JP4636925B2 - 弾性クローラの加硫成形金型とこの金型を使用した弾性クローラの製造方法 - Google Patents

弾性クローラの加硫成形金型とこの金型を使用した弾性クローラの製造方法 Download PDF

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本発明は、各種のクローラ式走行装置に装着される弾性クローラの製造に使用される加硫成形金型とその製造方法に関する。
従来、農林作業車両や建設車両などに装着される無端状ベルトとして、例えば弾性クローラが知られている。この弾性クローラは、一般にクローラ成形装置で一体成形加硫されることによって製造される。同クローラ成形装置では、例えば特許文献1に記載されているような複数の型が移動可能に設けられている。そして、この型同士の間に未加硫の成形素材を間挿し、当該成形素材が加圧・加温され、完成品である弾性クローラとなる。上記型は、例えば分割型を連ねることで全体として無端円環状に構成することができるが、この場合、周長の異なる弾性クローラを製造する際に周長に対応した専用型を使用しなければならず、型の費用が増大し製品のコストアップを招来していた。このような問題を解決すべく、例えば図11に示すように、平行する一対の直線部101と、この直線部101の両端に周端が当接する一対の円弧部102から無端状となるように型100を構成し、製造する弾性クローラの周長に合わせて直線部101の長さを組み替えるようにしたものが考えられる。
特開平6−226769号公報
弾性クローラの周長を変えるためには、一対の両直線部101をそれぞれ同じ長さだけ変更することになるのであるが、上述の型100には内周側の突起用凹部103が所定のピッチで設けられているため、2ピッチ刻みでしか弾性クローラの周長を変えることはできす、内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラから同突起数が奇数である奇数突起型クローラあるいはその逆の周長の変更に対応することはできなかった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、偶数突起型クローラ、奇数突起型クローラのどちらも成形できる加硫成形金型とその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、突起用凹部が内周側に形成されたキャビティを内部に有する複数の分割型よりなり、前記突起用凹部が周方向に所定のピッチで並んだ状態で前記分割型の端部同士を接続することにより、前記キャビティが周方向に連続した無端帯状のクローラ成形空間が形成される、未加硫の予備成形品を加硫成形して弾性クローラを得るための弾性クローラの加硫成形金型において、前記複数の分割型は、次に定義される各パーツ(a)〜(c)のうち、パーツ(a)と二つのパーツ(b)、或いは、パーツ(a)とそれぞれ一つのパーツ(b)及びパーツ(c)から構成されることを特徴とする弾性クローラの加硫成形金型である。
(a)互いに平行でかつ同一長さ又は異なる長さに形成された一対の直線型部
(b) 前記一対の直線型部における長手方向同側の端部間に配置され、一方の前記直線型部の長手方向端部に接続可能な短寸接続部と、他方の前記直線型部の長手方向端部に接続可能でかつ前記短寸接続部よりも半ピッチ分又は整数ピッチと半ピッチの和の分だけ前記直線型部側へ入り込んだ位置に配置される長寸接続部とを備えている第一ターン型部
(c)前記短寸接続部と前記長寸接続部の配置を逆にすることで前記第一ターン型部の場合と鏡面対称関係になっている第二ターン型部
上記本発明によれば、弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラを成形する場合には、パーツ(a)と二つのパーツ(b)から構成される分割型を使用する。この場合、各直線型部の両側にそれぞれパーツ(b)が配置されることになり、当該パーツ(b)は一端側の短寸接続部と他端側の長寸接続部とを備えていることから、当該各直線型部にはそれぞれ一つずつの長寸接続部が接続される。
また、弾性クローラの内周側の突起数が奇数である奇数突起型クローラを成形する場合には、パーツ(a)とそれぞれ一つのパーツ(b)及びパーツ(c)から構成される分割型を使用する。この場合、各直線型部の一方側にパーツ(b)が、他方側にもう一つのパーツ(c)が配置されることになり、当該パーツ(b)は一端側の短寸接続部と他端側の長寸接続部とを備え、パーツ(c)は当該パーツ(b)と鏡面対称の関係になっていることから、各直線型部のうち一方の直線型部の両端には短寸接続部が接続され、他方の直線型部の両端には長寸接続部が接続される。
詳細は後述するが、このような各パーツからなる分割型とすることで、偶数突起型クローラを成形する場合には、図6(a)に示すように上下の直線部を合わせた長さは偶数ピッチ分となり、左右の円弧部を合わせた長さは奇数ピッチ分となるため、型の全体の長さは奇数ピッチ分となる。一方、奇数突起型クローラを成形する場合には、図6(b)に示すように上下の直線部を合わせた長さは奇数ピッチ分となり、左右の円弧部を合わせた長さも奇数ピッチ分となるため、型の全体の長さは偶数ピッチ分となる。
従って、上記パーツ(a)〜(c)を組み替えて使用することにより、偶数突起型クローラ、奇数突起型クローラのどちらの弾性クローラも得ることができる。
上記本発明において、前記一対の直線型部は、少なくとも一つの突起用凹部が内周側に形成されたキャビティを内部に有する複数の直線状ピースの端部同士を互いに接続することによって構成されていることが好ましい。
このように直線型部を複数の直線状ピースで構成すれば、上記第一ターン型部や第二ターン型部の配置に合わせて当該直線型部の長さを当該直線ピースの長さ単位で自在に変更することができ、弾性クローラの様々な周長に対応できる。
さらに、上記本発明において、前記第一ターン型部は、円弧状ピースと、この円弧状ピースの一方の端部に接続されることで当該第一ターン型部の長寸接続部を構成する第一異形ピースとからなり、前記第二ターン型部は、前記円弧状ピースと、この円弧状ピースの他方の端部に接続されることで当該第二ターン型部の長寸接続部を構成する第二異形ピースとからなるようにしてもよい。
この場合には、円弧状ピースの一方の端部に上記第一異形ピースを配置すれば第一ターン型部が構成され、同じ当該円弧状ピースの他方の端部に上記第二異形ピースを配置すれば第二ターン型部が構成される。従って、偶数突起型クローラを成形する分割型から、奇数突起型クローラを成形する分割型(あるいはその逆でもよい)に変える際には、円弧状ピースをずらすと共に、当該第一異形ピース及び第二異形ピースを置き換えるだけでよい。
また、弾性クローラを製造するに際して上記のような型を使用すれば、弾性クローラごとの専用型を必要とせず、偶数突起型クローラ及び奇数突起型クローラをどちらも得ることができるので、製造コストを大幅に抑えることができる。
本発明によれば、一対の直線型部と、短寸接続部及びこれよりも半ピッチ分(又は整数ピッチと半ピッチの和の分)直線型部側へ入り込んだ位置に配置される長寸接続部を有する第一ターン型部、及びこれと鏡面対称の関係となっている第二ターン型部からなるパーツ群を組み替えて、1ピッチ刻みで周長を変えられるような分割型としたので、偶数突起型クローラ及び奇数突起型クローラをどちらも成形することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明にかかる製造方法の第一実施形態を説明する。図1は、当該製造方法によって得られた無端ベルト状の弾性クローラ1の断面を示している。同図に示すように、弾性クローラ1は、コンバインやハーベスタなどのクローラ走行装置に用いられるもので、ゴムからなる弾性材を無端帯状に形成したクローラ本体11と、クローラ本体11の幅方向中央部に形成された複数の係合孔12と、クローラ本体11の各係合孔12間に埋設された芯金13とを有している。
係合孔12は、クローラ本体11の表裏を貫通し、かつクローラ本体11の周方向に一定の間隔をおいて形成されていることで、駆動スプロケットの係合爪(図示せず。)が挿通可能となっている。芯金13は、クローラ本体11の幅方向に長く形成されたもので、幅方向中央部に位置する厚肉部13aと、厚肉部13aから幅方向外側に伸びる両翼部13bと、クローラ走行装置の転動輪(図示せず。)の転動経路を一定範囲に規制すべく厚肉部13aの内周側から突設された左右一対の係合突起13cとを有している。
クローラ本体11の外周面における両翼部13bに対応する部分には、ラグ14が突出するように形成されている。このラグ14は、断面ほぼ台形状で、かつ、クローラ本体の幅方向に伸びるほぼ直線上に形成されており、芯金13と対応する周方向位置で、かつ、同芯金13と同ピッチで配置されている。また、クローラ本体11の内部において、両翼部13bの外周側にはスチールコードなどからなる抗張体15が埋設されており、この抗張体15はクローラ本体11の内部で無端状に周回している。上記のように構成された弾性クローラ1は、図示しない駆動スプロケットの係合爪が係合孔12に係合した状態で同駆動スプロケットを回転させることによって周方向に駆動され、これによってクローラ走行装置が所定方向に走行するようになっている。
上記の弾性クローラ1の製造方法について説明する。図2は予備成形品1Aの断面を示しており、図3はクローラ成形装置1の垂直断面を示しており、図4及び図5は同クローラ成形装置3の水平断面を示している。上記予備成形品1Aは、別の製造ラインにおいて簡易的に成形されたもので、複数の環状のベースゴム11aと、芯金13と、抗張体15とを有している。そして、クローラ成形装置3の無端状に連なる複数の型31の間で当該予備成形品1Aを一体成形加硫することにより、完成品である弾性クローラ1が製造される。図3に示すように、型31は、内型31uとこの内型31uと対向して配置される外型31sとからなり、環状に連なった型31の片端面がクローラ成形装置3のベッド部3aに当接して当該型31が直立するように設けられている。
内型31u及び外型31sは、クローラ成形装置3のベッド部3a上に放射状に設けられたプレス機構(図示せず)に脱着可能に固定されており、かつ拡径・縮径するように移動可能に設けられている。また、これら内型31u及び外型31sは、加温装置(図示せず)に接続されており、当該型31によって予備成形品を加圧及び加温できるようになっている。内型31uは、内側にキャビティが形成されて全体として断面「コ」の字状をなしており、クローラ成形装置3のベッド部3a上に直立する板状の内型ベース部u1と、内型ベース部u1の上下端から径方向外方へ伸びる内型縁部u2とを有している。内型31uの内面には完成品の内周面の形状である突起用凹部8が形成されており、この突起用凹部8が係合突起13cと合致するようになっている。
外型31sは、内側にキャビティが形成されて全体として断面「コ」の字状をなしており、クローラ成形装置3のベッド上に直立する板状の外型ベース部s1と、外型ベース部s1の上下端から径方向内方へ伸びる外型縁部s2とを有しており、外型ベース部s1の内面には完成品の外周面の形状が象られている。また、図4及び図5に示すように、型31は上下型31u、31sで一組とされた複数の分割型で構成されており、上記突起用凹部8が周方向に所定のピッチで並んだ状態で当該分割型の端部同士を接続することにより、キャビティが周方向に連続した無端帯状のクローラ成形空間35、36が形成される。
本実施形態の分割型は、次に示すパーツA〜Dで構成されるものであり、これらパーツA〜Dを組み合わせることにより偶数突起型クローラ、及び奇数突起型クローラをどちらも成形できるようにされたものである。奇数突起型クローラ(ピッチ数11)の成形に使用される図4に示す分割型31、及び偶数突起型クローラ(ピッチ数10)の成形に使用される図5に示す分割型41について説明する。
上記分割型31及び分割型41は、いずれも次に定義されるパーツA〜C組み合わせて構成されたものである。パーツAとは、互いに平行でかつ同一長さ又は異なる長さに形成された一対の直線型部である。なお、このパーツAは、一つの突起用凹部8が形成されたキャビティを内部に有する複数の直線状ピースAaからなるものである。パーツBとは、一対の直線型部の長手方向同側の端部間に配置され、一方の直線型部の長手方向端部に接続可能な短寸接続部sと、他方の直線型部の長手方向端部に接続可能でかつ短寸接続部sよりも半ピッチ分の直線部分t1だけ直線型部側へ入り込んだ位置に配置された長寸接続部pとを備えている第一ターン型部として構成されたものである。パーツCとは、短寸接続部sと長寸接続部pの配置を逆にすることでパーツB(第一ターン型部)の場合と鏡面対称関係になっている第二ターン型部として構成されたものである。
図4に示す分割型31は上記パーツAとパーツB及びパーツCから構成されており、図5に示す分割型41はパーツAと二つのパーツBから構成されている。
なお、上記パーツB(第一ターン型部)及びパーツC(第二ターン型部)は、いずれも同形状の円弧状部分を有しており、パーツBは当該円弧状部分の一方の端部に長寸接続部pを構成する第一異形ピースBiが接続されたものであり、パーツCは円弧状部分の他方の端部に長寸接続部pを構成する第二異形ピースCiが接続されたものである。なお、第一、第二異形ピースBi、Ciは直線部分と円弧部分とからなり、円弧状部分は、一つの突起用凹部8が形成されたキャビティを内部に有する二つの円弧状ピースBa、Caからなるものである。
なお、図4及び図5に関する以下の説明において、紙面左右を型の左側、右側といい、紙面上下を型の上側、下側という。図4において、型31の上側のパーツAは三つの直線状ピースAaからなり、下側のパーツAは二つの直線状ピースAaからなり、右側のパーツBは二つの円弧状ピースBa及びその下側に接続された第一異形ピースBiからなり、左側のパーツCは二つの円弧状ピースCa及びその下側に接続された第二異形ピースCiからなる。すなわち、図4でわかるとおり、当該第一、第二異形ピースBi、Ciはいずれも型31の下側(一方側)に配置されて、当該第一、第二異形ピースBi、Ciの一部を構成する長寸接続部pが型31の下側のパーツAの両端に接続されている。つまり、型31の下側の直線部分は、二つの長寸接続部pと二つの直線状ピースAaとで合計3ピッチ分の長さを有し、型31の上側の(他方側)の直線部分は、三つの直線状ピースAaのみからなる。このように構成された型31は、全体で11ピッチ分の長さを有し、すなわち奇数突起型クローラの成形に用いられる。
図5において、型41の上側のパーツAは二つの直線状ピースAaからなり、下側のパーツAも二つの直線状ピースAaからなり、右側のパーツBは二つの円弧状ピースBa及びその下側に接続された第一異形ピースBiからなり、左側のパーツBも二つの円弧状ピースBa及びその上側に接続された第一異形ピースBiからなる。すなわち、図5でわかるとおり、当該第一異形ピースBiは型31の上側及び下側で互い違いに配置されて、上側の第一異形ピースBiの一部を構成する長寸接続部pが上側のパーツAの左端に接続され、下側の第一異形ピースBiの一部を構成する長寸接続部pが下側のパーツAの右端に接続されている。つまり、型41の上側の直線部分は、一つの長寸接続部pと二つの直線状ピースAaとで合計2.5ピッチ分の長さを有し、型41の下側の直線部分は、二つの直線状ピースAaと一つの長寸接続部pとで合計2.5ピッチ分の長さを有している。このように構成された型41は、全体で10ピッチ分の長さを有し、すなわち偶数突起型クローラの成形に用いられる。
このように、弾性クローラの内周側の突起数が奇数である奇数突起型クローラを成形する場合には、図4に示すパーツAとパーツB及びパーツCから構成される分割型31を使用し、弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラを成形する場合には、図5に示すパーツAと二つのパーツBから構成される分割型41を使用すればよい。例えば、奇数偶数突起型クローラを成形した後、偶数突起型クローラを成形する場合には、分割型31のうち、上側の直線状ピースAaを一つ抜き取り、円弧状部分(二つの円弧状ピースCa)を下側にずらして、この円弧状部分の上側に第一異形ピースBaを接続するだけで型41に変更することができる。なお、上側及び下側の直線状ピースAaの数は適宜変更することができ弾性クローラの様々な周長に対応することができる。
上述のように、パーツA〜パーツCの組み合わせによって、奇数突起型及び偶数突起型クローラを成形できることに関して図6(a)、(b)の模式図を参照して説明する。
図6(a)は、奇数突起型クローラを成形できる型K(例えば、図4に示す型31)を表しており、図6(b)は、偶数突起型クローラを成形できる型G(例えば、図5に示す型41)を表している。なお、同図において左右両一点鎖線の内側を直線部といい、その外側を左右の円弧部という。
型Kに関して説明する。まず、型Kの上記直線部に着目し、型Kの上側の直線型部Aの長さをk1とする。そうすると、長寸接続部pを左右に含む下側の直線部の長さも当然k1となる。なお、このk1は1ピッチを最小単位として構成されている。k1の長さが奇数ピッチ分である場合、上側の直線部と下側の直線部の長さを足すと偶数ピッチになる。k1の長さが偶数ピッチである場合、上側の直線部と下側の直線部の長さを足すと偶数ピッチになる。従って、当然ながら型Kの上下の直線部を足した長さ“2×k1”は、必ず偶数ピッチ分となる。
次に、型Kの上記左右の円弧部に着目し、当該両円弧部のうち異形ピースBiの半ピッチ分が入り込んでいる部分を除いた円弧状部分Baの長さをk2とする。そうすると、上記と同様にこのk2が奇数ピッチ分であれ、偶数ピッチ分であれ、左右の円弧状部分を足した長さ“2×k2”は、必ず偶数ピッチ分となる。さらに、異形ピースBiに関して、型Kの左右の円弧部には、それぞれ異形ピースBi、Ciの円弧状の半ピッチ分が入り込んでいる。この半ピッチ分をk3(=0.5ピッチ)とすると、左右の当該半ピッチ分を足し合わせた“k3+k3”は必ず1ピッチとなる。従って、左右の円弧部の長さは“2×k2”+“k3+k3”となる。
型Kの全体の長さとなる上述したものを全て足すと、“2×k1”+“2×k2”+“k3+k3”となり、これは偶数ピッチ分+偶数ピッチ分+1ピッチ分であるから、すなわち当該型Kの長さは奇数ピッチ分となる。つまり図6(a)のように、二つの異形ピースBi、Ciを上側又は下側のうち同じ側に配置すれば、型の長さは奇数ピッチとなる。
次に、型Gに関して説明する。まず、型Gの直線部に着目し、上側の直線部のうち直線型部Aの長さをg1とする。この直線部には、異形ピースBiの一部である半ピッチ分が入り込んでいるから当該上側の直線部の長さは“g1+0.5ピッチ”となり、当然下側の直線部の長さも“g1+0.5ピッチ”となり、これら上側の直線部と下側の直線部を足すと“2g1+1ピッチ”となる。この場合、g1が奇数ピッチであれ、偶数ピッチであれ、2g1は偶数ピッチとなるから、両直線部を足した長さ“2g1+1ピッチ”は、奇数ピッチ分となる。
次に、型Gの左右の円弧部に着目し、当該両円弧部のうち異形ピースBiの半ピッチ分が入り込んでいる部分を除いた円弧状部Baの長さをg2とする。そうすると、上述と同様にこのg2が奇数ピッチ分であれ、偶数ピッチ分であれ、左右の円弧状部Baを足した長さ“2×g2”は必ず偶数ピッチ分となる。さらに、異形ピースBiに関して、型Gの左右の円弧部には、それぞれ当該異形ピースBiの円弧状の半ピッチ分が入り込んでいる。この半ピッチ分をg3とすると、左右の当該半ピッチ分を足し合わせた“2×g3”は1ピッチとなる。従って、左右の円弧部の長さ“2×g2”+“2×g3”は、偶数ピッチ分+1ピッチで奇数ピッチ分となる。
型Gの長さとなる上述したものを全て足すと、“2g1+1ピッチ”+“2×g2”+“2×g3”となり、これは奇数ピッチ分+奇数ピッチ分であるから、すなわち当該型Kの長さは偶数ピッチ分となる。つまり図6(b)のように、二つの異形ピースBiを上側と下側で互い違いに配置すれば、型の長さは偶数ピッチとなる。
図6(c)、(d)に異形ピースBi、Ciの直線部を1.5ピッチとした場合を示す。図6(c)は、奇数突起型クローラを成形できる型Kを表しており、図6(d)は、偶数突起型クローラを成形できる型Gを表している。この場合においても、上述のものと全く同様である。図6(c)の上側の直線型部Aの長さをk1とすると、k1が偶数ピッチであれ、奇数ピッチであれ、2k1は偶数ピッチ分となる。左右の円弧部の長さは上述したように偶数ピッチ分+1ピッチ分となり、すなわち型Kの長さは偶数ピッチ分+偶数ピッチ分+1ピッチ分を足して奇数ピッチ分となる。
図6(d)の型Gについても上述したものと同様であり、左右の円弧部の長さは、偶数ピッチ分+1ピッチで奇数ピッチ分となる。直線部に関して、上側の直線部のうち直線型部の長さをg1とする。直線部には異形ピースBiの一部である1.5ピッチ分が入り込んでいるから当該上側の直線部の長さは“g1+1.5ピッチ”となり、当然下側の直線部の長さも“g1+1.5ピッチ”となり、これら上側の直線部と下側の直線部を足すと“2×g1+3ピッチ”となる。この場合、g1が奇数ピッチであれ、偶数ピッチであれ、“2×g1”は偶数ピッチとなるから、両直線部を足した長さ“2×g1+3ピッチ”は奇数ピッチ分となる。従って、型Gの直線部と円弧部を足すと、奇数ピッチ分+奇数ピッチ分を足して偶数ピッチ分となる。異形ピースの直線部が0.5ピッチ分、及び1.5ピッチ分となった場合について説明したが、当該直線部が半ピッチ分又は整数ピッチと半ピッチの和の分、具体的には当該直線部が0.5ピッチ、1.5ピッチ,2.5ピッチ、3.5ピッチ、・・・というように1ピッチ刻みとなるように異形ピースを構成することができる。
上述のような型構造のクローラ成形装置3において、内型31uが径方向に拡径するように移動し、外型31sが径方向に縮径するように移動することによって、これらが互いに係合し、内外型31u、31sの間に間挿された予備成形品に圧力を付与できるようになっている。つまり、予備成形品の内周面の係合突起13cが内型31uの凹部8と合わさり、同内型31uが拡径するように移動すると共に、外型31sが縮径するように移動し、予備成形品1Aに圧力が加えられた状態となる。そして、予備成形品1Aが加圧された状態において、型31が加温装置によって加温され、この加温された型31を介して予備成形品1Aが一体成形加硫されて完成品となり、その後型31から脱型される。脱型作業は、内型31uを縮径するように移動させ、外型31sを拡径するように移動させることによって完成品から型31を離間させる。最後に、完成品を取り出して一連の工程が完了する。
上記本実施形態の加硫成形金型によれば、弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラを成形する場合には、上述のように直線型部Aと二つの第一ターン型部Bから構成された分割型を使用すればよく、弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラを成形する場合には、直線型部Aとそれぞれ一つの第一ターン型部B及び第二ターン型部Cから構成された分割型を使用すればよい。すなわち、上記直線型部A、第一ターン型部B、第二ターン型部Cを組み替えて使用することにより、偶数突起型クローラ、奇数突起型クローラのどちらの弾性クローラも得ることができる。
また、直線型部Aを複数の直線状ピースで構成しているので、上記第一ターン型部や第二ターン型部の配置に合わせて当該直線型部Aの長さを直線状ピースで最小単位として自在に変更することができ、弾性クローラの様々な周長に対応できる。また、第一ターン型部Bと第二ターン型部Cとで円弧状部分が共通ピースとなっているので、円弧状部分の一方の端部に上記第一異形ピースを配置すれば第一ターン型部が構成され、同じ当該円弧状部分の他方の端部に上記第二異形ピースを配置すれば第二ターン型部が構成される。従って、偶数突起型クローラを成形する分割型から、奇数突起型クローラを成形する分割型(あるいはその逆でもよい)に変える際には、円弧部状をずらすと共に、当該第一異形ピース及び第二異形ピースを置き換えるだけでよい。
図7は、第二実施形態の製造方法で用いる予備成形品6Aを示し、図8は同実施形態のクローラ成形装置5において、予備成形品6Aをセットする準備段階の垂直方向の部分断面図を示し、図8は予備成形品6Aを加圧している状態の垂直方向の部分断面図を示し、図10は図9の状態における水平方向の部分断面図を示している。
本実施形態が上記第一実施形態との主な相違点は、型51が予備成形品6Aの幅方向から加圧するように構成されている点である。図7に示すように、予備成形品6Aは、複数の環状のベースゴム11aと、芯金13と、抗張体15とを有している。また、この予備成形品6Aにはラグを形成するベースゴムを含まないため、予備成形品6Aの外形は完成品の外形より若干小さく成形されている。
図8に示すように、本実施形態のクローラ成形装置5は、型51として予備成形品6Aの幅方向一端側を成形する上型51uと、幅方向他端側を成形すべく上型51uと対向して配置された下型51sと、予備成形品6Aの内周中央部を成形すべくその内周面側に配置された中型51nとを備えている。
上型51uは、クローラ成形装置5に設けられた上下方向に移動可能なヘッド部(図示せず。)に脱着可能に固定されている。また、下型51sは、クローラ成形装置5のベッド5a上に載置されるとともに脱着可能に固定されている。このクローラ成形装置5のヘッド部は下降することによって、ベッド5aとの間で型51を挟持し、当該型51を介して予備成形品6Aに圧力を付与するようになっている。また、上型51u及び下型51sは、加温装置(図示せず)に接続されており、加圧と同時に当該型51を介して予備成形品6Aを加温できるようになっている。
上型51uは、平板の上型ベース部a1と、上型ベース部a1の周縁から下方に伸びる外周壁b1と、外周壁b1に対して所定の間隔をおいて上型ベース部a1の内径側に形成された内周壁c1とを有している。外周壁b1と内周壁c1との間には、環状空間である上型成形部60が形成されており、その上型成形部60の内面には、完成品の幅方向一端側の形状が象られている。下型51sは、平板の下型ベース部a2と、下型ベース部a2の周縁から上方に伸びる外周縁b2と、外周縁b2より内径側に形成された溝状の下型成形部61と、下型成形部61の内径側に隣接された溝状の段差部d2とを有している。下型成形部61の内面には、完成品の他端側の形状が象られている。中型51nは、中型ベース部a3と、その外周縁下端から下方に伸びる中型成形部b3とを有している。中型成形部b3の外周面には凹部8が形成されており、この凹部8が完成品の係合突起13cと合致する。
上記のような型51構造のクローラ成形装置5において、下型51sに中型51nがセットされた状態で、上型51uが下降して互いに係合し、上型51uと下型51sとの間に間挿された予備成形品6Aに圧力を付与するようになっている。予備成形品6Aは、その内周面中央部に中型成形部b3が係合されつつ、同予備成形品6Aの幅方向一端側から下型成形部61に挿入される。外周壁b1の下端面と下型ベース部a2の上面とが接合される第一接合部63に、未加硫ゴムである環状のスラグ大70が配置される。同様に、内周壁c1の下端面と中型成形部b3の上端面とが接合される第二接合部64に、同素材からなる環状のスラグ小71が配置され、中型成形部b3の下端面と段差部d2の底面とが接合される第三接合部65に、スラグ小72が配置される。この状態で、上型51uを下型51s側へ下降させることによって、予備成形品6Aの他端側が上型成形部60に挿入される。
引き続き、上型51uを下型51sと係合するまで下降させる。この過程において、各接合部63,64,65に配置されたスラグ大・小70、71、72が押し潰され、型51内に注入される。図9に示すように、注入されたスラグ大70は、主にラグ14を形成し、スラグ小72は、主にクローラ本体11の表層を形成するように型51内の形状に沿って流動する。このように、型51同士を係合させる過程において、スラグ大・小70、71、72が型51内に注入されてほぼ完成品の形状が形成され、予備成形品6Aに圧力が加えられる。この状態において、型51が加温装置によって加温されこの型51を介して予備成形品6Aが加温される。
上記の過程を経て、スラグ大・小70、71、72を含む予備成形品6Aが一体成形加硫される。加硫成形された完成品は、型51から脱型される。脱型作業は、上型51uを下型51sから離間するように上昇させ、完成品を下型51sから取り出し、一連の工程が完了する。このような型で成形加硫することにより、予備成形品6Aを一体成形加硫する時の加硫圧力をより一層高くすることができ、インジェクション装置などを用いることなく型51内にスラグを注入することができるので、クローラ成形装置5の構造を簡素にすることができる。また、予備成形品を略完成品の形状にまで成形する必要がなく手間を簡略化することができる。
図10に示す型51は、上記第一実施形態の型31と同様に配置された分割型で構成されたものであり、突起用凹部8を11個とした奇数突起型の弾性クローラを加硫成形すべく組み合わされたものである。直線型部Aと第一ターン型部B(図4右側)及び第二ターン型部C(図4左側)により型51が無端環状に構成されており、各パーツを組み替えることにより、図11に示すように、突起用凹部8を10個とした偶数突起型の弾性クローラを加硫成形すべく組み合わされた型81となる。パーツとしての構成は上記第一実施形態と全く同様となっているので、同符号を付してその説明を省略する。
この場合においても、弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラを成形する場合には直線型部Aと二つの第一ターン型部Bから構成された分割型を使用すればよく、弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラを成形する場合には、直線型部Aとそれぞれ一つの第一ターン型部B及び第二ターン型部Cから構成された分割型を使用すればよい。すなわち、上記直線型部A、第一ターン型部B、第二ターン型部Cを組み替えて使用することにより、偶数突起型クローラ、奇数突起型クローラのどちらの弾性クローラも得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、円弧状部分や直線型部の長さは、製造される弾性クローラの周長に合わせて適宜増減すればよく、さらに、上記実施形態では、直線部と円弧状のターン型部で無端状の型を構成しているが、ターン型部の形状はどのようなものでもよく、例えば直線状に形成して直線型部と当該ターン型部と四隅に配置される円弧部とで全体として四方形状の型を構成してもよい。また、上記クローラ成形装置は、芯金のない弾性クローラ等、弾性クローラの仕様に対応して適宜変更することができる。
完成品である弾性クローラの断面図である。 第一実施形態にかかる予備成形品の断面図である。 型の垂直方向の部分断面図である。 型の水平方向の部分断面図である。 組み替えられた型の水平方向の部分断面図である。 各パーツの組み替え説明模式図である。 第二実施形態にかかる予備成形品の断面図である。 予備成形品をセットする準備段階を示す垂直方向の部分断面図である。 予備成形品を加圧している状態を示す垂直方向の部分断面図である。 型の水平方向の部分断面図である。 組み替えられた型の水平方向の部分断面図である。 従来の型の水平方向の部分断面図である。
符号の説明
1 弾性クローラ
1A 予備成形品
3 クローラ成形装置
11 クローラ本体
12 係合孔
14 ラグ
31、41,51、81 型
A パーツ(直線型部)
B パーツ(第一ターン型部)
C パーツ(第二ターン型部)

Claims (4)

  1. 突起用凹部が内周側に形成されたキャビティを内部に有する複数の分割型よりなり、前記突起用凹部が周方向に所定のピッチで並んだ状態で前記分割型の端部同士を接続することにより、前記キャビティが周方向に連続した無端帯状のクローラ成形空間が形成される、未加硫の予備成形品を加硫成形して弾性クローラを得るための弾性クローラの加硫成形金型において、
    前記複数の分割型は、次に定義される各パーツ(a)〜(c)のうち、パーツ(a)と二つのパーツ(b)、或いは、パーツ(a)とそれぞれ一つのパーツ(b)及びパーツ(c)から構成されることを特徴とする弾性クローラの加硫成形金型。
    (a) 互いに平行でかつ同一長さ又は異なる長さに形成された一対の直線型部
    (b) 前記一対の直線型部における長手方向同側の端部間に配置され、
    一方の前記直線型部の長手方向端部に接続可能な短寸接続部と、他方の前記直線型部の長手方向端部に接続可能でかつ前記短寸接続部よりも半ピッチ分又は整数ピッチと半ピッチの和の分だけ前記直線型部側へ入り込んだ位置に配置される長寸接続部とを備えている第一ターン型部
    (c) 前記短寸接続部と前記長寸接続部の配置を逆にすることで前記第一ターン型部の場合と鏡面対称関係になっている第二ターン型部
  2. 前記一対の直線型部は、少なくとも一つの突起用凹部が内周側に形成されたキャビティを内部に有する複数の直線状ピースの端部同士を互いに接続することによって構成されている請求項1に記載の弾性クローラの加硫成形金型。
  3. 前記第一ターン型部は、円弧状ピースと、この円弧状ピースの一方の端部に接続されることで当該第一ターン型部の長寸接続部を構成する第一異形ピースとからなり、
    前記第二ターン型部は、前記円弧状ピースと、この円弧状ピースの他方の端部に接続されることで当該第二ターン型部の長寸接続部を構成する第二異形ピースとからなる請求項1又は2に記載の弾性クローラの加硫成形金型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の加硫成形金型のクローラ成形空間に未加硫の予備成型品を充填してこれを加硫成形することによって弾性クローラを得るようにした弾性クローラの製造方法において、
    前記弾性クローラの内周側の突起数が偶数である偶数突起型クローラの場合には、前記パーツ(a)と二つのパーツ(b)から構成された分割型を使用し、
    前記弾性クローラの内周側の突起数が奇数である奇数突起型クローラの場合には、前記パーツ(a)とそれぞれ一つの前記パーツ(b)及びパーツ(c)から構成された分割型を使用することを特徴とする弾性クローラの製造方法。
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