JP3608274B2 - 車両用メータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のスピードメータ、タコメータ等に適用可能な車両用メータに関するものであり、特に、発光ダイオード(以下、単に『LED』という)を使用して、目盛及び指針等を発光自在とした車両用メータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用メータとしてのスピードメータは、一般に、磁気式スピードメータが使用され、このスピードメータは、文字板、指針及び前記指針を回転駆動して速度表示を行わせる駆動部を備え、指針により文字板の目盛上に時速を表示するようになっている。
【0003】
一方、スピードメータ等の車両用メータは、車速等のマンマシン情報の伝達機能の他に、車両のインテリアの構成部分としても作用している。そして、車両用メータは、運転者等の最も注意を引く部分であるインストルメントパネルの主要部分を占め、その意匠性も重要なため、近年、使用者の趣味感乃至感性の多様化により、各種メータ自体の構成、それらの配置等、種々の試みがなされている。
【0004】
更に、スピードメータ等の車両用メータは、運転者の目の位置からできるだけ遠くに配置するほうが、中高年者等の遠視を考慮した場合には望ましい配置となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の車両用メータは、機械的構成が複雑で、使用に伴う機構部品の磨耗等を考慮した場合、メンテナンス及び表示精度等の点で改善する余地がある。また、従来の車両用メータは、その意匠が製造時のものに限定され、使用者の個々の趣味等に応じて、その意匠を変更することはできなかった。また、機械的構成部品としての文字板及び指針からなる従来の意匠では、多様化する使用者の趣味感に対応できず、意匠性の点で改善の余地がある。
【0006】
更に、従来の車両用メータは、駆動機構のスペースを必要とするため、メータパネルにおいてある程度の奥行きを必要とし、薄型とすることはできない。よって、メータパネルの意匠の自由度がその分だけ小さくなり、やはり、意匠性の点で改善する余地がある。また、同様の理由から、車両用メータと運転者の目の位置との間隔を大きくすることはできず、中高年者等の遠視を考慮した場合、その視認性の点でも改善する余地がある。
【0007】
そこで、本発明は、LEDからの光の利用効率を増大して視認性等の製品品質を向上した車両用メータの提供を第1の課題とするものである。
【0008】
また、本発明は、従来の機械的構成部品を削減し、耐久性、信頼性、表示精度等の製品品質を向上することができ、かつ、薄型化が可能で、意匠の自由度を拡大できる車両用メータの提供を第2の課題とするものである。
【0009】
そして、本発明は、LEDを使用して独特の意匠的効果をかもし出すことができる車両用メータの提供を第3の課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる車両用メータは、導光板を光導体からなる所定角度の略扇板状をなす導光部より構成し、前記導光部の厚さ方向一側面を光反射面とすると共に他側面を光出射面とした。また、前記光反射面の放射方向に断面三角形状の凹部を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部の前記導光部外周端側の面を、導光部外周端からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面とした。そして、前記導光板の導光部の外周端側にLED及び光変向手段を配置し、前記LEDからの光を略平行光に変向して前記導光板の導光部に対し外周端側から前記所定方向に入射する。更に、前記導光板の光出射面からの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針を有する指針盤を、前記導光板の光出射面に対して同心状に重合して相対回動自在に配置する。
【0011】
請求項2にかかる車両用メータは、導光板を光導体からなる所定角度の略扇板状をなす導光部より構成し、前記導光部の厚さ方向一側面を光反射面とすると共に他側面を光出射面とした。また、前記光反射面の放射方向に断面三角形状の凹部を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部の前記導光部内周端側の面を、導光部内周端からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面とした。そして、前記導光板の導光部の内周端側にLED及び光変向手段を配置し、前記LEDからの光を略平行光に変向して前記導光板の導光部に対し前記導光部内周端側から前記所定方向に出射する。更に、前記導光板の光出射面からの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針を有する指針盤を、前記導光板の光出射面に対して同心状に重合して相対回動自在に配置する。
【0012】
請求項3にかかる車両用メータは、請求項1または請求項2の構成において、更に、走行速度に応じて前記指針板の指針を前記導光板の所定角度位置に回動する制御手段を設けた。
【0013】
請求項4にかかる車両用メータは、請求項1または請求項2に記載のLEDを、2色以上とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
図1は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータを適用する自動車用メータ全体を示す正面図である。図2は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータとしてのスピードメータを示す平面図である。図3は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータを半径方向に切断して示す図2のA−A線端面図である。図4は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの導光ピースを示す斜視図である。図5は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの要部を示す平面図である。図6は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの導光ピースの反射面を示す部分断面図である。図7は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータとしてのスピードメータの使用状態を示す部分平面図である。
【0016】
図1及び図2において、本参考とする実施の形態の車両用メータは、スピードメータ、タコメータ、燃料計、水温計等を適宜配置したメータパネル1に具体化されるものであり、特に、アナログ式のスピードメータに具体化されるものである。このスピードメータは、メータパネル1の所定位置に平面略扇形の指標手段10を配置し、指標手段10の外周には、スピードメータとしての速度を示す数字を刻設または印刷等により配置して速度表示目盛を構成している。メータパネル1の速度表示目盛の内部には、所定色を発光する可視光のLED2が、速度表示目盛の表示用として配設されている。また、可視光のLED2に替えて、近紫外線等の紫外線を発光するLEDとし、速度表示目盛の速度を示す数字を紫外線で発色させてもよい。
【0017】
図3及び図5に示すように、前記指標手段10は、平面略扇形となるよう密接配置される多数の導光ピース11と、各導光ピース11に内装されるLEDユニット20と、同じく各導光ピース11に内装される光変向手段としての放物面鏡25から構成される。前記各導光ピース11は、図4に示すように、所定の透明樹脂材料からなる光導体よりなり、断面略細長台形状の長尺状で、平面略細長台形状をなす導光部12と、導光部12の長さ方向一端(図3中左端)から下方に垂下する支持部13より略L字棒状に一体成形されている。そして、このように長さ方向一端を他端より幅広とした平面略台形状をなす導光ピース11の導光部12の長さ方向一端を外周側とし他端を内周側として多数隣接配置することにより、前記指標手段10を平面略扇形に形成している。また、前記導光ピース11は、導光部12の厚さ方向一側(図3中下面)を光反射面12aとすると共に他側面を光出射面12bとし、前記光反射面12aの長さ方向に断面三角形状の凹部14を多数連続して形成して鋸歯状としている。なお、前記凹部14は導光部12の幅方向に延びる直線溝状となっている。また、本参考とする実施の形態の導光部12は、内周端(図3中右端)に向かって薄肉となる断面略台形状をなすため、光反射面12aは光出射面12bに対して図中右上方に傾斜して接近する傾斜状となっている。
【0018】
前記LEDユニット20は、赤色、緑色及び青色のLED(各色のLED自体は図示略)からなり、導光ピース11の導光部12の長さ方向一端側に配置される支持部13の下端部に埋設して固定される。例えば、図4に示すように、導光ピース11の支持部13の下端略中央にLEDユニット20を収容する収容孔13aを一体成形し、導光ピース11の成形後にLEDユニット20を挿着する。なお、図4では、説明の便宜上、1個の砲弾型LEDを収容する収容孔13aのみ図示している。このとき、本参考とする実施の形態のように、各導光ピース11に対応するLEDユニット20として、赤色、緑色及び青色のLEDをそれぞれ1個ずつ使用した場合において、LEDとして砲弾型LEDを使用する場合、導光ピース11の支持部13には赤色、緑色及び青色のLEDをそれぞれ収容する収容孔13aを計3個形成してもよく、また、これら3個のLEDを同一空間内に容する長孔状の収容孔13aを形成してもよい。更に、LEDとしては、砲弾型LED以外のLEDを使用してもよい。なお、LEDユニット20の各LEDはプリント基盤17に電気的に接続されると共に、後述するドライバ31(図8参照)の制御により、所定色のLEDを選択して発光制御するようになっている。
【0019】
前記放物面鏡25は、導光ピース11の導光部12の長さ方向一端側に位置する支持部13とのコーナ部に一体的に設けられる。この放物面鏡25は、例えば、二次元的放物面を曲面方向に二分割した形状の反射面25aを有し、前記導光ピース11のコーナ部は、この反射面25aと対応する曲面形状に形成されている。そして、導光ピース11のコーナ部に放物面鏡25の反射面25a側を密接して接合し、放物面状の反射面25aにより前記LEDユニット20からの光を略平行光に変向して前記導光ピース11の導光部12に対し長さ方向一端側から所定方向、即ち、その長さ方向(図3中右方)に入射するようにしている。ここで、前記LEDユニット20と放物面鏡25との位置関係は、実質的に点光源となるLEDユニット20が、放物面鏡25の焦点位置に位置するようにする。また、LEDユニット20の支持部13内での配置方向は、その光軸が放物面鏡25の反射面25a中央に向かうようにすれば、LEDユニット20の光軸の周囲の強度の高い光を反射面25aにより全て平行光に変向して導光部12に入射することができ、導光部12への入射光量をより増加することができる。
【0020】
更に、前記導光ピース11は、各凹部14の前記長さ方向一端側の面を、前記長さ方向一端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面14aとしている。即ち、図6に示すように、凹部14の左側に位置する全反射面14aは、導光ピース11の導光部12内を長さ方向に沿って右方に進行する平行光(図6中一点鎖線で示す軸Xに平行な光)に対し、所定の傾斜角度θで右上方に傾斜している。この傾斜角度θは、導光ピース11を構成する透明樹脂材料の種類に応じた全反射のための臨界角を考慮し、前記平行光の全反射面14aへの入射角が、全反射面14aの法線に対し前記臨界角以上となるよう設定する。例えば、導光ピース11の材料としてアクリル樹脂(PMMA)を使用する場合、その臨界角は42度〜43度であり、前記傾斜角度θは47度〜48度以上となる。また、エポキシ樹脂も、同様の臨界角を有し、アクリル樹脂と同様に凹部14の全反射面14aの傾斜角度θを設定することができる。このような凹部14は、導光ピース11を成形するときに導光部12の裏面に一体成形してもよく、例えばエポキシ樹脂により導光ピース11を成形する場合、エポキシ樹脂のポッティング工程における一体成形時に導光ピース11裏面に形成する。これにより、LEDユニット20から放物面鏡25の反射面25aを介して導光部12の長さ方向に入射される平行光が、凹部14の全反射面14aにより、平行光と直交する方向(図3中上方)に全反射され、導光部12の光反射面12aから光出射面12bへ進行して、光出射面12bから外部に出射するになっている。
【0021】
なお、前記放物面鏡25の反射面25aによる反射光は、導光部12の厚さ方向には平行光となるものの、幅方向には拡散光のままであるため、前記各導光ピース11の幅方向両側面には塗料等により白色面のコーティング処理を施して反射面12c,12dを設け、LEDユニット20からの幅方向への拡散光を両側面の反射面12c,12dで反射するようにしている。かかる反射光も最終的には光反射面12aの凹部14の全反射面14aにより上方へ全反射され、光出射面12bから出射する。これにより、放物面鏡25からの光が導光部12の幅方向両側面から外部へ漏れることを防止している。更に、導光部12の長さ方向他端面(図3中右端面)にも、幅方向両側面と同様、塗料等により白色面のコーティング処理を施して反射面12eを設け、放物面鏡25から導光部12の長さ方向他端面に到達した光が、その反射面12eで反射し、外部に漏れないようにしている。ここで、放物面鏡25の反射面25aを三次元放物面とし、LEDユニット20の拡散光を図3中上下方向のみならず、前後方向(紙面と直交する方向)にも平行光に変向して、対応する導光部12の断面の範囲内で入射するようにすれば、幅方向両側面の白色塗膜を省略してもよい。
【0022】
本参考とする実施の形態においては、前記導光ピース11は、周方向に一定間隔乃至等角度で分割し、指標手段10の表面側で多数の平面細長台形状の指針15を構成している。本参考とする実施の形態では、各指針15は、時速10km/h毎の速度表示用目盛を2分割し、5km/h毎の速度表示を行うようにしている。
【0023】
また、図5に示すように、前記LEDユニット20は、全ての指針15に対応して前記各導光ピース11内に配設される。これにより、多数の導光ピース11からなる指標手段10の外周方向には、赤色、緑色及び青色の各色のLEDからなるLEDユニット20が、指針15の数と同一数配置されることとなり、赤色のLED群、緑色のLED群及び青色のLED群をそれぞれ構成している。そして、上記のように、各LEDユニット20を個別に点灯することにより、対応するいずれかの指針15を選択的に発光させて、速度表示を行なう(図7では50km/hの指針15を点灯表示)。
【0024】
更に、本参考とする実施の形態では、前記導光ピース11の表面に、光拡散フィルム29を重合して接合している。この光拡散フィルム29は、前記導光ピース11の指針15に対向する部位に重合される透光性の平面扇形をなす光拡散部29aと、光拡散部29aの外周端及び内周端にそれぞれ連続して一体成形され、多数の導光ピース11からなる指標手段10の外周端部(LEDユニット20対応部分)及び内周端部をそれぞれ遮蔽するメタル色のマスク部29b及びマスク部29cよりなる。前記光拡散フィルム29は、公知の光拡散機能を有する樹脂フィルム乃至樹脂シートを光拡散部29aとして使用し、その外周端部及び内周端部をメタル塗装または材着により所定のメタル色としてマスク部29b,29cを構成している。前記光拡散部29aにより、導光ピース11の光反射面12aからの指向性を有する光を全体的に散乱して拡散するようになっている。前記導光ピース11は、マスク部29b,29cにより遮蔽された部分以外の部分、即ち、光拡散部29aに対応する部分が前記指針15としてメータパネル1上で視認される。なお、前記マスク部29b,29cは、メタル色以外にも、指標手段10の外周端部及び内周端部をそれぞれ遮蔽するマスク効果を有する限りにおいて、黒色等、他の色としてもよい。また、実際のメータパネル1では、前記光拡散フィルム29の上に、別途、公知の意匠面フィルム(図示略)を重合配設し、前記マスク部29b,29c等によるメータパネル1の意匠性低下等を防止してもよい。或るいは、光拡散フィルム29を省略し、意匠面フィルムを直接導光ピース11に重合して、意匠面フィルムにより指標手段10の外周端部及び内周端部のマスクを行う構成としてもよい。
【0025】
次に、本参考とする実施の形態の車両用メータの電気的構成及び動作について説明する。 LEDユニット20の発光を制御する制御手段の制御部35は、マイクロコンピュータを構成するCPU、ROM、RAM等よりなり、指針15による速度表示制御に供される。また、制御部35は、例えば、図8に示す回路の一部として、図9に示すメインプログラムの実行に供される。
【0026】
図8は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータ全体の回路構成を示すブロック図である。図9は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの全体動作を示すフローチャートである。
【0027】
図8において、スピードセンサ32からの検出信号は、波形整形回路33を介して制御部35のカウンタ34に入力され、所定時間の単位で計数される。そして、その計数値は、記憶回路36に記憶されると共に、その記録情報はドライバ31に入力され、ドライバ31による各LEDユニット20のLED群の発光制御に供される。
【0028】
なお、本参考とする実施の形態では、前記ドライバ31、スピードセンサ32、波形整形回路33、制御部35により、制御手段が構成されている。
【0029】
次に、図9のフローチャートについて説明する。
【0030】
まず、ステップS1でスピードセンサ32からの信号の立上りを検出すると、ステップS2でゲート回路(図示略)を開き、車速信号を波形整形回路33を介してカウンタ34に伝達し、カウンタ34による計数が開始される。そして、ステップS3で、予め設定した計測時間が経過すると、ステップS4でゲート回路を閉じ、カウンタ34による計数動作が停止される。次に、ステップS5でカウンタ34のカウントデータV2と、現在の表示速度データである記憶データV1が比較され、両者の差V1−V2が5km/h以上のときのみ、ステップS6でドライバ31にカウントデータV2が送られる。この新たなカウントデータV2に基づき、ドライバ31はステップS7でLEDユニット20による速度表示を変更する。即ち、スピードメータにおいて、直前の走行速度を表示する指針15に対応するLEDユニット20を消灯すると共に、カウントデータV2の走行速度に対応する角度位置の指針15を演算し、その指針15に対応するLEDユニット20を新たに発光駆動する。かかる速度表示用のLEDユニット20の発光色としては、赤色、緑色または青色の単色としてもよいし、これらを混合して得られる任意の色としてもよい。そして、ステップS8でカウントデータV2を記憶回路36に記憶して記憶データV1とし、ステップS9で制御部35によりカウンタ34をクリアし、以上の動作を繰り返す。
【0031】
なお、かかる全体動作自体は、ドライバ31によるLEDユニット20を使用した指針15の表示制御を除いて、従来のスピードメータの制御動作と同様である。また、上記速度表示の制御動作においては、速度表示用の指針15に対応するLEDユニット20のみ発光し、その指針15のみ所定色に発光乃至点灯するようにしているが、指標手段10全体と速度表示中の指針15とのコントラストをより明瞭にするため、全てのLEDユニット20を速度表示用の指針15の色とバランス的に合致する色、例えば、白色等に発光させ、指標手段10全体をその色に点灯しておいてもよい。更に、制御部35に走行速度を示す信号を入力可能な限りにおいて、別の制御方法を使用してもよい。加えて、各指針15に対向するLEDユニット20は、上記のように、赤、緑及び青の3色のLEDから構成することなく、いずれか1色のLEDにより構成してもよい。しかし、LEDユニット20を2色または3色のLEDで構成すると、指針15の発光色を種々選択でき、意匠的効果が増大する。
【0032】
また、更に、外部情報、例えば、車両の特定部位の動作異常、障害物との異常接近等の異常或いは警報情報を入力し、その外部情報に応じて指標手段10の多数のLEDユニット20のうちの何れかまたは全てを発光させ、対応する指針15または速度表示中の指針15を除く指標手段10全体を所定色に発光して、それらの情報を指針13に重畳することができる。こうすれば、車両運転中に運転者等の注意を最も集めるスピードメータにおいて、かかる外部情報表示を行うことができ、運転者等への注意を効果的に行うことができる。
【0033】
このように、上記参考とする実施の形態の車両用メータは、光導体からなる断面略四角形状の長尺状をなす導光部12を有し、前記導光部12の厚さ方向一側面を光反射面12aとすると共に他側面を光出射面12bとし、前記光反射面12aの長さ方向に断面三角形状の凹部14を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部14の前記長さ方向一端側の面を、前記長さ方向一端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面14aとした導光ピース11と、前記導光ピース11の導光部12の長さ方向一端側に配置されるLEDユニット20と、前記導光ピース11の導光部12の長さ方向一端側の支持部13に配置され、前記LEDユニット20からの光を略平行光に変向して前記導光ピース11の導光部12に対し前記長さ方向一端側から前記所定方向に入射する光変向手段としての放物面鏡とを具備するものである。
【0034】
したがって、かかる構成を例えばスピードメータ等の指標手段10の指針15に具体化することにより、LEDユニット20から放物面鏡25を介して導光ピース11の導光部12に入射された光が、凹部14の全反射面14aにより全反射され、指標手段10の表面側の光出射面から所定角度で出射され、外部から視認される。このとき、前記導光部12内の大部分の光が一定角度で外部に出射するため、特定の指向性を有して使用者である運転者等に視認されることとなる。その結果、導光部12に対応する指針15の輝度が大幅に向上し、特に、その出射角度を考慮して、メータパネル1における組付け時の傾斜角度、配置位置等を適宜設定することにより、使用者へ到達する光量を飛躍的に増大することができ、視認性を大幅に向上することができる。
【0035】
特に、本参考とする実施の形態は、導光ピース11の導光部12裏面に全反射面14aを設けると共に、LEDユニット20からの光を放物面鏡25により平行光として全反射面14aに入射するため、導光部12裏面に白色コーティング等の反射面を設けることなく、LEDユニット20からの光を全反射面14aにより高効率で全反射して光出射面12bから出射でき、導光部12裏面から光が漏れることはない。また、導光部12の裏面を単に全反射角度とする場合と比較して、導光部12を大幅に薄肉化することができ、車両用メータ全体を薄肉とすることができる。
【0036】
また、本参考とする実施の形態では、導光ピース11に対応して配設され、各導光ピース11に光を入射するLEDユニット20のLEDを、赤、緑、青の3原色としたものである。この種の実施の形態では、任意の色彩が表現でき、変量を色彩で仔細に表現することができる。また、他の複数の情報を変量の情報に重畳させることができる。
【0037】
ここで、導光ピース11の導光部12の裏面(図3中下面)を平坦面とし、その平坦面に白色面のコーティング処理を施して反射面を設ける場合も、上記実施の形態と類似の機能を発揮するが、この場合、光が導光部の裏面の白色面で乱反射して散乱し、輝度乃至視認性の点で本参考とする実施の形態の方がより優れたものとなり、その反射光率も高効率となる。また、導光部12の光反射面12a全体を全反射角度である輪郭角以上で、前記放物面鏡25からの光に対し傾斜するよう構成することも考えられるが、この場合、導光ピース11の厚みが大きくなり過ぎ、メータパネル1の奥行き方向の寸法をかなりとるため、本参考とする実施の形態の方が薄型化の要請により合致する。
【0038】
ところで、上記参考とする実施の形態は、指標手段10が所定角度の扇状(例えば240度)に展開した形態を具備するものであるが、指標手段を直線状に配置することもできる。例えば、各導光ピース11の形態を平面からみて略長方形とし、これらを幅方向に多数密接配置すれば、指標手段を公知デジタルメータと同様のバーグラフ表示とすることができる。
【0039】
この種の参考とする実施の形態においても、前記参考とする実施の形態と同様の効果を奏すると共に、変量を略直線状に表現でき、棒グラフ的に変化を表現したり、位置のみの変化とすることができる。
【0040】
また、この場合も、上記参考とする実施の形態と同様に、走行速度に応じて所定位置の前記導光ピース11に対向するLEDユニット20を発光させる制御手段を具備する実施の形態とすることもできる。そして、上記参考とする実施の形態と同様に、前記導光ピース11に光を入射するLEDユニット20は、2色以上のLEDからなる構成とした実施の形態とすることもできる。この種の参考とする実施の形態では、変量を任意の2色によって表現できる。また、他の情報を変量の情報に重畳させることができる。
【0041】
更に、上記参考とする実施の形態と同様に、前記ピースの外周部に配設され、各導光ピース11に光を入射するLEDユニット20は、赤、緑、青の3原色とした実施の形態とすることもできる。この種の参考とする実施の形態では、任意の色彩が表現でき、変量を色彩で仔細に表現することができる。また、他の複数の情報を変量の情報に重畳させることができる。
【0042】
次に、本発明の参考とする別の実施の形態及び本発明の実施の形態を以下に説明する。
【0043】
なお、各実施の形態においては上記参考とする実施の形態との相違点のみを説明し、上記参考とする実施の形態と同一の構成については図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】
図10は本発明の参考とする別の実施の形態の車両用メータを示す断面図である。
【0045】
本参考とする別の実施の形態は、指標手段10を構成する各導光ピース41の導光部42の断面形状を、参考とする実施の形態の細長台形状から略長方形状とし、その光反射面42aを光出射面42bと略平行としている。なお、導光部42の平面形状は、参考とする実施の形態の導光部12と同様の細長台形状であり、多数の導光ピース41を扇形に配置して指標手段10を構成している。導光ピース41の支持部43の下端部にはLEDユニット20が内装されている。また、導光ピース41のコーナ部には放物面鏡45が配設され、その焦点位置に配置したLEDユニット20からの光を導光部42の長さ方向より所定角度下方に傾斜する角度で導光部42に入射するよう、反射面45aの反射方向を調整している。更に、導光部42の光反射面42aの長さ方向には、参考とする実施の形態と同様にして全反射面44aを有する凹部44が形成されている。前記凹部44は光反射面42aの幅方向に延びる直線溝状をなしている。そして、凹部44は、前記放物面鏡45からの反射光が全反射面44aに臨界角以上で入射して全反射するよう、その全反射面44aの傾斜角度を設定している。即ち、全反射面44aが、放物面鏡45からの反射光の進行方向に対し、参考とする実施の形態におけるような傾斜角度θで傾斜するようにしている。なお、導光部42の幅方向両側面及び長さ方向他端面には、参考とする実施の形態と同様な白色コーティングによる反射面(図示略)が形成されている。その他の構成は参考とする実施の形態と同様である。
【0046】
このように構成した参考とする別の実施の形態の車両用メータは、参考とする実施の形態と同様に機能し、同様の効果を奏する。また、光反射面42aを光出射面42bと略平行としたため、導光ピース41の導光部42の肉厚を一層小さくすることができ、装置全体のより一層の薄型化が可能となる。
【0047】
図11は本発明の実施の形態の車両用メータを示す平面図である。図12は本発明の実施の形態の車両用メータを半径方向に切断して示す図11のB−B線断面図である。図13は本発明の実施の形態の車両用メータ全体の回路構成を示すブロック図である。図14は本発明の実施の形態の車両用メータの全体動作を示すフローチャートである。
【0048】
図11及び図12において、本実施の形態の車両用メータとしてのスピードメータは、円形の導光板51に円形の指針盤60を重ね合せたものである。導光板51は、参考とする実施の形態と同様の透明樹脂材料から所定半径の円板状に形成された導光部52と、導光部の外周端から下方に垂下する支持部53より一体成形されている。また、前記導光部52は、その断面を中心に向かって薄肉となる形状とし、厚さ方向一側(図12中下面)を光反射面52aとすると共に他側面を光出射面52bとしている。導光部52は、光反射面52aの長さ方向に断面三角形状の凹部54を多数連続して形成して鋸歯状としている。なお、本実施の形態の導光部52は、中心に向かって薄肉となる断面形状をなすため、光反射面52aは中心に向かうほど光出射面52bに対して上方に傾斜して接近する傾斜状となっている。また、本実施の形態の導光板51が円板状をなすため、前記凹部54は、導光板51の円周方向に沿って延びる円形溝状をなし、導光部52の裏面にはかかる円形溝状の凹部54が多数並設して形成されることになる。
【0049】
前記導光板の支持部の下端部には、周方向の所定角度位置に、参考とする実施の形態のLEDユニット20と同様の構成のLEDユニット20が複数埋設して固定されている。LEDユニット20は、プリント基盤(図示略)に電気的に接続されている。また、導光板51の導光部52と支持部53との間のコーナ部には、前記LEDユニットの配置位置と対応する位置に、参考とする実施の形態の放物面鏡と同様の構成の放物面鏡55が接合して固定されている。即ち、本実施の形態の放物面鏡55は、参考とする実施の形態と同様、二次元的放物面を曲面方向に二分割した形状の反射面55aを有し、前記導光板51のコーナ部は、この反射面55aと対応する曲面形状に形成されている。そして、導光板51のコーナ部に放物面鏡55の反射面55a側を密接して接合し、放物面状の反射面55aにより前記LEDユニット20からの光を略平行光に変向して前記導光板51の導光部52に対し外周端側から所定方向、即ち、その放射方向に入射するようにしている。ここで、前記LEDユニット20と放物面鏡55との位置関係は、実質的に点光源となるLEDユニット20が、放物面鏡55の焦点位置に位置するようにする。また、LEDユニット20の支持部53内での配置方向は、その光軸が放物面鏡55の反射面55a中央に向かうようにすれば、LEDユニット20の光軸の周囲の強度の高い光を反射面55aにより全て平行光に変向して導光部52に入射することができ、導光部52への入射光量をより増加することができる。
【0050】
更に、前記導光板51は、各凹部54の外周端側の面(放物面鏡55側の面)を、前記外周端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面としている。かかる凹部54の全反射面は、参考とする実施の形態におけるように、導光板51の導光部52内を放射方向に沿って中心に進行する平行光に対し、所定の傾斜角度で上方に傾斜している。この傾斜角度は、導光板51を構成する透明樹脂材料の種類に応じた全反射のための臨界角を考慮し、前記平行光の全反射面への入射角が、全反射面の法線に対し前記臨界角以上となるよう設定する。これにより、LEDユニット20から放物面鏡55の反射面55aを介して導光部52の長さ方向に入射される平行光が、凹部54の全反射面により、平行光と直交する方向(図12中上方)に全反射され、導光部52の光反射面52aから光出射面52bへ進行して、光出射面52bから外部に出射するようになっている。
【0051】
導光板51の表面の外周部には速度表示を有する目盛部57が形成されており、当然ながら、本実施の形態のメータパネル1には速度表示を付す必要性がない。導光板51はメータパネル1に対し相対回動しないように固定されている。また、前記指針盤60は、導光板51より小径の略円板状をなし、導光板51に対し前記目盛部57を露出するよう同心円状に重ね合せて配置されている。前記目盛部57は、導光板51のコーナ部より内周側で、かつ、指針板60の外周縁より外側の導光部52の光出射面52b上に設けられている。指針盤60は光を遮断可能な樹脂材料等より形成され、所定角度位置を半径方向にスリット状に切欠いて指針61とし、指針61以外の部分を不透明な遮光部63として、導光板51の光出射面52bからのLEDユニット20の光を遮光部63により遮断して、前記指針61のみから透過させるようにしている。更に、指針盤60の中心は、駆動軸65を介して自動車用メータ1内部に配設した駆動部71に駆動連結され、導光板51に対して回動自在とされている。前記駆動部71は、後述するドライバ81(図13参照)の制御により、自動車の走行速度に応じた量だけ、駆動軸65を介して指針盤60を回動するようになっている。
【0052】
なお、LEDユニット20の色の種類及び全体の配置個数等は、目盛表示部50全体を明瞭に発光させ、その目盛部53を明瞭に映し出すと共に、目盛表示部50からの光が指針盤60の指針61を十分透過して、指針61による速度表示が可能となる限りにおいて、適宜選択することができる。また、LEDユニット20は、単色のLEDより構成してもよいが、異色のLEDを導光板51の支持部53に内装配置して、導光板51の発光色を種々変更自在とすれば、車両用メータの意匠性を多様化でき、意匠的効果が増大する。この場合、図示しない発光制御回路の制御により、所定色のLEDを選択して発光制御し、所望色の発光を行う。
【0053】
更に、本実施の形態では、前記導光板51の表面に、参考とする実施形態の光拡散フィルム29と同様のフィルムを重合して接合し、導光板51の光反射面52aからの指向性を有する光を全体的に散乱して拡散すると共に、導光板51の外周端部の放物面鏡55乃至LEDユニット20部分をマスクしてもよい。また、本実施の形態の導光板51は、前記目盛部57の角度範囲内である限りにおいて、所定角度の略扇板状に形成し、その周方向両端面に白色塗装面等の反射面を設けてもよい。
【0054】
次に、本実施の形態の車両用メータの電気的構成及び動作について説明する。
【0055】
図13は本発明の実施の形態の車両用メータ全体の回路構成を示すブロック図である。図14は本発明の実施の形態の車両用メータの全体動作を示すフローチャートである。
【0056】
本実施の形態の車両用メータは、全体的には、参考とする実施の形態の電気的構成(図8参照)と同様の電気的構成を有し、参考とする実施の形態のプログラム(図9参照)と同様のプログラムに従って動作する。一方、参考とする実施の形態が、ドライバ31により異色のLED群を発光制御することにより、指針15を走行速度に対応した角度位置に変位して速度表示を行うのに対し、本実施の形態の車両用メータは、図13及び図14に示すように、制御部35の記憶回路36に接続したドライバ81により駆動部71を回動制御することにより、指針61を走行速度に対応した角度位置に変位して速度表示を行う。
【0057】
即ち、図13において、実施の形態の車両用メータは、ドライバ81を記憶回路36に接続し、ドライバ81には前記駆動部71を接続している。その他の構成は参考とする実施の形態と同様である。本実施の形態では、スピードセンサ32、波形整形回路33、制御部35及び駆動部71及びドライバ81により、指針盤60を導光板51に対して回動制御する制御手段が構成されている。
【0058】
また、図14において、実施の形態の車両用メータは、ステップS1乃至S4におけるカウンタ34による計数動作後に、ステップS15において、カウンタ34のカウントデータV2と、現在の表示速度データである記憶データV1とを比較し、両者の差V1−V2が1km/h以上のときのみ、ステップS6でドライバ81にカウントデータV2を送る。この新たなカウントデータV2に基づき、ドライバ81は、ステップS17で駆動部71の回動方向及び回動量を制御し、指針盤60を回動制御して、指針61による速度表示を変更する。即ち、カウントデータV2の走行速度に対応して、指針盤60の指針61の前記導光板51の目盛部57に対する角度位置を演算し、その角度位置に指針61が位置するよう、駆動部71により駆動軸65を介して指針盤60を回動する。その他の動作は参考とする実施の形態と同様である。なお、本実施の形態は、上記動作中、LEDユニット20を常時発光駆動して導光板51を常時発光させている。
【0059】
このように、本実施の形態の車両用メータは、光導体からなる所定角度の略扇板状または略円板状をなす導光部52を有し、前記導光部52の厚さ方向一側面を光反射面52aとすると共に他側面を光出射面52bとし、前記光反射面52aの放射方向に断面三角形状の凹部54を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部54の前記導光部52外周端側の面を、前記導光部52外周端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面とした導光板51と、前記導光板51の導光部52の外周端側に配置されるLEDユニット20と、前記導光板51の導光部52の外周端側に配置され、前記LEDユニット20からの光を略平行光に変向して前記導光板51の導光部52に対し外周端側から前記所定方向に入射する光変向手段としての放物面鏡55と、前記導光板51の光出射面52bに対して同心状に重合して相対回動自在に配置され、前記導光板51の光出射面52bからの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針61を有する指針盤60とを具備するものであり、これを請求項1の実施の形態とすることができる。
【0060】
したがって、LEDユニット20を発光させると、LEDユニット20から放射された光は、導光板51の外周端側で放物面鏡55により反射され、導光部52に平行光として入射され、裏面側の光反射面52aの凹部54の全反射面により全反射されて、表面側の光出射面52bから出射する。このとき、導光板51の表面側に位置する指針盤60により、導光板51の目盛部57及び指針盤60の指針61を除いて、光出射面52bからの発光は遮断される。よって、運転者には、導光板51の目盛部57及び指針盤60の指針61のみ視認される。その結果、LEDユニット20を使用して指針61を発光表示することができ、発光する指針61及び導光板51の外周部で発光する目盛部57により、独特の意匠的効果を発揮することができる。
【0061】
更に、LEDユニット20を導光板51の外周囲に配設するものであるから、その配設個数を多くでき、導光板51全体をより明るくすることができる。
【0062】
特に、本実施の形態は、導光板51の導光部52裏面に全反射面54を有する凹部54を設けると共に、LEDユニット20からの光を放物面鏡55により平行光としてその全反射面に入射するため、導光部52裏面に白色コーティング等を設けることなく、LEDユニット20からの光を全反射面により高効率で全反射して光出射面52bから出射でき、導光部52裏面から光が漏れることはない。また、導光部52の裏面を単に全反射角度とする場合と比較して、導光部を大幅に薄肉化することができ、車両用メータ全体を薄肉とすることができる。
【0063】
一方、上記実施の形態では、LEDユニット20を導光板51の外周部に位置する支持部53内に配設したものであるが、本発明を実施する場合には、導光板51の中央部に挿通孔を設ければ、LEDユニット20を導光板51の内周部に配設することもできる。このとき、導光板51の厚みは図示しないが本実施の形態とは逆になる。
【0064】
即ち、実施の形態の車両用メータの部材番号を用いて説明すると、光導体からなる所定角度の略扇板状または略円板状をなす導光部52を有し、前記導光部52の厚さ方向一側面を光反射面52aとすると共に他側面を光出射面52bとし、前記光反射面52aの放射方向に断面三角形状の凹部54を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部54の前記導光部52内周端側の面を、前記導光部52内周端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面とした導光板51と、前記導光板51の導光部52の内周端側に配置されるLEDユニット20と、前記導光板51の導光部52の内周端側に配置され、前記LEDユニット20からの光を略平行光に変向して前記導光板51の導光部52に対し内周端側から前記所定方向に入射する光変向部材としての放物面鏡55と、前記導光板51の光出射面52bに対して同心状に重合して相対回動自在に配置され、前記導光板51の光出射面52bからの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針61を有する指針盤60とを具備する構成とすることもでき、これを請求項2の実施の形態とすることができる。
【0065】
したがって、LEDユニット20を発光させると、LEDユニット20から放射された光は、導光板51の内周端側で放物面鏡55により反射され、導光部52に平行光として入射され、裏面側の光反射面52aの凹部54の全反射面により全反射されて、表面側の光出射面52bから出射する。このとき、導光板51の表面側に位置する指針盤60により、導光板51の目盛部57及び指針盤60の指針61を除いて、光出射面52bからの発光は遮断される。よって、運転者には、導光板51の目盛部57及び指針盤60の指針61のみ視認される。その結果、LEDユニット20を使用して指針61を発光表示することができ、発光する指針61及び導光板51の外周部で発光する目盛部57により、独特の意匠的効果を発揮することができる。
【0066】
更に、LEDユニット20を導光板51の内周囲に配設するものであるから、その配設個数を少なくしても均一な明るさにすることができる。
【0067】
特に、本実施の形態は、請求項1の実施の形態と同様、導光板51の導光部52裏面に全反射面54を有する凹部54を設けると共に、LEDユニット20からの光を放物面鏡55により平行光としてその全反射面に入射するため、導光部52裏面に白色コーティング等を設けることなく、LEDユニット20からの光を全反射面により高効率で全反射して光出射面52bから出射でき、導光部52裏面から光が漏れることはない。また、導光部52の裏面を単に全反射角度とする場合と比較して、導光部を大幅に薄肉化することができ、装置全体を薄肉とすることができる。
【0068】
更に、本実施の形態は、スピードセンサ32、波形整形回路33、制御部35及び駆動部71及びドライバ81により、指針盤60を導光板51に対して回動制御する制御手段を構成し、かかる制御手段により走行速度に応じて所定位置の前記導光板51に対応するLEDユニット20を発光させるものであり、これを請求項3の実施の形態とすることができる。
【0069】
したがって、前記請求項1または請求項2の実施の形態の作用及び効果に加え、スピードメータとして使用することができ、車両の走行時には、制御手段により、導光板51及び指針盤60は走行速度に応じた角度で相対回動されるため、発光状態の指針61は導光板51の目盛部57の所定角度位置の速度表示を指示する。これにより、運転者は走行速度に応じて、導光板51の目盛部57の所定角度位置で発光して所定の速度表示を指示する指針61を視認することができ、走行速度を認識することができる。その結果、LEDユニット20を使用して指針61を発光表示することができ、発光する指針61及び導光板51の外周部で発光する目盛部57により、独特の意匠的効果を発揮することができる。
【0070】
また、上記実施の形態は、導光板51に光を入射するLEDユニット20は、2色以上としたものであり、これを請求項4の実施の形態とすることができる。この種の実施の形態では、変量を任意の2色によって表現できる。また、他の情報を変量の情報に重畳させることができる。
【0071】
ところで、上記実施の形態は、指針盤60に駆動部71を駆動連結して導光板51に対し回動自在となるよう構成したが、導光板51に駆動部71を連結して指針盤60に対し回動自在となるよう構成してもよい。この場合、指針盤60の指針61をメータパネル1における垂直位置に固定しておけば、運転者は常に同一位置で指針61を視認することができ、走行速度を容易かつ確実に確認することができる。即ち、本発明は、前記導光板51及び指針盤60が相対回動して、指針61が目盛部57の所定の速度表示を指示可能となるものであればよい。
【0072】
更に、本発明は、スピードメータ以外にも、タコメータ5等、他の計器類に具体化してもよい。また、本発明の電気的構成及びその制御プログラムも上記実施の形態に限定されるものではない。加えて、上記参考とする実施の形態の指針13の分解能は、5km/h毎としたが、LEDユニット20の寸法、発光特性等に応じて、指針13の分解能を1km/h〜4km/h毎、または、6km/h以上毎としてもよい。
【0073】
また、上記実施の形態においては、導光板51の裏面に光反射面52aとして全反射面14aを有する凹部54を一体成形したが、導光板51と同一材質(同一屈折率)からなるシート乃至フィルム状の素材の裏面に上記と同様の傾斜角度の全反射面を有する凹部を設け、かかる素材を導光部52の裏面に接合して光反射面を構成してもよい。そして、本発明の光変向手段は、導光部52に平行光を入射可能なものであればよく、上記実施の形態の放物面鏡55による以外に、例えば、コリメータレンズを介してLEDの光を平行光として導光部52に入射する等、他の構成としてもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の車両用メータは、導光板の導光部の光反射面の放射方向に断面三角形状の凹部を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部の前記導光部外周端側の面を、導光部外周端からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する傾斜面とする一方、前記導光ピースの導光部の外周端側にLED及び光変向手段を配置し、前記LEDからの光を略平行光に変向して前記導光板の導光部に対し外周端側から前記所定方向に入射し、更に、前記導光板の光出射面からの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針を有する指針盤を、前記導光板の光出射面に対して同心状に重合して相対回動自在に配置するものである。
【0075】
したがって、LEDを発光させると、LEDから放射された光は、導光板の外周端側で光変向手段により平行光とされて、導光部に入射され、裏面側の光反射面の凹部の全反射面により全反射されて、表面側の光出射面から出射する。このとき、導光板の表面側に位置する指針盤により、導光板の目盛部及び指針盤の指針を除いて、光出射面からの発光は遮断される。よって、運転者には、導光板の目盛部及び指針盤の指針のみ視認される。その結果、LEDを使用して指針を発光表示することができ、発光する指針及び導光板の外周部で発光する目盛部により、独特の意匠的効果を発揮することができる。更に、LEDを導光板の外周囲に配設するものであるから、その配設個数を多くでき、導光板全体をより明るくすることができる。特に、導光板の導光部裏面に全反射面を有する凹部を設けると共に、LEDからの光を光変向手段により平行光としてその全反射面に入射するため、導光部裏面に白色コーティング等を設けることなく、LEDからの光を全反射面により高効率で全反射して光出射面から出射でき、導光部裏面から光が漏れることはない。また、導光部の裏面を単に全反射角度とする場合と比較して、導光部を大幅に薄肉化することができ、車両用メータ全体を薄肉とすることができる。
【0076】
請求項2の車両用メータは、導光板の導光部の光反射面の放射方向に断面三角形状の凹部を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部の前記導光部外周端側の面を、導光部外周端からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する傾斜面とする一方、前記導光ピースの導光部の内周端側にLED及び光変向手段を配置し、前記LEDからの光を略平行光に変向して前記導光板の導光部に対し内周端側から前記所定方向に入射し、更に、前記導光板の光出射面からの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針を有する指針盤を、前記導光板の光出射面に対して同心状に重合して相対回動自在に配置するものである。
【0077】
したがって、LEDを発光させると、LEDから放射された光は、導光板の内周端側で光変向手段により平行光とされて、導光部に入射され、裏面側の光反射面の凹部の全反射面により全反射されて、表面側の光出射面から出射する。このとき、導光板の表面側に位置する指針盤により、導光板の目盛部及び指針盤の指針を除いて、光出射面からの発光は遮断される。よって、運転者には、導光板の目盛部及び指針盤の指針のみ視認される。その結果、LEDを使用して指針を発光表示することができ、発光する指針及び導光板の外周部で発光する目盛部により、独特の意匠的効果を発揮することができる。更に、LEDを導光板の内周囲に配設するものであるから、その配設個数を少なくしても均一な明るさにすることができる。特に、導光板の導光部裏面に全反射面を有する凹部を設けると共に、LEDからの光を光変向手段により平行光としてその全反射面に入射するため、導光部裏面に白色コーティング等を設けることなく、LEDからの光を全反射面により高効率で全反射して光出射面から出射でき、導光部裏面から光が漏れることはない。また、導光部の裏面を単に全反射角度とする場合と比較して、導光部を大幅に薄肉化することができ、車両用メータ全体を薄肉とすることができる。
【0078】
請求項3の車両用メータは、請求項1または請求項2の構成において、制御手段により走行速度に応じて所定位置の前記導光ピースに対応するLEDを発光させる。したがって、請求項1または請求項2の効果に加えて、スピードメータとして使用することができ、車両の走行時には、制御手段により、導光板及び指針盤は走行速度に応じた角度で相対回動されるため、発光状態の指針は導光板の目盛部の所定角度位置の速度表示を指示する。これにより、運転者は走行速度に応じて、導光板の目盛部の所定角度位置で発光して所定の速度表示を指示する指針を視認することができ、走行速度を認識することができる。その結果、LEDを使用して指針を発光表示することができ、発光する指針及び導光板の外周部で発光する目盛部により、独特の意匠的効果を発揮することができる。
【0079】
請求項4の車両用メータは、請求項1または請求項2の構成において、前記LEDを2色以上としたため、車速情報或いは他の情報を色彩によって表出することができる。したがって、請求項1または請求項2の効果に加えて、変量を任意の2色によって表現できる。また、他の情報を変量の情報に重畳させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータを適用する自動車用メータ全体を示す正面図である。
【図2】図2は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータとしてのスピードメータを示す平面図である。
【図3】図3は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータを半径方向に切断して示す図2のA−A線端面図である。
【図4】図4は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの導光ピースを示す斜視図である。
【図5】図5は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの要部を示す平面図である。
【図6】図6は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの導光ピースの反射面を示す部分断面図である。
【図7】図7は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータとしてのスピードメータの使用状態を示す部分平面図である。
【図8】図8は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータ全体の回路構成を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明の参考とする実施の形態の車両用メータの全体動作を示すフローチャートである。
【図10】図10は本発明の参考とする別の実施の形態の車両用メータを半径方向に切断して示す端面図である。
【図11】図11は本発明の実施の形態の車両用メータを示す平面図である。
【図12】図12は本発明の実施の形態の車両用メータを半径方向に切断して示す図11のB−B線断面図である。
【図13】図13は本発明の実施の形態の車両用メータ全体の回路構成を示すブロック図である。
【図14】図14は本発明の実施の形態の車両用メータの全体動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 指標手段
11,41 導光ピース
12,42 導光部
12a,42a 光反射面
12b,42b 光出射面
14,44 凹部
14a,44a 全反射面
25,45 放物面鏡(光変向手段)
20 LEDユニット(LED)
31,81 ドライバ(制御手段)
32 スピードセンサ(制御手段)
51 導光板
52 導光部
52a 光反射面
52b 光出射面
54 凹部
55 放物面鏡(光変向手段)
60 指針盤
61 指針

Claims (4)

  1. 光導体からなる所定角度の略扇板状または略円板状をなす導光部を有し、前記導光部の厚さ方向一側面を光反射面とすると共に他側面を光出射面とし、前記光反射面の放射方向に断面三角形状の凹部を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部の前記導光部外周端側の面を、前記導光部外周端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面とした導光板と、
    前記導光板の導光部の外周端側に配置される発光ダイオードと、
    前記導光板の導光部の外周端側に配置され、前記発光ダイオードからの光を略平行光に変向して前記導光板の導光部に対し外周端側から前記所定方向に入射する光変向手段と、
    前記導光板の光出射面に対して同心状に重合して相対回動自在に配置され、前記導光板の光出射面からの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針を有する指針盤と
    を具備することを特徴とする車両用メータ。
  2. 光導体からなる所定角度の略扇板状または略円板状をなす導光部を有し、前記導光部の厚さ方向一側面を光反射面とすると共に他側面を光出射面とし、前記光反射面の放射方向に断面三角形状の凹部を多数連続して形成して鋸歯状とすると共に、各凹部の前記導光部内周端側の面を、前記導光部内周端側からの所定方向の光が全反射する角度で傾斜する全反射面とした導光板と、
    前記導光板の導光部の内周端側に配置される発光ダイオードと、
    前記導光板の導光部の内周端側に配置され、前記発光ダイオードからの光を略平行光に変向して前記導光板の導光部に対し内周端側から前記所定方向に入射する光変向部材と、
    前記導光板の光出射面に対して同心状に重合して相対回動自在に配置され、前記導光板の光出射面からの光を厚さ方向に導くよう放射方向にスリット状に切り欠いてなる指針を有する指針盤と
    を具備することを特徴とする車両用メータ。
  3. 更に、走行速度に応じて前記指針盤の指針を前記導光板の所定角度位置に回動する制御手段を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用メータ。
  4. 前記導光板に光を入射する発光ダイオードは、2色以上としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用メータ。
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