JP2001249034A - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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JP2001249034A
JP2001249034A JP2000065757A JP2000065757A JP2001249034A JP 2001249034 A JP2001249034 A JP 2001249034A JP 2000065757 A JP2000065757 A JP 2000065757A JP 2000065757 A JP2000065757 A JP 2000065757A JP 2001249034 A JP2001249034 A JP 2001249034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目盛り盤における物理量表示部の形成を当該
目盛り盤の表裏面に亘るようにし、かつ、目盛り盤の表
裏面の照明構成に工夫を凝らして、斬新で面白みのある
見栄えを確保するようにした車両用計器を提供する。 【解決手段】 計器板10は、導光板10aの表面に目
盛り盤10cを備える。この目盛り盤10cの目盛り部
は導光板10aの表面に形成されている。また、目盛り
盤10cの数字部は導光板10aの裏面に形成されてい
る。管光源20は、導光板10aを通して目盛り盤10
cに光を入射する。管光源40は、導光板10aの裏面
側に位置する導光板30を通して目盛り盤10cに光を
入射する。管光源90は、目盛り盤10cの表面に光を
入射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用計器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計器としては、特開平1
1−295109号公報に示すような車両用計器があ
る。この計器では、導光板は、目盛り盤を有する計器板
にその裏面に沿い併設されている。また、裏面側管光源
は、計器板の裏面側にて、導光板の端面に沿い配設され
ており、この裏面側管光源は導光板を通して計器板にそ
の裏面から光を入射するようになっている。一方、表面
側管光源は、計器板の表面側にて、環状の見返し板の内
壁に設けられており、この表面側管光源は、計器板の表
面に光を入射するようになっている。
【0003】そして、上記計器では、裏面側管光源と表
面側管光源とを使い分けることで、目盛り盤をその裏面
或いは表面から照明することにより、目盛り盤をネガ表
示或いはポジ表示に切り換えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記計器で
は、目盛り盤の目盛り表示部を構成する目盛り、文字や
数字が、全て、目盛り盤の表面に形成されている。この
ため、上述のように、目盛り盤のネガ表示或いはポジ表
示への切り換えを行っても、目盛り盤をその表面から見
たときの見栄えは画一的なものとなってしまい、斬新さ
や面白みに欠けるという不具合がある。
【0005】そこで、本発明は、以上ようなことに対処
するため、目盛り盤における物理量表示部の形成を当該
目盛り盤の表裏面に亘るようにし、かつ、目盛り盤の表
裏面の照明構成に工夫を凝らして、斬新で面白みのある
見栄えを確保するようにした車両用計器を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用計器は、物理量
表示部(12乃至17)を有する透光性目盛り盤(10
a、10c、10d)と、この目盛り盤の表面に沿い回
動するように支持されて物理量表示部上にて指示表示す
る指針(70)と、目盛り盤内にその端部から光を入射
する第1光源(20)と、目盛り盤にその裏面から光を
入射する第2光源(30、40)と、目盛り盤にその表
面から光を入射する第3光源(90)とを備える。そし
て、物理量表示部は、目盛り盤の表面に形成した表面側
不透光部と、目盛り盤の裏面に形成した裏面側不透光部
とを有する。
【0007】これにより、第3光源が点灯すると、この
第3光源の光は目盛り盤にその表面から入射する。する
と、この入射光は、表面側不透光部により目盛り盤の表
面側にて反射され、かつ、この表面側不透光部以外の部
分を通り目盛り盤内に入射する。そして、このように入
射した光は、裏面側不透光部により目盛り盤の裏面側に
て当該目盛り盤内へ反射され、かつ、裏面側不透光部以
外の部分を通り透過する。このため、目盛り盤をみたと
き、表面側不透光部が裏面側不透光部よりも明るくかつ
浮き上がって視認される。
【0008】また、第1光源を点灯すると、この第1光
源の光は目盛り盤内にその入射端面から入射する。この
とき、目盛り盤内の光は、裏面側不透光部により目盛り
盤内に反射され、かつ表面側不透光部により目盛り盤内
に反射される。このため、裏面側不透光部による反射光
は目盛り盤の表面から出射するが、表面側不透光部によ
る反射光は目盛り盤の表面から出射しない。従って、裏
面側不透光部は明るくなり、表面側不透光部は暗くな
る。よって、目盛り盤をみたとき、裏面側不透光部が、
表面側不透光部よりも奥まった位置にて、当該表面側不
透光部よりも明るく視認される。
【0009】また、第2光源が点灯すると、この第2光
源の光は、目盛り盤内にその裏面から入射する。このと
き、この入射光は、裏面側不透光部及び表面側不透光部
を除く部分を通り目盛り盤を透過する。このため、目盛
り盤のうち、裏面側不透光部及び表面側不透光部が暗く
なり、これら各不透光部以外の部分である背景が明るく
なる。従って、目盛り盤をみたとき、背景が明るく、各
不透光部が暗くなるように反転して視認される。
【0010】以上のように、目盛り盤における物理量表
示部の形成を当該目盛り盤の表裏面に亘るようにし、か
つ、目盛り盤の表裏面の照明構成に工夫を凝らしたの
で、斬新で面白みのある見栄えを確保するようにした車
両用計器を提供することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の発明において、各光源の発光色は、互いに異
なることを特徴とする。
【0012】これにより、目盛り盤をみたときの照明色
が、点灯する光源の違いにより変化するので、請求項1
に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1又は2に記載の発明において、第2光源は、目盛り盤
に沿いその裏面側に設けた導光板(30)と、この導光
板内にその入射端面から光を入射する管光源(20)と
を備え、導光板内に入射した光を目盛り盤に入射するよ
うにしたことを特徴とする。
【0014】これによっても、請求項1又は2に記載の
発明と同様の作用効果を達成できる。
【0015】また、請求項4に記載の発明では、請求項
1乃至3のいずれか1つに記載の発明において、目盛り
盤の表面側に設けた環状の見返し板(80)と、この見
返し板の先端開口部に目盛り盤及び指針を臨むように設
けられてブラックフェースとしての役割を果たすフロン
トパネル(100)とを備えて、第3光源は、フロント
パネルの内壁に目盛り盤に並行に設けた管光源であるこ
とを特徴とする。
【0016】これにより、フロントパネルを通して目盛
り盤をみたとき、このフロントパネルのブラックフェー
スとしての機能のもとに、請求項1乃至3のいずれか1
つに記載の発明の作用効果を達成できる。
【0017】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれか1つに記載の発明において、表面側不透光
部は、目盛り部(12、14)であり、裏面側不透光部
は、数字部(13、15)及び文字記号部(16、1
7)の少なくとも一方であることを特徴とする。
【0018】これにより、目盛り盤をみたとき、目盛り
部を目盛り盤の表面側で視認し、数字部及び文字記号部
の少なくとも一方を目盛り盤の裏面側で視認すること
で、数字部及び文字記号部の少なくとも一方を目盛り部
に対し奥行き感をもって視認しつつ、請求項1乃至4の
いずれか1つに記載の発明の作用効果をより一層具体的
に達成できる。
【0019】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0021】図1乃至図4は、本発明に係る自動車用計
器の一実施形態を示しており、この計器は、当該自動車
の車室内に設けたインストルメントパネル(図示しな
い)にコンビネーションメータとして取り付けられてい
る。
【0022】当該計器は、図1及び図2にて示すごと
く、計器板10を備えており、この計器板10は、後述
する計器板用管光源20、透過用導光板30、透過用管
光源40及び両回動内機50(図2では回転計側回動内
機のみを示す)の各内機本体51と共にケーシング60
内に収容されて組み付けられている。
【0023】計器板10は、図1乃至図4から分かるよ
うに、目盛り盤照明用導光板10aと、不透光層10
b、両略円盤状目盛り盤10c、10d及びインジケー
タ部10eとにより構成されている。
【0024】目盛り盤照明用導光板10aは、透明の導
光板材料により形成されている。不透光層10bは、導
光板10aの表面11aのうち両目盛り盤10c、10
d及びインジケータ部10eを除く部分において、不透
光性印刷材料(例えば、灰色インク)により印刷形成さ
れている。
【0025】各目盛り盤10c、10dは、導光板10
aの図1にて図示右側部及び左側部にそれぞれ形成され
ている。目盛り盤10cは、略円弧状目盛り部12と、
略円弧状数字部13とを備えており、略円弧状目盛り部
12は、目盛り盤10cの外周縁部にて、導光板10a
の表面11aに不透光性の灰色インクを用いて印刷或い
はホットスタンプの処理により形成されている。
【0026】また、略円弧状数字部13は、図1にて示
すごとく、0、1、…、8の各数字13aを略円弧状に
配列してなるもので、この略円弧状数字部13は、図
1、図3及び図4にて示すごとく、略円弧状目盛り部1
2の内周側にて、導光板10aの裏面11bに不透光性
の灰色インクを用いて各数字13aを印刷或いはホット
スタンプの処理をすることで形成されている。
【0027】目盛り盤10dは、略円弧状目盛り部14
と、略円弧状数字部15とを備えており、略円弧状目盛
り部14は、目盛り盤10dの外周縁部にて、導光板1
0aの表面11aに略円弧状目盛り部12と同様の処理
により形成されている。また、略円弧状数字部15は、
図1から分かるように、0、20、…、180の各数字
15aを略円弧状に配列してなるもので、この略円弧状
数字部15は、略円弧状目盛り部14の内周側にて、導
光板10aの裏面11bに、各数字15aを略円弧状数
字部13の数字13aと同様の処理で形成することで形
成されている。
【0028】なお、インジケータ部10eは、両目盛り
盤10c、10dの間に導光板10aに形成されてお
り、このインジケータ部10eは、その文字部にて、導
光板10aの表面11aに略円弧状数字部13の数字と
同様の処理により形成されている。また、目盛り盤10
cは当該自動車のエンジンの回転数表示用であり、目盛
り盤10dは当該自動車の車速表示用であり、インジケ
ータ10eは当該自動車のオートマチックトランスミッ
ションの変速位置表示用である。
【0029】また、目盛り盤10cにおいて、「×10
00r/min」からなる文字記号部16は、エンジン
の回転数の単位を表すものであって、導光板10aの表
面11aに略円弧状数字部13の数字と同様の処理によ
り形成されている。また、目盛り盤10dにおいて、
「km/h」からなる文字記号部17は、当該自動車の
車速の単位を表すものであって、導光板10aの表面1
1aに略円弧状数字部13の数字と同様の処理により形
成されている。
【0030】なお、本実施形態では、目盛り盤10cに
おいて、略円弧状目盛り部12、略円弧状数字部13及
び文字記号部16が回転計の回転数表示部を構成する。
また、目盛り盤10dにおいて、略円弧状目盛り部1
4、略円弧状数字部15及び文字記号部17が車速計の
車速表示部を構成する。
【0031】計器板用管光源20は、導光板10aの入
射端面18(図2にて図示右側端面)にその長手方向に
沿い配設されている。管光源20は、冷陰極放電管から
なるもので、この管光源20は、その点灯により導光板
10a内にその入射端面18から光を入射する。
【0032】また、透過用導光板30は、透明の導光板
材料からなるもので、この導光板30は、計器板10の
裏面側にてこれに並行となるように各内機本体51(図
2では、一方の回動内機51のみを示す)の上面に沿い
支持されている。また、管光源40は、冷陰極放電管か
らなるもので、この管光源40は、図2にて示すごと
く、導光板30の入射端面31(図2にて図示右側端
面)にその長手方向に沿い配設されている。しかして、
管光源40は、その点灯により、導光板30内にその入
射端面31から光を入射する。これにより、管光源40
の光は導光板30内にて相互反射されて計器板10をそ
の裏面から透過する。
【0033】両回動内機50は、回転計用及び車速計用
であって、図2にて例示するごとく、その内機本体51
にて、ケーシング60の底壁61にそれぞれ固定されて
いる。回転計用回動内機50は、その内機本体51から
指針軸52を導光板30及び計器板10の各貫通穴部
(目盛り盤10cの中央に対応)を通り回動可能に延出
させている。また、車速計用回動内機50は、その内機
本体51から指針軸52を導光板30及び計器板10の
各貫通穴部(目盛り盤10dの中央に対応)を通り回動
可能に延出させている。
【0034】各回動内機50の指針軸52の先端部に
は、各指針軸70が、その回動基部にて、支持されてお
り、これら各指針70は、不透過の灰色樹脂材料により
形成されている。
【0035】当該計器は、図2にて示すごとく、環状の
見返し板80、計器板10の表面照明用管光源90及び
フロントパネル100を備えている。見返し板80は、
その下端開口部81にて、ケーシング60の開口端部に
組み付けられている。管光源90は、見返し板80の断
面コ字状凹所82に収納されており、この管光源90
は、その点灯により、両指針70並びに計器板10の表
面に上方から光を入射して照明する。
【0036】フロントパネル100はブラックフェース
としての役割を果たすもので、このフロントパネル10
0は、図1及び図2にて示すごとく、見返し板80の上
端開口部に装着されている。このフロントパネル100
は、透過率20%程度のスモーク材料により形成されて
いる。このため、各管光源20、40、90が消灯して
いるときには、フロントパネル100は、不透明とな
り、計器板10や両指針70を視認不能にする。
【0037】このように構成した本実施形態において、
各管光源20、40、90が消灯している場合には、フ
ロントパネル100が、昼夜にかかわらず、計器板10
や両指針70の視認を不能にしている。
【0038】また、管光源90のみが点灯すると、この
管光源90の光は両指針70に入射するとともに計器板
10にその表面から入射する。すると、管光源90の光
は両指針70の表面により反射される。また、計器板1
0の表面に入射した管光源90の光は、目盛り盤10c
の目盛り部12及び文字記号部16及び目盛り盤10d
の目盛り部14及び文字記号部17により計器板10の
表面側にて反射され、かつ、これら両目盛り盤10c、
10dの目盛り部及び文字記号部以外の部分を通り導光
板10a内に入射する。そして、このように導光板10
a内に入射した光は、目盛り盤10cの各数字13a及
び目盛り盤10dの各数字15aにより当該導光板10
aの裏面にて導光板10a内へ反射され、かつ、各数字
13a、15a以外の部分を通り導光板30側へ透過す
る。
【0039】これにより、計器板10をフロントパネル
100を通してみたとき、各目盛り盤10c、10dに
おいては、各数字部13、15の各数字13a、15a
が、各目盛り部12、14に対し、導光板10aの板厚
分だけ奥まって視認される。換言すれば、各目盛り部1
2、14が導光板10aの板厚分だけ各数字部13、1
5の各数字13a、15aよりも浮き上がって視認され
る。このとき、各目盛り盤10c、10dのうち、各目
盛り部12、14及び各数字13a、15aが共に灰色
にて明るく見え、所謂、ポジ表示となる。
【0040】また、管光源20のみを点灯すると、この
管光源20の光は導光板10a内にその入射端面18か
ら入射する。これに伴い、このように入射した光は導光
板10a内にて相互反射されて計器板10の裏面から出
射する。このとき、導光板10a内の光は、各数字部1
3、15の各数字13a、15aにより導光板10a内
にその裏面から反射され、かつ各目盛り部12、14に
より導光板10a内にその表面から反射される。
【0041】このため、各数字13a、15aによる反
射光は導光板10aの表面から出射するが、各目盛り部
12、14による反射光は導光板10aの表面から出射
しない。従って、各数字13a、15aは各灰色にて明
るくなり、目盛り部12、14は暗くなる。
【0042】よって、計器板10をフロントパネル10
0を通してみたとき、各目盛り盤10c、10dにおい
ては、背景が明るい状態にて、各数字部13、15の各
数字13a、15aが、各目盛り部12、14に対し、
導光板10aの板厚分だけ奥まった位置にて、当該各目
盛り部12、14よりも明るく視認される。
【0043】また、管光源40のみが点灯すると、この
管光源40の光は、導光板30内にその入射端面31か
ら入射した後、当該導光板30内にて相互反射されて計
器板10内にその裏面から入射する。このとき、このよ
うに入射した光は、導光板10aの裏面側の各数字部1
3、15の各数字13a、15a及び導光板10aの表
面側の各目盛り部12、14を除く部分を通り両目盛り
盤10c、10dを透過する。このことは、両目盛り盤
10c、10dのうち、各数字13a、15a及び各目
盛り部12、14が暗くなり、これら各数字13a、1
5a及び各目盛り部12、14の部分である背景が明る
くなることを意味する。
【0044】従って、計器板10をフロントパネル10
0を通してみたとき、各目盛り盤10c、10dにおい
ては、背景が明るく、各数字部13、15の各数字13
a、15a及び各目盛り部12、14が暗くなるように
反転し、所謂ネガ表示にて視認される。
【0045】また、各管光源20、40、90の全てを
同時に点灯すると、上述した両目盛り盤10c、10d
の照明が相乗的に行われる。また、各管光源20、4
0、90のうちの二つを同時に点灯すれば、これら点灯
に対応した両目盛り盤10c、10dの照明が相乗的に
行われる。
【0046】以上説明したように、両目盛り盤10c、
10dの目盛り部12、14を導光板10aの表面に形
成し、数字部13、15を導光板10aの裏面に形成し
たので、各管光源20、40、90の点灯の組み合わせ
により、多種多様な相互に異なる両目盛り盤10a、1
0bの照明態様を上記奥行き感をもって実現でき、斬新
で面白みのある視認性を確保した計器を提供できる。
【0047】ここで、各管光源20、40、90の発光
色を相互に異なるようにすれば、両目盛り盤10c、1
0dの目盛り部と数字部とにおいて相互に異なる色での
照明が可能となる。よって、より一層斬新で面白みのあ
る視認性を確保できる計器の提供が可能となる。
【0048】なお、本発明の実施にあたり、両指針70
は、両目盛り部12、14と同一色でなくてもよく、各
管光源20、40、90は、ランプや発光ダイオード或
いはELのような面光源であってもよい。
【0049】また、本発明の実施にあたり、上記実施形
態とは異なり、両目盛り盤10c、10dの各目盛り部
12、14を導光板10aの裏面に形成し、各数字部1
3、15を導光板10aの表面に形成するようにして
も、上記実施形態と実質的に同様の作用効果を達成でき
る。この場合、各文字記号部16、17は、上記実施形
態とは異なり、導光板10aの裏面に形成するようにし
てもよい。
【0050】また、両指針70は、導光板30の光を導
光して発光する発光指針であってもよく、また、発光ダ
イオード等を内蔵する自発光指針であってもよい。
【0051】また、本発明の実施にあたり、自動車用計
器に限ることなく、バスやトラック等の各種車両用計器
に本発明を適用してもよい。
【0052】また、本発明の実施にあたり、コンビネー
ションメータに限ることなく、回転計や車速計等の単独
の計器に本発明を適用してもよい。この場合、計器板
を、物理表示部(回転数表示部や車速表示部に対応)を
有する目盛り盤を形成した導光板でもって構成してもよ
い。
【0053】また、本発明の実施にあたり、例えば、目
盛り盤10cを、導光板10aを含めた概念としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す部分破断正面図であ
る。
【図2】図1にて2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1の計器板の部分正面図である。
【図4】図3にて4−4線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10…計器板、10a、30…導光板、10c、10d
…目盛り盤、12、14…目盛り部、13、15…数字
部、16、17…文字記号部、20、40、90…管光
源、70…指針、80…見返し板、100…フロントパ
ネル。
フロントページの続き (72)発明者 阿知波 裕三 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2F074 AA01 BB02 BB06 DD01 DD02 DD03 EE01 EE03 FF01 3D044 BA19 BA22 BB01 BD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理量表示部(12乃至17)を有する
    透光性目盛り盤(10a、10c、10d)と、 この目盛り盤の表面に沿い回動するように支持されて前
    記物理量表示部上にて指示表示する指針(70)と、 前記目盛り盤内にその端部から光を入射する第1光源
    (20)と、 前記目盛り盤にその裏面から光を入射する第2光源(3
    0、40)と、 前記目盛り盤にその表面から光を入射する第3光源(9
    0)とを備えて、 前記物理量表示部は、前記目盛り盤の表面に形成した表
    面側不透光部と、前記目盛り盤の裏面に形成した裏面側
    不透光部とを有する車両用計器。
  2. 【請求項2】 前記各光源の発光色は、互いに異なるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
  3. 【請求項3】 前記第2光源は、前記目盛り盤に沿いそ
    の裏面側に設けた導光板(30)と、この導光板内にそ
    の入射端面から光を入射する管光源(20)とを備え、
    前記導光板内に入射した光を前記目盛り盤に入射するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両
    用計器。
  4. 【請求項4】 前記目盛り盤の表面側に設けた環状の見
    返し板(80)と、 この見返し板の先端開口部に前記目盛り盤及び指針を臨
    むように設けられてブラックフェースとしての役割を果
    たすフロントパネル(100)とを備えて、 前記第3光源は、前記フロントパネルの内壁に目盛り盤
    に並行に設けた管光源であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1つに記載の車両用計器。
  5. 【請求項5】 前記表面側不透光部は、目盛り部(1
    2、14)であり、前記裏面側不透光部は、数字部(1
    3、15)及び文字記号部(16、17)の少なくとも
    一方であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1つに記載の車両用計器。
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