JP2980276B2 - クローラベルト - Google Patents

クローラベルト

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JP2980276B2
JP2980276B2 JP5159107A JP15910793A JP2980276B2 JP 2980276 B2 JP2980276 B2 JP 2980276B2 JP 5159107 A JP5159107 A JP 5159107A JP 15910793 A JP15910793 A JP 15910793A JP 2980276 B2 JP2980276 B2 JP 2980276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラ式走行車に好
適なクローラベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クローラベルトの外周面、すなわ
ち接地面側に複数の凸部でパターン形成した技術とし
て、実開平3−108506号のクローラベルトが提案
されている。これは、クローラベルトの接地面側に、リ
ブ状凸部とラグ状凸部とを多数配列してパターン形成し
たものである。このクローラベルトは、ベルト中央附近
に各リブ状凸部を配列し、両端側に各ラグ状凸部を配列
すると共に、裏面に複数の脱輪防止用サイドガイド部を
備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例におけるラ
グ状凸部は、ベルト幅方向のエッジ断面が矩形形状とさ
れた矩形断面凸部である。このため、クローラベルトの
走行時にこの矩形断面凸部のエッジが路面の凹凸に当た
ると振動や騒音、いわゆるロードノイズを発生し易い。
また、矩形断面凸部のエッジが路面のわだちなどに引っ
掛かり直進安定性を損ねることがある。更に、ぬかるみ
では凹凸部から泥が排出され難いので、クローラベルト
と路面との摩擦力、いわゆるグリップが小さくなり易
く、牽引性能を確保し難いという問題がある。
【0004】また、クローラ式走行車が不整地などを走
行時に、クローラベルトの変形に伴い後輪や遊転輪がベ
ルトから脱輪することがある。
【0005】そこで本発明の目的は、クローラベルト走
行時におけるロードノイズを低減し、わだち路面などで
の直進安定性を図るとともに、ぬかるみでの牽引性能を
確保することにある。
【0006】また、不整地でのクローラベルトの直進安
定性を図るとともに、サイドガイド部からの脱輪を防止
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
請求項1は、接地面側に複数の凸部をパターン形成し、
裏面に複数の脱輪防止用サイドガイド部を備えたクロー
ラベルトにおいて、このクローラベルトの両サイドにお
ける凸部を、矩形断面凸部と円弧断面凸部とで構成し、
サイドガイド部を、矩形断面凸部の裏側に配置したこと
を特徴とする。
【0008】請求項2は、少なくとも1個の矩形断面凸
部に少なくとも1個の円弧断面凸部を組合せて1ブロッ
クとし、隣り合うブロック間同士をベルト幅方向に延び
る横溝で区画したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1は、クローラベルトの走行時に、路面
の凹凸にクローラベルトの両サイドにおける矩形断面凸
部のエッジが間欠的に当たるだけであり、従来の矩形断
面凸部だけのものと比較してロードノイズが低減する。
また、クローラベルトの両サイドに矩形断面凸部と円弧
断面凸部が混在しているので、エッジが路面のわだちな
どに引っ掛かり難くく直進安定性が向上する。更に、ぬ
かるみの泥が凹凸部から排出され易いのでグリップが大
きくなり、ぬかるみでの牽引性能を良好にする。更に、
クローラベルトの両サイドにおける矩形断面凸部とサイ
ドガイド部とが相互に剛性を補完し合うので、不整地で
のクローラベルトの直進安定性が良くなると共に、サイ
ドガイド部から脱輪し難くなる。
【0010】請求項2は、少なくとも1個の矩形断面凸
部に少なくとも1個の円弧断面凸部を組合せて1ブロッ
クとし、隣り合うブロック間同士をベルト幅方向に延び
る横溝で区画したので、路面走行時の排水性が良く雨中
などで濡れた路面、雪上路、氷上路などを走行した場合
でも安定した走行ができ、直進安定性が確保される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るクローラ式走行車の概略側面図であ
る。クローラ式走行車1は、例えば、キャビン2と荷台
3とで構成された軽トラックタイプの後輪駆動・クロー
ラ式6輪車であり、左右一対の前輪4と、後輪5と、こ
れらの間に介在された遊転輪6とが配設されている。
【0012】各車輪4,5,6はゴム製空気入りタイヤ
を備えている。後輪5と遊転輪6とには、可撓性を有す
るクローラベルト10が掛けられており、このクローラ
ベルト10は例えば、ゴム材などの可撓性材料で構成さ
れている。また、クローラベルト10の外側面にはサイ
ドガイド部11が設けられている。
【0013】図2は本発明に係るクローラベルトの要部
拡大図である。クローラベルト10におけるベルト本体
12の接地面側には、白抜きの矢印で示すベルト走行方
向に、略へ字形状の第1凸条13、第2凸条14及び第
3凸条15が相互に約半分程度オーバーラップする所定
間隔で配列されている。
【0014】これらの凸条13〜15は、ベルト幅方向
に延びる狭幅な所定寸法L1の横溝(オープンエリア)
16によって複数本、例えば、3本ずつを単位として各
ブロックエリア17に区画されている。また、各凸条1
3〜15は中央並びに左右に、ベルト走行方向に延びる
所定寸法L2の縦溝21と、所定寸法L3の縦溝22、
23とでそれぞれ4等分に分割されている。なお、横溝
16はロードノイズを発生し難い狭幅な寸法L1に設定
される。
【0015】詳しくは、第1凸条13はクローラベルト
10の中央で左右対称形に配置された2個の中央凸部1
3a,13bと、その両端(クローラベルト10の両サ
イド)で左右対称形に配置された2個の端部凸部13
c,13dとで構成される。第2凸条14は同様に中央
凸部14a,14bとその両端の端部凸部14c,14
dとで構成される。第3凸条15も同様に中央凸部15
a,15bと端部凸部15c,15dとで構成される。
各ブロックエリア17内では、ベルト走行方向に第1凸
条13、第2凸条14、第3凸条15の順序で配列し、
また、第3凸条15は途中を横溝16で分離され、端部
凸部15c,15dだけが、隣接して区画された他のブ
ロックエリア17内に配列される。
【0016】図3は図2の3−3線の拡大断面図であ
る。第1凸条13の端部凸部13cは、ベルト幅方向の
エッジ13A断面が矩形形状とされた、矩形断面凸部で
ある。図4は図2の4−4線の拡大断面図である。第2
凸条14の端部凸部14cは、ベルト幅方向のエッジ1
4A断面が円弧形状、望ましくは船底形状とされた、円
弧断面凸部である。図5は図2の5−5線の拡大断面図
である。矩形断面凸部13cの上面には、ベルト厚さ方
向に2本のスリット状の切込み25,25が入れられて
いる。
【0017】図6は本発明に係るクローラベルトの要部
拡大斜視図であり、矩形断面の矩形断面凸部13c,1
3d(図3参照)と、円弧断面の円弧断面凸部14c,
14d(図4参照)と、円弧断面の円弧断面凸部15
c,15dとがベルト走行方向に沿って順に配列されて
いることを示す。なお、中央凸部13a,13b,14
a,14b,15a,15bは矩形断面凸部である。
【0018】各凸部13a〜13d,14a〜14d,
15a〜15dの上部には、各凸条13〜15の全体形
状である略へ字形状に沿った、換言すれば各凸部自身の
長手方向に沿った、2本の切込み(サイプ)25,25
がベルト厚さ方向に入れられることにより、ベルト走行
方向にたわみ変形が可能にされている。なお、この切込
み25,25は、凸部13a〜13d,14a〜14
d,15a〜15dがたわみ変形することによる、凸部
の上部の接触面積やグリップの程度を考慮して切込み形
状や切込み数が決定される。なお、上記クローラベルト
10については左右一対の一方だけを述べたが、他方も
同一構成であり、その説明を省略する。
【0019】以上の構成からなるクローラベルトの作用
を次に説明する。図7は本発明に係る凸部の作用説明図
である。クローラベルト10が白抜きの矢印で示すベル
ト走行方向に路面を走行すると、矩形断面凸部13cは
路面と接触した際にたわみ変形をする。そして切込み2
5,25部分の各エッジ26は路面に食い込み、局部的
にグリップを増大して路面に対するクローラベルト10
の接触面圧の不足を補い、雪上路や氷上路などでの走行
安定性と、ぬかるみでの牽引性能とを向上させる。ま
た、矩形断面凸部13cの長手方向に沿った切込み2
5,25部分は路面上の水膜を吸入且つ側方に排出す
る。この矩形断面凸部13cの作用は、他の凸部13
a,13b,13d,14a〜14d,15a〜15d
においても同様である。
【0020】一方、略へ字形状の凸条13〜15は、ベ
ルト走行方向に複数本の単位に設けられ、ベルト幅方向
に延びる狭幅な横溝16で各ブロックエリア17に区画
され、ベルト走行方向に延びる縦溝21〜23で分割さ
れている。例えば、図2からも明らかなように、ベルト
走行方向には、クローラベルト10の両サイドにおけ
る、少なくとも1個の矩形断面凸部13cに少なくとも
1個の円弧断面凸部14,15cを組合せて1ブロック
とし、隣り合うブロック間同士を、ベルト幅方向に延び
る横溝16で区画したものである。このため、クローラ
ベルト10は、各凸部13a〜13d,14a〜14
d,15a〜15d間が開放され且つベルト走行方向に
逆傾斜した配列になるので、路面走行時の排水性が良く
雨中などで濡れた路面、雪上路、氷上路などを走行した
場合でも安定した走行ができ、直進安定性が確保され
る。
【0021】ベルト本体12の両端、すなわち、クロー
ラベルト10の両サイドには矩形断面凸部13c,13
dと円弧断面凸部14c,14d,15c,15dとが
混在しているので、クローラベルト10の走行時に、路
面の凹凸に矩形断面凸部13c,13dのエッジ13A
が間欠的に当たるだけであり、従来の矩形断面凸部だけ
のものと比較して振動や騒音(ロードノイズ)が低減さ
れる。また、円弧断面凸部14c,14d,15c,1
5dが混在しているので、エッジが路面のわだちなどに
引っ掛かり難くく直進安定性が向上し、更に、ぬかるみ
の泥等が凹凸部から排出され易いので、ぬかるみでの牽
引性能も確保される。
【0022】このように、本実施例のクローラベルト
は、パターンを横溝及び縦溝で分割することで排水性を
高め、ベルト本体の両端に矩形断面凸部と円弧断面凸部
とを混在させることでロードノイズを低減し、各凸部の
上部に切込みを入れることでグリップを増大させるよう
にしたので、舗装路や非舗装路、雨中などで濡れた路
面、雪上路、氷上路、ぬかるみや農地等の軟弱地など各
種路面での走行性が向上し、比較的高速での走行も良好
である。
【0023】図8は本発明に係るクローラベルトの他の
実施例の要部拡大図である。この実施例は、凸部とサイ
ドガイド部との配置関係を特定したものであり、他の構
成については図1〜図7で示した先の実施例と同一であ
るので、同一符号を付しその説明を省略する。なお、ク
ローラベルト10はクローラ式走行車1の進行方向左側
だけを説明し、右側のクローラベルト10については左
右対称なので説明を省略する。
【0024】クローラベルト10のベルト本体12に
は、後に詳しく述べる複数の外側サイドガイド部31と
内側サイドガイド部32とが裏面(接地面と反対側の
面。以下同じ。)に配置され、このサイドガイド部3
1,32は各第1凸条13における各矩形断面凸部13
c,13dの略中央を通りベルト幅方向に延びる線P上
の裏側に配置されている。
【0025】図9は図8の9−9線断面図であり、前記
サイドガイド部31,32がベルト本体12から一体的
に突設され、想像線で図示する通りに後輪5及び遊転輪
6にベルト本体12が取付られていることを示す。各サ
イドガイド部31,32は、先端方向に先細りで相対向
するテーパ状に形成され、これらの相対向するテーパ面
には補強板33,34が固着され、これらの補強板は、
ベルト本体12に埋設された帯状の連結部材35と固着
されている。これにより、各サイドガイド部31,32
は相互に対向する方向の補強をされる。
【0026】なお、外側サイドガイド部31内におい
て、連結部材35には補強リブ35aが固着され、矩形
断面凸部13cへの作用力を直接的にこの連結部材に伝
達する構造とされている。ベルト本体12は多数の芯線
36を埋設することにより補強されている。前記連結部
材35は芯線36に包囲されベルト本体12と一体化さ
れている。
【0027】図10は本発明に係るクローラベルトの他
の実施例の要部裏面図であり、外側サイドガイド部31
はベルト本体12に図8の線Pの位置に点在しており、
ベルト本体12の図面表裏方向の変形を妨げない。内側
サイドガイド部32も同様である。従って、クローラベ
ルト10はベルト走行方向の変形が自在である。
【0028】このように、本実施例のクローラベルト1
0は、接地面側に形成された矩形断面凸部13c,13
dと、この裏側に配置された各サイドガイド部31,3
2とが、相互に剛性を補完し合っている。このため、図
9で示すようにエッジ断面が矩形形状とされた矩形断面
凸部13c,13dは、裏側に配置された各サイドガイ
ド部31,32で補強され、走行時の変形が少ないので
不整地などでの直進安定性が良い。
【0029】接地している矩形断面凸部13c,13d
の裏側にある、サイドガイド部31,32が後輪5や遊
転輪6のサイド部5a,6aで押圧されると、クローラ
ベルト10には左右方向に押圧力が作用する。しかし、
矩形断面凸部と路面との間には、押圧力と反対方向の摩
擦力が作用するので、クローラベルトは左右方向への移
動を阻止され、押圧力によってサイドガイド部が外側に
変形しようとする。
【0030】この時、このサイドガイド部31,32の
真下に一体形成された矩形断面凸部13c,13dは、
矩形形状のエッジが路面と当接してサイドガイド部の変
形を制限する。従って、後輪5または遊転輪6が左右方
向に移動しても、サイドガイド部31,32から脱輪し
ない。
【0031】なお、上記実施例においてクローラベルト
10を装着するクローラ式走行車1は、軽トラックタイ
プの後輪駆動・クローラ式6輪車に限定されるものでは
なく、他の形式の車両にも適用できる。また、クローラ
ベルト10はゴム材に限らず、プラスチックなど他の可
撓性材料でも差し支えなく、構造は一体のものでも分離
したもの(例えば関節・鎖型クローラ)でもよい。そし
て、このクローラベルト10はゴム製空気入りタイヤを
有する車輪5による駆動方式に限定されず、例えばスプ
ロケット車輪による駆動方式でもよい。
【0032】各溝16,21〜23の形状、寸法及び数
量は路面走行時の排水性、クローラベルト10の直進安
定性やロードノイズを考慮して設定すればよく、各凸条
13〜15はこれに基ずき、各ブロックエリア17内に
設けられる数量や、ベルト幅方向に分割される数量を設
定される。矩形断面凸部13c,13dと円弧断面凸部
14c,14d,15c,15dとはベルト本体12の
両端に混在され、また、これらの円弧断面凸部はエッジ
断面が実質的に円弧形状とされ、ロードノイズの低減、
わだち路面での直進安定性、ぬかるみでの牽引性能の確
保がされるものであればよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、クローラベルトの両サイドにおける
凸部を、矩形断面凸部と円弧断面凸部とで構成したの
で、クローラベルトの走行時に、路面の凹凸にクローラ
ベルトの両サイドにおける矩形断面凸部のエッジが間欠
的に当たるだけであり、ロードノイズが低減する。ま
た、クローラベルトの両サイドに矩形断面凸部と円弧断
面凸部が混在しているので、エッジが路面のわだちなど
に引っ掛かり難くく直進安定性が向上し、更に、ぬかる
みの泥等が凹凸部から排出され易いのでグリップが大き
くなり、ぬかるみでの牽引性能を確保できる。更に、ク
ローラベルトの両サイドにおける矩形断面凸部とサイド
ガイド部とが相互に剛性を補完し合うことにより、矩形
断面凸部がサイドガイド部で補強され変形が少ないの
で、不整地などでのクローラベルトの直進安定性が良く
なる。 更にまた、矩形断面凸部は路面によって下向きの
変化が制限され、この矩形断面凸部と一体形成されたサ
イドガイド部の変形も制限されるので、仮にサイドガイ
ド部に後輪や遊転輪から大きな水平力が作用したとして
も、サイドガイド部の変形は微小となり脱輪の心配がな
い。
【0034】請求項2は、少なくとも1個の矩形断面凸
部に少なくとも1個の円弧断面凸部 を組合せて1ブロッ
クとし、隣り合うブロック間同士をベルト幅方向に延び
る横溝で区画したので、路面走行時の排水性が良く雨中
などで濡れた路面、雪上路、氷上路などを走行した場合
でも安定した走行ができ、直進安定性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクローラ式走行車の概略側面図
【図2】本発明に係るクローラベルトの要部拡大図
【図3】図2の3−3線の拡大断面図
【図4】図2の4−4線の拡大断面図
【図5】図2の5−5線の拡大断面図
【図6】本発明に係るクローラベルトの要部拡大斜視図
【図7】本発明に係る凸部の作用説明図
【図8】本発明に係るクローラベルトの他の実施例の要
部拡大図
【図9】図8の9−9線の断面図
【図10】本発明に係るクローラベルトの他の実施例の
要部裏面図
【符号の説明】
1…クローラ式走行車、10…クローラベルト、12…
ベルト本体、13…第1凸条、13a〜13d…凸部
(矩形断面凸部)、13A…エッジ、14…第2凸条、
14a,14b…凸部(矩形断面凸部)、14c,14
d…凸部(円弧断面凸部)、14A…エッジ、15…第
3凸条、15a,15b…凸部(矩形断面凸部)、15
c,15d…凸部(円弧断面凸部)、16…横溝、17
…ブロックエリア、21〜23…縦溝、25…切込み、
31…サイドガイド部(外側サイドガイド部)、32…
サイドガイド部(内側サイドガイド部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 隆弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 酒井 謙一 大阪府岸和田市額原町652−2 (56)参考文献 特開 平4−129889(JP,A) 実開 昭55−78581(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 55/253 B62D 55/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地面側に複数の凸部をパターン形成
    し、裏面に複数の脱輪防止用サイドガイド部を備えたク
    ローラベルトにおいて、このクローラベルトの両サイド
    における凸部を、矩形断面凸部と円弧断面凸部とで構成
    し、前記サイドガイド部を、前記矩形断面凸部の裏側に
    配置したことを特徴とするクローラベルト。
  2. 【請求項2】 少なくとも1個の前記矩形断面凸部に少
    なくとも1個の前記円弧断面凸部を組合せて1ブロック
    とし、隣り合うブロック間同士をベルト幅方向に延びる
    横溝で区画したことを特徴とする請求項1記載のクロー
    ラベルト。
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