した光が到達し、反射面が発光する。
乱反射の方向成分は、不規則であるため、反射面に到達する光の量は少ない。また、慣性モーメントを小さくすべく、指針盤を薄く形成すると、指針盤に入射する光の量は少なくなるので、反射面に到達する光の量はさらに少なくなり、指針部の輝度が低下するという問題が発生する。
本発明の目的は、指針盤の慣性モーメントを小さくすべく指針盤を薄く形成しても、指針盤に形成した指針部の輝度を高めることができる指針計器を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の発明は、表示部が形成された文字盤と、光を導光する透明な導光材料よりなり、略円盤状に形成され、軸方向端面に表示部を指し示す指針部を有する指針盤であって、指針部が指針盤内部を進行する軸方向端面に沿った方向の光を視認者側に反射するように軸方向端面に対して傾斜して形成される反射面からなっている指針盤と、指針盤の中央部から指針盤の外周部に設けられる反射界面に向けて光を照射する光源と、を備える指針計器であって、反射界面は、反射界面にて反射した反射光が指針盤内部を反射面に向かって進行するように形成されており、
指針部は、指針盤の中心軸を通り、指針盤を半円状の第1領域と半円状の第2領域に分割する仮想の分割線を設定し、その分割線を基準方向とした場合に、指針盤の中央部から外周部の方向に向かって形成されており、指針部の反射面は、分割線を境に第1領域側の外周部を向くように軸方向端面に対して傾斜した第1反射面と、第2領域側の外周部を向くように軸方向端面に対して傾斜した第2反射面を有しており、反射界面は、指針盤の外周部の全周に亘って複数個形成され、第1領域側の反射界面は、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が、第1反射面に向かって進行するように形成され、第2領域側の反射界面は、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が、第2反射面に向かって進行するように形成されている指針計器において、
反射界面は、指針盤の外周部の全周に亘って所定のピッチ角度で複数個形成され、第1領域側の反射界面は、反射界面を通る仮想円の接線に対して、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が第1反射面に向かうように傾斜し、第2領域側の反射界面は、仮想円の接線に対して、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が第2反射面に向かうように傾斜していることを特徴としている。
この構成によれば、略円盤状に形成された指針盤に形成された指針部は、指針盤内部を進行する軸方向端面に沿った方向の光を視認者側に反射するように軸方向端面に対して傾斜した反射面からなっている。そして、その反射面は、指針盤の外周部に設けられる反射界面にて反射した光を視認者側に反射するので、視認者に指針部を物体として認識させるのではなく、指針部を1本の光の筋として認識させることができ、指針部を斬新な見栄えとすることができる。
また、反射面に光を供給する反射界面は、反射界面にて反射した反射光が指針盤内部を反射面に向かって進行するように形成されているので、指針盤の中央部から第1、第2反射面に到達するまでに、反射界面にて光が反射する回数を極力少なくすることができ、また、光が進行する距離を極力短くすることができる。これにより、指針盤内部を進行する光を効率よく反射面に導くことができ、指針部の輝度を高めることができる。
さらに、この構成によれば、第1領域側の反射界面は、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が、第1反射面に向かって進行するように形成され、第2領域側の反射界面は、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が、第2反射面に向かって進行するように形成されているので、指針盤の中央部から第1、第2反射面に到達するまでに、反射界面にて光が反射する回数を極力少なくすることができ、光が進行する距離を極力短くすることができる。このため、指針盤内部を進行する光を効率よく第1、第2反射面に導くことができ、指針部の輝度を高めることができる。
さらにまた、分割線を境に、指針盤の第1領域内部を進行する光は第1反射面へ、第2領域の指針盤の第2領域内部を進行する光は第2反射面へ供給されることとなるため、第1、第2反射面の輝度を均等にすることができる。
加えて、反射界面は、指針盤の外周部の全周に亘って所定のピッチ角度で複数個形成され、さらに、第1領域側の反射界面は、反射界面を通る仮想円の接線に対して、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が第1反射面に向かうように傾斜し、第2領域側の反射界面は、前記仮想円の接線に対して、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が第2反射面に向かうように傾斜しているので、第1、第2領域側の反射界面にて反射したそれぞれの反射光を効率よく第1、第2反射面に導くことができる。
本発明の請求項に記載の発明は、反射界面は、分割線に対して線対称に形成されていることを特徴としている。この構成によれば、第1、第2領域での光の進行がほぼ同じとなるため、第1、第2反射面の輝度を均等にすることができる。
本発明の請求項に記載の発明は、反射界面のさらに外周には、反射界面を覆う高反射部材が設けられていることを特徴としている。この構成によれば、反射界面から光が透過して外周側に光が逃げていくのを抑制することができるので、より指針部の輝度を高めることができる。
本発明の請求項に記載の発明は、表示部が形成された文字盤と、光を導光する透明な導光材料よりなり、略円盤状に形成され、軸方向端面に表示部を指し示す指針部を有する指針盤であって、指針部が指針盤内部を進行する軸方向端面に沿った方向の光を視認者側に反射するように軸方向端面に対して傾斜して形成される反射面からなっている指針盤と、指針盤の中央部から指針盤の外周部に設けられる反射界面に向けて光を照射する光源と、を備える指針計器であって、反射界面は、反射界面にて反射した反射光が指針盤内部を反射面に向かって進行するように形成されており、
指針部は、指針盤の中心軸を通り、指針盤を半円状の第1領域と半円状の第2領域に分割する仮想の分割線上に、指針盤の中央部から外周部に向かって延びて形成されており、指針部の反射面は、第1領域側の外周部を向くように傾斜しており、反射界面は、指針盤の外周部の全周に亘って複数個形成され、第1領域側の反射界面は、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が、反射面に向かって進行するように形成され、第2領域側の反射界面は、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が、分割線のうち、指針部が形成されていない側の指針盤の中央部と外周部とを結ぶ線を通って、第1領域に向かって進行するように形成されている指針計器において、
反射界面は、指針盤の外周部の全周に亘って所定のピッチ角度で形成され、第1領域側の反射界面は、反射界面を通る仮想円の接線に対して、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が第1反射面に向かうように傾斜し、第2領域側の反射界面は、仮想円の接線に対して、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が、分割線のうち、指針部が形成されていない側の指針盤の中央部と外周部とを結ぶ線を通って、第1領域に向かって進行するように傾斜していることを特徴としている。
この構成によれば、略円盤状に形成された指針盤に形成された指針部は、指針盤内部を進行する軸方向端面に沿った方向の光を視認者側に反射するように軸方向端面に対して傾斜した反射面からなっている。そして、その反射面は、指針盤の外周部に設けられる反射界面にて反射した光を視認者側に反射するので、視認者に指針部を物体として認識させるのではなく、指針部を1本の光の筋として認識させることができ、指針部を斬新な見栄えとすることができる。
また、反射面に光を供給する反射界面は、反射界面にて反射した反射光が指針盤内部を反射面に向かって進行するように形成されているので、指針盤の中央部から第1、第2反射面に到達するまでに、反射界面にて光が反射する回数を極力少なくすることができ、また、光が進行する距離を極力短くすることができる。これにより、指針盤内部を進行する光を効率よく反射面に導くことができ、指針部の輝度を高めることができる。
さらに、この構成によれば、第1領域側の反射界面は、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が、反射面に向かって進行するように形成され、第2領域側の反射界面は、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が、分割線のうち、指針部が形成されていない側の指針盤の中央部と外周部とを結ぶ線を通って、第1領域に向かって進行するように形成されているので、第1領域側の光は勿論、第2領域側の光も第1領域に回りこんで反射面に到達するので、指針盤の中央部から放射状に照射される光を効率よく反射面に導くことができ、指針部の輝度を高めることができる。
加えて、反射界面は、指針盤の外周部の全周に亘って所定のピッチ角度で複数個形成され、さらに、第1領域側の反射界面は、反射界面を通る仮想円の接線に対して、第1領域側の反射界面にて反射した反射光が反射面に向かうように傾斜し、第2領域側の反射界面は、仮想円の接線に対して、第2領域側の反射界面にて反射した反射光が、分割線のうち、指針部が形成されていない側の指針盤の中央部と外周部とを結ぶ線を通って、第1領域に向かって進行するように傾斜しているので、第1、第2領域側の反射界面にて反射したそれぞれの反射光を効率よく反射面に導くことができる。
本発明の請求項に記載の発明は、反射界面のさらに外周には、反射界面を覆う高反射部材が設けられていることを特徴としている。この構成によれば、反射界面から光が透過して外周側に光が逃げていくのを抑制することができるので、より指針部の輝度を高めることができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一若しくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、コンビネーションメータに組み込まれた本発明の第1実施形態による指針計器としてのスピードメータの正面図である。図2は、図1中のII−II線の断面図である。図3は、図1中のIII−III線の断面図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の車室内の運転席前方に設けたインストルメントパネル内に配置され、車両の各種情報などを表示する。コンビネーションメータ1は、図1に示すように自動車の走行速度を表示するスピードメータ2を有している。
スピードメータ2は、メータの外形を形作る円環状のリング部11を備えている。リング部11の内周側には、走行速度を表す数字部12が設けられ、数字部12のさらに内周側には目盛部21が設けられる。図1に示すように、数字部12および目盛部21は、リング部11の中心を中心とする同心円上に配置される。数字部12および目盛部21は、請求項に記載の表示部に相当する。
目盛部21のさらに内周側には、数字部12および目盛部21を指し示す指針部50が設けられる。指針部50は、上記リング部11の中心を回転中心とし、その回転中心から径方向に延びている。
スピードメータ2は、指針部50が自動車の走行速度に応じて所定角度回転することにより、走行速度に応じた数字部12または目盛部21を指し示すことにより、自動車の走行速度を表示する。
次に、スピードメータ2の構造を図2および図3を用いて詳細に説明する。スピードメータ2は、数字部12が形成される第1文字盤10と、目盛部21が形成される第2文字盤20と、指針部50が形成される指針盤30と、指針盤30を回転駆動するムーブメント70などを備え、これらは、ケース80および見返し板81内に収容される。
第1文字盤10は、最も視認者側(図2の上側)に配置され、その背後に第2文字盤20が配置される。第1文字盤10と第2文字盤20は、第2文字盤20の背後に配置され、ケース80に固定されている拡散盤83にて支持されている。指針盤30は、第1文字盤10と第2文字盤20との間に配置され、ムーブメント70は、拡散盤83の背後に配置される。
第1文字盤10は、光透過性材料、例えば無色透明のポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂などから略円環状に形成されている。図1および図2に示すように、第1文字盤10は、中央部に開口部13を備え、外周部にリング部11を備える。
リング部11と開口部13との間には、上述した数字部12が形成されている(図1を参照)。数字部12は、第1文字盤10の表面に形成され、数字部12となる部分以外の部分に光を遮る不透光性着色層を設けることで形成されている。この不透光性着色層は、例えば、不透光性黒色インクにより構成される。第1文字盤10の背後から光を照射することにより、数字部12が発光表示される。
第2文字盤20は、光透過性材料、例えば無色透明のポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂などから略円盤状に形成されている。図2に示すように、第2文字盤20の直径は、上記開口部13の内径よりも若干大きい。そして、第2文字盤20の中央部には、貫通孔22が形成されている。
第2文字盤20の外周部と貫通孔22との間には、上述した目盛部21が形成されている(図1を参照)。目盛部21は、第2文字盤20の表面に形成され、目盛部21となる部分以外の部分に光を遮る不透光性着色層を設けることで形成されている。この不透光性着色層は、例えば、不透光性黒色インクにより構成される。第2文字盤20の背後から光を照射することにより、目盛部21が発光表示される。
拡散盤83の背後には、回路基板90が配置される。回路基板90もまたケース80に固定されている。回路基板90の拡散盤83側の表面には、上述の数字部12および目盛部21に向かって光を照射する発光ダイオード91が実装されている。
発光ダイオード91から出射された光は、拡散盤83を介して数字部12および目盛部21に供給される。拡散盤83は、乳白色の樹脂材料から形成されており、発光ダイオード91から出射された光を均一にして数字部12および目盛部21に供給する。
回路基板90の拡散盤83と反対側の表面には、ムーブメント70が実装されている。ムーブメント70は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機などの電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(スピードメータ2の場合は、自動車の走行速度信号)に対応した角度だけシャフト71を回転させるものである。ムーブメント70の先端には、図2に示すように第1文字盤10と第2文字盤20との間に配置される指針盤30が取り付けられている。
指針盤30は、円盤部31とキャップ部40とを備える。円盤部31は、COP(シクロオレフィンポリマー)から構成され、略円盤状に形成されている。円盤部31の中央部には、第2文字盤20の貫通孔22を貫通する方向に延び、光を入射する入射部34が形成されている。そして、円盤部31の中央部には、入射部34から入射した光を円盤部31の外周部に向けて照射する反射部35が形成されている。これにより、入射部34から入射された光は反射部35にて反射して外周部に向けて光が円盤部31内部を進行する。
円盤部31の中央部と外周部との間には、中央部から外周部に向かって延びるように指針部50が形成されている(図1および図2を参照)。指針部50は、図2に示すように第2文字盤20側の軸方向端面33に形成されている。指針部50は、図3に示すように、軸方向端面33に対して傾斜する2つの面から構成されている。この2つの面は、軸方向端面33に近づくほど面の間が広がるように傾斜している。この2つの面のうち一方の面を第1反射面51とよび、他方の面を第2反射面52とよぶ。第1、第2反射面51、52は、軸方向端面33に、断面が三角形となる溝を形成することによって形成される。
図3に示すように、第1、第2反射面51、52は、視認者側(図3の上側)を向いて傾斜しているため、円盤部31内部を進行する光を反射し、その反射光を視認者側に出射する。これにより、視認者に指針部50が1本の光の筋として認識させることができる。円盤部31の構成については後ほど詳細に説明する。
キャップ部40は、POM(ポリアセタール)から構成され、円盤部31の入射部34および反射部35を覆うように配置される。図2に示すように、キャップ部40は、中央部に第2文字盤20の方向に突出するボス部41を有し、シャフト71に圧入されている。また、キャップ部40は、ボス部41の外側に突出部42を有している。ボス部41を円盤部31に設けられた孔部36に挿入した後、突出部42の先端に熱かしめ加工を施すことにより、円盤部31とキャップ部40とを固定する。
回路基板90には、円盤部31の入射部34に光を照射する発光ダイオード92が実装されている。発光ダイオード92は、シャフト71の周囲に複数個実装されている。そして、発光ダイオード92と入射部34との間には、発光ダイオード92から出射される光を入射部34に集光するためのプリズム93が設けられている。そして、発光ダイオード92の周囲には、遮光部材94が設けられている。この発光ダイオード92が請求項に記載の光源に相当する。
次に、指針盤30について図4および図5を用いて詳細に説明する。図4は、図2中のIV方向から見たときの指針盤30の平面図である。図5は、図4中の破線で囲んだ部分の拡大図である。
円盤部31は、入射部34、反射部35を有する略円盤状の本体部32と、本体部32の外周部を覆うカバー部39から構成されている。本実施形態では、円盤部31の直径は、80mmとなっている。円盤部31は、外周部に向かうほどその厚さが薄くなっている。円盤部31の反射部35付近では、1.0mmとなっており、円盤部31の外周部では、0.4mmとなっている。
円盤部31は、上述したようにポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂に比べ比重が軽いCOPを使用している。そして、円盤部31は、外周部に向かうほど厚さが薄くなるように形成されている。このため、円盤部31の慣性モーメントを極力小さくすることができる。また、円盤部31の中央部は、外周部に比べ厚くなっているため、円盤部31の強度を確保することもできる。
本体部32は、図4に示すように外周部に反射部35から出射される光を反射する反射界面37を有する。反射界面37は、本体部32の外周部の周りに複数個形成される面であって、反射部35からの光を反射する。反射界面37は、反射部35から入射する光を反射して、図4に示すように指針部50の第1、第2反射面51、52に導く。
図5に示すように、反射界面37は、反射界面37を通る仮想円61(一点鎖線)の接線62(二点鎖線)に対して角度θ傾斜して形成されている。反射界面37が傾斜する方向は、反射部35からの光を反射した反射光が指針部50の第1反射面51および第2反射面52に向かうように傾斜している。具体的には、反射界面37が傾斜する方向は、図4にて図示する本体部32の中心を通る一点鎖線で示す分割線60の上側半分の領域(第1領域63という)と、下側半分の領域(第2領域64という)で異なる。図4に示すように、指針部50は、分割線60上に形成され、指針部50に形成される第1反射面51は、第1領域63側の外周部に向いて形成され、第2反射面52は、第2領域64側の外周部に向いて形成される。
第1領域63側の反射界面37は、仮想円61の接線62に対して時計回りに角度θ回転させて形成されている(図4および図5参照)。なお、図5は、第1領域63側の反射界面37を図示している。そして、第2領域64側の反射界面37は、第1領域63側の反射界面37とは逆に、半時計回りに角度θ回転させて形成されている(図4参照)。
この構成によれば、図4中の矢印にて図示するように、本体部32の反射部35から外周部に向かって放射状に出射される光のうち、第1領域63側の光は、第1領域63側の反射界面37にて反射し、指針部50の第1反射面51に導かれる(図4中に図示する矢印を参照)。一方、第2領域64側の光は、第2領域64側の反射界面37にて反射し、指針部50の第2反射面62に導かれる(図4中に図示する矢印を参照)。
これにより、反射界面37における反射回数を極力少なくすることができる。したがって、反射界面37にて光が反射する際の光のロスを極力少なくすることができる。また、反射部35から第1、第2反射面51、52までの光が進行する距離を極力短くすることができ、光のロスを極力少なくすることができる。
その結果、本体部32内部を進行する光を効率よく第1、第2反射面51、52に導くことができ、指針部50の輝度を高めることができる。
本実施形態では、上述の角度θの絶対値は、全ての反射界面37において同じである。また、反射界面37は、分割線60において線対象の関係となっている。これによれば、反射界面37における光の反射を第1、第2領域63、64でほぼ同じとすることができるため、第1、第2反射面51、52に到達する光の量もほぼ同じとすることができる。したがって、第1、第2反射面51、52の輝度をほぼ同じとすることができる。
本実施形態では、本体部32の外周部に形成された反射界面37の外側に、反射界面37を覆うカバー部39が設けられている。カバー部39は、本体部32と同じ、COPより構成されている。カバー部39に採用されるCOPには、所定量の酸化チタンが混入され、白色の樹脂材料としている。これにより、反射界面37における光の反射率を高めることができる。このカバー部39が請求項に記載の高反射部材に相当する。
これにより、本体部32の反射部35からの光が反射界面37にて反射せずに透過して、外周側に逃げていくのを抑制することができるので、より指針部50の輝度を高めることができる。
次に、反射界面37付近の構造について図5を用いてさらに詳細に説明する。図5に示すように、反射界面37は、所定のピッチ角度θpにて複数個形成されている。本実施形態では、ピッチ角度θpは、4.3°としている。
隣り合う反射界面37の間には、一方の反射界面37の端部と隣接する他方の反射界面37の端部とを結ぶ段差面38が形成されている。段差面38は、本体部32の外周部から放射状に延びる面である。なお、段差面38と隣の段差面38までの角度がピッチ角度θpと一致する。本実施形態では、上述の段差面38の長さHは、0.3mmとなっている。また、反射界面37および段差面38の外側に設けられるカバー部39の径方向の厚さが最も薄くなる部分hも0.3mmとなっている。
本実施形態の場合、上記寸法および角度は、以下のようなことを考慮に入れて定められている。
まず、円盤部31の製造について説明する。円盤部31は、予め射出成形などで形成した本体部32をカバー部39成形用の金型に配置させて、本体部32およびカバー部39を成形するインサート成形や、同一金型内で本体部32およびカバー部39を成形する2色成形によって形成される。
このため図5に示すように、反射界面37と段差面38とが接続する部分には製造上Rが形成されることとなる。このため、Rが形成された部分である範囲θdに光が入射すると、適切な方向、すなわち第1、第2反射面51、52に向かう方向に光を導くことができなくなる。反射界面37のピッチ角度θpを小さくしすぎると、上記θdの本体部32全周に占める割合が大きくなるため、第1、第2反射面51、52に導く光の量が少なくなる。反対に、ピッチ角度θpを大きくしすぎると上記θdの本体部32全周に占める割合は小さくなるものの、1つあたりの反射界面37の大きさが大きくなりすぎ、反射光を適切に第1、第2反射面51、52に導くことが困難となる。
段差面38の長さHについては、長さHを長くしすぎると図5の矢印で示すように反射界面37にて反射した反射光が、隣接する段差面38に当たってしまい、反射光を第1、第2反射面51、52に導くことができなくなる。また、小さくしすぎると、接線62に対する反射界面37の傾斜の角度θが小さくなり、第1、第2反射面51、52に反射光を導くことが困難となることがある。
カバー部39については、ムーブメント70への負担を減らすべく、円盤部31の慣性モーメントを小さくするために上記hを小さくしすぎると、カバー部39をインサート成形または2色成形する際に、樹脂材料が金型と反射界面37および段差面38との間を流動することが困難となり、カバー部39の成形が困難となる。
これに対し、本実施形態では、カバー部39を構成する樹脂材料として、MLR(メルトフローレート)がポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂に比べ大きいものとしてCOPを使用している。本実施形態では、カバー部39の機能を達成するために、COPに酸化チタンを混入し、材料を白色化している。
ここで、酸化チタンの混入量が多ければ多いほど透明材料であるCOPはより白色化するため、光の反射率が向上する。しかしながら、酸化チタンの混入量が多ければ多いほど、金型内での流動性が悪化したり、離型性も悪化したりすることがある。このため、製造上、上記hを小さくすることが困難となり、慣性モーメントを低下させる妨げとなる。
本実施形態では、上記のことを考慮に入れて、極力第1、第2反射面51、52に光を導けるように反射界面37を形成している。
また、円盤部31の製造方法としては、2色成形を採用するのが好ましい。2色成形によれば、1次成形品としての本体部32を離型せずに同一金型にてカバー部39も成形することが可能となるため、製造時に本体部32の指針部50以外の場所に傷等がつきにくくなる。このため、傷がついた部分に光が反射して、意図しない部分が発光してしまうことを抑制することができる。
本実施形態では、スピードメータ2について説明したが、これに限るものではない。指針計器であればなんでも良い。例えば、エンジン回転計の指針部に使用しても良いし、燃料残量計の指針部に使用しても良い。
本実施形態では、円盤中心を通る分割線上に指針部を設定したが、中心側から外周側に向かって設定されている指針部であれば、分割線上に乗っているもの以外でも同様の効果が得られる。
(第2実施形態)
図6および図7は、本発明の第2実施形態を示している。ここでは、上記第1実施形態と異なる部分のみ説明する。なお、図6は、第1実施形態の図4に対応する図面であって、図7は、第1実施形態の図3に対応する図面である。
図6および図7に示すように、本実施形態の指針盤30aの円盤部31aの軸方向端面33aに形成される指針部50aの形状が、第1実施形態の指針部50と異なる。本実施形態の指針部50aは、分割線60によって分割される第1領域63側の円盤部31aの外周部を向く反射面51aのみによって形成されている。このように、指針部50aが形成されている場合、反射面51aは、第1領域63側の光しか反射しない。
円盤部31aの本体部32aの外周部に形成される反射界面37aが、第1実施形態の反射界面37と異なる。図6に示すように、本実施形態では、第1領域63側の反射界面37a、第2領域64側の反射界面37aのいずれも、仮想円61の接線62に対して、時計回りに角度θ回転させて形成されている。
このように反射界面37aを形成することにより、第1領域63側の光は、図6中に図示する矢印のように、第1領域63側の反射界面37aに反射して反射面51aに導かれる。第2領域64側の光は、図6中に図示する矢印のように、第2領域64側の反射界面37aに反射する。その反射光は、分割線60のうち、指針部50aが形成されていない側の指針盤30aの中央部と外周部とを結ぶ線を通って第1領域63に入る。そして、第1領域63側の反射界面37aに反射し、反射面51aに導かれる。
この構成によれば、反射面51aが片側しかないような形式の指針部50aであっても、反射面37aとは反対側に存在する光、つまり、第2領域64側の光を第1領域63側に回り込ませて、反射面51aに導くことができる。このため、指針盤30a内部に光を効率よく反射面51aに導くことができ、指針部50aの輝度を高めることができる。
本発明の第1実施形態によるスピードメータの正面図である。 図1中のII−II線の断面図である。 図1中のIII−III線の断面図である。 図2中のIV方向矢視図である。 図2中のV部分の拡大図である。 本発明の第2実施形態によるスピードメータの指針盤の平面図である。 図6中のVII−VII線の断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ、2 スピードメータ(指針計器)、10 第1文字盤(文字盤)、12 数字部(表示部)、20 第2文字盤(文字盤)、21 目盛部(表示部)、30 指針盤、31 円盤部、32 本体部、33 軸方向端面、34 入射部、35 反射部、37 反射界面、38 段差面、39 カバー部、40 キャップ部、50 指針部、51 第1反射面、52 第2反射面、60 分割線、61 仮想円、62 接線、63 第1領域、64 第2領域、70 ムーブメント、90 回路基板、92 発光ダイオード(光源)

Claims (5)

  1. 表示部が形成された文字盤と、
    光を導光する透明な導光材料よりなり、略円盤状に形成され、軸方向端面に前記表示部を指し示す指針部を有する指針盤であって、前記指針部が前記指針盤内部を進行する前記軸方向端面に沿った方向の光を視認者側に反射するように前記軸方向端面に対して傾斜して形成される反射面からなっている指針盤と、
    前記指針盤の中央部から前記指針盤の外周部に設けられる反射界面に向けて光を照射する光源と、を備える指針計器であって、
    前記反射界面は、前記反射界面にて反射した反射光が前記指針盤内部を前記反射面に向かって進行するように形成されており、
    前記指針部は、前記指針盤の中心軸を通り、前記指針盤を半円状の第1領域と半円状の第2領域に分割する仮想の分割線を設定し、その分割線を基準方向とした場合に、前記指針盤の前記中央部から前記外周部の方向に向かって形成されており、
    前記指針部の前記反射面は、前記分割線を境に前記第1領域側の前記外周部を向くように前記軸方向端面に対して傾斜した第1反射面と、前記第2領域側の前記外周部を向くように前記軸方向端面に対して傾斜した第2反射面を有しており、
    前記反射界面は、前記指針盤の前記外周部の全周に亘って複数個形成され、
    前記第1領域側の前記反射界面は、前記第1領域側の前記反射界面にて反射した反射光が、前記第1反射面に向かって進行するように形成され、
    前記第2領域側の前記反射界面は、前記第2領域側の前記反射界面にて反射した反射光が、前記第2反射面に向かって進行するように形成されている指針計器において、
    前記反射界面は、前記指針盤の前記外周部の全周に亘って所定のピッチ角度で複数個形成され、
    前記第1領域側の前記反射界面は、前記反射界面を通る仮想円の接線に対して、前記第1領域側の前記反射界面にて反射した反射光が前記第1反射面に向かうように傾斜し、
    前記第2領域側の前記反射界面は、前記仮想円の接線に対して、前記第2領域側の前記反射界面にて反射した反射光が前記第2反射面に向かうように傾斜していることを特徴とする指針計器。
  2. 前記反射界面は、前記分割線に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項に記載の指針計器。
  3. 前記反射界面のさらに外周には、前記反射界面を覆う高反射部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の指針計器。
  4. 表示部が形成された文字盤と、
    光を導光する透明な導光材料よりなり、略円盤状に形成され、軸方向端面に前記表示部を指し示す指針部を有する指針盤であって、前記指針部が前記指針盤内部を進行する前記軸方向端面に沿った方向の光を視認者側に反射するように前記軸方向端面に対して傾斜して形成される反射面からなっている指針盤と、
    前記指針盤の中央部から前記指針盤の外周部に設けられる反射界面に向けて光を照射する光源と、を備える指針計器であって、
    前記反射界面は、前記反射界面にて反射した反射光が前記指針盤内部を前記反射面に向かって進行するように形成されており、
    前記指針部は、前記指針盤の中心軸を通り、前記指針盤を半円状の第1領域と半円状の第2領域に分割する仮想の分割線上に、前記指針盤の前記中央部から前記外周部に向かって延びて形成されており、
    前記指針部の前記反射面は、前記第1領域側の前記外周部を向くように傾斜しており、
    前記反射界面は、前記指針盤の前記外周部の全周に亘って複数個形成され、
    前記第1領域側の前記反射界面は、前記第1領域側の前記反射界面にて反射した前記反射光が、前記反射面に向かって進行するように形成され、
    前記第2領域側の前記反射界面は、前記第2領域側の前記反射界面にて反射した前記反射光が、前記分割線のうち、前記指針部が形成されていない側の前記指針盤の前記中央部と前記外周部とを結ぶ線を通って、前記第1領域に向かって進行するように形成されている指針計器において、
    前記反射界面は、前記指針盤の前記外周部の全周に亘って所定のピッチ角度で形成され、
    前記第1領域側の前記反射界面は、前記反射界面を通る仮想円の接線に対して、前記第1領域側の前記反射界面にて反射した前記反射光が前記第1反射面に向かうように傾斜し、
    前記第2領域側の前記反射界面は、前記仮想円の接線に対して、前記第2領域側の前記反射界面にて反射した反射光が、前記分割線のうち、前記指針部が形成されていない側の前記指針盤の前記中央部と前記外周部とを結ぶ線を通って、前記第1領域に向かって進行するように傾斜していることを特徴とする指針計器。
  5. 前記反射界面のさらに外周には、前記反射界面を覆う高反射部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の指針計器。
JP2007228164A 2007-09-03 2007-09-03 指針計器 Expired - Fee Related JP5012337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228164A JP5012337B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 指針計器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228164A JP5012337B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 指針計器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009058475A JP2009058475A (ja) 2009-03-19
JP5012337B2 true JP5012337B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40554330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007228164A Expired - Fee Related JP5012337B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 指針計器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5012337B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535609Y2 (ja) * 1991-11-28 1997-05-14 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP4057389B2 (ja) * 2002-10-10 2008-03-05 アルプス電気株式会社 導光材および照明装置
JP4665691B2 (ja) * 2005-02-24 2011-04-06 株式会社デンソー 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009058475A (ja) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3608274B2 (ja) 車両用メータ
WO2012102231A1 (ja) 指針部材、指針ユニット、及び、指針計器
EP1407917B1 (en) Display device for vehicle
JP5897097B2 (ja) 指針のハブにおける照明リング
CN104567970A (zh) 指针式仪表
JP4675746B2 (ja) 計器用文字盤
JP2015087379A (ja) 表示装置
JP4744204B2 (ja) 計器照明構造
JP5012337B2 (ja) 指針計器
JP4826205B2 (ja) 指針式計器
JP6632395B2 (ja) 車両用表示装置
JP6252271B2 (ja) 車両用表示装置
JP2014035298A (ja) メータ装置の照明構造
JP5247339B2 (ja) 車両用表示装置
JP2001281010A (ja) 発光指針
JP6002639B2 (ja) 文字板照明構造
JP2007132818A (ja) 車両用指針計器
JP2011095078A (ja) 車両用計器
JP2008209351A (ja) 指針計器
JP2017207309A (ja) 指針計器
JP5513166B2 (ja) 車両用表示装置
JP4904538B2 (ja) 計器装置
JP7099455B2 (ja) 発光装置及び指針式計器
JP4042302B2 (ja) 計器及びその発光指針
JP2005181017A (ja) 車両用計器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5012337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees