JPH05319138A - 車両用ディスプレイ装置 - Google Patents

車両用ディスプレイ装置

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JPH05319138A
JPH05319138A JP4131146A JP13114692A JPH05319138A JP H05319138 A JPH05319138 A JP H05319138A JP 4131146 A JP4131146 A JP 4131146A JP 13114692 A JP13114692 A JP 13114692A JP H05319138 A JPH05319138 A JP H05319138A
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JP
Japan
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light
gauge
liquid crystal
driver
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP4131146A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Hyodo
光徳 兵藤
Masayuki Tsurumi
雅之 鶴見
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】設置スペースをとらず、しかも低コストである
とともに、同一画面に複数の情報を明瞭に表示する。 【構成】半円板状でほぼ同形状の面発光体4と液晶板5
は互いに並設され、液晶板5の前方下側にはゲージガイ
ド6が立設される。このゲージガイド6には透明アクリ
ルゲージ7が挿通され、透明アクリルゲージ7はモータ
8の駆動によりベルト10を介して昇降可能となってい
る。透明アクリルゲージ7の下方にはランプ13が配置
され、ランプ13に近接した位置から3本1束よりなる
光ファイバ14が配設される。液晶板5には走行系の各
種情報がデジタル表示されるとともに、スイッチを切り
換えることにより同一画面にランプ13の光を介して発
光面7aと発光部14aによりオーディオ及び空調系の
情報が光表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は運転走行時に必要な各種
の情報を運転者に表示する車両用ディスプレイ装置に係
り、詳しくは同一表示画面上に複数の情報を表示する車
両用ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のインストルメントパネ
ルにはスピードメータ、タコメータ、フューエルゲー
ジ、水温計などを備えたメータパネルが設けられ、運転
者に必要な各種の情報を表示している。例えば図9に示
すように、メータパネル41には見返し板42にスピー
ドメータ、タコメータなどの各種メータ43が備えら
れ、各メータ43には速度、回転数などを表示する指針
44や数値などを表示する文字パネル45が備えられて
いる。この文字パネル45の表示は図示しない光源から
の光を介して光表示される。
【0003】この光表示の方法には、透過光タイプと反
射光タイプの2つがある。透過光タイプは、図10
(a)に示すように、光を透過するフィルムに文字や模
様を印刷した文字パネル45に、その背面側からランプ
46の光を透過させることにより文字パネル45上に文
字を光表示させる方法である。
【0004】これに対して反射光タイプは、図10
(b)に示すように、蛍光塗料などにより文字や模様を
印刷した文字パネル45に、その表面側からランプ47
の光を当て、その反射光により文字を光表示させる方法
である。
【0005】実開昭63−148982号公報には、透
過光タイプと反射光タイプを併用するメータパネルが提
案されている。図11に示すように、インストルメント
パネル48の表示面にはルーバ状の偏光フィルタ49が
配置されている。この偏光フィルタ49の背面側にはス
ピードメータ50が配置され、上方にはその他の各種メ
ータ類を表示する発光表示板51が配置されている。運
転者はスピードメータ50を偏光フィルタ49の透過光
として認知し、その他の各種メータ類を偏光フィルタ4
9の反射光として認知するようになっていた。そのた
め、表示に遠近感が伴い意匠的な効果を得ていた。しか
し、前記各メータパネルでは設置できるメータ類の数に
限界があるため、メータパネルに表示できる情報量にも
限界があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、これ
までの速度、エンジン回転数、フューエルゲージなど走
行系の情報に加え、オーディオ、空調、地図などの付加
的な情報が表示される場合が多くなってきた。この場
合、従来のメータパネルでは、メータ類の設置スペース
に限界があるため、付加的な情報を表示するメータパネ
ルを新たに付加することにより対応していた。しかし、
複数のメータパネルを取り付けることは、表示の確認の
ために運転者に余分な視線の移動を余儀なくさせるため
運転集中を妨げるおそれがあった。
【0007】この対策として、特開昭61−15168
1号公報には同一画面に複数の情報を表示させる方法が
提案されている。図12に示すように、メータパネル5
2の表示面53には下方に警報表示部53aが設けら
れ、この警報表示部53aは図示しない複数のランプと
これらのランプを覆う光透過性の濃色カバー54により
構成されている。この警報表示部53aの運転者側には
光の透過率がその反射率よりも大きいハーフミラー55
が配置され、ハーフミラー55の運転者側の下面には液
晶表示板56が配置されている。
【0008】通常、警報表示部53aの警報ランプは消
灯しており、液晶表示板56の光表示はハーフミラー5
5に入射した光の反射光として運転者に認識される。ま
た、警報表示部53aの警報ランプが点灯したときに
は、警報ランプの光がハーフミラー55を透過して運転
者に認識されるようになっている。しかし、この方法に
よると、ハーフミラー55を反射又は透過させて光表示
するため、表示の輝度が暗いという問題があった。
【0009】また、同一画面に複数の情報を表示させる
方法として、ブラウン管や液晶CRTによる方法もあ
る。しかしながら、ブラウン管は厚みがあるため、奥行
きのある広い設置スペースが必要となるという問題があ
った。また、液晶CRTはコスト的に問題があった。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は設置スペースをとらず、
しかも低コストであるとともに、同一画面に複数の情報
を明瞭に表示することができる車両用ディスプレイ装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、インストルメントパネルの表示面に設置さ
れ、表示を光により運転者に視認させる第1の発光表示
部と、前記第1の発光表示部よりも運転者側に設けら
れ、透明な材質からなり、前記第1の発光表示部が非動
作のときに指針を光により運転者に視認させる発光部を
有する第2の発光表示部と、前記第2の発光表示部を移
動可動とする駆動手段とを備えたことをその要旨する。
【0012】
【作用】上記の構成により、第1の発光表示部から発せ
られる光表示は、透明な第2の発光表示部を透光して運
転者に視認される。また、第2の発光表示部の発光部に
よる指針は、第1の発光表示部が非動作であるため、運
転者に明瞭に視認される。このとき、第2の発光表示部
の発光部による指針は、駆動手段により移動可動とな
る。
【0013】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を自動車用メータパネルに
具体化した第1実施例を図1〜図4に従って説明する。
本実施例では速度、エンジン回転数などの走行系の情報
とオーディオ及び空調系の情報を画面の切り換えにより
同一画面にデジタル表示できるようにしている。
【0014】図1,2に示すように、図示しないインス
トルメントパネルに設置されるメータパネル1のケース
2には半円板状の窓部2aが設けられ、この窓部2aに
は透明なアクリル樹脂製の仕切板3が嵌め込まれてい
る。ケース2内には、窓部2aと対向する位置に半円板
状のLEDからなる面発光体4が配置され、この面発光
体4の前方(図中右方)には面発光体4とほぼ同形状の
液晶板5が面発光体4に対して並設されている。液晶板
5は印加電圧により光の屈折率が変化し、後方の面発光
体4からの光の屈折を利用して運転者に液晶板5上に表
示される情報を視認させるようになっている。この液晶
板5の画面には速度、エンジン回転数、フューエルゲー
ジ、指示方向などの走行系の情報がデジタル表示される
ようになっている。
【0015】液晶板5の前方には、窓部2aから下方に
隠れる位置に4つ(但し1つのみ図示)の略角筒状のゲ
ージガイド6が等間隔に立設され、各ゲージガイド6に
は直方板状の透明アクリルゲージ7が挿通されている。
透明アクリルゲージ7の上端には斜状の発光面7aが形
成されている。
【0016】各ゲージガイド6に隣接した位置にはモー
タ8が設置され、モータ8の図示しない駆動軸にはプー
リー9が嵌着されている。また、透明アクリルゲージ7
の下端には片面が噛合歯状に形成されたベルト10の一
端が固着されている。モータ8の駆動力はベルト10と
プーリー9との噛合により透明アクリルゲージ7へ伝達
されるようになっている。従って、透明アクリルゲージ
7はモータ8の駆動によりゲージガイド6内を昇降する
ようになっている。また、ベルト10はゲージガイド6
の脚部6aに設置されたガイドローラ11とベルトガイ
ド12により案内されている。
【0017】また、ゲージガイド6の下方には、ランプ
13が設置されている。3本1束よりなる光ファイバ1
4はランプ13の近接位置から延び、面発光体4の背面
を通るように配設されている。そして、光ファイバ14
の3方に分かれた各先端は面発光体4及び液晶板5を貫
通して液晶板5の表面側へ露出している。従って、光フ
ァイバ14の先端にある発光部14aは液晶板5の表面
側に露出し、上下方向の3点にて点灯するようになって
いる。このような3本の束からなる光ファイバ14が各
透明アクリルゲージ7の左側に位置するように等間隔に
配設されている。
【0018】また、ランプ13の発光により透明アクリ
ルゲージ7の下面から入射した光はエッジ効果により発
光面7aで運転者側へ反射されるようになっている。ま
た、光ファイバ14の下方端から入射した光は発光部1
4aにて運転者側が容易に視認することができるように
なっている。この発光部14aと発光面7aがそれぞれ
目盛り、指針を光表示することによりオーディオ及び空
調系の情報が運転者に視認されるようになっている。な
お、走行系のデジタル表示とオーディオ及び空調系のデ
ジタル表示の切り換えは図示しないスイッチにより行わ
れるようになっている。
【0019】次に、この自動車用メータパネルの電気的
構成について図3に基づいて説明する。このメータパネ
ル1の各表示面はコントローラ15により駆動制御され
るようになっている。このコントローラ15は自動車の
図示しないイグニションキーがオン状態のときに駆動す
るようになっている。コントローラ15には速度センサ
16、エンジン回転数センサ17、走行距離用センサ1
8、燃料センサ19、方向指示レバー20などの走行系
の各センサ16〜20が接続されている。これら各セン
サ16〜20からの出力信号に基づいてコントローラ1
5は液晶板5への印加電圧を制御するようになってい
る。
【0020】また、コントローラ15にはオーディオの
音量出力端子21、音質出力端子22及び車室内と車室
外にそれぞれ設置された各温度センサ23,24が接続
されている。これら各端子21,22及び各温度センサ
23,24からの出力信号に基づいてコントローラ15
は各モータ8を駆動制御するようになっている。また、
コントローラ15にはスイッチ25が接続され、スイッ
チ25の切り換え信号に基づきコントローラ15は面発
光体4と各ランプ13への電流の供給を切り換え制御す
るようになっている。
【0021】次に、このメータパネル1の作用について
図1〜図5に基づいて説明する。自動車のイグニション
キーをオン状態にすると、コントローラ15をはじめと
して各電気系統へ給電が行われる。走行系の速度センサ
16、エンジン回転数センサ17、走行距離用センサ1
8、燃料センサ19、方向指示レバー20からの出力信
号に基づいてコントローラ15は液晶板5への印加電圧
を制御する。また、オーディオの音量出力端子21、音
質出力端子22及び室内と室外にそれぞれ設置された温
度センサ23,24からの出力信号に基づいてコントロ
ーラ15は対応する各モータ8を駆動制御させる。その
結果、各透明アクリルゲージ7は各ベルト10を介して
昇降する。
【0022】このとき、例えば、スイッチ25が走行系
の表示画面側に接続されていると、面発光体4は発光
し、各ランプ13は消灯している。そして、図4に示す
ように、運転者は液晶板5からの透過光として液晶板5
の画面上に速度、エンジン回転数、走行距離、燃料残
量、指示方向などのデジタル情報を視認することができ
る。このとき、透明アクリルゲージ7が透明であるた
め、画面上で透明アクリルゲージ7と重なった表示部分
も透明アクリルゲージ7を透過して運転者は確実に情報
を視認することができる。
【0023】そして、スイッチ25がオーディオ及び空
調系の表示画面側に切り換えられると、面発光体4は消
灯し、各ランプ13が発光する。ランプ13からの光は
透明アクリルゲージ7の下面から入射して発光面7aで
運転者側へ反射される。また、光ファイバ14の下方端
から入射した光は発光部14aから運転者側へ放光され
る。このとき、運転者は点発光する発光部14aを目盛
り、昇降する発光面7aをゲージとして視認する。従っ
て、図5に示すように、運転者は図中左から順に音量、
音質、室内温度、室外温度の各情報を認知することがで
きる。このとき、面発光体4は消灯しているので運転者
は発光面7aと発光部14aによる発光表示を明瞭に視
認することができる。
【0024】従って、本実施例のメータパネル1によれ
ば、液晶板5に速度、エンジン回転数、走行距離、燃料
残量、指示方向などの走行系の情報をデジタル表示する
とともに、スイッチ25の切り換えにより同一画面に音
量、音質、室内温度、室外温度などのオーディオ及び空
調系の情報をデジタル表示することができる。また、こ
のメータパネル1はブラウン管のようにスペースをとら
ないためコンパクトにすることができるとともに、液晶
CRTよりもかなり安いコストとすることができる。
【0025】(第2実施例)本実施例のメータパネルで
は、速度、エンジン回転数をデジタル表示するととも
に、スイッチを切り換えることにより同一画面に速度、
エンジン回転数をアナログ表示できるようにしている。
なお、本実施例において、前記第1実施例と同一の構成
については同一の符号を付して説明を省略し、特に異な
った点についてのみ説明する。
【0026】図6に示すように、ともに半円板状でほぼ
面積の等しい面発光体4と液晶板5は互いに並設されて
いる。そして、液晶板5の前方(運転者側)には2枚の
透明アクリル円板27a,27bが回転可能に配設され
ている。各透明アクリル円板27a,27bには数値及
び目盛りを示すV字溝28が刻まれている。
【0027】各透明アクリル円板27a,27bの後方
下側にはモータ29a,29bが配設され、モータ29
a,29bの図示しない駆動軸にはプーリー30が嵌着
され、プーリー30の周面は前記透明アクリル円板27
a,27bの周面に摺接されている。そのため、モータ
29a,29bの駆動に伴って透明アクリル円板27
a,27bが回転するようになっている。また、各透明
アクリル円板27a,27bの下方にはランプ31が配
設され、ランプ31の光が各透明アクリル円板27a,
27bの下方から入射してV字溝28にて運転者側に反
射されるようになっている。
【0028】また、透明アクリル円板27a,27bの
前方には透明なアクリル樹脂製の仕切板3が配設されて
いる。この仕切板3の後面には透明アクリル円板27
a,27bの数値及び目盛りを指示する矢印32が印刷
されている。なお、図7(a)に示すように、V字溝2
8は光の反射角を考慮して透明アクリル円板27a,2
7bの半径方向に平行となるように形成されている。従
って、図7(b)に示すように、運転者が矢印32に指
示された数値及び目盛りを明瞭に認識できるようになっ
ている。
【0029】次に、このメータパネルの電気的構成につ
いて図8に基づいて説明する。コントローラ15は自動
車の図示しないイグニションキーがオン状態のときに駆
動するようになっている。速度センサ16、エンジン回
転数センサ17、走行距離用センサ18、タイマー26
からの出力信号に基づいてコントローラ15は液晶板5
への印加電圧を制御するようになっている。また、コン
トローラ15は速度センサ16からの出力信号に基づい
てモータ29aを駆動制御し、エンジン回転数センサ1
7からの出力信号に基づいてモータ29bを駆動制御す
るようになっている。また、コントローラ15にはスイ
ッチ25が接続され、スイッチ25の切り換え信号に基
づきコントローラ15は面発光体4とランプ31への電
流の供給を切り換え制御するようになっている。
【0030】次に、このメータパネルの作用について説
明する。自動車のイグニションキーをオン状態にする
と、コントローラ15をはじめとして各電気系統へ給電
が行われる。走行系の速度センサ16、エンジン回転数
センサ17、走行距離用センサ18、タイマー26から
の出力信号に基づいてコントローラ15は液晶板5への
印加電圧を制御する。また、コントローラ15は速度セ
ンサ16からの出力信号に基づいてモータ29aを駆動
制御し、エンジン回転数センサ17からの出力信号に基
づいてモータ29bを駆動制御する。その結果、各透明
アクリル円板27a,27bはそれぞれモータ29a,
29bを介して回転する。
【0031】このとき、例えば、スイッチ25が面発光
体4側に接続されていると、面発光体4が発光し、ラン
プ31は消灯している。そして、図6に示すように、運
転者は液晶板5からの透過光として速度、エンジン回転
数、走行距離、時刻などのデジタル情報を視認すること
ができる。このとき、透明アクリル円板27a,27b
が透明であるため、画面上で透明アクリル円板27a,
27bと重なった表示部分も透明アクリル円板27a,
27bを透過して運転者は確実に情報を視認することが
できる。
【0032】そして、スイッチ25がランプ31側に切
り換えられると、面発光体4が消灯し、ランプ31が発
光する。ランプ31からの光は各透明アクリル円板27
a,27bの下方から入射してそれぞれのV字溝28で
運転者側へ反射される。このとき、運転者は回転するV
字溝28を目盛り、矢印32を指針として視認する。そ
して、図6に示すように、運転者は透明アクリル円板2
7aにより速度を認知し、透明アクリル円板27bによ
りエンジン回転数を認知することができる。このとき、
面発光体4は消灯しているので運転者はV字溝28によ
る発光表示を明瞭に視認することができる。
【0033】従って、本実施例のメータパネルによれ
ば、液晶板5に速度、エンジン回転数をデジタル表示す
ることができるとともに、スイッチ25の切り換えによ
り同一画面に速度、エンジン回転数をアナログ表示する
ことができる。また、このメータパネルはブラウン管の
ようにスペースをとらないためコンパクトにすることが
できるとともに、液晶CRTよりもかなり安いコストと
することができる。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記各実施例において、面発光体4の発光色は適
宜選択でき、例えば緑、白、オレンジなどとしてもよ
い。
【0035】(2)上記第1実施例において、透明アク
リルゲージ7と光ファイバ14によりオーディオ及び空
調系の情報をデジタル表示したが、その他の情報、例え
ばフューエルゲージ、水温計など走行系の情報をデジタ
ル表示してもよい。
【0036】(3)第2実施例では透明アクリル円板2
7a,27bにより速度、エンジン回転数をアナログ表
示したが、その他の情報、例えばフューエルゲージ、水
温計、時計などをアナログ表示してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、設
置スペースをとらず、しかも低コストであるとともに、
同一画面に複数の情報を明瞭に表示することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例のメータパネル
の部分斜視図である。
【図2】第1実施例のメータパネルにおける図1のA−
A線断面図である。
【図3】第1実施例のメータパネルにおける電気的構成
を示すブロック図である。
【図4】第1実施例のメータパネルにおける走行系の表
示画面を示す図である。
【図5】第1実施例のメータパネルにおけるオーディオ
及び空調系の表示画面を示す図である。
【図6】第2実施例のメータパネルの部分斜視図であ
る。
【図7】第2実施例における透明アクリル円板を示し、
(a)は部分正面図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
【図8】第2実施例のメータパネルにおける電気的構成
を示すブロック図である。
【図9】従来例のメータパネルの斜視図である。
【図10】(a)は透過光タイプのメータパネルの側断
面図であり、(b)は反射光タイプのメータパネルの側
断面図である。
【図11】従来例のメータパネルの側断面図である。
【図12】従来例のメータパネルの側断面図である。
【符号の説明】
1…表示面としてのメータパネル、4…第1の発光表示
部としての面発光体、5…第1の発光表示部としての液
晶板、7…第2の発光表示部としての透明アクリルゲー
ジ、7a…発光部としての発光面、8,29a,29b
…駆動手段としてのモータ、27a,27b…第2の発
光表示部としての透明アクリル円板、28…発光部とし
てのV字溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの表示面に設置
    され、表示を光により運転者に視認させる第1の発光表
    示部と、 前記第1の発光表示部よりも運転者側に設けられ、透明
    な材質からなり、前記第1の発光表示部が非動作のとき
    に指針を光により運転者に視認させる発光部を有する第
    2の発光表示部と、 前記第2の発光表示部を移動可動とする駆動手段とを備
    えたことを特徴とする車両用ディスプレイ装置。
JP4131146A 1992-05-22 1992-05-22 車両用ディスプレイ装置 Pending JPH05319138A (ja)

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JP4131146A JPH05319138A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 車両用ディスプレイ装置

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