JP2003095155A - ゴム製無限軌道とその型 - Google Patents

ゴム製無限軌道とその型

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JP2003095155A JP2002211461A JP2002211461A JP2003095155A JP 2003095155 A JP2003095155 A JP 2003095155A JP 2002211461 A JP2002211461 A JP 2002211461A JP 2002211461 A JP2002211461 A JP 2002211461A JP 2003095155 A JP2003095155 A JP 2003095155A
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spokes
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guide lugs
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Richard Alan Thomas
アラン トーマス リチャード
Ronald Paul Homolak
ポール ホモラック ロナルド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D29/00Producing belts or bands
    • B29D29/08Toothed driving belts
    • B29D29/085Double-toothed driving belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
    • B62D55/244Moulded in one piece, with either smooth surfaces or surfaces having projections, e.g. incorporating reinforcing elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半径方向に小さく畳むことができるコアを必
要としない、車両の無限軌道用の型を提供する。 【解決手段】 無端ベルトであるゴム製無限軌道Tの内
周の一方の側部にガイドラグ50の第1の列が形成さ
れ、他方の側部にガイドラグ50の第2の列が形成さ
れ、第1の列のガイドラグ50と第2の列のガイドラグ
50は、周方向に互い違いに配置されている。外周には
トレッドが形成されている。この無限軌道は、軸方向に
スライドして分離可能な2つの半部分D−1,D−2か
らなるドラムの周囲において成形される。各半部分D−
1,D−2はそれぞれのスポーク36a,36bが互い
に噛み合わされることにより結合される。このスポーク
36a,36bの端部のポケット46によって、ガイド
ラグ50が成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してゴム製の車
両支持部材の成形に関し、特に、ゴム製無限軌道用の型
と、その型によって製造された無限軌道製品に関する。
【0002】
【従来の技術】成形されたゴム製無限軌道が、従来の金
属製無限軌道に代わって用いられることが多くなってき
ている。ゴム製無限軌道は、鋼製無限軌道と比べて、操
縦性がよく、荒地における乗り心地がよく、湿地におけ
る浮揚性がよく、傾斜地における安定性が良好で、牽引
力に優れ、保守作業に手間がかからず、多機能性を有す
る。加えて、ゴム製無限軌道は、農地で使い易く、ゴム
タイヤよりも高い浮揚性と低い圧縮性を有しているた
め、スキッドステア車両や、トラクターおよび他の農業
用車両、すなわちコンバイン、トレンチャー、除雪車、
散布車、噴霧車、ワゴン車、カートなどにおいて、従来
のゴムタイヤとともに、またはゴムタイヤの代わりにさ
えも使用されており、その結果、よりよい収穫をもたら
している。ゴム製無限軌道の使用により、農業用車両に
ゴムタイヤを使用する場合と比較して、農業者は種蒔き
シーズンのより早い時期から農地に出入りでき、より多
い収穫を得ることができる。
【0003】ゴム製無限軌道は、ゴムの中に固着された
連続する可撓性の鋼ケーブルで補強された、ゴム製の無
端ベルトと定義される。現在、完全なゴム製無限軌道
は、1/4の部分ずつを平坦に成形し、それを4つ連続
させて硬化工程で一緒に固定して形成される。実際に、
一緒に固定された部分の間の接続部が使用中に破損する
傾向がある。さらに、一緒に固定された端部の間の接続
部は、無限軌道の全長の殆どの部分の断面寸法とは異な
る断面寸法を有している。したがって、無限軌道に支持
されている車両の移動中に、車両は激しい振動に曝され
る。このような振動は、単に車両に悪影響を与えるのみ
ならず、車両が上方を移動する路面にも悪影響を及ぼ
す。加えて、このような振動は、車両運転者を悩ませ
る。
【0004】他の形成方法は、完全な無限軌道を形成す
るためにドラムの使用を伴う。最初に、未硬化または硬
化されたラグが、ドラムに設けられたポケットの中に手
動で固定される。次に、未硬化ゴムとゴム引きコードと
鋼製ケーブルが、ドラムの外周の周りに巻きつけられ
る。予め形成されている未硬化のトレッドが、未硬化ゴ
ム上に取り付けられる。次に、ドラムが、ゴムとその付
属部品の硬化のために、耐圧釜内に入れられる。それか
ら、完成した無限軌道を取り出すためにドラムが小さく
畳まれる。低い圧力しか加えられないので、硬化ゴムは
低密度になり強度が小さくなる。また、無限軌道のラグ
およびトレッドは、通常はゴムに完全には固着されてお
らず、使用中にずれる。
【0005】米国特許第6,086,811号に記載されている
他の形成方法は、内側の無限軌道の内表面に駆動ラグま
たはガイドラグを設けるために、ドラムの外周面の中央
に複数のキャビティが設けられている、軸方向に分離可
能な2部材からなる硬化ドラムを使用することを教示し
ている。ガイドラグは中央部に位置し、ドラムは図1に
示すドラムの中心線で突き合わされている2つの部品か
らなる。
【0006】無限軌道を形成するために用いられるこの
硬化および形成方法は、外側のトレッドを形成する分割
された型部分も有する。一旦無限軌道が成形されると、
外側セグメントは半径方向外側へ拡がり、硬化されたバ
ンドと共に硬化用ドラムを取り外すことができ、ドラム
の半分の部分を一緒に保持している固定手段が取り外さ
れて、ドラムの半分の部分を引き離せるようになり、そ
れによって、新しく成形された無限軌道が解放される。
【0007】上記した従来の方法は、軸方向に離れてい
る対のホイールに装着される無限軌道を有する大型の無
限軌道付車両に適する。これらの無限軌道は、1列に配
列されてホイールの間に位置するガイドラグを有し、上
記した米国特許第6,086,811号に記載の成形システムに
容易に適応できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スキッドステアローダ
のような小型の4輪車において用いられる小型の無限軌
道は、ホイールの対のそれぞれから無限軌道が外れない
ように、他のタイプのガイドラグまたは無限軌道拘束手
段を採用しなければならない。このような無限軌道のう
ちの1つは、無限軌道の両側部に、近接した間隔で周方
向に配列されたガイドラグを有する。このような無限軌
道は、グッドイヤーブランドで「トラックマン」(登録
商標)の名称で市販されている。
【0009】これらの無限軌道は小型であるために、小
さく畳むことができる中央セグメントを使用することは
実質的に不可能である。米国特許第6,086,811号に記載
されている2つに分離された硬化ドラムの使用は、ガイ
ドラグが側端部すなわち縁部に位置しているので不可能
である。このことにより、ガイドラグを2次加工で接着
剤により取り付けることがしばしば必要とされる。
【0010】本発明の目的は、半径方向に小さく畳むこ
とができるコアを必要としない、車両の無限軌道用の型
を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、2列のガイドラグ
を、半径方向内側の環状のコアを使用して無限軌道のバ
ンドに直接成形させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】内周部にあるガイドラグ
と、外周部にあるゴム製トレッドラグと、周方向に延び
る連続的な肉薄バンドとを有する弾性を有する無端の無
限軌道が記載されている。肉薄バンドは、実質的に伸び
ないコードまたはバンドで周方向に補強されている。無
限軌道は、間隔をおいて配置されている複数のゴム製ガ
イドラグを有している。各ガイドラグは軸方向内側部分
を有している。ガイドラグは2列に配列されている。ガ
イドラグの第1の列は肉薄バンドの第1の側端部に隣接
し、ガイドラグの第2の列は肉薄バンドの第2の側端部
に隣接している。第1の列のガイドラグは、第2の列の
ガイドラグに対して周方向にずれている。
【0013】第1の列のガイドラグは、第2の列のガイ
ドラグに対して周方向に重なることがない。ガイドラグ
の軸方向内側部分は、周方向に直交方向に向いている。
ガイドラグの軸方向内側部分のそれぞれは、半径方向内
側の端部からバンドに向かって軸方向内側に傾いてい
る。
【0014】肉薄バンドに近接する位置の第1の列と第
2の列のガイドラグの軸方向内側部分の間の距離Sは、
ホイールの外周縁部における乗用車のホイールの幅と等
しいか、それ以上である。
【0015】内周部のガイドラグと、外周部のゴム製ト
レッドラグと、周方向に延びる連続的な肉薄バンドとを
有する、この弾性を有する無限軌道は、改良された型を
使用して製造される。
【0016】この改良された型は、トレッドラグを形成
する半径方向外側の成形部分と、ガイドラグを形成する
半径方向内側の環状のコアを有する。半径方向内側のコ
アは、分離可能に噛み合う第1および第2の部分を有す
る。第1および第2の部分のそれぞれは、環状の端部か
ら延び間隔をおいて位置する複数のスポークを有する。
半径方向内側のコアの第1および第2の部分が組み立て
られて噛みあっている時に、半径方向内側のコアの外周
部において、第1の部分のスポークは第2の部分のスポ
ークと隣接し、第1の部分のスポークは、第2の部分の
環状の端部から離れている。第2の部分のスポークも、
半径方向内側のコアの外周部において第1の部分の環状
の端部から離れている。環状の端部と、ガイドラグ形成
用のキャビティが形成されているスポークの間に間隔が
形成されている。
【0017】スポークは、曲率半径Rの正確な外周表面
を有し、曲率半径Rは環状の端部の曲率半径と同じであ
る。一実施態様におけるスポークは、根元が厚く先端に
向かって細くなるガイドラグを形成するために、軸方向
外側に、かつ半径方向内側に傾斜する先細の端部を有し
ているのが好ましい。スポークは、向かい合う部分の隣
接するスポークの側面と接触する、軸方向に延びる側面
を有している。スポークは、向かい合う部分の隣接する
スポークによって、一側面または両側面が半径方向に支
持される。本発明の一実施態様では、第1の部分のスポ
ークは、その端部が、第2の部分の環状の端部によって
半径方向に支持され、第2の部分のスポークは、その端
部が、第1の部分の環状の端部によって半径方向に支持
される。
【0018】[定義]「周方向」は、軸方向に垂直な環
状トレッドの表面の外周に沿って延びている線または方
向を意味する。
【0019】「コード」は、無限軌道中のプライを含
む、補強用の撚り合わせた繊維の1つを意味する。
【0020】「赤道面(EP)」は、無限軌道の回転軸
に垂直でありそのトレッドの中心を通る平面を意味す
る。
【0021】「フットプリント」は、荷重や圧力がかか
っているときに平らな表面と接触する、トレッドの接触
片または接触領域を意味する。
【0022】「横方向」および「横方向に」は、タイヤ
の回転軸に平行な(軸方向でもある)線または方向を意
味する。
【0023】「プライ」は、ゴムで被覆されたコードの
連続する層を意味する。
【0024】「半径方向」および「半径方向に」は、半
径方向に無限軌道の回転軸に向かってまたはそれから離
れるように延びる方向を意味する。
【0025】「0度ワイヤ」は、トレッドの下に存在
し、ビードに固定されておらず、トレッドの周りに周方
向に螺旋状であり、タイヤの赤道面に対して0度〜5度
の範囲内のコード角を有する、平行なコード(通常は金
属ワイヤ)の少なくとも1つの層を意味する。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図2,3,および4を参照すると、本発明
の装置と方法に基づいて製造されたゴム製無限軌道Tが
示されている。このような無限軌道Tは、ゴム22で作
られた無端バンド20と、ゴム引きされたコード58
と、ワイヤケーブル59とを含む。この無限軌道Tは、
スキッドローダ、トラクター等の、動力を有する車両の
ホイールまたはローラ(図示せず)に、これらの車両が
工事現場や農場などの所望の面に沿って移動するように
車両を支持するために装着されるようになっていること
がわかるであろう。バンド20の外周面にはトレッド3
0が一体的に形成されている。複数のガイドラグ50
が、バンド20の内周面31の両側部で、無限軌道Tで
支持されている車両のホイールまたはローラの両側方に
形成されている。
【0028】図2,3,および4の無限軌道Tは、図5
〜図19に示す装置によって作られている。図5〜7を
参照すると、この装置は回転可能な組立用ドラムと、完
成状態のゴム製無限軌道Tを作るために、図7〜18に
大まかに示されている型Mとともに使用される硬化用コ
ア、すなわち簡略のため単純なドラムDを含んでいる。
【0029】組立・硬化用ドラムDは、アルミニウムの
ような、熱変化に即座に反応する材料から作られるのが
好ましい。ドラムDは、水平軸32によって1対の架台
31a,31b上に回転可能に搭載されている。軸32
はドラムDに接続されている。このドラムDは、複数対
のスポーク34a,34bを有する。特に図6に示すよ
うに、ドラムDは、水平に分離可能に、2つの鏡像関係
の半分の部分(以下、半部分)D−1,D−2(44
a,44b)からなっている。ドラムの半部分D−1,
D−2のそれぞれは、符号40a,40bで示されてい
る環状の内側リングをそれぞれ含んでいる。これらの同
心のリング40a,40bは、各スポーク34a,34
bの端部に固定ねじ42により固定され、リング40a
はスポーク34aに、リング40bはスポーク34bに
ねじ止めされている。スポーク34aと34bの半径方
向内側部分にハブ43aと43bが見えている。これら
のハブ43a,43bはそれぞれのスポーク34a,3
4bに溶接されており、組立工程で軸32を受け容れる
ようになっている。
【0030】図示されているように、リング40a,4
0bは、その半径方向外側の表面に位置してリング40
a,40bに溶接されている管状のスポーク36aと3
6bを有し、スポーク36aはリング40aに、スポー
ク36bはリング40bにそれぞれ溶接されている。ド
ラムDの半部分D−1とD−2とを組み合わさせる時
に、向かい合うスポーク36aと36bが互いに噛み合
うことができるようにする空間が、スポーク36aと3
6bの間に形成されている。スポーク36aと36bが
組み合わされた時、リング40aと40bは、それぞれ
端部リング39aと39bにねじ止めされる。
【0031】図7に、ドラムの2つの半部分D−1,D
−2が合体させられたときに、スポーク36aと36b
はスライド可能にかみ合わされている、ドラムの2つの
半部分D−1,D−2の組立状態が示されている。組み
立てられたときに、スポーク36aと36bの半径方向
外側の表面を有する、図6に示すドラムの半部分44a
と44bはドラムDの円形の外表面を形成する。
【0032】図示されているように、各スポーク36
a,36bは端部35a,35bを有し、各端部35
a,35bは開口部45a,45bを有する。開口部4
5a,45bはスポーク36a,36bに切り込まれた
ものであり、向かい合うドラムDの半部分D−1,D−
2が組み立てられると、接触端38aまたは38bが端
部リング39aまたは39bとともにガイドラグ用キャ
ビティ46を形成する。この機能については後述する
が、ガイドラグ50がゴム製無限軌道Tに一体的に成形
されるのを可能にする。
【0033】再び図8〜13を参照すると、ラグ用ポケ
ット46は、手作業で挿入されるか、または、ドラムD
の外周部の下方に位置する、垂直方向に往復動する従来
の動力付きのピストン52によって、ゴム製ガイドラグ
50を連続的に収容する。熱いラグの供給は、下向きに
傾斜したシュート54によって行うことができ、シュー
ト54は、ピストン52の上方への移動によってガイド
ラグ50をガイドラグ用ポケット46に押し込むように
するために、ガイドラグ50をピストン52の上方の位
置に連続的におろす。ドラムDは、ドラムDに隣接して
配置されたフレームFに回転可能に支持されている一つ
または複数の供給リール56から、一層または多層の未
硬化ゴムRおよび従来通りのゴム引きコード58を連続
的に受け取る。ドラムDは、供給リール56に隣接する
フレームFに支持されている第2の供給リール60から
ワイヤケーブル59も受け取る。フレームFは、ドラム
Dの回転中に未硬化ゴムおよびゴム引きコード58に半
径方向内側に向いた力を加える押しローラ62も含んで
いる。コンソール64にいる操作者Oが、ドラムD、供
給リール56,60、ピストン52、およびシュート5
4へのガイドラグ供給装置67の動作を制御する。
【0034】さらに図8と10を参照すると、ドラムD
の動作において、ガイドラグ50は、ポケット46にぴ
ったり合うように軟らかい状態になるまで加熱され、駆
動ラグがピストン52によってポケット46に挿入され
た後、駆動ラグ用ポケット46内にしっかりと保持され
たままである。この段階が図8に示されている。未硬化
ゴムの第1の層64が、ドラムDのリムRの周りに巻か
れているのが図9に示されている。図11では、ゴム引
きコード58の層が、このリムRの周りで、未硬化ゴム
の層64の上に巻かれる。次に、ワイヤケーブル59が
リムRの周りに巻かれ、未硬化ゴムの第2の層66が、
ドラムDの周りでゴム引きコード58とワイヤケーブル
59の上に巻きつけられた後の状態が図12に示されて
いる。未硬化ゴムの層64,66の数、ゴム引きコード
58、およびワイヤケーブル59は、特定の無限軌道製
造業者の仕様に合うように変更できることが理解される
であろう。図13に、ガイドラグ50、未硬化ゴムの層
64,66、ゴム引きコード58、およびワイヤケーブ
ル59の外観が示されている。この時点で、未硬化ゴム
64,66およびゴム引きコード58は、型M内におい
て硬化される準備ができる。
【0035】図14〜17を参照すると、型Mは、従来
の構造を有し垂直に延びる複数の油圧ピストン72を外
周部に有するベース70を含んでいる。各ピストン72
は、上端にボール76が形成されたプランジャー75を
垂直方向に往復動作させるシリンダ74を含む。図16
を参照すると、ボール76は、型Mの頂部80の外周に
よって支持された、周方向に間隔をおいて位置する複数
のブラケット78内に形成されている相補形状のソケッ
ト77に収容されている。引き続き図14を参照する
と、型ベース70は、型の複数の外側セグメントSをス
ライド可能、かつ水平に支持している。各型セグメント
Sは、型ベース70の上部の上にスライド可能に支持さ
れて、水平に配置された複数の油圧または空気圧駆動の
従来のシリンダ・ピストンユニット84の働きによっ
て、この型ベース70に対して水平往復運動するボトム
リング82を含む。この型セグメントSは、上向きに先
細になった中空の加熱円錐体88に取り囲まれた外側基
体86を含む。分割された頂部のリング90が、外側基
体86と円錐体88の上端の上方に位置している。外側
基体86の内側対向面には、トレッドを形成する相補形
状のリブ92と溝93が形成されている。型セグメント
Sの半径方向内側への動きを制限するストップリング9
4が型ベースBの上面に固定されている。円錐体88に
は、蒸気発生源(不図示)または他の従来の加熱手段に
接続されている蒸気通路孔95が形成されている。
【0036】ドラムの内側の半部分44a,44bに
は、必要であれば管状の中空のスポーク36a,36b
を選択的に蒸気または他の加熱流体および/または冷却
水に接続する、流体の流入口Iと流出口Oが設けられて
いる。ドラムの半部分44a,44bを加熱するため
に、ドラムDが型M内に降下させられ型Mが閉められた
後に、蒸気がこの空間内に流入される。ドラムDは、後
述するようにゴムの硬化中に内側基体として作用する。
【0037】図14には、組立・硬化用ドラムDが、シ
リンダ・ピストンユニット84によって半径方向の最も
外側の位置に後退させられている、型MのセグメントS
の中に降下させられているのが示されている。ドラムD
の昇降は、従来の昇降機(不図示)によって行われる。
ドラムDを型Mのキャビティに対して心合わせするよう
に、ドラムリング39aの溝96がロックリング94の
リブ97に係合する。図10には、ドラムDがゴム硬化
処理のために型M内に位置しているのが示されており、
このときに、ドラムDは加熱源に接続され、その後、型
セグメントSがドラムDに向かって半径方向内側に進め
られる。このとき、型セグメントSは既に加熱されてい
る。図16を参照すると、型の頂部80は、型の頂部8
0を下降させこの頂部を型本体にしっかり固定する適宜
なロック手段(不図示)によって、ピストン77のボー
ル76に接続されている。型の頂部80の下側には環状
の圧力円錐体100が設けられ、その内表面は、型の頂
部80がピストン72によって下向きに引き下ろされる
とき、型セグメント円錐体88の外表面にスライド可能
に係合(接触)する。図17には、型の頂部80が最低
位置まで引き下ろされた後、そのままの状態になってい
るのが示されている。そのような下降動作中に、型セグ
メント円錐体88とその外側の基体86を、ドラムDに
よって運ばれたゴム66の未硬化部に接触させるため
に、型の頂部の円錐体100が、円錐体88の外表面に
沿ってスライドする。内側と外側の円錐体88,100
の係合面の角度は、外側の円錐体100が内側の円錐体
88上を進むときに、内側と外側の円錐体88,100
が一緒にロックされることなく未硬化ゴムに対する基体
の所望の圧縮動作を行うために、約8度であることがわ
かった。
【0038】引き続き図17を参照すると、蒸気が、無
限軌道Tを加熱するために従来の方法でドラム内に流入
され、円錐体88と100の半径方向内側向きのカム作
用によりゴムを圧縮することによって、ゴム本体の内側
から外側までドラムD上の未硬化ゴムのバンド20を完
全に硬化させ、かつ圧縮する働きをする。ドラムDおよ
び型の基体の加熱が、円錐体のカム作用によって与えら
れる圧縮力を補うように、ドラムDと型Mの外側基体が
互いに相手側に対して熱膨張するのを生じさせることが
わかる。ゴムの硬化はまた、ゴム引きコード58とワイ
ヤケーブル59をこれらのゴムに固着させ、さらに駆動
ラグ50を未硬化ゴムの主部に固着させる。ゴムの硬化
中に、外側基体Sのリブ92と凹部93は、硬化され成
形されたゴム製無限軌道Tの外周縁にトレッド30を形
成する。このようにして、完全に一体化されたゴム製無
限軌道Tが形成され、それによって、ラグ50とトレッ
ド30は車両運動中に無限軌道Tから離脱することは無
くなる。
【0039】図18と19を参照すると、ゴムが硬化さ
れ、熱源がドラムDとの接続を解除され、型の頂部80
が取り除かれた後、シリンダ・ピストンユニット84は
型セグメントSを分離するように作動して、ドラムDと
その完成した無限軌道Tは型Mから持ち上げられる。そ
の後、ドラムの半部分D−1とD−2が軸方向に分離さ
れるように、ボルトとナットの組合せ42がスポーク3
4aと34bの外側部分から取り外される。このような
分離動作は、完成したゴム製無限軌道TをドラムDから
取り外す働きをする。完成した無限軌道Tを、ドラムD
を形成するドラムの半部分から容易に取り外すために、
ドラムの半部分は、それらが軸方向に分離される前に、
パイプ流入口Iおよび流出口Oを介して冷水を浴びる。
スポーク36a,36bの内側と外側の間に形成された
空間114内のこのような冷水はドラムDを熱収縮させ
る。
【0040】前述した装置および方法により、過度の振
動を除去し、長い耐用寿命に亘って使用中に完全な状態
を維持する、均一な断面を有する無端のゴム製無限軌道
Tを製造できる。このようなゴム製無限軌道Tの製造
は、最短の時間で、かつゴム製無限軌道の既存の製造装
置に比べて比較的低コストで行える。
【0041】本発明の興味深い点は、無限軌道の一方の
側のガイドラグ50が、無限軌道Tの反対側のガイドラ
グ50に対して、周方向に互い違いの位置関係になって
いることである。この特徴は、組立ドラムDおよび硬化
コアの噛み合っているスポーク36a,36bを軸方向
に分離することを可能にし、したがって、コアDは半径
方向に小さく畳めるという複雑な機能を必要とすること
なく作れる。スキッドステア車両において用いられる小
型の無限軌道は、小さく畳めるコアを製造するのが困難
なほど十分に小さい。本発明はこのような機能の必要性
を除いている。
【0042】組立ドラムDの硬化コアのスポーク36
a,36bは、一方の半部分44aのスポーク36a
が、他方の半部分44bの隣り合うスポーク36bの間
の隙間に嵌まるように、スライド移動可能である。断面
図で見ると、スポーク36a,36bのそれぞれは正確
な形状を有し、半部分が2つ一緒にスライドさせられる
とき、対向する半部分44a,44bのスポーク36
a,36bは、コアDの、対向する半部分のスポークの
半径方向内側への反りを支持し、かつ制限する。この特
徴は、コア構造が、硬化工程中に半径方向へ確実に反り
にくくする。コアの説明中に用いられている「かみあっ
ているスポーク」という用語は、実際には、隣接するス
ポーク36aまたは36bを意味し、向かい合う半部分
44a,44bのディスク39a,39bが、組立てら
れたコアDを非常に安定した、かつ強固な構造にしてい
るスポーク36a,36bを支持している。図18およ
び19に示すように、半部分D−1,D−2のそれぞれ
のスポーク36a,36bは、各環状リング39aと3
9b内のリング110に嵌合する先細の突出部111を
有している。このことが、スポーク36a,36bが両
端部で支持されることを確実にしている。
【0043】図13に示すように、各スポーク36a,
36bは冷却と加熱のための流入口Iと流出口Oに接続
されている空間114を有する。空間114の端部に、
スポーク36aまたは36bに溶接されたプラグ112
が示されている。図13に示す固定手段113が、スポ
ーク36a,36bの、ガイドラグ50が形成されてい
る端部45aまたは45bとは反対の端部に固定されて
いるのが示されているように、各スポーク36aまたは
36bの端部は、各リング39aまたは39bに、ボル
ト締め、溶接、またはその他の方法で物理的に固定され
てもよい。これらの特徴は、高品質の無限軌道を製造す
るために必要な寸法精度を保証するのに極めて重要であ
る。
【0044】図示されているように、ガイドラグ50
は、無限軌道Tの一方の半部分のガイドラグ50が、他
方の半部分のガイドラグ50と周方向に重ならないよう
に、間隔をおいて配置されている。ガイドラグ50は、
無限軌道Tが車両に装着されたときにホイールに確実に
掛かったままであるように、十分に近接して配置されて
いる。
【0045】図示されているように、ガイドラグ50
は、半径方向内側の距離の関数として軸方向外側に傾い
たホイール接触面51を有していてもよい。この特徴
は、望ましくない横打ち(flaxing)の発生を防止する
構造的な強度をガイドラグに加える。
【0046】この無限軌道Tの最も巧妙な特徴は、ガイ
ドラグ50が無限軌道Tの側端部に形成されてもよい
が、半径方向内側への移動を必要としないコア上に形成
されてもよいことと思われる。
【0047】上述したように、コアDは、内部の加熱お
よび冷却の能力を有しており、あるいは、コアの半部分
D−1とD−2が成形後に分離される時に、硬化された
ゴムがコアの半部分D−1,D−2からスライドして外
れることができるように、コアの外表面にテフロン(登
録商標)タイプのコーティングが焼き固められてもよ
い。コア内部の加熱および冷却手段が不要な場合もあ
る。これは特に小型の無限軌道にあてはまる。これによ
って、これらの型におけるコアの構造がある程度簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のゴム製無限軌道の完成状態を示す斜視図
である。
【図2】本発明に従って形成されたゴム製無限軌道の完
成状態を示す斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿って切断した無限軌道の断
面図である。
【図4】図3の4−4線に沿って切断した断面図であ
る。
【図5】本発明のゴム製無限軌道の一部を形成する、2
つの半部分D−1とD−2がかみ合わせられて完全に組
立られた状態の、組立・硬化用コアすなわちドラムDを
示す斜視図である。
【図6】半部分D−1とD−2のそれぞれの分解斜視図
である。
【図7】図5の互いに噛み合うコアの半部分の、少し離
れて部分的にかみ合った状態の斜視図である。
【図8】本発明のゴム製無限軌道成形装置において行わ
れる一連の工程、すなわち、ゴムとゴム引きコードとワ
イヤケーブルとを型のコアに装填する工程を示す図であ
る。
【図9】本発明のゴム製無限軌道成形装置において行わ
れる一連の工程、すなわち、ゴムとゴム引きコードとワ
イヤケーブルとを型のコアに装填する工程を示す図であ
る。
【図10】本発明のゴム製無限軌道成形装置において行
われる一連の工程、すなわち、ゴムとゴム引きコードと
ワイヤケーブルとを型のコアに装填する工程を示す図で
ある。
【図11】本発明のゴム製無限軌道成形装置において行
われる一連の工程、すなわち、ゴムとゴム引きコードと
ワイヤケーブルとを型のコアに装填する工程を示す図で
ある。
【図12】本発明のゴム製無限軌道成形装置において行
われる一連の工程、すなわち、ゴムとゴム引きコードと
ワイヤケーブルとを型のコアに装填する工程を示す図で
ある。
【図13】本発明のゴム製無限軌道成形装置において行
われる一連の工程、すなわち、ゴムとゴム引きコードと
ワイヤケーブルとを型のコアに装填する工程を示す図で
ある。
【図14】硬化用コア上に無限軌道が置かれた型Mを示
す図である。
【図15】硬化用コア上に無限軌道が置かれた型Mを示
す図である。
【図16】硬化用コア上に無限軌道が置かれた型Mを示
す図である。
【図17】硬化用コア上に無限軌道が置かれた型Mを示
す図である。
【図18】硬化用コアから取り外された硬化された無限
軌道を示す図である。
【図19】硬化用コアから取り外された硬化された無限
軌道を示す図である。
【符号の説明】
20 無端バンド 22 ゴム 30 トレッド 31 内周面 31a,31b 架台 32 軸 34a,34b スポーク 35a,35b 端部 36a,36b スポーク 39a,39b リング 40a,40b リング 43a,43b ハブ 44a,44b ドラムの半部分 45a,45b 開口部 46 ポケット(ガイドラグ用キャビティ) 50 ガイドラグ 51 傾斜面 52 ピストン 54 シュート 56 供給リール 58 ゴム引きコード 59 ワイヤケーブル 60 第2の供給リール 62 押しローラ 64 未硬化ゴムの第1の層 66 未硬化ゴムの第2の層 67 ガイドラグ供給源 70 型ベース 72 ピストン 73 ピストン 74 シリンダ 75 プランジャー 76 ボール 77 ソケット 78 ブラケット 80 型の頂部 82 ボトムリング 84 シリンダ・ピストンユニット 86 外側基体 88 円錐体 90 上端リング 92 リブ 93 溝 94 ロックリング(ストップリング) 95 蒸気通路孔 96 溝 97 リブ 100 円錐体 111 突出部 112 プラグ 113 固定手段 114 空間 B 型ベース D ドラム D−1,D−2 ドラムの半部分 F フレーム M 型 O 操作者 S 型セグメント T ゴム製無限軌道
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 アルバート ジェイムズ ヨヴィチン アメリカ合衆国 44321 オハイオ州 コ プリ サウザンプトン コート 583 (72)発明者 リチャード アラン トーマス アメリカ合衆国 44632 オハイオ州 ハ ートヴィル メリマック アヴェニュー 11236 (72)発明者 ロナルド ポール ホモラック アメリカ合衆国 44212 オハイオ州 ブ ランズウィック バークリー レイン 3554

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周部にあるガイドラグと、外周部にあ
    るゴム製トレッドラグと、周方向に連続的に延びる肉薄
    バンドとを有し、前記肉薄バンドが実質的に伸びないコ
    ードまたはバンドで周方向に補強されている、弾性を有
    する無端の無限軌道であって、 間隔をおいて配置されている複数のゴム製ガイドラグを
    有し、前記各ガイドラグは軸方向内側部分を有し、前記
    ガイドラグは2列に配列され、前記ガイドラグの第1の
    列は前記肉薄バンドの第1の側端部に隣接し、前記ガイ
    ドラグの第2の列は前記肉薄バンドの第2の側端部に隣
    接し、前記第1の列の前記ガイドラグは前記第2の列の
    前記ガイドラグに対して周方向にずれており、 前記第1の列の前記ガイドラグは、前記第2の列の前記
    ガイドラグに対して周方向に重なることがなく、前記ガ
    イドラグの前記軸方向内側部分は、前記周方向に直交す
    る方向を向いている、弾性を有する無端の無限軌道。
  2. 【請求項2】 前記軸方向内側部分のそれぞれは、半径
    方向内側の端部から前記バンドに向かって軸方向内側に
    傾いている、請求項1に記載の弾性を有する無端の無限
    軌道。
  3. 【請求項3】 内周部にあるガイドラグと、外周部にあ
    るゴム製トレッドと、周方向に連続的に延びる肉薄バン
    ドとを有する、弾性を有する無端の無限軌道用の型であ
    って、 前記トレッドラグを形成する半径方向外側の成形部分
    と、前記ガイドラグを形成する半径方向内側の環状のコ
    アとを有し、 前記コアは、分離可能にかみ合う第1および第2の部分
    を有し、前記第1および第2の部分のそれぞれは、環状
    の端部から延び間隔をおいて位置する複数のスポークを
    有し、かみ合されて組み立てられた前記第1および第2
    の部分は、前記第2の部分の前記スポークに隣接し前記
    第2の部分の環状の端部から間隔をおいて位置する前記
    第1の部分の前記スポークを前記半径方向内側のコアの
    外周部に、前記第1の部分の環状の端部から間隔をおい
    て位置する前記第2の部分の前記スポークを前記半径方
    向内側のコアの外周部に、前記環状の端部と前記ガイド
    ラグ用キャビティが形成されている前記スポークとの間
    に形成されている間隔を有する、弾性を有する無端の無
    限軌道用の型。
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