JP4817207B2 - ゴムクローラ製造方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RV車等の高速雪上車あるいは建設車両等に装着されて使用される無端状のゴムクローラ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、レジャー用のRV車における通常の駆動車輪を取り外して、複数のスプロケットおよび転輪からなる無限軌道駆動装置を装着して、雪上車等として使用するケースが増大している。このような無限軌道駆動装置には無端状のゴムベルト等から構成されるクローラが装着されるが、クローラのRV車への装着に伴って、走行速度の高速化に対応する必要が急務となっている。また、通常の雪上車等のみならず、騒音、振動等が低減されるゴムクローラが装着されるようになってきた建設車両等においても、クローラの高速化への対応が迫られている。
一般に、このような無限軌道駆動装置に装着されるクローラは図6および図7に示したような方法によって加硫、成型される。
【0003】
図6に示したものは、基本的な製造方法であり、図6(A)のような図示省略の補強コードを埋設した帯状ゴム等からなるクローラ31を、図6(B)に示したように、上下の型(モールド)33、32にて挟持するとともに、それらの上下をさらに外熱盤34および内熱盤35によって挟持して加温することによりクローラ31を加硫し、その後、図6(C)に示したように、クローラ31の食い違い状の両端部31A、31Bを重合して、端部接合用の上下の型33T、32Tおよび内外熱盤35T、34Tによって両端部を加硫接合し、無端状のクローラ製品を得る。
【0004】
図7に示したものは、送り加硫と称される製造方法であり、比較的長尺のクローラを加硫する際に用いられる。図7(A)のような図示省略の補強コードを埋設した長尺の帯状ゴム等からなるクローラ31を、図7(B)に示したように、比較的短い所定長さの上下の型33T、32Tにて挟持するとともに、それらの上下をさらに外熱盤34Tおよび内熱盤35Tによって挟持して加温することによりクローラ31の所定長さ部分を加硫し、これを順次繰り返してクローラ31の全長を加硫した後、図7(C)に示したように、クローラ31の食い違い状の両端部31A、31Bを重合して、上下の型33T、32Tおよび内外熱盤35T、34Tによって両端部を加硫接合し、無端状のクローラ製品を得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の製造方法では、加硫前にクローラの予備的な成型を別途工程によって予め行って、その後に加硫工程に投入されるため、クローラの加硫工程への搬入装置が大がかりとなる他、製造工程に多大の時間を要していた。
また、特に前記図6に示した加硫方法では、型および熱盤が長大化して大きなスペースの設置場所を要する他、端部のみの接合加硫工程をさらに要した。
また、前記図7に示した加硫方法では、型および熱盤は小型化されたものの、所定長さ毎に加硫を数回から10回程度繰り返す必要があり、さらに多大の加硫時間を必要とする上、加硫工程において前記と同様の端部のみの接合加硫工程をさらに要した。
しかも、これらの加硫による製造方法では、補強コードを含めて帯状のクローラを両端部を加硫して接合せねばならず、該接合部において補強コードが重複されて厚くなって、クローラの円周上での均一な諸特性を備えさせることが不可能となる他、長さ方向に多数並設して埋設される補強コードの各端部同士の連結処理も面倒な上、補強強度において連続性が断たれる虞れもあった。ましてや、円周上均質な補強強度を可能にするスパイラル補強コードの埋設は不可能に近いものであった。
このようなことから、従来の加硫による製造方法にては車両の高速化に伴うクローラの高速での回転に対応できなくなってきた。
【0006】
そこで、出願人は、前記従来のゴムクローラ製造方法における諸課題を解決すべく、比較的小さな型の採用にて、無端状の補強コードの内外周にゴムを添設して数次の加硫工程により、工程数少なくゴムクローラを製造する技術を開発しているところであり、本発明では、このような開発中の技術において、無端状の補強コードの内外周にゴムを添設して数次の加硫工程により、工程数少なくゴムクローラを製造する際に、ゴムの補強コードへの正確な添設・加硫位置を確保して、円周上、より均質な強度特性が得られるゴムクローラ製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、無端リング状の補強コードの内周側と接地側とに添設したゴムを型により加圧加温して加硫するゴムクローラ製造方法であって、前記無端リング状の補強コードの内周側に配置した中型と該補強コードの外周側の少なくとも上部にそれぞれ配置した上型との間にて、補強コードの所定周長分の内周側ゴムおよび接地側ゴムを加硫成型するゴムクローラ製造方法において、前記加硫すべきゴムの所定周長分の両端位置を画定するための目印を付した無端リング状の補強コードを一対の回転自在なテンションプーリ間に緊張・張設し、前記補強コードの目印を適正位置に位置決めした後、該補強コードの内外周にゴムを添設して加硫したことを特徴とするものである。
また本発明は、前記補強コードに付された目印の位置をセンサにて読み取り、前記テンションプーリを回転させて、これらの目印の位置を自動的に適正位置に位置決めするように構成したことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
【0008】
【実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明のゴムクローラ製造方法の第1実施の形態を示す図で、図1は補強コードの内外周にゴムを添設・加硫する状態の1段式加硫の概略説明図、図2は同じく2段式加硫の概略説明図、図3は中型の詳細図、図4は2段式加硫の加硫成型工程を示す概略図である。
本発明のゴムクローラ製造方法の特徴的な点は、図1(A)に示すように、1本の線状体をスパイラル状に多数回巻き付けて無端リング状に形成した補強コード4(ゴム引きされたものであっても、むき出しのものであってもよい。また、場合によっては、従来の多数の並列線状体を端部にて接合して無端リング状にしたものも採用可能である。)の、内周側に配置した中型3と該補強コード4の外周側の少なくとも上部にそれぞれ配置した上型1との間にて、補強コード4の所定周長分の内周側ゴム6Aおよび接地側ゴム5Aを加硫成型するゴムクローラ製造方法において、前記無端リング状の補強コード4を一対の回転自在なテンションプーリ8A、8B間に緊張・張設し、前記補強コードの目印を適正位置に位置決めした後、該補強コードの内外周にゴムを添設して加硫したことにある。図1(B)は加硫部の上型と中型間の横断面図であり、1段式加硫方式による加硫状態を示す。
【0009】
図2(A)は、2段式加硫方式による加硫状態を示すもので、この例では、前記無端リング状の補強コード4の内周側に配置した中型3と該補強コード4の外周側の上下にそれぞれ配置した上型1および下型2との間にて、後述するように、補強コード4の略半周長分の内周側ゴム6A、6Bおよび接地側ゴム5A、5Bを同時に加硫成型する。本例でも、前記無端リング状の補強コード4は一対の回転自在なテンションプーリ8A、8B間にて緊張・張設される。
【0010】
図1の1段式加硫方式の場合も、図2の2段式加硫方式の場合も、前記加硫すべきゴム5A、6Aおよび5B、6Bの所定周長分の両端位置を画定するために補強コードに付された目印A1、A2およびB1、B2を適正位置に位置決めするために、前記テンションプーリ8A、8Bを回転して緊張された補強コード4を移動調整するように構成したことを特徴とするものである。
図2(B)に示すように、1段式加硫方式の場合、後述するところの第1次加硫工程で加硫される例えば目印A1、A2で画定される所定周長分L1と、第2次加硫工程で加硫される目印A2、B2で画定される所定周長分L2とが所定比率となるように、さらに、第3次加硫工程で加硫される所定周長分L1’が所定周長分L1と等しく、第4次加硫工程で加硫される所定周長分L2’の所定周長分L1’に対する比率および所定周長分L2と等しくなるようにテンションプーリ8A、8B間の距離およびテンションプーリ8A、8Bの回転により目印A1、A2、B1、B2の位置が調整される。
【0011】
また2段式加硫方式の場合、第1次加硫工程で加硫される例えば目印A1、A2で画定される所定周長分L1および目印B1、B2で画定される所定周長分L1’とが等しくかつ後述する第2次加硫工程で加硫される目印A2、B2で画定される所定周長分L2および目印B1、A2で画定される所定周長分L2’とが等しくさらにL1とL2の比率およびL1’とL2’の比率が所定比率となるようにテンションプーリ8A、8B間の距離およびテンションプーリ8A、8Bの回転により目印A1、A2、B1、B2の位置が調整される。
図示しての詳述は省略するが、補強コード4に対するゴム5、6の添設位置を適正にするためには、補強コード4に付された目印を、フォトカプラ等の照度センサによる画像読取りにより、テンションプーリを回転させて、これらの目印の位置を自動的に適正位置に位置決めするように構成される。
【0012】
図3は中型の詳細例図であり、中型3の中心部に配設されたテンションシリンダ7等により前後方向(図面左右)に進退する前部テンションプーリ8Aと後部テンションプーリ8Bとが接続されたものである。
図3(A)には、中型3と前後のテンションプーリ8A、8B間にわたって補強コード4が緊張・張設された状態が示されている。
なお、図3(A)(B)における符号11、12は、中型3の前後の端部に配設されたウォータジャケット等の冷却手段で、第1次加硫工程時に加硫されるゴム部分の接続縁部に非加熱による半加硫部分を残しておいて、第2次加硫工程の加硫時にゴム部分の加硫接続を強固に行えるようにするものである。
【0013】
次に、2段式加硫方式の例によって加硫工程を説明する。
図4(A)に示すように、無端リング状に形成された補強コード4の内周側と接地側とに添設したゴム6、5を型1、2および3により加圧加温して加硫するもので、前記無端リング状の補強コード4の内周側に配置した中型3と該補強コード4の外周側の上下にそれぞれ配置した上型1および下型2との間にて、図4(B)に示したように、補強コード4の略半周長分の内周側ゴム6A、6Bおよび接地側ゴム5A、5Bを同時に加硫成型する第1次加硫工程と、該工程に続いて、図4(C)に示すようにして、加硫した部分を略半周長分送り出し、次いで、図4(D)に示すように、同様にして、前記無端リング状の補強コード4の内周側にセットした内周側ゴム6C、6Dと該補強コード4の外周側にセットした接地側ゴム5C、5Dとを、上中下型1、3、2によって同時に加硫して残りの略半周長分を加硫成型する第2次加硫工程が行われる。
本発明では、前述したように、第1次加硫工程に当たって、補強コード4の内外周に添設されるゴム5、6の加硫位置を表示する目印を、一対の回転自在なテンションプーリ間に緊張・張設された補強コード4の移動調整によって適正に位置させることが可能となり、第1次および第2次加硫工程間におけるゴムの接続部の接続寸法精度等を適正なものとし、特に接続部での高い均質性を確保することが可能となる。
【0014】
このとき、好ましくは、前記第1次加硫工程における加硫周長(内周側ゴム6A、6Bおよび接地側ゴム5A、5Bにより構成されるクローラ部分の周長)を、第2次加硫工程における加硫周長(内周側ゴム6C、6Dおよび接地側ゴム5C、5Dにより構成されるクローラ部分の周長)よりも大とされる。
図4の例では、第1次加硫工程における加硫周長と第2次加硫工程における加硫周長とが略等しいものが示されているが、第1次加硫工程における加硫周長を大とする場合でも、第2次加硫工程の際に加硫周長の差による型内でのゴムの重複セット部分を適切に冷却手段等によって温度制御等を行うことにより、同一の上中下型を使用しても接続部の二重加硫等による弊害を簡単に排除することができる。
なお、第1次加硫工程と第2次加硫工程により形成されたゴム接合部は、好ましくは図5(E)に例示するように、雌雄の楔係合により接合されるような形状に構成される。この例では、第1次加硫工程によるゴム接合部の接続縁部を雄楔形状として該接続縁部に非加熱による半加硫部分を残すために、各上型1と中型3とにウォータジャケット11−1、11−3等の冷却手段を配設したものである。
【0015】
図5は第2実施の形態を示すもので、本実施の形態では、平面図である図5(A)に示されるように、比較的広幅のゴムクローラを成型する場合に用いられ、中型3から前後に伸縮自在に配設されるテンションプーリは左右一対ずつ、前部左右テンションプーリ8A1、8A2、後部左右テンションプーリ8B1、8B2の都合4個が設けられるものである。
これにより、広幅のゴムクローラであっても、補強コード4各部において、該補強コード4に対するゴム5、6の添設位置を適正に調整することができ、換言すればゴム5、6内に適正に補強コード4を埋設して、均一で高品質なゴムクローラを製造することができる。
【0016】
図示は省略されるが、図3および図5に示された型については、上型1および下型2は同一形状をなし、これら各上型1および下型2の内側には周方向に所定間隔にて多数のラグ形成溝が刻設され、また、中型3の上下中央に沿って多数の駆動突起形成溝が刻設されている。図5(D)に示すように、床面等に固定された下部加硫台10の上に下型2が配設され、該下部加硫台10に対して上下動する上部加硫台9の下に上型1が配設される。一方、中型3を上型1と下型2との間の適切な位置に配置させるように構成され、前記上部加硫台9および下部加硫台10には加温装置が設けられており、下部加硫台10に対して上部加硫台9を近接して加圧することにより、これら上中下の型1、2、3の間において、補強コード4を埋設するごとく内周側ゴム6と接地側ゴム5とが加硫成型される。
【0017】
前記図4(A)および図4(B)の第1次加硫工程を終了した後に、上下型1、2および中型3はゴムクローラから離型され、図4(C)の第2次加硫工程に移行する。その際のゴムクローラ半製品の周方向への繰出し作業は、前後のテンションプーリ8A、8Bの回転によって容易に行うことができる。
また、前記前後のテンションプーリ8A、8Bの回転により、第1次加硫工程による半製品を含めた補強コード4を第2次加硫工程での適正位置にセットした後に、第1次加硫工程と同様にして第2次加硫工程が行われる。
【0018】
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明の趣旨の範囲内で、上型、下型および中型の形状すなわちゴムクローラの形状(芯金埋設形式のものであれば中型における駆動突起形成溝を複数列として該溝に各芯金の突起を装着して加硫する等)、補強コードの形式(スパイラル巻付けによる無端状のもの、平行コードによる接続部を有するもの、バイアスコードを有するもの、それらをゴム引きしたもの等)、形状、補強コードにおける目印の検出形態、テンションプーリの形状およびその回転駆動形式、中型とテンションプーリとの関連構成、テンションプーリの伸縮形態、1次加硫工程におけるゴム部分と第2次加硫工程におけるゴム部分との接続部の接続形状およびその接合加硫形態、接続部における冷却手段の形態等については適宜選定することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上、詳細に述べたように、本発明によれば、無端リング状の補強コードの内周側と接地側とに添設したゴムを型により加圧加温して加硫するゴムクローラ製造方法であって、前記無端リング状の補強コードの内周側に配置した中型と該補強コードの外周側の少なくとも上部にそれぞれ配置した上型との間にて、補強コードの所定周長分の内周側ゴムおよび接地側ゴムを加硫成型するゴムクローラ製造方法において、前記無端リング状の補強コードを一対の回転自在なテンションプーリ間に緊張・張設し、前記補強コードの目印を適正位置に位置決めした後、該補強コードの内外周にゴムを添設して加硫したことにより、加硫工程に当たって、補強コードの内外周に添設される未加硫ゴムの加硫位置を表示する目印を、一対の回転自在なテンションプーリ間に緊張・張設された補強コードの移動調整によって適正に位置させることが可能となり、数次の加硫工程間におけるゴムの接続部の接続寸法精度等を適正なものとし、特に接続部での高い均質性を確保することが可能となる。
【0020】
また、前記補強コードに付された目印の位置をセンサにて読み取り、前記テンションプーリを回転させて、これらの目印の位置を自動的に適正位置に位置決めするように構成した場合には、目印の位置をセンサにて読み取って自動的にテンションプーリを回転させて補強コードに対するゴムの添設位置を自動的に適正なものとすることを可能にする。
かくして本発明によれば、無端状の補強コードの内外周にゴムを添設して数次の加硫工程により、工程数少なくゴムクローラを製造する際に、ゴムの補強コードへの正確な添設・加硫位置を確保して、円周上、より均質な強度特性が得られるゴムクローラ製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴムクローラ製造方法の第1実施の形態を示す図で、補強コードの内外周にゴムを添設・加硫する状態の1段式加硫の概略説明図である。
【図2】同、2段式加硫の概略説明図である。
【図3】同、中型の詳細図である。
【図4】同、2段式加硫の加硫成型工程を示す概略図である。
【図5】本発明のゴムクローラ製造方法の第2実施の形態を示す図で、比較的広幅のゴムクローラを成型する場合の説明図である。
【図6】ゴムクローラ製造方法の加硫成型工程を示す第1従来例の概略図である。
【図7】ゴムクローラ製造方法の加硫成型工程を示す第2従来例の概略図である。

Claims (2)

  1. 無端リング状の補強コードの内周側と接地側とに添設したゴムを型により加圧加温して加硫するゴムクローラ製造方法であって、前記無端リング状の補強コードの内周側に配置した中型と該補強コードの外周側の少なくとも上部にそれぞれ配置した上型との間にて、補強コードの所定周長分の内周側ゴムおよび接地側ゴムを加硫成型するゴムクローラ製造方法において、前記加硫すべきゴムの所定周長分の両端位置を画定するための目印を付した無端リング状の補強コードを一対の回転自在なテンションプーリ間に緊張・張設し、前記補強コードの目印を適正位置に位置決めした後、該補強コードの内外周にゴムを添設して加硫したことを特徴とするゴムクローラ製造方法。
  2. 前記補強コードに付された目印の位置をセンサにて読み取り、前記テンションプーリを回転させて、これらの目印の位置を自動的に適正位置に位置決めするように構成したことを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ製造方法
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