JP2003021544A - 計 器 - Google Patents

計 器

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JP2003021544A
JP2003021544A JP2001208013A JP2001208013A JP2003021544A JP 2003021544 A JP2003021544 A JP 2003021544A JP 2001208013 A JP2001208013 A JP 2001208013A JP 2001208013 A JP2001208013 A JP 2001208013A JP 2003021544 A JP2003021544 A JP 2003021544A
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dome
light
outer peripheral
flange
peripheral end
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JP2001208013A
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Seigo Tane
盛吾 種
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドーム状の透明部材を活用して、この透明部
材を通して指針や目盛り盤を見たとき、立体的で斬新な
視認性を確保し得る計器を提供する。 【解決手段】 ドーム部材40は、そのフランジ40b
にて、見返し板20の底壁21の開口部21aと目盛り
盤50の外周部50aとの間に挟持されており、このド
ーム部材40のドーム本体40bは、見返し板20の開
口部21aを通り周壁22内に向け凸なドーム形状にて
突出している。反射面43は、ドーム部材40のフラン
ジ40bの内周部に沿い傾斜状に形成されて、各発光ダ
イオード90からフランジ40bに入射する光をドーム
本体40aの外周端部を通して反射する。これにより、
ドーム部材40は、ドーム本体40aの外周端部にてリ
ング状に発光する。指針110は、ドーム本体40aの
裏面側にて目盛り盤部50bの表面に沿い回動するよう
に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両に採
用するに適した計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、乗用車用計器としては、
特開平9−207625号公報にて示すようなものがあ
る。この計器は、環状の見返し板を有しており、この見
返し板の底壁開口部には目盛り盤が併設されている。ま
た、透明なELパネルからなるフロントパネルが見返し
板の先端開口部に組み付けられており、指針は目盛り盤
の表面に沿い回動するように支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記計器で
は、フロントパネルを構成するELパネルは、通常、平
板状のガラス板を用いて製造するので、このELパネル
の表示自体は、平面的な面白みのないものとなってしま
う。これでは、近年、多様化しているユーザの嗜好を満
たすことはできない。
【0004】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、略ドーム状の透明部材を活用して、この透
明部材を通して指針や目盛り盤を見たとき、立体的で斬
新な視認性を確保し得る計器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る計器は、外周部(50
a)の内周側に目盛り盤部(50b)を設けてなる目盛
り盤(50)と、目盛り盤部の表面に沿い回動可能に支
持される指針(110)とを備える。
【0006】当該計器において、目盛り盤にその表面側
から設けられて目盛り盤部に対向するドーム本体(40
a)及び目盛り盤の外周部に当接する環状フランジ(4
0b)とを有する透明のドーム部材(40)と、ドーム
部材のフランジの外周端面(44)に沿い配設されて当
該フランジ内にその外周端面から光を入射する光源(9
0)とを備え、ドーム本体は、フランジの内周部と一体
な外周端部(45)から目盛り盤部の表面とは離れる方
向に凸なドーム形状にて突出するように形成されてお
り、ドーム部材のフランジは、その内周部の少なくとも
一部に沿いフランジ内への入射光をドーム本体の外周端
部内に反射するように傾斜状に形成された反射面(4
3)を有しており、ドーム本体は、その外周端部のうち
反射面に対する対応部にて、当該反射面による反射光に
基づき発光することを特徴とする。
【0007】これにより、ドーム部材の外周端部のうち
反射面に対する対応部が円弧状に発光して視認される。
しかも、ドーム本体は、目盛り盤部の表面から離れる方
向に凸なドーム形状にて突出しているため、ドーム本体
の外周部の光学的拡大作用はこのドーム本体の中央部に
比べて相当大きい。従って、ドーム本体の外周部に対応
して位置する指針の先端部及び目盛り盤部の各目盛り等
は、拡大されて立体的に歪んで見える。このように、当
該計器にドーム部材を上述のように採用するのみで、従
来にない斬新な視認性を確保できる。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の発明において、反射面は、ドーム本体の外周
端面の全体に亘り形成されていることを特徴とする。
【0009】これにより、ドーム部材の外周端部のうち
反射面に対する対応部がリング状に発光するので、請求
項1に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1或いは2に記載の発明において、ドーム本体の中央部
には、その裏面側から装飾層(42)が形成されている
ことを特徴とする。
【0011】これにより、装飾層は、外光を受けて光学
的作用を発揮することで、その装飾態様により、ドーム
本体を見る者に面白みのある視認性を与える。このた
め、請求項1或いは2に記載の発明の作用効果をより一
層向上できる。なお、装飾層は、目盛り盤部の中央部に
対応して位置することから、目盛り盤部の目盛り部や指
針の先端部に対する視認を邪魔することはない。
【0012】また、請求項4に記載の発明では、請求項
3に記載の発明において、ドーム本体は、その外周端部
から中央部に向けて反射面の反射光を導光するようにな
っており、装飾層は、ドーム本体内に導光される光を当
該ドーム本体の表面側へ反射することを特徴とする。
【0013】このように装飾層が、ドーム本体内に導光
される光を当該ドーム本体の表面側へ反射するすること
で、装飾層がその装飾態様にて発光して見える。その結
果、請求項3に記載の発明の作用効果をより一層向上で
きる。
【0014】また、請求項5に記載の発明では、請求項
1乃至4のいずれか一つに記載の発明において、光源
は、ドーム部材のフランジの外周端面に沿い配列されて
フランジ内にその外周端面から光を入射する複数の第1
発光素子と、これら各第1発光素子の間に介装されてフ
ランジ内にその外周端面から各第1発光素子とは異なる
時期に異なる色の光を入射する複数の第2発光素子とに
より構成されていることを特徴とする。
【0015】これにより、複数の第1発光素子を複数の
第2発光素子とは時を異にして発光させれば、ドーム本
体の外周端部の発光色が時を異にして変化する。このた
め、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の発明の作用
効果をより一層向上できる。
【0016】また、請求項6に記載の発明では、請求項
1乃至5のいずれか一つに記載の発明において、ドーム
本体の表面には無反射処理が施されていることを特徴と
する。
【0017】これにより、請求項1乃至5のいずれか一
つに記載の発明の作用効果を達成できるのは勿論のこ
と、ドーム本体を見る者の顔等が当該ドーム本体の表面
に写ることを防止できる。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明に係る乗
用車用計器の一例を示しており、この計器は、当該乗用
車の車室内に設けたインストルメントパネルにスピード
メータとして配設されている。
【0020】当該計器は、断面コ字状のケーシング1
0、環状の見返し板20及び透明のフロントパネル30
からなるハウジング内に、ドーム部材40、目盛り盤5
0、導光板60、回動内機70、配線板80、複数の透
明部材用発光ダイオード90、複数の導光板用発光ダイ
オード100及び指針110を、組み付けて構成されて
いる。なお、当該計器は、当該乗用車の車速を指示する
ために用いられる。
【0021】見返し板20は、その底壁21の外周部に
て、ケーシング10の開口部11に装着されている。ま
た、フロントパネル30は透明材料からなるもので、こ
のフロントパネル30は、見返し板20の周壁22の先
端開口部22aに嵌着されている。
【0022】ドーム部材40は、見返し板20の底壁2
1の開口部21aに組み付けられているもので、このド
ーム部材40は、ドーム本体40aと、このドーム本体
40aの外周部から外方へ断面略L字状にかつ一体に延
出するリング状フランジ40bとを有するように、無色
透明の樹脂材料により形成されている。当該ドーム部材
40は、フランジ40bにて、見返し板20の開口部2
1aにその裏面側から装着されており、このドーム部材
40のドーム本体40aは、見返し板20の開口部21
aを通り周壁22内に向け凸なドーム形状にて突出して
いる。
【0023】ここで、ドーム本体40aの中央部41の
裏面には、装飾層42が、塗装材料の塗布、印刷材料の
印刷或いはホットスタンプ処理でもって円板状に形成さ
れており、この装飾層42は、ドーム本体40a内にそ
の外周端部45から後述のように入射する光を拡散光と
して反射する。
【0024】フランジ40bは、反射面43を有してお
り、この反射面43は、フランジ40bの内周部を、図
2にて示すごとく断面傾斜状に切除することで形成され
ている。但し、当該切除は、反射面43が、フランジ4
0bの表面から裏面にかけて、この裏面に近づく程、外
方へ傾斜するようになされている。これにより、反射面
43は、フランジ40b内にその外周端面44から入射
する光をドーム本体40aの外周端部45内に向け反射
する。
【0025】目盛り盤50は、その外周部50aにて、
ドーム部材40のフランジ40bにその裏面側から装着
されており、この目盛り盤50は、その目盛り盤部50
bにて、ドーム本体40aの裏面に対向している。目盛
り盤部50bは、当該乗用車の車速を目盛ってなる略円
弧状目盛り部51を有しており、この目盛り部51は、
複数の目盛り51a、複数の数51b及び車速単位部5
1cとにより構成されている。本実施形態では、目盛り
盤部50bのうち複数の目盛り51a、複数の数51b
及び車速単位部51cを除く部分は暗色の不透明となっ
ており、各目盛り51aの輪郭の内側、各数51bの数
字の内側及び車速単位部51cの記号及び文字の各内側
は透明となっている。
【0026】導光板60は、目盛り盤50の裏面に併設
されており、この導光板60は、無色透明の導光樹脂材
料により形成されている。この導光板60は、目盛り盤
部50bの中央穴部52に対向する貫通穴部61を備え
ており、この貫通穴部61は、その内周面61aにて、
断面八の字状にて、目盛り盤部50bから配線板80に
かけて末すぼまり状に形成されている。これにより、内
周面61aは、導光板60内にその裏面から貫通穴部6
1の近傍にて入射する光を当該導光板60内にて放射状
に反射する。
【0027】回動内機70は、内機本体71と、指針軸
72とを備えており、内機本体71は、目盛り盤部50
bに対応するように、ケーシング10内にてその底壁1
2に装着されている。指針軸72は、内機本体71から
配線板80の貫通穴部81、導光板60の貫通穴部61
及び目盛り盤50の中央穴部52通りドーム本体40a
の裏面側へ回動可能に延出している。配線板80は、導
光板60に沿うように内機本体71の端面に支持されて
いる。
【0028】複数の発光ダイオード90は、ケーシング
10の開口部11内の見返し板20の底壁21の裏面側
にて、ドーム部材40のフランジ40bの外周端面44
に沿い間隔をおいて配設されており、これら各発光ダイ
オード90は、ドーム部材40内にフランジ40bの外
周端面44から入射する。本実施形態では、各発光ダイ
オード90として、白色光を出射する発光ダイオードが
採用されている。
【0029】複数の発光ダイオード100は、配線板8
0の表面に貫通穴部81の外周部に沿い配設されてお
り、これら各発光ダイオード100は、その発光によ
り、導光板60の貫通穴部61の内周面61aに向け導
光板60内にその裏面側から入射する。これに伴い、導
光板60は、貫通穴部61の内周面61aにてその入射
光を反射して放射状に外方に向け導光して目盛り盤部5
0bにその裏面側から出射する。但し、導光板60の裏
面には、光学的反射処理が施されている。なお、各発光
ダイオード100としては、白色光を出射する発光ダイ
オードが採用されている。
【0030】指針110は、その回動基部111にて、
指針軸72の先端部に同軸的に支持されて、目盛り盤部
50bの表面に沿い回動するようになっている。
【0031】このように構成した本実施形態において、
各発光ダイオード90及び各発光ダイオード100が発
光すると、各発光ダイオード90の白色光は、ドーム部
材40のフランジ40b内にその外周端面44から入射
し、当該フランジ40b内にて反射面43に向けて導光
される。ついで、このように導光される白色光は反射面
43により反射されてドーム本体40aの外周端部45
内に入射する。これに伴い、この入射白色光は、その一
部にて、外周端部45からフロントパネル30側へリン
グ状に出射する。このため、ドーム部材40は、ドーム
本体40aの外周端部45のうち反射面43に対する対
応部にてリング状に発光する。
【0032】また、上述のようにドーム本体40aの外
周端部45に入射した白色光のうち残りの光は、ドーム
本体40a内に導光されて当該ドーム本体40aの中央
部に進む。これにより、このように進んだ白色光は、装
飾層42により拡散反射されてドーム本体40aの中央
部から白色拡散光としてフロントパネル30側へ出射す
る。このため、ドーム部材40は、ドーム本体40aの
装飾層42にてその装飾態様でもって白色光の拡散状態
にて発光する。
【0033】また、上述のように各発光ダイオード10
0が発光すると、これら各発光ダイオード100の白色
光は、導光板60の貫通穴部61の反射面61aに向け
当該導光板60の裏面から入射する。すると、このよう
に入射した白色光は、貫通穴部61の反射面61aによ
り反射されて導光板60の内部にて放射状に外方へ導光
され、目盛り盤部50bにその裏面から入射し、当該目
盛り盤部50bの目盛り部51の各目盛り51a及び数
51b並びに車速単位部51cを通りその表面側へ出射
する。これにより、目盛り盤部50bは、目盛り部51
の各目盛り51a及び数51b並びに車速単位部51c
にて発光する。
【0034】以上のように、ドーム部材40及び目盛り
盤50が発光している状態において、フロントパネル3
0を通してドーム部材40を見たとき、ドーム部材40
は、ドーム本体40aの外周端部45にて白色にてリン
グ状に発光して視認される。しかも、ドーム部材40の
ドーム本体40aは、見返し板20の開口部21aから
フロントパネル30側へ凸なドーム形状にて突出してい
るため、ドーム本体40aの外周部の光学的拡大作用は
このドーム本体40aの中央部に比べて相当大きい。従
って、フロントパネル30を通してドーム部材40を見
たとき、ドーム本体40aの外周部に対応して位置する
指針110の先端部及び目盛り盤部50の各目盛り51
a及び数51b並びに車速単位部51cは、拡大されて
立体的に歪んで見える。このように、当該計器にドーム
部材40を上述のように採用するのみで、従来にない斬
新な視認性を確保できる。また、このような作用効果
は、指針110が回動することで、より一層向上する。
【0035】また、ドーム部材40のドーム本体40a
の中央部には上述のごとく装飾層42が形成されている
から、この装飾層42は、目盛り盤部50bの中央部に
対応して位置する。従って、装飾層42は、目盛り盤部
50bの目盛り部51や指針110の先端部に対する視
認を邪魔することなく、白色拡散反射光による発光状態
にて、目盛り盤部50bの視認にあたり、面白みのある
斬新な視認性を与える。
【0036】また、以上のような作用効果は、ドーム部
材40を採用するのみで達成できるので、ELパネルの
ような高価なものは不要である。
【0037】なお、本発明の実施にあたり、上記実施形
態にて述べた複数の発光ダイオード90は、白色で発光
するものに限ることなく、各種の色光で発光する発光ダ
イオードであってもよく、また、ランプや、リング状の
冷陰極放電管等の発光素子等の光源であってもよい。ま
た、上記実施形態にて述べた複数の発光ダイオード10
0は、白色で発光するものに限ることなく、各種の色光
で発光する発光ダイオードであってもよく、ランプ等の
発光素子等の光源であってもよい。
【0038】また、本発明の実施にあたり、ドーム部材
40の反射面43は、各発光ダイオード90の光の全部
をドーム本体40aの外周端部45内に反射するのでは
なく、各発光ダイオード90の光の一部を目盛り盤部5
0bの表面に沿い出射させるようにしてもよい。
【0039】また、本発明の実施にあたり、ドーム本体
40aは、その外周端部45を通して、反射面43の反
射光を全て出射するようにしてもよく、この場合には、
ドーム本体40aの中央部内へ導光される光はない。
【0040】また、本発明の実施にあたり、上記実施形
態にて述べた装飾層42は、ドーム本体40aの中央部
裏面に直接シボ処理でもって形成したシボ処理層であっ
てもよく、当該シボ処理層により、装飾層42と同様の
光学的作用効果を確保できる。また、装飾層42に代え
て、当該乗用車の製造番号や特定人の名前、イニシャル
等をドーム本体40aの中央部裏面に直接印刷形成して
もよい。
【0041】また、本発明の実施にあたり、装飾層42
を、装飾を施したテープで構成し、ディーラオプション
により後日取り替え可能にしてもよい。
【0042】また、本発明の実施にあたり、ドーム部材
40は、着色透明樹脂材料或いは蛍光材料を含有した透
明樹脂材料で形成してもよい。
【0043】また、本発明の実施にあたり、ドーム部材
40の反射面43は、フランジ40bの内周部に全体に
亘り形成するのではなく、円弧状に少なくとも一つ形成
するようにしてもよい。
【0044】また、本発明の実施にあたり、複数の発光
ダイオード90に代えて、青色(或いは緑色)で発光す
る発光ダイオード及び橙色(或いは赤色)で発光する発
光ダイオードを交互にドーム部材40の外周端面44に
沿い配列して、当該乗用車の通常走行時には、発光ダイ
オードを青色(或いは緑色)で発光し、当該乗用車の異
常時には、橙色(或いは赤色)で発光するようにして、
ドーム本体40aの外周端部45のリング状の発光色を
変化させるようにすれば、当該計器の視認性をより一層
向上できる。
【0045】また、本発明の実施にあたり、ドーム本体
40aの表面に無反射処理を施せば、乗員の顔等がドー
ム本体40aの表面に写ることはない。例えば、上記無
反射処理としては、ドーム本体40aの表面に蒸着スパ
ッタリング処理を行うことが挙げられる。
【0046】また、本発明の実施にあたり、指針110
は発光指針であってもよい。また、目盛り盤50は上記
実施形態にて述べたように透光性でなくてもよく、当該
目盛り盤50の目盛り部51の各目盛り、数及び車速単
位部は明色の不透光に形成し、導光板60及び複数の発
光ダイオード100は廃止してもよい。
【0047】また、本発明の実施にあたり、導光板60
を廃止して、複数の発光ダイオード100を目盛り盤部
50bの目盛り部51の裏面に沿い配列して、各発光ダ
イオード100の光を直接目盛り盤部50bに入射する
ようにしてもよい。
【0048】また、本発明の実施にあたり、フロントパ
ネル30はスモーク材料で構成してもよい。
【0049】また、本発明の実施にあたり、乗用車に限
ることなく、自動車その他の車両や船舶、航空機等で利
用される各種の計器に本発明を適用してもよい。この場
合、当該計器は、スピードメータに限ることなく、タコ
メータ等の各種のメータであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す部分破断正面図であ
る。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【符号の説明】
40…ドーム、40a…ドーム本体、42…装飾層、4
3…反射面、44…外周端面、45…外周端部、50…
目盛り盤、50a…外周部、50b…目盛り盤部、90
…発光ダイオード、110…指針。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部(50a)の内周側に目盛り盤部
    (50b)を設けてなる目盛り盤(50)と、前記目盛
    り盤部の表面に沿い回動可能に支持される指針(11
    0)とを備える計器において、 前記目盛り盤にその表面側から設けられて前記目盛り盤
    部に対向するドーム本体(40a)及び前記目盛り盤の
    外周部に当接する環状フランジ(40b)とを有する透
    明のドーム部材(40)と、 前記ドーム部材の前記フランジの外周端面(44)に沿
    い配設されて当該フランジ内にその前記外周端面から光
    を入射する光源(90)とを備え、 前記ドーム本体は、前記フランジの内周部と一体な外周
    端部(45)から前記目盛り盤部の表面とは離れる方向
    に凸なドーム形状にて突出するように形成されており、 前記ドーム部材の前記フランジは、その内周部の少なく
    とも一部に沿い前記フランジ内への入射光を前記ドーム
    本体の外周端部内に反射するように傾斜状に形成された
    反射面(43)を有しており、 前記ドーム本体は、その外周端部のうち前記反射面に対
    する対応部にて、当該反射面による反射光に基づき発光
    することを特徴とする計器。
  2. 【請求項2】 前記反射面は、前記ドーム本体の外周端
    面の全体に亘り形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の計器。
  3. 【請求項3】 前記ドーム本体の中央部には、その裏面
    側から装飾層(42)が形成されていることを特徴とす
    る請求項1或いは2に記載の計器。
  4. 【請求項4】 前記ドーム本体は、その外周端部から中
    央部に向けて前記反射面の反射光を導光するようになっ
    ており、 前記装飾層は、前記ドーム本体内に導光される光を当該
    ドーム本体の表面側へ反射することを特徴とする請求項
    3に記載の計器。
  5. 【請求項5】 前記光源は、前記ドーム部材の前記フラ
    ンジの外周端面に沿い配列されて前記フランジ内にその
    前記外周端面から光を入射する複数の第1発光素子と、
    これら各第1発光素子の間に介装されて前記フランジ内
    にその前記外周端面から前記各第1発光素子とは異なる
    時期に異なる色の光を入射する複数の第2発光素子とに
    より構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか一つに記載の計器。
  6. 【請求項6】 前記ドーム本体の表面には無反射処理が
    施されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か一つに記載の計器。
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