JPH072151A - クローラベルト式車両 - Google Patents
クローラベルト式車両Info
- Publication number
- JPH072151A JPH072151A JP5147678A JP14767893A JPH072151A JP H072151 A JPH072151 A JP H072151A JP 5147678 A JP5147678 A JP 5147678A JP 14767893 A JP14767893 A JP 14767893A JP H072151 A JPH072151 A JP H072151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler belt
- wheels
- type vehicle
- belt type
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/18—Tracks
- B62D55/20—Tracks of articulated type, e.g. chains
- B62D55/22—Arrangements for preventing or modifying back-flexing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/02—Endless track vehicles with tracks and additional ground wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 前輪15をタイヤ、後輪をクローラとしたク
ローラベルト式車両において、クローラベルト式車両
に、クローラベルト20のキャンバスラスト方向と同一
方向のキャンバスラストを有する前輪15を装着した。 【効果】 路面のわだち等を走行時などにおいても車体
の向きを変えようとするヨーモーメントが少なく、直進
安定性を確保でき、操縦性が向上する。
ローラベルト式車両において、クローラベルト式車両
に、クローラベルト20のキャンバスラスト方向と同一
方向のキャンバスラストを有する前輪15を装着した。 【効果】 路面のわだち等を走行時などにおいても車体
の向きを変えようとするヨーモーメントが少なく、直進
安定性を確保でき、操縦性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪をタイヤ、後輪を
クローラとしたクローラベルト式車両に関する。
クローラとしたクローラベルト式車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体に操向用前輪と駆動用クロー
ラとを備えた技術として、実開平3−108506号の
クローラベルト式車両が提案されている。これは、後輪
と遊転輪とに、可撓性を有するクローラベルトが掛けら
れ、舗装路や不整地を走行するものである。
ラとを備えた技術として、実開平3−108506号の
クローラベルト式車両が提案されている。これは、後輪
と遊転輪とに、可撓性を有するクローラベルトが掛けら
れ、舗装路や不整地を走行するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
では、わだちを走行時にヨーモーメント(車体に対して
垂直な軸線回りに作用するモーメント)が発生しやすく
操縦性が低下することがあった。本発明の発明者達はこ
の原因を追及するべく研究した結果、クローラベルトの
キャンバスラスト方向と前輪のキャンバスラストとの間
に、上記原因を解く要素があることを知見するに至っ
た。そこで本発明の目的は、路面のわだちを走行時など
においても直進安定性、操縦性共に優れたクローラベル
ト式車両を提供することにある。
では、わだちを走行時にヨーモーメント(車体に対して
垂直な軸線回りに作用するモーメント)が発生しやすく
操縦性が低下することがあった。本発明の発明者達はこ
の原因を追及するべく研究した結果、クローラベルトの
キャンバスラスト方向と前輪のキャンバスラストとの間
に、上記原因を解く要素があることを知見するに至っ
た。そこで本発明の目的は、路面のわだちを走行時など
においても直進安定性、操縦性共に優れたクローラベル
ト式車両を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、クローラベルトのキャンバスラスト方向と同
一方向のキャンバスラストを有する前輪を、クローラベ
ルト式車両に装着した。
本発明は、クローラベルトのキャンバスラスト方向と同
一方向のキャンバスラストを有する前輪を、クローラベ
ルト式車両に装着した。
【0005】
【作用】クローラベルト式車両は、前輪とクローラベル
トとのキャンバスラスト方向が同一方向なので、路面の
わだちを走行時などにおいても車体の向きを変えようと
するヨーモーメントが少なく、直進安定性を確保する。
トとのキャンバスラスト方向が同一方向なので、路面の
わだちを走行時などにおいても車体の向きを変えようと
するヨーモーメントが少なく、直進安定性を確保する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るクローラベルト式車両の概略側面図
である。クローラベルト式車両1は、例えば、キャビン
2と荷台3とで構成された車体4を有する軽トラックタ
イプの後輪駆動・クローラ式6輪車であり、左右一対の
駆動用後輪5と、操向用前輪15と、これらの間に介在
された遊転輪6とが配設されている。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るクローラベルト式車両の概略側面図
である。クローラベルト式車両1は、例えば、キャビン
2と荷台3とで構成された車体4を有する軽トラックタ
イプの後輪駆動・クローラ式6輪車であり、左右一対の
駆動用後輪5と、操向用前輪15と、これらの間に介在
された遊転輪6とが配設されている。
【0007】各車輪5,6,15はゴム製空気入りタイ
ヤを備えている。後輪5と遊転輪6とには、可撓性を有
するクローラベルト20が掛けられており、このクロー
ラベルト20はゴム材などの可撓性材料で構成されてい
る。また、クローラベルト20の外側面にはサイドガイ
ド部21が設けられている。
ヤを備えている。後輪5と遊転輪6とには、可撓性を有
するクローラベルト20が掛けられており、このクロー
ラベルト20はゴム材などの可撓性材料で構成されてい
る。また、クローラベルト20の外側面にはサイドガイ
ド部21が設けられている。
【0008】図2は本発明に係るクローラベルト式車両
の各車輪回りの概略平面図である。左右一対の後輪5,
5及び遊転輪6,6はスイングビーム7,7で軸支さ
れ、スイングビーム7,7はリヤサスペンション8,8
により車体4から独立懸架支持されている。また、車体
4における荷台の下にはエンジン9と一体のトランスミ
ッションが搭載され、このトランスミッションの回転力
は、後輪駆動装置10から後輪駆動軸11,11を介し
て各後輪5,5に伝達される。
の各車輪回りの概略平面図である。左右一対の後輪5,
5及び遊転輪6,6はスイングビーム7,7で軸支さ
れ、スイングビーム7,7はリヤサスペンション8,8
により車体4から独立懸架支持されている。また、車体
4における荷台の下にはエンジン9と一体のトランスミ
ッションが搭載され、このトランスミッションの回転力
は、後輪駆動装置10から後輪駆動軸11,11を介し
て各後輪5,5に伝達される。
【0009】左右一対の操向用前輪15,15はフロン
トサスペンション16(図1参照)によって、車体4か
ら独立懸架支持され、また、図示しないステアリングシ
ャフトに接続されたタイロッド17と連結されている。
エンジン9と一体のトランスミッションの回転力は、前
輪駆動装置18から前輪駆動軸19,19を介して各前
輪15,15に伝達される。
トサスペンション16(図1参照)によって、車体4か
ら独立懸架支持され、また、図示しないステアリングシ
ャフトに接続されたタイロッド17と連結されている。
エンジン9と一体のトランスミッションの回転力は、前
輪駆動装置18から前輪駆動軸19,19を介して各前
輪15,15に伝達される。
【0010】図3は本発明に係るクローラベルトの要部
拡大斜視図である。クローラベルト20におけるベルト
本体22の接地面側には、白抜きの矢印で示すベルト走
行方向に、略へ字形状の第1凸条23、第2凸条24及
び第3凸条25が相互に約半分程度オーバーラップする
所定間隔で配列されている。
拡大斜視図である。クローラベルト20におけるベルト
本体22の接地面側には、白抜きの矢印で示すベルト走
行方向に、略へ字形状の第1凸条23、第2凸条24及
び第3凸条25が相互に約半分程度オーバーラップする
所定間隔で配列されている。
【0011】これらの凸条23〜25は、ベルト幅方向
に延びる狭幅なの横溝(オープンエリア)26によって
複数本、例えば、3本ずつを単位として各ブロックエリ
ア27に区画されている。また、各凸条23〜25は中
央並びに左右に、ベルト走行方向に延びる縦溝31〜3
3でそれぞれ4分割されている。
に延びる狭幅なの横溝(オープンエリア)26によって
複数本、例えば、3本ずつを単位として各ブロックエリ
ア27に区画されている。また、各凸条23〜25は中
央並びに左右に、ベルト走行方向に延びる縦溝31〜3
3でそれぞれ4分割されている。
【0012】詳しくは、第1凸条23は中央で左右対称
形に配置された2個の中央凸部23a,23bと、その
両端で左右対称形に配置された2個の端部凸部23c,
23dとで構成される。第2凸条24は同様に中央凸部
24a,24bとその両端の端部凸部24c,24dと
で構成される。第3凸条25も同様に中央凸部25a,
25bと端部凸部25c,25dとで構成される。各ブ
ロックエリア27内では、ベルト走行方向に第1凸条2
3、第2凸条24、第3凸条25の順序で配列し、ま
た、第3凸条25は途中を横溝26で分離され、端部凸
部25c,25dだけが、隣接して区画された他のブロ
ックエリア27内に配列される。
形に配置された2個の中央凸部23a,23bと、その
両端で左右対称形に配置された2個の端部凸部23c,
23dとで構成される。第2凸条24は同様に中央凸部
24a,24bとその両端の端部凸部24c,24dと
で構成される。第3凸条25も同様に中央凸部25a,
25bと端部凸部25c,25dとで構成される。各ブ
ロックエリア27内では、ベルト走行方向に第1凸条2
3、第2凸条24、第3凸条25の順序で配列し、ま
た、第3凸条25は途中を横溝26で分離され、端部凸
部25c,25dだけが、隣接して区画された他のブロ
ックエリア27内に配列される。
【0013】第1凸条23の端部凸部23c,23d
は、ベルト幅方向のエッジ断面が矩形形状とされた、矩
形断面凸部である。第2凸条24の端部凸部24c,2
4d及び第3凸条25の端部凸部25c,25dは、ベ
ルト幅方向のエッジ断面が円弧形状、望ましくは船底形
状とされた、円弧断面凸部である。矩形断面の端部凸部
23c,23dと、円弧断面の端部凸部24c,24d
と、円弧断面の端部凸部25c,25dとはベルト走行
方向に沿って順に配列されている。なお、中央凸部23
a,23b,24a,24b,25a,25bは矩形断
面凸部である。
は、ベルト幅方向のエッジ断面が矩形形状とされた、矩
形断面凸部である。第2凸条24の端部凸部24c,2
4d及び第3凸条25の端部凸部25c,25dは、ベ
ルト幅方向のエッジ断面が円弧形状、望ましくは船底形
状とされた、円弧断面凸部である。矩形断面の端部凸部
23c,23dと、円弧断面の端部凸部24c,24d
と、円弧断面の端部凸部25c,25dとはベルト走行
方向に沿って順に配列されている。なお、中央凸部23
a,23b,24a,24b,25a,25bは矩形断
面凸部である。
【0014】各凸部23a〜23d,24a〜24d,
25a〜25dの上部には、各凸条23〜25の全体形
状である略へ字形状に沿った、換言すれば各凸部自身の
長手方向に沿った、2本の切込み(サイプ)35,35
がベルト厚さ方向に入れられることにより、ベルト走行
方向にたわみ変形が可能にされている。
25a〜25dの上部には、各凸条23〜25の全体形
状である略へ字形状に沿った、換言すれば各凸部自身の
長手方向に沿った、2本の切込み(サイプ)35,35
がベルト厚さ方向に入れられることにより、ベルト走行
方向にたわみ変形が可能にされている。
【0015】上記クローラベルト20は、ゴム材などの
可撓性材料で構成されることにより、わだち路などを走
行するとわだち路面に沿って変形するので、キャンバス
ラスト方向がマイナスであると推測される。なお、上記
クローラベルト20については左右一対の一方だけを述
べたが、他方も同一構成であり、その説明を省略する。
クローラベルト式車両1には、クローラベルト20のキ
ャンバスラスト方向と同一方向のキャンバスラストを有
する前輪15が装着されている。
可撓性材料で構成されることにより、わだち路などを走
行するとわだち路面に沿って変形するので、キャンバス
ラスト方向がマイナスであると推測される。なお、上記
クローラベルト20については左右一対の一方だけを述
べたが、他方も同一構成であり、その説明を省略する。
クローラベルト式車両1には、クローラベルト20のキ
ャンバスラスト方向と同一方向のキャンバスラストを有
する前輪15が装着されている。
【0016】以上の構成からなるクローラベルト式車両
の作用を次に説明する。図4はタイヤ種別毎のキャンバ
角に対するキャンバスラストの変化を示す説明図であ
る。この図は、タイヤ内圧を2Kg/cm2、タイヤ1
本当たりに作用する荷重(輪重)を180Kgに設定
し、トレッドパターンや剛性等の各種特性がそれぞれ相
違する(A)〜(D)の4種類の各タイヤ毎に、キャン
バ角を変化させてこれに対応するキャンバスラストを試
験的に求めたデータである。これによれば、タイヤのキ
ャンバスラストは必ずしもプラスではなく、タイヤの種
類、特性によりマイナスであることを認識できる。
の作用を次に説明する。図4はタイヤ種別毎のキャンバ
角に対するキャンバスラストの変化を示す説明図であ
る。この図は、タイヤ内圧を2Kg/cm2、タイヤ1
本当たりに作用する荷重(輪重)を180Kgに設定
し、トレッドパターンや剛性等の各種特性がそれぞれ相
違する(A)〜(D)の4種類の各タイヤ毎に、キャン
バ角を変化させてこれに対応するキャンバスラストを試
験的に求めたデータである。これによれば、タイヤのキ
ャンバスラストは必ずしもプラスではなく、タイヤの種
類、特性によりマイナスであることを認識できる。
【0017】次に、これらのタイヤを前輪15に使用
し、後輪5と遊転輪6とに、上記クローラベルト20を
掛けられたクローラベルト式車両の走行テストの結果
を、次の表で示す。この表において「操縦性評価」と
は、各走行条件でステアリングハンドルの操作のし易さ
を最高10点で評価したものであり(評価点)、6点以
上を「良」、5点を「可」、これより低いものを「不
良」と見做している。
し、後輪5と遊転輪6とに、上記クローラベルト20を
掛けられたクローラベルト式車両の走行テストの結果
を、次の表で示す。この表において「操縦性評価」と
は、各走行条件でステアリングハンドルの操作のし易さ
を最高10点で評価したものであり(評価点)、6点以
上を「良」、5点を「可」、これより低いものを「不
良」と見做している。
【0018】
【表1】
【0019】このテスト結果によれば、図4においてキ
ャンバスラストがマイナスであった(C)オフロードラ
ジアルタイヤまたは(D)スタッドレスタイヤを前輪に
装着し、わだちを走行した場合に、もっとも直進安定性
が確保でき、軽いハンドル操作でも直進走行し操縦性が
良好であった。一方、プラスのキャンバスラストが大き
い(A)バイアスタイヤを装着してわだちを走行した場
合には、車両にヨーモーメントが大きく作用し車両が横
方向に振られるので、直進走行をするために常にこれに
対するハンドル操作を続ける必要があり、操縦性が悪か
った。
ャンバスラストがマイナスであった(C)オフロードラ
ジアルタイヤまたは(D)スタッドレスタイヤを前輪に
装着し、わだちを走行した場合に、もっとも直進安定性
が確保でき、軽いハンドル操作でも直進走行し操縦性が
良好であった。一方、プラスのキャンバスラストが大き
い(A)バイアスタイヤを装着してわだちを走行した場
合には、車両にヨーモーメントが大きく作用し車両が横
方向に振られるので、直進走行をするために常にこれに
対するハンドル操作を続ける必要があり、操縦性が悪か
った。
【0020】このように前記テスト結果によれば、キャ
ンバスラストがマイナスである(C)タイヤ及び(D)
タイヤを前輪に装着した場合に直進安定性が良好、すな
わち、ヨーモーメントの発生が抑制されたことに他なら
ない。このことは、前輪のキャンバスラストの方向とク
ローラベルトのキャンバスラストの方向とが、合致して
いることになる。
ンバスラストがマイナスである(C)タイヤ及び(D)
タイヤを前輪に装着した場合に直進安定性が良好、すな
わち、ヨーモーメントの発生が抑制されたことに他なら
ない。このことは、前輪のキャンバスラストの方向とク
ローラベルトのキャンバスラストの方向とが、合致して
いることになる。
【0021】従って、クローラベルト式車両に、クロー
ラベルト20のキャンバスラスト方向と同一方向のマイ
ナスのキャンバスラストを有する前輪15を装着したこ
とにより、路面のわだちを走行時においても車体の向き
を変えようとするヨーモーメントが少なく、直進安定性
を確保できる。
ラベルト20のキャンバスラスト方向と同一方向のマイ
ナスのキャンバスラストを有する前輪15を装着したこ
とにより、路面のわだちを走行時においても車体の向き
を変えようとするヨーモーメントが少なく、直進安定性
を確保できる。
【0022】なお、上記実施例においてクローラベルト
20を装着するクローラ式走行車1は、軽トラックタイ
プの後輪駆動・クローラ式6輪車に限定されるものでは
なく、他の形式の車両にも適用できる。また、クローラ
ベルト20はゴム材に限らず、プラスチックなど他の可
撓性材料でも差し支えない。
20を装着するクローラ式走行車1は、軽トラックタイ
プの後輪駆動・クローラ式6輪車に限定されるものでは
なく、他の形式の車両にも適用できる。また、クローラ
ベルト20はゴム材に限らず、プラスチックなど他の可
撓性材料でも差し支えない。
【0023】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、前輪をタイ
ヤ、後輪をクローラとしたクローラベルト式車両に、ク
ローラベルトのキャンバスラスト方向と同一方向のキャ
ンバスラストを有する前輪を装着したことにより、路面
のわだち等を走行時などにおいても車体の向きを変えよ
うとするヨーモーメントが少なく、直進安定性を確保で
き、操縦性が向上する。
ヤ、後輪をクローラとしたクローラベルト式車両に、ク
ローラベルトのキャンバスラスト方向と同一方向のキャ
ンバスラストを有する前輪を装着したことにより、路面
のわだち等を走行時などにおいても車体の向きを変えよ
うとするヨーモーメントが少なく、直進安定性を確保で
き、操縦性が向上する。
【図1】本発明に係るクローラベルト式車両の概略側面
図
図
【図2】本発明に係るクローラベルト式車両の各車輪回
りの概略平面図
りの概略平面図
【図3】本発明に係るクローラベルトの要部拡大斜視図
である。
である。
【図4】タイヤ種別毎のキャンバスラストの変化を示す
説明図
説明図
1…クローラベルト式車両、5…後輪、6…遊転輪、1
5…前輪、20…クローラベルト。
5…前輪、20…クローラベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 肇 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 前輪をタイヤ、後輪をクローラとしたク
ローラベルト式車両において、前記クローラベルト式車
両に、クローラベルトのキャンバスラスト方向と同一方
向のキャンバスラストを有する前輪を装着したことを特
徴とするクローラベルト式車両。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147678A JPH072151A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | クローラベルト式車両 |
DE4410052A DE4410052A1 (de) | 1993-06-18 | 1994-03-23 | Kraftfahrzeug mit hinteren Raupenbändern |
CA002119916A CA2119916C (en) | 1993-06-18 | 1994-03-23 | Motor vehicle with rear crawler belts |
US08/598,256 US5894900A (en) | 1993-06-18 | 1996-02-08 | Motor vehicle with rear crawler belts |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147678A JPH072151A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | クローラベルト式車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072151A true JPH072151A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15435808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5147678A Pending JPH072151A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | クローラベルト式車両 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5894900A (ja) |
JP (1) | JPH072151A (ja) |
CA (1) | CA2119916C (ja) |
DE (1) | DE4410052A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110001316A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-07-12 | 张发铭 | 一种可快速连接的车用履带式可调节防滑装置 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7367637B2 (en) * | 2005-06-15 | 2008-05-06 | Torvec, Inc. | Endless track for high speed multi-terrain vehicles |
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US20100059297A1 (en) * | 2008-09-10 | 2010-03-11 | Torvec, Inc. | Track suspension |
KR101146092B1 (ko) | 2009-12-11 | 2012-05-15 | 한국카모플라스트(주) | 충격흡수 홈을 구성한 고무 크로라 |
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