JP4566728B2 - 指針計器 - Google Patents

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Description

本発明は、文字盤を照明する指針計器に関するものである。
近年、自動車に装備される車両用指針計器において、見映えのある斬新な視認性を確保するため、様々な方法が採られている。
例えば、文字盤の外周に、文字盤に対して傾斜する傾斜部を設け、この傾斜部に半透過の印刷をリング状に施し、これを照明して加飾するものが提案されている。文字盤の裏側(視認側と反対側)には、一般に、文字盤を透過照明する光源が設けられているが、このリング状の印刷部を照明するための光源を、新たに文字盤の裏側に設け、この光源の光を、リング状の導光体によって、このリング状の印刷部に導くものである(特許文献1を参照)。
また、特許文献1では、新たにリング状の印刷部を照明するための光源を設けないで、文字盤を透過照明する光源を用いてこのリング状の印刷部を照明するものも開示されている。この場合、この光源の光をリング状の導光体によってこのリング状の印刷部に導くものと、このリング状の導光体を省略したものの両方が開示されている。
特開2002−296078号公報
しかし、特許文献1において、リング状の印刷部を照明するための光源を新たに設ける場合、リング状の導光体を必要として、部品点数が増加し、安価な車両用指針計器を提供できない。
また、文字盤を透過照明する光源を用いてリング状の印刷部を照明する場合、リング状の導光体を省略すると、このリング状の印刷部を均一に照明できない恐れがある。これにより、見映えのある斬新な視認性を得ることが困難となるため、このリング状の導光体を設けるのが望ましい。その結果、部品点数が増加し、安価な車両用指針計器を提供できない。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、見映えのある斬新な視認性を有する指針計器を安価に提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の指針計器は、表示意匠を有する文字盤と、文字盤の表面に沿って回動する指針と、文字盤の裏面側に設けられ、文字盤を透過照明する光源と、光源からの光を文字盤の裏面へ導く導光部材と、表示意匠の外周に、文字盤に対し傾斜して設けられた傾斜部とを備え、文字盤と傾斜部とは、樹脂材により一体に形成され、光源からの光の色調を変化させて透過させる透光部が、表示意匠と傾斜部の間に形成され、傾斜部の表面は、導光部材の一部によ導かれ透光部を透過することにより色調を変化さ光源からのの照射により、照明される構成とする。
この構成では、傾斜部の表面が、導光部材の一部によって導かれた光源からの光を受けて照明される。このため、文字盤を透過照明する光源により傾斜部の表面を照明する場合に、新たに専用の部品を追加することなく、傾斜部の表面を均一に照明することができる。これにより、見映えのある斬新な視認性を有する指針計器を、安価に提供することができる。
また、この構成では、傾斜部が文字盤と一体に形成され、透光部が文字盤の表示意匠と傾斜部の間に形成される。これにより、傾斜部を、新たな専用部品として追加することなく、上述の効果を得ることができる。
また、この構成では、透光部が光源からの光の色調(色相、明度、彩度)を変化させて透過させるため、新たな専用部品を追加することなく、見映えのあるより斬新な視認性を実現できる。
請求項2に記載の指針計器は、導光部材の一部がこの端部である構成とする。
この構成では、光源からの光が導光部材の端部によって傾斜部の表面へ導かれるため、上述の効果を簡易な構成で得ることができる。
請求項に記載の指針計器は、文字盤の裏面側に向かって突出する凹み部を表示意匠と傾斜部の間に形成し、透光部が凹み部に設けられ、透光部を透過した光源からの光が凹み部の傾斜部側側面の表面を照明する構成とする。
この構成では、透光部を透過した光源からの光が凹み部の傾斜部側側面の表面を照明するこれにより、見映えのある斬新な視認性を、さらに向上できる。
請求項に記載の指針計器は、光源の光を受けて透過照明されると共に目盛を有する加飾部材を備える構成とする。
この構成では、目盛を有する加飾部材が光源の光を受けて透過照明されるため、見映えのある斬新な視認性を、さらに向上できる。
請求項5に記載の指針計器は、表示意匠を有する文字盤と、文字盤の表面に沿って回動する指針と、文字盤の裏面側に設けられ、文字盤を透過照明する第1光源と、第1光源からの光を前記文字盤の裏面に反射する第1反射面を有する反射体と、表示意匠の外周に、文字盤に対し傾斜して設けられた傾斜部と、文字盤と傾斜部の裏面側に設けられ、傾斜部の表面を照明する第2光源とを備え、文字盤と傾斜部とは、樹脂材により一体に形成され、反射体は、第1反射面の背後に第2光源からの光を傾斜部の表面に反射する第2反射面を有し、第2光源からの光の色調を変化させて透過させる透光部が、表示意匠と傾斜部の間に形成され、傾斜部の表面は、透光部を透過することにより色調を変化された第2光源からの光の照射により、照明される構成とする。
この構成では、第1光源からの光を文字盤の裏面に導く第1反射面を有する反射体に、第2光源からの光を傾斜部の表面に導く第2反射面を設ける。このため、傾斜部の表面を照明する第2光源を設ける場合に、新たに専用の部品を追加することなく、傾斜部の表面を照明することができる。これにより、見映えのある斬新な視認性を有する指針計器を、安価に提供することができる。
また、この構成では、傾斜部が文字盤と一体に形成され、透光部が文字盤の表示意匠と傾斜部の間に形成される。これにより、傾斜部の表面を、新たな専用部品として追加することなく、上述の効果を得ることができる。
また、この構成では、透光部が第2光源からの光の色調を変化させて透過させるため、新たな専用部品を追加することなく、見映えのあるより斬新な視認性を実現できる。
請求項に記載の指針計器は、第3反射面を有する加飾部材を、透光部の表面側に備え、第3反射面は、透光部を透過した第2光源からの光を、傾斜部の表面に反射する構成とする。
この構成では、透光部を透過した第2光源からの光を傾斜部の表面に反射する第3反射面を、透光部の表面側に配置された加飾部材に設けるため、新たな専用部品を追加することなく、傾斜部の表面を、より効率的に照明することができる。
請求項に記載の指針計器は、文字盤の裏面側に向かって突出する凹み部を表示意匠と傾斜部の間に形成し、透光部が凹み部に設けられ、第2反射面で反射した第2光源からの光が凹み部の傾斜部側側面の表面を照明する構成とする。
この構成では、第2反射面で反射した第2光源からの光が、文字盤の表示意匠と傾斜部の間に形成された凹み部の傾斜部側側面の表面を照明する。これにより、見映えのある斬新な視認性を、さらに向上できる。
請求項に記載の指針計器は、文字盤の裏面側に向かって突出する凹み部を、文字盤の表示意匠と傾斜部の間に形成し、透光部は、凹み部に設けられ、第2反射面と第3反射面のうち少なくとも一方で反射した第2光源からの光は、凹み部の傾斜部側側面の表面を照明する構成とする。
この構成では、第2反射面と第3反射面のうち少なくとも一方で反射した第2光源からの光が、文字盤の表示意匠と傾斜部の間に形成された凹み部の傾斜部側側面の表面を照明する。これにより、見映えのある斬新な視認性を、さらに向上できる。
以下、本発明による指針計器を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による指針計器であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。図1の紙面の上下方向方が自動車の上下方向と同じである。
図2は、図1中のA−A線断面図である。
図3は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である
指針計器であるコンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する各種車両情報を表示している。第1実施形態によるコンビネーションメータ1は、図1に示すように、自動車の走行速度を指示する速度計を形成している。コンビネーションメータ1は、情報を表示して運転者に視認させるための文字盤2を備えており、図1の紙面の上側から運転者により視認される。
文字盤2は、透光性を有する材料、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等の板材から形成され、表示意匠である速度計としての文字部(数字を含む)21と目盛部22、および、これらの外周側には、加飾部材である加飾リング4、リング状の凹み部23、リング状の傾斜部24が設けられる。
すなわち、文字盤2の運転者側の表面(図2において上側の表面)に、これらの文字部21、目盛部22のみを光が透過可能な状態に、他の背景部分を、つや消しの不透光状態(または、つや消しの透光性が低い状態)になるように、印刷あるいはホットスタンプを施して形成される。但し、凹み部23の透光部23bとなる部分は、透明のまま又は半透光性の印刷等を施しても良いし、代わりに、開口部を設けるようにしても良い。
印刷等が施された後、圧空成型(絞り成型の一種)等によって、凹み部23と傾斜部24が形成される。
加飾リング4は、光を透過しない樹脂、例えば黒色の樹脂で形成され、加飾リング4の第3反射面41は、高反射率を得るために、光を反射し易いメッキや白色塗装等の処理がされる。加飾リング4は、文字盤2に対して、熱圧着などで固定される。加飾リング4は、遮光性を有するため、後述する第2光源である発光ダイオード9の光が、運転者の目に直接入射することを防止する。
文字盤2の略中央部には、図2に示すように、後述するムーブメント5のシャフト51を挿通させるための貫通孔25が設けられ、文字盤2の裏側(図2の下側)には、反射体3、拡散板11、発光ダイオード7−9、およびプリント基板12が配置される。プリント基板12は、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するものであり、発光ダイオード7−9は、プリント基板12上に実装される。
反射体3は、第1反射面31と第2反射面32とを有する。第1反射面31は、第1光源である発光ダイオード8からの光を、拡散板11を介して、文字盤2へ導くものであり、第2反射面32は、発光ダイオード9からの光を凹み部23の表面23aと傾斜部24の表面24aへ導くものである。反射体3は白色樹脂等の高反射率を有する樹脂等から形成される。
拡散板11は、発光ダイオード8の光を拡散して、文字盤2の透過照明に明暗が生じないようにするものである。また、反射体3は、発光ダイオード7からの光を指針6へ導き、指針6を発光表示させることもする。
プリント基板12上には、外部からの電気信号(第1実施形態によるコンビネーションメータ1おいては車速信号)に対応した角度だけ指針軸であるシャフト51を回動させる回動内機であるムーブメント5が実装固定される。さらに、プリント基板12には、ムーブメント5を駆動し、且つ自動車の作動状態に対応して発光ダイオード7−9の点灯・消灯を制御する制御回路13(図3)が実装される。制御回路13は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
回動内機であるムーブメント5は、たとえば交差コイル式ムーブメント、あるいはステッピングモータ等から構成され、外部からの電気信号(第1実施形態においては車速信号)に対応した角度だけ指針軸であるシャフト51を回動させる。ムーブメント5のシャフト51は、文字盤2の貫通孔25を通して文字盤2の表側(図2の上側)へ延出し、その先端には指針6が固定される。
指針6は、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成され、その下面、つまり運転者とは反対側の表面には、拡散反射層(図示せず)として、たとえばシボ面あるいは塗装面等が形成されている。これにより、指針6は、指針6内に入射した発光ダイオード7の光が上述の拡散反射層で反射して発光表示される。または、指針6自体が着色された透過性材料でもよい。
指針6には、遮光キャップ10が装着される。遮光キャップ10は、たとえば遮光性を有する樹脂あるいは金属板等から形成され、発光ダイオード7の光が、運転者の目に直接入射することを防止する。
次に、以上説明した、第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図3に基づいて説明する。
図3に示すように、制御回路13には、バッテリ16から電力が常時供給されている。制御回路13には、イグニッションスイッチ15が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続され、当該自動車の走行速度を検出する速度センサ14が検出信号を入力可能に接続されている。また、制御回路13には、発光ダイオード7−9、ムーブメント5も接続されている。
次に、このように構成した第1実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について視認状態を中心に説明する。
運転者によりイグニッションスイッチ15がONされ自動車が作動状態になると、制御回路13はイグニッションスイッチ15がON状態であることを検知して、発光ダイオード7−9を点灯させる。
これにより、発光ダイオード7の光は、図2に示すように、反射体3によって、矢印P1の光路に従って、指針6へ導かれ、指針6を発光表示させる。一方、発光ダイオード8の光は、反射体3の第1反射面31によって、矢印P2の光路等に従って、拡散板11に導かれ、透過照明に明暗が生じないように拡散板11でこの光が均一化されて、文字盤2を透過照明する。
また、発光ダイオード9の光は、反射体3の第2反射面32によって、矢印P3の光路に従って、透光部23bを透過して、凹み部23の表面23aと傾斜部24の表面24aへ導かれ、これらを照明する。発光ダイオード9の光の内、透光部23bを透過した光は、加飾リング4の第3反射面41によって、矢印P4の光路に従って、凹み部23の表面23aと傾斜部24の表面24aへ導かれ、これらを照明する。
上述したように、遮光性を有する加飾リング4によって、発光ダイオード9の光は、運転者の目に直接入射することが防止される。即ち、図1において、発光ダイオード9は、文字部21と目盛部22の外周側を間接照明する間接照明用光源として、作動する。これにより、文字盤2において、これらの外周側が、穏やかに照明(間接照明)される。その結果、照明意匠に立体感を与えることができ、見映えのある斬新な視認性を、運転者に与えることができる。
この効果を、第2光源である発光ダイオード9を間接照明用光源として新たに設ける場合に、新たに専用の部品を追加しないで低コストで得ることができる。即ち、反射体3の第2反射面32と加飾リング4の第3反射面41、および文字盤2に一体形成された凹み部23の表面23aと透光部23b、傾斜部24の表面24aとによって、この効果を得ることができる。
なお、図2に示すように、矢印P3、P4の光路の間接照明光をミックスさせることによって,より効率的で光むらの少ない光を凹み部23の表面23aと傾斜部24の表面24aに照射することができる。しかし、これに限定する必要はなく、矢印P3の光路の間接照明光のみによって,傾斜部24の表面24aのみを照射しても良い。
(第2実施形態)
図4は,本発明の第2実施形態による指針計器であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。
図5は、図4中のB−B線断面図である。
本発明の第2実施形態による指針計器であるコンビネーションメータ1では、第1実施形態と異なり、凹み部23の表面23aと傾斜部24の表面24aとが、第1光源である発光ダイオード8によって照明される。
即ち、第2実施形態では、文字部21と目盛部22の外周側を間接照明する間接照明用光源として、専用の第2光源である発光ダイオード9を新たに設けないで、文字盤2を透過照明する第1光源である発光ダイオード8を共用させる。
具体的には、発光ダイオード8の光を文字盤2の裏面(図5の矢印に示すに下側の面)へ導く導光部材である拡散板11を、透光部23bの左側(図5の矢印に示す左側)において下側(図5の矢印に示す下側)へ延出させる。この延出部を、発光ダイオード8の一部の光を傾斜部24の表面24aへ導く導光部材の一部である導光部11aとする。
なお、拡散板11は、発光ダイオード8の光を文字盤2の裏面へ導く導光部材であれば、導光板等であってもよい。
以下、第1実施形態と異なるその他の点について説明する。
表示意匠である目盛部22を、図4に示すように、加飾リング4上に大目盛部22aと小目盛部22bとに分けて設ける。加飾リング4は、アクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂等の透光性の材料で形成され,目盛部22を除く表面に遮光性のある塗装,めっき,アルミ蒸着等の表面処理を施す。この表面には高級感を演出させるため,ヘアライン等の立体的な処理を行っても良い。
加飾リング4の外周側には、透光部23bが直接運転者から見えないようする遮光リング42を設ける。遮光リング42はポリプロピレン(PP)やアクリルニトリル・プタジエン・スチレン(ABS)等の不透光性樹脂で形成される。
加飾リング4と遮光リング42は、加飾リング4に数箇所設けられたピン4aを遮光リング42に設けられたフランジ穴及び文字盤2と拡散板11に設けられた穴へ貫通させ拡散板11の裏面から熱かしめすることによって、文字盤2と拡散板11に対して固定される。ピン4aは、光が加飾リング4上の大目盛部22aを透過するのを妨げないように配置される。熱かしめを行う代わりに,ピン4aをすり割りの爪固定としてもよい。
次に、このように構成した第2実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について視認状態を中心に説明する。
点灯された発光ダイオード8の光は、拡散板11に導かれ、透過照明に明暗が生じないように拡散板11でこの光が均一化されて、文字盤2を透過照明し、文字盤2を透過した光が加飾リング4を透過照明する。これにより、図4において、文字盤2では文字部21が発光表示され、加飾リング4では目盛部22が大目盛部22aと小目盛部22bとに分かれて発光表示される。
この発光ダイオード8の光の一部は、拡散板11の導光部11aにより矢印P5の光路に従って透光部23bを透過し、凹み部23の表面23aと傾斜部24の表面24aへ導かれ、これらを均一に照明する。
上述したように、透光部23bは、遮光性を有する遮光リング42によって、直接運転者から見えないようにされる。即ち、図4において、発光ダイオード8は、文字部21と目盛部22の外周側を間接照明する間接照明用光源としても作動する。これにより、文字盤2において、これらの外周側が、穏やかに照明(間接照明)され、その結果、照明意匠に立体感を与えることができ、見映えのある斬新な視認性を、運転者に与えることができる。
これらの効果を、文字盤2を透過照明する第1光源である発光ダイオード8を間接照明用光源として共用させる場合に、新たに専用の部品を追加しないで低コストで得ることができる。即ち、拡散板11の一部である導光部11a、および文字盤2に一体形成された凹み部23の表面23aと透光部23b、傾斜部24の表面24aとによって、この効果を得ることができる。
なお、上述の両実施形態において、透光部23bに着色系や光拡散系の印刷等を施すことによって、間接照明光を着色したり、その光むらを軽減させても良く、この場合は、さらに見映えを向上させることができる。
また、イグニッションスイッチ15がONする時に、各々のエリアを個別に点灯させることで,時差点灯の演出を行っても良い。具体的には、発光ダイオード7−9(第2実施形態においては、発光ダイオード7、8)を、この順に点灯していくものであるが、逆の順に点灯しても良い。これにより、より見映えのある斬新な視認性を、運転者に与えることができる。
上述したように、本発明の特徴は、新たに専用の部品を追加することなく、文字盤2の表示意匠(文字部21と目盛部22)の外周側を間接照明することによって、照明意匠に立体感を与えることである。これにより、見映えのある斬新な視認性を有する指針計器を安価に提供することができる。
尚、上述の実施形態では、指針計器として速度計を形成しているが、速度計に限る必要は無く、他の指針計器、たとえばエンジン回転数を指示するタコメータ、水温計、燃料残量計、電圧計等と置き換える、あるいは追加してもよい。
図1は,本発明の第1実施形態による指針計器であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図2は、図1中のA−A線断面図である。 図3は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路を説明する回路構成図である。 図4は,本発明の第2実施形態による指針計器であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図5は、図4中のB−B線断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(指針計器)
2 文字盤
21 文字部(表示意匠)
22 目盛部(表示意匠)
22a 大目盛部(表示意匠)
22b 小目盛部(表示意匠)
23 凹み部
23a 表面(傾斜部側側面の表面)
23b 透光部
24 傾斜部
24a 表面(傾斜部の表面)
25 貫通孔
3 反射体
31 第1反射面
32 第2反射面
4 加飾リング(加飾部材)
41 第3反射面
42 遮光リング
5 ムーブメント
51 シャフト
6 指針
7 発光ダイオード
8 発光ダイオード(第1光源)
9 発光ダイオード(第2光源)
10 遮光キャップ
11 拡散板(導光部材)
11a 導光部(導光部材の一部)
12 プリント基板
13 制御回路
14 速度センサ
15 イグニッションスイッチ
16 バッテリ

Claims (8)

  1. 表示意匠を有する文字盤と、
    前記文字盤の表面に沿って回動する指針と、
    前記文字盤の裏面側に設けられ、当該文字盤を透過照明する光源と、
    前記光源からの光を前記文字盤の裏面へ導く導光部材と、
    前記表示意匠の外周に、前記文字盤に対し傾斜して設けられた傾斜部とを備え、
    前記文字盤と前記傾斜部とは、樹脂材により一体に形成され、
    前記光源からの光の色調を変化させて透過させる透光部が、前記表示意匠と前記傾斜部の間に形成され、
    前記傾斜部の表面は、前記導光部材の一部によ導かれ前記透光部を透過することにより色調を変化さ前記光源からのの照射により、照明されることを特徴とする指針計器。
  2. 前記導光部材の前記一部は、該導光部材の端部であることを特徴とする請求項1に記載の指針計器。
  3. 前記文字盤の裏面側に向かって突出する凹み部を、前記表示意匠と前記傾斜部の間に形成し、
    前記透光部は、前記凹み部に設けられ、
    前記透光部を透過した前記光源からの光は、前記凹み部の前記傾斜部側側面の表面を照明することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の指針計器。
  4. 前記光源の光を受けて透過照明されると共に目盛を有する加飾部材を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の指針計器。
  5. 表示意匠を有する文字盤と、
    前記文字盤の表面に沿って回動する指針と、
    前記文字盤の裏面側に設けられ、当該文字盤を透過照明する第1光源と、
    前記第1光源からの光を前記文字盤の裏面に反射する第1反射面を有する反射体と、
    前記表示意匠の外周に、前記文字盤に対し傾斜して設けられた傾斜部と、
    前記文字盤と前記傾斜部の裏面側に設けられ、当該傾斜部の表面を照明する第2光源とを備え、
    前記文字盤と前記傾斜部とは、樹脂材により一体に形成され、
    前記反射体は、前記第1反射面の背後に前記第2光源からの光を前記傾斜部の前記表面に反射する第2反射面を有し、
    前記第2光源からの光の色調を変化させて透過させる透光部が、前記表示意匠と前記傾斜部の間に形成され、
    前記傾斜部の表面は、前記透光部を透過することにより色調を変化された前記第2光源からの光の照射により、照明されることを特徴とする指針計器。
  6. 第3反射面を有する加飾部材を、前記透光部の表面側に備え、
    前記第3反射面は、前記透光部を透過した前記第2光源からの光を、前記傾斜部の前記表面に反射することを特徴とする請求項5に記載の指針計器。
  7. 前記文字盤の裏面側に向かって突出する凹み部を、前記表示意匠と前記傾斜部の間に形成し、
    前記透光部は、前記凹み部に設けられ、
    前記第2反射面で反射した前記第2光源からの光は、前記凹み部の前記傾斜部側側面の表面を照明することを特徴とする請求項5に記載の指針計器。
  8. 前記文字盤の裏面側に向かって突出する凹み部を、前記表示意匠と前記傾斜部の間に形成し、
    前記透光部は、前記凹み部に設けられ、
    前記第2反射面と前記第3反射面のうち少なくとも一方で反射した前記第2光源からの光は、前記凹み部の前記傾斜部側側面の表面を照明することを特徴とする請求項6に記載の指針計器。
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