JP2000337930A - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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JP2000337930A
JP2000337930A JP11152656A JP15265699A JP2000337930A JP 2000337930 A JP2000337930 A JP 2000337930A JP 11152656 A JP11152656 A JP 11152656A JP 15265699 A JP15265699 A JP 15265699A JP 2000337930 A JP2000337930 A JP 2000337930A
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Makoto Matsumoto
誠 松元
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示盤の表面の位置に応じた明るさの変化に
工夫を凝らし、見栄えのある斬新な視認性を確保するよ
うにした車両用計器を提供する。 【解決手段】 複数の光源70a乃至70dは、目盛り
盤20aの裏面側にて、光源70aから光源70dにか
けて、指針20cの回動中心から放射状にプリント基板
60の上面に配列されている。これら複数の光源70a
乃至70dは、各光源70aから各光源70b、各光源
70c及び各光源70dにかけて順次遅延点灯し、各光
源70dの短時間の点灯後、瞬時に各光源70a乃至7
0dを消灯し、その後、上述と同様に各光源70aから
各光源70b、各光源70c及び各光源70dにかけて
順次遅延点灯するという点灯制御を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用指示計器として
は、特公平8−14500号公報にて示すようなものが
ある。この指示計器では、指針の点灯後、一定の遅延時
間の経過時に目盛り盤を点灯させるように制御してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記指示計器
では、点灯制御といっても、単に、指針の点灯後目盛り
盤を遅延点灯するのみであるから、指示計器における目
盛り盤の見栄えが単純で斬新さに欠ける。
【0004】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、表示盤の表面の位置に応じた明るさの変化に
工夫を凝らし、見栄えのある斬新な視認性を確保するよ
うにした車両用計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用計器は、透光性
表示盤(20a、40a、140a、150a、160
a)と、この表示盤の裏面側に配列されて当該表示盤に
点灯により光を入射する複数の光源(70a乃至70
d、80a乃至80d、180a、180b、190a
乃至190e、200a乃至200c、210a乃至2
10e)とを備える。
【0006】そして、当該車両用計器は、各光源を一定
の規則にて順次遅延点灯制御する制御手段(110)を
具備する。
【0007】これにより、表示盤の表面の明るさが複数
の光源の上記規則に従う順次遅延点灯に伴い点灯光源の
位置に応じて変化する。その結果、表示盤の見栄えのあ
る斬新な視認性を確保できる。
【0008】なお、表示盤は指示計器の目盛り盤やデジ
タル計器の表示パネルであってもよい。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る車両用
計器は、円弧状の目盛り部を外周に有する透光性目盛り
盤(20a、40a、140a、150a、160a)
と、この目盛り盤の裏面側に配設されて当該目盛り盤を
通して指針軸(23)を延出してなる回動内機(20
b)と、目盛り盤の表面に沿い回動するように指針軸の
先端部に回動基部にて支持される指針(20c、40
c、140b、150b、160b、170b)と、目
盛り盤の裏面側に配列されて当該目盛り盤に光を入射す
る複数の光源(70a乃至70d、80a乃至80d、
180a、180b、190a乃至190e、200a
乃至200c、210a乃至210e)とを備える。
【0010】そして、当該車両用計器は、各光源を一定
の規則にて順次遅延点灯制御する制御手段(110)を
具備する。
【0011】このように計器が指示計器であっても、請
求項1に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。な
お、回動内機は交差コイル型駆動装置やステップモータ
等の各種の回動内機であってもよい。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、さらに、目盛り盤の表面側に設
けたブラックフェイス(100)を備える。
【0013】これによっても、請求項2に記載の発明の
作用効果をブラックフェイスの機能を有効に活かしつつ
達成できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項2又は3に記載の車両用計器において、複数の光源
は、目盛り盤の裏面に沿い指針の回動基部を中心に放射
状に配列されており、制御手段は、指針の回動基部側か
ら放射方向に或いはその逆方向に各光源を順次遅延点灯
制御する。
【0015】これにより、目盛り盤の表面の明るさが上
述のように放射状に配列した複数の光源のうち点灯光源
の位置に応じて指針の回動基部から放射状に或いはその
逆方向に変化する。その結果、目盛り盤の見栄えのある
斬新な視認性を確保できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づき説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明が車両用コンビネーシ
ョンメータに適用された一実施形態を示している。
【0017】このコンビネーションメータは、当該車両
の車室内のインストルメントパネルに配設されており、
当該コンビネーションメータは、図1及び図2にて示す
ごとく、計器板10並びにこの計器板10に配設した回
転計20、インジケータ30及び車速計40を備えてい
る。
【0018】回転計20は、計器板10の図1にて図示
右側部に形成された目盛り盤20aと、計器板10の裏
面側にて目盛り盤20aに対応する位置に設けた回動内
機20b(図2参照)とを備えている。なお、計器板1
0の表面のうち目盛り盤20a及び後述するインジケー
タ部30a並びに目盛り盤40aを除く部分は黒色とな
っている。
【0019】目盛り盤20aは、当該車両のエンジンの
回転数を表示する略円弧状目盛り部21を備えており、
この目盛り部21の目盛り21aや文字21bは、図3
にて示すごとく、黒色となっている。また、目盛り盤2
0aは、目盛り部21の目盛り21aや文字21bを除
き透明となっている。
【0020】回動内機20bは、交差コイル型駆動部2
2と、指針軸23とを備えており、指針軸23は、駆動
部22から後述するプリント基板60、導光板50及び
目盛り盤20aを通り延出している。
【0021】指針20cは、その回動基部にて、指針軸
23の先端部に支持されており、この指針20cは、指
針軸23の回動に伴い目盛り盤20aの表面に沿い回動
する。
【0022】車速計40は、回転計20の目盛り盤20
a、指針20c及び回動内機20bにそれぞれ対応する
目盛り盤40a、指針40c及び回動内機(図示しな
い)を備えて、回転計20と実質的に同様に構成されて
いる。なお、車速計40の回動内機は、回動内機20b
と同様に、交差コイル型駆動部22及び指針軸23に対
応する交差コイル型駆動部及び指針軸を備えている。
【0023】導光板50は、計器板10にその裏面に沿
い併設されており、この導光板50は、後述する複数の
光源70a乃至70d及び80a乃至80dからの光を
導入して計器板10にその裏面から入射する。
【0024】プリント基板60は、図2及び図4にて示
すごとく、導光板50に並行となるように、交差コイル
型駆動部22及び車速計40の交差コイル型駆動部の各
上端面に沿い延在し下側ケーシング(図示しない)内に
て支持されている。なお、交差コイル型駆動部22及び
車速計40の交差コイル型駆動部は、上記下側ケーシン
グ内に収容支持されている。
【0025】複数の光源70a乃至70dは、目盛り盤
20aの裏面に導光板50を介して対向する位置にて、
プリント基板60の上面に配設されている(図1、図
2、図4参照)。
【0026】詳細には、複数の光源70a乃至70d
は、4組の光源70a乃至70dに分かれており、各組
の光源70a乃至70dは、図1及び図2から理解され
るように、光源70aから光源70dにかけて、指針軸
23、即ち指針20cの回動中心から半径方向に放射状
にプリント基板60の上面に配列されている。また、4
組の光源70a乃至70dは、組毎に、90度間隔に
て、指針軸23の軸周りに配列されている。
【0027】また、複数の光源80a乃至80dは、目
盛り盤40aの裏面に導光板50を介して対向する位置
にて、プリント基板60の上面に配設されている。
【0028】詳細には、複数の光源80a乃至80d
は、4組の光源80a乃至80dに分かれており、各組
の光源80a乃至80dは、図1から理解されるよう
に、光源80aから光源80dにかけて、指針40cの
回動中心から半径方向に放射状にプリント基板60の上
面に配列されている。また、4組の光源80a乃至80
dは、組毎に、90度間隔にて、指針40cの回動中心
周りに配列されている。
【0029】なお、インジケータ30は、そのインジケ
ータ部30aを、両目盛り板20a、40aの間にて計
器板10に形成して構成されている。
【0030】環状の見返し板90は、図1及び図2にて
示すように、計器板10にその表面側から取り付けられ
ており、この見返し板90の上端開口部には、ブラック
フェイスであるフロントパネル100が装着されてい
る。なお、このフロントパネル100は、透過率20%
程度のスモーク材料により形成されている。このため、
このフロントパネル100は、上記全光源の消灯時に
は、コンビネーションメータの内部を見えなくする。
【0031】次に、複数の光源70a乃至70d及び8
0a乃至80dの点灯制御のための電気回路構成につい
て図5を参照して説明する。
【0032】制御回路110は、マイクロコンピュータ
からなるもので、この制御回路110は、当該車両のバ
ッテリBからイグニッションスイッチIGを介し給電さ
れて作動し、この作動開始と同時に、各光源70a、8
0aから各光源70b、80b、各光源70c、80c
及び各70d、80dにかけて順次繰り返し遅延点灯す
るように制御する。
【0033】この場合、回転計20側では、各光源70
aから各光源70b、各光源70c及び各光源70dに
かけて順次遅延点灯し、各光源70dの短時間の点灯
後、瞬時に各光源70a乃至70dを消灯し、その後、
上述と同様に各光源70aから各光源70b、各光源7
0c及び各光源70dにかけて順次遅延点灯するという
点灯制御を繰り返すようになっている。
【0034】また、車速計40側では、各光源80aか
ら各光源80b、各光源80c及び各光源80dにかけ
て順次遅延点灯し、各光源80dの短時間の点灯後、瞬
時に各光源80a乃至80dを消灯し、その後、上述と
同様に各光源80aから各光源80b、各光源80c及
び各光源80dにかけて順次遅延点灯するという点灯制
御を繰り返すようになっている。
【0035】このように構成した本第1実施形態におい
て、制御回路110がイグニッションスイッチIGのオ
ンに伴いバッテリBから給電されて作動を開始すると、
この制御回路110により、複数の光源70a乃至70
d及び80a乃至80dが次のようにして遅延点灯繰り
返し制御される。
【0036】即ち、回転計20側においては、上述のご
とく、各光源70aから各光源70b、各光源70c及
び各光源70dにかけて順次遅延点灯し、各光源70d
の短時間の点灯後、瞬時に各光源70a乃至70dが消
灯し、その後、上述と同様に各光源70aから各光源7
0b、各光源70c及び各光源70dにかけて順次遅延
点灯するという点灯制御が繰り返される。
【0037】これにより、目盛り盤20aは、図2にて
図示矢印Rの方向に繰り返し、各光源70a、70b、
70c、70dから上記点灯制御のもとに光を入射され
る。このため、目盛り盤20aの表面は指針20cの回
動中心から半径方向に沿い放射状に順次繰り返し明るく
なる。
【0038】また、車速計40側においては、上述のご
とく、各光源80aから各光源80b、各光源80c及
び各光源80dにかけて順次遅延点灯し、各光源80d
の短時間の点灯後、瞬時に各光源80a乃至80dが消
灯し、その後、上述と同様に各光源80aから各光源8
0b、各光源80c及び各光源80dにかけて順次遅延
点灯するという点灯制御が繰り返される。
【0039】これにより、目盛り盤40aは、指針40
cの回動中心から放射状に繰り返し、各光源80a、8
0b、80c、80dから上記点灯制御のもとに光を入
射される。このため、目盛り盤40aの表面は指針40
cの回動中心から半径方向に沿い放射状に順次繰り返し
明るくなる。
【0040】その結果、当該車両の乗員は、各目盛り盤
20a、40aをフロントパネル100を通して見たと
き、見栄えのある斬新な視認性を確保できる。この場
合、各目盛り盤20a、40aの明るさの変化位置は、
相互に同期して変化するので、コンビネーションメータ
に対する視認性をより一層斬新なものとし得る。 (第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図6及
び図7に基づいて説明する。
【0041】この第2実施形態においては、計器板10
Aが、上記第1実施形態にて述べた計器板10に代えて
採用されるとともに、白色透過層120、拡散板130
及び光源140が、さらに、採用されている。
【0042】計器板10Aは導光材料により形成されて
おり、この計器板10Aは、上記第1実施形態にて述べ
た目盛り盤20aに対応する目盛り盤20dを備えてい
る。
【0043】この目盛り盤20dは、その裏面に、上記
第1実施形態にて述べた目盛り21aや文字21bに対
応する白色の目盛り21cや文字を形成して構成されて
いる。なお、目盛り盤40aに対応する目盛り盤も同様
である。
【0044】拡散板130及び白色透過層120は、計
器板10Aと、上記第1実施形態にて述べたプリント基
板60との間にて、これらに並行に介装されており、白
色透過層120は、拡散板130にその上面に沿い形成
されている。
【0045】光源140は、計器板10Aの端面に配設
されており、この光源140は、当該計器板10Aにそ
の端面から光を入射する。
【0046】また、本第2実施形態では、上記第1実施
形態にて述べた制御回路110は、図7にて示すごと
く、さらに、当該車両のライトスイッチSWを介しバッ
テリBに接続されている。
【0047】そして、制御装置110は、上記第1実施
形態にて述べた制御に加え、ライトスイッチSWのオフ
により光源140を消灯し、ライトスイッチSWのオン
により光源140を点灯し、かつ上記第1実施形態にて
述べた各光源70a乃至70d、80a乃至80dを消
灯するように制御する。
【0048】なお、ライトスイッチSWは、そのオンに
より、バッテリBの給電に基づき、当該車両のヘッドラ
イトLa及びスモールライトLbを点灯する。その他の
構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0049】このように構成した本第2実施形態におい
て、昼間はライトスイッチSWはオフ状態に維持され
る。このため、制御回路110は、光源140を消灯制
御したまま、上記第1実施形態にて述べたと同様に、各
光源70a乃至70d、80a乃至80dの遅延点灯制
御を繰り返す。
【0050】このような制御状態では、各光源70a乃
至70d、80a乃至80dの光は、拡散板130によ
り拡散された後、白色透過層120を通り白色光として
計器板10Aにその裏面から入射する。
【0051】従って、白色透過層120からの白色光
は、上記遅延点灯制御の繰り返しにより、上記第1実施
形態にて述べた両目盛り盤20a、40aの各表面の明
るさは白色でもって変化される。
【0052】これによっても、昼間においては、上記第
1実施形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0053】一方、夜間においては、ライトスイッチS
WのオンによりヘッドライトLa及びスモールライトL
bが点灯する。また、ライトスイッチSWのオンに基づ
き、制御回路110が、光源140を点灯し、各光源7
0a乃至70d、80a乃至80dを消灯する。
【0054】このような状態では、計器板10Aが光源
140の光を入射されるが、目盛り盤20dの目盛りや
文字は白色となっているから、これら目盛りや文字は、
白色にて計器板10A内の光を反射する。
【0055】このため、計器板10Aをフロントパネル
100を通して見た時、上記第1実施形態にて述べたよ
うな目盛り盤の明るさの変化ではなく、白色の目盛りや
文字を有する黒色の目盛り盤20dを視認することとな
る。
【0056】以上説明したように、本第2実施形態で
は、昼間では上記第1実施形態にて述べた計器板10の
明るさの変化が計器板10Aの白色の変化でもって視認
され、夜間には、明るさの変化のない黒色の計器板10
Aとして視認される。従って、本第2実施形態によれ
ば、計器板10Aの色が昼夜で白黒反転することに加
え、各光源の順次遅延点灯制御が上述のように行われる
ので、上記第1実施形態にて述べた見栄えのある斬新な
視認性をより一層向上できる。
【0057】但し、本第2実施形態では、各指針は発光
指針であることが望ましい。従って、発光指針は計器板
10Aと白色透過層120との間に設けるようにしても
よい。
【0058】なお、光源140を、有色光を発する光源
とすることで、色変わりコンビネーションメータとして
もよい。 (第3実施形態)図8は、本発明の第3実施形態を示し
ている。
【0059】この第3実施形態においては、上記第1実
施形態にて述べたコンビネーションメータに代えて、図
8にて示すようなコンビネーションメータが採用されて
いる。
【0060】本第3実施形態のコンビネーションメータ
は、計器板10Bを備えており、この計器板10Bは、
図8にて図示左右方向中央にて、回転計140の目盛り
盤140aを設け、その左側に、車速計150の目盛り
盤150aを設け、一方、目盛り盤140aの右側に水
温計160の目盛り盤160a及び燃料計170の目盛
り盤170aを設けて構成されている。
【0061】回転計140は、指針140bを備えてお
り、この指針140bは、その回動基部にて、回動内機
(図示しない)から目盛り盤140aの中央を通り回動
可能に延出する指針軸の先端部に支持されている。
【0062】車速計150は、指針150bを備えてお
り、この指針150bは、その回動基部にて、回動内機
(図示しない)から目盛り盤150aの中央を通り回動
可能に延出する指針軸の先端部に支持されている。
【0063】水温計160は、指針160bを備えてお
り、この指針160bは、その回動基部にて、回動内機
(図示しない)から目盛り盤160aの中央を通り回動
可能に延出する指針軸の先端部に支持されている。
【0064】燃料計170は、指針170bを備えてお
り、この指針170bは、その回動基部にて、回動内機
(図示しない)から目盛り盤170aの中央を通り回動
可能に延出する指針軸の先端部に支持されている。
【0065】なお、各目盛り盤140a、150a、1
60a及び170aの目盛り部の目盛りや文字は黒色と
なっており、これら各目盛り盤140a、150a、1
60a及び170aのうち目盛りや文字を除く部分は透
明となっている。
【0066】また、本第3実施形態においては、上記第
1実施形態にて述べたプリント基板60が、当該第1実
施形態と同様に、計器板10Bの裏面側にて回転計14
0、車速計150、水温計160及び燃料計170の各
回動内機の駆動部の上端面に沿い支持されている。
【0067】そして、当該プリント基板60の上面に
は、複数の光源180a、180b、190a乃至19
0e、200a乃至200c、210a乃至210e
が、上記第1実施形態にて述べた複数の光源70a乃至
70d及び80a乃至80dに代えて、放射状に配設さ
れている(図8参照)。
【0068】ここで、光源180a、180bは、指針
140bの回動中心を基準として光源200a乃至20
0cとは逆の半径方向に配列されている。また、光源1
90a乃至190eは、指針140bの回動中心を基準
として光源210a乃至210eとは逆の半径方向に配
列されている。
【0069】また、上記第1実施形態にて述べた制御回
路110では、当該第1実施形態にて述べた順次遅延点
灯制御に代えて、光源180aから光源180bにかけ
て順次遅延点灯し、光源190aから光源190eにか
けて順次遅延点灯し、光源200aから光源200cに
かけて順次遅延点灯し、光源210aから光源210e
にかけて順次遅延点灯し、各光源180b、190e、
200c、210eの点灯後、全光源180a、180
b、190a乃至190e、200a乃至200c、2
10a乃至210eが共に瞬時に消灯し、その後、上記
全光源の上述した順次遅延点灯を行う点灯制御が繰り返
される。
【0070】このように構成した本第3実施形態によれ
ば、上記全光源が、指針140bの回動中心を基準とし
て、目盛り盤140aから各目盛り盤150a、170
a、180aにかけて放射状に繰り返し順次遅延点灯を
行う。これによっても、コンビネーションメータの斬新
な視認性を確保できる。
【0071】なお、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べた各光源の順次遅延点灯制御は、指針の回
動中心から外方へ放射状に行う場合に限ることなく、例
えば、その逆方向に行うようにしても、上記各実施形態
と実質的に同様の作用効果を達成できる。また、全光源
の点灯後これら全光源を数回点滅させた後に、その後の
順次遅延点灯制御に移行するようにしてもよい。
【0072】また、上記各実施形態では、光源の点灯制
御をイグニッションスイッチIGのオンに伴い開始する
ようにしたが、制御回路110にバッテリBを直結して
おき、イグニッションスイッチIGのオフに伴い上記各
実施形態にて述べた順次遅延点灯制御を一定時間の間行
うようにしてもよく、また、車両の異常時に、これを乗
員の警告すべく、上記各実施形態にて述べた順次遅延点
灯制御を一定時間の間行うようにしてもよい。
【0073】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べた各光源の順次遅延点灯制御は、当該各実
施形態にて述べた制御に限ることなく、全光源を、指針
の回動中心を基準とした一定の規則に従う順序でもって
遅延点灯制御すれば、上記各実施形態と実質的に同様の
作用効果を達成できる。
【0074】また、本発明の実施にあたり、各光源の点
灯順序は、指針の回動中心を基準とすることなく、計器
板の左右方向或いは上下方向に沿い各光源を配列して、
これら各光源を当該左右方向或いは上下方向に順次遅延
点灯制御するようにしてもよい。
【0075】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べた各光源の配列は、指針の回動中心周り9
0度毎に限ることなく、指針の回動中心を基準として放
射状の配列となっていればよく、また、光源の配列数も
適宜変更して実施してもよい。
【0076】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べたプリント基板60の複数の光源のうち指
針の回動中心から等距離の位置にある各光源毎に円管状
光源に置換してもよい。
【0077】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べた指針は、自発光指針等の発光指針であっ
てもよい。
【0078】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べた各光源は、発光ダイオード、冷陰極管、
ランプやEL素子等の各種の光源であってもよい。
【0079】また、本発明の実施にあたり、各光源の色
を指針の回動中心に位置する光源から外方に位置する光
源にかけて変化させるようにしてもよい。
【0080】また、本発明の実施にあたり、上記第2実
施形態では、ライトスイッチSWに代えて、当該車両の
コンライトのセンサを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す部分破断平面図で
ある。
【図2】図1にて2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1のA矢視から見た計器板の部分拡大平面図
である。
【図4】図3にて4−4線に沿う部分断面図である。
【図5】図1の各光源を点灯制御するための制御回路図
である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す部分拡大断面図で
ある。
【図7】上記第2実施形態における各光源を点灯制御す
るための制御回路図である。
【図8】本発明の第3実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
10、10A、10B…計器板、20a、40a、14
0a、150a、160a…目盛り盤、20c、40
c、140b、150b、160b、170b…指針、
70a乃至70d、80a乃至80d、180a、18
0b、190a乃至190e、200a乃至200c、
210a乃至210e…光源、110…制御回路、10
0…フロントパネル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性表示盤(20a、40a、140
    a、150a、160a)と、 この表示盤の裏面側に配列されて当該表示盤に点灯によ
    り光を入射する複数の光源(70a乃至70d、80a
    乃至80d、180a、180b、190a乃至190
    e、200a乃至200c、210a乃至210e)と
    を備える車両用計器において、 前記各光源を一定の規則にて順次遅延点灯制御する制御
    手段(110)を具備することを特徴とする車両用計
    器。
  2. 【請求項2】 円弧状の目盛り部を外周に有する透光性
    目盛り盤(20a、40a、140a、150a、16
    0a)と、 この目盛り盤の裏面側に配設されて当該目盛り盤を通し
    て指針軸(23)を延出してなる回動内機(20b)
    と、 前記目盛り盤の表面に沿い回動するように前記指針軸の
    先端部に回動基部にて支持される指針(20c、40
    c、140b、150b、160b、170b)と、 前記目盛り盤の裏面側に配列されて当該目盛り盤に光を
    入射する複数の光源(70a乃至70d、80a乃至8
    0d、180a、180b、190a乃至190e、2
    00a乃至200c、210a乃至210e)とを備え
    る車両用計器において、 前記各光源を一定の規則にて順次遅延点灯制御する制御
    手段(110)を具備することを特徴とする車両用計
    器。
  3. 【請求項3】 円弧状の目盛り部を外周に有する透光性
    目盛り盤(20a、40a、140a、150a、16
    0a)と、 この目盛り盤の裏面側に配設されて当該目盛り盤を通し
    て指針軸(23)を延出してなる回動内機(20b)
    と、 前記目盛り盤の表面に沿い回動するように前記指針軸の
    先端部に回動基部にて支持される指針(20c、40
    c、140b、150b、160b、170b)と、 前記目盛り盤の裏面側に配列されて当該目盛り盤に光を
    入射する複数の光源(70a乃至70d、80a乃至8
    0d、180a、180b、190a乃至190e、2
    00a乃至200c、210a乃至210e)と、 前記目盛り盤の表面側に設けたブラックフェイス(10
    0)とを備える車両用計器において、 前記各光源を一定の規則にて順次遅延点灯制御する制御
    手段(110)を具備することを特徴とする車両用計
    器。
  4. 【請求項4】 前記複数の光源は、前記目盛り盤の裏面
    に沿い前記指針の回動基部を中心に放射状に配列されて
    おり、 前記制御手段は、前記指針の回動基部側から放射方向に
    或いはその逆方向に前記各光源を順次遅延点灯制御する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用計器。
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