JP3966122B2 - 車両用指針計器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に採用するに適した車両用指針計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車に装備される車両用指針計器において、見栄えのある斬新な視認性を確保するために様々な方法が採られている。例えば、特開2001−21389号公報に開示される指示計器では、文字盤の外周部を表面側へ傾斜状に隆起させて、立体的な文字盤を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この指示計器においては、運転者が文字盤の表面を直接視認するため、立体感に乏しく斬新な見栄えが得られにくいという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、このようなことに対処するため、立体感を持たせるように文字盤の構成に工夫を凝らし、見栄えのある斬新な視認性を有する車両用指針計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
【0006】
本発明の請求項1および請求項2に記載の車両用指針計器は、文字盤上に設けられ光を透過する材料から成る導光体と、この導光体に光を入射する光源とを備え、文字盤は、光を透過するシートから成り、該文字盤の運転者側の表面に目盛部が形成されており、該文字盤の裏面側からの光により該目盛部が透過照明され、導光体は、文字盤の運転者側の表面に対向する該導光体の裏面に、光源からの光を運転者側に向かって反射して目盛部と共に目盛を構成する反射部を有する構成とした。これにより、従来の車両用指針計器における文字盤のみによる表示ではなく、文字盤上に配置された導光体の反射部による発光表示によっても表示を行なうため、表示に立体感を持たせることができるので、見栄えのある斬新な視認性を有する車両用指針計器が提供できる。
【0007】
本発明の請求項2に記載の車両用指針計器では、反射部は計器の目盛の一部を形成する構成とした。これにより、計器の目盛を立体的に視認させることができる。
【0009】
本発明の請求項1および請求項2に記載の車両用指針計器は、導光体の運転者側表面は、凹面状、たとえば球面状(請求項3)、あるいは導光体の軸方向断面の運転者側が凹状(請求項5)に形成されている構成とした。これにより、導光体による、運転者あるいはその背景の反射虚像の結像、あるいは外来光の反射等の運転者による視認性を悪化させるような現象を防止することができる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の車両用指針計器は、導光体は略円形状あるいは環状に形成され、且つ指針軸と略同軸状に配置されている構成とした。これにより、指針と導光体との相互関係を強調してバランス良く視認させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用指針計器を自動車用コンビネーションメータに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
【0021】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による車両用指針計器であるコンビネーションメータ1の断面図であり、図2のI−I線断面図である。
【0022】
図2は、コンビネーションメータ1の正面図である。
【0023】
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設され、自動車の走行速度を表示する車速計を形成している。コンビネーションメータ1は、情報を表示して運転者に視認させるための文字盤2を備えている。
【0024】
文字盤2は、光を透過する材料、たとえば透明なアクリル樹脂板等からなるシート3を備え、このシート3には、目盛部2a、数字部2b、文字・図形部2cが形成されている。すなわち、シート3の運転者側の表面(図1の左側)に、これらの目盛部2a、数字部2b、文字・図形部2cのみを光が透過可能な状態(たとえば乳白色)に、他の背景部分を不透明状態(たとえば艶消し黒色)になるように、シート3の表面3aに印刷あるいはホットスタンプを施すことにより形成されている。したがって、文字盤2の裏面側(図1の右側)に配置された発光ダイオード7が発する光により、これら目盛部2a、数字部2b、文字・図形部2cは透過照明される。
【0025】
また、文字盤2の表面には、図1および図2に示すように、光を透過する材料、たとえばアクリル樹脂等により環状に形成された導光体20が、指針軸9aと同軸状に設けられている。
【0026】
導光体20は、図3に示すような形状に形成されると共に、導光体20内に光を入射する光源としての発光ダイオード22が取付けられている。また、導光体20の裏面(文字盤20側面)の外周側には、計器である車速計の目盛の一部である複数の凹部21が、導光体20の径方向に長さを有して、放射状且つほぼ等角度間隔に形成されている。つまり、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1において、車速計の目盛は、文字盤2の目盛部2aと導光体20の凹部21とから構成されている。そして、凹部21は、図4および図5に示すように、反射部である4つの斜面21a、21b、21c、21dから構成されている。
【0027】
ここで、上述の凹部21の目盛としての視認状態について簡単に説明する。
【0028】
発光ダイオード22が点灯されると、発光ダイオード22から導光体20内に入射した光は図5中に矢印にて示すように進み、斜面21a、21b、21c、21dで反射して、運転者側(図5の左側)に向かって進む。この反射光により凹部21が運転者により車速計の目盛の一部として視認される。ここで、凹部21と文字盤2の目盛部2aとは、シャフト9aの軸方向の位置が異なっている。すなわち、凹部21は目盛部2aよりも運転者側に位置している。さらに、凹部21の各斜面21a、21b、21c、21dは、文字盤2と平行ではなく、シャフト9aの軸方向に所定の奥行きを持っている。以上のことから、車速計の目盛が立体感が強調されて運転者に視認されるので、見栄えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1を提供することができる。さらに、導光体20は、文字盤2上に指針軸であるシャフト9aと同軸状に配置されているので、各凹部21を、指針9bの先端部の回動軌跡に沿って配置することができる。
【0029】
また、導光体20は、その運転者側(図1の左側)表面20aが、図1に示すように、文字盤2側に凹となる球面状に形成されている。つまり、導光体20の板厚は、外周側から内周側へ向かうに連れて薄くなっている。これにより、運転者あるいはその背景が導光体20に反射して反射虚像の結像したり、あるいは外来光が導光体20上で反射したりすることによる視認性の悪化を防止することができる。
【0030】
また、発光ダイオード22から導光体20内に入射し、凹部21の斜面21a、21b、21c、21dで反射した光の一部によって、導光体20に対応した文字盤2の表面が照明される。これによっても、コンビネーションメータ1の視認性を見栄えのある斬新なものとすることができる。
【0031】
さらに、導光体20の外周にはトリムリング21が装着されている。このトリムリングは、樹脂材料の表面に金属メッキを施したもの、あるいは金属薄板をプレス加工したものから形成されている。トリムリング23は、文字盤2上において金属調に視認されるので、コンビネーションメータ1の見栄えを向上させることができる。
【0032】
文字盤2の裏面には、図1に示すように、発光ダイオード7の発する光を、文字盤2の目盛部2a、数字部2b、文字・図形部21cへ導くための導光板4が装着されている。導光板4の形状、発光ダイオード7の個数および位置は、目盛部2a、数字部2b、文字・図形部21cの照明時の明るさが均一になるように設定されている。また、文字盤2の裏面側には、ケーシング10が装着されている。このケーシング10内には、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するプリント基板6が収容されている。
【0033】
プリント基板6上には、文字盤2を透過照明するための発光ダイオード7、指針9bを照明するための発光ダイオード8が実装されている。そして、発光ダイオード8の発する光を指針9bへ導くための導光板5が、発光ダイオード8に対応して取付けられている。また、自動車の作動状態に対応して発光ダイオード7、8、22の点灯・消灯を制御するコントローラ30が実装されている。さらに、外部からの電気信号(第1実施形態においては車速信号)に対応した角度だけ指針軸であるシャフト9aを回動させる回動内機であるムーブメント9が取付けられている。
【0034】
ムーブメント9のシャフト9aは、文字盤2の中央孔部2dを通して外方へ延出し、その先端には指針9bが固定されている。指針9bは、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成され、導光板5により導かれた発光ダイオード8が発する光が入射することにより発光表示される。
【0035】
一方、文字盤2の表面には、略枠状の見返し板11を介し透明カバー12が装着されている。透明カバー12は、透明な樹脂の薄板あるいはガラス等から形成されている。
【0036】
次に、このように構成した本発明の第1実施形態のコンビネーションメータ1における文字盤2の視認状態について説明する。図6には、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成図を示す。図6に示すように、コントローラ30には、バッテリ50から電力が常時供給されている。また、コントローラ30は、イグニッションスイッチ40が、その作動状態を検出可能に接続され、その検出結果に基づいて、各発光ダイオード7、8、22の点灯制御を行なっている。
【0037】
(1)イグニッションスイッチ40がONされた場合。
【0038】
運転者によりイグニッションスイッチ40がONされバッテリ50の電圧がコントローラ30に印加されて、コントローラ30がイグニッションスイッチ40がONされたことを検知すると、コントローラ30が発光ダイオード7、8、22への通電制御を開始する。先ず、発光ダイオード22および発光ダイオード8に所定電圧を印加して、これらを点灯させる。次に、所定時間(たとえば、1秒)経過後、発光ダイオード7に所定電圧を印加して、これを点灯させる。これを、運転者側から見ると、先ず、速度計の目盛の一部である凹部21および指針9bが発光表示され、所定時間経過後、今度は目盛部2a、数字部2b、文字・図形部21cが発光表示される。ところで、凹部21と文字盤2の目盛部2aとは、シャフト9aの軸方向の位置が異なっており、さらに、凹部21の各斜面21a、21b、21c、21dは、シャフト9aの軸方向に所定の奥行きを持っている。このため、車速計の目盛は立体感が強調されて運転者に視認されるので、見栄えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1を提供することができる。
【0039】
(2)イグニッションスイッチ40がOFFされた場合。
【0040】
運転者によりイグニッションスイッチ40がOFFされコントローラ30がイグニッションスイッチ40がOFFされたことを検知すると、コントローラ30が発光ダイオード7、8、22への通電制御を開始する。先ず、発光ダイオード7への印加電圧を0としてこれを消灯させる。次に、所定時間(たとえば、1秒)経過後、発光ダイオード22および発光ダイオード8への印加電圧を0としてこれらを消灯させる。これを、運転者側から見ると、先ず、目盛部2a、数字部2b、文字・図形部21cが消灯される。次に、所定時間経過後、速度計の目盛の一部である凹部21および指針9bが消灯される。
【0041】
上説明した、本発明の第1実施形態においては、文字盤2上に光を透過する材料から成る導光体20設けた。また、この導光体20は、導光体20内に光を入射する発光ダイオード22と、発光ダイオード22から発した光を反射して発光表示され運転者に視認させる反射部である複数の凹部21を備え、各凹部21が車速計の目盛の一部を形成する構成とした。これにより、車速計の目盛を、従来のように文字盤2に形成された目盛部2aのみにより表示するのではなく、文字盤2の目盛部2aと、目盛部2aよりも運転者側に位置する凹部21との両者により表示させ、コンビネーションメータ1における目盛表示に立体感を持たせることができるので、見栄えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1が提供できる。
【0042】
また、発光ダイオード22から導光体20内に入射し、凹部21の斜面21a、21b、21c、21dで反射した光の一部によって、導光体20に対応した文字盤2の表面が照明される。これによっても、コンビネーションメータ1の視認性を見栄えのある斬新なものとすることができる。
【0043】
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図である。
【0044】
第2実施形態においては、第1実施形態に対して、導光体20の形状を変更している。すなわち、導光体20を円盤状とすると共に、導光体20に設けられ目盛の一部を形成する凹部21を廃止した。
【0045】
以下に、第2実施形態によるコンビネーションメータ1における導光体20の構成および作用について説明する。
【0046】
図7に示すように、導光体20へ光を入射する光源であるプリント基板6に実装された発光ダイオード24が発する光が、導光板25により導かれて導光体20内へ入射する。この光は、図7中における矢印に示すように、導光体20の中央部に形成された反射部20bで反射して導光体20内を外周に向かって進み、端面20cから出射する。また、この光の一部が導光体20の表面20aで反射し、それにより導光体20に対応した文字盤2の表面が照明されるので、コンビネーションメータ1の視認性を見栄えのある斬新なものとすることができる。一方、導光体20の端面20cから出射した光により、導光体20の外周側の文字盤2の表面が照明される。すなわち、環状の端面20cが光源の役割を果たしている。そのため、文字盤2表面の明るさは、光源である端面20cから遠ざかるにしたがって暗くなる。これにより、文字盤2が立体的に視認されるので、見栄えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1が提供できる。
【0047】
また、端面20cから出射した光がトリムリング23に反射することにより、トリムリング23が輝いて視認されるので、これによっても、コンビネーションメータ1の視認性を見栄えのある斬新なものとすることができる。
【0048】
さらに、導光体20の表面20aは、第1実施形態の場合と同様、図7に示すように、文字盤2側に凹となる球面状に形成されている。つまり、導光体20の板厚は、外周側から内周側へ向かうに連れて薄くなっている。これにより、第2実施形態においても、運転者あるいはその背景が導光体20に反射して反射虚像の結像したり、あるいは外来光が導光体20上で反射したりすることによる視認性の悪化を防止することができる。
【0049】
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図9中におけるVIII−VIII線断面図である。図9は、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。図10は、図9中におけるX−X線断面図である。
【0050】
本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1において、文字盤2は、光を透過する材料、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等から形成されている。また、後述する光源から発して文字盤2に入射した光を運転者が視認可能に反射する反射部として、図9に示すように、複数の凹部21が設けられている。これらの凹部21は、図8に示すように、コンビネーションメータ1の目盛部2a、数字部2bおよび文字部2cを形成している。また、凹部21の断面形状は、図8および図10に示すように、略半円形状に形成されている。また、文字盤2の裏面2eは、凹部21を除いて、擦りガラス状に艶消し処理、あるいは着色処理が施されている。
【0051】
文字盤2に光を入射する光源である発光ダイオード26は、図8に示すように、文字盤2の端面に取付けられ、発光ダイオード26から発せられた光は文字盤2内を図8中の矢印で示す方向に進む。
【0052】
文字盤2の裏面には、図8に示すように、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するプリント基板6が設置されている。このプリント基板6には、外部からの車速信号に応じた角度だけ指針軸であるシャフト9aを回動させるムーブメント9が実装されている。
【0053】
ムーブメント9のシャフト9aは、文字盤2の中央孔部2dを通して外方へ延出し、その先端には指針9bが固定されている、シャフト9aが回動すると指針9bが文字盤2に沿って回動して自動車の走行速度を指示する。指針9bは、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成され、プリント基板6に実装された発光ダイオード8からの光が導光板5により導かれて指針9b内に入射することにより発光表示される。なお、導光体5も、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成されている。
【0054】
図11には、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成図を示す。発光ダイオード8、26の点灯・消灯を制御するコントローラ30が、プリント基板6に実装されている。図11に示すように、コントローラ30は、自動車の車室内の照度を検出する照度センサ60の出力信号に基づき、発光ダイオード8、26の点灯・消灯制御、あるいは、発光ダイオード8、26の調光制御を行っている。
【0055】
これら文字盤2、プリント基板6は、ケーシング10内に収容・固定されている。
【0056】
一方、文字盤2の表面には、略枠状の見返し板11を介し透明カバー12が装着されている。透明カバー12は、透明な樹脂の薄板あるいはガラス等から形成されている。
【0057】
次に、上述のように構成した、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1における文字盤2の視認状態について説明する。
【0058】
(1)車室内が明るい場合、たとえば昼間等。
【0059】
この場合、コントローラ30は、照度センサ60の出力信号から車室内照度が高いことを検知して発光ダイオード8、26を点灯させない。したがって、文字盤2の目盛部2a、数字部2b、文字部2cおよび指針9bは、外来光、たとえば太陽光等により照射されそれを反射して運転者により視認される。
【0060】
(2)車室内が暗い場合、たとえば夜間等。
【0061】
この場合、コントローラ30は、照度センサ60の出力信号から車室内照度が低いことを検知して、文字盤2および指針9bの視認性を確保できるように発光ダイオード8、26を点灯させる。したがって、文字盤2の目盛部2a、数字部2bおよび文字部2cは、発光ダイオード26が発する光を反射して、また指針9bは、発光ダイオード8が発する光により発光表示されて、運転者により視認される。
【0062】
すなわち、車室内が明るい場合、たとえば昼間等と、車室内が暗い場合、たとえば夜間等とで、文字盤2の目盛部2a、数字部2b、文字部2cおよび指針9bを、異なった見栄えによって運転者に視認させることができるので、斬新な見栄えのコンビネーションメータ1を実現できる。
【0063】
なお、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1において、コントローラ30は、両発光ダイオード8、26の点灯・消灯制御を行っているが、調光制御を行ってもよい。つまり、車室内の明るさ、つまり照度センサ60の出力信号レベルに応じて、両発光ダイオード8、26の明るさを連続的に変化させてもよい。
【0064】
また、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1において、文字盤2の裏面2eに着色処理または艶消し処理を施す代わりに、金属製薄板または樹脂製薄膜等を貼着してもよい。さらには、文字盤2の裏面2eには何も施さ無くてもよい。この場合、文字盤2の背後にあるプリント基板6等の構成要素を運転者に見せることで、いわゆるスケルトン調の見栄えが得られる。
【0065】
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1においては、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1に対して、文字盤2に設けられた凹部21に代わって微小な凹凸部27を設けている。微小な凹凸部27は、第3実施形態における凹部21と同様に文字盤2の裏面2eに設けられている。また、微小な凹凸部27は、文字盤2の樹脂成形と同時に型成形によって形成される。
【0066】
図12に、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1における、凹凸部27の例として、数字部2b(数字の0)の拡大図を示す。図13には、図12中のXIII−XIII線断面図を示す。なお、目盛部2a、文字部2cも同じ仕様で形成されている。
【0067】
図12および図13に示すように、数字部2bは、文字盤2の裏面2eに微小な凹凸部27を設けることにより形成されている。すなわち、図12に示すように、微小な凹凸部27が数字部2b(数字の0)の形状を成すように設けられている。これらの凹凸は等ピッチで平行に形成され、そのピッチPは、50μm〜150μmに設定されている。この、ピッチPが50μm〜150μmであるような凹凸は人間の肉眼では視認できないため、発光ダイオード26の消灯時においては、文字盤2上には何も視認されない。言い換えると、文字盤2は、単なる透明な板として視認される。一方、発光ダイオード26の点灯時においては、凹凸部27は発光ダイオード26からの光を反射して発光して数字部2bが運転者に視認される。
【0068】
さらに、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1においては、図14に示すように、文字盤2とプリント基板6との間に化粧板13が設置されて、プリント基板6を運転者の視線から遮っている。この化粧板13は、樹脂板、あるいは金属板等から形成され、その文字盤2側の表面13aには、コンビネーションメータ1の見栄えを向上させるために必要に応じて装飾が施されている。この装飾は、化粧板13の表面13aに印刷、または各種加工を施したり、薄膜状シートを貼付したりして形成される。本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1においては、化粧板13は、アルミニウム板からなり、表面13aにヘアライン処理を施している。
【0069】
次に、上述のように構成した、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1における文字盤2の視認状態について説明する。
【0070】
ここで、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1における電気回路構成は、図11に示す、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1における電気回路構成と同様であるが、コントローラ30による両発光ダイオード8、26の点灯・消灯制御仕様が、以下に説明するように異なっている。
【0071】
(1) イグニッションスイッチ40がOFFの場合。
【0072】
この場合、コントローラ30は、イグニッションスイッチ40がOFFであることを検知して両発光ダイオード8、26を消灯している。これにより、文字盤2上には指針9b以外は何も見えない。すなわちコンビネーションメータ1においては、指針9bおよび透明な目盛版2をとおして化粧版13の表面13aだけが運転者により視認される。つまり、コンビネーションメータ1上に計器類が無いかのような見栄えとなる。
【0073】
(2) イグニッションスイッチ40がONの場合。
【0074】
運転者によりイグニッションスイッチ40がONされてバッテリ50の電圧がコントローラ30に印加され、コントローラ30がイグニッションスイッチ40ONを検知すると、コントローラ30は、両発光ダイオード8、26を点灯させる。これにより、文字盤2の目盛部2a、数字部2bおよび文字部2cは、発光ダイオード26が発する光を反射して、また指針9bは、発光ダイオード8が発する光により発光表示されるので、運転者は、化粧版13の表面13aを背景として、目盛部2a、数字部2b、文字部2cおよび指針9bを視認する。さらに、コントローラ30は、文字盤2および指針9bの視認性を常に十分確保できるように、照度センサ60により検出した車室内照度に対応して、両発光ダイオード8、26の発光輝度を調整している。たとえば、車室内が明るい場合は両発光ダイオード8、26の発光輝度を高め、一方、車室内が暗い場合は両発光ダイオード8、26の発光輝度を下げている。
【0075】
以上説明した、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1においては、自動車の作動状態に応じて、すなわち、イグニッションスイッチ40がON/OFF状態に応じて、異なる見栄えとすることができるので、斬新な見栄えのコンビネーションメータ1を実現できる。
【0076】
なお、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1の凹凸部27に加えて、図15に示すように、それと交差するような凹凸部28を設けてもよい。
【0077】
また、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1における凹凸部27を、図12に示すような等ピッチで平行な凹凸ではなくて、図16に示すような放射状の凹凸として形成してもよい。この場合、凹凸のピッチは連続的に変化することになるが、ピッチの変化範囲を50μm〜150μmとすることで、発光ダイオード26の消灯時において凹凸部27を見えなくする、すなわち、目盛部2a、数字部2b、文字部2cを見えなくすることができる。
【0078】
また、本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1における化粧板13を省略してもよい。この場合、文字盤2の背後にあるプリント基板6等の構成要素を運転者に見せることで、いわゆるスケルトン調の見栄えが得られる。
【0079】
以上説明した、本発明の第1実施形態〜第4実施形態においては、光源として発光ダイオード7を用いたが、他の光源、たとえば電球を用いてもよい。
【0080】
また、本発明の第1実施形態〜第4実施形態においては、指針9bを透明なアクリル樹脂等から形成すると共に、発光ダイオード8からの光により発光表示させているが、指針9b自体を発光体、たとえば冷陰極管等から形成してもよい。
【0081】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態においては、導光体20の表面20aの形状を球面状としたが、凹面状であれば他の形状であってもよい。たとえば、円筒状であってもよい。
【0082】
(第5実施形態)
図17に、本発明の第5実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図を示す。図17は、図2中におけるXVII−XVII線断面図に相当する。図18に、図17中におけるXVIII矢視図を示す。
【0083】
本発明の第5実施形態によるコンビネーションメータ1では、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1に対して、導光体20の形状を変更している。すなわち、図17に示すように、導光体20の表面20aに、運転者の視認方向において反射部である凹部21に対応する位置に凸部29を設けている。凸部29は、導光体20の表面20aと略平行な平面29aおよびこの平面29aの外周から表面20aに向かって末広がり状に形成される斜面29bから構成されている。また、凸部29は、運転者の視認方向、つまり図18におけるXVIII矢視方向から見て、凹部21より大きく形成されている。すなわち、図18に示すように、凸部29の平面22aの輪郭線29cは、凹部21の輪郭線21eの外側にあるように形成されている。
【0084】
ここで、上述の本発明の第5実施形態によるコンビネーションメータ1の視認状態、特に凸部29と凹部21の目盛としての視認状態について簡単に説明する。
【0085】
プリント基板6に実装された、導光体20照明用の発光ダイオード22が点灯されると、発光ダイオード22から導光体20内に入射した光は、図17中に矢印にて示すように進み、凹部21の斜面21aで反射して、運転者側(図17の上方)に向かって進む。この光は、導光体20の表面20aに、運転者の視認方向において凹部21に対応する位置に設けられた凸部29の平面29aおよび斜面29bの両方から出射して運転者に視認される。なお、凹部21の斜面21bも、図17においては図示されない発光ダイオードからの光を反射して運転者に視認される。すなわち、運転者からは、凹部21の両斜面21a、21bおよび凸部29の斜面29bが同時に見える。ところで、斜面29bは、両斜面21a、21bよりも導光体20の厚さ分だけ運転者側に位置している。これにより、凹部21つまり目盛と文字盤2の表示との立体感が強調されるのに加えて、凹部21、つまりコンビネーションメータ1の目盛が立体感をより強調されて運転者に視認されるので、見栄えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1を実現できる。
【0086】
なお、発光ダイオード22が消灯された状態であっても、外来光、たとえば太陽光がコンビネーションメータ1に入射すると、この入射光が凹部21の両斜面21a、21bおよび凸部29の斜面29bで反射して運転者に視認される。この場合も、発光ダイオード22点灯時と同様に、凹部21、つまりコンビネーションメータ1の目盛が立体感をより強調されて運転者に視認される。
【0087】
図19に、本発明の第5実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例の部分断面図を示す。図20には、図19中におけるXX矢視図を示す。
【0088】
この変形例では、導光体20に設けた凸部29の形状を変更している。すなわち、図20に示すように、凸部29の最外輪郭線、つまり斜面29bの輪郭線29dが凹部21の輪郭線21eの内側になるように凸部29を形成している。この場合も、斜面29bと両斜面21a、21bとが運転者の視認方向において距離差をもって配置されるので、凹部21、つまりコンビネーションメータ1の目盛が立体感をより強調されて運転者に視認されると共に、上述の第5実施形態とは異なる見映えが得られる。
【0089】
(第6実施形態)
図21に、本発明の第6実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図を示す。図22は、図21中におけるXXII矢視図である。
【0090】
第6実施形態においては、第5実施形態に対して、導光体20の表面20aに設けた凸部29の形状を変更している。すなわち、図21に示すように、凸部29を凸レンズ状に形成している。凸部29は、図22に示すように、凸部29の輪郭線29eが、凹部21の輪郭線21eの外側にあるように、且つ凹部29の軸方向(図21において紙面垂直方向)と略平行に伸びる円筒面状に形成されている。
【0091】
ここで、本発明の第6実施形態によるコンビネーションメータ1の視認状態、特に凸部29と凹部21の目盛としての視認状態について簡単に説明する。
【0092】
プリント基板6に実装された、導光体20照明用の発光ダイオード22が点灯されると、発光ダイオード22から導光体20内に入射した光は、図21中に矢印にて示すように進み、凹部21の斜面21aで反射し、凸部29において運転者側(図21の上方)に屈折して出射する。すなわち、凹部21は凸部29の凸レンズ作用により拡大されて、あたかも導光体20の表面20aにあるかのように見える。これにより、凹部21つまり目盛と文字盤2の表示との立体感が強調される。さらに、目盛と指針9bとの運転者の視認方向における間隔、いわゆる視差ずれが小さく視認されるので、この視差ずれによる指針の指示位置の読取り誤差をほぼなくすことができる。したがって、見栄えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1を実現できる。
【0093】
なお、発光ダイオード22が消灯された状態であっても、外来光、たとえば太陽光がコンビネーションメータ1に入射すると、この入射光が凹部21の両斜面21a、21bで反射し凸部29の凸レンズ作用により拡大されて、あたかも導光体20の表面20aにあるかのように運転者に視認される。したがって、この場合も発光ダイオード7点灯時と同様に、凹部21つまり目盛と文字盤2の表示との立体感が強調され、且つ目盛と指針9bとの運転者の視認方向における間隔、いわゆる視差ずれが小さく視認される。
【0094】
図23に、本発明の第6実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例を示す。この変形例では、凸部29形状を、円筒面に替えて図23に示すように、球面状とし、且つ凸部29の輪郭線29eが凹部21の輪郭線21eの外側にあるようにしている。この変形例においても、上述の第6実施形態の場合と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図で、図2中のI−I線断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態による導光体20の正面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による導光体20の部分拡大図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成図である。
【図7】本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図9のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成図である。
【図12】本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1の数字部2bの部分拡大図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図である。
【図14】本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図である。
【図15】本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例における文字盤2の部分拡大図である。
【図16】本発明の第4実施形態によるコンビネーションメータ1の他の変形例における文字盤2の部分拡大図である。
【図17】本発明の第5実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図である。
【図18】図17中におけるXVIII矢視図である。
【図19】本発明の第5実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例の部分断面図である。
【図20】図19中におけるXX矢視図である。
【図21】本発明の第6実施形態によるコンビネーションメータ1の部分断面図である。
【図22】図21中におけるXXII矢視図である。
【図23】本発明の第6実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ(車両用指針計器)
2 文字盤
9 ムーブメント
9a シャフト
9b 指針
13 化粧板
20 導光体
20a 表面
20b 反射部
20c 端面
21 凹部(反射部)
21a、21b、21c、21d 斜面(反射部)
21e 輪郭線
22、24、26 発光ダイオード(光源)
23 トリムリング
25 導光板
27、28 凹凸部(反射部)
29 凸部
29a 平面
29b 斜面
29c、29d、29e 輪郭線
30 コントローラ
40 イグニッションスイッチ
60 照度センサ
Claims (5)
- 文字盤と、
前記文字盤の裏面側に配設されて前記文字盤を通して指針軸を延出してなる回動内機と、
前記文字盤の表面に沿い回動するように前記指針軸の先端部に支持される指針とを備えた車両用指針計器において、
前記文字盤上に設けられ光を透過する材料から成る導光体と、
前記導光体に光を入射する光源とを備え、
前記文字盤は、光を透過するシートから成り、該文字盤の運転者側の表面に目盛部が形成されており、該文字盤の裏面側からの光により該目盛部が透過照明され、
前記導光体は、前記文字盤の運転者側の表面に対向する該導光体の裏面に、前記光源からの光を運転者側に向かって反射して前記目盛部と共に目盛を構成する反射部を有し、
前記導光体の運転者側表面は、凹面状に形成されていることを特徴とする車両用指針計器。 - 文字盤と、
前記文字盤の裏面側に配設されて前記文字盤を通して指針軸を延出してなる回動内機と、
前記文字盤の表面に沿い回動するように前記指針軸の先端部に支持される指針とを備えた車両用指針計器において、
前記文字盤上に設けられ光を透過する材料から成る導光体と、
前記導光体に光を入射する光源とを備え、
前記文字盤は、光を透過するシートから成り、該文字盤の運転者側の表面に目盛部が形成されており、該文字盤の裏面側からの光により該目盛部が透過照明され、
前記導光体は、前記文字盤の運転者側の表面に対向する該導光体の裏面に、前記光源からの光を運転者側に向かって反射して前記目盛部と共に目盛を構成する反射部を有し、
前記反射部は計器の目盛の一部を形成し、
前記導光体の運転者側表面は、凹面状に形成されていることを特徴とする車両用指針計器。 - 前記凹面は球面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用指針計器。
- 前記導光体は略円形状あるいは環状に形成され、且つ前記指針軸と略同軸状に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用指針計器。
- 前記導光体の軸方向断面の運転者側は凹状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用指針計器。
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