JP2013029336A - 文字板照明時計 - Google Patents

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Fumihiko Asano
文彦 浅野
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Abstract

【課題】文字板の照明がより適正になされる指針式時計を提供すること。
【解決手段】
導光板に入射した発光ダイオードが発した光が、乱反射手段により乱反射して導光板の正面に放射される文字板照明装置において、導光板の中心に、全周が面取りされた面取り部を有する通孔を設け、指針軸を貫通させた固定ネジで前枠に固定する。 発光ダイオードは、指針軸近傍に複数個設け、固定ネジは導光板の通孔の面取り部と対向する対向部を有し、鍔部は発光ダイオードの正面を遮蔽するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、文字板を照明する指針式時計に関するものである。
文字板を照明する装置として、特許文献1には光源を文字板の外側の見返し部に配し、文字板の内側に向けて光を乱反射させる時計が開示されている。 また、特許文献2には光源を指針の回転中心近傍に配置した時計も開示されている。
特開平7−209441号公報 特開2011−95190号公報
従来、この種の文字板を照明する装置は、光源を文字板の外側の見返し部に配した場合においては、光源の大きさの分、見返し部を大きくする必要があり、見返し部の薄い時計を設計するのが困難であった。 また、光源を指針の回転中心近傍に配置した場合は、直接文字板正面に光が放射され、特に光源正面部分だけが明るくなるといった文字板の照度むらが発生する。 これを防ぐために光源正面部分に遮光板を設けると光量の損失が生じるといった問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、文字板の照明がより適正になされる指針式時計を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、プレート状の導光体からなる導光板と、前記導光板に光を入射する発光ダイオードとを備え、前記導光板に入射した発光ダイオードが発した光が、前記導光板の裏面に設けられた乱反射手段により乱反射して前記導光板の正面に放射される文字板照明装置において、前記導光板は、中心に全周が面取りされた面取り部を有する通孔を設け、前枠の前面に配置されたものであり、前記発光ダイオードは、回路基板上に複数個設けられ、当該回路基板は前記前板の背面に配置されたものであり、筒部を備えた固定ネジによって、前記通孔から前記導光板と、前記回路基板が前記前枠に固定されるものであって、前記固定ネジは、鍔部と、前記面取り部と対向する対向部を有するもので、前記鍔部は、前記発光ダイオードの正面を遮蔽することを特徴とする文字板照明時計である。
本発明によれば、文字板の照明がより適正になされる指針式時計を得ることができる。
本発明の実施例に係り、文字板照明装置を備えた時計の側面断面図である 本発明の実施例に係り、文字板照明装置を備えた時計の側面断面図の部分拡大図である 本発明の実施例に係り、文字板照明装置を備えた時計の正面概略透視図である 本発明の実施例に係り、導光板を示す説明図である 本発明の実施例に係り、切欠部の形状と発光ダイオードの位置関係を示す説明図である
以下に、本発明の実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。 図1に示す時計1は、アナログ時計である。 この時計1は、文字板を照明する文字板照明装置100と、文字板の正面に配置された指針11,12,13と、指針11,12,13を駆動するムーブメント20を備えており、これらは筐体30に収納されている。 文字板は導光板200に指標201を設けてなるものであり、筐体30の正面に設けられた透明カバー33で覆われている。
指針は、時針11、分針12、秒針13を備えており、ムーブメント20の前面から突出された指針軸21に指針11,12,13が取り付けられたものとなっている。
導光板200は、固定ネジ300を装着するための通孔202が中央に設けられている。 この通孔202は全周が面取りされた面取り部203を有している。 面取り部203は具体的には導光板200の厚さの2/3乃至1/3を残して前面側を30度乃至60度の角度で面取りしたものである。
導光板200の背面側には乱反射手段が設けられ、入射した光が乱反射して正面に放射される。 乱反射手段は、導光板200の背面側に凸状の反射ドット204を分布したものであって、射出成型により導光板200と一体に成型、若しくは印刷によりなされた円錐型の微細凸部であるが、白色のインキによる凸部を形成しない印刷であってもよい。 また、前面には指標201が印刷され、文字板を形成している。
本例の場合、反射ドット204は導光板200の裏面の略全体に分布されており、乱反射する光が比較的強い部位では反射ドット204の占める面積を疎に設計するとともに、乱反射する光が比較的弱い部位では反射ドット204の占める面積を密に設計している。 このようにすると導光板200の正面に放射される光が均一化される。なお、乱反射する光が比較的強い部位では反射ドット204を小さく設計するとともに、乱反射する光が比較的弱い部位では反射ドット204を大きく設計してもよい。
固定ネジ300は、内側に指針軸21を貫通させるための筒部303を有するものであり、片側端部には鍔部301が設けられている。一般的に時計の文字板は、正面から観察して指針軸を通す穴が目立ち、外観的に好ましくない場合は、このような固定ネジにより指針軸を通す穴の前面を鍔部で装飾するとともに、文字板を前板に固定し、筒部より指針軸を突出させる方法が見受けられる。 なお、前枠31とは、ムーブメントと導光板200を取り付ける筐体30の部位である。
また、固定ネジ300の鍔部301から筒部303にかけては、導光板200の通孔202に設けられた面取り部203と対向する対向部302を有している。 具体的には、導光板200を前枠31に取り付けた際に、密接若しくは略均一なクリアランスを以って向き合う形状となっている。
固定ネジ300は、鍔部301の他方側から導光板200の通孔202に挿入し、装着させることにより、鍔部301によって導光板200は前枠31に押さえつけられ、前枠31に固定される。 さらに、前枠31の背面に突き抜けた固定ネジ300の部位によって、発光ダイオード400が実装された回路基板401が前枠31に固定される。 なお、ムーブメント20に指針軸21を取り囲む壁面を設け、当該壁面も回路基板401とあわせて固定ねじ300によって前枠31に固定するようにしてもよい。 固定ネジ300の筒部303を貫通し、導光板200の前面に露出した指針軸21には、指針11,12,13が取り付けられている。
光源たる発光ダイオード400は、前述のとおり回路基板401に複数設けられたものであるが、本例では、ムーブメント20から突出する指針軸21近傍の位置に、指針軸を取り囲む形状で略等間隔に3個配置されている。 指針軸21近傍の位置とは、具体的には物品正面から観察して固定ネジ300の鍔部301に隠れる位置である。 なお、発光ダイオード400の個数は複数個であれば3個でなくてもよい。 また、前枠31の、発光ダイオード400が位置する部位は、前枠31の前面に発光ダイオード400が露出されるよう指針軸側から切り欠かれ、切欠部32を形成している。
このような構成にすると、発光ダイオード400の発した光は、周囲を切欠部32に妨げられ、固定ネジ300の筒部302に並行して前方に照射され、導光板200に入射される。 導光板200に入射された光は、通孔202の全周に設けられた面取り部203により導光板200の外周方向に反射される。 発光ダイオード400の前方は固定ネジ300の鍔部301が位置するため、直接、正面に発した光が抜けることはない。
導光板200に入射された光がより外周に向けて反射させ、文字板の明るさを均一化させるためには、面取り部203は、前面側を45度の角度で面取りすることが望ましい。 また、導光板200の厚さの1/3を残して面取りすることが望ましい。 これは、固定ネジ300を締める際の力で導光板200の破損を防止するためである。
以上説明したように、本願の文字板照明時計1は、導光板たる文字板の照明がより適正になされることにより、その文字板の明るさを均一化するという効果を達成したものである。 本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において設計可能であり、例えば、導光板200と前枠31との間に白色のシートを挟み、反射効率を良くすることや、当該シートに指標や模様を印刷するといったことも可能である。
本発明の文字板照明時計は、指針式の掛け時計や置時計の文字板を照明する装置として好適に利用することが可能である。
1 時計
11 時針
12 分針
13 秒針
20 ムーブメント
21 指針軸
30 筐体
31 前枠
32 切欠部
33 透明カバー
100 文字板照明装置
200 導光板
201 指標
202 通孔
203 面取り部
204 反射ドット
300 固定ネジ
301 鍔部
302 対向部
303 筒部
400 発光ダイオード
401 回路基板

Claims (1)

  1. プレート状の導光体からなる導光板と、
    前記導光板に光を入射する発光ダイオードとを備え、
    前記導光板に入射した発光ダイオードが発した光が、前記導光板の裏面に設けられた乱反射手段により乱反射して前記導光板の正面に放射される文字板照明装置において、
    前記導光板は、中心に全周が面取りされた面取り部を有する通孔を設け、前枠の前面に配置されたものであり、
    前記発光ダイオードは、回路基板上に複数個設けられ、当該回路基板は前記前板の背面に配置されたものであり、筒部を備えた固定ネジによって、前記通孔から前記導光板と、前記回路基板が前記前枠に固定されるものであって、
    前記固定ネジは、鍔部と、前記面取り部と対向する対向部を有するもので、前記鍔部は、前記発光ダイオードの正面を遮蔽することを特徴とする文字板照明時計。
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